JPH0938869A - 手工具 - Google Patents
手工具Info
- Publication number
- JPH0938869A JPH0938869A JP8193255A JP19325596A JPH0938869A JP H0938869 A JPH0938869 A JP H0938869A JP 8193255 A JP8193255 A JP 8193255A JP 19325596 A JP19325596 A JP 19325596A JP H0938869 A JPH0938869 A JP H0938869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- hand tool
- spring
- clutch
- drive pinion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/0064—Means for adjusting screwing depth
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B23/00—Details of, or accessories for, spanners, wrenches, screwdrivers
- B25B23/14—Arrangement of torque limiters or torque indicators in wrenches or screwdrivers
- B25B23/141—Mechanical overload release couplings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構成簡単かつ製造安価であり、少ない重量の
クラッチを有する手工具を得る。 【解決手段】 ハウジング1と、このハウジング1内に
配置したモータ2と、このモータ2によって駆動され、
ハウジング1内では軸線方向には移動不能に配置した駆
動ピニオン3と、ばね4の力に抗して駆動ピニオン3に
対して軸線方向に移動自在のスピンドル5と、駆動ピニ
オン3とスピンドル5との間のクラッチ素子6とを具え
るねじ回し装置等の手工具において、クラッチ素子6を
駆動ピニオン3の半径方向に貫通する貫通孔7で、作用
素子8によって移動自在にしかつスピンドル5の少なく
とも1個の止め面9と掛合して連係動作し、また作用素
子8を軸線方向に移動自在にするためにスピンドル5に
止め部10,11 を設ける。
クラッチを有する手工具を得る。 【解決手段】 ハウジング1と、このハウジング1内に
配置したモータ2と、このモータ2によって駆動され、
ハウジング1内では軸線方向には移動不能に配置した駆
動ピニオン3と、ばね4の力に抗して駆動ピニオン3に
対して軸線方向に移動自在のスピンドル5と、駆動ピニ
オン3とスピンドル5との間のクラッチ素子6とを具え
るねじ回し装置等の手工具において、クラッチ素子6を
駆動ピニオン3の半径方向に貫通する貫通孔7で、作用
素子8によって移動自在にしかつスピンドル5の少なく
とも1個の止め面9と掛合して連係動作し、また作用素
子8を軸線方向に移動自在にするためにスピンドル5に
止め部10,11 を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハウジングと、こ
のハウジング内に配置したモータと、このモータによっ
て駆動され、前記ハウジング内では軸線方向には移動不
能に配置した駆動ピニオンと、ばねの力に抗して前記駆
動ピニオンに対して軸線方向に移動自在のスピンドル
と、前記駆動ピニオンと前記スピンドルとの間のクラッ
チ素子とを具えるねじ回し装置のような手工具に関する
ものである。
のハウジング内に配置したモータと、このモータによっ
て駆動され、前記ハウジング内では軸線方向には移動不
能に配置した駆動ピニオンと、ばねの力に抗して前記駆
動ピニオンに対して軸線方向に移動自在のスピンドル
と、前記駆動ピニオンと前記スピンドルとの間のクラッ
チ素子とを具えるねじ回し装置のような手工具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ねじを同一平面上にねじ込むためには、
スピンドルと駆動ピニオンとの間に配置したクラッチを
