JPH0952659A - 繊維機械における高速回転するボビンの保持装置、及びそのためのボビンアダプタ - Google Patents

繊維機械における高速回転するボビンの保持装置、及びそのためのボビンアダプタ

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JPH0952659A
JPH0952659A JP8071847A JP7184796A JPH0952659A JP H0952659 A JPH0952659 A JP H0952659A JP 8071847 A JP8071847 A JP 8071847A JP 7184796 A JP7184796 A JP 7184796A JP H0952659 A JPH0952659 A JP H0952659A
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bobbin
axis
adapter
locking
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JP8071847A
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Gunter Oppl
オップル ギュンター
Wolfgang Schmucker
シュムッカー ヴォルフガング
Hermann Pickel
ピケル ヘルマン
Alois Knuttel
クニュテル アロイス
Guenter Schmitz
シュミット ギュンター
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Temco Textilmaschinenkomponenten GmbH and Co KG
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Temco Textilmaschinenkomponenten GmbH and Co KG
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/40Arrangements for rotating packages
    • B65H54/54Arrangements for supporting cores or formers at winding stations; Securing cores or formers to driving members
    • B65H54/543Securing cores or holders to supporting or driving members, e.g. collapsible mandrels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2601/00Problem to be solved or advantage achieved
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    • B65H2601/52Diminishing, minimizing or reducing entities relating to handling machine
    • B65H2601/524Vibration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に人間工学的に適合し、又人体に負担とな
らない仕方で、迅速簡単に操作することにより、ボビン
交換をすることができるボビン用保持装置を提供する。 【解決手段】 繊維機械の特に高速回転するボビン用の
保持装置であって、1つのスピンドルと、ボビンと同軸
でスピンドルに嵌着可能な少なくとも1つのボビンアダ
プタとを有し、このアダプタが単数又は複数の係合手段
を有し、スピンドルの内部又は表面に構成される係止機
構が、係合手段に付属して設けられているものにおい
て、アダプタの内部又は表面に設けられる単数又は複数
の係合手段が、スピンドル軸線つまりスピンドルの軸に
対して、相対的に半径方向、横方向又は斜方向に、運動
可能、転向可能、又は調整可能に支承されるか、案内さ
れ、又は枢着されており、アダプタを軸方向で嵌着する
過程で、その係合手段が、スピンドル軸線つまりスピン
