JP2553471Y2 - 扇 - Google Patents
扇Info
- Publication number
- JP2553471Y2 JP2553471Y2 JP1992054963U JP5496392U JP2553471Y2 JP 2553471 Y2 JP2553471 Y2 JP 2553471Y2 JP 1992054963 U JP1992054963 U JP 1992054963U JP 5496392 U JP5496392 U JP 5496392U JP 2553471 Y2 JP2553471 Y2 JP 2553471Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- paper
- thermoplastic resin
- layer
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45B—WALKING STICKS; UMBRELLAS; LADIES' OR LIKE FANS
- A45B27/00—Ladies' or like fans
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/06—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the heating method
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B2037/0092—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding in which absence of adhesives is explicitly presented as an advantage
Landscapes
- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は扇に関し、詳しくは、熱
可塑性樹脂がコーティングされた層を有する団扇、扇子
などに関する。
可塑性樹脂がコーティングされた層を有する団扇、扇子
などに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の扇、例えば団扇は、一般印刷紙の
一側面又は両面に熱可塑性樹脂がコーティングされてい
て、コーティングされた面が合うように印刷紙が半分に
折畳まれて、その間に団扇の骨が挿入される。そして、
印刷紙の上部が熱圧着されて団扇が製造される。このよ
うな団扇は、印刷紙の一側面にコーティングされた熱可
塑性樹脂の接着力により、団扇の骨を除いた部分の印刷
紙がお互いに接着されている。
一側面又は両面に熱可塑性樹脂がコーティングされてい
て、コーティングされた面が合うように印刷紙が半分に
折畳まれて、その間に団扇の骨が挿入される。そして、
印刷紙の上部が熱圧着されて団扇が製造される。このよ
うな団扇は、印刷紙の一側面にコーティングされた熱可
塑性樹脂の接着力により、団扇の骨を除いた部分の印刷
紙がお互いに接着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、印刷紙に熱可
塑性樹脂をコーティングして製造される従来の団扇は、
紙に熱可塑性樹脂をコーティングしてこれらを接着した
ものであるから、破れ易く、湿気等に極めて弱く、弾力
性に乏しいという問題点を有する。そこで、本考案は、
上記従来技術の有する問題点を解消し、弾性に優れ、容
易に破れず、湿気に強い扇を提供することを目的とす
る。
塑性樹脂をコーティングして製造される従来の団扇は、
紙に熱可塑性樹脂をコーティングしてこれらを接着した
ものであるから、破れ易く、湿気等に極めて弱く、弾力
性に乏しいという問題点を有する。そこで、本考案は、
上記従来技術の有する問題点を解消し、弾性に優れ、容
易に破れず、湿気に強い扇を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案にかかる扇の特徴構成は、OPPフィルムの
背面に印刷層が形成されていると共に、この印刷層に熱
可塑性樹脂コーティング層が形成されていて、前記コー
ティング層が内側に向くように、このコーティング層付
着フィルムが半分に折畳まれた状態において、その間に
繊維組織のノル紙と扇の骨とが挿入されて、これらが熱
圧着されてなり、前記ノル紙と扇の骨とからなる層を芯
材としてその両面に、前記フィルム、印刷層、熱可塑性
樹脂コーティング層が対称的に配置されてなる点にあ
る。
め、本考案にかかる扇の特徴構成は、OPPフィルムの
背面に印刷層が形成されていると共に、この印刷層に熱
可塑性樹脂コーティング層が形成されていて、前記コー
ティング層が内側に向くように、このコーティング層付
着フィルムが半分に折畳まれた状態において、その間に
繊維組織のノル紙と扇の骨とが挿入されて、これらが熱
圧着されてなり、前記ノル紙と扇の骨とからなる層を芯
材としてその両面に、前記フィルム、印刷層、熱可塑性
樹脂コーティング層が対称的に配置されてなる点にあ
る。
【0005】
【考案の効果】本考案にかかる扇は、以上のような構成
になっていて、印刷紙を使用せず、直接OPPフィルム
に印刷層があるため、湿気等に極めて強く、容易に破れ
ず、しかも、熱可塑性樹脂がノル紙に溶けて接着される
ので、弾力に優れた扇を提供することができた。
になっていて、印刷紙を使用せず、直接OPPフィルム
に印刷層があるため、湿気等に極めて強く、容易に破れ
ず、しかも、熱可塑性樹脂がノル紙に溶けて接着される
ので、弾力に優れた扇を提供することができた。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。この実施例にかかる扇は、図1に示すよう
な形状の団扇であり、その部分断面形状は図2に示すよ
うに構成されている。即ち、この団扇は、OPPフィル
ム(配向ポリプロピレン樹脂フィルム)1の背面にグラ
ビア印刷をした印刷層2が形成されていて、この印刷層
2に熱可塑性樹脂3がコーティングされている。そし
て、熱可塑性樹脂コーティング層3が内側に向き合うよ
うにOPPフィルム1が半分に折畳まれ、その間にノル
紙と扇の骨が挿入されてなる。そして、これらが加熱し
ながら上から加圧されて、印刷層3にコーティングされ
た熱可塑性樹脂コーティング層3が溶け、これがノル紙
4の繊維組織に浸透して接着されてなるものである。
に説明する。この実施例にかかる扇は、図1に示すよう
