JPH02217283A - インクジェットプリンターおよびワイヤードットマトリックスプリンターに適用するオーバーヘッドプロジェクター用被記録体 - Google Patents

インクジェットプリンターおよびワイヤードットマトリックスプリンターに適用するオーバーヘッドプロジェクター用被記録体

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JPH02217283A
JPH02217283A JP1037343A JP3734389A JPH02217283A JP H02217283 A JPH02217283 A JP H02217283A JP 1037343 A JP1037343 A JP 1037343A JP 3734389 A JP3734389 A JP 3734389A JP H02217283 A JPH02217283 A JP H02217283A
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英正 毛利
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道昭 飛田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は、各種プリンターにおいて特に連続単票自動給
排紙ができるプリンターにおいてもプリントすることが
可能なオーバーヘッドプロジェクタ−(以下OHPとい
う)用被記録体に関する。
〈従来の技術〉 周知のように、OHP用被記録体は各種プリンターから
出力された情報をスクリーンに投影するための媒体とし
て会議、講演、学習、活動に広く利用されている。この
ようなOHP用被記録体としては、透明シート材単体の
ものと、透明シート材の一端に裏面シート材を接合した
2重のシートからなる2種類のものがある。
透明シート材単体のものは、PPC用として広く使用さ
れており、−数的であり、また連続単票自動給排紙の可
能なプリンターにも対応することができる。しかし、表
面に表示された情報が見に(いし、表面に傷が付きやす
い。
それに対して2重のシートのものの効果とじては、 ■裏面シート材(通常は紙)があるので透明シート材に
記録した情報が紙の上に有るのと同じ状態にみれるので
見やすい。
■裏面シート材があるので、搬送において透明シート材
に傷が付きにくい。
等がある。
〈発明が解決しようとする問題点) しかし、上記した2重のシートのものは、搬送性に問題
があるため連続単票自動給排紙の可能なプリンターには
未だ対応できるものがないという欠点である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記に鑑み提案されたもので、透明シート材
と裏面シート材とが重合状になっているシートであって
、少なくとも透明シート材に対向しない裏面シート材の
外面が滑性で、かつ非ブロッキング性であることを特徴
とするOHP用被記録体に関するものである。
即ち、本発明のOHP用被記録体は、透明シート材と裏
面シート材とから構成され、裏面シート材として滑性で
、かつ非ブロッキング性の性質を有するシート材を用い
ることを特徴とするものである。
本発明のOHP用被記録体が、連続単票自動給排紙の可
能なプリンターに対応できる条件は、摩擦抵抗において
以下の(A)式が成り立つものである。
F *  > F +  > F 4> F *  ・
・・ (A)Fl :プリンタの送りローラと裏面シー
ト材の外面との摩擦抵抗 Fl :裏面シート材の内面と透明シート材の内面との
摩擦抵抗 F、:透明シート材のプリント面と裏面シート材の外面
との摩擦抵抗 F4 :透明シート材のプリント面とプリンタのホッパ
ー本体凸部との摩擦抵抗 尚、摩擦抵抗の大きさは例えば次のようにして測定する
ことができる。
水平な位置に固定した材料の上に可動させる材料を載置
し、一定面積(例えばloc+n”)で一定荷重(例え
ばtoog)を垂直方向にかけておき、載置した材料を
水平方向に引っ張り動かすのに必要な力を摩擦抵抗とし
て測定する。
