JPH07328818A - 工具保持体を備えた手持ちドリル機械 - Google Patents

工具保持体を備えた手持ちドリル機械

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JPH07328818A
JPH07328818A JP13958395A JP13958395A JPH07328818A JP H07328818 A JPH07328818 A JP H07328818A JP 13958395 A JP13958395 A JP 13958395A JP 13958395 A JP13958395 A JP 13958395A JP H07328818 A JPH07328818 A JP H07328818A
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JP
Japan
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tool
tool holder
base body
sleeve
locking
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Abandoned
Application number
JP13958395A
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English (en)
Inventor
Wilbert Reibetanz
ライベタンツ ヴィルベルト
Otto Baumann
バウマン オットー
Rolf Mueller
ミュラー ロルフ
Heinz Neubert
ノイベルト ハインツ
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D17/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D17/08Means for retaining and guiding the tool bit, e.g. chucks allowing axial oscillation of the tool bit
    • B25D17/084Rotating chucks or sockets
    • B25D17/088Rotating chucks or sockets with radial movable locking elements co-operating with bit shafts specially adapted therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1238Jaws movement actuated by a nut with conical screw-thread
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B2231/44Nose pieces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B25D2217/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D2217/003Details relating to chucks with radially movable locking elements
    • B25D2217/0038Locking members of special shape
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2217/00Details of, or accessories for, portable power-driven percussive tools
    • B25D2217/0057Details related to cleaning or cooling the tool or workpiece
    • B25D2217/0065Use of dust covers

Abstract

(57)【要約】 【構成】 工具保持体10がロック解除スリーブ44を
備えており、このロック解除スリーブが半径方向にずれ
動き可能な少なくとも1つの係止舌片61を備えてお
り、この係止舌片が軸方向で移動不能に基体17に結合
された係止面64と共に軸方向のストッパ65を形成し
ている。これにより、ロック解除スリーブ44は前方か
ら工具保持体10上へ差しはめ可能であり、かつ係止舌
片61により、前方へ不慮にずれ動かないように保護さ
れている。 【効果】 本工具保持体は軸方向の全長が短い場合には
