JP2783413B2 - 携帯用旋盤の摺動ベアリング装置 - Google Patents
携帯用旋盤の摺動ベアリング装置Info
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- JP2783413B2 JP2783413B2 JP63503242A JP50324288A JP2783413B2 JP 2783413 B2 JP2783413 B2 JP 2783413B2 JP 63503242 A JP63503242 A JP 63503242A JP 50324288 A JP50324288 A JP 50324288A JP 2783413 B2 JP2783413 B2 JP 2783413B2
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- thrust bearing
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- B23B3/22—Turning-machines or devices with rotary tool heads
- B23B3/26—Turning-machines or devices with rotary tool heads the tools of which perform a radial movement; Rotary tool heads thereof
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
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- B23Q1/262—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members with means to adjust the distance between the relatively slidable members
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- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
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- Y10T82/00—Turning
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T82/25—Lathe
- Y10T82/2522—Portable
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 ［発明の属する技術分野］ この発明は携帯用旋盤の摺動ベアリング装置に関係し
ており、より詳細には、携帯用旋盤において第１リング
部材に対して共軸に配置されている第２リング部材を軸
方向及び径方向において位置付けするとともに回転を案
内する摺動ベアリング装置に関係している。
ており、より詳細には、携帯用旋盤において第１リング
部材に対して共軸に配置されている第２リング部材を軸
方向及び径方向において位置付けするとともに回転を案
内する摺動ベアリング装置に関係している。
［従来の技術］ 携帯用旋盤のベアリング装置は、例えば1976年９月29
日に発行された英国特許第1,450,774号の明細書及び198
3年12月６日に発行された米国特許第4,418,591号の明細
書に記載されている。
日に発行された英国特許第1,450,774号の明細書及び198
3年12月６日に発行された米国特許第4,418,591号の明細
書に記載されている。
この英国特許の明細書中の携帯用旋盤は上述した如き
種類の摺動ベアリング装置を具備していて、この摺動ベ
アリング装置では、固定環状リング部材に設けられた摺
動ベアリング片が工具支持ヘッドを支持した回転環状リ
ング部材に設けられた対応する摺動ベアリング面と摺接
することにより回転環状リング部材が固定環状リング部
材に対し軸方向及び径方向において位置付けされている
とともに回転を案内されている。上記米国特許の明細書
中の携帯用旋盤はローラベアリング装置を具備してお
り、このローラベアリング装置では工具支持ヘッドを支
持した回転環状リング部材が固定環状リング部材に設け
られたローラベアリング部材を介して固定環状リング部
材に対し軸方向及び径方向において位置付けされている
とともに回転を案内されている。
種類の摺動ベアリング装置を具備していて、この摺動ベ
アリング装置では、固定環状リング部材に設けられた摺
動ベアリング片が工具支持ヘッドを支持した回転環状リ
ング部材に設けられた対応する摺動ベアリング面と摺接
することにより回転環状リング部材が固定環状リング部
材に対し軸方向及び径方向において位置付けされている
とともに回転を案内されている。上記米国特許の明細書
中の携帯用旋盤はローラベアリング装置を具備してお
り、このローラベアリング装置では工具支持ヘッドを支
持した回転環状リング部材が固定環状リング部材に設け
られたローラベアリング部材を介して固定環状リング部
材に対し軸方向及び径方向において位置付けされている
とともに回転を案内されている。
［発明が解決しようとする課題］ 上記英国特許の明細書中の携帯用旋盤の摺動ベアリン
グ装置では、固定環状リング部材に設けられた摺動ベア
リング片や回転環状リング部材に設けられた対応する摺
動ベアリング面の如き様々なベアリング要素の磨耗を補
償することが困難又は不可能である。更に、これら様々
なベアリング要素相互が軸方向に相対的に固定されてい
るので、様々な寸法公差の調整に問題がある。
グ装置では、固定環状リング部材に設けられた摺動ベア
リング片や回転環状リング部材に設けられた対応する摺
動ベアリング面の如き様々なベアリング要素の磨耗を補
償することが困難又は不可能である。更に、これら様々
なベアリング要素相互が軸方向に相対的に固定されてい
るので、様々な寸法公差の調整に問題がある。
この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的
は、磨耗の補償や様々な寸法公差の調整を容易に行うこ
とが出来る、上述した如き種類の携帯用旋盤の摺動ベア
リング装置を提供することである。
は、磨耗の補償や様々な寸法公差の調整を容易に行うこ
とが出来る、上述した如き種類の携帯用旋盤の摺動ベア
リング装置を提供することである。
［課題を解決する手段］ 上述したこの発明の目的を達成する為に、この発明に
