JPH05302929A - 自動血液分析機 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動的に血球の反応容器内への混入を検知
し、その情報を基に検体の処理停止、再検査を行うこと
のできる自動血液分析機とする。 【構成】 血球混入検知用容器内の血球の有無によって
検体を収容する反応容器内への血球の混入を検知する血
球混入検知手段を設け、血球の混入検知情報に基づき検
体の処理を停止および/または自動再検査を行うように
したものである。
し、その情報を基に検体の処理停止、再検査を行うこと
のできる自動血液分析機とする。 【構成】 血球混入検知用容器内の血球の有無によって
検体を収容する反応容器内への血球の混入を検知する血
球混入検知手段を設け、血球の混入検知情報に基づき検
体の処理を停止および/または自動再検査を行うように
したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、免疫学的凝集反応によ
り血液の分析を行う自動血液分析機に関するものであ
る。
り血液の分析を行う自動血液分析機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】免疫学的凝集反応による分析装置とし
て、分析の終了した検体を分析装置の所定の位置で目視
観察し得るように構成したものがある。このような分析
方法においては、目視観察によって判断される分析結果
を、分析装置によって自動的に判断された結果に優先さ
せ、両方が一致しない場合は目視観察による分析結果を
最終結果としている。
て、分析の終了した検体を分析装置の所定の位置で目視
観察し得るように構成したものがある。このような分析
方法においては、目視観察によって判断される分析結果
を、分析装置によって自動的に判断された結果に優先さ
せ、両方が一致しない場合は目視観察による分析結果を
最終結果としている。
【0003】また、免疫学的凝集反応を用いた検査にお
いては、患者より採取した血液を試験管に収納し、それ
を遠心分離することにより下側に血球、上側に血清とい
うように分離した血液試料を用いる。そして、血球と血
清に分離した状態で試験管に収納されている血液試料か
ら血清のみを採取する方法は、図6に示すように血球1
と血清2の液面の高さの違いを利用し、試験管3に内に
ノズル4を侵入させそのもぐり込み量を制御することに
よって行っている。
いては、患者より採取した血液を試験管に収納し、それ
を遠心分離することにより下側に血球、上側に血清とい
うように分離した血液試料を用いる。そして、血球と血
清に分離した状態で試験管に収納されている血液試料か
ら血清のみを採取する方法は、図6に示すように血球1
と血清2の液面の高さの違いを利用し、試験管3に内に
ノズル4を侵入させそのもぐり込み量を制御することに
よって行っている。
【0004】次に、免疫学的分析を行うには、反応容器
に血清2を分注し、さらに血清2に対して特異的に反応
する例えば動物血球等に固定した血球試薬等を分注す
る。すると抗原抗体反応の結果として粒子が自然沈降
し、反応容器の底面に図7A、Bに示すような非凝集パ
ターン、凝集パターンが形成される。この凝集パターン
を、光学的に反応容器を測光することによって各種抗
原、抗体等の免疫学的分析を行うことができるのである
(特公平2−16875号公報)。
に血清2を分注し、さらに血清2に対して特異的に反応
する例えば動物血球等に固定した血球試薬等を分注す
る。すると抗原抗体反応の結果として粒子が自然沈降
し、反応容器の底面に図7A、Bに示すような非凝集パ
ターン、凝集パターンが形成される。この凝集パターン
を、光学的に反応容器を測光することによって各種抗
原、抗体等の免疫学的分析を行うことができるのである
(特公平2−16875号公報)。
【0005】しかしながら、反応容器内に上記検体中の
血球が混入してしまった場合、分注された血清と試薬と
して分注された血球試薬とには抗原抗体反応が生じる
が、混入した血球とは反応が生じないため図7Cに示す
ようなパターンが形成されてしまう。したがって、実際
には凝集パターンが形成されているはずなのに、非凝集
パターンもしくは判定不能という結果を招いてしまう。
なお、この場合でも実際には目視観察を行い、血球が反
応容器内に混入したことを認識し、必要が生じた検体に