上記した式(A)が成り立たない場合は1例λばカット
シートフィーダーに複数枚のOHP用被記録体をセット
して自動給紙する際、全く搬送されないか、或いは透明
シート材と裏面シート材かめ(れて搬送されたり、重送
したりする。
即ち、式(A)においてF2が最大である理由は、透明
シート材と裏面シート材が常に一体と、して給紙される
ようにするためであり、その方法としては透明シート材
と裏面シート材との間に粘着層を設けることにより一部
又は全面を貼りあわせればよい。
また、式(A)においてF、>F、である理由は、送り
ローラが空転することがなくOHP用被記録体を繰り出
せるようにするためであり、その方法としては、例えば
送りローラに硬いゴムを用い、ホッパー本体凸部に柔ら
かいスポンジゴムを用いるようにすればよい。
さらに、式(A)においてF、が最小である理由は、O
HP用被記録体が複数枚重なって重送することなく各紙
葉ごとにスムーズに繰り出されるようにするためであり
、その方法としては、透明シート材のプリント面を平滑
にして、裏面シート材の外面が滑性な有するようにすれ
ばよい、尚、裏面シート材の外面が滑性を有するように
するには、基材シートに粉体と樹脂とからなる多孔質層
を形成するか、或いは裏面シート材自体を疎水性繊維シ
ートで構成する方法がある。
従って、本発明のOHP用被記録体における裏面シート
材は、基材シート外面に粉体と樹脂とからなる多孔質層
を形成したものでもよいし、或いは疎水性繊維シートで
あってもよい。
まず、本発明における裏面シート材が、基材シートと基
材シート外面に形成した粉体と樹脂とからなる多孔質層
とから構成されるものの詳細な構成を説明する。
上記した基材シートの厚さは5〜500μmであり、望
ましくは20〜200μmである。
一般に基材シートの厚さが薄すぎると、腰か弱すぎて搬
送性に問題が生じることがあり、厚すぎると反対に腰が
強すぎて可撓性がなくなり搬送性に問題が生じることが
ある。又、使用するプリンターによっては、被記録体の
厚みを制限するものがあり、厚すぎるものはプリントで
きないこともある。従って、基材シートとして使用する
材質(基材シートの腰は、材質によって異なるので)と
プリンターに合せて基材シートの厚みを設定する必要が
ある。
また、上記したように、多孔質層は粉体と樹脂とを組合
せて形成したものであり、粉体の配合量を多くすると粗
になり強度は低下する。反対に少なくすると密になり強
度は向上する。
従って、多孔質層の多孔質性の程度はインクの乾燥性に
影響を及ぼすものであり、粉体の配合量を多(して多孔
質層を粗にしすぎるとインクの乾燥性が速(なり、例え
ばワイヤードマトリックスプリンターでは油性インクを
用いるため乾燥が極端に遅(、またインクジェットプリ
ンターでは水性インクを用いるが目詰まり防止のためイ
ンクの乾燥性を遅くするが、このような場合にもインク
のブロッキングを生じることなく乾燥性を向上すること
ができる。しかし、強度が低下するためにプリント面に
多孔質層の一部又は全部が搬送中に破壊されることもあ
る。
一方、粉体の配合量を少なくして多孔質性を密にしすぎ
ると強度は高くなるが、インクの乾燥性が妨げられ、結
果的にはインクの表面張力によりプリント面のインクと
付着し、プリントの鮮明さを損なうこともある。
上記した多孔質層に使用される粉体は、無機粉体として
は、シリカ、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、
珪藻土、タルク、カオリン、粘土、ベントナイト、酸化
ジルコニウム、酸化アルミニウム、ガラスピーズ、炭酸
バリウム、セリナイト、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カ
ルシウム、水酸化カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸
バリウム等である。
また、有機粉体としては、シリコン、ポリエチレン、ベ
ンゾグアナミン、ナイロン、ポリスチレン、アクリル、
尿素ホルムアルデヒド、フェノール、エポキシ等の樹脂
を使用することができる。
