JPH05138736A - 表面に凹凸を有する成形体 - Google Patents

表面に凹凸を有する成形体

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JPH05138736A
JPH05138736A JP4017479A JP1747992A JPH05138736A JP H05138736 A JPH05138736 A JP H05138736A JP 4017479 A JP4017479 A JP 4017479A JP 1747992 A JP1747992 A JP 1747992A JP H05138736 A JPH05138736 A JP H05138736A
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一弘 高橋
Norinaga Nakamura
典永 中村
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正樹 塚田
Ichiro Taki
市朗 滝
Yasuhiro Ikeda
康弘 池田
Masaru Shida
優 志田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面が、しっとりした、ヌメリ感のある、ス
エード調の成形体を提供する。 【構成】 成形体の凹凸表面の、凹凸の平均間隔を20
〜50μm、凹凸の平均表面粗さRaを0.7〜2.0
μm、及び表面の60°グロス値を2.0以下とする。
この成形体表面は、表面に同じ凹凸を有する賦型フィル
ムを用いた賦型により成形する。賦形された成形体の種
類は、転写シートによる転写体、加圧成形用賦型フィル
ムによる加圧成形体、電離放射線硬化用フィルムによる
電離放射線硬化性樹脂の成形体、転写シートまたは賦型
フィルムを用いた射出成形同時絵付けによる転写体があ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、賦型フィルムを用いて
形成された、表面に微細な凹凸を有する転写体、プレス
成形品等の成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、成形体の表面に微細な凹凸、すな
わち、マットと呼ばれる艶消し表面を形成する技術とし
て、以下に述べるものがあった。はじめに、転写シート
による被転写体の表面に微細な凹凸を形成する技術につ
いて説明する。転写シートは、剥離性の基材シート上
に、剥離層、絵柄層、接着剤層からなる転写層を形成し
てなるものであり、この転写シートを、別の被転写体に
接触させ、被転写体表面に接着層、絵柄層、剥離層の順
に移行させて転写する技術である。したがって、被転写
体の表面は剥離層となる。従来、このような被転写体の
表面に凹凸模様を形成するには、予め剥離性の基材シー
トの表面に、凹凸模様を形成したものを用い、この上に
転写層を形成して、被転写体に接触させ、転写を行なっ
ていた。この転写により、被転写体の表面には、凹凸模
様を有する転写層が移行し、マット状の表面を得てい
た。
【0003】つぎに、従来の、成形体の表面に微細な凹
凸を形成する技術について説明する。成形品には、例え
ば、化粧板があり、これは、化粧原紙を熱硬化性樹脂で
含浸し、乾燥したものを、コア紙、オーバーレイ紙、基
材フィルムと共に積層し、これを上下熱盤間に金属鏡面
板を介して挟み加熱圧締したものである。このような化
粧板には、例えば、フェノール樹脂含浸コア紙4枚程度
の上にメラミン樹脂含浸紙を積層し、さらにその上にオ
ーバーレイ紙をメラミン樹脂で含浸したものを積層して
加熱圧締したメラミン化粧板がある。また、他の例とし
て、ジアリルフタレート(以下、DAPと略す)樹脂含
浸紙を板状基材の上に順次積み重ね、加熱圧締したDA
P化粧板がある。これらの化粧板の表面に凹凸を付与す
る場合には、鏡面板の間に、表面に凹凸を形成した賦型
フィルムを挿入して、前記板状基材を挟み加熱圧締して
成形し、その後、離型して表面に凹凸を有する化粧板を
得ていた。
【0004】さらに、成形品の他の例としては、電離放
射線硬化性樹脂を被塗物の表面に塗工して、その上に表
面に凹凸を形成した賦型フィルムを覆い電離放射線を照
射して塗膜を硬化させ、表面に凹凸を形成した賦型フィ
ルムを剥離して、表面に凹凸を有する被塗物を得てい
た。さらにまた、成形品の他の例としては、賦型フィル
ムを、不飽和ポリエステル樹脂が含浸されたものに被
せ、該樹脂を硬化させ、賦型フィルムを剥離して、表面
に凹凸を有する成形体を得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の凹凸模様を形成した賦型フィルムを用いて製造され