ついては再度の検査を行っているのである。
血球が混入してしまった場合、分注された血清と試薬と
して分注された血球試薬とには抗原抗体反応が生じる
が、混入した血球とは反応が生じないため図7Cに示す
ようなパターンが形成されてしまう。したがって、実際
には凝集パターンが形成されているはずなのに、非凝集
パターンもしくは判定不能という結果を招いてしまう。
なお、この場合でも実際には目視観察を行い、血球が反
応容器内に混入したことを認識し、必要が生じた検体に
ついては再度の検査を行っているのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来方法
は、血球の反応容器内への混入を認識するためには、反
応容器の一つ一つについて目視観察を行わなければなら
ない。したがって、例えば免疫学的凝集反応による分析
装置おいて使用されている、互いに分離してマトリクス
状に配列して複数個の反応容器列を有するマイクロプレ
ート等の場合は、反応容器の数が96個、120個と多
くこれら全てについて目視観察をすることは多くの時間
と手間を要するという不具合がある。また、粒子の凝集
パターンが正常であるか、異常であるかを判断するには
熟練した技術が必要となってくるという不具合もある。
は、血球の反応容器内への混入を認識するためには、反
応容器の一つ一つについて目視観察を行わなければなら
ない。したがって、例えば免疫学的凝集反応による分析
装置おいて使用されている、互いに分離してマトリクス
状に配列して複数個の反応容器列を有するマイクロプレ
ート等の場合は、反応容器の数が96個、120個と多
くこれら全てについて目視観察をすることは多くの時間
と手間を要するという不具合がある。また、粒子の凝集
パターンが正常であるか、異常であるかを判断するには
熟練した技術が必要となってくるという不具合もある。
【0007】さらに、最終判断が人の目視観察によって
いるので、観察する人によって判断基準が異なったり、
判断の間違いが生じることがある。また、反応容器に血
球が混入した場合には後に加えられる血球試薬とは抗原
抗体反応が生じるが、分注された血球とは反応が生じな
いため図7Cに示すような凝集パターンが形成され、あ
たかも抗原抗体反応が生じない結果として判定されてし
まう危険性があり、血液型、感染症検査における誤判定
してしまうおそれがある。
いるので、観察する人によって判断基準が異なったり、
判断の間違いが生じることがある。また、反応容器に血
球が混入した場合には後に加えられる血球試薬とは抗原
抗体反応が生じるが、分注された血球とは反応が生じな
いため図7Cに示すような凝集パターンが形成され、あ
たかも抗原抗体反応が生じない結果として判定されてし
まう危険性があり、血液型、感染症検査における誤判定
してしまうおそれがある。
【0008】さらに、目視観察によって血球の反応容器
内への混入が認識された場合、必要が生じた検体につい
て再度の検査を行っているが、この再検査を行うまでに
多くの時間と手間を要してしまうという不具合がある。
本発明は、上記不具合を解決すべく提案されるもので、
自動的に血球の反応容器内への混入を検知し、その情報
を基に検体の処理停止、必要が生じた場合には自動的に
再検査を行うことのできる自動血液分析機を提供するこ
とを目的とするものである。
内への混入が認識された場合、必要が生じた検体につい
て再度の検査を行っているが、この再検査を行うまでに
多くの時間と手間を要してしまうという不具合がある。
本発明は、上記不具合を解決すべく提案されるもので、
自動的に血球の反応容器内への混入を検知し、その情報
を基に検体の処理停止、必要が生じた場合には自動的に
再検査を行うことのできる自動血液分析機を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、血球混入検知用容器内の血球の有無によ
って検体を収容する反応容器内への血球の混入を検知す
る血球混入検知手段を設け、血球の混入検知情報に基づ
き検体の処理を停止および/または自動再検査を行う自
動血液分析機とした。
成するために、血球混入検知用容器内の血球の有無によ
って検体を収容する反応容器内への血球の混入を検知す
る血球混入検知手段を設け、血球の混入検知情報に基づ
き検体の処理を停止および/または自動再検査を行う自
動血液分析機とした。
【0010】
【作用】このように反応容器とは別に、血球混入検知用
