JPS6018554B2 - エンボス型押印刷法 - Google Patents

エンボス型押印刷法

Info

Publication number
JPS6018554B2
JPS6018554B2 JP4639776A JP4639776A JPS6018554B2 JP S6018554 B2 JPS6018554 B2 JP S6018554B2 JP 4639776 A JP4639776 A JP 4639776A JP 4639776 A JP4639776 A JP 4639776A JP S6018554 B2 JPS6018554 B2 JP S6018554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embossing
printing
convex
ink
embossed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4639776A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52130719A (en
Inventor
一宇 中野
悟郎 江川
勝也 草刈
康弘 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP4639776A priority Critical patent/JPS6018554B2/ja
Publication of JPS52130719A publication Critical patent/JPS52130719A/ja
Publication of JPS6018554B2 publication Critical patent/JPS6018554B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ェンボス型押印刷法に関するものであり、更
に詳しくは、熱可塑性樹脂層にェンボス型押と印刷とを
同時に行うェンボス型押印刷法、通称、バレー・プリン
ト法に関するものであり、主に、極めて美麗に装飾した
高級化粧材を製造することを目的とするものである。
従来、ェンボス型押印刷法としては、種々の方法が開発
され、提案されているが、一般的には、第1図に示すよ
うに、周面に凸状押型部1を有するェンボス型ロール2
を使用し、該ェンボス型ロール2周面の凸状押型部1の
頂部にインキ3をインキパン5からインキロール6,7
を介して供給しながら、凸状押型部1を素材4に押しつ
けて型押を行う。
而して、このように型押を行うと、素材4は凸状押型都
1によってェンボス成形されると同時にその凹部の底部
にインキ3がプリントされる機構によって行なわれてい
る。この場合、素材としては、通常、熱可塑性樹脂層が
適用され、その軟化点まで加熱して型押を行ない、次い
で急冷すると、ェンボス型ロール2の凸状押型部1のェ
ンボス模様と同じェンボス模様が素材に形成される。
しかしながら、上記のようなェンボス型押印刷法におい
ては、押型の頂部にインキを付着させて型押しと同時に
印刷を行うのであるが、インキは凸状押型の頂部だけで
なく、その他の部分にも付着し、これによる汚染がひど
く、通常は、押型の比較的深い、例えば400山以上の
深さを持つようなものでなければ押型部以外の凹部にイ
ンキ付着による汚れを生じ葵用上困難がある。
このため、ふつうは、型押の模様、対象の素材等に多く
の制約があり、でき上ったものの表面装飾性においても
やや劣る所があり、一般的には、化粧材においては普通
のェンボス工程と印刷工程との組合せにより製造されて
いるのが実状である。特に、素材が熱可塑性樹脂層の場
合には、仕上げ表面の材質感等を調整するために、押型
の凸部、凹部ともに素材に接して型押することが多く、
このために押型の深さはェンボスされるべき素材の厚み
と同等またはそれ以下にすることによって行われている
従って、バレープリントを施すには、合成樹脂層が充分
に厚く、例えば400山以上ないと押型部以外のインキ
による汚れがひどく実用は困難となり殆んど市販されて
いる加工品がないのが実状である。本発明による製造法
は、前記のような諸檀の制約をこえて、インキによる汚
染を防止し、比較的薄い合成樹脂層、例えば100r以
下の場合に於ても、バレープリントを容易に行うことを
可能とするものである。
すなわち、本発明は、凹部を形成すると同時に該凹部の
底面に印刷するェンボス型押印刷法において、凸状押型
部と、該押型部以外の全域に微4・な点ないし線状の凸
状柱部とを有するェンボス型押印刷版を使用してェンボ
ス型押印刷することを特徴とするェンポス型押印刷法で
ある。
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
先ず、上記の本発明にかかるェンボス型押印刷版の構成
について説明すると、これは、第2図に示すように、ヱ
ンボス型押用基板またはロール11の周面にェンボス模
様を形成する凸状押型部12が形成され、更に、該凸状
押型部以外の全域に微小な点ないし線状の凸状柱部13
が形成されている構成からなるものである。而して、本
発明において、上記のような構成からなるェンボス型押
印刷版を製造するには、例えば、以下の工程で本発明に
使用するェンボス型押版を作製することができる。
(iー 型押ししようとする模様の原稿から製版用フィ
ルムを使用して原稿のネガを写真製版する。
(ii)写真製版用コンタクトスクリーン或いはガラス
スクリーン等を使用して面積5%程度のハイライトドッ
トからなるドット模様のネガを写真製版する。胴(i)
及び皿の工程で得た両ネガを合成した合成ネガを写真製
版する。
M 次に型押しロールの周面全体に感光性塗膜を塗布し
qii}の工程で得た合成ネガを露光焼き付けした後現
象処理して所要の押型及び絹点からなる耐腐蝕性層を形
成させる。
M 前記型押しロール腐蝕用の腐蝕液、例えば硝酸、塩
化第2鉄溶液等で耐腐蝕性届で被覆されてし、ない裸出
部分を腐蝕して本発明に使用するェンポス型押版を得る
尚、上記のェンボス型押印刷版において、凸状押型部の
形状としては、型押して目的とするェンボス模様の種類
によって種々のものがあるが、例えば、木目模様、石目
模様、布目模様等にあっては、それぞれ導管部、石目部
、布目部を形成する凸部、その他抽象柄等にあっては、
これと同調する凸部等の形状等をとり得る。
また、上記のェンボス型押印剛版において、微小な点な
いし線状の凸状柱部13としては、この凸状柱部13の
頂部が微小な点ないし線状を構成し、その大きさが直径
20〜80山程度の点、或は任意の長さの中20〜80
山程度の線であり、頂部の面積が全体の10%以下程度
のものを適用することができ、就中、小さい方が好まし
い結果が得られる。
又、本発明において、ェンボス型押印刷版における凸状
押型部と凸状柱部の高さとしては、それぞれ50ム程度
以上からで充分であり、勿論これ以上になることは差支
えないものである。
次に、本発明において、上記のようなェンボス型押印続
U版を使用してェンボス型押印席Uする方法について説
明すると、かかる方法は通常のバレープリント法で行う
ことができ、例えば第3図に示すように、先ず、本発明
にかかるェンポス型押印刷版Aにインキ3をインキパン
5からインキロール6.7等を介して供給すると、イン
キ3は、ェンポス型押印刷版Aの凸状押型部12の頂部