ドルの軸に対して、相対的に半径方向、斜方向、又は横
方向にスピンドルの係止機構に係合するか、又はそのな
かに押し込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの駆動スピン
ドルと、ボビンと同軸で、スピンドルに嵌着可能な1つ
のボビンアダプタとを有し、このアダプタが、単数又は
複数の係合手段を有し、スピンドルの内部又は表面に構
成されている係止機構が、係合手段に付属して設けられ
ている、繊維機械の高速回転するボビンに関する。また
本発明は、スピンドルを受容する中空円筒形本体と、単
数又は複数の半径方向に移動可能な係合手段とを有し
て、この装置内で使用することのできるボビンアダプタ
にも関する。
【0002】
【従来の技術】このような公知のボビン保持装置(ドイ
ツ実用新案公報第7409733号、第9016205号参照)では、
スピンドル上でのボビンの軸方向の固定は、差込継手に
よる鎖錠によって行われている。軸又はスピンドルに設
けられるJ形溝と、これと相補的なボビンアダプタのピ
ンが、鎖錠を保証する。
【0003】ボビンの交換には、一方の手でボビンを、
同軸の圧縮ばねの力に抗して押し下げる。上に配置され
たアダプタを、他方の手で、まず直線的にJ形溝に導入
し、次に回転運動を介して、鎖錠をしなければならな
い。
【0004】上に配置されたアダプタ内に、同軸の圧縮
ばねが一体化されていると(ドイツ実用新案公報第9016
205号参照)、前記運動経過のとき、操作者は、付加的
に圧縮ばねを加圧する力を加えねばならない。この運動
経過のとき、回転運動が必要であることは、人間工学上
不利である。なぜならば、操作者がボビン交換のため
に、これを毎日数回実行しなければならないからであ
る。従って、この作業を行うとき、手首の関節や腱に、
健康上の害、その他の重大な身体的苦痛が与えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、信頼
性が大きく、特に人間工学的に適合した要領で、又はで
きるだけ人体に負担とならないようにして、迅速簡単に
操作することのできるボビン交換を実施することができ
るように、冒頭に指摘した種類のボビン用保持装置を改
良することである。また同時に、設計上簡単な構造、安
価な製造の可能性、及び高い動作の信頼性を有するもの
とすることであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、冒頭に指摘した特徴を有する保持装置において、本
発明によれば、アダプタの内部又は表面に設けられる単
数又は複数の係合手段が、スピンドル軸線つまりスピン
ドルの軸に対して、相対的に半径方向、横方向、又は斜
方向に運動可能、転向可能、又は調整可能に支承され、
案内され、又は枢着されていて、アダプタを軸方向で嵌
着する過程で、その係合手段が、スピンドル軸線つまり
スピンドルの軸に対して、相対的に半径方向、斜方向又
は横方向にスピンドルの係止機構に係合するか又はその
なかに押し込まれるようになっている。
【0007】本発明によるこの基本構想により、単一の
直線的運動方向によって、ボビンアダプタをスピンドル
に嵌着して軸方向で鎖錠する可能性が得られる。これは
片手で行うことができ、ボビン交換のとき、手首の関節
や腱の負担となる回転運動の必要はない。動作の信頼性
は、スピンドル及びアダプタの係止部及び相手係止部に
よって達成される。これらは、今日の技術的可能性によ
れば、容易に機械的に頑丈に、また耐摩耗性を有するも
のとして実施することができる。
【0008】係止機構を実現する可能性は、スピンドル
の外周面の隆起部、突起、突出する環状肩部として構成
するか、又は切欠き、凹部、穴又はくぼみとして構成さ
れ、勾配は、少なくとも部分的に、スピンドル軸線つま
りスピンドルの軸に対して、半径方向、斜方向、又は横
方向に設けられている。
【0009】ボビンアダプタを嵌着するときの調心を行
わせるために、本発明のある展開によれば、アダプタに
割り当てられた末端の範囲において、スピンドルは、正
面端に向かって徐々に、好ましくは円錐状に先細となっ
ている。交換すべきボビンの長さの違いを補償するため
に、アダプタ部品を軸方向で相互に摺動可能とする弾性
部を、アダプタ内に組込むことは公知である(ドイツ実
用新案公報第9016205号)。しかしこれによって達成す
ることのできるのは、きわめて限定された範囲内での長
