JPH046483B2 - - Google Patents
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- JPH046483B2 JPH046483B2 JP60037339A JP3733985A JPH046483B2 JP H046483 B2 JPH046483 B2 JP H046483B2 JP 60037339 A JP60037339 A JP 60037339A JP 3733985 A JP3733985 A JP 3733985A JP H046483 B2 JPH046483 B2 JP H046483B2
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- chuck
- locking sleeve
- drill
- chuck body
- sleeve
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- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 26
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/1207—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
- B23B31/123—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/17—Socket type
- Y10T279/17042—Lost motion
- Y10T279/17068—Rotary socket
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- Y10T279/34—Accessory or component
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- Y10T408/96—Miscellaneous
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ドリルスピンドルに接続可能なチヤ
ツク本体と、そのチヤツク本体に回転不可能に保
持されて軸方向の2つの位置間で移動可能に案内
された係止スリーブとを備え、前記チヤツク本体
は、ドリル用工具受け入れ部と、その工具受け入
れ部につながる軸方向の連結路とを有し、前記連
結路を通り抜けてドリルスピンドルの衝撃運動
が、工具受け入れ部内でチヤツクジヨーの間に保
持されたドリルの端部に伝達され、前記チヤツク
ジヨーは、チヤツク本体に回転可能かつ軸方向に
移動不可能に案内された調整リングによつて移動
可能であり、その調整リングは調整スリーブを有
し、さらに前記係止スリーブは調整リングに向い
た端部に、前記調整リングの対向歯部に関係づけ
られた歯を有し、その歯は、係止スリーブが調整
リングに対して押し出された位置において前記対
向歯部に係合し、このことによつて、望ましくな
い回転に対して調整リングを係止し、調整リング
から押し戻された位置において、対向歯部との係
合を外されるようになされた衝撃ドリル用のドリ
ルチヤツクに関する。
ツク本体と、そのチヤツク本体に回転不可能に保
持されて軸方向の2つの位置間で移動可能に案内
された係止スリーブとを備え、前記チヤツク本体
は、ドリル用工具受け入れ部と、その工具受け入
れ部につながる軸方向の連結路とを有し、前記連
結路を通り抜けてドリルスピンドルの衝撃運動
が、工具受け入れ部内でチヤツクジヨーの間に保
持されたドリルの端部に伝達され、前記チヤツク
ジヨーは、チヤツク本体に回転可能かつ軸方向に
移動不可能に案内された調整リングによつて移動
可能であり、その調整リングは調整スリーブを有
し、さらに前記係止スリーブは調整リングに向い
た端部に、前記調整リングの対向歯部に関係づけ
られた歯を有し、その歯は、係止スリーブが調整
リングに対して押し出された位置において前記対
向歯部に係合し、このことによつて、望ましくな
い回転に対して調整リングを係止し、調整リング
から押し戻された位置において、対向歯部との係
合を外されるようになされた衝撃ドリル用のドリ
ルチヤツクに関する。
[従来の技術とその問題点]
例えば西独実用新案第8327665号より公知の前
記のようなドリルチヤツクにおいては、ドリル工
程の際に生じるドリル塵、ドリル紛および目の荒
いドリル破片のようなドリル切粉によつて、ドリ
ルチヤツクにとつて無視できない汚れの危険が生
じ、特に、上向きのドリル作業の場合には、ドリ
ル切粉がドリル穴から直接、上方へ開口したドリ
ルチヤツクの空所内へ下方に落ち、特に、工具受
け入れ部内に、またはチヤツク本体のすべり面と
調整スリーブまたは係止スリーブのすべり面との
間に達し、そこに集まり、そこからチヤツク内へ
より深く侵入し、時と共にドリルチヤツクの機能
を損つてドリルチヤツクを分解掃除しなければな
らないようになる可能性があり、このことは大変
不経済で、たいていは素人が実施できない作業を
必要とする。特に、ドリル切粉によつて、調整リ
ングにおける係止スリーブの係止と、案内部内で
のチヤツクジヨーの運動性が損われる。
記のようなドリルチヤツクにおいては、ドリル工
程の際に生じるドリル塵、ドリル紛および目の荒
いドリル破片のようなドリル切粉によつて、ドリ
ルチヤツクにとつて無視できない汚れの危険が生
じ、特に、上向きのドリル作業の場合には、ドリ
ル切粉がドリル穴から直接、上方へ開口したドリ
ルチヤツクの空所内へ下方に落ち、特に、工具受
け入れ部内に、またはチヤツク本体のすべり面と
調整スリーブまたは係止スリーブのすべり面との