有する電動ねじ回し装置を利用する。このクラッチによ
れば、所要のねじ込み深さに達した後、自動的に騒音な
くまた摩擦なくスピンドルを駆動ピニオンから解離す
る。
スピンドルと駆動ピニオンとの間に配置したクラッチを
有する電動ねじ回し装置を利用する。このクラッチによ
れば、所要のねじ込み深さに達した後、自動的に騒音な
くまた摩擦なくスピンドルを駆動ピニオンから解離す
る。
【0003】ヨーロッパ特許第195853号には、モ
ータによって駆動される第1クラッチ部分と、ねじ回し
装置のハウジング内で軸線方向に移動可能な第2クラッ
チ部分と、周方向に制限された範囲の回転が可能であり
かつばねの力に抗して軸線方向に移動可能な第3のクラ
ッチ部分とを設けたクラッチ付きねじ回し装置が記載さ
れている。第1のクラッチ部分は、ねじ据え付け方向に
突出するカム体を有する駆動ピニオンにより構成する。
第2クラッチ部分は、ねじ据え付け方向とは反対側に突
出するカム体を有するスピンドルにより構成し、第3ク
ラッチ部分は、両側の端面にカムを設けたクラッチ素子
により構成する。
ータによって駆動される第1クラッチ部分と、ねじ回し
装置のハウジング内で軸線方向に移動可能な第2クラッ
チ部分と、周方向に制限された範囲の回転が可能であり
かつばねの力に抗して軸線方向に移動可能な第3のクラ
ッチ部分とを設けたクラッチ付きねじ回し装置が記載さ
れている。第1のクラッチ部分は、ねじ据え付け方向に
突出するカム体を有する駆動ピニオンにより構成する。
第2クラッチ部分は、ねじ据え付け方向とは反対側に突
出するカム体を有するスピンドルにより構成し、第3ク
ラッチ部分は、両側の端面にカムを設けたクラッチ素子
により構成する。
【0004】ねじ回し装置を押し付けることによって、
スピンドルはクラッチ素子の中心位置でばねの力に抗し
て軸線方向に移動し、すべてのカム体が形状ロックして
互いに回転する。駆動ピニオンからスピンドルに回転モ
ーメントを伝達することによって、スピンドルに対して
クラッチ素子が回転するとともに軸線方向に移動する。
この軸線方向に移動した位置でクラッチ素子がスピンド
ルに対して保持状態に維持され、ねじ込み作業を生じた
後スピンドルはねじ据え付け方向に移動し、駆動ピニオ
ンのカム体とクラッチ素子のカム体との間の形状ロック
連結が解消される。
スピンドルはクラッチ素子の中心位置でばねの力に抗し
て軸線方向に移動し、すべてのカム体が形状ロックして
互いに回転する。駆動ピニオンからスピンドルに回転モ
ーメントを伝達することによって、スピンドルに対して
クラッチ素子が回転するとともに軸線方向に移動する。
この軸線方向に移動した位置でクラッチ素子がスピンド
ルに対して保持状態に維持され、ねじ込み作業を生じた
後スピンドルはねじ据え付け方向に移動し、駆動ピニオ
ンのカム体とクラッチ素子のカム体との間の形状ロック
連結が解消される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この既知のク
ラッチは製造コストが高く、カム体が大きく並びに大き
な重量のためねじ回し装置の全重量に影響し、従って、
このねじ回し装置での作業では作業者に疲労が早く現れ
て、作業を中止しなければならないくなる。更に、この
従来の装置は磨耗が激しい。
ラッチは製造コストが高く、カム体が大きく並びに大き
な重量のためねじ回し装置の全重量に影響し、従って、
このねじ回し装置での作業では作業者に疲労が早く現れ
て、作業を中止しなければならないくなる。更に、この
従来の装置は磨耗が激しい。
【0006】従って、本発明の目的は、低コストで製造
することができ、重量が少なくかつ磨耗が少ないクラッ
チを有する手工具を得るにある。
することができ、重量が少なくかつ磨耗が少ないクラッ
チを有する手工具を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明手工具は、前記クラッチ素子を前記駆動ピニ
オンの半径方向に貫通する貫通孔に配置し、また、作用
素子によって移動自在にしかつ前記スピンドルの少なく
とも1個の止め面と掛合して連係動作し、また前記作用
素子を軸線方向に移動自在にするために前記スピンドル
に止め部を設けたことを特徴とする。
め、本発明手工具は、前記クラッチ素子を前記駆動ピニ
