JP4828729B2 - 切り替え・調節用曲がり部を有する締付ケーシング筒を備えたドリルチャック - Google Patents

切り替え・調節用曲がり部を有する締付ケーシング筒を備えたドリルチャック Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドリリングスピンドルに接続可能なチャック体と、自身の間にドリリング工具のための受入部を形成するつかみあごであって、チャック体に対しては回転可能に、軸方向には移動不能に案内されたネジ切りリングによって、チャック軸に傾斜して延びる案内受入部中をドリルチャックの開閉のために移動可能であるというつかみあごと、ネジ切りリングの回転によるつかみあごの移動に役立つ締付ケーシング筒とを備えたドリルチャックに関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなドリルチャックは、EP 0785041 A1より公知である。EP 0785041 A1のドリルチャックにおいては、締付ケーシング筒が、外側の金属カバー筒と、内側の合成樹脂より作られたカバー筒とでもって二部分で形成されている。この外側カバー筒が、損傷に対して強くて抵抗力のある外面を得るのに役立つので、ドリリング作業中、または、締付ケーシング筒を回転させるためにペンチをあてがった際の損傷が大幅に回避される。他方、内側の、合成樹脂よりなるカバー筒は、ネジ切りリングの回転の阻止とその解除とを行うストッパー装置の作動のための、作動の切り替え・調節用(かじ取り(舵取り))曲がり部を構成するように成形されることが想定されている。このような成形は、射出成形法により容易に行うことができ、該射出成形法でもって、複雑な形状を作ることもできる。このような公知のドリルチャックは、切り替え・調節用曲がり部を製作するにあたり、内側からの研削加工によって行うという材料、費用、及び、時間の大きな浪費を省くことが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の根底をなす課題は、ドリルチャックの組立操作が簡単になり、また、ドリリング作動中の締付ケーシング筒の負荷が軽減されるように、上記のようなドリルチャックを構成することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の根底をなす課題は、上記ドリルチャックにおいて、作動中の締付ケーシング筒が、ネジ切りリングの軸方向後方、すなわちドリリングスピンドルの側で、チャック体に接続されてバネ作用を伝達するシールド板に固定されることにより解決される。
【0005】
本発明のドリルチャックにより得られる利点は、締付ケーシング筒を簡単な操作でチャック体に差し込んでシールド板によって固定することができることである。そのため、締付ケーシング筒の軸方向の固定が軸方向後方の領域で行われるのであり、チャック体の中央領域、及び、軸方向前方端部には、締付ケーシング筒を軸方向に固定する他の部材のためのスペースを設ける必要がない。加えて、シールド板のこのような軸方向の固定により、締付ケーシング筒を、バネ力をもって支持することもできる。このような支持により、ドリリングスピンドルの作動中に生じ締付ケーシング筒に伝えられる振動を減衰させる。これは、ユーザーが工具の締め付け固定や解除の際に、手で締付ケーシング筒を包んできっちりと掴むならば好ましいと感じるようなものである。また、ドリリング作動中の利点としては、締付ケーシング筒のセンタリングを行うことができる。最後に、以下の利点がある。バネ作用の恩恵を、締付ケーシング筒だけでなく、締付ケーシング筒に接続されたネジ切りリングも同様に受けるので、つかみあごをその後方限界位置まで動力により移動させたときに、つかみあごの歯列がネジ切りリングのネジ山に噛み込んで動かなくなるのが防がれる。また、シールド板が、締め付けケーシング筒の後方リング状縁部にあって、締め付けケーシング筒に設けられた溝に係合するなら、組み立て操作をなるべく簡単にできるので好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の利点がとりわけ著しくなるのは、締付ケーシング筒がチャック体の後方端に至るまで該チャック体覆を覆うとともに、シールド板がチャック体の後方端部に固定されているときである。このような実施態様では、シールド板の位置に基づくところのスペース状の利点が特に顕著となる。
【0007】
シールド板と締付ケーシング筒とをより信頼性の高い接触のためには、該シールド板に円板カラー部を設けることが想定される。
【0008】
円板カラー部をカラー部セグメントにより形成するならば、この簡単な方式により所望のバネ作用を得ることができる。カラー部セグメントに分割することによってシールド板の剛性が低減されるとともに、半径方向及び軸方向のバネ作用が得られるからである。ここで、半径方向のバネ作用が、一方では組立操作のために、他方ではセンタリングのために利用される。
【0009】
上記に代えて、半径方向にバネ力をもつように配された舌部をシールド板に設け、締付ケーシング筒に形成された溝に噛み合わさるようにしても、所望のバネ作用を得ることができる。
【0010】
シールド板に開口を設けるならば、順調なドリリング作動と、ドリルチャックの長い耐用期間という利点が得られる。シールド板の開口は、ドリリング作動の際に生じるドリリングクズ(屑)の排出を可能にする。ドリリングクズは内部に残留したならば摩耗を増大させる。ここで、シールド板の開口が、半径方向からカラー部セグメントに隣り合うように配され、カラー部セグメントがバネ作用による開口の閉塞を防ぐなら好ましい。シール部の開口が舌部に隣接して配されていても同様の効果が得られる。