上記した粉体の形状は、摩擦抵抗の少ない球状のものが
望ましい、特に粒径の大きな粉体を使用する場合には球
状に近いものを使用することが必要である0例えば、針
状の粉体や鋭角な部分を有する粉体では摩擦抵抗が大き
く、あたかもサンドペーパーを裏面シート材として使用
する状態になるものであり重送したり、搬送系を損傷し
てプリントすることができない。
従って、上記した粉体中、有機粉体或いは合成した無機
粉体は球状に近い形状のものが多いので好ましい材料と
して挙げることができる。
尚、重送を防ぐためには、摩擦により発生する静電気を
除去する必要があるので、導電性を有する粉体を使用す
ると効果的で、例えば導電性酸化錫、導電性酸化亜鉛等
を使用することができる。
また、上記した粉体の粒径は0.1−100μmが使用
可能であるが、粒径が0.1uII+より小さいと粉体
間の空隙が少なく、インクの乾燥を促進する効果は少な
い、また、100μmより大きいと多孔質層が厚(なり
、接触する表面積が大きくなるので摩擦抵抗も大きくな
るという問題が生ずる。したがって、上記した範囲の、
特に平均粒径0.2〜20μ−の粉体が良好である。−
成粒子がIum以下のもので二次粒子として上記した範
囲にある粉体は特に効果的である。その理由は、空隙率
が多く且つ強度を出すことができるからである。
また、上記した多孔質層に使用される樹脂としてはエマ
ルプリンタイブ、溶剤可溶タイプの樹脂が使用可能であ
る。例えばポリエステル、エポキシ、ウレタン、アクリ
ル、酢酸ビニル、フェノール、石油樹脂、ポリスチレン
、スチレン−ブタジェン、ナイロン、ポリビニルブチラ
ール、ポリビニルアセタール、アルキド等の樹脂或いは
上記した樹脂の併用又は変性又は架橋した樹脂が使用で
きる。
しかし、上記した樹脂は、インクに溶解しないものであ
る必要がある。即ち、未乾燥のインクが多孔質層に接触
することによって多孔質層中の樹脂を溶解すると、樹脂
はあたかも再活性型の接着剤として機能するようになり
、透明シート材のプリント面に接着して重送を生じるこ
ととなる。
従って、多孔質層に使用される樹脂には上記したように
インクに溶解されない樹脂を選定するか、若しくは硬化
剤等により硬化して、三次元架橋させることにより溶剤
不溶性の樹脂としてもよい。
上記した粉体と樹脂との配合割合は、多孔質の程度と強
度のバランスをとることが必要であるため重量比でl:
3〜3:lが良好である。
また、粉体が充分に多孔質層に固定していないと或いは
過剰な量の粉体な使用すると、搬送等において粉体が脱
離して未乾燥のプリント面を汚したりするような支障が
生じるので、粉体の量或いは樹脂と粉体との密着等にお
いても考慮が必要である。即ち、樹脂及び粉体の選定に
おいて、樹脂が充分粉体を固定できるようなものを選定
し使用しなければならない。
また、多孔質層の厚さは1〜100μ■であり、好まし
くは3〜50u■である。厚さ1μ■以下では薄すぎて
インクの乾燥性を向上する効果が少な(,10QLLm
以上の厚すぎるものは強度が不足しやすく経済的にも悪
くなる。
多孔質層は、上記したような粉体と樹脂とを含有するも
のであるが、塗工性を考慮して、分散剤、粘度調整剤、
消泡剤、界面活性剤等を添加してもよいし、多孔質層の
強度或いは、柔軟性を考慮して硬化剤、触媒等を添加し
てもよい、その他にも裏面シート材の基材シートによく
密着して剥離しないような樹脂を選定するか若しくは密
着向上剤(例えばカップリング剤)等の添加剤を添加し
てもよい。
本発明のOHP用被記録材における裏面シート材を作製
するには、上記した基材シートの外面に上記したような
粉体及び樹脂よりなる多孔質層を通常の塗工方法により
形成する。
通常の塗工方法とは、例えば、ワイヤーバーリバースコ
ーター、キスコーター、コンマコーター、グラビアコー
ター等の塗工機を使用して塗工し、乾燥或いは硬化する
ものである。
本発明における裏面シート材は、上記したように基材シ
ートに多孔質層を形成して作製するものでもよいし、基
材シート自体が前述の滑性、インクに対する非ブロッキ
ング性を備えたシートを裏面シート材として使用しても
よい。
即ち、上記した滑性、インクに対する非ブロッキング性