間に達し、そこに集まり、そこからチヤツク内へ
より深く侵入し、時と共にドリルチヤツクの機能
を損つてドリルチヤツクを分解掃除しなければな
らないようになる可能性があり、このことは大変
不経済で、たいていは素人が実施できない作業を
必要とする。特に、ドリル切粉によつて、調整リ
ングにおける係止スリーブの係止と、案内部内で
のチヤツクジヨーの運動性が損われる。
ドリルチヤツク内に達するドリル切粉がドリル
チヤツク内に溜らず、長い間にもドリルチヤツク
の機能を損わないように冒頭に述べられた種類の
ドリルチヤツクを構成することが、本発明の根底
を成す課題である。
チヤツク内に溜らず、長い間にもドリルチヤツク
の機能を損わないように冒頭に述べられた種類の
ドリルチヤツクを構成することが、本発明の根底
を成す課題である。
[問題点を解決するための手段および作用]
本発明によると前記課題は、次のことによつて
解決される。すなわち、前記調整スリーブがチヤ
ツク本体の外周面から半径方向に隙間をおいて配
設され、前記係止スリーブがチヤツク本体と調整
スリーブとの間のリング状空間に係合し、前記調
整スリーブは軸方向において係止スリーブに密接
に重なつており、さらにチヤツク本体内にクリー
ニング経路が備えられ、そのクリーニング経路の
一端は、前記工具受け入れ部につながり、そして
他端は、軸方向においてリング状空間の外に位置
しかつ係止スリーブによつて被覆されていない箇
所においてチヤツク本体の外周面につながつてい
る。前記係止スリーブが前記調整リングから押し
戻された位置においても、リング状空間の係止ス
リーブから解放された部分を外側へ閉鎖するよう
に、前記調整スリーブが係止スリーブに軸方向に
重なることが好ましい。さらに、前記チヤツクジ
ヨーがチヤツク軸心に対して傾斜した案内経路内
を動くドリルチヤツクが問題とされるなら、本発
明の本質はさらに、案内経路がクリーニング経路
と同じく、軸方向においてリング状空間の外側で
係止スリーブによつて覆われていない箇所におい
てチヤツク本体の外周面につながつている点にあ
る。本発明によつて、まずドリル工程の際に生じ
るドリル切粉が調整スリーブとチヤツク本体との
間のリング状空間内に到達せず、それにより係止
スリーブの係止作用を損うことがないようにな
る。係止スリーブはそれに設けられた係止歯で直
接調整リング自体に係合し、その結果、前記調整
スリーブは係止スリーブから負荷を受けないまま
であり、それ自体周知であるように、比較的薄壁
に構成することができる。さらに、調整スリーブ
と係止スリーブを軸方向に互いに重ねて配設する
ことによつて、全体として軸方向において特に短
いドリルチヤツクの構造が可能となり、このこと
を前提として、クリーニング経路および案内経路
が遮られることなしにチヤツク本体の外周面につ
ながることができ、すなわち、調整スリーブまた
は係止スリーブによつて被覆されていない位置に
つながることができ、その結果、前記経路からの
ドリル切粉の排出が妨げられない。この場合、次
のようなドリル切粉が問題となる。すなわち、ド
リル工程の際にドリルチヤツクの工具受け入れ部
内に達し、遠心力の作用を受けて即座にクリーニ
ング経路を通り抜けて外側へ運び出され、そして
チヤツクジヨーのための案内経路に入つてしまつ
たならばその限りでは直接この経路自体において
外側へ運び出され、その結果、ドリルチヤツク内
に集まらず、対向して動かされた部分ないしは対
向して移動可能な部分の間により深く入り込むこ
とができないドリル切粉が問題となる。クリーニ
ング経路の終端部が、工具受け入れ部内で軸方向
の連結路に隣接して位置し、さらにこのことによ
つて、軸方向の連結路内にあつてドリル端部に衝
撃運動を行なうドリルスピンドルまたはアンビル
の端部の前にドリル切粉が集まり、ドリルスピン
ドルまたはアンビルの端部と、ドリルの端部との
間に達するか、または軸方向の連結路内に入り込
む危険が回避されることが好ましい。
解決される。すなわち、前記調整スリーブがチヤ
ツク本体の外周面から半径方向に隙間をおいて配
設され、前記係止スリーブがチヤツク本体と調整
スリーブとの間のリング状空間に係合し、前記調
整スリーブは軸方向において係止スリーブに密接
に重なつており、さらにチヤツク本体内にクリー
ニング経路が備えられ、そのクリーニング経路の
一端は、前記工具受け入れ部につながり、そして
他端は、軸方向においてリング状空間の外に位置
しかつ係止スリーブによつて被覆されていない箇
所においてチヤツク本体の外周面につながつてい
る。前記係止スリーブが前記調整リングから押し
戻された位置においても、リング状空間の係止ス
リーブから解放された部分を外側へ閉鎖するよう
に、前記調整スリーブが係止スリーブに軸方向に
重なることが好ましい。さらに、前記チヤツクジ
ヨーがチヤツク軸心に対して傾斜した案内経路内
を動くドリルチヤツクが問題とされるなら、本発
明の本質はさらに、案内経路がクリーニング経路
と同じく、軸方向においてリング状空間の外側で
係止スリーブによつて覆われていない箇所におい
てチヤツク本体の外周面につながつている点にあ
る。本発明によつて、まずドリル工程の際に生じ
るドリル切粉が調整スリーブとチヤツク本体との
間のリング状空間内に到達せず、それにより係止
スリーブの係止作用を損うことがないようにな
る。係止スリーブはそれに設けられた係止歯で直
接調整リング自体に係合し、その結果、前記調整
スリーブは係止スリーブから負荷を受けないまま
であり、それ自体周知であるように、比較的薄壁
に構成することができる。さらに、調整スリーブ
と係止スリーブを軸方向に互いに重ねて配設する
ことによつて、全体として軸方向において特に短
いドリルチヤツクの構造が可能となり、このこと