【0011】
本発明のドリルチャックの利点は、次の場合に特に顕著となる。締付ケーシング筒に、ネジ切りリングの回転の阻止または解除を行うストッパー装置の作動のための切り替え・調節用曲がり部が備えられる場合である。締付ケーシング筒の軸方向の固定をドリルチャックの軸方向後方にて行うことにより、ストッパー装置についてのより簡単な構成及びより多様な配置構成のための空きスペースを得ることができる。ここで、ストッパー装置の機能、特にはより確実な係止が振動によって損なわれるおそれがなく、振動を大幅に減衰させることができる。
【0012】
切り替え・調節用曲がり部が、金属より成る締付ケーシング筒の半径方向に外側の側面から内側へと突き出す突き出し板によって形成されていることが想定されている。これにより得られる利点は、切り替え・調節用曲がり部をなす構造を締付ケーシング筒の内部で設ける必要がなく、該締付ケーシング筒を外側から加工して、切り替え・調節用曲がり部が内側に形成されるように締付ケーシング筒を変形することができることである。
【0013】
特に好ましくは、突き出し板が、締付ケーシング筒に型押しされて成る少なくとも1つのポケットについての側壁部によって形成される。ポケットは、頑丈な構造物として形成されているので、締付ケーシング筒を動かす通常の応力によって変形されるものではないからである。
【0014】
また、ポケットの突き出し板が締付ケーシング筒の周方向において互いに対向し合うように配置されて、ストッパー装置の作動のために備えられるならば、つかみあごの移動に必要な回転運動を、ストッパー装置を作動するのに用いることができるので好都合である。また、締付ケーシング筒の周囲にわたってちらばって分布するように幾つかのポケットが備えられていても良い。該ポケットは、締付ケーシング筒の回転の際に、大きな回転モーメントを生じさせることができるように、該ポケット中に指先を入れるためにも用いられることができる。
【0015】
または、切り替え・調節用曲がり部がキャップによって覆われているという可能性も存在する。この場合、合目的には、該キャップが、軸方向からチャック体に支持される防塵キャップによって形成されている。
【0016】
ストッパー装置がより確実に作動するようにするために、以下のことが想定されている。ストッパー装置が、共軸のリム状に配列された複数のストッパー用凹部と、少なくとも1つのストッパー部材とより成っていて、該ストッパー部材は、ストッパーバネの力を受けて切り替え・調節用曲がり部によってストッパー用凹部中に進入可能である。これらストッパー部材とストッパー用凹部とが、ドリルチャックの開放に対応する回転方向おいてはネジ切りリングの回転を阻止するように傾斜した歯切り斜面(歯のフランク面)にて互いに当接し、他の回転方向の回転の際にはストッパー部材をストッパーバネの力に抗してストッパー用凹部から押し出すように傾斜した歯切り斜面にて互いに当接する。また、締付ケーシング筒中に型押しされて成るポケットのうちの1つによって、バネの緊張について切り換える切換カム部が設けられている。ここで、好ましくは次のようである。ネジ切りリングが回転不能に、共軸の中間リングに接続されていて、該中間リングがストッパーバネとストッパー部材を支持する。また、該中間リングがストッパによって制限された範囲で締付ケーシング筒に対して回転可能である。
【0017】
また、好ましい実施例は、周方向において2つの係止位置を有する係止装置が備えられることを特徴とする。係止バネの係止カム部によって形成される係止部が一方の係止位置にあるときには、ストッパー部材がストッパー用凹部に係合し、係止部が他方の係止位置にあるときには、ストッパー部材の係合が外れるのであり、切り替え・調節用曲がり部が両方の係止位置に関係するのである。
【0018】
係止装置は、ドリルチャックが開放された状態において、締付ケーシング筒と中間ケーシング筒との相互の回転の連動を確実にする。また、係止装置は、ドリルチャックが閉じられた状態において、ドリリング作動中に締付ケーシング筒が自然に中間ケーシング筒に対して回転してストッパー装置を操作してしまうのを防ぐ役割をする。特に、ドリルチャックが開放された状態において、ストッパー部材が挿入された状態へのシフトを行うことなしに、ネジ切りリングが締付ケーシング筒の回転に連動されることも保証される。
【0019】
金属より作られた締付ケーシング筒が、合成樹脂よりなる締付ケーシング筒に比べて、より大きな質量を有し、新式のドリリング機においては、安全装置として、スピンドル停止機能が実現されているので、ストッパー装置にはより強い負荷がかけられる。このストッパー装置が確実に機能するようにするためには、一つのストッパーバネに2つのストッパー部材が配され、ストッパー用凹部に同時に係合して共同で動力を伝達するように構成される。また、各ストッパー部材には、切換カム部としてそれぞれ1つのポケットが割り当てられる。
【0020】
2つのストッパー部材が接触していても、縁の歯切面として形成されたストッパー用凹部に達するなら、該両ストッパー部材が自らの機能を発揮できるので、ストッパーバネがストッパー用凹部に対するストッパー部材のアライメント(位置合わせや心合わせ)を可能にする遊びをもって中間リング中に配されているなら合目的である。または、ストッパー部材が縁の歯切面に同時の突き当てられるように、バネそのものの弾力性を用いることも、もちろん可能である。
【0021】