従った携帯用旋盤の摺動ベアリング装置は：中央の長手
方向軸及び軸方向において相互に正反対の方向を向いた
両端部を有する第１リング部材と； 第１リング部材の長手方向軸と共軸の中央の長手方向
軸を有し、第１リング部材の両端部の一方に載置された
第１リング部材の長手方向軸と共軸の中央の長手方向軸
を中心として第１リング部材に対し相対的に回転し、軸
方向において相互に正反対の方向を向いた両端部を有す
る第２リング部材と； を備えた携帯用旋盤が： 第２リング部材を第１リング部材に対して軸方向及び
径方向において位置付けするとともに回転を案内し、軸
方向において調節可能な摺動ベアリング装置を具備して
おり 上記摺動ベアリング装置が、 第１リング部材の両端部の上記一方において第１リン
グ部材の長手方向軸に対して共軸の環状に相互に離隔し
て配置され、夫々が回転軸を有しているとともに第２リ
ング部材の両端部において第１リング部材の両端部の上
記一方に隣接した一方の側に突出されて上記回転軸に向
かい収束するテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・
スラストベアリング面を有した複数個の摺動ベアリング
片と、 第２リング部材の両端部の上記一方において第２リン
グ部材の長手方向軸に対して共軸の環状に規定されてい
て、第１リング部材の両端部の上記一方の複数個の摺動
ベアリング片の夫々の第１ラジアル・スラストベアリン
グ面に対応してテーパ状に傾斜した断面の第２ラジアル
・スラストベアリング面を有しており、第１リング部材
の両端部の上記一方の複数個の摺動ベアリング片の夫々
の第１ラジアル・スラストベアリング面が挿入されて上
記第２ラジアル・スラストベアリング面が第１リング部
材の両端部の上記一方の複数個の摺動ベアリング片の夫
々の第１ラジアル・スラストベアリング面を支持するこ
とにより第１リング部材の径方向における第２リング部
材の相対的な位置付けが行われて第１リング部材に対す
る第２リング部材の共軸な配置が達成されるとともに第
１リング部材に対して第２リング部材が接近するような
軸方向の一方における第２リング部材の相対的な位置付
けが行なわれる、環状溝と、 第１リング部材の両端部の上記一方に設けられて、第
２リング部材の両端部の他方に対面した第１スラストベ
アリング面と、 第２リング部材の両端部の上記他方に設けられて第１
リング部材の第１スラストベアリング面に対面し、第１
リング部材に対して第２リング部材が遠ざかるような軸
方向の他方において第１リング部材の第１スラストベア
リング面と係合し、第１リング部材に対する上記軸方向
の他方における第２リング部材の相対的な位置付けが行
なわれる、第２スラストベアリング面と、 第１リング部材に設けられて、複数個の摺動ベアリン
グ片を上記軸方向の少なくとも他方に向かい移動させ上
記軸方向の少なくとも他方における複数個の摺動ベアリ
ング片の位置を調節する摺動ベアリング片位置調節手段
と、 を含んでいる、 ことを特徴としている。
従った携帯用旋盤の摺動ベアリング装置は：中央の長手
方向軸及び軸方向において相互に正反対の方向を向いた
両端部を有する第１リング部材と； 第１リング部材の長手方向軸と共軸の中央の長手方向
軸を有し、第１リング部材の両端部の一方に載置された
第１リング部材の長手方向軸と共軸の中央の長手方向軸
を中心として第１リング部材に対し相対的に回転し、軸
方向において相互に正反対の方向を向いた両端部を有す
る第２リング部材と； を備えた携帯用旋盤が： 第２リング部材を第１リング部材に対して軸方向及び
径方向において位置付けするとともに回転を案内し、軸
方向において調節可能な摺動ベアリング装置を具備して
おり 上記摺動ベアリング装置が、 第１リング部材の両端部の上記一方において第１リン
グ部材の長手方向軸に対して共軸の環状に相互に離隔し
て配置され、夫々が回転軸を有しているとともに第２リ
ング部材の両端部において第１リング部材の両端部の上
記一方に隣接した一方の側に突出されて上記回転軸に向
かい収束するテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・
スラストベアリング面を有した複数個の摺動ベアリング
片と、 第２リング部材の両端部の上記一方において第２リン
グ部材の長手方向軸に対して共軸の環状に規定されてい
て、第１リング部材の両端部の上記一方の複数個の摺動
ベアリング片の夫々の第１ラジアル・スラストベアリン
グ面に対応してテーパ状に傾斜した断面の第２ラジアル
・スラストベアリング面を有しており、第１リング部材
の両端部の上記一方の複数個の摺動ベアリング片の夫々
の第１ラジアル・スラストベアリング面が挿入されて上
記第２ラジアル・スラストベアリング面が第１リング部
材の両端部の上記一方の複数個の摺動ベアリング片の夫
々の第１ラジアル・スラストベアリング面を支持するこ
とにより第１リング部材の径方向における第２リング部
材の相対的な位置付けが行われて第１リング部材に対す
る第２リング部材の共軸な配置が達成されるとともに第
１リング部材に対して第２リング部材が接近するような
軸方向の一方における第２リング部材の相対的な位置付
けが行なわれる、環状溝と、 第１リング部材の両端部の上記一方に設けられて、第
２リング部材の両端部の他方に対面した第１スラストベ
アリング面と、 第２リング部材の両端部の上記他方に設けられて第１
リング部材の第１スラストベアリング面に対面し、第１
リング部材に対して第２リング部材が遠ざかるような軸
方向の他方において第１リング部材の第１スラストベア
リング面と係合し、第１リング部材に対する上記軸方向
の他方における第２リング部材の相対的な位置付けが行
なわれる、第２スラストベアリング面と、 第１リング部材に設けられて、複数個の摺動ベアリン
グ片を上記軸方向の少なくとも他方に向かい移動させ上
記軸方向の少なくとも他方における複数個の摺動ベアリ
ング片の位置を調節する摺動ベアリング片位置調節手段
と、 を含んでいる、 ことを特徴としている。
このように構成されたことを特徴とする、この発明に
従った携帯用旋盤の摺動ベアリング装置においては、第
１リング部材に設けられた摺動ベアリング片位置調節手
段により、第１リング部材の両端部の上記一方に配置さ
れた複数個の摺動ベアリング片を上記軸方向の少なくと
も他方に向かい移動させ上記軸方向の少なくとも他方に
おける複数個の摺動ベアリング片の位置を調節すること
が出来るので、上記軸方向における複数個の摺動ベアリ
ング片のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面やこれに対応する第２リング部材の環
