JPH05255328A - グリオキサール−n2 −アセチルグアニン付加物およびその製法 - Google Patents

グリオキサール−n2 −アセチルグアニン付加物およびその製法

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JPH05255328A
JPH05255328A JP3258636A JP25863691A JPH05255328A JP H05255328 A JPH05255328 A JP H05255328A JP 3258636 A JP3258636 A JP 3258636A JP 25863691 A JP25863691 A JP 25863691A JP H05255328 A JPH05255328 A JP H05255328A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D487/14Ortho-condensed systems

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ウイルス感染の治療剤としてのAcyclo
virを製造するのに有利な一般式Iで表わされる新規
な中間体を提供する。 【構成】 一般式I(式中、RとR’は同一または異な
ってもよく、水素、(C1 〜C8 )アシル基またはベン
ジル基を表し、R1 は(C1 〜C8 )アシル基を表す)
で表される化合物ならびにその製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般式I
【0002】
【化4】
【0003】(式中、RとR′は同一または異なってい
てもよく、水素、(C1 〜C8 )アシル基またはベンジ
ル基を表わし、R1 は(C1 〜C8 )アシル基を表わ
す)で表わされる新規な化合物およびその製法に関す
る。
【0004】
【従来の技術】式IV
【0005】
【化5】
【0006】で表わされる9−(2−ヒドロキシエトキ
シメチル)−グアニン(Acyclovior)はよく
知られたウイルス感染の治療剤(Zovirax)であ
る(Schafer H.J.,Beauchamp
L.M.,de Miranda P.,Elion
G.B.,Bauer D.J.,およびCollin
s P.(1978)Nature(ロンドン)27
,583〜585)。
【0007】
【発明の構成・作用】式IVの化合物は、進歩性のある
方法に従って、一般式I
【0008】
【化6】
【0009】で表わされる化合物を塩基性条件下、好ま
しくは50%水性メチルアミンまたは約1MのNaOH
中で室温またはわずかな加熱下に化合物IVに変える、
すなわち加水分解するという方法で製造される。式Iの
化合物は新規な化合物であり、本発明の目的化合物であ
る。上記式Iの化合物は、一般式II
【0010】
【化7】
【0011】で表わされる化合物を、式III A−CH2 −O−CH2 −CH2 −OR′ (III) (式中、AおよびQはアセトキシ基またはハロ基を表わ
しR′は前記の意味を持つ)で表わされる化合物を縮合
させることによって製造される。ここで触媒としてp−
トルエンスルホン酸、AlCl3 、SnCl4 、HgB
2 を用いる。反応媒体として、トルエンおよび関連す
る芳香族溶媒またはジクロロメタンおよび関連するハロ
ゲン化炭化水素が用いられる。この方法は110℃でト
ルエン中で残基としてA=CH3 COOを用いて、そし
て室温でジクロロエタン中でA=ハロ基を用いてそれぞ
れ行うことができる。ここで、一般式IIの化合物は、
一般式V
【0012】
【化8】
【0013】で表わされるN2 −置換グアニン誘導体を
グリオキサール水和物と縮合させることによって製造さ
れる。こうして得た式IIの化合物は乾燥したピリジン
中で室温でN2 ,9−ジアセチルグアニン(Hreba
necky H.,Farkas J.,核酸化学、パ
ートI,p.13;L.B.Townsend,R.S
tuart Tipson Ed.)およびグリオキサ
ールモノハイドレートから製造される。反応は通常
2 ,9−ジアセチルグアニン1モル当りグリオキサー
ル3.5〜8.0モルの比で行われる。得られる中間体
II(R=H)はさらにピリジン中で適当な無水物でア
セチル化されて中間体II(Rは好ましくはアセチル基
またはイソブチリル基である)に変えられ、後者はトル
エン中で還流温度で触媒量の酸(好ましくはp−トルエ
ンスルホン酸)の存在下で式III(Aは好ましくは−
CH3COOである)の化合物と縮合される。反応は一
般に化合物II(1モル)に対して過剰の反応物III
(1.2モル)を用いて行われる。本発明による新規な
