JPH05111882A - 吸盤構造 - Google Patents
吸盤構造Info
- Publication number
- JPH05111882A JPH05111882A JP3302495A JP30249591A JPH05111882A JP H05111882 A JPH05111882 A JP H05111882A JP 3302495 A JP3302495 A JP 3302495A JP 30249591 A JP30249591 A JP 30249591A JP H05111882 A JPH05111882 A JP H05111882A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction
- chamber
- communication hole
- upper chamber
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 壁面等に段差や凹凸があっても好適な吸着力
を保持できるようすると共に、吸着対象物が柔らかいも
のであっても吸着対象物を変形させることがないように
する。 【構成】 一側が開口した容器状の吸盤本体１と、該吸
盤本体１の開口部２を覆うように設けた多孔板３と、前
記吸盤本体１内部に設けて前記多孔板３に面した下室５
と吸引管６に連通する上室７とに仕切る仕切板８と、前
記下室５を複数の吸引室９に区画する区画壁１０と、前
記各吸引室９と前記上室７との間を連通するように前記
仕切板８に形成した連通孔１１及び補助孔１３と、前記
連通孔１１を通って吸引室９から上室７に向かって流れ
る空気の流量が所定値に増大したときに前記連通孔１１
を閉じる弁１２とを備える。
を保持できるようすると共に、吸着対象物が柔らかいも
のであっても吸着対象物を変形させることがないように
する。 【構成】 一側が開口した容器状の吸盤本体１と、該吸
盤本体１の開口部２を覆うように設けた多孔板３と、前
記吸盤本体１内部に設けて前記多孔板３に面した下室５
と吸引管６に連通する上室７とに仕切る仕切板８と、前
記下室５を複数の吸引室９に区画する区画壁１０と、前
記各吸引室９と前記上室７との間を連通するように前記
仕切板８に形成した連通孔１１及び補助孔１３と、前記
連通孔１１を通って吸引室９から上室７に向かって流れ
る空気の流量が所定値に増大したときに前記連通孔１１
を閉じる弁１２とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、壁面や天井等に吸着し
て歩行し得るようにした走行台車或いは物を吸着して運
搬する場合等に用いられる吸盤構造に関するものであ
る。
て歩行し得るようにした走行台車或いは物を吸着して運
搬する場合等に用いられる吸盤構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の走行台車において、壁面或いは天
井等が磁性体の場合には、走行台車に磁石車輪を設けて
該磁石車輪の磁力により走行台車を壁面等に吸着させて
壁面等を走行させるようにしたものが実施されている。
井等が磁性体の場合には、走行台車に磁石車輪を設けて
該磁石車輪の磁力により走行台車を壁面等に吸着させて
壁面等を走行させるようにしたものが実施されている。
【０００３】しかし、磁石車輪を利用した走行台車は、
壁面等が磁性体の場合にしか使用できないため、壁面等
が磁性体であるか否かを問わずに使用できる走行台車が
要求されている。
壁面等が磁性体の場合にしか使用できないため、壁面等
が磁性体であるか否かを問わずに使用できる走行台車が
要求されている。
【０００４】このため、台車に複数のアームを移動可能
に取付け、該アームの先端に真空吸着及び真空解除が可
能な吸盤を設けた走行台車が提案されている。吸盤を備
えた走行台車は、先ず全ての吸盤を壁面等に真空吸着さ
せて台車を壁面等に保持させ、次に前記吸盤を幾つかの
グループに分けて１つのグループの吸盤の吸着状態を解
除して該グループの吸盤のアームを進行方向に移動し、
移動後再び吸盤を真空吸着状態にして吸着位置を前進さ
せる。以後順次上記吸盤の吸着位置の移動を各グループ
ずつ交代で行うことにより吸盤に歩行動作をさせて台車
を壁面等に保持したまま台車を移動させる。
に取付け、該アームの先端に真空吸着及び真空解除が可
能な吸盤を設けた走行台車が提案されている。吸盤を備
えた走行台車は、先ず全ての吸盤を壁面等に真空吸着さ
せて台車を壁面等に保持させ、次に前記吸盤を幾つかの
グループに分けて１つのグループの吸盤の吸着状態を解
除して該グループの吸盤のアームを進行方向に移動し、
移動後再び吸盤を真空吸着状態にして吸着位置を前進さ
せる。以後順次上記吸盤の吸着位置の移動を各グループ
ずつ交代で行うことにより吸盤に歩行動作をさせて台車
を壁面等に保持したまま台車を移動させる。
【０００５】又、物を吸着して運搬する場合にも、前記