特に簡単に手持ちドリル機械の回転駆動スピンドル上に
取付け可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は工具保持体を備えた手持
ちドリル機械、特にハンマドリルであって、工具保持体
が、円形シャンクを備えた工具のためのチャック爪を備
えた第1の工具受容部と、この工具受容部から機能的に
分離された、溝付きシャンクを備えた工具のための第2
の工具受容部と、基体と、この基体内に配置された受容
孔とを有しており、この受容孔内に、溝付きシャンクを
備えた工具のロックのための少なくとも1つのロック部
材が半径方向に突入可能であり、溝付きシャンクを備え
て装着された工具がロック解除スリーブにより解離可能
である形式のもの、並びに手持ちドリル機械、特にハン
マドリルのための工具保持体であって、円形シャンクを
備えた工具のためのチャック爪を備えた第1の工具受容
部と、この第1の工具保持体から機能的に分離された、
溝付きシャンクを備えた工具のための第2の工具受容部
と、基体と、この基体内に配置された受容孔と、この受
容孔内に半径方向で突入可能な、溝付きシャンクを備え
た工具のロックのための少なくとも1つのロック部材
と、受容孔内に挿入されている工具の解離のためのロッ
ク解除スリーブとを有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】工具保持体がハンマドリルの回転駆動可
能な回転駆動スピンドルによりねじ締められる形式の手
持ちドリル機械はすでに公知である(DE−41041
31A1)。この工具保持体は回転駆動スピンドルと共
に共通の1つの組立ユニットを形成しており、この組立
ユニットが回転駆動スピンドルによるねじ締めの後に手
持ちドリル機械のケーシング内へ挿入される。運転中に
工具保持体にトラブルが発生すると、工具保持体の取外
しもしくは交換に先立って機械ケーシングを開放して回
転駆動スピンドルを取出さなければならないが、このこ
とは極めて煩わしい。駆動スピンドルをロックするため
に場合により設けられる装置の存在により、解離もしく
はねじ締めの解除に必要なトルクが伝達されないことが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、工具保持体の取付け及び取外しが簡単にできる
ようにすることにある。
【0004】
【発明を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明による手持ちドリル機械の構成は請求項1に記載のよ
うに、冒頭に記載した形式の手持ちドリル機械におい
て、工具保持体が、手持ちドリル機械の回転駆動される
回転駆動スピンドルと基体との結合のために少なくとも
1つの結合部材を備えており、この結合部材が部分的に
基体内に、かつ部分的に回転駆動スピンドル内に挿入さ
れており、かつロック解除スリーブが前方から基体の工
具側の部分に沿って軸方向に、少なくとも1つの結合部
材を半径方向で覆うまで移動させられるように構成され
ていることにある。
【0005】上記課題を解決した本発明による工具保持
体の構成は請求項2に記載のように、冒頭に記載した形
式の工具保持体において、工具保持体が手持ちドリル機
械の回転駆動される回転駆動スピンドルと基体との結合
のために少なくとも1つの結合部材を備えており、この
結合部材が部分的に基体内に、かつ部分的に回転駆動ス
ピンドル内に挿入可能であり、かつロック解除スリーブ
が前方から基体に沿って軸方向に、少なくとも1つの結
合部材をその挿入された位置で半径方向で覆うまで移動
させられることにある。
【0006】関連した他の請求項による手段によれば請
求項1に記載の手持ちドリル機械もしくは請求項2に記
載の工具保持体の有利な別の構成及び改善が可能であ
る。特に有利には、ロック解除スリーブが半径方向外向
きにずれ動くことのできる係止舌片を備えている。スラ
スト軸受の転動体にかぶされる環状肩が設けられるなら
ば、ロック解除スリーブの載着時の転動体の滑落が阻止
され、これにより付加的に組立が簡便となる。
【0007】
【実施例】次に本発明の3つの実施例を図面に示し、以
下に詳しく説明する。
【0008】図1に示した、ハンマドリルの工具側の前
部分には工具保持体10が配置されている。この工具保
持体10は、円形シャンクを備えた工具のための第1の
工具受容部11と、この工具受容部に対して著しく後方
に位置する、溝付きシャンクを備えた工具のための第2
の工具受容部12とを有している。ハンマドリルの機械
ケーシングの、締付けカラー13として形成された部分
からは、回転駆動可能な回転駆動スピンドル14が突出
しており、この回転駆動スピンドル14内には軸方向で
往復駆動される打撃体15が配置されており、回転駆動