さ適合だけである。
【0010】それと並んで、ボビンの長さに応じて、そ
の長さを、特別に適合されたアダプタに交換する可能性
が実用化されている。こうして、できるだけ多くの長さ
のボビンに利用することのできるアダプタ付き保持装置
を提供することが要求されている。これを解決するため
に、本発明の特別の1構成によれば、希望するボビン長
に応じて、軸方向にずらして、ボビンの外周面に配置さ
れるか、又は構成されている複数の係止機構を、スピン
ドルに設けることが提案される。つまり、係止要素とス
ピンドル末端との距離を、公知のボビン長さの種類に応
じて定めることによって、同じアダプタ又は同じホルダ
により、長さの異なる多種多用のボビンを利用すること
ができるようになる。
【0011】冒頭に指摘した本発明の課題を解決するた
めに、更に、冒頭に指摘した種類のボビンアダプタにお
いて、本体の空洞への又はスピンドルの軸線への接近離
反運動を係合手段に付与するように、円筒壁の内部又は
表面に構成される案内又は調整機構を、手動で、又は外
部から操作可能であるように設けることもある。
【0012】換言すると、係合手段が、支承部、枢着
部、又は案内部と作用的に結合されており、これらは、
本発明による装置のスピンドルの係止機構の方を向き、
そこで終端するか又はこれに接している。こうして、ス
ピンドル軸線つまりスピンドルの軸に対して、半径方
向、斜方向又は横方向に、アダプタの係合手段を、この
本体に差し込まれるスピンドルの係止機構に押し込む仕
組みが得られる。
【0013】有利には、少なくともスピンドル軸線つま
りスピンドルの軸に対して斜方向、横方向、又は半径方
向に作用成分を有するように、係合手段と構造上一体的
とするか、又は少なくとも連結された単数又は複数のば
ね要素が設けられている。半径方向、斜方向又は横方向
の作用成分を利用して、スピンドルの係止機構に押し込
まれるか、又は係合することになる調整運動を、係合手
段に付与することができる。
【0014】本発明によるアダプタの特別の1構成によ
れば、アダプタは、係合手段として滑り子を有し、この
滑り子が、少なくとも部分的に、円筒軸線を横切って運
動可能に案内部内で支承されており、かつ中心に穴のあ
る環状接合板を有している。
【0015】望ましくは、環状接合板の穴は、アダプタ
の円筒形本体の空洞よりも大きな直径とする。鎖錠状態
のとき、環状接合板が、その大きな直径に基づいて、挿
通されるスピンドルを偏心で取り囲むと、回転時、滑り
子の偏心部分又は非対称部分に対して遠心力が生じ、こ
の遠心力は、ボビンアダプタとスピンドルとの間の係止
を付加的に促進する。
【0016】繊維機械において、スピンドル上でボビン
を締付けるのに、遠心装置又は遠心力装置を利用するこ
とは、専門業界では、ドイツ公開特許公報第3546260号
により公知である。
【0017】鎖錠又は係止を更に促進するために、本発
明の付加的構成によれば、半径方向を向くばね要素が調
整機構として設けられている。このばね要素は、本体で
支えられ、好ましくは半径方向外方に滑り子を押圧す
る。こうして、アダプタを軸方向で嵌着する過程で、環
状接合板は、例えばスピンドル外被の環状くぼみ内に自
動的にスナップインさせることができ、そのため、操作
及び取扱いが容易となり、人間工学的に更に改善され
る。
【0018】本発明の別の1構成によれば、アダプタ本
体に一端を固着された弾性鉤部が、好ましくは冠状又は
環状に配置されている。弾性に基づいて、自由鉤端の弾
性揺れ運動が、それぞれ本体内壁の切欠きによって、ス
ピンドル軸線つまりスピンドルの軸に対して、半径方向
内方に本体の空洞の方に起きるように、枢着部は構成さ
れている。軸方向嵌着運動と組合せて、実質的に、鉤状
ばね要素の弾性とアダプタ本体へのその特殊な配置とに
よって、係合又は係止は、特別の鎖錠仕組みを必要とす
ることなく達成することができる。
【0019】差し込まれるスピンドルとの係止から鉤を
解除するために、軸方向に摺動可能に案内される解除輪
又は解除滑り子が望ましく、これは、適宜な滑り運動の
とき、鉤部がスピンドル軸線又はスピンドルの軸平面に
対して、斜方向、横方向又は半径方向外方に調整される
ように、鉤ばね要素の内面に配置されている。
【0020】本体壁の内部又は表面に、軸方向にスピン
ドル軸線つまり又はスピンドルの軸に対して、斜方向、
横方向、又は半径方向に案内されて、円筒周面に配設さ