オンの半径方向に貫通する貫通孔に配置し、また、作用
素子によって移動自在にしかつ前記スピンドルの少なく
とも1個の止め面と掛合して連係動作し、また前記作用
素子を軸線方向に移動自在にするために前記スピンドル
に止め部を設けたことを特徴とする。
【0008】本発明によるクラッチは、低コストで製造
することができ、全体的に個々の部分の構成が簡単であ
り、重さが軽く、手工具の全体重量が適正なものとな
る。スピンドルに配置した止め部により作用素子の移動
が可能になる。
することができ、全体的に個々の部分の構成が簡単であ
り、重さが軽く、手工具の全体重量が適正なものとな
る。スピンドルに配置した止め部により作用素子の移動
が可能になる。
【0009】本発明の好適な実施の形態においては、前
記クラッチ素子をボールにより構成する。この構成によ
れば、手工具を低コストで製造することができ、このよ
うなボールは普通に市販されている物品として取り扱わ
れており、買い足すことができ、駆動ピニオンの貫通孔
に挿入することができ、ボールと連係動作する止め面は
スピンドル及び駆動ピニオンに直接設けることができ
る。更に、このクラッチ素子は構造が小さくまた重さが
軽く、従って、手工具の全体重量を軽くすることができ
る。
記クラッチ素子をボールにより構成する。この構成によ
れば、手工具を低コストで製造することができ、このよ
うなボールは普通に市販されている物品として取り扱わ
れており、買い足すことができ、駆動ピニオンの貫通孔
に挿入することができ、ボールと連係動作する止め面は
スピンドル及び駆動ピニオンに直接設けることができ
る。更に、このクラッチ素子は構造が小さくまた重さが
軽く、従って、手工具の全体重量を軽くすることができ
る。
【0010】本発明の他の好適な実施の形態において
は、据え付け方向に指向する止め部をばね素子によって
構成し、このばね素子のばね力をばねのばね力よりも大
きくする。この構成によりクラッチ素子のための作用ス
リーブを据え付け方向の軸線方向に延びる簡単な構成に
することができ、ばね素子のばね力に打ち勝つとクラッ
チ素子は押し込まれ、ばね力に打ち勝つ力が釈放される
と自動的にクラッチが外れる。
は、据え付け方向に指向する止め部をばね素子によって
構成し、このばね素子のばね力をばねのばね力よりも大
きくする。この構成によりクラッチ素子のための作用ス
リーブを据え付け方向の軸線方向に延びる簡単な構成に
することができ、ばね素子のばね力に打ち勝つとクラッ
チ素子は押し込まれ、ばね力に打ち勝つ力が釈放される
と自動的にクラッチが外れる。
【0011】駆動ピニオンに対する作用素子の軸線方向
の固定は、据え付け方向とは反対向きに指向する止め部
を固定素子によって構成するとよい。
の固定は、据え付け方向とは反対向きに指向する止め部
を固定素子によって構成するとよい。
【0012】更に、駆動ピニオンに対する作用素子の軸
線方向の固定は、前記固定素子を固定位置に保持するた
めに、前記スピンドルに連係動作する保持素子を設ける
とよい。
線方向の固定は、前記固定素子を固定位置に保持するた
めに、前記スピンドルに連係動作する保持素子を設ける
とよい。
【0013】駆動ピニオンに対する作用素子の軸線方向
の自動的な固定を得るためには、前記保持素子に前記ば
ね素子を当接させるとよい。この目的のため、スピンド
ルにばね素子を支持し、スピンドルに対して軸線方向移
動の予負荷を与えておくとよい。
の自動的な固定を得るためには、前記保持素子に前記ば
ね素子を当接させるとよい。この目的のため、スピンド
ルにばね素子を支持し、スピンドルに対して軸線方向移
動の予負荷を与えておくとよい。
【0014】駆動ピニオンに対する作用素子の構成簡単
な軸線方向固定を得るには、前記固定素子を半径方向に
移動自在にしかつ前記作用素子の肩部と連係動作する固
定ボールにより構成するとよい。
な軸線方向固定を得るには、前記固定素子を半径方向に
移動自在にしかつ前記作用素子の肩部と連係動作する固
定ボールにより構成するとよい。
【0015】更に、好適には、前記保持素子を前記スピ
ンドルに配置した錠止素子に連係動作するようにすると
よい。この構成によれば、保持素子の移動及び固定素子
の駆動は、ハウジングに対して又は深さ止め部に対して
スピンドルを据え付け方向に移動することによって生ず
る。
ンドルに配置した錠止素子に連係動作するようにすると