容器を設けているので、ここで形成されるパターンによ
り血球混入の有無を自動的に判定できるとともに、その
後の所要の措置を適正に行える。
容器を設けているので、ここで形成されるパターンによ
り血球混入の有無を自動的に判定できるとともに、その
後の所要の措置を適正に行える。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の1実施例
を説明していく。図1は、免疫学的粒子凝集判定用容器
を示したものである。独楽状を呈している本体5の下方
の円錐部6(図1A)は、複数個の段差7が規則的に形
成されている(図1B)。図1Cは平面図であり、容器
内側には図示のような段差が底部に向かって形成されて
いる。
を説明していく。図1は、免疫学的粒子凝集判定用容器
を示したものである。独楽状を呈している本体5の下方
の円錐部6(図1A)は、複数個の段差7が規則的に形
成されている(図1B)。図1Cは平面図であり、容器
内側には図示のような段差が底部に向かって形成されて
いる。
【0012】血液分析を行う場合は、この容器にサンプ
ルである血清と血球試薬を分注して反応させるのであ
る。すると、段差部分により傾斜底面7a上に沈降粒子
の安定な基層が形成される。血液型判定方法やその他免
疫学的凝集反応による分析の場合には、凝集結合力の強
い粒子の場合はもちろん、凝集結合力の弱い不規則抗体
の場合でも図7A、Bに示したような明確な非凝集パタ
ーン、凝集パターンを形成することができる。
ルである血清と血球試薬を分注して反応させるのであ
る。すると、段差部分により傾斜底面7a上に沈降粒子
の安定な基層が形成される。血液型判定方法やその他免
疫学的凝集反応による分析の場合には、凝集結合力の強
い粒子の場合はもちろん、凝集結合力の弱い不規則抗体
の場合でも図7A、Bに示したような明確な非凝集パタ
ーン、凝集パターンを形成することができる。
【0013】本実施例では、図2に示すように容器を2
個用意し、一方を反応容器8として使用し、他方を血球
混入検知用容器9として使用する。血球混入検知用容器
9には、反応容器8と同一の血清を分注するが、血球試
薬の分注は行わない。血球混入検知用容器9に血球が混
入した場合には、図7Aに示すような非凝集パターンが
形成され、血球が混入しない場合には図7Bに示すよう
な凝集パターンが形成される。
個用意し、一方を反応容器8として使用し、他方を血球
混入検知用容器9として使用する。血球混入検知用容器
9には、反応容器8と同一の血清を分注するが、血球試
薬の分注は行わない。血球混入検知用容器9に血球が混
入した場合には、図7Aに示すような非凝集パターンが
形成され、血球が混入しない場合には図7Bに示すよう
な凝集パターンが形成される。
【0014】次に、反応容器8内の粒子凝集パターンを
判定するには、図3に示すようなパターン判定装置を用
いる。光散乱板10上に反応容器をセットしたケース1
1を載置し、光量安定化電源12から電流の供給を受け
た光源13によって反応容器に光を照射する。こうして
反応容器を透過した光をビデオカメラ14のレンズ15
で測光し、画像処理ボード上のプログラム16を介して
判定するのである。
判定するには、図3に示すようなパターン判定装置を用
いる。光散乱板10上に反応容器をセットしたケース1
1を載置し、光量安定化電源12から電流の供給を受け
た光源13によって反応容器に光を照射する。こうして
反応容器を透過した光をビデオカメラ14のレンズ15
で測光し、画像処理ボード上のプログラム16を介して
判定するのである。
【0015】ここで血球混入検知用容器9と反応容器8
との凝集パターンの解析を行い、反応容器8内への血球
の混入を自動判定するのである。つまり、血球混入検知
用容器9の凝集パターンが図7Aに示したようなもので
あれば、反応容器8内へも血球が混入していると判定さ
れる。したがって、検体への処理を停止するか、反応容
器8に再度血清を分注し直すとともに、血球試薬の分注
を行い粒子凝集パターンの判定による再検査を行うこと
となる。
との凝集パターンの解析を行い、反応容器8内への血球
の混入を自動判定するのである。つまり、血球混入検知
用容器9の凝集パターンが図7Aに示したようなもので
あれば、反応容器8内へも血球が混入していると判定さ
れる。したがって、検体への処理を停止するか、反応容