れる転動要素、特に係止要素を玉として構成すること
も、取扱いを容易とするのに役立つ。その際、転動要素
を取り囲む止め輪を、調整機構として利用することがで
き、この止め輪は、軸方向の摺動時に、スピンドル上の
係止機構に接近離反調整される。
【0021】転動要素の自動的係止は、止め輪を自動的
に転動要素用係止位置に移動させるばね部によって引き
起こすことができる。スピンドル上の係止機構から転動
要素を押し出すことは、別の1構成によれば、軸方向又
は軸と平行に作用する単数又は複数のばね要素を配置す
ることで達成される。
【0022】ばね要素は、アダプタ本体に組込まれてお
り、係合手段を備えたアダプタ鎖錠部と、ボビン用噛合
い手段(例えば摩擦面)を備えたアダプタボビン連行部
との間に中間部材を形成する。ばね要素を介して、鎖錠
部とボビン連行部は、軸方向に相互に調整することがで
きる。前記転動要素の解除に関連して、介設されたばね
要素は、止め輪が開放位置にずらされるとき、スピンド
ルの係止機構からそれが解除されるのを促進するので有
利である。
【0023】
【実施例】本発明に基づくその他の詳細、利点及び特徴
は従属請求項、本発明の好ましい実施例の説明及び図面
から明らかとなると思う。
【0024】図1によれば、詳しくは図示しない繊維機
械のスピンドル1は、中空円筒形底面形状を有する上部
ボビンアダプタ2の空洞に、その上端範囲が押し込まれ
ている。上部アダプタ2は、実質的に2つの相互に関連
する、軸方向に摺動可能な部品、つまり上部鎖錠部3と
下部ボビン連行部4とで構成されている。このボビン連
行部は、例えば、上部端面範囲に円錐形外壁5を有する
中空円筒形ブシュとして実施されている。このブシュ
は、ボビン6の対向する内壁に摩擦噛合式に係合する。
【0025】鎖錠部3の下面で支えられる単数又は複数
の軸平行な又は同軸な圧縮ばね7が、ボビン連行部4の
円錐形外壁部分5をボビン6の内壁に押圧する。前記部
品3、4の関係は、相互噛合い43によって実現されてい
る。
【0026】上部アダプタ2とスピンドル1との鎖錠又
は係止に係合手段として役立つ横滑り子8は、図2に示
すように、アダプタ円筒軸線10に対して、垂直に横ガイ
ド9内を摺動可能である。
【0027】滑り子8は、図2に示すように、中心に穴
12のある環状接合板11を有し、この穴がスピンドル1を
取り囲んでいる。この目的のために、穴12はスピンドル
1よりも直径が大きい。
【0028】スピンドルは、アダプタ2がある範囲にお
いて、環状溝13を備えており、図1によれば、接合板11
は、穴12を限定する内周面の一部11aが、この環状溝に
押し込まれている。この押込みは、アダプタ2をスピン
ドル1に軸方向で嵌着する過程で、横ばね14に基づいて
自動的に行うことができる。この横ばねは、軸方向断面
図で、L形基本輪郭を有する滑り子8の脚部の内面で支
えられてアダプタ本体の外被を押圧する。
【0029】未差込み状態(図示せず)のとき、滑り子
接合板11の穴12は、横ばね14によって半径方向外方にず
らされて、アダプタ2の円筒軸線10との一致から外れ
る。滑り子8を有するアダプタ2の嵌合は、スピンドル
の末端16に設けた周方向の好ましくは円錐形の傾斜面15
によって容易となる。この傾斜面15により、滑り子8
は、その穴12により調心され、横ばね14の横圧力と合わ
せて、スピンドル1の環状溝13内に係合することができ
る。
【0030】アダプタ本体に挿通され、場合によって
は、接合板11にも挿通される単数又は複数の軸平行な固
定又は止めピン17によって、付加的係止又は鎖錠の他
に、なおアダプタ本体内で回転非対称な質量分布の補償
をも行わせることができる。非対称な質量分布は、特に
横滑り子8の特殊構成と横ばね14の非対称配置とに起因
する。それに対して、止め又は固定ピン17は、釣合い体
の機能を実行することができる。
【0031】スピンドルが、前記傾斜面を備えていない
場合、滑り子8の外面を手で押して、横ばね14の半径方
向外向きの力に抗して滑り子を摺動させることによっ
て、正しい嵌合位置を得ることができる。
【0032】鎖錠を解除するには、滑り子8を手で軽く
押して、半径方向内方に解除位置へと動かすと、この位
置において、中心穴12の面は、スピンドル1の断面を完
全に覆うか、又は接合板11は、環状溝又はスピンドル1
にもはや接触しなくなる。次に軸方向の圧縮ばね7は、