ストッパーバネの負荷能力を高いものとする観点では、次のようであるなら合目的である。2つのストッパー部材がストッパーバネの端部に配されていて、ドリルチャックの開放に対応する回転方向において前方に位置するストッパー部材がストッパー用凹部の側に折り曲げられていて、他方のストッパー部材は前方のストッパー部材に一致する側の歯切り斜面(歯のフランク面)に作用するためにループ状に形成される。
【0022】
係止装置が2つ備えられるならば、全体としてロック装置の負荷能力の増大に役立つ。係止装置を作動するのに必要とされる回転モーメントが高められるからである。
【0023】
また、シールド板の平らな面に補強リブが備えられ、補強リブが、カラー部セグメントの内側に、カラー部セグメントの中心に中心線を合わせて配されることが想定されている。この補強リブは、バネ作用を所望の強さに精確に調整するにの役立つのであり、特には、バネ作用を軸方向及び半径方向にて修正・改良するのに役立つ。
【0024】
シールド板のバネ作用は、、シールド板が、チャック体に配されたリングを備えて2つの部分からなり、該リングが締付ケーシング筒に固定された安全リングを支持することによっても、とりわけ簡単な方式にて達成される。
【0025】
<実施例>
以下において、図面に描かれた実施例を用いて本発明が詳細に説明される。
【0026】
図示されたドリルチャックは、不図示のドリルを受け入れるものであり、それぞれが、同様に不図示のドリリングスピンドルに接続される1つのチャック体1を有している。ドリリングスピンドルに接続するために、チャック体1がネジ切り受入部2を有する。該ネジ切り受入部2には、ドリリングスピンドル中を可動に案内される衝撃部材またはリベッターの衝撃を、工具受入部4中に保持されるドリルのシャフト端部へと直接伝えることができるように、軸方向の通路80が前方に連続していてもよい。ドリルチャックは、ドリルについてのセンタリング、軸方向の案内、及び締め付けの少なくともいずれかを行うつかみあご5を有し、つかみあご5は、チャック軸3に共軸な工具受入部4中を、チャック軸3を中心に移動可能である。図面に示す実施例のドリルチャックは、手で締め付けができるものである。実施例のドリルチャックにおいて、つかみあご5は、チャック体1中に案内されており、つかみあご歯列6が、ネジ切りリング8の締付ネジ山に係合している。ネジ切りリング8がつかみあご5を移動させるのに役立つ。該ネジ切りリング8は、チャック体1に沿った軸方向の移動は不能に、回転は可能に案内されており、軸方向後方から玉軸受け22を介してチャック体1により支持されている。場合によっては押圧リング21を介してチャック体1により支持されている。
【0027】
つかみあご5の望ましくない移動を阻止するように、ネジ切りリング8の回転位置を固定することができる。そのためには、全体を通じて11が付されていてネジ切りリング8とチャック体1との間に構成されたストッパー装置が作用する。このストッパー装置11は、チャック体1の側面に複数のストッパー用凹部10が共軸のリム状に配列されたものと、ネジ切りリング8の側面にある少なくとも1つのストッパー部材12とより成っている。ストッパー部材12がストッパーバネの力を受けてストッパー用凹部10に係合する。ここで、ストッパー部材12と、これを受け入れるストッパー用凹部10とは、次のような具合に傾斜した歯切り斜面(歯のフランク面)にて突き当てられている。まず、ストッパー部材12とストッパー用凹部10とが、ドリルチャックを開放する回転方向(矢印14)へのネジ切りリング8の回転を阻止するような具合に、歯切り斜面が傾斜されている。また、手で、十分に大きな回転モーメントでもって、逆回転、すなわちドリルチャックを閉鎖する回転方向(矢印15)へのネジ切りリング8の回転を行う際には、ストッパー部材12をバネの力に抗してストッパー用凹部10から押し出し、一つのストッパー用凹部10から一つのストッパー用凹部10へとチャック体1の周囲に沿って滑らせることが出来るような具合に歯切り斜面が傾斜されている。ドリリング作動中に生じるドリルチャックの揺れ応力を受けて、ドリルチャックは、矢印15の回転方向には回転が阻止されたままである。このような回転阻止挙動のための歯切り斜面の種々の傾斜は、鋸歯形の形態によって容易に得ることができる。ここで、より急勾配の歯切り斜面が歯の前方立ち上がり面に対応し、より平べったい歯切り斜面が歯の背面に対応している。
【0028】
ストッパー部材12は、ストッパー用凹部10に対する係合状態と、係合が外れた状態との間でシフト可能である。そのために、ストッパー部材12が軸方向に移動不能な共軸の締付ケーシング筒9に沿って、切り替え・調節用曲がり部35によってシフト可能であり、対応して、該締付ケーシング筒9がネジ切りリング8に対して回転可能である。切り替え・調節用曲がり部35が突き出し板81により形成される。突き出し板81は、金属より成る締付ケーシング筒9の半径方向外側から内部へと突出するものであり、一つの底板82に接続している。この底板82は、特には、締付ケーシング筒9に型押しされてなるポケット83の側壁により形成される。ここで、締付ケーシング筒9に型押しされてなるポケット83は、ストッパー部材12のための切換カム部84としての機能を果たす。そのため、ポケット83の突き出し板81が、ストッパー装置11を作動させるべく、締付ケーシング筒9の周方向に互いに向きあって備えられている。
【0029】