た成形体は、それらの表面はマット状になっているが、
触った感じが、ツルツルしていたり、ざらざらしていた
りして、ヌメリ感がなかった。そこで、本発明は成形体
の表面が、しっとりとした、ヌメリ感のある、スエード
調の成形体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
るために、本発明の成形体は、凹凸の平均間隔が20〜
50μm、凹凸の平均表面粗さRaが0.7〜2.0μ
m、および表面の60°グロス値が2.0以下である微
細な凹凸層を実質的に表面の全面に有するものとしてい
る。
【0007】本発明では、微細な凹凸表面が形成された
賦型フィルム、即ち、その凹凸表面は、凹凸の平均間隔
が20〜50μm、凹凸の平均表面粗さRaが0.7〜
2.0μm、および表面の60°グロス値が2.0以下
とした賦型フィルムを使用して賦型することにより、そ
の表面は、しっとりとしたヌメリ感のある艶消し表面と
なり、この感触は、ツルツル、またはテカテカしたもの
ではなく、それでいて、ザラザラした感じとは異なり、
柔らかな、スエードのような滑らかさであり、或種の高
級感を漂わせる成形体を得るものである。
【0008】ここで、平均傾斜角とは、図2に示される
ように、凹凸の山の高さをh1 ,h 2 ,h3 〜hn とし
たときに、次の〔数1〕の式によって表されるθaのこ
とをいう。
【0009】
【数1】
【0010】本発明は、前記賦型フィルム上に転写層を
形成し、該フィルムを被転写体に接触させ、転写層を被
転写体に転移させることによって、表面に微細な凹凸を
有し、表面の触った感じが、しっとりとしたヌメリ感の
ある、しかも、柔らかで、スエードのように滑らかな、
転写層が転写された成形体を得ることができる。また、
本発明によれば、前記賦型フィルムを、加熱圧板間に圧
締して成形される成形品と圧板の間に挿入して成形する
ことにより、表面に微細な凹凸を有するプレス成形体を
得ることができる。このような成形体としては、例え
ば、メラミン化粧板、DAP化粧板等がある。表面に凹
凸を形成したメラミン化粧板を製造するには、フェノー
ル樹脂含浸コア紙4枚程度の上にメラミン樹脂含浸シー
ト、さらにその上にメラミン樹脂を含浸したオーバーレ
イ紙を積層し、2枚の鏡面金属板の間に挟み、前記賦型
フィルムを挿入して、例えば、100kg/cm2 、1
35℃で20分間、加熱圧締を行なうことにより、触っ
た感じが、しっとりとしたヌメリ感のある、しかも、柔
らかで、スエードのように滑らかな、表面に微細な凹凸
を有するメラミン化粧板を得る。
【0011】また、表面に凹凸を形成したDAP化粧板
を製造するには、DAP樹脂含浸紙を板状基材の上に順
次積み重ねて、メラミン化粧板の製造方法と同様に、鏡
面金属板の間で、前記賦型フィルムを使用して、140
〜150℃、15kg/cm 2 、10分程度加熱圧締を
行なうことにより、触った感じが、しっとりとしたヌメ
リ感のある、しかも、柔らかで、スエードのように滑ら
かな、表面に微細な凹凸を有するDAP化粧板を得る。
【0012】つぎに、本発明は、前記賦型フィルムを使
用して、この賦型フィルムと基材との間に電離放射線硬
化性樹脂を介在させて紫外線、電子線等の電離放射線を
照射し、賦型フィルムを剥離することにより、触った感
じが、しっとりとしたヌメリ感のある、しかも、柔らか
で、スエードのように滑らかな、表面に微細な凹凸を有
する被塗物を得る。賦型フィルムと基材との間に電離放
射線硬化性樹脂を介在させる方法には、基材表面に予め
電離放射線硬化性樹脂を塗布して、その塗布面を賦型フ
ィルムで覆うか、又は予め電離放射線硬化性樹脂を塗布
した賦型フィルムの塗布面を基材表面に対向させて覆う
ことにより行う。
【0013】本発明で使用する電離放射線硬化性樹脂に
ついて説明する。電離放射線硬化性樹脂には、電子線硬
化性樹脂と紫外線硬化性樹脂とがあり、紫外線硬化性樹
脂が光重合開始剤や増感剤を含有することを除いて両者
の成分はほぼ同じである。電離放射線硬化性樹脂は、一
般的には被膜形成成分として、その溶液中にラジカル重
合性の二重結合を有するポリマー、オリゴマー、モノマ
ー等を主成分とし、その他必要に応じて非反応性のポリ
マー、有機溶剤、ワックスその他の添加剤を含有するも
のである。
【0014】本発明で使用する電離放射線硬化性樹脂に
用いられる皮膜形成成分は、好ましくは、アクリレート
系の官能基を有するもの、例えば、比較的低分子量のポ
リエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アルキッド樹脂、スピロア
セタール樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリチオールポリ
エン樹脂、多価アルコール等の多官能化合物の(メタ)
アクリレート等のオリゴマーまたはプレポリマーおよび
反応性希釈剤としてエチル(メタ)アクリレート、エチ
ルヘキシル(メタ)アクリレート、スチレン、メチルス
チレン、N−ビニルピロリドン等の単官能モノマー並び
に多官能モノマー、例えば、トリメチロールプロパント
リ(メタ)アクリレート、ヘキサンジオール(メタ)ア
クリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、
ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、
1、6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネ
オペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート等を比較
的多量に含有するものである。
【0015】また上記の電離放射線硬化性樹脂を紫外線
硬化性樹脂とするには、この中に光重合開始剤として、
アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、ミヒラーベンゾ
イルベンゾエート、α−アミロキシムエステル、テトラ
メチルチウラムモノサルファイド、チオキサントン類
や、光増感剤としてn−ブチルアミン、トリエチルアミ
ン、トリーn−ブチルホスフィン等を混合して用いるこ
とができる。特に本発明では、ポリエステルアクリレー
トにジアリルフタレートを添加したものが好ましい。
【0016】本発明で使用される電子線硬化性樹脂又は
紫外線硬化性樹脂は着色剤により着色されていてもよ
い。電離放射線硬化性樹脂が塗布される基材には、紙、
樹脂シート、樹脂フィルム、金属箔等の各種フィルム、
シート;樹脂板;木材、パーチクルボート等の木質板;
石膏板、コンクリート板、セラミックス板等の無機質
板;鉄板、アルミニウム板等の金属板が使用される。
【0017】これらの基材上には、あらかじめ絵柄層、
着色ベタ層が設けられていても良い。これらの電離放射
線硬化性樹脂の硬化方法は、通常の硬化方法、即ち、電
子線または紫外線の照射によって硬化することができ
る。例えば、電子線硬化の場合にはコックロフトワルト
ン型、バンデグラフ型、共振変圧型、絶縁コア変圧器
型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子
線加速器から放出される50〜1000KeV、好まし
くは100〜300KeVのエネルギーを有する電子線
等が使用され、紫外線硬化の場合には超高圧水銀灯、高
圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク、キセノンアー
ク、メタルハライドランプ等の光線から発する紫外線等
が利用できる。
【0018】つぎに、本発明は、基材上に貼られたシー
トに不飽和ポリエステル樹脂液を含浸し、その上に前記
賦型フィルムを被覆して硬化させ、その後、賦型フィル
ムを剥離することにより、触った感じが、しっとりとし
たヌメリ感のある、しかも、柔らかで、スエードのよう
に滑らかな、表面に微細な凹凸を有する成形体を得るも
のである。
【0019】また本発明は、凹凸の平均間隔が20〜5
0μm、凹凸の平均表面粗さRaが0.7〜2.0μ
m、および表面の60°グロス値が2.0以下である微
細な凹凸層を実質的に表面の全面に有する賦型フィルム
上に、転写層を形成して転写シートとし、この転写シー
トを射出成形用の雌金型または別の金型で予備成形し、
予備成形された転写シートを射出成形用の雌金型に密着
させたままで射出成形を行ない、転写シートの転写層を
成形体に転写させることにより、触った感じが、しっと
りとしたヌメリ感のある、しかも、柔らかで、スエード
のように滑らかな、表面に微細な凹凸を有する成形体を
得るものである。
【0020】また本発明は、凹凸の平均間隔が20〜5
0μm、凹凸の平均表面粗さRaが0.7〜2.0μ
m、および表面の60°グロス値が2.0以下である微
細な凹凸層を実質的に表面の全面に有する賦型フィルム
を射出成形用の雌金型または別の金型で予備成形し、予
備成形された賦型フィルムを射出成形用の雌金型に密着
させたままで射出成形を行ない、賦型フィルムを剥離す
ることにより、触った感じが、しっとりとしたヌメリ感
のある、しかも、柔らかで、スエードのように滑らか
な、表面に微細な凹凸を有する成形体を得るものであ
る。
【0021】さらに本発明は、凹凸の平均間隔が20〜
50μm、凹凸の平均表面粗さRaが0.7〜2.0μ
m、および表面の60°グロス値が2.0以下である微
細な凹凸層を実質的に表面の全面に有する賦型フィルム