スピンドル14の減径した端部16には、基体17がそ
の中央の受容孔18により座着している。基体17は結
合部材26を介して回動不能かつ軸方向移動不能に回転
駆動スピンドル14に結合されている。結合部材26は
本実施例では都合2つの半径方向ピン19として形成さ
れている。図1にはこの半径方向ピンの1つだけが図平
面内へ角60度回転されて示されている。これらの半径
方向ピン19はそれぞれ基体17と回転駆動スピンドル
14の壁とを貫通した貫通孔20内に配置されている。
結合部材26としては係止球もしくは係止ころを設ける
こともできる。
【0009】基体17内には、周方向で均一にずれて互
いに向かい合って位置する半径方向内側前方へ延びる都
合3つの切欠21が形成されており、各切欠21内には
それぞれ1つのチャック爪22が移動可能に案内されて
いる。図1にはただ1つしか示されていないが都合3つ
設けられたチャック爪22はその背面に通常通り歯23
を備えており、この歯は調節リング24の対応する歯と
螺合している。周方向への調節リング24の回転により
チャック爪22は切欠21内で移動させられる。調節リ
ング24は後方へ、ハンマドリルの図示されていない駆
動モータへ向かって球状の転動体29と支持リング30
とを介して基体17に支持されており、かつ工具側では
隔てスリーブ31と安全リング32とにより基体17に
対して軸方向移動不能に保持されている。これにより調
節リング24、転動体29及び支持リング30は第1の
工具受容部11のスラスト軸受28を形成しており、こ
の場合、調節リング24に第1の軸受面71が、支持リ
ング30に第2の軸受面74が形成されている。
【0010】操作スリーブ25が工具保持体10の前部
分を囲んでいる。この操作スリーブ25は回動不能に調
節リング24に結合されており、従って操作リング25
の回転により調節リング24が回転され、ひいてはチャ
ック爪22が移動調節される。操作スリーブ25は後ろ
向きには隔てスリーブ31もしくは調節リング24に支
持されており、かつ、前向きには安全リング33により
軸方向で移動不能である。操作スリーブ25は溝34内
にダストキャップ35を支持しており、このダストキャ
ップ35は工具保持体10の前部分を、この工具保持体
内に挿入された工具に対してダスト密に閉鎖している。
【0011】第2の工具受容部12は受容孔18の壁
に、挿入された溝付きシャンクを有する工具の回転連行
のための条片状の少なくとも1つの回転連行子36を備
えている。基体17内には工具保持体10の縦軸線38
に対して斜めに前方内向きに延びる孔39内で移動可能
にロック部材37が案内されており、このロック部材3
7は受容孔18内に半径方向で突入している。溝付きシ
ャンクを備えた工具を使用した場合には、ロック部材3
7は、工具のシャンクに設けられ軸方向で閉じた係止切
欠内に突入し、これによりこの工具を第2の工具受容部
12の範囲内である限度内で軸方向に移動可能に保持す
る。このロック部材37は背後から閉鎖ばね40の力に
より負荷されており、この閉鎖ばね40は一方では基体
17に設けた環状溝46内に、かつ他方では閉鎖リング
41に支持されている。閉鎖リング41は軸方向で前方
へ延びている突出部42を備えており、この突出部は半
径方向外向きに屈曲された端部43を備えている。これ
により閉鎖リングはロック部材37とはめあい係合して
いる。
【0012】閉鎖リング41はロック解除スリーブ44
により囲われており、このロック解除スリーブは軸方向
で後方へ移動可能であり、かつ段部45を介して閉鎖リ
ング41を閉鎖ばね40のばね力に抗して連行する。突
出部42とロック部材37とがはめあい係合しているた
めに、ロック解除スリーブ44を後方へ移動することに
より、溝付きシャンクを有する工具の係止切欠からロッ
ク部材37を確実に引抜くことが保証され、これにより
この工具が確実に解離される。
【0013】工具保持体10はさらに係止ピン50を備
えており、この係止ピンは基体17に設けた段付きの半
径方向孔51を貫通して、半径方向内側のその端部52
で受容孔18内に突入している。係止ピン50は半径方
向外側のその端部52′に歯53を備えており、この歯
は、第2の工具受容部12内に挿入された溝付きシャン
クを有する工具を介して、操作スリーブ25に設けられ
た対応する係止歯54と噛合い、その結果、操作スリー
ブ25ひいては調節リング21が回転不能に係止され、
これにより、第1の工具受容部11のチャック爪22が
移動不能となる。ロック解除スリーブ44は係止ピン5
0の領域内に係止ピン50を半径方向に貫通させるため
の切欠を有している。
【0014】基体17と回転駆動スピンドル14との結
合のために役立つ半径方向ピン19はロック解除スリー
ブ44により半径方向で覆われており、これにより貫通
孔20からの滑落が阻止される。ロック解除スリーブ4
4がたんに軸方向でのみ移動可能でありその回転は不能
であるようにするために、その内側には、前部で閉じた
軸方向溝56が設けられており、この軸方向溝内に半径
方向ピン19が突入している。軸方向溝56の前端部5
7は、閉鎖ばね40の力に抗したロック解除スリーブ4
4の移動時のストッパを形成している。同様に、半径方
向ピン19はロック解除スリーブ44に結合されている
安全部材によっても覆われている。
【0015】図2にはロック解除スリーブ44が詳細に
図示されている。ロック解除スリーブ44は工具側、要
するに前方の部分44aに、スラスト軸受28を完全に
組付けた際の基体17の最大の外径にほぼ相応する内径
dを有しており(図1を参照)、この結果、ロック解除
スリーブ44は、スラスト軸受28と一緒に予め組付け
られた基体17に前方から差しはめられる。ロック解除
スリーブ44の最も狭い内径dを有する部分内には係止
手段60が配置されており、この係止手段60はロック
解除スリーブ44の周囲に分配された複数の、例えば3
つの係止舌片61により形成されている。図2には1つ
しか示されていない係止舌片61は、ロック解除スリー
ブ44に設けられた軸方向のスリット62により形成さ
れており、これにより半径方向で弾性的に可動である。
【0016】図3に示す部分図は係止手段60の1つを
示す。係止舌片61はロック解除スリーブ44の内側に
突起63を有しており、この突起はその工具側に半径方
向内向きに突出した係止面64を形成している。ロック
解除スリーブ44の組付け時に(図1参照)、突起63
の係止面64は、支持リング30に形成されたストッパ
面と共に、前方へのロック解除スリーブ44の軸方向移
動を阻止するためのストッパ65を形成している。ロッ
ク解除スリーブ44の組付けを簡単にするために、突起
63は機械側に斜めの乗上げ面66を備えている。これ
により、ロック解除スリーブ44の差しはめ時に、係止
手段60は半径方向外向きに湾曲し、支持リング30の
通過後に、軸方向でこの支持リングの後方に係合する。
ロック解除スリーブ44のための軸方向のストッパ面
は、基体17もしくは基体に対して移動不能な構成部分
にも設けることができる。
【0017】工具保持体の組立は次のようにして行われ
る。基体17が回転駆動スピンドル14上に軸方向で差
しはめられる。その際、スラスト軸受28はすでに組付
けられている。操作スリーブ29を取外した際に転動体
29が滑落しないように、転動体は部分的に隔てスリー
ブ31のスリーブ状の突出部67により半径方向で覆わ
れる。この突出部67は軸方向で調節リング24にわた
り延びている。ロック部材37及び半径方向ピン19が
対応する孔39及び貫通孔20内に挿入される。その
際、ロック部材37も背後の頭47により閉鎖リング4
1の突出部42内にはめあい係合により懸架される。ロ
ック解除スリーブ44は次いで前方から基体17上へ載
着され、正しい回転位置で軸方向で後方へ差しはめられ
る。その際の留意点は、半径方向ピン19がロック解除
スリーブ44の対応する軸方向溝56内に突入すること
である。係止舌片61が支持リング30を通過するやい
なや、係止舌片が弾性的にはね戻ってストッパ65を形
成する。閉鎖ばね40がロック解除スリーブ44をスト
ッパ65に圧着せしめる。操作スリーブ25が前方から
載着されて安全リング33により軸方向移動不能に支持
される前に、係止ピン50が半径方向孔51内に挿入さ
れる。最後にダストキャップ35がかぶせられて、工具
保持体10の組立が完了する。
【0018】図4には工具保持体10の第2実施例が示
されている。同じ部品及び機能を同じくする部分は、こ
の次に説明する第3実施例でも同様に、同じ符号で示さ
れている。第1実施例との主たる相違点は、第2の工具
受容部12内での溝付きシャンクを有する工具の受容が
部分的に回転駆動スピンドル14の内部で行われている
ことにある。このことのために、受容孔18は部分的に
回転駆動スピンドル14内にまで延びている。これに応
じて回転連行子36は回転駆動スピンドル14の内部に
配置されている。この場合、ロック部材37は、回転駆
動スピンドル14の壁に設けられた窓70を貫通して受
容孔18内へ突入する。
【0019】さらに、スラスト軸受28も第1実施例と
若干異なっている。すでに説明したように、スラスト軸
受28の転動体29は組立の理由で操作スリーブ25の
取外しの際にも半径方向へ滑落しないように保護されて
いなければならない。図4に示された実施例では、この
ことのために、調節リング24が第1の軸受面71に、
周方向で環状で軸方向に凹設された凹設部72を備えて
おり、この凹設部内で転動体が転動する。外側に位置す