図4に示す実施例では、ストッパーバネには、2つのストッパー部材12が、縁の歯切面に同時に係合して共同で動力を伝達すべく構成されている。各ストッパー部材12には、1つのポケット83が切換カム部83として配されている。ここで、ストッパーバネは、ストッパー用凹部10に対するストッパー部材12のアライメントを可能にする遊びをもって中間リング18中に配されている。二つのストッパー部材12がストッパーバネの端部に配されている。ここで、ドリルチャックの開放に対応する回転方向(矢印14)において前方に位置するストッパー部材12がストッパー用凹部10の側に折り曲げられていて、他方のストッパー部材12は、前方のストッパー部材12におけると同じ側の歯切り斜面に作用するためにループ状をなしている。二つのストッパー部材12を、それぞれ別個のストッパーバネに配することも同様に可能である。個々のポケット83が、いずれも、ストッパー部材12のシフトのための切り替え・調節用曲がり部35の個所として備えられている(図17,21,22)。
【0030】
ネジ切りリング8に対する締付ケーシング筒9の回転が、両方の回転方向(矢印14,15)で、係合により制限されている。そのために、ストッパ16′,16″が備えられている。ドリルチャックの閉鎖に対応する回転方向(矢印15)での締付ケーシング筒9の回転により、ストッパー部材12が、連動を外された状態から連動状態に移され、逆に、すなわち、ドリルチャックの開放に対応する回転方向(矢印14)での締付ケーシング筒9の回転によって、連動状態から連動をはずされた状態に移される。
【0031】
締付ケーシング筒9とネジ切りリング8との間に、全体を通して17の符号が付されたストッパー装置が備えられていいる。このストッパー装置は、周方向に2つの係止位置を有している。図面2.1と図面2.2とを比較すれば明らかなように、一方の係止位置においては、ストッパー部材12がストッパー用凹部10に係合した状態にあり、他方の係止位置においては係合を外された状態にある。また、ストッパーバネの力により付勢された係止部38″が、締付ケーシング筒9に配された係止用受入部17″に、ネジ切りリング8の対応する側で係合している。この係止用受入部17″は、切り替え・調節用曲がり部35の個所により、また、締付ケーシング筒9に型押しされてなるポケット83により形成されている。係止部38″は、特には、ストッパーバネの係止カム部によって形成されている。ストッパーバネとストッパーバネとは、図2.1、2.2、7、15及び16において、共に、一つの弓形スプリング38によって形成されていいる。ここで、弓形スプリング38は、周方向にネジ切りリング8に沿って延びていて、ネジ切りリング8に回転不能に接続されている。弓形スプリング38は複数個備えられていてもよく(図17)、このようにしてストッパー装置17も複数個形成することができる。これに代えて、ストッパーバネを備えたストッパー部材12とは別の、ストッパー装置17の構成の可能性も存在し、このようなストッパー装置についても、同様に複数設けることができ、また、冗長構造として設けることが出来る(図18、20、22)。
【0032】
ネジ切りリング8が、締付ケーシング筒9を案内するために設けられる共軸の中間リング18を有する。この中間リング18は、締付ケーシング筒のためのストッパ16′,16″のネジ切りリング側の部分と、また弓形スプリング38とを備え、さらに、カラー部分18′を含んでいる。カラー部分18′は、ネジ切りリング8における締付ネジを保持する個所を回転不能に囲んでいる。ここで、ネジ切りリング8における締付ネジを保持する個所が、周方向に分けられた2つのリング半部からなる。すなわち、先ず1つの孔によって弱められた後に折られた各リング半部より成っている。これらリング半部は、チャック体1のリング溝中でまとめられて、カラー部分18′を通じてチャック体1に、共に保持される。もちろんのことながら、ネジ切りリング8が一体として構成されていてもよいが、このことは図面で更には示されていない。
【0033】
全ての場合において、ネジ切りリング8や中間リング18が締付ケーシング筒9の半径方向の案内のために円形シリンダ状の外面を有し、該外面には、締付ケーシング筒9についての対応する円形シリンダ状の内面が当接している。
【0034】
実施例においては、軸方向に分けられずに構成された締付ケーシング筒9が、軸方向前方(図面における下方、すなわちドリル受け入れ側)からチャック体1を覆うように、完成後にチャック体1に取り付けられたネジ切りリング8に被せ込まれる。そして、締付ケーシング筒9は、被せ込まれた終端の位置で、軸方向に固定される。軸方向移動に対する締付ケーシング筒9の固定は、チャック体1に接するネジ切りリング8より軸方向後方の領域にて、チャック体1に接続されたシールド板85のところで行われる。このシールド板85は、その後方のリング端部の領域において締付ケーシング筒9の半径方向の案内にも寄与することができる。詳細には、シールド板85には、周方向に延びていて半径方向にバネ付勢された舌部86が、締付ケーシング筒9に構成された溝87に係合するように構成されている(図1及び図8)。図9及び図10に示す実施例においては、シールド板85の縁に、円板カラー部88が形成される。この円板カラー部88は半径方向のバネ作用の達成のために複数のカラー部セグメント89によって形成されている。これらカラー部セグメント89の端部90は、半径方向外側に曲げられて、溝87中への入り込みが可能となっている。図11には、シールド板85と締付ケーシング筒9とを、押し込みにより嵌着することが示されている。押し込みによる嵌着のために、締付ケーシング筒9における軸方向後方端部がフランジをなすように折り曲げられている。
【0035】