状溝のテーパ状に傾斜した第２ラジアル・スラストベア
リング面の摩耗の補償や寸法公差の調節を容易に行うこ
とが出来るばかりでなく、第１リング部材の両端部の上
記一方に設けられて第２リング部材の両端部の上記他方
に対面した第１スラストベアリング面や第２リング部材
の両端部の上記他方に設けられて第１リング部材の第１
スラストベアリング面に対面し第１リング部材に対して
第２リング部材が遠ざかるような軸方向の他方において
第１リング部材の第１スラストベアリング面と係合する
第２スラストベアリング面の摩耗の補償や寸法公差の調
整を容易に行うことが出来る。
従った携帯用旋盤の摺動ベアリング装置においては、第
１リング部材に設けられた摺動ベアリング片位置調節手
段により、第１リング部材の両端部の上記一方に配置さ
れた複数個の摺動ベアリング片を上記軸方向の少なくと
も他方に向かい移動させ上記軸方向の少なくとも他方に
おける複数個の摺動ベアリング片の位置を調節すること
が出来るので、上記軸方向における複数個の摺動ベアリ
ング片のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面やこれに対応する第２リング部材の環
状溝のテーパ状に傾斜した第２ラジアル・スラストベア
リング面の摩耗の補償や寸法公差の調節を容易に行うこ
とが出来るばかりでなく、第１リング部材の両端部の上
記一方に設けられて第２リング部材の両端部の上記他方
に対面した第１スラストベアリング面や第２リング部材
の両端部の上記他方に設けられて第１リング部材の第１
スラストベアリング面に対面し第１リング部材に対して
第２リング部材が遠ざかるような軸方向の他方において
第１リング部材の第１スラストベアリング面と係合する
第２スラストベアリング面の摩耗の補償や寸法公差の調
整を容易に行うことが出来る。
しかも、第１リング部材の複数個の摺動ベアリング片
の第１ラジアル・スラストベアリング面やこれに対応す
る第２リング部材の環状溝の第２ラジアル・スラストベ
アリング面は、相互に組み合わされることにより第１リ
ング部材に対する第２リング部材の径方向における位置
合わせを自動的に補償しながら第１リング部材に対する
第２リング部材の周方向における回転を許容する。
の第１ラジアル・スラストベアリング面やこれに対応す
る第２リング部材の環状溝の第２ラジアル・スラストベ
アリング面は、相互に組み合わされることにより第１リ
ング部材に対する第２リング部材の径方向における位置
合わせを自動的に補償しながら第１リング部材に対する
第２リング部材の周方向における回転を許容する。
そして、固定環状リング部材に対して相対的に回転す
る回転環状リング部材に設けられる工具ヘッドを、ひい
ては工作物に対して工具を、軸方向及び径方向に正確に
配置し回転方向に正確に案内することが出来る。
る回転環状リング部材に設けられる工具ヘッドを、ひい
ては工作物に対して工具を、軸方向及び径方向に正確に
配置し回転方向に正確に案内することが出来る。
［発明の実施例］ 以下この発明の実施例を添付の図面を参照しながら詳
細に説明する。
細に説明する。
第１図乃至第３図はこの発明の実施例に従った摺動ベ
アリング装置を備えた携帯用旋盤10の背面図，平面図、
そして正面図である。
アリング装置を備えた携帯用旋盤10の背面図，平面図、
そして正面図である。
これらの図から明らかなように、携帯用旋盤10は長手
方向の中央軸14を有する第１又は固定環状リング部材12
を備えている。固定環状リング部材12は、通常は参照符
号16で指摘するような蝶番や締め具により連結されてい
る２つの部分からなる。このような構造は、固定環状リ
ング部材12を直径方向に分割し、固定環状リング部材12
の中心開口中にパイプ状の工作物18を配置して工作物18
を加工するために一般に用いられているものである。工
作物18は中央軸14に沿って固定環状リング部材12の中心
開口中の中央に配置され、締付パッド64により固定環状
リング部材12の中心開口中の中央に保持される。締付パ
ッド64については後に第７図を参照して詳述する。第２
図には、締付パッド64を保持した通常の作動ボルトを収
容する為にねじ山の切られた孔20が示されている。
方向の中央軸14を有する第１又は固定環状リング部材12
を備えている。固定環状リング部材12は、通常は参照符
号16で指摘するような蝶番や締め具により連結されてい
る２つの部分からなる。このような構造は、固定環状リ
ング部材12を直径方向に分割し、固定環状リング部材12
の中心開口中にパイプ状の工作物18を配置して工作物18
を加工するために一般に用いられているものである。工
作物18は中央軸14に沿って固定環状リング部材12の中心
開口中の中央に配置され、締付パッド64により固定環状
リング部材12の中心開口中の中央に保持される。締付パ
ッド64については後に第７図を参照して詳述する。第２
図には、締付パッド64を保持した通常の作動ボルトを収
容する為にねじ山の切られた孔20が示されている。
第４図に示すように、第２又は回転環状リング部材22
（この技術分野では回転工具ヘッドと呼ばれる）が中央
軸14に沿った軸方向における固定環状リング部材12の両
端部の一方（第４図では右側に位置する前部）に回転可
能に載置されている。第２又は回転環状リング部材22
は、第１図及び第２図に示されている固定環状リング部
材12の外周面の載置領域30に通常載置されている駆動モ
ータ28のピニオン26と係合する外歯24を外周面に有して
いる。第４図には、携帯用旋盤10との全体的な関連を示
すために駆動モータ28の概略が示されている。回転環状
リング部材22は固定環状リング部材12の中央軸14と一致
する中央の長手方向軸を有していて、回転環状リング部
材22は固定環状リング部材12に対して共軸で回転する。
（この技術分野では回転工具ヘッドと呼ばれる）が中央
軸14に沿った軸方向における固定環状リング部材12の両
端部の一方（第４図では右側に位置する前部）に回転可
能に載置されている。第２又は回転環状リング部材22
は、第１図及び第２図に示されている固定環状リング部
材12の外周面の載置領域30に通常載置されている駆動モ
ータ28のピニオン26と係合する外歯24を外周面に有して
いる。第４図には、携帯用旋盤10との全体的な関連を示
すために駆動モータ28の概略が示されている。回転環状
リング部材22は固定環状リング部材12の中央軸14と一致
する中央の長手方向軸を有していて、回転環状リング部
材22は固定環状リング部材12に対して共軸で回転する。
中央軸14に沿った軸方向における回転環状リング部材
22の両端部において固定環状リング部材12の両端部の上