化合物を製造するための出発化合物は特許および科学文
献に記載されている。
【0014】
【発明の効果】本発明による式Iの化合物から一般式I
の化合物を製造することによって、acyclovir
の製造のための出発原料(N2 ,9−ジアセチル−グア
ニジンの溶解度および反応性が芳香族溶媒および特にハ
ロゲン化脂肪族溶媒中で高められる。一般式IIの化合
物との縮合に対する選択性もまた好ましくは9−位の所
で高められ、それによって全反応収率が増大する。これ
らの方法を以下の非制限的実施例によってさらに詳細に
説明する。
【0015】
【実施例】
1.2 ,9(7)−ジアセチルグアニン(V)の製造 グアニン(152g)をN−メチル−2−ピロリドン
(800ml)および無水酢酸(250ml)に懸濁す
る。反応混合物を150℃に加熱し、2〜3時間攪拌
し、それによってすべてのグアニンを溶解する。この溶
液を室温に冷却し、冷蔵庫内に一夜放置する。結晶を吸
い取り、酢酸エチル(500ml)中に懸濁し、くり返
して吸引し、新鮮な酢酸エチル(50ml)で洗浄す
る。生成物を乾燥器内で50℃で恒量まで乾燥する。収
量はN2 −9(7)−ジアセチルグアニン(85%)2
00gである。反応混合物液体を反応容器に戻し、それ
にグアニン(100g)および無水酢酸(150ml)
を添加し、この方法をくり返す。さらにN2 ,9(7)
−ジアセチルグアニン150gが得られる。全収率は9
6%である。
【0016】2.グリオキサール−N2 −アセチルグア
ニン付加物(II)の製造 グリオキサールモノハイドレート(280g)を乾燥し
たピリジン(950ml)中に懸濁し、反応混合物を5
0℃で1時間攪拌し、それによってすべてのグリオキサ
ールを溶解する。この溶液にN2 ,9(7)−ジアセチ
ルグアニン(V)(236g)を添加し、反応混合物を
1.5時間激しく攪拌する。ピリジンは50℃で蒸発
し、圧力が下がる(67ミリバール)。水(1000m
l)を残留物に添加し、攪拌を30分間続け、その結果
固体残留物が溶解する。共沸混合物(ピリジン−水)
(400ml)を減圧下、50℃で蒸留除去する。白色
沈殿がすでに蒸留している間に形成され始める。フラス
コ内の残留物を冷水(2500ml)中に注入し、約1
時間攪拌し、冷蔵庫内に一夜放置する。沈殿を吸引し、
水(150ml)で洗浄し、乾燥器内で乾燥する。収
量:式II(R=H、R1=CH3 CO)の付加物22
7g(90%)、融点223℃。 C9 9 5 4 に対する分析:m/e=2511 H NMR−DMSO−d6 δDSS :2.68
(s,3,CH3 CO);5.55(dd,2,C
H);8.10(s,1,H8
【0017】3.テトラアセチル−グリオキサール−グ
アニン付加物(II)の製造 前記付加物II(252g)(R=H,Q=CH3
O,R1 =CH3 CO)をピリジン(2500ml)に
溶解する。無水酢酸(280ml)をこの溶液に注入
し、攪拌を室温で1.5時間続ける。ピリジンを減圧
下、50℃で蒸発させる。酢酸エチル(1000ml)
を残留物に注ぎ、混合物を室温で1時間攪拌し、冷蔵庫
内で一夜放置する。白色結晶を吸い取り、酢酸エチル
(150ml)で洗浄し、乾燥器内で恒量まで乾燥す
る。生成物II(R=CH3 CO,Q=CH3 CO,R
1 =CH3 CO)272g(72%)が得られる。酢酸
エチルを5%NaHCO3 溶液で3回洗浄し、最後に水
で洗い、Na2 SO4 で乾燥し、乾燥まで蒸発させる。
生成物72gがさらに追加して得られる。全収率:93
%、融点197〜199℃(酢酸エチルから晶出)。C
15155 7 に対する分析;m/e=3771 H NMR CDCl3 δTMS :2.1(ds,6A
c),2.7(s,3,NAc);2.83(s,3,
NAc);6.8(broad,2,CH);8.35
(s,1,H8
【0018】4.ジアセトキシ−グリオキサール−N2
−アセチルグアニン付加物(II)の製造 (方法A) 前記付加物II(252g)(R=CH3 CO,Q=
H,R1 =CH3 CO)をピリジン(2500ml)お
よび無水酢酸(280ml)に溶解する。混合物を室温
で1.5時間攪拌し、ピリジンを減圧下、50℃で蒸発
させる。残留物に50%エチルアルコール(800m
l)を添加し、混合物を還流温度に加熱する。還流時の
加熱を透明な溶液が得られるまで15分間続け、フラス
コの内容物を室温まで徐々に冷却し、冷蔵庫内で一夜放
置する。沈殿した結晶を吸引し、50%エチルアルコー
ルで洗浄し、乾燥器内で乾燥する。 収量:234g(70%)、融点242〜243℃。 C13135 6 に対する分析;m/e=3351 H NMR CDCl3 δTMS :2.15(s,6,
Ac);2.83(s,3,NAc);6.82;6.