と同様の吸盤を用いることにより吊上げ物を磁性、非磁
性を問わず吊り上げることができるようにしたものがあ
る。
と同様の吸盤を用いることにより吊上げ物を磁性、非磁
性を問わず吊り上げることができるようにしたものがあ
る。
【０００６】図３は、前記走行台車のアームの先端に備
えるようにしたり、物を吊り上げる際に用いる吸盤の一
例を示しており、吸盤ａは一側が開口した容器状を有
し、開口部ｂの外周に該開口部ｂを取り巻くように且つ
開口部ｂより下側に突出するようにゴム等からなる可撓
性体ｃを取付けることにより単一構造の吸引室ｄを形成
し、吸引管ｅから図示しない真空源により前記吸引室ｄ
の内部を吸引することにより、前記可撓性体ｃを介して
壁面或いは吊上げ物等の吸着対象物ｆを吸着するように
している。
えるようにしたり、物を吊り上げる際に用いる吸盤の一
例を示しており、吸盤ａは一側が開口した容器状を有
し、開口部ｂの外周に該開口部ｂを取り巻くように且つ
開口部ｂより下側に突出するようにゴム等からなる可撓
性体ｃを取付けることにより単一構造の吸引室ｄを形成
し、吸引管ｅから図示しない真空源により前記吸引室ｄ
の内部を吸引することにより、前記可撓性体ｃを介して
壁面或いは吊上げ物等の吸着対象物ｆを吸着するように
している。
【０００７】又、前記した吸盤ａを用いて、図４に示す
ように板状を有し、且つ未乾燥のセメント板や粘土質板
のような柔らかい吸着対象物ｇを吸着し吊り上げて運搬
する場合がある。
ように板状を有し、且つ未乾燥のセメント板や粘土質板
のような柔らかい吸着対象物ｇを吸着し吊り上げて運搬
する場合がある。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したよう
な従来の吸盤ａでは、走行台車に用いた場合、歩行する
壁面や、吊り上げて運搬する場合の吊上げ物等の吸着対
象物ｆに割れや段差があったり、凹凸があるような場合
に、吸着対象物ｆとの間に隙間ができることにより吸着
能力が著しく低下したり、又吸着力を全く失って走行台
車や吸着対象物ｆが落下する等の危険性を有しており、
又前記図４に示したように吸盤ａにより未乾燥のセメン
ト板や粘土質板のような柔らかい吸着対象物ｇを吸着し
て運搬しようとした場合には、単一形状の吸引室ｄを形
成している従来の吸盤ａでは、吸引力によって図４に示
すように吸着対象物ｇが変形してしまう問題を有してい
た。
な従来の吸盤ａでは、走行台車に用いた場合、歩行する
壁面や、吊り上げて運搬する場合の吊上げ物等の吸着対
象物ｆに割れや段差があったり、凹凸があるような場合
に、吸着対象物ｆとの間に隙間ができることにより吸着
能力が著しく低下したり、又吸着力を全く失って走行台
車や吸着対象物ｆが落下する等の危険性を有しており、
又前記図４に示したように吸盤ａにより未乾燥のセメン
ト板や粘土質板のような柔らかい吸着対象物ｇを吸着し
て運搬しようとした場合には、単一形状の吸引室ｄを形
成している従来の吸盤ａでは、吸引力によって図４に示
すように吸着対象物ｇが変形してしまう問題を有してい
た。
【０００９】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなし
たもので、壁面等に割れや段差や凹凸があっても好適な
吸着力を保持できるようにすると共に、吸着対象物が柔
らかいものであっても吸着対象物を変形させるようなこ
とがない吸盤構造を提供することを目的とする。
たもので、壁面等に割れや段差や凹凸があっても好適な
吸着力を保持できるようにすると共に、吸着対象物が柔
らかいものであっても吸着対象物を変形させるようなこ
とがない吸盤構造を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、一側が開口し
た容器状の吸盤本体と、該吸盤本体の開口部を覆うよう
に設けた多孔板と、前記吸盤本体内部に設けられ前記多
孔板に面した下室と吸引管に連通する上室とに仕切る仕
切板と、前記下室を複数の吸引室に区画する区画壁と、
前記各吸引室と前記上室との間を連通するように前記仕
切板に形成した連通孔及び補助孔と、前記連通孔を通っ
て吸引室から上室に向かって流れる空気の流量が所定値
に増大したときに前記連通孔を閉じる弁とを備えたこと
を特徴とする吸盤構造、に係るものである。
た容器状の吸盤本体と、該吸盤本体の開口部を覆うよう
に設けた多孔板と、前記吸盤本体内部に設けられ前記多
孔板に面した下室と吸引管に連通する上室とに仕切る仕
切板と、前記下室を複数の吸引室に区画する区画壁と、
前記各吸引室と前記上室との間を連通するように前記仕
切板に形成した連通孔及び補助孔と、前記連通孔を通っ
て吸引室から上室に向かって流れる空気の流量が所定値
に増大したときに前記連通孔を閉じる弁とを備えたこと
を特徴とする吸盤構造、に係るものである。
【００１１】
【作用】多孔板を壁面等の吸着対象物に接着させて吸着