シールド板85には、さらに、開口104が構成されている。この開口104は、カラー部セグメント89または舌部86に隣接して配されており、ドリリングゴミの排出に役立つ。図23及び図24に示す実施例においては、シールド板85に、さらに、複数の補強リブ105が備えられ、カラー部セグメント89の中心に中心線を合わせて配されている。図25及び図26に示す実施例においては、シールド板(85)が、チャック体(1)に配されたリングを備えて2つの部分からなり、該リングが締付ケーシング筒(9)に固定された安全リング(106)を支持する。
【0036】
締付ケーシング筒9の軸方向前方には、締付ケーシング筒9に対して自由に回転可能な突き当てストッパリング50が備えられていて、該リングはチャック体1において軸方向に移動不能に、かつ、回転可能に取付けられている。そのために、突き当てストッパリング50は軸方向後方からチャック体1のリングショルダ51により保持され、また、軸方向前方からバネリング(止め輪)52により保持される。このバネリング52はチャック体1のリング溝に嵌め込まれている。突き当てストッパリング50は、壁に通し孔を開ける際に締付ケーシング筒9が壁に押し当てられてこれにより制動されることを防ぐ。このことから、ドリルチャックがきちっと締められて、苦労してのみ再び開かれることとなる。また、突き当てストッパリング50は、前方からの比較的大きな軸方向の負荷から締付ケーシング筒9を保護するので、後方での締付ケーシング筒9の軸方向の支持に対しては、対応してわずかな負荷を与える。また、突き当てストッパリング50がキャップ51ないしは防塵キャップとして利用可能であり、このキャップは切り替え・調節用曲がり部35を覆うものである。
【0037】
締付ケーシング筒9とネジ切りリング8との間の回転制限のための突き当てストッパ16′,16″のために、実施例において全体を通して29の符号が付された突き当てストッパ部と、該突き当て突き当てストッパ部29を受け入れる空隙30が備えられる。ここで、該突き当てストッパ部29は、回転ストローク(行程)の終点に至るごとに、空隙30を周方向から画する2つの面16′,16″の一方に打ち当たるようになる。実施例においては、それぞれ3つの突き当てストッパ部29及び空隙30が、ドリルチャックの周囲にわたって均一に分布するように配されている。詳細には、突き当てストッパ部29が中間リング18における一区画の壁部分として構成されていてよい。この一区画の壁部分は、中間リング18の前方端縁から軸方向に前方へと、締付ケーシング筒9の内壁面上に形成された空隙30中に突出する。
【0038】
弓形スプリング38が、周方向に延びるバネアーム36を形成していて、バネアーム36の自由端にストッパー部材12を有している。長く延ばされたバネアーム36のバネ特性が弱すぎるものとなるの防ぐために、図14のドリルチャックにおいては、波状構造100からなる振動減衰部材101として形成されている。ストッパー部材12の係合状態においては、バネアーム36が、ストッパー部材12から距離をおいたところで切り替え・調節用曲がり部35に当接する。この当接により、バネアーム36は、ストッパー部材12のところで、少なくともストッパー用凹部10へのストッパー部材の係合深さだけ、押し込まれることができる。このようにして、チャックをきちっと締める際には、ストッパー部材12がリム状をなす複数のストッパー用凹部10のところを滑って動くことができる。弓形スプリング38には、周方向に互いに距離をおいて2つの突起38′,38″が備えられる。これらのうち、ストッパー部材側の突起38′は、切り替え・調節用曲がり部35に対するバネアーム36の当接を実現するものであり、他方の突起38″は、ストッパー装置17の係止部38″ないしは係止カム部38″を形成する。突起38′,38″はそれぞれ、弓形スプリング38における外向湾曲部の形で与えられている。
【0039】
弓形スプリング38のバネ力によって、ストッパー部材12がストッパー用凹部10における係合をはずされた状態に保たれる。一方、制動状態においては、該ストッパー部材は切り替え・調節用曲がり部35によりストッパー用凹部10中に押し入れられねばならない。ストッパー用凹部10中でのストッパー部材12の制動係合がいずれの場合であっても、弓形スプリング38のバネ突き出し板34がバネ力を受けて環状ストッパー用凹部10に当接するので、中間リング18中におおける弓形スプリング38の位置は自動的に調整される。この意味で、バネ脚部71も好都合であることが知られた。ここで、バネ脚部71は、弓形スプリング38における突起38″とは反対側の端部により形成され、同様に、リム状をなすストッパー用凹部10にバネ力でもって当接する。チャック体1に当接する両方のバネ突き出し板34とバネ脚部71が更に制動作用を行い、該作用によって、チャック体1、ネジ切りリング8ないしは中間リング18、及び、締付ケーシング筒9における、ドリリング作動時に生じる振動が減衰される。
【0040】
実施例においては、ストッパ16′,16″、ストッパー装置11、及び、ストッパー装置17が、軸方向において締付ネジ山の前に配されている。もちろん、これらについて、少なくともそれらのうちの幾つかを軸方向において締付ネジの後方に備えることは本発明の枠内にある。特に、本体に固定のスラスト軸受け21は、ストッパー用凹部10を備えるのに適している。
【0041】
以下において、図1〜図3の実施例を用いて、本発明のドリルチャックの機能・作用の面について簡単に説明する。
【0042】