を備えた基材シートとしては、疎水性のアクリル、ポリ
エステル、ナイロン等の繊維を用いて製造された不織布
或いはポリエチレン、ポリプロピレン等を用いて製造し
た合成バルブが挙げられる。
上記した基材シートは混水性、混油性があり、各種プリ
ンターのインクに対してなじみがないのでブロッキング
しない。
また、同一材料で製造したプラスティックフィルムと異
なり繊維の集合体であるため外見はシート状、紙状をし
ているが、その内部は空隙が極めて多(、インクの乾燥
性を向上する。
また、従来、使用していた紙に比較すると、繊維と繊維
の結合力が強いので繊維がプリント面へ転写することも
ない。
さらに1表面は繊維の集合体であるため、透明シート材
のプリント面との接触面積が小さいので摩擦抵抗が小さ
く滑性が高い。
上記した基材シートの厚さは、5〜500μ■であり、
好ましくは20〜200μmである。厚さが5μ−以下
の薄いものであるば、インクの乾燥性を向上する効果が
小さく、また腰が弱く搬送性に問題が生じることになる
。500μ■以上の厚い場合は、前記したようにプリン
ター自体の厚み制限によって搬送することができない。
また、上記した基材シートは表裏に差がない場合が多い
ので、本発明のOHPシートを作製する際に透明シート
材と貼り合せるのは何れの面でも良い。
以上説明したように、本発明における裏面シート材は、
基材シートに■詣と粉体とからなる多孔質層を形成して
作製する方法と、基材シート自体が滑性及び非ブロッキ
ング性を有する繊維シートを使用する方法があり、該裏
面シート材を一側において粘着剤等を介して透明シート
材と貼り合せてOHP用被記録材を作製するものである
上記した透明シート材は各種プリンターに応じたもので
よく、市販の単紙葉のOHPシートでもよい。
粘着剤は、通常再剥離用として使用される弱粘着性(1
80’ビ一ル接着力20〜1000g/25mm程度)
のものでよ(、水系、溶剤系、ホットメルト系、Uv系
、EB系の何れでもよい、また、両面粘着テープを使用
上てもよい、樹脂の種類も、アクリル系、ゴム系等通常
使用される何れのものでもよいが、使用するプリンター
の特性や使用する透明シート材及び裏面シート材の材質
によって適応する粘着剤を選定する。
そして、本発明のOHP用被記録材は、透明シート材と
裏面シート材とが通常の取り扱い或いはプリンターにお
ける搬送中に剥離しないように重合し保持することがで
き、裏面シート材を透明シート材から剥離したい際には
容易に剥離可能であり、且つ透明シート材に粘着層が移
行しないものであり、再び透明シート材と裏面シート材
とを貼り合せることも可能であるようなものであればよ
いので、粘着層若しくは透明シート材、裏面シート材に
処理を加えるようにしてもよい。
そして、透明シート材と裏面シート材とを一側縁におい
て粘着層で貼着してもよい、また、裏面シート材は透明
シート材の半分の大きさとし、透明シート材の裏面に2
枚あてがい、左右の側縁において各裏面シート材を貼着
して裏面シート材を観音開きできるようにしてもよい。
また、高1度になることが想定されるプリンターにおい
ては、耐熱性を何する粘着剤を選定する必要があり、ア
クリル系の粘着剤を使用するか或いは耐熱安定剤、充填
剤を添加して粘着層の高温時の凝集力を向上する等の処
方を検討すればよい。
また、裏面シート材にポリエステルフィルムを使用する
場合は、投錨性に問題があることが想定されるので、ポ
リエステルフィルムにブライマー処理またはコロナ処理
を行うことによりポリエステルフィルムと粘着層との投
錨性を向上するか或いは透明シート材にシリコン等によ
り剥離処理を行い透明シート材に対する接着力を低下す
る等の処方を検討すればよい。
以上説明したように、本発明のOHP用被記録材は、裏
面シート材が疎水性の繊維を用いて製造された不織布、
合成バルブであるか又は基材フィルムに粉体と樹脂とか
らなる多孔質層を形成したものであり、その特性として
は滑性で、かつ非ブロッキング性を有するものである。
従って、本発明のOHP用被記録材は、通常のプリンタ
ーは言うまでもなく、連続単票自動給徘紙ができるプリ