を前提として、クリーニング経路および案内経路
が遮られることなしにチヤツク本体の外周面につ
ながることができ、すなわち、調整スリーブまた
は係止スリーブによつて被覆されていない位置に
つながることができ、その結果、前記経路からの
ドリル切粉の排出が妨げられない。この場合、次
のようなドリル切粉が問題となる。すなわち、ド
リル工程の際にドリルチヤツクの工具受け入れ部
内に達し、遠心力の作用を受けて即座にクリーニ
ング経路を通り抜けて外側へ運び出され、そして
チヤツクジヨーのための案内経路に入つてしまつ
たならばその限りでは直接この経路自体において
外側へ運び出され、その結果、ドリルチヤツク内
に集まらず、対向して動かされた部分ないしは対
向して移動可能な部分の間により深く入り込むこ
とができないドリル切粉が問題となる。クリーニ
ング経路の終端部が、工具受け入れ部内で軸方向
の連結路に隣接して位置し、さらにこのことによ
つて、軸方向の連結路内にあつてドリル端部に衝
撃運動を行なうドリルスピンドルまたはアンビル
の端部の前にドリル切粉が集まり、ドリルスピン
ドルまたはアンビルの端部と、ドリルの端部との
間に達するか、または軸方向の連結路内に入り込
む危険が回避されることが好ましい。
クリーニング経路が、スピンドル側のチヤツク
端部へと向かつてチヤツク軸心に対して鋭角に延
びていることが好ましい。このことは、上向きの
ドリル作業の際に、斜め下方に外へ延びるクリー
ニング経路を通るドリル切粉の排出が、遠心力の
ほかにも重力によつても助けられるという利点が
ある。さらに、前記チヤツク本体の外周面の前記
クリーニング経路または前記案内経路の終端部
が、半径方向に自由な隙間をおいて、前記係止ス
リーブによつてエプロン状に覆われ、その際形成
されるチヤツク本体と係止スリーブとの間の自由
空間は、スピンドル側の端部において軸方向に開
放されているなら、前記の重力作用は、ドリル切
粉をそこからさらに排出するためにも利用するこ
とができ好都合である。このことによつて、クリ
ーニング経路または案内経路の終端部から排出さ
れるドリル切粉が、回転するドリルチヤツクから
直接半径方向に飛散することが防がれる。
端部へと向かつてチヤツク軸心に対して鋭角に延
びていることが好ましい。このことは、上向きの
ドリル作業の際に、斜め下方に外へ延びるクリー
ニング経路を通るドリル切粉の排出が、遠心力の
ほかにも重力によつても助けられるという利点が
ある。さらに、前記チヤツク本体の外周面の前記
クリーニング経路または前記案内経路の終端部
が、半径方向に自由な隙間をおいて、前記係止ス
リーブによつてエプロン状に覆われ、その際形成
されるチヤツク本体と係止スリーブとの間の自由
空間は、スピンドル側の端部において軸方向に開
放されているなら、前記の重力作用は、ドリル切
粉をそこからさらに排出するためにも利用するこ
とができ好都合である。このことによつて、クリ
ーニング経路または案内経路の終端部から排出さ
れるドリル切粉が、回転するドリルチヤツクから
直接半径方向に飛散することが防がれる。
さらに、調整スリーブと係止スリーブとの重な
りは、前記係止スリーブが、前記リング状空間か
ら突出する部分において、その外周面に関して調
整スリーブの外周面と一列になつていることを可
能にする。したがつて、係止スリーブはドリルチ
ヤツクの外径を大きくせず、ドリルチヤツクは、
相変わらず、規格化された通常の直径で製造さ
れ、したがつて、さらにドリル機械のくび部の受
け入れのために通常使われるドリル台における開
口部内にも適合する。
りは、前記係止スリーブが、前記リング状空間か
ら突出する部分において、その外周面に関して調
整スリーブの外周面と一列になつていることを可
能にする。したがつて、係止スリーブはドリルチ
ヤツクの外径を大きくせず、ドリルチヤツクは、
相変わらず、規格化された通常の直径で製造さ
れ、したがつて、さらにドリル機械のくび部の受
け入れのために通常使われるドリル台における開
口部内にも適合する。
本発明の他の提案によると、一方が前記チヤツ
ク本体にそして他方が前記係止スリーブに互いに
関係づけられた止め部材が備えられ、その止め部
材は係止スリーブを軸方向の両方の位置において
それぞれはめ込み式に保持する。前記係止スリー
ブの前記止め部材が、軸方向においてスリープ壁
から切欠き形成されたばね舌片であり、そのばね
舌片は舌片自由端に備えられた止め突起において
前記チヤツク本体の2つの止め受け入れ部に係合
し、その止め受け入れ部は、互いに軸方向に距離
をおいて、調整リングに対するチヤツク本体にお
ける係止スリーブの両位置を決定することが好ま
しい。
ク本体にそして他方が前記係止スリーブに互いに
関係づけられた止め部材が備えられ、その止め部
材は係止スリーブを軸方向の両方の位置において
それぞれはめ込み式に保持する。前記係止スリー
ブの前記止め部材が、軸方向においてスリープ壁
から切欠き形成されたばね舌片であり、そのばね
舌片は舌片自由端に備えられた止め突起において
前記チヤツク本体の2つの止め受け入れ部に係合
し、その止め受け入れ部は、互いに軸方向に距離
をおいて、調整リングに対するチヤツク本体にお
ける係止スリーブの両位置を決定することが好ま
しい。
前記調整リングがチヤツク本体に装着可能な締
め付けスパナによつて移動可能で、前記締め付け
スパナが調整リングの歯車リムに係合するピニオ
ンを有するドリルチヤツクを問題とすれば、さら
に、好ましい実施態様としては、前記係止スリー
ブの歯の歯面および調整リングの対向歯部の歯面
が45゜〜90゜の間の角度を成している。このことに
よつて、次のことが保証されている。すなわち、
衝撃ドリル作業の際に生じるチヤツク応力ではな
く、締め付けスパナによつて調整リングに加えら
れる回転モーメントは、斜めの歯面を介して係止