pに付着すると共に凸状柱部13の微小な点ないし線状
の頂部qに付着する。
次に、本発明においては、上記のようにインキが付着し
たェンポス型押印刷版Aを使用して素材4に押圧成形印
刷を行うと、素材4上にはェンポス型神印刷版Aの凸状
押型部12によって凹部14が形成されると同時に該凹
部14の底部rにインキ3が付着し、更に、ェンボス型
押印剛版Aの凸状柱部qによって微小な点ないし線状の
凹部15も形成されると共に、その部分にわずかのイン
キが付着する。
而して、本発明において、素材4上に形成されたェンポ
ス型押印刷版Aの凸状押型部12による凹部15及びそ
の底部rに付着したインキはェンボス模様を構成して装
飾性を帯びて肉眼で視議することができ、他方、ェンボ
ス型押印刷版Aの凸状柱部qによる点ないし線状の凹部
15及びこれに付着したインキは、極めて微小であるこ
と、更には又、例えば、素材が熱可塑性樹脂層の場合に
は、成形時による熱流動による変化等によって、肉眼で
視認し難いものである。
すなわち、本発明のェンボス型押印刷版を使用してェン
ボス型押印刷すると、凸状押型部による凹部及びこの底
部に付着したインキはヱンボス模様を構成して装飾性を
帯びるが、該凸状押型部以外に付着するインキは、該凸
状柱部が微小な点ないし線状で構成されているのできわ
めてわずかであり、これが素材に転移しても肉眼では視
認し難いものであるから、押型部のェンボス模様による
装飾効果を損うことのない製品を得ることができる。
更にこれまでは、ェンポスされる素材の厚みが薄い場合
に、深いェンボス押型を使用するときは素材の凹部では
裏面に達することがあり製品を損うことになったが、こ
の発明の版を使用するときは加圧の調整が容易であり、
そのために通常使用される素材より厚みの薄いものが使
用可能となり経済的である。
又、使用されるェンボス版、ェンボス型押印刷機、素材
の厚み等の精度条件についてもゆるやかになるので、容
易に通常のェンボス及びェンボス型押印刷を行うことが
できる利点がある。上記において、素材としては、ェン
ポス模様を形成し得るものであればいずれのものでもよ
く、例えば、各種の紙、各種の熱可塑性樹脂のフィルム
ないしシート単体、或はこれらを他の基村に鰭層した複
合材、或は、熱可塑性樹脂をビヒクルとして含む組成物
を他の基材にコーティングして該組成物による腰を形成
したもの等のいずれのものでも使用することができる。
上記において、熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、塩化
ビニルー酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリアクリロニトリル、ポリスチレン、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリピニルホ
ルマール、塩化ピニルーアクリロニトリル共重合体、ス
チレンーアクリロニトリル共重合体、ポリアクリル酸樹
脂、ポリメタクリル酸樹脂、ABS樹脂、ポリカーボネ
ート、ポリアミド、ポリエステル、アセテートその他等
の各種の熱可塑性樹脂を使用することができる。
又、上記において、他の基材としては、例えば、木材、
合板、金属板、紙、樹脂のフィルムないし板状物、ガラ
ス板、不燃性ないし準不燃性板、その他等を使用するこ
とができる。
本発明において、上記のような基材に熱可塑性樹脂層を
形成するには、例えば、通常のコーティング法、印刷法
、貼合せ法その他等の手段で行い得る。
尚、本発明において、熱可塑性樹脂層には、それ自身で
或はその上に、例えば、木目模様、布目模様、石目模様
、抽象柄、塗料塗膜その他等の任意の模様或は被膜等が
形成されていてもよい。
次に実施例をあげて更に具体的に説明する。実施例 1 塩化ビニル樹脂をビヒクルとする塗料を0.6ミリ電気
亜鉛メッキ鋼板に塗布、乾燥し、次いでこの上に塩化ビ
ニル樹脂をビヒクルとするインキ組成物を使用してグラ
ビアオフセット印刷方式で印刷して木目模様を形成した
次に、鋼板を150oo近辺に再加熱して塗膜面に熱軟
化させた状態で、木目模様の導管部に相当する部分に凹
部を形成しかつその凹部の底部にインキを付着させ得る
凸部と、該凸部以外の全域に網点状の微小な柱部を有す
るェンボスロールでバレープリントを行なった。
塗料膜厚は100ムであるのに対し、ェンボスロールの
深さは50仏であったが、バレープリントを行うと、木
目模様の導管部が凹部を形成しかつその底部が着色され
たェンボス模様を構成して、立体感、深み、写実性に富
む化粧鋼板を得た。
押型部以外は、13筋擬/0寸のピッチで大きさ直径3
0仏の絹点を以つ全域に覆われたェンボスロールを使用
したので、インキを全面均一に着肉するにはごくふつう
のバレープリント・ェンボス機で支障なく行うことがで
きた。実施例 2 塩化ビニール樹脂フィルムに予め木目印刷を行った後、
10000以上に急激に加熱し本発明による構成をもつ
ェンボスロールでバレープリントを行った。
フィルム膜厚200rに対し、ヱンボスロールの深さ1
00一とし押型部は木目の導管部その他の全域は、12
脇嫁/吋のピッチで大きさ直径30rの網点よりなるェ
ンボスロールを使用したバレープリントェンボス機で成
型印刷を行い、木目導管部が着色ェンボスされた深味の
ある木目調塩化ビニール化粧紙を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従釆のバレープリント法の印刷機構の概略を
説明する機構図、第2図は、本発明のヱンボス型押印刷
版の構成を示す概略断面図、第3図は、本発明のェンボ
ス型押印刷版を使用してェンボス型押印刷する機構の干
鱗略を説明する機構図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明、A・・・・・・ェ
ンポス型押印刷版、3・・・・・・インキ、4・・・・
・・素材、12・・・…凸状押型部、13・・・…凸状
柱部。 第1図第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 凹部を形成すると同時に該凹部の底面に印刷するエ
    ンボス型押印刷法において、凸状押型部と、該押型部以
    外の全域に微小な点ないし線状の凸状柱部とを有するエ
    ンボス型押印刷版を使用してエンボス型押印刷すること
    を特徴とするエンボス型押印刷法。
JP4639776A 1976-04-23 1976-04-23 エンボス型押印刷法 Expired JPS6018554B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4639776A JPS6018554B2 (ja) 1976-04-23 1976-04-23 エンボス型押印刷法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4639776A JPS6018554B2 (ja) 1976-04-23 1976-04-23 エンボス型押印刷法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52130719A JPS52130719A (en) 1977-11-02
JPS6018554B2 true JPS6018554B2 (ja) 1985-05-10