記一方（第４図では右側に位置する前部）に隣接してる
方を一方（第４図では左側に位置する後部42）とする
と、回転環状リング部材22の両端部において固定環状リ
ング部材12とは反対側を向いている他方（第４図では右
側に位置する前部39）には適切な工具支持体32が固定さ
れている。適切な工具支持体32は、回転環状リング部材
22に対して工具ビット34の固定及び供給を行なう。
22の両端部において固定環状リング部材12の両端部の上
記一方（第４図では右側に位置する前部）に隣接してる
方を一方（第４図では左側に位置する後部42）とする
と、回転環状リング部材22の両端部において固定環状リ
ング部材12とは反対側を向いている他方（第４図では右
側に位置する前部39）には適切な工具支持体32が固定さ
れている。適切な工具支持体32は、回転環状リング部材
22に対して工具ビット34の固定及び供給を行なう。
工具ビット34の供給手段は、例えば、固定環状リング
部材12の前面に相対的に固定して取り付けられたピン38
に係合する通常の星型車36で構成することができる。こ
のような工具支持体32及び供給手段は一般に用いられて
いるものであり、これらのこの発明にとっての重要な要
件ではない。
部材12の前面に相対的に固定して取り付けられたピン38
に係合する通常の星型車36で構成することができる。こ
のような工具支持体32及び供給手段は一般に用いられて
いるものであり、これらのこの発明にとっての重要な要
件ではない。
回転環状リング部材22の後部42には回転環状リング部
材22の長手方向軸に対して共軸の環状溝43が規定されて
いる。環状溝43は、前部39に向かい中央軸14に対して傾
斜してほぼ収束しているテーパ状に傾斜した断面の第２
ラジアル・スラストベアリング面44を有している。第２
ラジアル・スラストベアリング面44の傾斜角は中央軸14
に対して約45゜である。しかし、この傾斜角を別の角度
にしてもこの発明の範囲をはずれることはない。回転環
状リング部材22の前部39は固定環状リング部材12とは反
対側を向いた第２スラストベアリング面40を有してお
り、この第２スラストベアリング面40は固定環状リング
部材12の上記前部において回転環状リング部材22の前部
39の第２スラストベアリング面40に対面している第１ス
ラストベアリング面46と協働して回転環状リング部材22
を固定環状リング部材12の上記前部に対して中央軸14に
沿った軸方向における前方に位置決めし、周方向への移
動を案内する。
材22の長手方向軸に対して共軸の環状溝43が規定されて
いる。環状溝43は、前部39に向かい中央軸14に対して傾
斜してほぼ収束しているテーパ状に傾斜した断面の第２
ラジアル・スラストベアリング面44を有している。第２
ラジアル・スラストベアリング面44の傾斜角は中央軸14
に対して約45゜である。しかし、この傾斜角を別の角度
にしてもこの発明の範囲をはずれることはない。回転環
状リング部材22の前部39は固定環状リング部材12とは反
対側を向いた第２スラストベアリング面40を有してお
り、この第２スラストベアリング面40は固定環状リング
部材12の上記前部において回転環状リング部材22の前部
39の第２スラストベアリング面40に対面している第１ス
ラストベアリング面46と協働して回転環状リング部材22
を固定環状リング部材12の上記前部に対して中央軸14に
沿った軸方向における前方に位置決めし、周方向への移
動を案内する。
第６図及び第８図に示す如く、複数個の摺動ベアリン
グ片48が固定環状リング部材12の前記前部に等間隔で中
央軸14に対して共軸な環状のほぼ円形状に配置されてい
る。複数個の摺動ベアリング片48の夫々は、固定環状リ
ング部材12の上記前部から回転環状リング部材22の後部
42の環状溝43に向かい突出し回転環状リング部材22の後
部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した断面の第２ラジア
ル・スラストベアリング面44に対応してテーパ状に傾斜
した断面の第１ラジアル・スラストベアリング面52を有
している。第１ラジアル・スラストベアリング面52は回
転環状リング部材22の後部42の環状溝43中に挿入されて
環状溝43の第２ラジアル・スラストベアリング面44と接
触することにより、固定環状リング部材12に対して回転
環状リング部材22を中央軸14に沿った軸方向における後
方及び中央軸14の径方向に位置決めし、また周方向への
移動を案内する。
グ片48が固定環状リング部材12の前記前部に等間隔で中
央軸14に対して共軸な環状のほぼ円形状に配置されてい
る。複数個の摺動ベアリング片48の夫々は、固定環状リ
ング部材12の上記前部から回転環状リング部材22の後部
42の環状溝43に向かい突出し回転環状リング部材22の後
部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した断面の第２ラジア
ル・スラストベアリング面44に対応してテーパ状に傾斜
した断面の第１ラジアル・スラストベアリング面52を有
している。第１ラジアル・スラストベアリング面52は回
転環状リング部材22の後部42の環状溝43中に挿入されて
環状溝43の第２ラジアル・スラストベアリング面44と接
触することにより、固定環状リング部材12に対して回転
環状リング部材22を中央軸14に沿った軸方向における後
方及び中央軸14の径方向に位置決めし、また周方向への
移動を案内する。
複数個の摺動ベアリング片48の夫々は、固定環状リン
グ部材12の上記前部に形成されている開口50内に軸方向
に摺動可能に保持されていて、開口50の後方のねじ山の
設けられている開口55に調節カラー53がねじ込められて
いる。
グ部材12の上記前部に形成されている開口50内に軸方向
に摺動可能に保持されていて、開口50の後方のねじ山の
設けられている開口55に調節カラー53がねじ込められて
いる。
ボルト57が調節カラー53に貫通されていて、対応する
摺動ベアリング片48に形成されている回転軸開口にねじ
係合されている。摺動ベアリング片48のテーパ状に傾斜
した断面の第１ラジアル・スラストベアリング面52は回
転軸開口に向かい収束している。ボルト57はアレンヘッ
ドキャップスクリューなどである。
摺動ベアリング片48に形成されている回転軸開口にねじ
係合されている。摺動ベアリング片48のテーパ状に傾斜
した断面の第１ラジアル・スラストベアリング面52は回
転軸開口に向かい収束している。ボルト57はアレンヘッ
ドキャップスクリューなどである。
調節カラー53は軸方向における対応する摺動ベアリン