スリーブを調整リングとの係止から押し出すのに
十分であり、つまり締め付けスパナによる調整リ
ングの操作の前にまずチヤツク本体上の係止スリ
ーブを押し戻すことは絶対的には必要ではない。
さらに、締め付け方向における回転の際に、より
平らな歯面を介して調整リングからの係止スリー
ブのより容易な取り出しを可能にするために、係
止スリーブの歯と調整リングの対向歯部とをのこ
ぎり歯状に構成する可能性も存在する。
め付けスパナによつて移動可能で、前記締め付け
スパナが調整リングの歯車リムに係合するピニオ
ンを有するドリルチヤツクを問題とすれば、さら
に、好ましい実施態様としては、前記係止スリー
ブの歯の歯面および調整リングの対向歯部の歯面
が45゜〜90゜の間の角度を成している。このことに
よつて、次のことが保証されている。すなわち、
衝撃ドリル作業の際に生じるチヤツク応力ではな
く、締め付けスパナによつて調整リングに加えら
れる回転モーメントは、斜めの歯面を介して係止
スリーブを調整リングとの係止から押し出すのに
十分であり、つまり締め付けスパナによる調整リ
ングの操作の前にまずチヤツク本体上の係止スリ
ーブを押し戻すことは絶対的には必要ではない。
さらに、締め付け方向における回転の際に、より
平らな歯面を介して調整リングからの係止スリー
ブのより容易な取り出しを可能にするために、係
止スリーブの歯と調整リングの対向歯部とをのこ
ぎり歯状に構成する可能性も存在する。
特に好都合には、係止スリーブとチヤツク本体
との間の止め装置は、次のように構成することが
できる。すなわち、前記係止スリーブの止め部材
が、前記チヤツク本体に対して突出し軸方向に延
びるリブから成り、前記チヤツク本体の止め部材
が、チヤツク本体上で周方向において互いに並ん
で軸方向において異なる長さで延びる2つの切欠
きから成り、さらに前記切欠きの端部へ向かう方
向にコイルスプリングの力を受けている係止スリ
ーブが、前記リブで両切欠きの一方または他方に
選択的に移動可能であり、短い方の切欠きの端部
でのリブの止まりが、係止スリーブを調整リング
との係合から外した状態に保つが、長い方の切欠
き内にあるリブは、調整リングにおける係止スリ
ーブの係止を可能にする。
との間の止め装置は、次のように構成することが
できる。すなわち、前記係止スリーブの止め部材
が、前記チヤツク本体に対して突出し軸方向に延
びるリブから成り、前記チヤツク本体の止め部材
が、チヤツク本体上で周方向において互いに並ん
で軸方向において異なる長さで延びる2つの切欠
きから成り、さらに前記切欠きの端部へ向かう方
向にコイルスプリングの力を受けている係止スリ
ーブが、前記リブで両切欠きの一方または他方に
選択的に移動可能であり、短い方の切欠きの端部
でのリブの止まりが、係止スリーブを調整リング
との係合から外した状態に保つが、長い方の切欠
き内にあるリブは、調整リングにおける係止スリ
ーブの係止を可能にする。
[実施例]
以下において、図面に描かれた実施例を用いて
本発明を詳細に説明する。
本発明を詳細に説明する。
図面においては、1はドリルスピンドルであ
り、2はそのドリルスピンドル1によつて駆動さ
れるドリルチヤツクである。ドリルチヤツク2は
回転接続してドリルスピンドル1に配設され、そ
のためには、ドリルスピンドル1上でのドリルチ
ヤツク2の軸方向の可動性を妨げない2つのほぞ
部3が使用される。ドリルチヤツク2のチヤツク
本体4内に、ドリル(図示せず)用の工具受け入
れ部5と、その工具受け入れ部5につながる軸方
向の連結路5.1とがあり、前記連結路5.1を
通り抜けてドリルスピンドル1の衝撃運動が、工
具受け入れ部5内でチヤツクジヨー6の間に保持
されたドリルシヤフトの端部に直接伝達される。
その際、軸方向において両方向に僅かにドリルス
ピンドル1上で移動可能なチヤツク本体4がそれ
ぞれ1つの弾性リング7.1,7.2を介して弾
力的にドリルスピンドル1のフランジ部8に対し
て支持されていることによつて、チヤツク本体
4、およびそのチヤツク本体4と共にドリルチヤ
ツク2全体は、ドリルスピンドル1の衝撃作用か
ら切り離されている。チヤツクジヨー6は、チヤ
ツク本体4内でチヤツク軸心に対して傾斜して延
びている案内経路9内に案内され、歯部10で調
整リング12の雌ねじ11に係合し、前記調整リ
ング12は、チヤツク本体4のリング状切欠き内
で回転可能に案内されている。調整リング12を
前記リング状切欠き内にはめ込むことができるよ
うに、その調整リング12は軸心に交差する方向
に分割されている。両方のリング半部は、調整リ
ング12上で軸方向にずれた調整スリーブ19に
よつてまとめて保持され、前記調整スリーブ19
は薄板から成り、ドリル側のフランジ部が調整リ
ング12のみぞ17内に嵌合されている。調整リ
ングは、手のほかに締め付けスパナ13を用いて
操作することができ、前記締め付けスパナ13は
それに設けられた案内ほぞ14においてチヤツク
本体4の案内受け入れ部に差し込むことができ、
さらにその締め付けスパナ13はピニオン15を
有しており、そのピニオン15は調整リング12
の前面歯部に係合する。さらに、チヤツク本体4
には係止スリーブ18が、回転不可能に保持され
ているが軸方向の2つの位置間で移動可能に案内
されている。詳細には第1図の拡大図より明らか
なように、係止スリーブ18は調整リング12に
向いた縁部に歯20を有し、その歯20は、縁部
においてリング状に取り囲んだ歯部を形成し、そ
の歯部は調整リング12の対向歯部21に関係づ
けられている。係止スリーブ18の歯20は、調
整リング12に向かつて前へ押し出された位置に
おいて調整リング12の対向歯部21内に係合
し、このことによつて、望ましくない回転に対し
て調整リング12を係止する。それに対して、調