図1及び図2.1は制動されていない状態のドリルチャックを示している。バネアーム36が半径方向において外へと移動させられ、その結果、ストッパー部材12はストッパー用凹部10の外に位置する。係止用受入部17″中に係合する係止突起38″が中間リング18と締付ケーシング筒9との相対回転を防ぐので、中間リング18を覆う締付ケーシング筒9を回転させる際に、ネジ切りリング8は、ドリルチャックが開いている限りにおいて、チャック体1に対して自由に回転させることができる。ドリルチャックの工具受入部4中にドリルシャフトがあり、締付ケーシング筒9が矢印15の方向、すなわち、チャックの閉鎖の方向に回転させられると、先ず、ネジ切りリング8の連動は、上述のように、つかみあご5が工具シャフトに当接するまで行われる。当接した際には、締付ケーシング筒9がネジ切りリング8をその後に連動させることがもはや不可能なので、締付ケーシング筒9の中間リング18に対する位置は、ストッパー装置17に打ち勝って、図2.2に示された状態へと移される。
【0043】
この状態において、締付ケーシング筒9の切り替え・調節用曲がり部35は、バネアーム36を半径方向内側へと押圧するのであり、これによりストッパー部材12を押圧してストッパー用凹部10に係合した状態にする。このようにして、チャック体1に対するネジ切りリング8の矢印14の方向の回転が阻まれており、これによりドリルチャックの不所望の開放が阻まれている。しかしながら、ドリルチャックを、さらに、よりしっかりと締めることができる。すなわち、チャック体1に対して締付ケーシング筒9を矢印15の方向に回転させることができる。このとき、締付ケーシング筒9が、ストッパ16″により中間リング18を矢印15の方向に締め込むのであり、これにより、ネジ切りリング8をも矢印15の方向に締め込むのである。締め付けられたチャックを緩めて開放させるためには(図2.2)、先ず締付ケーシング筒9が矢印14の方向に回転させられる。この際、先ず、ストッパー装置17が締め付け前の状態にシフトされて、突き当てストッパ部29が空隙30中に移動され、同時に切り替え・調節用曲がり部35がバネアーム36を開放する。その結果、バネアーム36は、ストッパー部材12がストッパー用凹部10から出されてしまうまで、バネアーム36のバネ力に基づき半径方向外側へと移動することができる。
【0044】
締付ケーシング筒9が更に回転すると、ストッパ16′を介して、ネジ切りリング8が連動させられ、このことによって、ドリルチャックがゆるめられて開放される。結果において、本発明のドリルチャックの操作のためには、チャック体1に対する締付ケーシング筒9の回転作動のみが必要である。すなわち、チャック体1がドリリングスピンドルにより保持されているか、または逆に、締付ケーシング筒9が手で固定されていて、チャック体1がドリリングスピンドルによって回転させられるならば、片手による操作のみを必要とするのである。そのため、締付ケーシング筒9が、軸方向後方のチャック端部に至るまで、実際上ドリルチャックの全長にわたって軸方向に延びているものであって、この上で、外からアクセス可能なチャックハンドルを一つだけ設けておくというのであっても良い。
【0045】
そうであっても、チャック体1をドリリングスピンドルから独立しても操作できることが望まれるなら、シールド板85をチャック体1のための保持リング40の形に構成するのが好ましい。このとき、該保持リング40は回転不能にチャック体1に接続されていなければならない。
【0046】
簡単で、かつ、コストの安い方法で、ストッパー部材12の移動に必要な切り替え・調節用曲がり部35を締付ケーシング筒9中に構成することを可能にするためには、該切り替え・調節用曲がり部35が、半径方向外側から締付ケーシング筒9に対して押し当てられる少なくとも1つの押し型によって作られる。ここで、突き出し板81が、締付ケーシング筒9の半径方向外側の面から内側へと突き出して、底板82によって接続されており、4つの突き出し板81を有する少なくとも1つのポケット17が構成されている。
【0047】
締付ケーシング筒9の製造の際に、この筒形状を保護するために、中空の締付ケーシング筒9中に、締付ケーシング筒9の内周に当接するようになるシリンダ状ロッドが入れられてから、押し型が、半径方向に外から内へと締付ケーシング筒9に押し当てられて、ポケット83を成形する。本来のケーシング筒の形状をなるべく充分に保護するためには、ロッドが、軸方向に、型押しされてポケット83が作られる個所まで入れられ、それから初めて半径方向に内周に当接するまで広げられる。ロッド中に受入部が構成されていて、この受入部は、成形されるべきポケット83の形状を有していて、雌型の役割をする。この雌型中で押し型が締付ケーシング筒9の材料に成形を加える。ポケット83を形成した後に、ロッドは径方向に縮められて、締付ケーシング筒9から取り離されることができる。
【0048】
ポケット83における周方向に位置する突き出し板81が、移動のために使われるのであるから、軸方向に配された溝ないしは凹部83′として構成されたポケット83を形成するような具合に、押し型が軸方向に締付ケーシング筒9に対して押し当てられるのであっても良い。
【0049】
【発明の効果】
締付ケーシング筒を簡単な操作でチャック体に差し込んでシールド板によって固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドリルチャックについて、つかみあごによる締め付け直径が最小であり、ストッパーが利いていない状態で示す、軸方向の半断面半側面図である。左側に軸方向断面、右側に側面図を示す。
【図2】図1のII−II線に沿った断面図である。部分図2.1はストッパーが作動してないチャック状態を示し、部分図2.2はストッパーが作動したチャック状態を示す。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】他の実施例について示す、図2.1に対応する断面図である。
【図5】他の実施例について示す、図1に対応する半断面半側面図である。