93(dd,2,CH);8.15(s,1,H8 ) (方法B) 付加物II(272g)(R=CH3 CO、Q=CH3
CO)を50%エチルアルコール中に懸濁し、懸濁液を
還流しながら15分間またはすべての固体が溶解してし
まうまで加熱する。内容物を室温まで徐々に冷却し、冷
蔵庫に一夜放置する。結晶を吸引し、50%エチルアル
コールで洗浄し、乾燥する。生成物II(R=CH3
O、Q=H)173g(72%)が得られる。
【0019】5.9−(2−アセトキシエトキシメチ
ル)−ジアセトキシ−グリオキサール−N2 −アセチル
グアニン付加物(I)(R=CH3 CO、R1 =CH3
CO)の製造 付加物II(3.35g)(R=CH3 CO)、R1
CH3 CO、Q=H)および2−オキソ−1,4−ブタ
ン−ジオールジアセテートIII(2g;R=CH3
O)(Senkus M.,J.Amer.Chem.
Soc.68734(1946))およびp−トルエン
スルホン酸(0.03g)を乾燥したトルエン(40m
l)に懸濁し、還流しながら7時間攪拌する。トルエン
を乾燥まで蒸発させ、ベンゼン(150ml)を添加
し、懸濁液を攪拌下に煮込まで加熱し、ガラスフィルタ
ー上で熱濾過する。フィルター上に化合物I(R=CH
3CO、R1 =CH3 CO、R′=CH3 CO)2g
(44%)が残留し、これをトルエンから晶出させる。
融点197〜199℃。 C18215 9 に対する分析;m/e=4511 H NMR CDCl3 δTMS :2.05(s,3,
Ac);2.12(s,3,Ac);2.35(s,
3,Ac);2.75(s,3,NAc);3.69
(m,2,CH2 O);3.74(m,2,CH
2 O);5.5(s,2,NCH2 );6.87(d
d,2,CH);7.84(s,1,H8
【0020】6.ジイソブチロキシ−グリオキサール−
2 −アセチルグアニン付加物II(R=−COCH
(CH3 2 、R1 =CH3 CO、Q=H)の製造 前記付加物II(1.26g)(R=H、R1 =CH3
CO、Q=H)を乾燥したピリジン(25ml)中に懸
濁し、無水イソ酪酸(2.5ml)を添加し、混合物を
一夜攪拌する。ピリジンを蒸発させ、残留物を酢酸エチ
ルに溶解し、溶液を水(40ml)、5%NaHCO3
溶液(3×20ml)、そして最後に水(20ml)で
洗浄する。この溶液をNa2 SO4 上で乾燥すると、粗
生成物1.55gが得られる。50%エチルアルコール
(50ml)を添加し、還流しながら15分間加熱す
る。溶液を蒸発させ、少量の酢酸エチルを添加する。融
点171〜172℃を有する生成物1.2gが得られ
る。 C17215 6 に対する分析;m/e=3911 H NMR CDCl3 δTMS :1.16(s,3,
CH(CH3 2 );1.25(s,3,CH(C
3 2 );2.53(m,2,CH(CH3 2 );
2.8(s,3,NAc);6.7(dd,2,C
H);8.15(s,1,H8
【0021】7.9−(2−アセトキシエトキシメチ
ル)−ジイソブチロキシグリオキサール−N2 −アセチ
ルグアニン付加物(I)の製造 前記付加物II(200mg)(R=COCH(C
3 2 、R1 =CH3 CO、Q=H、R′=CH3
O)を触媒量の硫酸アンモニウムの存在下でヘキサメチ
ルジシラザン中で5分間還流しながら加熱する。前記期
間内ですべての出発物質が溶解し、シリル化(sili
lated)生成物II(R=COCH(CH3 2
1 =CH3 CO,Q=Si(CH3 3 )が得られ、
これは過剰の溶媒を蒸発後直ちに乾燥したベンゼン(1
5ml)に溶かし、HgBr2 (180mg)およびB
rCH2 OCH2 CH2 OAc(100mg)を添加す
る(Robins M.J.,Hatfield P.