グ片48の位置を正確に調整する為に使用され、摺動ベア
リング片48を介して軸方向における回転環状リング部材
22の位置が調節される。
グ片48の位置を正確に調整する為に使用され、摺動ベア
リング片48を介して軸方向における回転環状リング部材
22の位置が調節される。
回転環状リング部材22の後部42の環状溝43のテーパ状
に傾斜した断面の第２ラジアル・スラストベアリング面
44と固定環状リング部材12の複数の摺動ベアリング片48
の夫々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面52との相互係合の組み合わせは、これ
らが摩耗しても固定環状リング部材12の中央軸14に対し
て回転環状リング部材22が正確な共軸となるよう調節す
る。
に傾斜した断面の第２ラジアル・スラストベアリング面
44と固定環状リング部材12の複数の摺動ベアリング片48
の夫々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面52との相互係合の組み合わせは、これ
らが摩耗しても固定環状リング部材12の中央軸14に対し
て回転環状リング部材22が正確な共軸となるよう調節す
る。
調節カラー53にはレンチその他の適切な手段と係合す
る１対の凹み59が固定環状リング部材12の後部側に形成
されており、調節カラー53は開口55中でレンチその他の
適切な手段により回転されることにより中央軸14に沿っ
た軸方向に移動する。対応する摺動ベアリング片48に形
成されている回転軸開口にねじ係合されているボルト57
を緩めて上述した如く調節カラー53を回転させれば、調
節カラー53とともに軸方向における摺動ベアリング片48
の位置を正確に調整することが出来る。
る１対の凹み59が固定環状リング部材12の後部側に形成
されており、調節カラー53は開口55中でレンチその他の
適切な手段により回転されることにより中央軸14に沿っ
た軸方向に移動する。対応する摺動ベアリング片48に形
成されている回転軸開口にねじ係合されているボルト57
を緩めて上述した如く調節カラー53を回転させれば、調
節カラー53とともに軸方向における摺動ベアリング片48
の位置を正確に調整することが出来る。
摺動ベアリング片48が軸方向における所望の位置に来
たら、ボルト57を締め付けて摺動ベアリング片48を軸方
向における所望の位置に固定する。
たら、ボルト57を締め付けて摺動ベアリング片48を軸方
向における所望の位置に固定する。
固定環状リング部材12の前部の複数の摺動ベアリング
片48の夫々のテーパ状に傾斜した第１ラジアル・スラス
トベアリング面52と回転環状リング部材22の後部42の環
状溝43のテーパ状に傾斜した第２ラジアル・スラストベ
アリング面44との相互係合の組み合わせが、固定環状リ
ング部材12に対する回転環状リング部材22の軸方向の後
方及び径方向における位置決めを正確に行うとともに、
周方向における回転が許容される。
片48の夫々のテーパ状に傾斜した第１ラジアル・スラス
トベアリング面52と回転環状リング部材22の後部42の環
状溝43のテーパ状に傾斜した第２ラジアル・スラストベ
アリング面44との相互係合の組み合わせが、固定環状リ
ング部材12に対する回転環状リング部材22の軸方向の後
方及び径方向における位置決めを正確に行うとともに、
周方向における回転が許容される。
固定環状リング部材12の上記前部の第１スラストベア
リング面46は、固定環状リング部材12の上記前部のスト
ップリング部材54に設けられているか、これに関連付け
られている。即ち、第１スラストベアリング面46はスト
ップリング部材54と一体に形成されているか、ストップ
リング部材54に関連付けられている個別の環状ベアリン
グ要素56と一体的に設けられている。
リング面46は、固定環状リング部材12の上記前部のスト
ップリング部材54に設けられているか、これに関連付け
られている。即ち、第１スラストベアリング面46はスト
ップリング部材54と一体に形成されているか、ストップ
リング部材54に関連付けられている個別の環状ベアリン
グ要素56と一体的に設けられている。
回転環状リング部材22もまた、固定環状リング部材12
と同様に、少なくとも２個の部分から成り、第１図に示
す如く、適切な締め付け手段58により連結が保持されて
いる。例えばストップリング部材54や環状ベアリング要
素56の如き他の環状要素も、固定環状リング部材12や回
転環状リング部材22と同様に分割されているので、携帯
用旋盤10の全体を通常のように開いてパイプ状の工作物
18をこれらの中心開口中に容易に配置することが出来
る。
と同様に、少なくとも２個の部分から成り、第１図に示
す如く、適切な締め付け手段58により連結が保持されて
いる。例えばストップリング部材54や環状ベアリング要
素56の如き他の環状要素も、固定環状リング部材12や回
転環状リング部材22と同様に分割されているので、携帯
用旋盤10の全体を通常のように開いてパイプ状の工作物
18をこれらの中心開口中に容易に配置することが出来
る。
通常は調節カラー53を前述した如く回転させて摺動ベ
アリング片48を前方に移動させることにより回転環状リ
ング部材22の後部43の環状溝42のテーパ状に傾斜した断
面の第２ラジアル・スラストベアリング面44に対して固
定環状リング部材12の前部の複数の摺動ベアリング片48
の夫々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面52を係合させて、回転環状リング部材
22を固定環状リング部材12に対して軸方向の後方及び径
方向において位置付けるとともに、軸方向の前方におい
て回転環状リング部材22の前部39の第２スラストベアリ
ング面40を固定環状リング部材12の前部の第１スラスト
ベアリング面46に周方向には摺動可能に係合させる。
アリング片48を前方に移動させることにより回転環状リ
ング部材22の後部43の環状溝42のテーパ状に傾斜した断
面の第２ラジアル・スラストベアリング面44に対して固
定環状リング部材12の前部の複数の摺動ベアリング片48
の夫々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面52を係合させて、回転環状リング部材
22を固定環状リング部材12に対して軸方向の後方及び径
方向において位置付けるとともに、軸方向の前方におい
て回転環状リング部材22の前部39の第２スラストベアリ
ング面40を固定環状リング部材12の前部の第１スラスト
ベアリング面46に周方向には摺動可能に係合させる。
複数の摺動ベアリング片48の軸方向位置は、回転環状