整リング12から押し戻された位置において、係
止スリーブ18の歯20は調整リング12の対向
歯部21との係合を外されており、その結果、前
記調整リング12は自由に回転可能である。調整
スリーブ19がチヤツク本体4の外周面から半径
方向に隙間をおいて配設され、したがつて、前記
チヤツク本体4と共にリング状空間22を形成す
る。前記リング状空間22内には係止スリーブ1
8が係合する。その際、前記係止スリーブ18は
調整スリーブ19によつて隙間なく覆われ、しか
も、軸方向においては、係止スリーブ18が調整
リング12から押し戻された位置においても、そ
の際リング状空間22の係止スリーブ18から解
放される部分を調整スリーブ19が外側へ閉鎖す
るように覆われている。さらに、チヤツク本体4
内にはクリーニング経路23が備えられ、そのク
リーニング経路23は、一方が、工具受け入れ部
内で軸方向の連結路5.1に隣接する位置につな
がり、そして他方が、軸方向においてリング状空
間2の外側に位置し係止スリーブ18によつて閉
鎖されていない箇所でチヤツク本体4の外周面に
つながつている。前記クリーニング経路23は、
スピンドル側のチヤツク端部へ向かつてチヤツク
軸心に対して鋭角24(第1図)を成して延びて
いる。案内経路9もクリーニング経路23と同じ
く、軸方向においてリング状空間22の外で係止
スリーブ18によつて被覆されない箇所において
チヤツク本体4の外周面につながつている。した
がつてチヤツクジヨー6の間で工具受け入れ部5
内に達するドリル切粉は直接クリーニング経路2
3を通つて外に出ることができる。同じことが、
工具受け入れ部5から案内経路9内へはいり込む
ドリル切粉にもあてはまる。チヤツク本体4の外
側でクリーニング経路23または案内経路9が直
接外につながつていてもよい。しかしながら、図
面に描かれているように、クリーニング経路23
または案内経路9の外側の終端部がエプロン状部
分の種類に応じて半径方向に自由な隙間をおい
て、係止スリーブ18によつて覆われ、その際形
成されるチヤツク本体4と係止スリーブ18との
間の自由空間25がスピンドル側の端部26にお
いて軸方向に開放され、その結果例えば頭上のド
リル作業の際にクリーニング経路または案内経路
9,23から出るドリル切粉が重力の作用で即座
に自由空間25から落下する可能性も存在する。
り、2はそのドリルスピンドル1によつて駆動さ
れるドリルチヤツクである。ドリルチヤツク2は
回転接続してドリルスピンドル1に配設され、そ
のためには、ドリルスピンドル1上でのドリルチ
ヤツク2の軸方向の可動性を妨げない2つのほぞ
部3が使用される。ドリルチヤツク2のチヤツク
本体4内に、ドリル(図示せず)用の工具受け入
れ部5と、その工具受け入れ部5につながる軸方
向の連結路5.1とがあり、前記連結路5.1を
通り抜けてドリルスピンドル1の衝撃運動が、工
具受け入れ部5内でチヤツクジヨー6の間に保持
されたドリルシヤフトの端部に直接伝達される。
その際、軸方向において両方向に僅かにドリルス
ピンドル1上で移動可能なチヤツク本体4がそれ
ぞれ1つの弾性リング7.1,7.2を介して弾
力的にドリルスピンドル1のフランジ部8に対し
て支持されていることによつて、チヤツク本体
4、およびそのチヤツク本体4と共にドリルチヤ
ツク2全体は、ドリルスピンドル1の衝撃作用か
ら切り離されている。チヤツクジヨー6は、チヤ
ツク本体4内でチヤツク軸心に対して傾斜して延
びている案内経路9内に案内され、歯部10で調
整リング12の雌ねじ11に係合し、前記調整リ
ング12は、チヤツク本体4のリング状切欠き内
で回転可能に案内されている。調整リング12を
前記リング状切欠き内にはめ込むことができるよ
うに、その調整リング12は軸心に交差する方向
に分割されている。両方のリング半部は、調整リ
ング12上で軸方向にずれた調整スリーブ19に
よつてまとめて保持され、前記調整スリーブ19
は薄板から成り、ドリル側のフランジ部が調整リ
ング12のみぞ17内に嵌合されている。調整リ
ングは、手のほかに締め付けスパナ13を用いて
操作することができ、前記締め付けスパナ13は
それに設けられた案内ほぞ14においてチヤツク
本体4の案内受け入れ部に差し込むことができ、
さらにその締め付けスパナ13はピニオン15を
有しており、そのピニオン15は調整リング12
の前面歯部に係合する。さらに、チヤツク本体4
には係止スリーブ18が、回転不可能に保持され
ているが軸方向の2つの位置間で移動可能に案内
されている。詳細には第1図の拡大図より明らか
なように、係止スリーブ18は調整リング12に
向いた縁部に歯20を有し、その歯20は、縁部
においてリング状に取り囲んだ歯部を形成し、そ
の歯部は調整リング12の対向歯部21に関係づ
けられている。係止スリーブ18の歯20は、調
整リング12に向かつて前へ押し出された位置に
おいて調整リング12の対向歯部21内に係合
し、このことによつて、望ましくない回転に対し
て調整リング12を係止する。それに対して、調
整リング12から押し戻された位置において、係
止スリーブ18の歯20は調整リング12の対向
歯部21との係合を外されており、その結果、前
記調整リング12は自由に回転可能である。調整
スリーブ19がチヤツク本体4の外周面から半径
方向に隙間をおいて配設され、したがつて、前記
チヤツク本体4と共にリング状空間22を形成す
る。前記リング状空間22内には係止スリーブ1
8が係合する。その際、前記係止スリーブ18は
調整スリーブ19によつて隙間なく覆われ、しか
も、軸方向においては、係止スリーブ18が調整
リング12から押し戻された位置においても、そ
の際リング状空間22の係止スリーブ18から解
放される部分を調整スリーブ19が外側へ閉鎖す