を行うと、下室が複数の吸引室に区画されており、且つ
各吸引室が連通孔及び補助孔を介して上室に連通し、更
に前記連通孔に吸引室から上室に向かって流れる空気の
流量が所定値に増大したときに前記連通孔を閉じるよう
に作動する弁を備えているので、吸着対象物に割れや段
差や凹凸があっても、隙間ができた吸引室は吸引される
空気流量が多くなることによって弁が閉じられ、該吸引
室は補助孔のみで上室、吸引管を介して負圧源に連通す
ることになり、且つ補助孔は過大な流量が流れないよう
に制限して真空源の負圧が低下しないようにしているの
で、その他の吸引室は弁が開いて真空源に連通し負圧を
維持して吸着状態を確保し続けるので常に好適な吸着力
を保持することができる。又吸着対象物が柔らかいもの
であっても多孔板が接触して吸着することにより吸着対
象物を変形させるようなこともない。
を行うと、下室が複数の吸引室に区画されており、且つ
各吸引室が連通孔及び補助孔を介して上室に連通し、更
に前記連通孔に吸引室から上室に向かって流れる空気の
流量が所定値に増大したときに前記連通孔を閉じるよう
に作動する弁を備えているので、吸着対象物に割れや段
差や凹凸があっても、隙間ができた吸引室は吸引される
空気流量が多くなることによって弁が閉じられ、該吸引
室は補助孔のみで上室、吸引管を介して負圧源に連通す
ることになり、且つ補助孔は過大な流量が流れないよう
に制限して真空源の負圧が低下しないようにしているの
で、その他の吸引室は弁が開いて真空源に連通し負圧を
維持して吸着状態を確保し続けるので常に好適な吸着力
を保持することができる。又吸着対象物が柔らかいもの
であっても多孔板が接触して吸着することにより吸着対
象物を変形させるようなこともない。
【００１２】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
する。
【００１３】図１に示すごとく、一側が開口した容器状
の吸盤本体１を設け、該吸盤本体１の開口部２を覆うよ
うに多孔板３を取付ける。４は多孔板に備えた多数の小
孔を示す。
の吸盤本体１を設け、該吸盤本体１の開口部２を覆うよ
うに多孔板３を取付ける。４は多孔板に備えた多数の小
孔を示す。
【００１４】前記吸盤本体１に、内部を前記多孔板３に
面した下室５と吸引管６に連通するようにした上室７と
に仕切る仕切板８を設け、更に前記下室５を複数の吸引
室９に区画する区画壁１０を設ける。
面した下室５と吸引管６に連通するようにした上室７と
に仕切る仕切板８を設け、更に前記下室５を複数の吸引
室９に区画する区画壁１０を設ける。
【００１５】前記仕切板８に、各吸引室９と前記上室７
との間を連通するようにした連通孔１１を形成し、更に
該連通孔１１を通って吸引室９から上室７に向かって流
れる空気の流量が所定値に増大したとき（吸引室９に対
して上室７の負圧が大きくなったとき）に前記連通孔１
１を閉じる弁１２を前記仕切板８に備える。
との間を連通するようにした連通孔１１を形成し、更に
該連通孔１１を通って吸引室９から上室７に向かって流
れる空気の流量が所定値に増大したとき（吸引室９に対
して上室７の負圧が大きくなったとき）に前記連通孔１
１を閉じる弁１２を前記仕切板８に備える。
【００１６】また前記仕切板８に、各吸引室９と前記上
室７との間を連通する小径の補助孔１３を形成する。該
補助孔１３は、前記連通孔１１が閉じられたときに吸引
室９の吸引が完全に停止されて吸着力を失ってしまうこ
とを防止するための孔であり、多少の漏れを生じさせる
働きを有している。従って該補助孔１３には図２に示す
ように、通常時には該補助孔１３を閉じており、前記吸
引室９と上室７の圧力差が所定値より大きくなったとき
に補助孔１３を開放するように作動する補助弁１４を備
えるようにしても良い。前記吸引管６は図示しない真空
源に連結されている。
室７との間を連通する小径の補助孔１３を形成する。該
補助孔１３は、前記連通孔１１が閉じられたときに吸引
室９の吸引が完全に停止されて吸着力を失ってしまうこ
とを防止するための孔であり、多少の漏れを生じさせる
働きを有している。従って該補助孔１３には図２に示す
ように、通常時には該補助孔１３を閉じており、前記吸
引室９と上室７の圧力差が所定値より大きくなったとき
に補助孔１３を開放するように作動する補助弁１４を備
えるようにしても良い。前記吸引管６は図示しない真空
源に連結されている。
【００１７】前記多孔板３を壁面等の吸着対象物１５に
接着させて吸引管６からの吸引により吸着を行うと、下
室５が複数の吸引室９に区画されており、且つ各吸引室
９が連通孔１１を介して上室７に連通し、更に連通孔１
１に吸引室９から上室７に向かって流れる空気の流量が
所定値に増大したとき（圧力差が大きくなったとき）に
前記連通孔１１を閉じるように作動する弁１２が備えて
あるので、吸着対象物１５と多孔板３との間に部分的な
隙間があっても、隙間ができた位置の吸引室９は吸引さ