【図6】締付ケーシング筒のシールド板がネジ切りリングの軸方向後方に配され、締付ケーシング筒にグリップ面が備えられたドリルチャックを示す、図1に対応する軸方向の半断面半側面図である。
【図7】スラスト軸受けに配された係止用の歯列を備えた実施例について示す断面図である。
【図8】図1のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【図9】締付ケーシング筒がチャック体の軸方向後方端部にまで達している実施例を示す、図1に対応する軸方向の半断面半側面図である。
【図10】図9のX−X線に沿った断面図である。
【図11】締付ケーシング筒の縁がシールド板の側へとフランジ部をなすように折り曲げられた実施例について示す図1に対応する軸方向の半断面半側面図である。
【図12】チャック体の軸方向後方端部で締付ケーシング筒を軸方向に固定するためのさらに他の実施例について示す図1に対応する軸方向の半断面半側面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿った断面図である。
【図14】ストッパーバネの振動減衰作用を向上させた実施例を示す、図2.2に対応する断面図である。
【図15】2つの切換バンプを有する一つのストッパーバネが備えられた変形例についての図2.2に対応する断面図である。
【図16】2つの係止部と2つの切換バンプを有する一つのストッパーバネが備えられた場合の、図23に対応する断面図である。
【図17】2つのストッパーバネを備える場合について示す図15に対応する断面図である。
【図18】ストッパー部材を有する一つのバネと、係止部を有する一つのバネとが備えられた場合の、図15に対応する断面図である。
【図19】図18の変形例を示す断面図である。
【図20】3つのバネを有する場合についての図18の変形例を示す断面図である。
【図21】図20の変形例を示す断面図である。
【図22】4つのバネが備えられた場合の、図20の変形例を示す断面図である。
【図23】補強リブを有するシールド板を備えた場合の、図1に対応する断面図である。
【図24】図23のドリルチャックについての上面図である。
【図25】2部分からなるシールド板を備える場合についての、図1に対応する半断面半側面図である。
【図26】図25のドリルチャックの上面図である。
【符号の説明】
1 チャック体
2 ドリリングスピンドルを受け入れるためのネジを切った受入部
3 チャック軸
4 工具受入部
5 つかみあご
6 つかみあご歯列
8 ネジを切ったリング
9 締付ケーシング筒
10 ストッパー用凹部
11 ストッパー装置
12 ストッパー部材
18 中間リング
85 シールド板
104 シールド板の開口
106 安全リング

Claims (24)

  1. ドリリングスピンドルに接続可能なチャック体(1)と、ドリリング工具のための受入部を相互の間に形成する複数のつかみあご(5)であって、チャック体(1)に対しては回転可能に、軸方向には移動不能に案内されたネジ切りリング(8)によって、チャック軸(3)に傾斜して延びる案内受入部中をドリルチャックの開閉のために移動可能であるというつかみあご(5)と、ネジ切りリング(8)の回転によるつかみあご(5)の移動に役立つ締付ケーシング筒(9)とを備えたドリルチャックにおいて、チャック体(1)に接続された、バネ作用を伝達するシールド板(85)に、締付ケーシング筒(9)が、ネジ切りリング(8)の軸方向後方、すなわちドリリングスピンドル側で固定されており、シールド板(85)は、締付ケーシング筒(9)の内部を外側から遮るように配置された円板状または円板リング状の部分からなることを特徴とするドリルチャック。
  2. 請求項1に記載のドリルチャックにおいて、締付ケーシング筒(9)の後方リング状端部にて、シールド板(85)が、締付ケーシング筒(9)に形成された溝(87)に係合することを特徴とするドリルチャック。
  3. 請求項1または2に記載のドリルチャックにおいて、締付ケーシング筒(9)が、チャック体(1)をその後方端に至るまで覆っており、
    シールド板(85)がチャック体(1)の後方端に固定されていることを特徴とするドリルチャック。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、シールド板(85)に円板カラー部(88)が形成されていることを特徴とするドリルチャック。
  5. 請求項4に記載のドリルチャックにおいて、円板カラー部(88)がカラー部セグメント(89)からなることを特徴とするドリルチャック。
  6. 請求項2〜5のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、シールド板(85)には、締付ケーシング筒(9)に設けられた溝(87)に係合するように、半径方向にバネの利いた舌部(86)が形成されていることを特徴とするドリルチャック。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、シールド板(85)に開口(104)が設けられていることを特徴とするドリルチャック。
  8. 請求項7に記載のドリルチャックにおいて、開口(104)が、半方向からカラー部セグメント(89)に隣接して配されていることを特徴とするドリルチャック。
  9. 請求項7に記載のドリルチャックにおいて、開口(104)が舌部(86)に隣接して配されていることを特徴とするドリルチャック。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、締付ケーシング筒(9)には、ネジ切りリング(8)の回転の阻止とその解除とを行うストッパー装置(11)の作動のための切り替え・調節用曲がり部(35)が備えられることを特徴とするドリルチャック。