滑り子8の解除又は開放を完了するために、鎖錠部3を
連行部4に対して軸方向上方に摺動させる。
【0033】図3によれば、円錐形外壁5を有する下部
ボビンアダプタ18が、ボビン6の下端に配置されてい
る。図1に示す軸方向圧縮ばね7のばね力は、係止され
た滑り子8を介して環状溝13で支えられ、上部アダプタ
2及び下部アダプタ18の円錐形外壁5とボビン6の各内
壁との間に、摩擦噛合いを引き起こす。
【0034】図4(a)、図5(a)によれば、ボビンア
ダプタ2の鎖錠部3に、軸と平行に挿通された単一の止
め兼固定ピン17が設けられているだけである。このピ
ン、特に図5(a)に示した位置から明らかとなるよう
に、横ばね14及びこれによって半径方向外方に押される
横滑り子8に対する釣合い重りとなる。この位置のと
き、環状接合板11の係止部11aは、環状溝13に押し込ま
れており、環状接合板11の中心穴12は、スピンドル1の
最大横断面100との一致から外れている。
【0035】それに対して、図4(b)、図5(b)の位
置では、横滑り子8又は環状接合板11は、例えば指の圧
力によって、横ばね14に抗して半径方向内方に押されて
おり、環状接合板11の穴12が、スピンドル横断面100と
一致し、ボビンアダプタ2は、環状接合板11の係合部又
は押込み部11aで妨げられることなく引き上げることが
できる。
【0036】図4(a)、図4(b)によれば、固定兼止
めピン17は、端面側下端に突出する止め突子17aを有
し、この止め突子は、環状接合板の外縁と穴12との間に
設けた溝孔11bに入り込む。溝孔11bの長手方向は、穴12
又はスピンドル軸線10を基準にほぼ半径方向に延びてい
る。
【0037】図5(a)に示す鎖錠位置のとき、止め突
子17aは、溝孔11b内でほぼその半径方向外端に突接し、
鎖錠位置5bのとき、止め突子は溝孔11bの半径方向内端
に当接する。
【0038】図6の例は、長さの異なるボビン6a、6bを
単一のスピンドル1に装着するのに役立つ。この目的の
ために、スピンドル1は、軸方向に相互に離間する2つ
の環状溝13a,13bを、係止機構として備えている。上部
環状溝13bは、長いボビン6bを軸方向で鎖錠するのに役
立ち、下部環状溝13aは、短いボビン6aを鎖錠するのに
役立つ。その他の詳細及び機能様式については、先に説
明した実施例を適宜参照されたい。
【0039】図7〜図11に示す別の構成によっても、鎖
錠又は解除のために必要なのは、直線的軸方向運動29だ
けである。
【0040】図7によれば、玉要素19として、円筒軸線
10の周りに、均一に冠状又は環状に配置された係合手段
によって鎖錠が行われる。玉要素19は、非鎖錠状態又は
解除状態のとき、例えば適宜に環状に配置された各付属
の案内ポケット20内で保持され、係止の直前に、スピン
ドル1の環状溝13に対して軸と平行にされる。
【0041】上部アダプタ2を嵌装する過程で、止め輪
21は、単数又は複数の軸方向又は軸平行な止めばね22の
圧力に抗して上方にずらされる。こうして、玉要素19と
対向するのは、もはや止め輪内壁の平行部分23(円筒軸
線10に対して平行に)ではなく、止め輪内壁の多角形状
に続く傾斜部分24である。
【0042】対向する傾斜部分24によって、玉要素19
は、半径方向外方に進出することが可能となり、重力の
作用と、発生する遊隙とに基づいて、下方に環状接触肩
部25に衝突することができる。この接触肩部は、図1と
同様に配置された環状溝13の下縁と同一平面に、又は同
じ高さにある。
【0043】次に、例えば手で、上方にずらされた止め
輪21を放し、重力と止めばね22の圧力とに基づいて、下
方に移動させる。止め輪21の内壁平行部分が玉要素19に
当接し、これにより、玉要素が環状溝13に押し込まれ
る。玉要素19の半径方向運動が、従って軸方向運動も、
こうして防止されている。
【0044】鎖錠及び上部ボビンアダプタ2を解除する
には、止め輪21を更に上方にずらす。止めばね22に基づ
いても、圧縮ばね7に基づいても、軸方向ばね力が生じ
る。特に、圧縮ばねに基づいて接触肩部25が押し上げら
れ、玉要素19は、環状溝13から突き出されて案内ポケッ
ト20内に戻ることができる。この回転対称なボビンホル
ダは、操作及び構成が簡単で、安価に作製することがで
き、かつ不釣合いの防止、従って遠心力の防止等の利点
が得られる。
【0045】図9によれば、下部ボビンホルダ18は、ね
じ込手段26を介して、係脱可能にスピンドル軸に取付け
られている。これらの噛合式結合要素は、力をホルダに
簡単に伝達することができる。ボビン連行部4の摩擦面
が摩耗すると、ボビン連行部は、図5に示したように、
ねじ込手段26を緩めて簡単に交換することができる。
【0046】受容部を、接着又は圧縮によって強固に取
付ける場合(図3参照)、この受容部は、好ましくは2
つの部品で作製される。摩耗した場合、外輪が交換され
る間、芯は軸上に留まる。
【0047】図10によれば、係合手段は、スピンドル
1の周りに冠状に配置されたばね鉤27となっている。そ
の上部軸部28は、鎖錠部の内壁に固着されている。この
枢着によって、自由鉤部は、アダプタ2又は2aに十分な
嵌装運動29が付与されるとき、スピンドル1の切込み30
内にスナップインするか、又は係合することができる。
この切込みは、上縁31からスピンドル中心の方向に徐
々に拡張し、上縁31は、ばね鉤27の自由鉤端用にいわば
逆鉤を形成する。
【0048】アダプタ2又は2aを解除するには、スピン
ドル1とアダプタ2又は2aの内壁との間に通された解除
輪32を、下方に切込み30の方向にずらせる。特に、解除
輪32の軸方向断面図でほぼくさび状の輪郭に基づいて、
嵌合運動29に従って摺動が増すのに伴って、ばね鉤27
は、半径方向外方に拡張し、その自由鉤端は、上縁31又
は切欠き30の逆鉤との係合から外れる。この状態におい
て、ボビン6の交換を行うために、下方への嵌装運動29
とは逆に、上方への引出し運動が可能である。
【0049】図10、図11の左半分によれば、軸方向
圧縮ばね7は、ボビンアダプタ2の鎖錠部3内に構造上
一体化されており、円錐形外壁5とボビン6の内面との
間での摩擦噛合いに必要な軸方向力を生成する。
【0050】図10、図11の右半分によれば、円錐形
外壁5とボビン6の内壁との間に摩擦噛合いを引き起こ
すために、同様の機能を有する軸方向圧縮ばね7aが下部
アダプタ18a内に配置されている。この場合、上部ボビ
ンアダプタ2a内の軸方向圧縮ばねを省くことができる
が、しかしこれは任意である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による例示的な保持装置を備える繊維ス
ピンドルの上部の軸方向断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1、図2に示す繊維スピンドル下部の側面図
である。
【図4】(a)は、本発明の別の実施例による保持装置
を備えた繊維スピンドルの上部の鎖錠位置における軸方
向断面図であり、(b)は、解除位置における保持装置
を示す(a)と同様の図である。
【図5】(a)は図4(a)のVa−Va線における横断面
図、(b)は図4(b)のVb−Vb線における横断面図で
ある。
【図6】本発明による保持装置の別の構成例を断面して
示す軸方向側面図である。
【図7】本発明による別の例示的ボビン保持装置を備え
た繊維スピンドルの上部の軸方向断面図である。
【図8】図4に示していない繊維スピンドル下部用の解
除されたボビンアダプタを示す図である。
【図9】図4に示す繊維スピンドルの下部と、図5に示
すアダプタとの軸方向断面図である。
【図10】本発明による別の例示的保持装置を備えた繊
維スピンドルの上部の軸方向断面図である。
【図11】図7に示す繊維スピンドル下部の軸方向断面
図である。
【符号の説明】
1 スピンドル 2,2a アダプタ 3,4 アダプタの一部 6 ボビン 7,7a ばね要素 8,19,27 係合手段 9 案内部 10 スピンドル軸線 11 接合板 12 中心穴 14,28 ばね要素 16 末端 19 転動要素 21 止め輪 23 平行な部分 30 係合手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン ピケル ドイツ国 デーエー−97795 ションドラ アム クニュールツヒェン 1 (72)発明者 アロイス クニュテル ドイツ国 デーエー−97725 エルファー シャウゼン フリッツ・アルブレヒトシュ トラーセ 18 (72)発明者 ギュンター シュミット ドイツ国 デーエー−97762 ハメルブル ク リンデンベルク 4

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維機械における高速回転するボビン
    (6)の保持装置であって、1つのスピンドル(1)と、ボビ
    ン(6)と同軸で、スピンドル(1)に嵌着可能な少なくとも
    1つのボビンアダプタ(2,2a)(18,18a)とを有し、こ
    のアダプタは、単数又は複数の係合手段(8,19,27)を有
    し、スピンドルの内部又は表面に構成される係止機構(1
    3,30)が、係合手段に付属して設けられているものにお
    いて、 アダプタ(2,2a)の内部又は表面に設けられる単数又は複
    数の係合手段(8,19,27)が、スピンドル軸線(10)つまり
    スピンドル(1)の軸に対して相対的に、半径方向、横方
    向又は斜方向に運動可能、転向可能又は調整可能に支承
    され、案内され、又は枢着されていて、アダプタ(2,2a)
    を軸方向で嵌着(29)する過程で、その係合手段(8,19,2
    7)が、スピンドル軸線(10)つまりスピンドル(1)の軸に
    対して相対的に、半径方向、斜方向、又は横方向に、ス
    ピンドル(1)の係止機構(13,30)に係合しているか、又は
    そのなかに押し込まれていることを特徴とする保持装
    置。
  2. 【請求項2】 係止機構(13,27)が、それぞれ少なくと
    も部分的に、スピンドル軸線(10)つまりスピンドル(1)
    の軸に対して、半径方向、斜方向、又は横方向に、スピ
    ンドルの外周面の隆起部、突起、突出する環状肩部、切
    欠き、凹部、穴又はくぼみとして構成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 係止機構が、スピンドルの外周面に設け
    た環状溝(13)、環状肩部、又は嵌着方向(29)で円錐状に
    拡張する切込み(30)として設けられていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 スピンドル(1)が、アダプタ(2,2a)と対
    向する末端(16)に向かって、円錐状に先細(15)となって
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 複数の係止機構(13,30)が、ボビンの長
    さの違いに応じて、軸方向でずらしてスピンドル(1)に
    設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の装置。
  6. 【請求項6】 スピンドル(1)又はボビン(6)と同軸、又
    は軸と平行な少なくとも1つのばね要素(7,7a)の方に、
    アダプタ(2a,2)又はその一部(3,4)が、軸方向に弾性調
    整可能に配置されていることを特徴とする、請求項1〜
    5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】 係合手段(8,19,27)用の支承部、枢着部
    (28)、又は案内部(9,20)が、係止機構(13,30)となって
    終わっているか、又はこれに接していることを特徴とす
    る、請求項1〜6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載された装
    置のためのボビンアダプタ(2,2a)(8,8a)であって、ス
    ピンドル(1)を受容する中空円筒形本体と、スピンドル
    軸線(10)又はスピンドルの軸平面に対して、少なくとも
    部分的に斜方向、横方向、又は半径方向に移動可能な単
    数又は複数の係合手段(8,19,27)とを有するものにおい
    て、 円筒壁の内部又は表面に構成される案内又は調整機構
    (7,9,14,15,20,21,22,23,24,28,32)が、本体の空洞への
    又はスピンドル軸線(10)への接近離反運動(33)を係合手
    段(8,19,27)に付与するように、手動で、又は外部から
    操作可能となっていることを特徴とするボビンアダプ
    タ。
  9. 【請求項9】 単数又は複数のばね要素(14,28)が、ス
    ピンドル軸線(10)つまりスピンドル(1)の軸に対して、
    少なくとも部分的に半径方向、斜方向又は横方向に、単
    数又は複数の係合手段(8,27)と作用結合されているか、
    又は構造的に一体にされていることを特徴とする請求項
    8に記載のボビンアダプタ。
  10. 【請求項10】 係合手段が、円筒軸線を横切って運動
    可能に案内部(9)内で支承された滑り子(8)として構成さ
    れており、この滑り子が、中心に穴(12)のある接合板(1
    1)を有し、この穴が、本体の円筒穴(10)と部分的に一致
    させて配置されていることを特徴とする請求項8又は9
    に記載のボビンアダプタ。
  11. 【請求項11】 調整機構が、スピンドル軸線(10)つま
    りスピンドル(1)の軸に対して、斜方向、横方向又は半
    径方向を向くばね要素(14)からなっており、このばね要
    素が、本体、特にその円筒壁で支えられ、かつ滑り子
    (8)に作用していることを特徴とする請求項10に記載の
    ボビンアダプタ。
  12. 【請求項12】 接合板(11)の中心穴(12)が、本体の空
    洞よりも大きな直径を有することを特徴とする請求項10
    又は11に記載のボビンアダプタ。
  13. 【請求項13】 単数又は複数の係合手段が、環状に配
    置される弾性鉤部(27)として構成され、その一端(28)が
    本体壁に固着されており、単数又は複数の自由鉤端が、
    それぞれ本体内壁の切欠きを通して、半径方向、横方向
    又は斜方向に、本体の空洞又はスピンドル軸線(10)の方
    へ向かって内方へ弾むようになっていることを特徴とす
    る請求項8又は9に記載のボビンアダプタ。
  14. 【請求項14】 軸方向に摺動可能に案内される解除輪
    (32)又は解除滑り子が、調整機構として鉤部(27)の内面
    に配置されており、単数又は複数の鉤部(27)が、摺動位
    置に応じて、スピンドル軸線(10)つまりスピンドル(1)
    の軸に対して、半径方向、横方向、又は斜方向に外方に
    押圧されていることを特徴とする請求項13に記載のボビ
    ンアダプタ。
  15. 【請求項15】 係合手段が、転動要素(19)として構成
    され、本体壁の内部又は表面に軸方向に、又は軸と平行
    (23)に、かつスピンドル軸線(10)つまりスピンドル(1)
    の軸に対して、少なくとも部分的に半径方向、斜方向(2
    4)又は横方向に案内され、円筒周面に配設されているこ
    とを特徴とする請求項8又は9に記載のボビンアダプ
    タ。
  16. 【請求項16】 調整機構として止め輪(21)が設けられ
    ており、この止め輪(21)が、転動要素(19)を取り囲むよ
    うに配置されて、軸方向に摺動可能に案内(22)されてお
    り、転動要素(19)に対向する内面には、円筒軸線(10)に
    対して軸と平行な部分(23)と、この軸線に対して傾斜し
    た部分(24)とを、相前後して有することを特徴とする請
    求項15に記載のボビンアダプタ。
  17. 【請求項17】 止め輪(21)が、単数又は複数のばね要
    素(22)によって付勢されており、このばね要素(22)が、
    本体の表面又は内部で支えられて、少なくとも部分的に
    軸方向を向いているか、又は軸と平行に向いていること
    を特徴とする請求項16に記載のボビンアダプタ。
  18. 【請求項18】 本体が、単数又は複数の係合手段(8,1
    9,30)を備える鎖錠部(3)と、軸方向で摺動可能に相互に
    結合されたボビン(6)用噛合い手段(5)を備えるボビン連
    行部(4)とを有し、かつ単数又は複数の軸方向又は軸と
    平行なばね要素(7)が、それらの間に介設されているこ
    とを特徴とする請求項8〜17のいずれかに記載のボビン
    アダプタ。
  19. 【請求項19】 単数又は複数の釣合い体が、アダプタ
    本体内、特に鎖錠部(3)又はボビン連行部(4)内に、回転
    非対称な質量分布を補償するために量定して配置されて
    いることを特徴とする、請求項8〜18のいずれかに記載
    のボビンアダプタ。
  20. 【請求項20】 釣合い体が、アダプタ本体に挿通され
    る軸と平行な止め又は固定ピン(17)からなっていること
    を特徴とする請求項19に記載のボビンアダプタ。
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