れる空気流量が多くなることによって弁１２が閉じら
れ、これによって真空源の負圧の低下が防止されるので
その他の吸引室９は吸着力を確保し続けることができ、
吸着対象物１５に割れや段差や凹凸があっても常に好適
な吸着力を保持することができる。
接着させて吸引管６からの吸引により吸着を行うと、下
室５が複数の吸引室９に区画されており、且つ各吸引室
９が連通孔１１を介して上室７に連通し、更に連通孔１
１に吸引室９から上室７に向かって流れる空気の流量が
所定値に増大したとき（圧力差が大きくなったとき）に
前記連通孔１１を閉じるように作動する弁１２が備えて
あるので、吸着対象物１５と多孔板３との間に部分的な
隙間があっても、隙間ができた位置の吸引室９は吸引さ
れる空気流量が多くなることによって弁１２が閉じら
れ、これによって真空源の負圧の低下が防止されるので
その他の吸引室９は吸着力を確保し続けることができ、
吸着対象物１５に割れや段差や凹凸があっても常に好適
な吸着力を保持することができる。
【００１８】又吸着対象物１５が未乾燥のセメント板や
粘土質板のような柔らかいものであっても、多孔板３が
吸着対象物１５に接触して吸着することになるので、吸
着対象物１５が吸引力によって変形するようなこともな
い。
粘土質板のような柔らかいものであっても、多孔板３が
吸着対象物１５に接触して吸着することになるので、吸
着対象物１５が吸引力によって変形するようなこともな
い。
【００１９】尚、本発明は上記実施例にのみ限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に於い
て種々変更を加え得ることは勿論である。
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内に於い
て種々変更を加え得ることは勿論である。
【００２０】
【発明の効果】上記した本発明の吸盤構造によれば、吸
盤本体内が上室と下室に仕切られ、下室が複数の吸引室
に区画されており、且つ各吸引室が連通孔及び補助孔を
介して上室に連通し、更に前記連通孔に吸引室から上室
に向かって流れる空気の流量が所定値に増大したときに
前記連通孔を閉じるように作動する弁を備えているの
で、吸着対象物に割れや段差や凹凸があっても、隙間が
できた吸引室は吸引される空気流量が多くなることによ
って弁が閉じられ、これによって真空源の負圧の低下が
防止されるので、その他の吸引室は吸着状態を確保し続
けることができて常に好適な吸着力を保持することがで
き、又吸着対象物が柔らかいものであっても吸着対象物
に多孔板が接触して吸着することにより、吸着対象物を
変形させるようなこともない等の優れた効果を奏し得
る。
盤本体内が上室と下室に仕切られ、下室が複数の吸引室
に区画されており、且つ各吸引室が連通孔及び補助孔を
介して上室に連通し、更に前記連通孔に吸引室から上室
に向かって流れる空気の流量が所定値に増大したときに
前記連通孔を閉じるように作動する弁を備えているの
で、吸着対象物に割れや段差や凹凸があっても、隙間が
できた吸引室は吸引される空気流量が多くなることによ
って弁が閉じられ、これによって真空源の負圧の低下が
防止されるので、その他の吸引室は吸着状態を確保し続
けることができて常に好適な吸着力を保持することがで
き、又吸着対象物が柔らかいものであっても吸着対象物
に多孔板が接触して吸着することにより、吸着対象物を
変形させるようなこともない等の優れた効果を奏し得
る。
【図１】本発明の一実施例を示す切断側面図である。
【図２】図１の一部拡大詳細図である。
【図３】従来の吸盤の構成と使用の一例を示す切断側面
図である。
図である。
【図４】図３の吸盤の他の使用例を示す切断側面図であ
る。
る。
１ 吸盤本体 ２ 開口部 ３ 多孔板 ５ 下室 ６ 吸引管 ７ 上室 ８ 仕切板 ９ 吸引室 １０ 区画壁 １１ 連通孔 １２ 弁 １３ 補助孔
Claims (1)
- 【請求項１】 一側が開口した容器状の吸盤本体と、該
吸盤本体の開口部を覆うように設けた多孔板と、前記吸
盤本体内部に設けられ前記多孔板に面した下室と吸引管
に連通する上室とに仕切る仕切板と、前記下室を複数の
吸引室に区画する区画壁と、前記各吸引室と前記上室と
の間を連通するように前記仕切板に形成した連通孔及び
補助孔と、前記連通孔を通って吸引室から上室に向かっ
て流れる空気の流量が所定値に増大したときに前記連通