リング部材22の後部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した
断面の第２ラジアル・スラストベアリング面44や固定環
状リング部材12の前部の複数の摺動ベアリング片48の夫
々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラスト
ベアリング面52の摩耗や寸法公差や、温度状態などに従
って調節可能であることは明らかである。
リング部材22の後部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した
断面の第２ラジアル・スラストベアリング面44や固定環
状リング部材12の前部の複数の摺動ベアリング片48の夫
々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラスト
ベアリング面52の摩耗や寸法公差や、温度状態などに従
って調節可能であることは明らかである。
固定環状リング部材12に対する回転環状リング部材22
の相対的な回転は、回転環状リング部材22が回転環状リ
ング部材22の前部39の第２スラストベアリング面40と固
定環状リング部材12の前部の第１スラストベアリング面
46との軸方向の前方における係合により軸方向の前方に
おいて位置付けられているとともに、回転環状リング部
材22の後部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した断面の第
２ラジアル・スラストベアリング面44と固定環状リング
部材12の前部の複数の摺動ベアリング片48の夫々のテー
パ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラストベアリン
グ面52との軸方向の後方及び径方向における係合により
軸方向の後方及び径方向において位置付けられている間
に、行われる。
の相対的な回転は、回転環状リング部材22が回転環状リ
ング部材22の前部39の第２スラストベアリング面40と固
定環状リング部材12の前部の第１スラストベアリング面
46との軸方向の前方における係合により軸方向の前方に
おいて位置付けられているとともに、回転環状リング部
材22の後部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した断面の第
２ラジアル・スラストベアリング面44と固定環状リング
部材12の前部の複数の摺動ベアリング片48の夫々のテー
パ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラストベアリン
グ面52との軸方向の後方及び径方向における係合により
軸方向の後方及び径方向において位置付けられている間
に、行われる。
第７図に示すように、締め付けパッド64は固定環状リ
ング部材12の外周面のねじ山の切られている孔20（第２
図参照）に収容されたねじ山の設けられているボルト66
により固定環状リング部材12に取り付けられている。締
め付けパッド64はほぼ通常のものであり、固定環状リン
グ部材12の中心開口内にパイプ状の工作物18を正確に位
置付けて固定環状リング部材12の中央軸14に対して工作
物18がほぼ共軸になるように固定している。工作物18が
このように配置されてしっかりと固定されるので、工作
物18を正確に機械加工することが出来る。
ング部材12の外周面のねじ山の切られている孔20（第２
図参照）に収容されたねじ山の設けられているボルト66
により固定環状リング部材12に取り付けられている。締
め付けパッド64はほぼ通常のものであり、固定環状リン
グ部材12の中心開口内にパイプ状の工作物18を正確に位
置付けて固定環状リング部材12の中央軸14に対して工作
物18がほぼ共軸になるように固定している。工作物18が
このように配置されてしっかりと固定されるので、工作
物18を正確に機械加工することが出来る。
ここに述べた様々なベアリング面、例えば回転環状リ
ング部材22の前部39の第２スラストベアリング面40,固
定環状リング部材12の前部の第１スラストベアリング
面,46固定環状リング部材12の前部の複数の摺動ベアリ
ング片48の夫々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジア
ル・スラストベアリング面52,そして回転環状リング部
材22の後部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した断面の第
２ラジアル・スラストベアリング面44、は、自動注油式
潤滑油含浸材料で形成することもできるし、適切な潤滑
油源を有する正確に差上げられた面とすることもでき
る。
ング部材22の前部39の第２スラストベアリング面40,固
定環状リング部材12の前部の第１スラストベアリング
面,46固定環状リング部材12の前部の複数の摺動ベアリ
ング片48の夫々のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジア
ル・スラストベアリング面52,そして回転環状リング部
材22の後部42の環状溝43のテーパ状に傾斜した断面の第
２ラジアル・スラストベアリング面44、は、自動注油式
潤滑油含浸材料で形成することもできるし、適切な潤滑
油源を有する正確に差上げられた面とすることもでき
る。
以上にこの発明の好ましい実施例の説明及び図示をし
たが、以上の説明は飽くまでも好ましい実施例として記
載したものであり、前述した特許請求の範囲に記載した
この発明の範囲をなんら制限するものでないことは言う
までもない。
たが、以上の説明は飽くまでも好ましい実施例として記
載したものであり、前述した特許請求の範囲に記載した
この発明の範囲をなんら制限するものでないことは言う
までもない。
図面の簡単な説明 第１図は、この発明の実施例に従った調節可能な摺動
ベアリング装置を備えた携帯用旋盤の背面図； 第２図は、第１図の摺動ベアリング装置を備えた携帯
用旋盤の平面図； 第３図は、第１図の摺動ベアリング装置を備えた携帯
用旋盤の正面図； 第４図は、第１図の線４−４に沿った縦断面図； 第５図は、第１図の線５−５に沿った縦断面図； 第６図は、第１図の線６−６に沿った縦断面図； 第７図は、第１図の線７−７に沿った縦断面図； 第８図は、第１図の摺動ベアリング装置の要部の縦断
面を拡大して示す拡大縦断面図；そして 第９図は、第８図の摺動ベアリング装置の摺動ベアリ
ング片のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面の正面図である。
