JP3965250B2 - 印鑑又は住所氏名等の届書用紙 - Google Patents

印鑑又は住所氏名等の届書用紙 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印鑑又は住所氏名等の届書用紙、詳しくはこれらの変更を届出る届書用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
官庁又は団体へ印鑑又は住所氏名等の変更を届出る届書用紙の中に複写式構造をもった用紙がある。
【0003】
図4、図5は従来技術による印鑑の届書用紙を示している。図4において、用紙本体1は「印鑑届」などの表題部2、届出人の番号又は記号などを記載する番号欄3、届出人の住所、氏名を記載する届出人欄4、届出人の印鑑を押印する印鑑欄5を有しており、その他、受付日等を記載する欄などを設けたものである。
【0004】
図5は図4における届出人欄及び印鑑欄の断面図であり、届出人欄4及び印鑑欄5は、顔料発色紙10の表面に乳化剤被膜11を形成した顔料型発色紙層12と、プラスチックフィルム13の表面に塗布したシリコンによりシリコン被膜14を形成した剥離紙層15と、届出人欄4及び印鑑欄5の表面部を形成する表面用紙16とからなり、剥離紙層15のプラスチックフィルム13の面と顔料型発色紙層12の乳化剤被膜11の面を接着剤17により接着し、表面用紙16の裏面に接着剤18を塗布して剥離紙層15のシリコン被膜14の表面に剥離可能に接着したものである。
【0005】
一般には、上記構造の届出人欄4及び印鑑欄5は顔料型発色紙層12の顔料発色紙10の面に接着剤19を塗布して図示しないセパレータ紙に連続して剥離可能に貼着した状態で製造される。そして、別に製造した用紙本体1の所定欄に届出人欄4及び印鑑欄5をセパレータ紙から剥がして貼着し、図示した態様の届書用紙を形成している。
【0006】
届書用紙を使用するには、届出人欄4の住所、氏名欄にボールペンなどにより住所、氏名を強く記入し、又、印鑑欄5に押印する。表面用紙16を介して強く記載された文字は乳化剤被膜11が逃げた現象を生じ、このため背面の顔料発色紙10の色を表面から目視することができるようになる。次いで届出人欄4及び印鑑欄5は表面用紙16を剥離紙層15の部分から剥離して図示しない台帳等に貼着する。
【0007】
上記の手順を経ることにより、届書用紙と台帳にそれぞれ届出人の住所、氏名が記録されるが、従来技術においては印鑑欄5に押印した印影が顔料型発色紙層12に対して鮮明に発色しないという問題があった。このため、現場では印鑑押印時に強く押印するように指導しているが、顔料発色紙と乳化剤を組み合わせた顔料型発色紙層はボールペンのような先端が尖ったもので押圧したときは発色状態がよいが、印鑑については輪郭以外ほとんど発色しないままであった。
【0008】
従来技術における届書用紙のうち顔料型発色紙層を組み込んだ用紙は、複写式構造でありながら印鑑欄に押印した印影が鮮明に発色しないので記録として不十分なものであり何らかの改善が望まれていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、顔料型発色紙層を使用した届書用紙において印鑑欄は表面並びに顔料型発色紙層に直接押印ができ、鮮明な印影が記録できるようにした届書用紙を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
解決手段の第1は、届出人欄及び印鑑欄が、顔料型発色紙層と剥離紙層と表面用紙とからなり、上記表面用紙の裏面に接着剤を塗布して上記剥離紙層に剥離可能に接着し、上記剥離紙層の裏面に接着剤を塗布し印鑑欄の位置に当該印鑑欄と対応する大きさの剥離紙を剥離可能に接着して上記顔料型発色紙層に接着し、上記顔料型発色紙層の裏面に接着剤を塗布して用紙本体の所定欄に接着したことを特徴とするものである。
【0011】
解決手段の第1及び第2は、解決手段の第1において、顔料型発色紙層が、顔料発色紙の表面に乳化剤皮膜を形成したものであることを特徴とし、また、剥離紙層が、プラスチックフィルムの表面にシリコン皮膜を形成したものであることを特徴としている。
【0012】
届出人欄には、ボールペン等を使用して強く住所、氏名を記入する。印鑑欄は、顔料型発色紙層に押印して第1の印影を記録する。次いで剥離紙を剥がして剥離紙層と顔料型発色紙層を接着し、表面用紙に同一印鑑による第2の印影を記録する。届出人欄及び印鑑欄には、表面用紙と顔料型発色紙層の双方に同一の文字と印影が記録される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1から図3は本発明に係る印鑑の届書用紙を示しており、図1は届書用紙を示す全体の斜視図、図2は届出人欄及び印鑑欄の断面図、図3は使用の順序を示す断面図である。