孔を閉じる弁とを備えたことを特徴とする吸盤構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302495A JPH05111882A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 吸盤構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302495A JPH05111882A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 吸盤構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111882A true JPH05111882A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17909649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3302495A Pending JPH05111882A (ja) | 1991-10-22 | 1991-10-22 | 吸盤構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111882A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH104104A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 吸着搬送装置の吸着部 |
| JP2010030782A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | J Schmalz Gmbh | 空圧作動式領域真空グリッパー |
| JP2013193206A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Xerex Ab | 真空グリッパ用物体感知バルブ |
| EP2779882A1 (en) * | 2011-11-18 | 2014-09-24 | NIKE Innovate C.V. | Switchable plate manufacturing vaccuum tool |
| CN104229531A (zh) * | 2013-06-09 | 2014-12-24 | 征图新视（江苏）科技有限公司 | 格栅吸风装置 |
| JP2015518430A (ja) * | 2012-04-05 | 2015-07-02 | エコバクス ロボティクス カンパニー リミテッド | 吸着装置、ガラス拭き取り装置、及びその走行制御方法 |
| EP2780267A4 (en) * | 2011-11-18 | 2015-11-11 | Nike Innovate Cv | VACUUM TOOL FOR MANUFACTURING |
| EP3093224A4 (en) * | 2014-01-29 | 2017-04-19 | Zhejiang University | Climbing robot vehicle |
| US9937585B2 (en) | 2011-11-18 | 2018-04-10 | Nike, Inc. | Multi-functional manufacturing tool |
| WO2018128194A1 (ja) * | 2017-01-07 | 2018-07-12 | インダストリーネットワーク株式会社 | 吸着走行装置 |
| WO2018135229A1 (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 壁面吸着走行装置 |
| CN111846941A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | J.施迈茨有限公司 | 真空抓持器 |
| KR102252435B1 (ko) * | 2020-01-16 | 2021-05-14 | 한국기계연구원 | 소프트 그립유닛, 이를 포함하는 그립장치 및 그립장치 제어방법 |
| US11235939B2 (en) | 2017-08-10 | 2022-02-01 | Kongsberg Precision Cutting Systems Belgium Bv | Vacuum lifter |
| KR20220025491A (ko) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 | 한국기계연구원 | 흡착 유닛 및 이를 포함하는 흡착장치 |
-
1991
- 1991-10-22 JP JP3302495A patent/JPH05111882A/ja active Pending
Cited By (34)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH104104A (ja) * | 1996-06-17 | 1998-01-06 | Dainippon Printing Co Ltd | 吸着搬送装置の吸着部 |
| JP2010030782A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | J Schmalz Gmbh | 空圧作動式領域真空グリッパー |