ンターにおいても、透明シート材のプリント面と裏面シ
ート材の外面との滑性がよく、即ち摩擦抵抗が少ないの
で、重送することなく連続してプリントを行うことがで
きる。
また、油性インクを使用しているインパクトドツトプリ
ンターや水性インクを使用しているインクジェットプリ
ンターのように特にインクの乾燥が遅いタイプのプリン
ターを使用する際にも、プリント後、透明シート材のプ
リント面と対向する裏面シート材の外面には多孔質層を
形成しているか或いは裏面シート材の空隙率を高くして
いるので、インクの乾燥性を向上するものである。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
実施例1〜4.比較例1〜3゜ ポリエステルの透明シート材に下記のようにして作製し
た裏面シート材を同一寸法にカットし、重ね合せてホッ
トメルト接着剤を用いて二辺で貼りつけ、裏面シートの
中央を添付方向と同一方向で切断してOHP用被記録材
とした。
合成紙FPG 80 (玉子油化合成紙)に、以下の実
施例1〜4及び比較例1〜3に示す配合の処理液(以下
には固形分の配合のみを記載した)を所定膜厚になるよ
うにワイヤーバーでコートし、70℃で1分間I2燥し
て裏面シート材とした。
実施例1 炭酸カルシウム(平均粒径1.8μm)   20wt
%(ホワイトンSB系、白石カルシウム社製)ポリエス
テル樹脂(ケミットK) (ケミットに101)9、(株)東し製)10wt% コート層の厚み:20μl 実施例2 カオリン(平均粒径1.4μs+) (TRANSLINK445) 15wt% ポリエステル樹脂 (ケミットK 10g9、(株)東し製)10wt% コート層の厚み:301um 実施例3 ベンゾグアナミン樹脂粉       10wt%(平
均粒径l〜2μ−) (エポスターM、日本触媒化学社製) エポキシ樹脂            10wt%(エ
ピコートE P 1255、シェル社製)コート層の厚
み:20μm 実施例4 ポリエチレン樹脂粉(平均粒径12μ―)  5wt%
(フロービーズCL −2080、製鉄化学社製)エポ
キシ樹脂            10wt%(エピコ
ートE P 1255、シェル社製)コート層の厚み=
50μl 比較例1 ベンゾグアナミン樹脂粉       40wt%(平
均粒径l〜2μ−) (エポスターM、日本触媒化学社製) ポリエステル樹脂 (バイロン20.東洋紡社製) 10wt% コート層の厚み:50μ園 比較例2 ベンゾグアナミン樹脂粉 (平均粒径l〜2μml (日本触媒化学社製) 1wt% ポリエステル樹脂 (ケミットK 1294.  (株)東し製)10wt
% コート層の厚み:30μm 比較例3 シリカ(平均粒径50μ−) (ケイ砂) 10wt% ポリエステル樹脂 (バイロン20、東洋紡社製) 10wt% コート層の厚み:  l5Ou+i (評価方法) ■給紙性 上記したOHP用被記録材をワイヤートッドマトリック
スプリンターのカットシートフィーダーの給紙部分に1
0枚セットして、連続して文字をプリントしてスタッカ
ーへ積み重ねた。給紙部分からプラテンまでの工程にお
いて。
スムーズに給紙されたものを・・・・・・・0曲つたり
、裏面シート材と剥離して給紙されたものを・・・・・
・・・・・・・・・・・・×と判定し、結果を表1に示
した。
■重送性 上記した■においてOHP用被記録材が各紙葉ごとに給
紙されて重送のないものを・・・・O重送のあるものを
・・・・・・・・・・・・×と判定し、結果を表1に示
した。
■スタック性 上記した■においてOHP用被記録材が、プリント後に
スタッカーにスムーズに積み重ねられたかを評価した。
10枚共に積み重ねられたものを・・・・・・01−1
0枚が乱れて積み重ねられたものを・・△1−10枚が
スタッカーから落下したものを・×と判定し、結果を表
1に示した。
■粉おち性 上記した■において、多孔質層の粉体の一部又は全部が
スタッカーに積み重ねられた後も全部を保持していたも
のを・・・・・・・・O脱落したものを・・・・・・・
・・・・・・×と判定し、結果を表1に示した。
表  1 実施例5〜lO1比較例4〜7 市販のインクジェットプリンタmmOHPフィルムに下