ベアリング装置を備えた携帯用旋盤の背面図； 第２図は、第１図の摺動ベアリング装置を備えた携帯
用旋盤の平面図； 第３図は、第１図の摺動ベアリング装置を備えた携帯
用旋盤の正面図； 第４図は、第１図の線４−４に沿った縦断面図； 第５図は、第１図の線５−５に沿った縦断面図； 第６図は、第１図の線６−６に沿った縦断面図； 第７図は、第１図の線７−７に沿った縦断面図； 第８図は、第１図の摺動ベアリング装置の要部の縦断
面を拡大して示す拡大縦断面図；そして 第９図は、第８図の摺動ベアリング装置の摺動ベアリ
ング片のテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・スラ
ストベアリング面の正面図である。
10…携帯用旋盤 12…固定環状リング部材（第１リング部材） 14…中央軸（長手方向軸） 22…回転環状リング部材（第２リング部材） 39…前部（両端部） 40…第２スラストベアリング面 42…後部（両端部） 48…摺動ベアリング片 43…環状溝 44…第２ラジアル・スラストベアリング面 46…第１スラストベアリング面 52…第１ラジアル・スラストベアリング面 53…調節カラー（摺動ベアリング片位置調節手段） 57…ボルト（摺動ベアリング片位置調節手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B23B 5/12 F16C 25/04
Claims (4)
- 【請求項１】中央の長手方向軸及び軸方向において相互
に正反対の方向を向いた両端部を有する第１リング部材
と； 第１リング部材の長手方向軸と共軸の中央の長手方向軸
を有し、第１リング部材の両端部の一方に載置されて第
１リング部材の長手方向軸と共軸の中央の長手方向軸を
中心として第１リング部材に対し相対的に回転し、軸方
向において相互に正反対の方向を向いた両端部を有する
第２リング部材と； を備えた携帯用旋盤が： 第２リング部材を第１リング部材に対して軸方向及び径
方向において位置付けするとともに回転を案内し、軸方
向において調節可能な摺動ベアリング装置を具備してお
り； 上記摺動ベアリング装置が、 第１リング部材の両端部の上記一方において第１リング
部材の長手方向軸に対して共軸の環状に相互に離隔して
配置され、夫々が回転軸を有しているとともに第２リン
グ部材の両端部において第１リング部材の両端部の上記
一方に隣接した一方の側に突出されて上記回転軸に向か
い収束するテーパ状に傾斜した断面の第１ラジアル・ス
ラストベアリング面を有した複数個の摺動ベアリング片
と、 第２リング部材の両端部の上記一方において第２リング
部材の長手方向軸に対して共軸の環状に規定されてい
て、第１リング部材の両端部の上記一方の複数個の摺動
ベアリング片の夫々の第１ラジアル・スラストベアリン
グ面に対応してテーパ状に傾斜した断面の第２ラジアル
・スラトベアリング面を有しており、第１リング部材の
両端部の上記一方の複数個の摺動ベアリング片の夫々の
第１ラジアル・スラストベアリング面が挿入されて上記
第２ラジアル・スラストベアリング面が第１リング部材
の両端部の上記一方の複数個の摺動ベアリング片の夫々
の第１ラジアル・スラストベアリング面を支持すること
により第１リング部材の径方向における第２リング部材
の相対的な位置付けが行われて第１リング部材に対する
第２リング部材の共軸な配置が達成されるとともに第１
リング部材に対して第２リング部材が接近するような軸
方向の一方における第２リング部材の相対的な位置付け
が行なわれる、環状溝と、 第１リング部材の両端部の上記一方に設けられて、第２
リング部材の両端部の他方に対面した第１スラストベア
リング面と、 第２リング部材の両端部の上記他方に設けられて第１リ
ング部材の第１スラストベアリング面に対面し、第１リ
ング部材に対して第２リング部材が遠ざかるような軸方
向の他方において第１リング部材の第１スラストベアリ
ング面と係合し、第１リング部材に対する上記軸方向の
他方における第２リング部材の相対的な位置付けが行な
われる、第２スラストベアリング面と、 第１リング部材に設けられて、複数個の摺動ベアリング
片を上記軸方向の少なくとも他方に向かい移動させ上記
軸方向の少なくとも他方における複数個の摺動ベアリン
グ片の位置を調節する摺動ベアリング片位置調節手段
と、 を含んでいる、 ことを特徴とする携帯用旋盤の摺動ベアリング装置。 - 【請求項２】摺動ベアリング片位置調節手段は、複数個
の摺動ベアリング片に対応して第１リング部材に設けら
れ、複数個の摺動ベアリング片を伴い第１リング部材に
対して上記軸方向の少なくとも他方に向かい選択的に移
動可能な複数個の調節カラーを有している、ことを特徴
する請求項１に記載の携帯用旋盤の摺動ベアリング装
置。 - 【請求項３】複数個の調節カラーは第１リング部材に螺
合されている、ことを特徴する請求項２に記載の携帯用
旋盤の摺動ベアリング装置。 - 【請求項４】複数個の摺動ベアリング片の夫々は、複数
個の調節カラーの夫々に対して貫通され複数個の摺動ベ
アリング片の夫々に螺合されて上記夫々の回転軸の回り
に回転するボルトにより複数個の調節カラーの夫々に支
持されている、ことを特徴する請求項３に記載の携帯用
旋盤の摺動ベアリング装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US033,738 | 1987-04-03 | ||
| US07/033,738 US4754672A (en) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | Segmented sliding bearing arrangement for portable lathe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02503173A JPH02503173A (ja) | 1990-10-04 |
| JP2783413B2 true JP2783413B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=21872153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63503242A Expired - Lifetime JP2783413B2 (ja) | 1987-04-03 | 1988-03-28 | 携帯用旋盤の摺動ベアリング装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4754672A (ja) |