【0014】
実施例の届書用紙において、図4及び図5において使用した符号と同一符号を付した部材は、従来技術を説明した部材と同じものである。すなわち、届出人欄4及び印鑑欄5は、表面用紙16と剥離紙層15と顔料型発色紙層12とからなり、表面用紙16の裏面に剥離紙層15を剥離可能に接着し、剥離紙層15の裏面に顔料型発色紙層12を接着した状態で用紙本体1に接着したものである。
【0015】
なお、実施例においては、用紙本体1並びに表面用紙16は上質紙を使用している。
【0016】
図2において、印鑑欄5は剥離紙層15と顔料型発色紙層12との間に剥離紙30を剥離可能に設けたものである。すなわち、剥離紙30は印鑑欄5と同じ大きさに形成して表面にシリコン31を塗布し、該シリコン31の塗布面を剥離紙層15の裏面に塗布された接着剤17に剥離可能に接着したものであり、顔料型発色紙層12と剥離紙層15とが接着されていない構造としている。
【0017】
次に、図3を参照して届書用紙の使用順序を説明する。まず、届出人欄4にボールペンなどを使用して強く住所、氏名を記入すれば、表面用紙16に記載した文字が顔料型発色紙層12に発色する。又、印鑑欄5は、表面用紙16を剥離紙層15の裏面に設けた剥離紙30と共にめくり、顔料型発色紙層12に直接押印して第1の印影40を記録する(図3A)。
【0018】
次いで、剥離紙30を剥離紙層15から剥がして当該剥離紙層15を顔料型発色紙層12に接着する。続いて剥離紙30を取り除いた印鑑欄5の表面に同じ印鑑を使用して再度押印して第2の印影41を記録する(図3B)。
【0019】
この構造は、図5に示す従来技術の構造と同一であるが、実施例の印鑑欄5は、顔料型発色紙層12に第1の印影40が記録され、又、表面用紙16に第2の印影41が記録されている。なお、第1の印影40と第2の印影41が同一であることは勿論である。上記した順序で届出人が作成した印鑑届は、届出人欄4及び印鑑欄5の表面用紙16を剥離紙層15から剥がし、第2の印影41が記録された表面用紙16を図示しない台帳に貼着する(図3C)。
【0020】
表面用紙16が剥離された届出人欄4及び印鑑欄5は、住所、氏名が顔料型発色紙層12に発色して記録され、又、顔料型発色紙層12に直接押印された第1の印影40が記録されるので、届出された印影が鮮明に記録される。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、顔料型発色紙層を使用した複写式構造の届書用紙において印影を顔料型発色紙に直接記録するものであるから、届出された印影が台帳貼付用及び届書用紙の双方に鮮明な状態で記録できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】届書用紙の実施例が印鑑届であるものを示す全体の斜視図。
【図2】届出人欄及び印鑑欄の断面図。
【図3】印鑑届を使用する順序を示す断面図。
【図4】従来技術による印鑑届の斜視図。
【図5】従来技術における届出人欄及び印鑑欄の断面図。
【符号の説明】
1 用紙本体
2 表題部
3 番号欄
4 届出人欄
5 印鑑欄
10 顔料発色紙
11 乳化剤被膜
12 顔料型発色紙層
13 プラスチックフィルム
14 シリコン被膜
15 剥離紙層
16 表面用紙
17 接着剤
18 接着剤
19 接着剤
30 剥離紙
31 シリコン
40 第1の印影
41 第2の印影

Claims (3)

  1. 届出人欄及び印鑑欄が顔料型発色紙層(12)と剥離紙層(15)と表面用紙(16)とからなり、該表面用紙(16)の裏面に接着剤(18)を塗布して上記剥離紙層(15)に剥離可能に接着し、該剥離紙層(15)の裏面に接着剤(17)を塗布し印鑑欄の位置に当該印鑑欄と対応する大きさの剥離紙(30)を剥離可能に接着して上記顔料型発色紙層(12)に接着し、該顔料型発色紙層(12)の裏面に接着剤(19)を塗布して用紙本体(1)の所定欄に接着したことを特徴とする印鑑又は住所氏名等の届書用紙。
  2. 顔料型発色紙層(12)が、顔料発色紙(10)の表面に乳化剤被膜(11)を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の印鑑又は住所氏名等の届書用紙。
  3. 剥離紙層(15)が、プラスチックフィルム(13)の表面にシリコン被膜(14)を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載の印鑑又は住所氏名等の届書用紙。
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