記のようにして作製した裏面シート材を同一寸法にカッ
トし、重ね合せて両面粘着テープを用いて三片で貼りつ
け、裏面シートの中央を添付方向と同一方向で切断して
OHP用被記録材とした。
基材シート(以下に記載した)に、以下実施例5〜8及
び比較例4.5.7に示す配合の処理液(以下には固形
分の配合のみを記載した)を所定膜厚になるようにワイ
ヤーバーでコートし、70℃で1分間乾燥して裏面シー
ト材とした。
実施例9、lO及び比較例6は以下に記載した基材シー
ト自体をそのまま裏面シート材とした。
実施例5 シリカ(平均粒径3μm)        5冑t%(
ファインシールX−37,徳山曹達社製)塩化ビニリデ
ン樹脂         10wt%(L513、旭化
成社製) コート層の厚み:15μm 基材シート:ポリエステル75μ劇フイルム実施例6 アルミナ(平均粒径20μ園) (アルミニウムオキサイドC、 シール社製) 10wt% 日本アエロ 塩化ビニリデン樹脂 (L513、旭化成社製) lost% コート層の厚み=20μI 基材シート:ポリエステル75μmフィルム実施例7 尿素ホルムアルデヒド樹脂粉     5wt%(パー
ガバックM−2、チバガイギー社製)ポリエステル樹脂
          10wt%(ケミットK 101
)9、(株)東し社製)コート層の厚み:20μ醜 基材シート:合成紙FPG60 実施例8 シリコン樹脂(平均粒径4μm) (トスパール、東芝シリコン社製) 5wt% ポリエステル樹脂 コート層の厚み=35μ国 基材シート:合成紙FPG60 10wt% 実施例9 基材シ一ト:ポリエステル不織布100μm実施例10 基材シート:ポリエチレン合成バルブ130μm(三井
石油化学社製) 比較例4 シリカ(平均粒径3μm) (ファインシールX−37, 40wt% 徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 (L513、旭化成社製) 10wt% コート層の厚み230μm 基材シート:ポリエステル75μmフィルム比較例5 シリカ(平均粒径3μl1)) (ファインシールX−37゜ 1wt% 徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 (L513、旭化成社製) 10wt% コート層の厚み:20LLI1) 基材シート:ポリエステル75μmフィルム比較例6 基材シート:純白ロール紙 比較例7 シリカ(平均粒径3μm) (ファインシールX−37゜ 5wt% 徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂(L513) (L513、旭化成社製) lost% コート層の厚み: 2μl 基材シート:ポリエステル75μmフィルム(評価方法
) 前記した■給紙性、■重送性、■スタック性、■粉おち
性と同様にプリントして評価した。
但し、プリンターは前記ワイヤートッドマトリックスプ
リンターの替わりにインクジェットブノンター(シャー
プl0−7351を用いた。
各試験の結果は表2に示した。
表 実施例1)−13.比較例8〜lO ポリ工ステル75μmフィルムを基材シートとして、以
下実施例1)〜13及び比較例8に示す配合の処理液(
以下には固形分の配合のみを記載した)を所定膜厚にな
るようにワイヤーバーでコートし、 1)0℃で1分間
乾燥して裏面シート材とした。
比較例9.lOは以下に記載した基材シート自体実施例
1) シリカ(平均粒径3μml (ファインシールX−37゜ 7wt% 徳山曹達社製) 塩化ビニリデン樹脂 (L513、旭化成社製) 10wt% コート層の厚み215μm 実施例12 尿素ホルムアルデヒド樹脂粉     7wt%(バー
ガバックM−2、チバガイギー社製)ポリエステル樹脂 (バイロン30、東洋紡社製) 10wt% コート層の厚み:20μ傷 実施例13 ポリエチレン樹脂粉(平均粒径4μ+a)  10wt
%(フロービーズCL −2080、製鉄化学社製)エ
ポキシ樹脂 (エピコートE P 1255、シェル社製)10wt