上に、転写層を形成して転写シートとし、この転写シー
トを射出成形用の雌金型に配置し、射出成形を行ない、
転写シートの転写層を成形体に転写させることにより、
触った感じが、しっとりとしたヌメリ感のある、しか
も、柔らかで、スエードのように滑らかな、表面に微細
な凹凸を有する成形体を得るものである。
【0022】上記3通りの射出成形同時絵付による成形
体表面への賦形において、用いる転写シートまたは賦型
フィルムは、上記で示したように予め予備成形してもよ
いし、予備成形しないで用いることもできる。転写シー
トまたは賦型フィルムに深絞りが必要となる場合には、
予備成形をする方法が優れている。前記予備成形には、
真空成形法または真空圧空成形法により行なう。これら
の予備成形は、射出成形機の金型で直接予備成形する方
法と、予め別の金型で予備成形したものを射出成形用の
雌金型に装着する方法とがある。
【0023】最初に、転写シートまたは賦型フィルムの
予備成形を射出成形用の雌金型にて直接行なう方法を説
明する。射出成形用雌金型は、真空吸引成形に適用可能
なように真空吸引孔などが設けられた構造を有する。そ
して、雄金型と合体させて射出成形により成形される成
形品の形状の一部が賦形されている。上記の予備成形を
行なうにあたっては、成形台に装着した射出成形用の雌
金型のキャビティ側に転写シートまたは賦型フィルムを
配置させてヒーターなどを用いて加熱軟化させた後、雌
金型の真空吸引孔を通して転写シートまたは賦型フィル
ムを雌金型内のキャビティ面に吸引密着させる。その
後、該転写シートまたは賦型フィルムを冷却させること
によりフィルムの予備成形を完了する。
【0024】つぎに、転写シートまたは賦型フィルムの
予備成形を射出成形用の雌金型を用いずに、別の金型を
用いて予備成形する方法を説明する。射出成形用の雌金
型と同形状の金型を用いて、転写シートまたは賦型フィ
ルムを赤外線ヒータなどで加熱軟化させ、真空または真
空圧空成形で該同形状金型の内部形状に成形した後離型
する。このようにして成形された転写シートまたは賦型
フィルムを射出成形用の雌金型の所定の箇所に装着する
ことによって予備成形工程が完了する。
【0025】以上の予備成形によって成形された転写シ
ートまたは賦型フィルムを射出成形用の雌金型に密着し
たままで、射出成形用の雄金型により合体型締した後、
両金型のキャビティ空間に溶融させた成形品形成用樹脂
を雄金型の注湯孔を通して注入充填して射出成形を行な
う。射出成形完了後に雄金型を開き、プラスチック成形
品を型内から取り出す。成形品には転写シートまたは賦
型フィルムが一体化されて添着しているが、転写シート
の基材フィルムを剥離することにより、転写シートの転
写層が成形体側に残留し移行して、表面に微細な凹凸を
有する成形体が得られる。また、賦型フィルムの場合
も、成形品から賦型フィルムを剥離することにより、賦
型フィルムの表面に形成されていた表面に微細な凹凸が
成形品に賦形される。
【0026】そして、本発明の上記各成形体の製造に使
用する賦型フィルムは、基材フィルム1と基材フィルム
1上に積層された凹凸層2から形成されているものであ
る。その基材フィルム1の材質にPETフィルムを用
い、積層された凹凸層2が基材フィルム1から剥がれな
いようにするために、本発明は、基材フィルム1に易接
着処理がされているものである。このような易接着処理
には、基材フィルム1表面にコロナ放電処理や公知の各
種プライマーを塗工したり、感熱接着剤層を形成するも
のである。
【0027】そして、基材フィルム1上に形成する凹凸
層2は、無機系フィラーとバインダー樹脂からなる樹脂
組成物を用いて形成されたものである。そのバインダー
樹脂は、主としてポリイソシアネートで架橋されたアク
リルポリオールを用い、無機系フィラーとしては、炭酸
カルシウムCaCO3 およびシリカゲルSiO2 を用い
たものである。炭酸カルシウムとシリカゲルとの添加重
量比は20:10〜29:1であり、主たる無機系フィ
ラーである炭酸カルシウムの粒径は2〜5μm、望まし
くは3μmとする。また、シリカゲルの平均粒径は炭酸
カルシウムの粒径の3倍程度とする。そのシリカゲル
は、賦型フィルムの表面粗さを調整するために働くもの
であり、シリカゲルを添加せずに炭酸カルシウムだけを
使用した場合は、得られた表面がフラットに近くなり、
前記の目的の表面が得られない。また、シリカゲルは炭
酸カルシウムが沈降するのを防ぐ働きもする。
【0028】本発明の賦型フィルムの基材フィルム1の
材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンテレフタレート−イソフタレート共重合体、等のポリ