W.,Canad.J.Chem.(1981)60
547〜553)。混合物を還流しながら一夜加熱し、
溶媒を蒸発させ、残留物をクロロホルムに溶解する。溶
液を20%KJ溶液(2×10ml)および水(2×1
0ml)で洗浄し、Na2 SO4 上で乾燥し、蒸発させ
て泡立たせる。収量:粗生成物210mg。シリカゲル
10g上でクロマトグラフィーを行った後、化合物I
(R=−COCH(CH3 2 、R1 =CH3 CO、
R′=CH3 CO)120gが得られる。1 H NMR CDCl3 δTMS :1.11(s,6,
CH(CH3 2 );1.25(s,6,CH(C
3 2 );2.06(s,3,Ac);2.8(s,
3,NAc);3.7(m,2,OCH2 );3.76
(m,2,OCH2 );5.5(s,2,NCH
2 O);6.85(dd,2,CH);7.80(s,
1,H8
【0022】応用例 (1)9−(2−ヒドロキシエトキシメチル)−グアニ
ン(IV)(acyclovir)の製造 前記化合物I(1g)(R=CH3 CO、R1 =CH3
CO、R' =CH3 CO)を50%メチルアミン(10
ml)に注入する。反応混合物は発熱反応により直ちに
透明化し、蒸気浴上でさらに15分間加熱するか、また
は室温で一夜放置する。溶媒および過剰のアミンを減圧
下で蒸発させ、エチルアルコール(10ml)を添加
し、溶媒をもう一度蒸発させる。メチルアルコール(1
5ml)を残留物に添加し、メチルアルコールを傾瀉
し、残留物をメチルアルコール/水混合物から晶出して
生成物IV(400mg;81%)を得る。融点264
〜266℃、m/e225。1 H NMR DMSO d6 δDSS :3.49(m,
4,OCH2 );4.69(s,1,OH);5.4
(s,2,NCH2 O);6.54(s,2,N
2 );7.84(s,1,H8 ) (2)NaOH(3g;0.075モル)を水に溶解
し、9−(2−アセトキシエトキシメチル)−ジアセチ
ルグリオキサール−N2 −アセチルグアニン付加物
(I)(4.51g;0.01モル)をかきまぜながら
室温で添加する。10分後に反応混合物は澄明となる。
温度は30℃に上昇する。温度25〜30℃で更に5時
間かきまぜを続ける。次いで反応混合物を5〜10℃に
冷却し、10%HClで10分間かけてpHを7に調節
する。更に2時間かきまぜ、吸引ろ過し、新しい水で洗
浄する。ケーキをフラスコに戻し、水(60ml)を添
加し、活性炭(0.2g)を添加し、沸点に加熱し、1
5分間かきまぜる。この溶液を次にダイカライト(di
calite)上で熱間吸引ろ過する。吸引ろ過する間
に濾液から白色沈殿が生成する。濾液を冷凍機内に一晩
入れ、次いで沈殿を吸引ろ過し、新しい水(10ml)
およびアセトン(10ml)で洗浄し、空気乾燥器内で
温度50℃で乾燥する。アシクロビア(Acyclov
ir(1.46g;65%))が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジヨセ・ニドベツク ユーゴスラビア国 ワイ・ユー 68000 ノボ・メスト、セゴバ 18 (72)発明者 パブル・チユペツト ユーゴスラビア国 ワイ・ユー 68000 ノボ・メスト、モコベツク 12アー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I 【化1】 (式中、RとR′は同一または異なっていてもよく、水
    素、(C1 〜C8 )アシル基またはベンジル基を表わ
    し、R1 は(C1 〜C8 )アシル基を表わす)で表わさ
    れる化合物。
  2. 【請求項2】 一般式II 【化2】 (式中、Rは水素、(C1 〜C8 )アシル基またはベン
    ジル基を表わし、R1 は(C1 〜C8 )アシル基を表わ
    し、Qはアセトキシ基またはハロ基を表わす)で表わさ
    れる化合物を式III A−CH2 −O−CH2 −CH2 −OR′ (III) (式中、R′は水素、(C1 〜C8 )アシル基またはベ
    ンジル基を表わし、Aはアセトキシ基またはハロ基を表
    わす)で表わされる化合物と縮合させることを特徴とす
    る一般式I 【化3】 (式中、R、R′およびR1 は前記の意味を持つ)で表
    わされる化合物の製法。
  3. 【請求項3】 反応媒体としてトルエンおよび関連する
    芳香族溶媒またはジクロロメタンおよび関連するハロゲ
    ン化炭化水素を使用することを特徴とする請求項2に記
    載の製法。
  4. 【請求項4】 触媒としてp−トルエンスルホン酸、A
    lCl3 、SnCl4 、HgBr2 を用いることを特徴
    とする請求項2に記載の製法。
  5. 【請求項5】 反応を110℃でトルエン中で残基とし
    てA=CH3 COOを用いて、そして室温でジクロロエ
    タン中でA=ハロ基を用いて行うことを特徴とする請求
    項2に記載の製法。
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