るように覆われている。さらに、チヤツク本体4
内にはクリーニング経路23が備えられ、そのク
リーニング経路23は、一方が、工具受け入れ部
内で軸方向の連結路5.1に隣接する位置につな
がり、そして他方が、軸方向においてリング状空
間2の外側に位置し係止スリーブ18によつて閉
鎖されていない箇所でチヤツク本体4の外周面に
つながつている。前記クリーニング経路23は、
スピンドル側のチヤツク端部へ向かつてチヤツク
軸心に対して鋭角24(第1図)を成して延びて
いる。案内経路9もクリーニング経路23と同じ
く、軸方向においてリング状空間22の外で係止
スリーブ18によつて被覆されない箇所において
チヤツク本体4の外周面につながつている。した
がつてチヤツクジヨー6の間で工具受け入れ部5
内に達するドリル切粉は直接クリーニング経路2
3を通つて外に出ることができる。同じことが、
工具受け入れ部5から案内経路9内へはいり込む
ドリル切粉にもあてはまる。チヤツク本体4の外
側でクリーニング経路23または案内経路9が直
接外につながつていてもよい。しかしながら、図
面に描かれているように、クリーニング経路23
または案内経路9の外側の終端部がエプロン状部
分の種類に応じて半径方向に自由な隙間をおい
て、係止スリーブ18によつて覆われ、その際形
成されるチヤツク本体4と係止スリーブ18との
間の自由空間25がスピンドル側の端部26にお
いて軸方向に開放され、その結果例えば頭上のド
リル作業の際にクリーニング経路または案内経路
9,23から出るドリル切粉が重力の作用で即座
に自由空間25から落下する可能性も存在する。
さらに、係止スリーブ18がリング状空間22
から突出する部分においてその外周面に関して調
整スリーブ19の外周面と軸方向に一列になつて
いることが図面より明らかである。したがつて係
止スリーブ18はドリルチヤツク全体の外径を大
きくすることはない。
から突出する部分においてその外周面に関して調
整スリーブ19の外周面と軸方向に一列になつて
いることが図面より明らかである。したがつて係
止スリーブ18はドリルチヤツク全体の外径を大
きくすることはない。
さらに、一方がチヤツク本体4にそして他方が
係止スリーブ18に互いに関係づけられた止め部
材が備えられ、その止め部材は係止スリーブ18
を軸方向の両方の位置においてそれぞれはめ込み
式に保持する。第1図および第2図の実施例にお
いては、係止スリーブ18の止め部材が、スリー
ブ壁から切欠き形成されたばね舌片27から形成
され、前記ばね舌片27は舌片自由端に備えられ
た止め突起28においてチヤツク本体4の2つの
止め受け入れ部29に係合する。前記両止め受け
入れ部29は、チヤツク本体4と調整リング12
に関して、係止スリーブ18の可能な軸方向の両
方の位置を決定する。第1図においては、係止ス
リーブ18は、それに設けられた歯20において
調整リング12の対向歯部21に係合している位
置にある。チヤツク本体4の軸方向の切欠き31
内に係合するカム30によつて、係止スリーブ1
8の回転が阻止されている。
係止スリーブ18に互いに関係づけられた止め部
材が備えられ、その止め部材は係止スリーブ18
を軸方向の両方の位置においてそれぞれはめ込み
式に保持する。第1図および第2図の実施例にお
いては、係止スリーブ18の止め部材が、スリー
ブ壁から切欠き形成されたばね舌片27から形成
され、前記ばね舌片27は舌片自由端に備えられ
た止め突起28においてチヤツク本体4の2つの
止め受け入れ部29に係合する。前記両止め受け
入れ部29は、チヤツク本体4と調整リング12
に関して、係止スリーブ18の可能な軸方向の両
方の位置を決定する。第1図においては、係止ス
リーブ18は、それに設けられた歯20において
調整リング12の対向歯部21に係合している位
置にある。チヤツク本体4の軸方向の切欠き31
内に係合するカム30によつて、係止スリーブ1
8の回転が阻止されている。
第3図〜第5図の実施例においては、係止スリ
ーブ18とチヤツク本体4との間の止め装置のみ
が異なつて構成されている。すなわち、前記係止
スリーブ18の止め部材は、前記チヤツク本体4
に対して突出し軸方向に延びるリブ32から成
り、前記チヤツク本体4の止め部材は、チヤツク
本体4上で周方向において互いに並んで軸方向に
おいて異なる長さで延びる2つの切欠き33.
1,33.2から成り、さらに前記切欠き33.
1,33.2の端部へ向かう方向にコイルスプリ
ング34の力を受けている係止スリーブ18は、
前記リブ32で両切欠き33.1,33.2の一
方または他方に選択的に移動可能であり、短い方
の切欠き33.1の端部でのリブ32の止まり
が、係止スリーブ18を調整リング12との係合
から外した状態に保つが、長い方の切欠き33.
2内にあるリブ32は、調整リング12における
係止スリーブ18の係止を可能にするように構成
されている。切欠き33.1,33.2内へのリ
ブ32の係合は、同時に係止スリーブ18を回転
に対して固定保持する。
ーブ18とチヤツク本体4との間の止め装置のみ
が異なつて構成されている。すなわち、前記係止
スリーブ18の止め部材は、前記チヤツク本体4
に対して突出し軸方向に延びるリブ32から成
り、前記チヤツク本体4の止め部材は、チヤツク
本体4上で周方向において互いに並んで軸方向に
おいて異なる長さで延びる2つの切欠き33.
1,33.2から成り、さらに前記切欠き33.
1,33.2の端部へ向かう方向にコイルスプリ
ング34の力を受けている係止スリーブ18は、
前記リブ32で両切欠き33.1,33.2の一
方または他方に選択的に移動可能であり、短い方
の切欠き33.1の端部でのリブ32の止まり
が、係止スリーブ18を調整リング12との係合
から外した状態に保つが、長い方の切欠き33.