エステル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメ
チルペンテン、等のポリオレフィン樹脂、ポリフッ化ビ
ニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリ4フッ化エチレン、
エチレン−4フッ化エチレン共重合体、等のポリフッ化
エチレン系樹脂、ナイロン6、ナイロン66等のポリア
ミド、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレンビニルアルコー
ル共重合体、ポリビニルアルコール、ビニロン、等のビ
ニル共重合体、三酢酸セルロース、セロファン、等のセ
ルロース系樹脂、ポリメタアクリル酸エチル、ポリアク
リル酸ブチル、等のアクリル樹脂、ポリスチレン、ポリ
カーボネート、ポリアリレート、ポリイミド、等の合成
樹脂、あるいは、上質紙、薄葉紙、グラシン紙、硫酸
紙、等の紙が用いられる。
【0029】この基材フィルム1に凹凸層2を塗工する
方法は、スリットリバースコーティング方式によって行
なう。このコーティング方式を採用する理由は、グラビ
アコート等の通常のコーティング方式だと凹凸層2を形
成する樹脂組成物中のフィラー粒子が輪を書くように流
れて、賦型フィルム上に筋を形成してしまうからであ
る。したがって、本発明では、そのような筋を形成しな
いように、塗工方式として、塗膜にある程度厚みを形成
できる図3に示す、スリットリバースコート方式によっ
て塗布したものである。図3に、スリットリバースコー
ト方式の概要を示す。ノズル塗工装置4から吐出された
樹脂組成物は、バックアップロール6上に走行している
基材フィルム1に塗布され、次いでスクイズロール5に
よって塗膜厚を規制されて塗工される。
【0030】さらに、本発明で使用される賦型フィルム
は、その凹凸層2中に離型剤を含有させたものである。
その離型剤には、シリコーン、フッ素系樹脂、各種ワッ
クス等が用いられる。賦型フィルムを転写シートの基材
フィルム1に用い、その基材フィルム1上の凹凸層2か
らなる離型層に離型剤を含有させる。このような賦型フ
ィルム1を用い、この賦型フィルム上に転写層を形成し
た転写シートは、転写層が基材フィルム1上の離型層上
に形成されているので、この転写シートを用いて転写す
ると転写層が被転写体に容易に移行する。離型材は、バ
インダー樹脂との相溶性を考え、あまり表面にブリード
しないようにしなければならない。表面への多量のブリ
ードがあると賦型フィルムの凹凸層2にムラが生じてし
まう。このようなムラを無くすためには、凹凸層2形成
のバインダー樹脂との相溶性の良い組み合わせが重要で
ある。例えば、アクリルポリオールをバインダー樹脂に
用いた場合は、それとの相溶性のよいアミノ変性シリコ
ーンオイルを用いる。また、離型剤の添加量は少な過ぎ
ると剥離が重くなり、多過ぎると凹凸層成形樹脂と基材
フィルム1との密着が低下することから、0〜8重量
%、好ましくは0.1〜5重量%がよい。
【0031】
【実施例1】粒径3μmの炭酸カルシウムCaCO3
粒径10μmのシリカゲルSiO2 を重量比28対2の
割合で混合して、無機系フィラーを構成した。つぎに、
アクリルポリオール100重量部とポリイソシアネート
8.5重量部とからバインダー樹脂を構成した。
【0032】前記無機系フィラーを52重量部、前記バ
インダー樹脂を48重量部、および離型剤としてアミノ
変成シリコーンオイルを4重量部用いて凹凸層形成用の
樹脂組成物とした。この樹脂組成物を易接着処理された
PETフィルム(ダイヤホイル(株)製:TE,商品
名,厚み38μm)上に、15μm(乾燥塗膜厚)とな
るようにスリットリバースコーティング方式により塗工
し、110℃で30秒間乾燥したのち、60℃で3日間
エージングした。
【0033】こうして得られた賦型フィルムの表面の平
均表面粗さRaは1.2μmになった。また凸部と凹部
の最大高低差が8.0μm、凹凸の平均間隔が30μ
m、凹凸の平均傾斜角が14°となった。本実施例1で
賦型フィルムに用いる基材フィルムとして易接着処理さ
れたPETフィルムを使用する理由は、この基材フィル
ム上に被着される凹凸層との密着性が良好であるためで
ある。
【0034】この賦型フィルム上に、紫外線硬化性樹脂
(大日精化工業(株)製:セイカビーム,商品名)を1
0μm(乾燥塗膜厚)となるように塗布し、この上に接
着剤層としてアクリル系接着剤を塗布して、紫外線80
W/cmの1灯を20m/minで照射して、転写シー
トを得た。つぎに、この転写シートを用いて、ABSシ
ート上に熱ロール転写機により転写を行なって、表面に
微細な凹凸が形成された転写体を得た。
【0035】このようにして得られた転写体の表面は、
用いた転写フィルムの表面形状と全く同じ、Raが1.