Family

ID=12746003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4639776A Expired JPS6018554B2 (ja) 1976-04-23 1976-04-23 エンボス型押印刷法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018554B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3596146B2 (ja) * 1996-02-16 2004-12-02 マックス株式会社 チェックライタ
JP4697156B2 (ja) 2007-02-28 2011-06-08 トヨタ自動車株式会社 回路基板の製造方法
JP4916516B2 (ja) * 2007-10-04 2012-04-11 武内プレス工業株式会社 加飾容器の製造方法
JP6229186B2 (ja) * 2015-08-21 2017-11-15 株式会社ジャパンニューファニチァ 木目板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52130719A (en) 1977-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4382964B2 (ja) 水圧転写シート及びその製造方法
US2510750A (en) Inlay transfer method of printing thermoplastic films
JPS6018554B2 (ja) エンボス型押印刷法
JPS642520B2 (ja)
JPS583807B2 (ja) エンボス版の製造方法
JPH0796699A (ja) 無機系化粧板の製造方法
JPH0478120B2 (ja)
JPH0380107B2 (ja)
JPS55111227A (en) Production of polyester resin decorative laminated board
JPS6358102B2 (ja)
JPS5936599B2 (ja) 凸状の金属光沢模様およびその金属光沢模様の現出方法
JPH0350719B2 (ja)
US11602945B2 (en) Multi-purpose acid-etched metallic stamps and dies
JPH0239395B2 (ja)
JPS60187583A (ja) ホツトスタンピング用箔及びその製法
JPS6239276A (ja) 部分的に金属光沢部を有する転写箔
JPH071826A (ja) エンボス転写方法
US1143767A (en) Process of producing printed and embossed sheets.
JPS5835490Y2 (ja) 熱可塑性合成樹脂板を基板とした箔押し転写表示板
JPS6217269Y2 (ja)
JPS59220356A (ja) オフセツト印刷の施こされたアルミニウムキヤツプの製造方法
JPS6113359Y2 (ja)
JPH05270199A (ja) 化粧板の製造方法
JPH04256765A (ja) ゲーム機類用化粧パネルの製造方法
JPH06115296A (ja) 転写フィルムの製造方法