2内にあるリブ32は、調整リング12における
係止スリーブ18の係止を可能にするように構成
されている。切欠き33.1,33.2内へのリ
ブ32の係合は、同時に係止スリーブ18を回転
に対して固定保持する。
歯20または対向歯部21の歯面は、互いに
45゜〜90゜の間の角度を成す。そのような角度の場
合、調整リング12が締め付けスパナ13を用い
て操作され、予め係止スリーブ18を調整リング
12における係合から解除することを忘れたと
き、調整リング12は互いに当接し合う歯面を介
して係止スリーブ18を係止から自動的に押し戻
すことができる。しかしながら、チヤツクおよび
そのチヤツクの部分において衝撃ドリル作業の間
に生じる力および運動は、前記のような係止スリ
ーブ18の押し戻しには十分でない。歯20およ
び対向歯部21は、のこぎり歯状に構成されてい
てもよい。
45゜〜90゜の間の角度を成す。そのような角度の場
合、調整リング12が締め付けスパナ13を用い
て操作され、予め係止スリーブ18を調整リング
12における係合から解除することを忘れたと
き、調整リング12は互いに当接し合う歯面を介
して係止スリーブ18を係止から自動的に押し戻
すことができる。しかしながら、チヤツクおよび
そのチヤツクの部分において衝撃ドリル作業の間
に生じる力および運動は、前記のような係止スリ
ーブ18の押し戻しには十分でない。歯20およ
び対向歯部21は、のこぎり歯状に構成されてい
てもよい。
[発明の効果]
本発明の衝撃ドリル用のドリルチヤツクによる
と、ドリルチヤツク内に達するドリル切粉がドリ
ルチヤツク内に溜らず、長い間にもドリルチヤツ
クの機能を損わない。
と、ドリルチヤツク内に達するドリル切粉がドリ
ルチヤツク内に溜らず、長い間にもドリルチヤツ
クの機能を損わない。
[要約]
チヤツク本体4において回転不可能かつ軸方向
において2つの位置間で移動可能に案内された係
止スリーブ18が歯20を有し、その歯20は、
チヤツクジヨー6の操作のために回転可能かつ軸
方向に移動不可能にチヤツク本体4に取り付けら
れている調整リング12の対向歯部21に関係づ
けられている。前記歯20は、係止スリーブ18
が調整リング12に対して押し出された位置にお
いて、対向歯部21に係合し、このことによつ
て、望ましくない回転に対して調整リング12を
係止する。調整スリーブ18はチヤツク本体4の
外周面から半径方向に隙間をおいて配設されてい
る。その係止スリーブ18はチヤツク本体4と調
整スリーブ19との間のリング状空間22に係合
し、その際、前記調整スリーブ19は軸方向にお
いて係止スリーブ18に密接して重なり、その結
果、リング状空間22内にドリル切粉がはいり込
むことができない。チヤツク本体4内にクリーニ
ング経路23が延びており、ドリル切粉がそのク
リーニング経路23を通つて、工具受け入れ部5
からドリルチヤツクの外側へ排出される。同様の
ことがチヤツクジヨー6のための案内経路9に関
してもあてはまる。
において2つの位置間で移動可能に案内された係
止スリーブ18が歯20を有し、その歯20は、
チヤツクジヨー6の操作のために回転可能かつ軸
方向に移動不可能にチヤツク本体4に取り付けら
れている調整リング12の対向歯部21に関係づ
けられている。前記歯20は、係止スリーブ18
が調整リング12に対して押し出された位置にお
いて、対向歯部21に係合し、このことによつ
て、望ましくない回転に対して調整リング12を
係止する。調整スリーブ18はチヤツク本体4の
外周面から半径方向に隙間をおいて配設されてい
る。その係止スリーブ18はチヤツク本体4と調
整スリーブ19との間のリング状空間22に係合
し、その際、前記調整スリーブ19は軸方向にお
いて係止スリーブ18に密接して重なり、その結
果、リング状空間22内にドリル切粉がはいり込
むことができない。チヤツク本体4内にクリーニ
ング経路23が延びており、ドリル切粉がそのク
リーニング経路23を通つて、工具受け入れ部5
からドリルチヤツクの外側へ排出される。同様の
ことがチヤツクジヨー6のための案内経路9に関
してもあてはまる。
第1図は、拡大された詳細図を伴つた本発明の
ドリルチヤツクの軸方向の断面図、第2図は、第
1図のドリルチヤツクの−方向の断面図、第
3図は、本発明のドリルチヤツクの他の実施態様
の軸方向の断面図、第4図は、第3図のドリルチ
ヤツクの−方向の断面図、第5図は、第3図
における−断面の部分拡大図を示している。 符号の説明、1……ドリルスピンドル、2……
ドリルチヤツク、3……ほぞ部、4……チヤツク
本体、5……工具受け入れ部、5.1……連結
路、6……チヤツクジヨー、7.1……弾性リン
グ、7.2……弾性リング、8……フランジ部、
9……案内経路、10……歯部、11……雌ね
じ、12……調整リング、13……締め付けスパ
ナ、14……案内ほぞ、15……ピニオン、16
……前面歯部、17……みぞ、18……係止スリ
ーブ、19……調整スリーブ、20……歯、21
……対向歯部、22……リング状空間、23……
クリーニング経路、24……鋭角、25……自由
空間、26……スピンドル側の端部、27……ば
ね舌片、28……止め突起、29……止め受け入
れ部、30……カム、31……軸方向の切欠き、
32……リブ、33.1……切欠き、33.2…
…切欠き、34……コイルスプリング。
ドリルチヤツクの軸方向の断面図、第2図は、第
1図のドリルチヤツクの−方向の断面図、第
3図は、本発明のドリルチヤツクの他の実施態様
の軸方向の断面図、第4図は、第3図のドリルチ
ヤツクの−方向の断面図、第5図は、第3図
における−断面の部分拡大図を示している。 符号の説明、1……ドリルスピンドル、2……
ドリルチヤツク、3……ほぞ部、4……チヤツク
本体、5……工具受け入れ部、5.1……連結
路、6……チヤツクジヨー、7.1……弾性リン
グ、7.2……弾性リング、8……フランジ部、
9……案内経路、10……歯部、11……雌ね
じ、12……調整リング、13……締め付けスパ
ナ、14……案内ほぞ、15……ピニオン、16
……前面歯部、17……みぞ、18……係止スリ
ーブ、19……調整スリーブ、20……歯、21
……対向歯部、22……リング状空間、23……
クリーニング経路、24……鋭角、25……自由
空間、26……スピンドル側の端部、27……ば
ね舌片、28……止め突起、29……止め受け入
れ部、30……カム、31……軸方向の切欠き、
32……リブ、33.1……切欠き、33.2…