2μm、凸部と凹部の最大高低差が8.0μm、凹凸の
平均間隔が30μm、凹凸の平均傾斜角が14°である
ものが得られた。
【0036】
【実施例2】フェノール樹脂含浸コア紙4枚程度の上に
メラミン樹脂含浸シート、さらにその上に35g/m2
程度のオーバーレイ紙にメラミン樹脂を含浸したものを
積層し、2枚の鏡面金属板の間に挟み、表面に凹凸を形
成した実施例1で製造された賦型フィルムを挿入して、
100kg/cm2 、135℃で20分間、加熱圧締を
行なうことにより、表面に微細な凹凸が形成されたメラ
ミン化粧板が得られた。
【0037】このようにして得られたメラミン化粧板の
表面は、用いた賦型フィルムの表面形状と全く同じ、R
aが1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が8.0μ
m、凹凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾斜角が1
4°であるものが得られた。
【0038】
【実施例3】DAP樹脂含浸紙を板状基材の上に順次積
み重ねて、実施例2のメラミン化粧板の製造方法と同様
に、鏡面金属板の間で、実施例1で製造された賦型フィ
ルムを使用して、140〜150℃、15kg/c
2 、10分間程、加熱圧締を行なった。
【0039】このようにして得られたDAP化粧板の表
面は、用いた賦型フィルムの表面形状と全く同じ、Ra
が1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が8.0μm、
凹凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾斜角が14°
であるものが得られた。
【0040】
【実施例4】厚さ0.25m/mのポリ塩化ビニルシー
ト上に柄印刷を施し、紫外線硬化性樹脂(大日精化工業
(株)製:セイカビーム,商品名)を50μm(乾燥塗
膜厚)となるように塗布した上に、次のようにして作成
された賦型フィルムをラミネートした。すなわち、この
賦型フィルムは実施例1の樹脂を厚さ30μmの易接着
処理されたPPフィルム(トーセロ;OP−Z)に乾燥
膜厚が15μmとなるように塗工し、100℃で30秒
乾燥した後、60℃3日間エージングして賦型フィルム
を得たものである。このラミネート体に紫外線80W/
cmの1灯を20m/minで照射したのち、賦型フィ
ルムを剥がして表面に微細な凹凸が形成されたシート状
物を得た。
【0041】このようにして得られたシート状物の表面
は、用いた賦型フィルムの表面形状と全く同じ、Raが
1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が8.0μm、凹
凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾斜角が14°で
あるものが得られた。なお、本実施例4においては賦型
フィルムに用いる基材フィルムとして次の理由から特
に、ポリプロピレンフィルムを用いた。前記各実施例で
用いたPETフィルムは365nm以下の波長領域を照
射すると吸収してしまうため、紫外線硬化性樹脂塗膜を
硬化させる際に硬化不足となる欠点が生じる。これに対
して、ポリプロピレンフィルムはPETフィルムに比
べ、200nm以上の波長領域において透過率に優れて
おり、紫外線照射には254nm前後及びそれ以上の波
長の水銀灯が通常用いられるので、紫外線硬化性樹脂の
硬化には365nmの透過性に優れたポリプロピレンフ
ィルムを用いた方が好ましい。
【0042】図4に各種波長に対するPETフィルムと
ポリプロピレンフィルムの透過率をグラフにして示し
た。この図4からはポリプロピレンフィルムがPETフ
ィルムに比べて、200〜365nmの領域において優
れた透過率を示すことがわかる。
【0043】
【実施例5】合板に印刷紙(チタン紙60〜100g)
をエマルジョン系接着剤で貼り、この上にポリエステル
樹脂(触媒としてBPO添加)を塗布し、その上に実施
例4で使用した賦型フィルムと同じ賦型フィルムをラミ
ネートし、室温で24時間放置する。その後、賦型フィ
ルムを剥がして成形体を得た。
【0044】このようにして得られたシート状物の表面
は、用いた賦型フィルムの表面形状と全く同じ、Raが
1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が8.0μm、凹
凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾斜角が14°で
あるものが得られた。
【0045】
【実施例6】本実施例6は、前記実施例2の転写シート
において転写される層に絵柄層を設けることにより製造
された転写シートを使用するものである。そして、この
転写シートをインサート成形法の真空形成工程と射出成
形工程をドッキングした成形法(サーモジェクト成形
法)により射出成形体に転写したものである。
【0046】本実施例6で用いる転写シートの層構造を
示す断面図を図5に示す。1は基材フィルム、2は基材
フィルム上に設けられた凹凸層であり、基材フィルム1
と凹凸層2とにより賦型フィルムが構成されている。7
はこの賦型フィルムの凹凸層2側に形成された転写層、
8は印刷インクにより転写層7上に印刷された絵柄層、