よい。この構成によれば、保持素子の移動及び固定素子
の駆動は、ハウジングに対して又は深さ止め部に対して
スピンドルを据え付け方向に移動することによって生ず
る。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面につき本発明の好適な
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0017】図1に示すねじ回し装置は、ハウジング1
と、電動モータのための操作スイッチ17を有するグリ
ップ16と、移動可能な深さ止め18と、ばね4の力に
抗して軸線方向に移動可能なスピンドル5を有する。
と、電動モータのための操作スイッチ17を有するグリ
ップ16と、移動可能な深さ止め18と、ばね4の力に
抗して軸線方向に移動可能なスピンドル5を有する。
【0018】図2〜図4に示すように、ハウジング1内
には、モータ2と、このモータ2から駆動される駆動ピ
ニオン3と、ボールの形式のクラッチ素子6と、作用素
子8と、ボールの形式の固定素子15と、止め部11を
有する保持素子14と、保持素子14と作用素子8との
間のばね素子12と、ばね受け19と、このばね受け1
9と駆動ピニオン3との間のばね4と、軸線方向に移動
可能なスピンドル5と、ねじ据え付け方向とは逆向きに
指向するようスピンドル5に連結した止め部10とを配
置する。
には、モータ2と、このモータ2から駆動される駆動ピ
ニオン3と、ボールの形式のクラッチ素子6と、作用素
子8と、ボールの形式の固定素子15と、止め部11を
有する保持素子14と、保持素子14と作用素子8との
間のばね素子12と、ばね受け19と、このばね受け1
9と駆動ピニオン3との間のばね4と、軸線方向に移動
可能なスピンドル5と、ねじ据え付け方向とは逆向きに
指向するようスピンドル5に連結した止め部10とを配
置する。
【0019】駆動ピニオン3は軸線方向に移動不能に配
置し、またスピンドル5の周りに回転自在に配置する。
ねじ据え付け方向に突出してスピンドル5を包囲する駆
動ピニオン3の袖部20に第1貫通孔7と第2貫通孔2
1とを設ける。駆動ピニオン3の噛合領域に隣接する第
1貫通孔7には、ボールとして構成したクラッチ素子6
を配置し、作用素子8によって半径方向に移動自在にす
る。クラッチ素子6は、スピンドル5の長さ方向に延び
る長さ方向溝22としての止め面9に掛合可能にする。
このようにして、スピンドル5と駆動ピニオン3との間
に回転不能の連結を生ずる。
置し、またスピンドル5の周りに回転自在に配置する。
ねじ据え付け方向に突出してスピンドル5を包囲する駆
動ピニオン3の袖部20に第1貫通孔7と第2貫通孔2
1とを設ける。駆動ピニオン3の噛合領域に隣接する第
1貫通孔7には、ボールとして構成したクラッチ素子6
を配置し、作用素子8によって半径方向に移動自在にす
る。クラッチ素子6は、スピンドル5の長さ方向に延び
る長さ方向溝22としての止め面9に掛合可能にする。
このようにして、スピンドル5と駆動ピニオン3との間
に回転不能の連結を生ずる。
【0020】作用素子8は駆動ピニオン3の袖部20を
包囲し、この袖部20に対して抜き差し関係に摺動自在
にする。作用素子8の内側輪郭には、周方向の窪みとし
て構成した肩部13を設け、固定ボール15の形式の固
定素子をこの肩部に掛合可能にする。このボール状の固
定素子を袖部20の第2貫通孔21に配置し、保持素子
14によって半径方向に移動自在にする。
包囲し、この袖部20に対して抜き差し関係に摺動自在
にする。作用素子8の内側輪郭には、周方向の窪みとし
て構成した肩部13を設け、固定ボール15の形式の固
定素子をこの肩部に掛合可能にする。このボール状の固
定素子を袖部20の第2貫通孔21に配置し、保持素子
14によって半径方向に移動自在にする。
【0021】第2貫通孔21の領域で袖部20の壁厚に
テーパを付けて袖部20の輪郭を円錐形状にする。スピ
ンドル5の周りにこのスピンドル5に対して軸線方向に
移動自在の保持素子14をリング状に構成し、また傾斜
端縁23を設け、袖部20の円錐形のテーパ部と連係動
作し、保持素子14が袖部20に対して軸線方向に移動
することによって固定素子15を半径方向に移動させる
ようにする。
テーパを付けて袖部20の輪郭を円錐形状にする。スピ