  11. 請求項10に記載のドリルチャックにおいて、切り替え・調節用曲がり部(35)が突き出し板(81)によって形成されていて、この突き出し板(81)は、金属より成る締付ケーシング筒(9)にあって半径方向に、外側の面から内側へと突き出していることを特徴とするドリルチャック。
  12. 請求項11に記載のドリルチャックにおいて、突き出し板(81)が、締付ケーシング筒(9)に型押しされてなる少なくとも1つのポケット(83)における側壁によって形成されていることを特徴とするドリルチャック。
  13. 請求項11または12に記載のドリルチャックにおいて、ストッパー装置(11)の作動のために、ポケット(83)の突き出し板(81)が複数備えられ、これらが、締付ケーシング筒(9)の周方向にて互いに対向するように配置されることを特徴とするドリルチャック。
  14. 請求項10〜13のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、切り替え・調節用曲がり部(35)がキャップ(51)によって覆われていることを特徴とするドリルチャック。
  15. 請求項14に記載のドリルチャックにおいて、キャップ(51)が、軸方向からチャック体(1)に支持される防塵キャップによって形成されていることを特徴とするドリルチャック。
  16. 請求項10〜15のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、ストッパー装置(11)が、共軸のリム状をなすように配される複数のストッパー用凹部(10)と、少なくとも1つのストッパー部材(12)とよりなり、
    ストッパー部材(12)は、ストッパーバネの力を受けて切り替え・調節用曲がり部(35)によってストッパー用凹部(10)中に進入可能であり、
    ストッパー部材(12)とストッパー用凹部(10)とが、ドリルチャックの開放に対応する回転方向おいてはネジ切りリング(8)の回転を阻止するように傾斜した歯切り斜面にて互いに当接し、他の回転方向の回転の際にはストッパー部材をストッパーバネの力に抗してストッパー用凹部(10)から押し出すように傾斜した歯切り斜面にて互いに当接し、
    締付ケーシング筒(9)に型押しされてなるポケット(83)の一つが、バネ緊張についての切換カム部(84)をなすことを特徴とするドリルチャック。
  17. 請求項16に記載のドリルチャックにおいて、ネジ切りリング(8)が共軸の中間リング(18)に回転不能に接続され、この中間リング(18)がストッパーバネとストッパー部材(12)を支持しており、
    中間リング(18)が、ストッパ(16′,16″)によって制限される範囲で締付ケーシング筒(9)に対して回転可能であることを特徴とするドリルチャック。
  18. 請求項16または17に記載のドリルチャックにおいて、周方向に2つの係止位置を有する係止装置(17)が備えられ、ストッパーバネの係止カム部によって形成される係止部(38″)が一方の係止位置(17″)にあるときには、ストッパー部材(12)がストッパー用凹部(10)中に係合しており、係止部(38″)が、一方の係止位置(17″)とは異なる他方の係止位置(17″)にあるときには、ストッパー部材(12)の係合が外れており、切り替え・調節用曲がり部(35)が両方の係止位置(17″)に設けられていることを特徴とするドリルチャック。
  19. 請求項18に記載のドリルチャックにおいて、ストッパーバネには、2つのストッパー部材(12)が、縁の歯切面に同時に係合して共同で動力を伝達すべく構成され、
    各ストッパー部材(12)には、それぞれ1つのポケット(83)が切換カム部(84)として配されていることを特徴とするドリルチャック。
  20. 請求項19に記載のドリルチャックにおいて、ストッパーバネが、ストッパー用凹部(10)に対するストッパー部材(12)の位置合わせや心合わせを可能にする遊びをもって中間リング(18)中に配されていることを特徴とするドリルチャック。
  21. 請求項19に記載のドリルチャックにおいて、二つのストッパー部材(12)がストッパーバネの端部に配されており、ドリルチャック開放する回転方向(14)へと回転する場合に先の側に位置するストッパー部材(12)がストッパー用凹部(10)の側に折り曲げられていて、他方のストッパー部材(12)は、ドリルチャックを開放する回転方向(14)へと回転する場合に先の側に位置する歯切り斜面に作用するためにループ状をなしていることを特徴とするドリルチャック。
  22. 請求項1〜21のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、シールド板(85)の平らな面に補強リブ(105)が備えられることを特徴とするドリルチャック。
  23. 請求項22に記載のドリルチャックにおいて、補強リブ(105)が、カラー部セグメント(89)の内側に、カラー部セグメント(89)の中心に中心線を合わせて配されていることを特徴とするドリルチャック。
  24. 請求項1〜23のいずれかに記載のドリルチャックにおいて、シールド板(85)が、チャック体(1)に配されたリングを備えて2つの部分からなり、該リングが締付ケーシング筒(9)に固定された安全リング(106)を支持することを特徴とするドリルチャック。
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