| KR20200038547A (ko) * | 2011-11-18 | 2020-04-13 | 나이키 이노베이트 씨.브이. | 전환 가능한 플레이트를 구비하는 제조용 진공 툴 |
| CN106743602A (zh) * | 2011-11-18 | 2017-05-31 | 耐克创新有限合伙公司 | 可变换板制造真空工具 |
| US11389972B2 (en) | 2011-11-18 | 2022-07-19 | Nike, Inc. | Manufacturing tool with selective activation of pickup zones |
| EP2779882A4 (en) * | 2011-11-18 | 2015-06-10 | Nike Innovate Cv | VACUUM SWITCHING TOOL WITH SWITCHABLE PLATE |
| EP3409623A1 (en) * | 2011-11-18 | 2018-12-05 | NIKE Innovate C.V. | Switchable plate manufacturing vacuum tool |
| EP2780267A4 (en) * | 2011-11-18 | 2015-11-11 | Nike Innovate Cv | VACUUM TOOL FOR MANUFACTURING |
| CN109132534A (zh) * | 2011-11-18 | 2019-01-04 | 耐克创新有限合伙公司 | 制造真空工具 |
| US9403280B2 (en) | 2011-11-18 | 2016-08-02 | Nike, Inc. | Manufacturing vacuum tool |
| EP2779882A1 (en) * | 2011-11-18 | 2014-09-24 | NIKE Innovate C.V. | Switchable plate manufacturing vaccuum tool |
| US10272518B2 (en) | 2011-11-18 | 2019-04-30 | Nike, Inc. | Multi-functional manufacturing tool |
| US10610958B2 (en) | 2011-11-18 | 2020-04-07 | Nike, Inc. | Multi-functional manufacturing tool |
| US9937627B2 (en) | 2011-11-18 | 2018-04-10 | Nike, Inc. | Manufacturing vacuum tool with selective activation of pickup zones |
| US9937585B2 (en) | 2011-11-18 | 2018-04-10 | Nike, Inc. | Multi-functional manufacturing tool |
| US10532468B2 (en) | 2011-11-18 | 2020-01-14 | Nike, Inc. | Manufacturing vacuum tool with selective activation of pickup zones |
| US11911893B2 (en) | 2011-11-18 | 2024-02-27 | Nike, Inc. | Manufacturing tool |
| US11273514B2 (en) | 2011-11-18 | 2022-03-15 | Nike, Inc. | Multi-functional manufacturing tool |
| US9238305B2 (en) | 2011-11-18 | 2016-01-19 | Nike, Inc. | Switchable plate manufacturing vacuum tool |
| JP2013193206A (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-30 | Xerex Ab | 真空グリッパ用物体感知バルブ |
| JP2015518430A (ja) * | 2012-04-05 | 2015-07-02 | エコバクス ロボティクス カンパニー リミテッド | 吸着装置、ガラス拭き取り装置、及びその走行制御方法 |
| CN104229531B (zh) * | 2013-06-09 | 2017-10-24 | 征图新视（江苏）科技有限公司 | 格栅吸风装置 |
| CN104229531A (zh) * | 2013-06-09 | 2014-12-24 | 征图新视（江苏）科技有限公司 | 格栅吸风装置 |