| EP (1) | EP0352292B1 (ja) |
| JP (1) | JP2783413B2 (ja) |
| AU (1) | AU1548788A (ja) |
| DE (1) | DE3883976T2 (ja) |
| WO (1) | WO1988007424A1 (ja) |
Families Citing this family (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4829860A (en) * | 1987-04-03 | 1989-05-16 | Tri Tool Inc. | Segmented sliding bearing arrangement for portable lathe |
| US5054342A (en) * | 1989-05-09 | 1991-10-08 | The E.H. Wachs Company | Pipe machining apparatus |
| US5557995A (en) * | 1993-04-13 | 1996-09-24 | Wellcutter, Inc. | Radial cutting tools for cutting thick-walled tubular members |
| US5603250A (en) * | 1993-04-13 | 1997-02-18 | Wellcutter, Inc. | Radial cutting tool having indexed pair of bit-subassemblies with simultaneous feed for cutting thick-walled tubes |
| US5394776A (en) * | 1993-04-13 | 1995-03-07 | Wellcutter Inc. | Radial cutting tool for cutting thick-walled tubular members |
| US5368399A (en) * | 1993-10-20 | 1994-11-29 | Tri Tool Inc. | Adjustable bearing assembly |
| FR2769871B1 (fr) | 1997-10-17 | 2000-01-21 | Neopost Ind | Plieuse/insereuse a chemins de documents optimises |
| US6460438B2 (en) | 1998-07-10 | 2002-10-08 | Swagelok Company | Facing tool |
| FR2782673B1 (fr) | 1998-09-02 | 2000-11-24 | Neopost Ind | Plieuse/insereuse a chemin d'encarts separe |
| US6467968B1 (en) * | 2001-04-23 | 2002-10-22 | Richard Nils Young | Bearing assembly in circular clarifiers and thickeners and method for replacing same |
| US8584558B2 (en) * | 2010-06-25 | 2013-11-19 | Furmanite Worldwide, Inc. | Pipe lathe and subassembly therefor |
| CN103659316B (zh) * | 2012-09-25 | 2016-08-03 | 珠海格力电器股份有限公司 | 旋转夹具及具有其的机床 |
| US10434584B2 (en) * | 2012-10-04 | 2019-10-08 | Illinois Tool Works Inc. | Coupling members for pipe machining apparatuses |
| US9050669B2 (en) | 2012-10-04 | 2015-06-09 | Illinois Tool Works Inc. | Rapidly retractable tool support for a pipe machining apparatus |
| US10710177B2 (en) | 2012-10-04 | 2020-07-14 | Illinois Tool Works Inc | Coupling members for pipe machining apparatuses |
| US9475160B2 (en) | 2012-10-04 | 2016-10-25 | Illinois Tool Works Inc. | Coupling members and pipe machining apparatuses including coupling members |
| US9638245B2 (en) | 2012-10-04 | 2017-05-02 | Illinois Tool Works Inc. | Bearing assembly for a pipe machining apparatus |
| AU2014331877B2 (en) * | 2013-10-11 | 2017-05-11 | Tri Tool Inc. | Bearing assembly for use with a rotating machining device |
| AU2014337239B2 (en) * | 2013-10-17 | 2016-12-22 | Tri Tool Inc. | A rotating machining device |
| US10092959B2 (en) * | 2013-10-17 | 2018-10-09 | Tri Tool Inc. | Portable lathe machine |
| CA3095000C (en) | 2017-10-27 | 2022-08-16 | Tri Tool Inc. | Pipe facing machine system |
| JP6746174B1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-26 | 岬工業株式会社 | 可搬式旋盤用カバーおよび可搬式旋盤 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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