ンドル5の周りにこのスピンドル5に対して軸線方向に
移動自在の保持素子14をリング状に構成し、また傾斜
端縁23を設け、袖部20の円錐形のテーパ部と連係動
作し、保持素子14が袖部20に対して軸線方向に移動
することによって固定素子15を半径方向に移動させる
ようにする。
【0022】ばね受け19により作用素子8を部分的に
包囲し、この作用素子に対して抜き差し自在の摺動可能
にする。ばね受け19と駆動ピニオン3との間に配置し
たばね4により、一方の側を部分的に閉鎖する底面を有
するスリーブの作用素子8を包囲する。
包囲し、この作用素子に対して抜き差し自在の摺動可能
にする。ばね受け19と駆動ピニオン3との間に配置し
たばね4により、一方の側を部分的に閉鎖する底面を有
するスリーブの作用素子8を包囲する。
【0023】スピンドル5に長さ方向溝22として構成
した止め面9とねじ据え付け方向とは反対側に指向する
止め部10との間でスピンドル5に環状窪み24を設
け、この環状窪み24にOリングの形式の錠止素子25
を収容する。
した止め面9とねじ据え付け方向とは反対側に指向する
止め部10との間でスピンドル5に環状窪み24を設
け、この環状窪み24にOリングの形式の錠止素子25
を収容する。
【0024】次に、本発明によるねじ回し装置によって
ねじを基礎にねじ込む作業を説明する。
ねじを基礎にねじ込む作業を説明する。
【0025】ねじをねじ込むためには、スピンドル5の
ねじ据え付け方向側の前面側にねじ用ビットを連結す
る。ねじ回し装置を基礎に対して押し付けると、スピン
ドル5はばね受け19及び作用素子8とともにばね4の
力に抗して軸線方向に移動する。ねじ、基礎、及びビッ
トは図示しない。ボールとして構成したクラッチ素子6
は、作用素子8によって半径方向に移動し、スピンドル
5に設けた長さ方向溝22に沈み込ませる。このことに
よってスピンドル5と駆動ピニオン3とは相対回転不能
に互いに結合される。
ねじ据え付け方向側の前面側にねじ用ビットを連結す
る。ねじ回し装置を基礎に対して押し付けると、スピン
ドル5はばね受け19及び作用素子8とともにばね4の
力に抗して軸線方向に移動する。ねじ、基礎、及びビッ
トは図示しない。ボールとして構成したクラッチ素子6
は、作用素子8によって半径方向に移動し、スピンドル
5に設けた長さ方向溝22に沈み込ませる。このことに
よってスピンドル5と駆動ピニオン3とは相対回転不能
に互いに結合される。
【0026】スピンドル5の軸線方向の移動によって、
先ずリング状保持素子14が固定ボール15に接触する
までスピンドルと一緒に移動する。この固定ボール15
は、駆動ピニオン3の袖部20のねじ据え付け方向側の
第2貫通孔21内に抜け出ることがないよう配置され
る。保持素子14の傾斜端縁23によって、固定ボール
15には半径方向の力の成分が加わる。作用素子8の軸
線方向の移動が端部位置に達すると、作用素子8の内部
輪郭に環状溝として設けた肩部13が固定ボール15の
位置をとり、ばね素子12が保持素子14を右方に押し
やり、固定ボール15を半径方向外方に向かって肩部と
しての溝に押し込む。これにより、作用素子8は駆動ピ
ニオン3に対して自己保持作用で錠止する。
先ずリング状保持素子14が固定ボール15に接触する
までスピンドルと一緒に移動する。この固定ボール15
は、駆動ピニオン3の袖部20のねじ据え付け方向側の
第2貫通孔21内に抜け出ることがないよう配置され
る。保持素子14の傾斜端縁23によって、固定ボール
15には半径方向の力の成分が加わる。作用素子8の軸
線方向の移動が端部位置に達すると、作用素子8の内部
輪郭に環状溝として設けた肩部13が固定ボール15の
位置をとり、ばね素子12が保持素子14を右方に押し
やり、固定ボール15を半径方向外方に向かって肩部と
しての溝に押し込む。これにより、作用素子8は駆動ピ
ニオン3に対して自己保持作用で錠止する。
【0027】ねじが所要のねじ込み深さに達する直前
に、深さ止め18が基礎に接触し、この基礎に固定され
る。スピンドル5は更に回転し、またばね4の力によっ
てねじ据え付け方向に移動する。これにより、ばね受け
19のばね据え付け方向への移動を生ずる。
に、深さ止め18が基礎に接触し、この基礎に固定され
る。スピンドル5は更に回転し、またばね4の力によっ
てねじ据え付け方向に移動する。これにより、ばね受け