| EP3093224A4 (en) * | 2014-01-29 | 2017-04-19 | Zhejiang University | Climbing robot vehicle |
| WO2018128194A1 (ja) * | 2017-01-07 | 2018-07-12 | インダストリーネットワーク株式会社 | 吸着走行装置 |
| JP2021138370A (ja) * | 2017-01-07 | 2021-09-16 | インダストリーネットワーク株式会社 | 吸着走行装置 |
| JPWO2018128194A1 (ja) * | 2017-01-07 | 2019-11-07 | インダストリーネットワーク株式会社 | 吸着走行装置 |
| JPWO2018135229A1 (ja) * | 2017-01-18 | 2019-11-14 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 壁面吸着走行装置 |
| US10696338B2 (en) | 2017-01-18 | 2020-06-30 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Wall surface suction-type travel device |
| WO2018135229A1 (ja) * | 2017-01-18 | 2018-07-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 壁面吸着走行装置 |
| US11235939B2 (en) | 2017-08-10 | 2022-02-01 | Kongsberg Precision Cutting Systems Belgium Bv | Vacuum lifter |
| CN111846941A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | J.施迈茨有限公司 | 真空抓持器 |
| KR102252435B1 (ko) * | 2020-01-16 | 2021-05-14 | 한국기계연구원 | 소프트 그립유닛, 이를 포함하는 그립장치 및 그립장치 제어방법 |
| KR20220025491A (ko) * | 2020-08-24 | 2022-03-03 | 한국기계연구원 | 흡착 유닛 및 이를 포함하는 흡착장치 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH05111882A (ja) | 吸盤構造 | |
| US10343292B2 (en) | End effector | |
| JP2003174077A (ja) | 吸着保持装置 | |
| KR102344555B1 (ko) | 엔드 이펙터용 흡입 장치, 기판을 홀딩하기 위한 엔드 이펙터 및 엔드 이펙터를 제조하는 방법 | |
| JPH0316887A (ja) | 壁面吸着走行装置 | |
| US20110302766A1 (en) | Device mounter head and device mounting method using the same | |
| JP2003225880A (ja) | 物品の吸着搬送用吸盤 | |
| US2960364A (en) | Conveyor device | |
| JP2891878B2 (ja) | 板状体搬送装置 | |
| JPH0575539B2 (ja) | ||
| WO2006115157A1 (ja) | カセット搬送システム | |
| JPH06126676A (ja) | 吸着保持具及び吸着吊上げ装置 | |
| JP2002184835A (ja) | 吸着パッド | |
| JP2002137183A (ja) | 吸着パッド | |
| JP7293533B2 (ja) | ワーク搬送用ハンド | |
| JPH051780U (ja) | 吸着保持具 | |
| JPH01242345A (ja) | 真空吸着装置 | |
| JPH05383U (ja) | タイル吸着装置 | |
| JPH02305740A (ja) | 基板搬送装置 | |
| JPH0537863U (ja) | 吸盤装置 | |
| JP2529350Y2 (ja) | 吸盤装置 | |
| JPH08157177A (ja) | 真空吸着装置 | |
| JPH08174462A (ja) | 吸着継手 | |
| JP2000289967A (ja) | 少なくとも表面が通気性を有する物体に対する吸着治具及びそれを用いた真空吸着吊り上げ装置 | |
| CN220253222U (zh) | 一种晶圆传输末端执行器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |