JPH04226819A - ドリルチャック - Google Patents

ドリルチャック

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JPH04226819A
JPH04226819A JP18129991A JP18129991A JPH04226819A JP H04226819 A JPH04226819 A JP H04226819A JP 18129991 A JP18129991 A JP 18129991A JP 18129991 A JP18129991 A JP 18129991A JP H04226819 A JPH04226819 A JP H04226819A
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ring
chuck
drill chuck
adjusting sleeve
threaded ring
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Guenter H Roehm
ギュンタ ホルスト ロェーム
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はドリルチャックに関し
、特に、ボーリング工具のための受入部を自身の間に形
成しているチャックジョーと、チャック体であって、こ
のチャック体内には、チャックジョーのために、回転軸
に対して傾斜して延びる案内孔が配設されているという
ものと、回転軸に共軸で、回転可能にかつ軸方向に移動
不能にチャック体に取り付けられており、調整スリーブ
と、この調整スリーブに回転不能に接続されたネジリン
グとよりなる調整リングであって、前記ネジリングは、
チャックジョーの移動のために、回転軸と共軸でそれぞ
れの前記チャックジョーにおいて前記チャックジョーに
設けられた歯列に係合している調整ネジを有しており、
軸方向後方に向ってすなわちボーリング工具とは反対方
向において、チャック体に対して支持されているものと
を備えたドリルチャックに関する。
【0002】この発明は、中ぐりのためのドリルチャッ
クの他、広く穴あけ加工(ボーリング)を目的とするド
リルチャックを対象とする。
【0003】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】EP−B
−0059030により公知の前記のドリルチャックに
おいては、周方向において一体になっているネジリング
が、軸方向において、前方から、チャック体上にのせら
れる。それに続いて軸方向においてネジリングの前方で
チャック体上にのせられているリング部分によって、そ
れ以上に軸方向に移動することが阻止されており、この
リング部分において、ネジリングが、軸方向前方に関し
、チャック体に対して支持されている。金属薄板よりな
る調整スリーブが、軸方向において、後方から、チャッ
ク体上に取り付けられたネジリング上に押されている。 ネジリングと調整スリーブとの間のこのような接続によ
り問題を生ずることがある。すなわち、この接続は、周
方向において回転不能であるだけでなく、軸方向におい
ては移動不能に行われねばならない。このような接続の
回転不能性は、次の場合に特に重要である。すなわち、
ネジリングのチャック体に関する自動的な回転運動(こ
の運動は、ドリルチャックに保持された工具の強すぎる
締め直し、又は、ゆるみをひき起こすことがある。)が
回避されるべきであり、そのために、チャック体に、調
整リングに抗して移動可能に案内された止めリングが備
えられているときに、特に重要である。このリングは、
調整スリーブに作用する位置において、このスリーブと
、同時にネジリングも望ましくない回転をしないように
する。
【0004】この発明の根底をなす課題は、ネジリング
と調整スリーブとが確実にかつ安定して互いに接続され
ており、ドリルチャックの製造及び組み立てが簡単かつ
安価な方法で可能であるように冒頭に述べたドリルチャ
ックを構成するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】本発明によると、
ネジリングが軸方向後方から調整スリーブ内に差し込ま
れており、前方に向かう差込方向において、調整スリー
ブの環状ショルダ上に当接しており、調整スリーブが差
し込まれたネジリングと共に軸方向において前方からチ
ャック体上に送られ、チャック体において、前方への軸
方向移動をしないように固定されていることによって前
記課題が解決される。
【0006】本発明によって達成される長所の本質は、
実質的に、それぞれ、チャック体に対して行われる、軸
方向前方への調整スリーブの支持と、軸方向後方へのネ
ジリングの支持とによって、調整スリーブとネジリング
とが軸方向においてまとめられており、このような相互
接続が実際に軸方向の引張応力によって負荷を軽減され
ており、その結果、調整スリーブとネジリングとは組立
てられた状態でさらに相互固定することが不要である点
にある。調整スリーブ内へのネジリングの組み立てと、
ネジリングを有する調整スリーブの組み立ては、簡単な
差し込み過程によって行われる。
【0007】一つの好ましい実施態様は、ネジリングと
調整スリーブに、軸方向に延びるスリット/リブ構成が
設けられており、この構成は、調整スリーブ内へネジリ
ングを差し込む際に係合して、ネジリングと調整スリー
ブとの周方向に形状接続した接続を形成することを特徴
としている。スリットとリブとは、自身の軸方向の全長
に渡って、均一の半径方向の寸法を有していてよい。し
かしながら、より良く且つ好ましい実施態様は、ネジリ
ングには、チャック体に対する前記リングの支持のため
に、後方すなわち軸方向においてボーリング工具とは反
対側においてリング状の軸受面が構成されており、前記
軸受面から環状ショルダに向かう方向において、調整ス
リーブのリブが半径方向に徐々に高くなっており、ネジ
リングのスリットは対応して半径方向に徐々に深くなっ
ていることを特徴としている。周方向においては前記の
スリット/リブ接続は、リブが軸方向において軸受面と
環状ショルダとの間の全長に渡って延びているだけでな
く、このリブの半径方向の寸法が環状ショルダへ向かっ
て徐々に大きくなるように選択することができるので、
調整スリーブとネジリングとの間の大きな負荷にも抗し
て回転不能な接続を惹起し、その結果、周方向において
リブ壁部とスリット壁部との間に働く動力伝達面が同様
に大であり、この面における単位面積当りの力の密度は
対応して小である。このことによって、環状ショルダと
リブを備えた調整スリーブを適当な合成物質より射出成
型によって成形する特に有利な可能性が存在する。さら
に、このようにして、前記スリットがネジリングにおけ
る軸受面を損わないように、また、同時に、この軸受面
を介して、ネジリングをチャック体に対して支持する軸
受の走行特性を損わないように、前記スリットを構成す
ることができる。
【0008】前記の点において好都合な本発明の実施態
様は、スリットの底部は、軸受面の側において、半径方
向において前記軸受面の担持部分の外側に位置し、かつ
、ネジリングの軸方向に対向した前方側においては、環
状ショルダの内側縁部の半径方向内側に位置しているこ
とを特徴としている。すなわち、ネジリングとチャック
体との間の摺動軸受の場合、軸受面におけるスリット底
部が軸受摺動面の外側に位置しており、ころがり軸受の
場合、ころがり体の走行面の外側に位置している。スリ
ット底部の他端を半径方向において環状ショルダの内側
縁部の内側に終わらせることは、ネジリングと調整スリ
ーブとの間の好適な回転不能性が既に権利請求されてい
るので好ましいだけでなく、他の加工技術上の理由から
も好都合である。すなわち、スリットをフライス削りす
ることは、製造技術上、特に簡単ではあるが、スリット
底部の環状ショルダ側端部において、ばり形成が避けら
れない。そして、このばりは環状ショルダ上のネジリン
グのはまりを損ない、従って、スリット底部が環状ショ
ルダ面において終了している場合には、追加の作動工程
において、これを除去しなければならない。このことは
、スリットが、半径方向において内側へ、環状ショルダ
の内側縁部を越えるまで延びている場合には、回避する
ことができる。そして、調整スリーブが軸方向前方にネ
ジリングを越えて延びており、これらスリーブとリング
との間に、環状ショルダにつながる環状空間を形成し、
この空間内においてスリット底部を終了させるというよ
うに合目的に構成する場合には、ばりは、その状態のま
まであってよく、何ら妨げられることなく自由に環状空
間内に突出できる。さらに、他の好ましい実施態様にお
いては、調整スリーブが、ネジリングを越えて前方に延
びる自らの部分により、軸方向前方にチャック体におい
て支持されることが提案されている。
【0009】調整リングの組み立ての際に、ネジリング
と調整スリーブの相互位置の調整と、両者の相互の組立
を容易にするためには、調整スリーブに、その内側に、
リブに接続されると共に前記調整スリーブの軸方向の後
縁まで延びるガイドレールを備えることが好都合である
。このガイドレールは、調整スリーブ内にネジリングを
差し込む際に、スリットに係合し、スリット側面に当接
することによって、スリットを有するネジリングをリブ
上に位置させる。スリットの半径方向の深さは、ネジリ
ングの軸受面において、少なくともガイドレールの半径
方向の高さに等しい。
【0010】調整スリーブとネジリングとの間の差し込
み接続は、ネジリングが調整スリーブ自体に無関係に、
チャック体に関連して案内されているならば、特別な正
確さの要求を満たす必要がない。前記の点に関して好ま
しい実施態様は、ネジリングが自身の裏側にリング状の
溝を備えていて、この溝の半径方向外側の周面において
、ネジリングが半径方向にチャック体に関連して案内さ
れていることを特徴としている。そこで、ネジリングと
チャック体との間の軸受の構成に応じると、摺動軸受の
場合、ネジリングが、半径方向において自身の軸受面の
内側に位置している、リング状溝の外周面によりチャッ
ク体において直接案内されていてもよく、または、ころ
がり軸受の場合、チャック体には、ネジリングの軸受面
に軸方向に対向する軸受リングが配設され、この軸受リ
ングの内周面に接して、ネジリングが自身のリング状溝
の外周面により案内されていてもよい。
【0011】
【実施例】以下において、図示の実施例により本発明を
詳細に説明する。
【0012】図において、1がチャック体、2が調整リ
ングである。チャック体1はネジ受入部4を用いて、不
図示のボーリング用のスピンドルに接続可能である。3
はチャックジョーであり、これは、通常は、3つずつド
リルチャックの周囲に渡って分配されている。これらチ
ャックジョーの間において、不図示のボーリング工具の
ための受入部が形成される。ドリルシャフトの受け入れ
のために、チャック体1にクリアランス5が設けられて
おり、このクリアランス5は軸方向の通路6を介してネ
ジ受入部4に接続されていてよく、その結果、衝撃運動
はボーリングスピンドルから、直接、チャックジョー3
の間の受入部に保持されたドリルシャフトの端部に伝え
られることができる。チャックジョー3は、チャック体
1の案内孔8内において、ドリルチャックの回転軸7の
周りに均等に配設されている。この孔は、回転軸7に対
して傾斜した方向に延びており、その結果、案内孔8は
自身の軸9が前方へすなわちボーリング工具の方向へ向
かって、交わる。調整リング2は、回転軸7に共軸に、
チャック体1に配設されている。この調整リングは、回
転可能かつ軸方向移動不能に取り付けられており、この
チャックジョー3の案内孔8内におけるチャックジョー
3の移動のために、回転軸7に共軸の調整ネジ10を備
えている。この調整ネジ10は、回転軸7に対するチャ
ックジョー3の傾斜に対応して円錐状に構成されている
。この調整ネジ10は、各チャックジョー3において、
このチャックジョーに備えられた歯列11に係合してい
る。その結果、調整リング2が回転することにより、案
内孔8内のチャックジョー3が移動し、それと共に、チ
ャックジョー3の間に形成されているボーリング工具の
ための締付断面の変化をひき起こす。チャックジョー3
は、ほぼ円形シリンダ状のボルトであり、このボルトは
自身の長さの一部に渡って、調整ネジ10に向けられた
側において平らにされており、そこにおいて、歯列11
を備えられている。案内孔8が、チャック体1の表面に
ある開口12につながっている。この開口12の領域に
おいて、調整リング2は、周方向において一体となって
いるネジリング13を有している。このネジリングに調
整ネジ10が形成されている。さらに、調整リング2が
調整スリーブ14を有しており、この調整スリーブは、
開口12に重なって覆い、チャック体1と共に、開口1
2につながる環状空間15を形成している。この空間内
には、チャックジョー3が、大きな締付横断面の場合に
、案内孔8から出ることができる。調整リング2の組み
立ての際には、先ず、ネジリング13を、軸方向の後方
から、まだ空いている調整スリーブ14内に差し込んで
、このリングを前方へ挿入して、調整スリーブ14の環
状ショルダ16に当接させる。次に、調整スリーブ14
は、差し込まれたネジリング13と共に、軸方向前方す
なわちボーリング工具の側からネジ受入部4の方向に、
チャック体1に向って送られる。そして、ネジリング1
3がチャック体1に軸方向において支持されるまで、調
整スリーブ14はこのようにして送られる。そのために
、ネジリング13には、後方すなわち軸方向においてボ
ーリング工具とは反対側のネジ受入部4に向いたリング
状の軸受面17が形成されている。ネジリング13と調
整スリーブ14との間には、さらに、差込方向に延びて
且つこれらリング13とスリーブ14とを互いに回転不
能に接続するスリット/リブ構成18,19が設けられ
ている。この構成は、調整スリーブ14がネジリング1
3に対し相対的に回転するのを阻止する。ネジリング1
3は、軸方向の後方に対しては、球軸受20と軸受リン
グ21とを介して行われる。軸受リング21は、チャッ
ク体1に固定されている。調整スリーブ14は、軸方向
前方に向かって、自身の軸方向の位置において、リブ座
金22によって固定されている。このリブ座金は、チャ
ック体1のリング状切欠23にはめ込まれている。さら
に、調整スリーブ14と後方のチャック体端部との間の
チャック体1には、回転不能かつ軸方向に移動可能に案
内された止めリング24が設けられている。この止めリ
ングは、係止部25,26によって定められた2つの終
端位置の間において、軸方向に移動可能である。係止部
25,26は、チャック体1にある2つのリング状係止
受入部によって形成されている。この係止受入部には、
止めリング24のリング状切欠28に保持された弾力性
のある係止リング27が係合可能である。図1に示す軸
方向前方の係止部25において、止めリング24は、調
整スリーブ14と、このスリーブと共にネジリング13
とを、ボーリング工程中において望ましくない回転をし
ないように固定する。そのために、調整スリーブ14は
、自身の軸方向後方の縁部において、止めクリアランス
29を備えている。止めリング24は、調整スリーブ1
4に作用する自身の位置において、対応する止め突起3
0を前記の止めクリアランス29に係合させる。前記の
止めクリアランス29と止め突起30は、実施例におい
ては、調整スリーブ14ないしは止めリング24におけ
るそれぞれの歯付き縁の種類に応じて構成されている。 調整リング2を回転するには、先ず、止めリング24が
調整リング2の回転を阻止している作用を手で解除しな
ければならない。
【0013】調整スリーブ14とネジリング13とを接
続するスリット/リブ構成18,19については、調整
スリーブ14におけるリブ18は、軸受面17から環状
ショルダ16の方向に向うに従って、半径方向において
徐々に高くなっている。それに対応して、前記の半径方
向において、ネジリング13のスリット19が徐々に深
くなっている。その場合、スリット19の底部31は、
軸受面17の側において、半径方向において該軸受面の
担持部分の外側、すなわち、半径方向においてころがり
体20の走行路32の外側に位置している。その結果、
軸受の走行特性はスリット19によって損われることが
ない。ネジリング13の、軸方向において軸受に対向し
ている側においては、スリット底部31が半径方向に、
環状ショルダ16の内側縁部33の内側に位置している
。調整スリーブ14は、ネジリング13を越えて軸方向
前方へ延長されている。この延長されたスリーブ部分1
4′とネジリング13との間に、環状ショルダ16につ
ながる環状空間34がある。この空間において、スリッ
ト底部31が終わっていて、スリット19の製造によっ
て生じる図1に点線で示すばり35が自由に突出できる
。さらに調整スリーブ14のネジリング13を越えて軸
方向前方に突出したスリーブ部分14′は、チャック体
1において、すなわち、上記のリブ座金22に接してい
る。調整スリーブ14が合成物質により形成されている
場合には、調整スリーブ14の前面には、この位置にお
ける調整スリーブ14の早期摩耗を回避するために、リ
ブ座金22に当接する摺動リング36を配設するのが好
ましい。
【0014】調整スリーブ14の内側では、リブ18に
つながって調整スリーブの軸方向の後縁まで延びるガイ
ドレール37が設けられている。このガイドレール37
は、ネジリング13が調整スリーブ14に差し込まれる
とき、ネジリング13のスリット19に係合する。この
とき、レール37はスリットの側面に当接し、これによ
り、スリット19を有するネジリング13をリブ18に
合致させ、このことによって、調整スリーブ14とネジ
リング13とを容易に組み立てることができる。この場
合、もちろん、ネジリング13の軸受面17におけるス
リット19の半径方向の深さは、少なくともガイドレー
ル37の半径方向における高さに等しい。したがって、
ネジリング13は、ガイドレール37に必要な通過横断
面の内径を有している。
【0015】ネジリング13がそれ自体独立してチャッ
ク体1に対向して案内されている。そのために、ネジリ
ング13は、自身の裏側において、リング状溝を備えて
いる。この溝の、半径方向において外側の周面38にお
いては、ネジリング13の半径方向の案内が行われる。 すなわち、外側周面38が、チャック体1に固定して配
設された軸受リング21の内周面に当接することによっ
てネジリング13の半径方向の案内が行われる。
【0016】
【発明の効果】ネジリングと調整スリーブとが確実にか
つ安定して相互接続され、ドリルチャックの製造、組立
が容易で安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドリルチャックを一部は側面図で、他は縦断面
図で示す。
【図2】ドリルチャックの調整スリーブのみを図1に対
応する断面図で示す。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】ネジリングのみを図1に対応する断面図で示す
【符号の説明】
1……チャック体 2……調整リング 3……チャックジョー 8……案内孔 10……調整ネジ 11……歯列 13……ネジリング 14……調整スリーブ 14′…調整スリーブの延長部 16……環状ショルダ 17……軸受面 18……リブ 19……スリット 20……ころがり体 21……軸受リング 31……底部 32……走行路 33……環状ショルダの内側縁部 34……環状空間 37……ガイドレール 38……溝の外周面

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ボーリング工具のための受入部を自身
    の間に形成しているチャックジョー(3)と、チャック
    体(1)であって、このチャック体内には、チャックジ
    ョーのために、回転軸に対して傾斜して延びる案内孔(
    8)が配設されているものと、回転軸に共軸で、回転可
    能にかつ軸方向に移動不能にチャック体に取り付けられ
    ており、調整スリーブ(14)と、この調整スリーブ(
    14)に回転不能に接続されたネジリング(13)とよ
    りなる調整リング(2)であって、前記ネジリングは、
    チャックジョーの移動のために、回転軸と共軸でそれぞ
    れの前記チャックジョーにおいて前記チャックジョーに
    設けられた歯列(11)に係合している調整ネジ(10
    )を有しており、軸方向後方に向ってすなわちボーリン
    グ工具とは反対方向において、チャック体(1)に対し
    て支持されているもの(2)とを備えたドリルチャック
    において、ネジリング(13)が軸方向後方から調整ス
    リーブ(14)内に差し込まれており、前方に向かう差
    込方向において、調整スリーブ(14)の環状ショルダ
    (16)上に当接しており、調整スリーブ(14)が差
    し込まれたネジリング(13)と共に軸方向において前
    方からチャック体(1)上に送られ、チャック体(1)
    において、前方への軸方向移動をしないように固定され
    ていることを特徴とするドリルチャック。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のドリルチャックにお
    いて、ネジリング(13)と調整スリーブ(14)に、
    軸方向に延びるスリット/リブ構成(18,19)が設
    けられており、この構成は、調整スリーブ(14)内へ
    ネジリング(13)を差し込む際に係合して、ネジリン
    グ(13)と調整スリーブ(14)との周方向に形状接
    続した接続を形成することを特徴とするドリルチャック
  3. 【請求項3】  請求項2に記載のドリルチャックにお
    いて、ネジリング(13)には、チャック体(1)に対
    する前記リングの支持のために、後方すなわち軸方向に
    おいてボーリング工具とは反対側においてリング状の軸
    受面(17)が構成されており、前記軸受面(17)か
    ら環状ショルダ(16)に向かう方向において、調整ス
    リーブ(14)のリブ(18)が半径方向に徐々に高く
    なっており、ネジリング(13)のスリット(19)は
    対応して半径方向に徐々に深くなっていることを特徴と
    するドリルチャック。
  4. 【請求項4】  請求項3に記載のドリルチャックにお
    いて、スリット(19)の底部(31)は、軸受面(1
    7)の側において、半径方向において前記軸受面の担持
    部分の外側に位置し、かつ、ネジリング(13)の軸方
    向に対向した前方側においては、環状ショルダ(16)
    の内側縁部(33)の半径方向内側に位置していること
    を特徴とするドリルチャック。
  5. 【請求項5】  請求項3または4に記載のドリルチャ
    ックにおいて、ネジリング(13)とチャック体(14
    )との間の摺動軸受の場合には、軸受面(17)におけ
    るスリット底部(31)が軸受摺動面の外側に位置して
    いることを特徴とするドリルチャック。
  6. 【請求項6】  請求項3または4に記載のドリルチャ
    ックにおいて、ネジリング(13)とチャック体(1)
    との間のころがり軸受の場合には、軸受面(17)にお
    けるスリット底部(31)がころがり体(20)の走行
    面(32)の外側に位置していることを特徴とするドリ
    ルチャック。
  7. 【請求項7】  請求項2〜6のいずれか1項に記載の
    ドリルチャックにおいて、調整スリーブ(14)が軸方
    向前方へネジリング(13)を越えて延びており、これ
    らスリーブとリング(13,14)は、両者間において
    、環状ショルダ(16)につながる環状空間(34)を
    形成しており、この環状空間内においてスリット底部(
    31)が終わっていることを特徴とするドリルチャック
  8. 【請求項8】  請求項7に記載のドリルチャックにお
    いて、調整スリーブ(14)が、ネジリング(13)を
    越えて前方に延びる自らの部分(14′)により、軸方
    向前方に、チャック体(1)に支持されていることを特
    徴とするドリルチャック。
  9. 【請求項9】  請求項2〜8のいずれか1項に記載の
    ドリルチャックにおいて、調整スリーブ(14)が、リ
    ブ(18)に接続し、かつ、軸方向後方の調整スリーブ
    (14)の縁部まで延びているガイドレール(37)を
    備えており、このガイドレールは、調整スリーブ(14
    )へのネジリング(13)の差し込みの際に、スリット
    (19)に係合し、スリット側面への当接によって、ス
    リット(19)を有するネジリング(13)をリブ(1
    8)に合致させ、ネジリング(13)の軸受面(17)
    におけるスリット(19)の半径方向の深さは少なくと
    もガイドレール(37)の半径方向の高さであることを
    特徴とするドリルチャック。
  10. 【請求項10】  請求項1〜9のいずれか1項に記載
    のドリルチャックにおいて、ネジリング(13)が自身
    の裏側にリング状溝を備えており、この溝の、半径方向
    において外側の周面(38)において、ネジリング(1
    3)がチャック体(1)に関して半径方向に案内されて
    いることを特徴とするドリルチャック。
  11. 【請求項11】  請求項10に記載のドリルチャック
    において、ネジリング(13)とチャック体(1)との
    間の摺動軸受の場合、前記ネジリングが、半径方向にお
    いて自身の軸受面(17)の内側に位置している、リン
    グ状溝の外周面(38)により、チャック体(1)にお
    いて直接案内されていることを特徴とするドリルチャッ
    ク。
  12. 【請求項12】  請求項10に記載のドリルチャック
    において、ネジリング(13)とチャック体(1)との
    間のころがり軸受の場合、ネジリング(13)の軸受面
    (17)に軸方向に対向している軸受リング(21)が
    前記チャック体に配設されており、このリングの内周面
    に接して、ネジリング(13)が自身のリング状溝の外
    周面(38)により案内されていることを特徴とするド
    リルチャック。
JP18129991A 1990-07-21 1991-07-22 ドリルチャック Pending JPH04226819A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10507696A (ja) * 1994-08-12 1998-07-28 エフ キサフェル ライポルト ゲーエムベーハー ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト ステンシル又はスクリーン印刷機
JPH10509815A (ja) * 1994-08-09 1998-09-22 マイクロ タグ テメド リミテッド ラベリング、確認または識別の方法およびその方法を用いた装置
JP2002052407A (ja) * 2000-08-14 2002-02-19 Roehm Gmbh 切り替え・調節用曲がり部を有する締付ケーシング筒を備えたドリルチャック
JP2002052408A (ja) * 2000-07-03 2002-02-19 Roehm Gmbh 切り替え・調節用曲がり部を有する締付ケーシング筒を備えたドリルチャック

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