9はさらに、絵柄層8が形成された側の全面に設けられ
た接着剤層である。
【0047】本実施例6で使用する転写シートを次のよ
うにして製造した。実施例1で製造された賦型フィルム
上に、紫外線硬化性樹脂(大日精化工業(株)製:セイ
カビーム,商品名)を10μm(乾燥塗膜厚)となるよ
うに塗布した。この上に、印刷インクにより絵柄層8を
設けた。さらにこの上に接着剤層9としてアクリル系接
着剤を塗布して、紫外線80W/cmの1灯を20m/
minで照射して、転写シートを得た。
【0048】つぎに、この転写シートを用いて射出成形
同時絵付けの方法により、次のようにして射出成形体に
転写して表面に凹凸を有する成形体を得た。転写シート
をヒータにより加熱して軟化させた。つぎに、転写シー
トを移動し、真空ポンプを有する射出成形機の真空孔を
有する雌金型により、真空成形を行った。つぎに、真空
成形された転写シートを雌金型に密着させたままで射出
成形装置の雄金型より樹脂を注入し射出成形を行った。
型開きを行い、転写シートの基材シートを剥離して、射
出成形品を得た。このようにして得られた射出成形品の
表面は、Raが1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が
8.0μm、凹凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾
斜角が14°となった。
【0049】
【実施例7】本実施例7は、前記実施例6のインサート
成形法の真空形成工程と射出成形工程をドッキングした
成形法(サーモジェクト成形法)において、転写シート
の代わりに実施例1で製造された賦型シートを用いた実
施例である。この賦型シートを用いて射出成形同時絵付
けの方法により、次のようにして射出成形体の表面に凹
凸を有する成形体を得た。
【0050】実施例1の中間プロセスにおいて得られた
賦型シートをヒータにより加熱して軟化させた。つぎ
に、賦型シートを移動し、真空ポンプを有する射出成形
機の真空孔を有する雌金型により、真空成形を行った。
つぎに、真空成形された賦型シートを雌金型に密着させ
たままで射出成形装置の雄金型より樹脂を注入し射出成
形を行った。型開きを行い、賦型シートを剥離して、射
出成形品を得た。このようにして得られた射出成形品の
表面は、Raが1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が
8.0μm、凹凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾
斜角が14°となった。
【0051】
【実施例8】本実施例8は、前記実施例6で使用した転
写シートと同一のものを使用し、インモールド転写を行
ったものである。実施例6で使用する転写シートと同一
の転写シートをセンサーにより射出成形装置の雌金型の
所定の位置に来るように位置決めした。次に、型締を行
い射出成形した。型開きを行い、転写シートの基材シー
トを剥離して、転写シートの転写層が転写した射出成形
品を得た。このようにして得られた射出成形品の表面
は、Raが1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が8.
0μm、凹凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾斜角
が14°となった。
【0052】
【実施例9】前記実施例4は基材に電離放射線硬化性樹
脂を塗布したものであるのに対して、本実施例9は、賦
型フィルムに電離放射線硬化性樹脂を塗布することによ
り、基材表面に微細な凹凸を形成する実施例である。異
形押出成形した窓枠材用アルミニウム基材を用意した。
一方、実施例4と同じ紫外線硬化性樹脂に着色顔料を添
加した塗料を乾燥時塗工量が20g/m2 となるように
ロールコータにて実施例4と同じ賦型フィルム上のマッ
ト面に塗工した。次いで塗工面をアルミニウム基材に対
向させて密着させ、紫外線を160W/cmの強さで5
m/minのスピードで照射し前記紫外線硬化性樹脂を
硬化させた。次に賦型フィルムを剥離して、表面に微細
な凹凸が形成されたアルミニウムサッシ枠を得た。その
表面は、Raが1.2μm、凸部と凹部の最大高低差が
8.0μm、凹凸の平均間隔が30μm、凹凸の平均傾
斜角が14°となった。
【0053】
【実施例10】前記実施例9のアルミニウム基材上に着
色されたポリ塩化ビニル(アルミック:商品名、大日精
化工業株式会社製)をグラビアコートにて100μmの
厚みに塗工して乾燥して着色アルミニウム基材を得た。
一方、実施例4と同じ紫外線硬化性樹脂を用い、この紫
外線硬化製樹脂には着色顔料を添加せずに透明とした点
以外は、前記実施例9と同じ方法を適用することによ
り、前記着色アルミニウム基材に透明層を設け、その表
面に微細な凹凸を形成した。その表面は、Raが1.2
μm、凸部と凹部の最大高低差が8.0μm、凹凸の平
均間隔が30μm、凹凸の平均傾斜角が14°となっ
た。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、成形体の表面を凹凸の平均間隔が20〜50μm、
凹凸の平均粗さRaが0.7〜2.0μm、および表面
の60°グロス値が2.0以下とすることにより、その