器8に再度血清を分注し直すとともに、血球試薬の分注
を行い粒子凝集パターンの判定による再検査を行うこと
となる。
【0016】図4は免疫学的凝集反応による他の自動血
液分析装置の斜視図であり、図5はこの装置に使用する
マイクロプレートの平面図である。このマイクロプレー
トは、互いに分離されマトリクス状に配列された複数個
の反応容器列を有する。ここには、縦12個、横10個
の容器が配設されているので、1試料に対し最大12種
類の試薬が分注でき、また最大10試料の検査が行える
こととなる。
液分析装置の斜視図であり、図5はこの装置に使用する
マイクロプレートの平面図である。このマイクロプレー
トは、互いに分離されマトリクス状に配列された複数個
の反応容器列を有する。ここには、縦12個、横10個
の容器が配設されているので、1試料に対し最大12種
類の試薬が分注でき、また最大10試料の検査が行える
こととなる。
【0017】血液分析を行うには、A列に並んでいるa
〜lの12個の容器のうちlの容器を血球混入検知用容
器9として使用する。B列〜J列までの容器のうちそれ
ぞれl列に配設されている容器を同様に血球混入検知用
容器9として使用する。次に、A列〜J列毎に12個の
容器a〜lに同一の血清を分注し、l列の血球混入検知
用容器9以外の反応容器8には血球試薬を分注する。そ
の後、図4に示す装置により分析作業を行う。
〜lの12個の容器のうちlの容器を血球混入検知用容
器9として使用する。B列〜J列までの容器のうちそれ
ぞれl列に配設されている容器を同様に血球混入検知用
容器9として使用する。次に、A列〜J列毎に12個の
容器a〜lに同一の血清を分注し、l列の血球混入検知
用容器9以外の反応容器8には血球試薬を分注する。そ
の後、図4に示す装置により分析作業を行う。
【0018】次に、図4に示す装置による分析作業につ
いて説明する。先ず、装置本体17上に試料容器18を
有するケース19を載置し、試料分注用シリンジポンプ
21に連結されている試料分注用ノズル22を介して試
料を希釈容器27に分注する。次に、希釈分注シリンジ
ポンプ28に連結されている希釈ノズル29を介して希
釈液容器30内の希釈液を希釈容器27に分注し、希釈
試料を作成する。なお、試料分注用ノズル22は、X方
向、Y方向、Z方向に移動できるようになっている。ま
た、1回の希釈試料の分注を終了した後は、試料分注用
ノズル22を試料用洗浄槽23で洗浄し次の希釈試料分
注を行うようになっている。
いて説明する。先ず、装置本体17上に試料容器18を
有するケース19を載置し、試料分注用シリンジポンプ
21に連結されている試料分注用ノズル22を介して試
料を希釈容器27に分注する。次に、希釈分注シリンジ
ポンプ28に連結されている希釈ノズル29を介して希
釈液容器30内の希釈液を希釈容器27に分注し、希釈
試料を作成する。なお、試料分注用ノズル22は、X方
向、Y方向、Z方向に移動できるようになっている。ま
た、1回の希釈試料の分注を終了した後は、試料分注用
ノズル22を試料用洗浄槽23で洗浄し次の希釈試料分
注を行うようになっている。
【0019】次に、装置本体17上に用意されている試
薬容器24から試薬分注ノズル25を介して反応容器8
に試薬を分注する。この試薬分注ノズル25もX方向、
Y方向、Z方向に移動できるようになっているととも
に、試薬分注用シリンジポンプ26に連結されている。
なお、試薬分注ノズル25は試薬用洗浄槽31で洗浄
し、次の試薬分注を行うようになっている。
薬容器24から試薬分注ノズル25を介して反応容器8
に試薬を分注する。この試薬分注ノズル25もX方向、
Y方向、Z方向に移動できるようになっているととも
に、試薬分注用シリンジポンプ26に連結されている。
なお、試薬分注ノズル25は試薬用洗浄槽31で洗浄
し、次の試薬分注を行うようになっている。
【0020】次に、反応容器8内の粒子凝集パターンを
判定するには、前記と同様にして反応容器8下方からの
光を透過させ撮像カメラ32で測光し、判定するのであ
る。ここで血球混入検知用容器と反応容器8との凝集パ
ターンの解析を行い、反応容器8内への血球の混入を自
動判定するのである。つまり、血球混入検知用容器9の
凝集パターンが図7Aに示したようなものであれば、反
応容器8内へも血球が混入していると判定される。した
がって、検体の処理を停止するか、反応容器8に再度血
清を分注し直すとともに、血球試薬の分注を行い粒子凝