19のばね据え付け方向への移動を生ずる。
【0028】スピンドル5が元の位置に達してねじ所要
のねじ込みが得られると、Oリングの形式の錠止素子2
5が保持素子14を移動し、従って、保持素子14はね
じ据え付け方向に移動して固定ボール15は自由にな
る。この錠止素子25はスピンドル5の環状窪み24内
に着座する。これに続いてばね素子12は作用素子8を
ねじ据え付け方向に移動する。これにより、駆動ピニオ
ン3とスピンドル5とを回転不能に結合していたボール
6は半径方向に移動し、この回転不能の結合が解消され
る。
のねじ込みが得られると、Oリングの形式の錠止素子2
5が保持素子14を移動し、従って、保持素子14はね
じ据え付け方向に移動して固定ボール15は自由にな
る。この錠止素子25はスピンドル5の環状窪み24内
に着座する。これに続いてばね素子12は作用素子8を
ねじ据え付け方向に移動する。これにより、駆動ピニオ
ン3とスピンドル5とを回転不能に結合していたボール
6は半径方向に移動し、この回転不能の結合が解消され
る。
【図1】本発明によるねじ回し装置の線図的側面図であ
る。
る。
【図2】図1のねじ回し装置の解離状態における拡大部
分縦断面図である。
分縦断面図である。
【図3】図1のねじ回し装置の結合状態における拡大部
分縦断面図である。
分縦断面図である。
【図4】図1のねじ回し装置の解離状態の直前の状態で
の拡大部分縦断面図である。
の拡大部分縦断面図である。
1 ハウジング 2 モータ 3 駆動ピニオン 4 ばね 5 スピンドル 6 クラッチ素子 7 第1貫通孔 8 作用素子 9 止め面 10 止め部 11 止め部 12 ばね素子 13 肩部 14 保持素子 15 固定素子(固定ボール) 16 グリップ 17 操作スイッチ 18 深さ止め 19 ばね受け 20 袖部 21 第2貫通孔 22 長さ方向溝 24 環状窪み 25 錠止素子
Claims (9)
- 【請求項1】 ハウジング(1)と、このハウジング
(1)内に配置したモータ(2)と、このモータ(2)
によって駆動され、前記ハウジング(1)内では軸線方
向には移動不能に配置した駆動ピニオン(3)と、ばね
(4)の力に抗して前記駆動ピニオン(3)に対して軸
線方向に移動自在のスピンドル(5)と、前記駆動ピニ
オン(3)と前記スピンドル(5)との間のクラッチ素
子(6)とを具えるねじ回し装置のような手工具におい
て、前記クラッチ素子(6)を前記駆動ピニオン(3)
の半径方向に貫通する貫通孔(7)に配置し、また、作
用素子(8)によって移動自在にしかつ前記スピンドル
(5)の少なくとも1個の止め面(9)と掛合して連係
動作し、また前記作用素子(8)を軸線方向に移動自在
にするために前記スピンドル(5)に止め部(10,1
1)を設けたことを特徴とする手工具。 - 【請求項2】 前記クラッチ素子(6)をボールにより
構成した請求項1記載の手工具。 - 【請求項3】 前記スピンドル(5)の互いに軸線方向
に離れた2個の位置に前記止め部(10,11)を設け
た請求項1又は2記載の手工具。 - 【請求項4】 据え付け方向に指向する止め部(11)
をばね素子(12)によって構成し、このばね素子(1
2)のばね力をばね(4)のばね力よりも大きくした請
求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の手工具。 - 【請求項5】 据え付け方向とは反対向きに指向する止
め部(10)を固定素子によって構成した請求項1乃至
4のうちのいずれか一項に記載の手工具。 - 【請求項6】 前記固定素子を固定位置に保持するため
前記スピンドル(5)に連係動作する保持素子(14)
を設けた請求項5記載の手工具。 - 【請求項7】 前記保持素子(14)に前記ばね素子
(12)を当接させた請求項6記載の手工具。 - 【請求項8】 前記固定素子を半径方向に移動自在にし
かつ前記作用素子(8)の肩部(13)と連係動作する
固定ボール(15)により構成した請求項5又は6記載
の手工具。 - 【請求項9】 前記保持素子(14)を前記スピンドル
(5)に配置した錠止素子(25)に連係動作するよう
にした請求項6乃至8のうちのいずれか一項に記載の手
工具。
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