な形状の団扇であり、その部分断面形状は図2に示すよ
うに構成されている。即ち、この団扇は、OPPフィル
ム(配向ポリプロピレン樹脂フィルム)1の背面にグラ
ビア印刷をした印刷層2が形成されていて、この印刷層
2に熱可塑性樹脂3がコーティングされている。そし
て、熱可塑性樹脂コーティング層3が内側に向き合うよ
うにOPPフィルム1が半分に折畳まれ、その間にノル
紙と扇の骨が挿入されてなる。そして、これらが加熱し
ながら上から加圧されて、印刷層3にコーティングされ
た熱可塑性樹脂コーティング層3が溶け、これがノル紙
4の繊維組織に浸透して接着されてなるものである。
【0007】製造方法は、一般的に熱可塑性樹脂を利用
して製造される扇と同一であるが、本考案では、印刷紙
を使用せず、直接OPPフィルム1の背面に印刷して、
上記印刷層2に熱可塑性樹脂3をコーティングして、熱
圧着の時繊維組織を持っノル紙4を間に置いて接着させ
るので、従来のように熱可塑性樹脂どうし接着されるの
ではなく、熱可塑性樹脂3がノル紙4の繊維組織に浸透
しながら接着させるものである。
して製造される扇と同一であるが、本考案では、印刷紙
を使用せず、直接OPPフィルム1の背面に印刷して、
上記印刷層2に熱可塑性樹脂3をコーティングして、熱
圧着の時繊維組織を持っノル紙4を間に置いて接着させ
るので、従来のように熱可塑性樹脂どうし接着されるの
ではなく、熱可塑性樹脂3がノル紙4の繊維組織に浸透
しながら接着させるものである。
【0008】ノル紙を間に置かずに扇の骨だけを間に置
き熱接着をさせることもあるが、この場合には、接着の
時、接着部分が平面的に広がらないという問題点があ
る。又、たとえ平面的に広く接着が出来たとしても、O
PPフィルムの透明度により印刷層が両面からお互いに
透き通るため、裏面の印刷像が映し出されて奇麗な扇を
提供することが出来ないという問題点があるので好まし
くない。
き熱接着をさせることもあるが、この場合には、接着の
時、接着部分が平面的に広がらないという問題点があ
る。又、たとえ平面的に広く接着が出来たとしても、O
PPフィルムの透明度により印刷層が両面からお互いに
透き通るため、裏面の印刷像が映し出されて奇麗な扇を
提供することが出来ないという問題点があるので好まし
くない。
【0009】〔別実施例〕 本考案で使用されるノル紙に代り、繊維組織を持つ他の
紙質のものを使用しても本考案を実施することができ
る。又、前述実施例では団扇に適用された例を示した
が、本考案は扇子またはこれに類似する製品に適用する
こともできる。
紙質のものを使用しても本考案を実施することができ
る。又、前述実施例では団扇に適用された例を示した
が、本考案は扇子またはこれに類似する製品に適用する
こともできる。
【0010】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではない。
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではない。
【図1】平面図
【図2】図1のA−A部分拡大縦断面図
1 OPPフィルム 2 印刷層 3 熱可塑性樹脂コーティング層 4 ノル紙
Claims (1)
- 【請求項1】 OPPフィルム(1)の背面に印刷層
(2)が形成されていると共に、この印刷層(2)に熱
可塑性樹脂コーティング層(3)が形成されていて、前
記コーティング層(3)が内側に向くように、このコー
ティング層付着フィルム(1)が半分に折畳まれた状態
において、その間に繊維組織のノル紙(4)と扇の骨と
が挿入されて、これらが熱圧着されてなり、前記ノル紙
(4)と扇の骨とからなる層を芯材としてその両面に、
前記フィルム(1)、印刷層(2)、熱可塑性樹脂コー
ティング層(3)が対称的に配置されてなる扇。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR2019910012453U KR930005337Y1 (ko) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 부채 |
KR91-12453 | 1991-08-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537118U JPH0537118U (ja) | 1993-05-21 |
JP2553471Y2 true JP2553471Y2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=19317581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992054963U Expired - Lifetime JP2553471Y2 (ja) | 1991-08-05 | 1992-08-05 | 扇 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553471Y2 (ja) |
KR (1) | KR930005337Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101006559B1 (ko) * | 2008-05-29 | 2011-01-24 | 박종석 | 부채 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61164506A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-25 | 大同紙工印刷株式会社 | うちわ |
JPS63146517U (ja) * | 1987-03-18 | 1988-09-27 |
-
1991
- 1991-08-05 KR KR2019910012453U patent/KR930005337Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1992
- 1992-08-05 JP JP1992054963U patent/JP2553471Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930004234U (ko) | 1993-03-20 |
JPH0537118U (ja) | 1993-05-21 |
KR930005337Y1 (ko) | 1993-08-16 |
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