…切欠き、34……コイルスプリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドリルスピンドル1に接続可能なチヤツク本
体4と、そのチヤツク本体4に回転不可能に保持
されて軸方向の2つの位置間で移動可能に案内さ
れた係止スリーブ18とを備え、前記チヤツク本
体4は、ドリル用工具受け入れ部5と、その工具
受け入れ部5につながる軸方向の連結路5.1と
を有し、前記連結路5.1を通り抜けてドリルス
ピンドル1の衝撃運動が、工具受け入れ部5内で
チヤツクジヨー6の間に保持されたドリルの端部
に伝達され、前記チヤツクジヨー6は、チヤツク
本体4に回転可能かつ軸方向に移動不可能に案内
された調整リング12によつて移動可能であり、
その調整リング12は調整スリーブ19を有し、
さらに前記係止スリーブ18は調整リング12に
向いた端部に、前記調整リング12の対向歯部2
1に関係づけられた歯20を有し、その歯20
は、係止スリーブ18が調整リング12に対して
押し出された位置において前記対向歯部21に係
合し、このことによつて、望ましくない回転に対
して調整リング12を係止し、調整リング12か
ら押し戻された位置において対向歯部21との係
合を外されるようになされた衝撃ドリル用のドリ
ルチヤツクにおいて、前記調整スリーブ19がチ
ヤツク本体4の外周面から半径方向に隙間をおい
て配設され、前記係止スリーブ18がチヤツク本
体4と調整スリーブ19との間のリング状空間2
2に係合し、前記調整スリーブ19は軸方向にお
いて係止スリーブ18に密接に重なつており、さ
らに前記チヤツク本体4内にクリーニング経路2
3が備えられ、そのクリーニング経路23の一端
は、前記工具受け入れ部5につながり、そして他
端は、軸方向においてリング状空間22の外に位
置しかつ係止スリーブ18によつて被覆されてい
ない箇所においてチヤツク本体4の外周面につな
がつていることを特徴とするドリルチヤツク。 2 前記係止スリーブ18が前記調整リング12
から押し戻された位置においても、リング状空間
22の係止スリーブ18から解放された部分を外
側へ閉鎖するように、前記調整スリーブ19が係
止スリーブ18に軸方向に重なることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載のドリルチヤツ
ク。 3 前記クリーニング経路23の終端部が前記工
具受け入れ部5内で軸方向の連結路5.1に隣接
して位置することを特徴とする特許請求の範囲第
1項または第2項に記載のドリルチヤツク。 4 前記クリーニング経路23が、スピンドル側
のチヤツク端部へ向つてチヤツク軸心に対して鋭
角24を成して延びることを特徴とする特許請求
の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記載のド
リルチヤツク。 5 前記チヤツクジヨー6がチヤツク軸心に対し
て傾斜した案内経路9内を動き、その案内経路9
が、前記クリーニング経路23と同じく、軸方向
においてリング状空間22の外で係止スリーブ1
8によつて被覆されていない箇所においてチヤツ
ク本体4の外周面につながつていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1
項に記載のドリルチヤツク。 6 前記チヤツク本体4の外周面の前記クリーニ
ング経路23または前記案内経路9の終端部が、
半径方向に自由な隙間をおいて、前記係止スリー
ブ18によつてエプロン状に覆われ、その際形成
されるチヤツク本体4と係止スリーブ18との間
の自由空間25は、スピンドル側の端部26にお
いて軸方向に開放されていることを特徴とする特
許請求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記
載のドリルチヤツク。 7 前記係止スリーブ18が、前記リング状空間
22から突出する部分において、その外周面に関
して調整スリーブ19の外周面と一列になつてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第6
項のいずれか1項に記載のドリルチヤツク。 8 一方が前記チヤツク本体4にそして他方が前
記係止スリーブ18に互いに関係づけられた止め
部材が備えられ、その止め部材は係止スリーブ1
8を軸方向の両方の位置においてそれぞれはめ込
み式に保持することを特徴とする特許請求の範囲
第1項〜第7項のいずれか1項に記載のドリルチ
ヤツク。 9 前記係止スリーブ18の前記止め部材が、軸
方向においてスリーブ壁から切欠き形成されたば
ね舌片27であり、そのばね舌片27は舌片自由
端に備えられた止め突起28において前記チヤツ
ク本体4の2つの止め受け入れ部29に係合し、
その止め受け入れ部29は、互いに軸方向に距離
をおいて、前記調整リング12に対するチヤツク
本体4における係止スリーブ18の両位置を決定
することを特徴とする特許請求の範囲第8項に記
載のドリルチヤツク。 10 前記調整リング12がチヤツク本体4に装
着可能な締め付けスパナ13によつて移動可能
で、前記締め付けスパナ13が調整リング12の
歯車リム16に係合するピニオン15を有するド
リルチヤツクの場合、前記係止スリーブの歯20
の歯面および調整リング12の対向歯部21の歯
面が45゜〜90゜の間の角度を成すことを特徴とする
特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項に
記載のドリルチヤツク。 11 前記係止スリーブ18の止め部材が、前記
チヤツク本体4に対して突出し軸方向に延びるリ
ブ32から成り、前記チヤツク本体4の止め部材
が、チヤツク本体4上で周方向において互いに並
んで軸方向において異なる長さで延びる2つの切
欠き33.1,33.2から成り、さらに前記切
欠き33.1,33.2の端部へ向かう方向にコ
イルスプリング34の力を受けている係止スリー
ブ18が、前記リブ32で両切欠き33.1,3
3.2の一方または他方に選択的に移動可能であ
り、短い方の切欠き33.1の端部でのリブ32
の止まりが、係止スリーブ18を調整リング12
との係合から外した状態に保つが、長い方の切欠
き33.2内にあるリブ32は、調整リング12
における係止スリーブ18の係止を可能にするこ
とを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載のド
リルチヤツク。
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