% コート層の厚み=50μ− 比較例8 シリカ(平均粒径50μml (ケイ砂) 10wt% エポキシ樹脂             10wt%(
エピコートE P 1255、シェル社製)コート層の
厚み:150μ腸 比較例9 基材シート:ゴムシートSBR 比較例10 基材シート:スポンジゴムシート (評価方法) ■滑性 水平位置に固定したポリエステルフィルム(透明シート
材)の上に、上記のように作製した裏面シート材を多孔
質層を下にして(比較例9.10はそのまま)重ね、そ
の上にl0cm”のガラス板を載せさらに50gの分銅
を載せた。裏面シート材の一端に水平方向に引っ張りカ
を加えて、裏面シート材が動き始めるのに最低必要なカ
を、滑車を用いて垂直方向の荷重として測定した。結果
は表3に示した。
表 まず、表1及び表2より本発明の構成を満足する実施例
1−10は、連続単票自動給排紙ができる2種類のプリ
ンターにおいて同等問題な(プリント及び給排紙が可能
であった。
それに対して比較例1.4は、粉体の量が過剰であるた
め粉体が脱離し、給紙の状態が悪かった。また、比較例
2.5は、粉体の量が少なすぎてインクの乾燥が悪いの
でスタッカーに載置する際にプリント面と裏面シート材
の外面とが付着して配列が乱れた。また、比較例3は多
孔質層の厚みが厚すぎて給紙及び排紙ができない上に重
送した、さらに、比較例6は通常の紙(純白ロール紙)
を用いたため、そして比較例7は多孔質層の厚みが薄す
ぎて、インクの乾燥が悪く、共にスタック性が悪かった
次に、表3より本発明の実施例1)〜13は、比較例8
〜lOに比べて著しい滑性を有することが明らかである
〈発明の効果) 以上説明したように、本発明のOHP用被記録材は、通
常のプリンターは言うまでもなく、連続単票自動給排紙
ができるプリンターにおいても、透明シート材のプリン
ト面と裏面シート材の外面との滑性がよく、即ち摩擦抵
抗が少ないので、重送することなく連続してプリントを
行うことができる。
従って、OHP用被記録材を透明シート材と裏面シート
材とを重合状に構成した効果が充分に発揮できる。即ち
、透明シート材に記録した情報が紙の上に有るのと同じ
状態にみれるので見やす(搬送においても透明シート材
に傷が付きにくいという効果を有するものである。
また、油性インクを使用しているインパクトドツトプリ
ンターや水性インクを使用しているインクジェットプリ
ンターのように特にインクの乾燥が遅いタイプのプリン
ターを使用する際にも、プリント後、透明シート材のプ
リント面と対向する裏面シート材の外面には多孔質層を
形成しているか或いは裏面シート材の空隙率を高くして
いるので、インクの乾燥性を向上することができる。
従って1本発明のOHP用被記録体は多種のプリンター
に対して対応することができ、良好なプリントを行うこ
とができるものである。
特許出願人  タイホーエ業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明シート材と裏面シート材とが重合状になって
    いるシートであって、少なくとも透明シート材に対向し
    ない裏面シート材の外面が滑性で、かつ非ブロッキング
    性であることを特徴とするオーバーヘッドプロジェクタ
    ー用被記録体。
  2. (2)透明シート材に対向しない裏面シート材の外面を
    、滑性で非ブロッキング性に処理したことを特徴とする
    請求項(1)に記載のオーバーヘッドプロジェクター用
    被記録体。(3)裏面シート材が、基材シートと、該基
    材シートの外面に形成した樹脂と粉体とを含有する処理
    層とを有し、上記処理層が滑性と非ブロッキング性とを
    有する請求項(1)に記載のオーバーヘッドプロジェク
    ター用被記録体。
JP1037343A 1989-02-18 1989-02-18 インクジェットプリンターおよびワイヤードットマトリックスプリンターに適用するオーバーヘッドプロジェクター用被記録体 Granted JPH02217283A (ja)

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