集パターンの判定による再検査を行う。以上のごとく本
実施例によれば、1個の血球混入検知用容器を使用する
ことにより、複数の反応容器への血球の混入が検知でき
るので効率的な検知が可能となる。
判定するには、前記と同様にして反応容器8下方からの
光を透過させ撮像カメラ32で測光し、判定するのであ
る。ここで血球混入検知用容器と反応容器8との凝集パ
ターンの解析を行い、反応容器8内への血球の混入を自
動判定するのである。つまり、血球混入検知用容器9の
凝集パターンが図7Aに示したようなものであれば、反
応容器8内へも血球が混入していると判定される。した
がって、検体の処理を停止するか、反応容器8に再度血
清を分注し直すとともに、血球試薬の分注を行い粒子凝
集パターンの判定による再検査を行う。以上のごとく本
実施例によれば、1個の血球混入検知用容器を使用する
ことにより、複数の反応容器への血球の混入が検知でき
るので効率的な検知が可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、反応容器
の他に血球混入検知用容器を設けておくことにより、自
動的に血球の反応容器への混入を検知し、その情報に基
づいて必要に応じ検体の処理停止、再検査を行うことが
できるようになる。
の他に血球混入検知用容器を設けておくことにより、自
動的に血球の反応容器への混入を検知し、その情報に基
づいて必要に応じ検体の処理停止、再検査を行うことが
できるようになる。
【図1】本発明に用いる反応容器の斜視図、側面図、平
面図である。
面図である。
【図2】反応容器、血球混入検知用容器の斜視図であ
る。
る。
【図3】判定装置の概要説明図である。
【図4】分析装置の斜視図である。
【図5】マトリクス状反応容器の平面図である。
【図6】試料の分離状態を示す断面図である。
【図7】検体の凝集、非凝集状態を示す説明図である。
8 反応容器 9 血球混入検知用容器
Claims (1)
- 【請求項1】 血球混入検知用容器内の血球の有無によ
って検体を収容する反応容器内への血球の混入を検知す
る血球混入検知手段を設け、血球の混入検知情報に基づ
き検体の処理を停止および/または自動再検査を行うこ
とを特徴とする自動血液分析機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10774192A JP3157601B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 自動血液分析機 |
DE19934313603 DE4313603C2 (de) | 1992-04-27 | 1993-04-26 | Verfahren zum automatischen Analysieren von Agglutinationsreaktionen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10774192A JP3157601B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 自動血液分析機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05302929A true JPH05302929A (ja) | 1993-11-16 |
JP3157601B2 JP3157601B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=14466784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10774192A Expired - Fee Related JP3157601B2 (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 自動血液分析機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3157601B2 (ja) |
DE (1) | DE4313603C2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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