表面は、しっとりとしたヌメリ感のある艶消し表面を得
ることができた。この感触は、ツルツル、またはテカテ
カしたものではなく、それでいて、ザラザラした感じと
は異なり、柔らかな、スエードのような滑らかさであ
り、或種の高級感を漂わせるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用する賦型フィルムを示す。
【図2】凹凸の平均傾斜角を説明するための図である。
【図3】本発明で用いるスリットリバースコーティング
方式を示す。
【図4】各種波長に対するPETフィルムとポリプロピ
レンフィルムの透過率のグラフを示す。
【図5】実施例6で用いる転写シートの層構造を示す。
【符号の説明】
1 基材フィルム 2 凹凸層 4 ノズル塗工装置 5 スクイズロール 6 バックアップロール 7 転写層 8 絵柄層 9 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/36 101 7016−4F 27/42 7016−4F 31/00 7141−4F B44C 1/165 F 9134−3K // B29C 45/16 7344−4F G03F 7/027 512 B29L 7:00 4F 9:00 4F (72)発明者 滝 市朗 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 池田 康弘 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 志田 優 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸の平均間隔が20〜50μm、凹凸
    の平均表面粗さRaが0.7〜2.0μm、および表面
    の60°グロス値が2.0以下である微細な凹凸層を実
    質的に表面の全面に有することを特徴とする表面に凹凸
    を有する成形体。
  2. 【請求項2】 表面に凹凸を有する成形体が、凹凸の平
    均間隔が20〜50μm、凹凸の平均表面粗さRaが
    0.7〜2.0μm、および表面の60°グロス値が
    2.0以下である微細な凹凸層を実質的に表面の全面に
    有する賦型フィルムを用いて賦型されたものであること
    を特徴とする請求項1記載の表面に凹凸を有する成形
    体。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された賦型フィルムを使
    用して、この賦型フィルム上に転写層を形成して転写シ
    ートとし、該転写シートを被転写体に接触させ、転写層
    を被転写体に転移させて得たことを特徴とする表面に凹
    凸を有する成形体。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載された賦型フィルムを、
    加熱圧板間に圧締して成形される成形品と圧板の間に挿
    入して成形して得たことを特徴とする表面に凹凸を有す
    るプレス成形体。
  5. 【請求項5】 プレス成形体がメラミン化粧板である請
    求項4記載の表面に凹凸を有するプレス成形体。
  6. 【請求項6】 プレス成形体がDAP化粧板である請求
    項4記載の表面に凹凸を有するプレス成形体。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載された賦型フィルムを使
    用して、この賦型フィルムと基材との間に電離放射線硬
    化性樹脂を介在させて電離放射線を照射し、賦型フィル
    ムを剥離したことを特徴とする表面に凹凸を有する成形
    体。
  8. 【請求項8】 請求項2に記載された賦型フィルムを、
    不飽和ポリエステル樹脂が含浸されたものに被せ、該樹
    脂を硬化させ、賦型フィルムを剥離して得たことを特徴
    とする表面に凹凸を有する成形体。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載された転写シートを射出
    成形用の雌金型または別の金型で予備成形し、予備成形
    された転写シートを射出成形用の雌金型に密着させたま
    まで射出成形を行ない、転写シートの転写層を成形体に
    転写させて得たことを特徴とする表面に凹凸を有する成
    形体。
  10. 【請求項10】 請求項2に記載された賦型フィルムを
    射出成形用の雌金型または別の金型で予備成形し、予備
    成形された賦型フィルムを射出成形用の雌金型に密着さ
    せたままで射出成形を行ない、賦型フィルムを剥離して
    得たことを特徴とする表面に凹凸を有する成形体。
  11. 【請求項11】 予備成形が真空成形法または真空圧空
    成形法である請求項9または10記載の表面に凹凸を有
    する成形体。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載された転写シートを予
    備成形せずに射出成形用の雌金型に配置し、射出成形を
    行ない、転写シートの転写層を成形体に転写させて得た
    ことを特徴とする表面に凹凸を有する成形体。
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