る環状肩73により、転動体29は半径方向で部分的に
覆われており、これにより、調節リング24と支持リン
グ30との間に保持されている。
【0020】図5にはスラスト軸受28の別の実施例が
示されており、この場合、凹設部72が支持リング30
に形成された軸受面74に設けられている。転動体29
は相応して外側に位置する環状肩73により滑落しない
ように保護されている。両方の軸受面71,74に凹設
部72を配置することができるのは勿論である。このよ
うに構成されたスラスト軸受は、円形のシャンクを備え
た工具のためのチャック爪22を備えた工具受容部だけ
を備えたハンマドリル及び又は打撃ハンマでも使用する
ことができる。さらに、ロック解除スリーブ44のため
のストッパ65をじかに基体17に、もしくは基体に対
して軸方向移動不能な構成部分に形成することができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の利点とす
るところは、軸方向の全長が小さい場合には特に簡単に
工具保持体を回転駆動スピンドルに結合することができ
ると共に、必要に応じて、手持ちドリル機械を分解する
必要なしに簡単に再び取出すことができることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく第1実施例のハンマドリルの工
具保持体を断面して示す図である。
【図2】図1の工具保持体のロック解除スリーブを断面
して示す図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例に基づく工具保持体を断面
して示す図である。
【図5】本発明の第3実施例に基づくスラスト軸受の部
分断面図である。
【符号の説明】
10 工具保持体、 11,12 工具受容部、 1
3 締付けカラー、14 回転駆動スピンドル、 15
打撃体、 16 端部、 17 基体、18 受容
孔、 19 半径方向ピン、 20 貫通孔、 21
切欠、 22 チャック爪、 23 歯、 24 調
節リング、 25 操作スリーブ、26 結合部材、
29 転動体、 30 支持リング、 33 安全リン
グ、34 溝、 35 ダストキャップ、 36 回転
連行子、 37 ロック部材、 38 縦軸線、 39
孔、 40 閉鎖ばね、 41 閉鎖リング、42
突出部、 43 端部、 44 ロック解除スリーブ、
44a 部分、45 段部、 46 環状溝、 50
係止ピン、 51 半径方向孔、 52 端部、 5
3 歯、 54 係止歯、 56 軸方向溝、 57
前端部、60 係止手段、 61 係止舌片、 62
スリット、 63 突起、 64 係止面、 65 ス
トッパ、 66 乗上げ面、 67 突出部、 71軸
受面、 72 凹設部、 74 軸受面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オットー バウマン ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン−エ ヒターディンゲン ヴァインガルテンシュ トラーセ 24 (72)発明者 ロルフ ミュラー ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン−エ ヒターディンゲン マノスクヴェアシュト ラーセ 76 (72)発明者 ハインツ ノイベルト ドイツ連邦共和国 エーベルスバッハ ゼ ーヴェーク 5

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具保持体を備えた手持ちドリル機械、
    特にハンマドリルであって、工具保持体が、円形シャン
    クを備えた工具のためのチャック爪(22)を備えた第
    1の工具受容部(11)と、この工具受容部から機能的
    に分離された、溝付きシャンクを備えた工具のための第
    2の工具受容部(12)と、基体(17)と、この基体
    内に設けられた受容孔(18)とを有しており、この受
    容孔内に、溝付きシャンクを備えた工具をロックするた
    めの少なくとも1つのロック部材(37)が半径方向に
    突入可能であり、溝付きシャンクを備えて装着された工
    具がロック解除スリーブ(44)により解離可能である
    形式のものにおいて、工具保持体(10)が、手持ちド
    リル機械の回転駆動される回転駆動スピンドル(14)
    と基体(17)との結合のために少なくとも1つの結合
    部材(26)を備えており、この結合部材が部分的に基
    体(17)内に、かつ部分的に回転駆動スピンドル(1
    4)内に挿入されており、かつロック解除スリーブ(4
    4)が前方から基体の工具側の部分に沿って軸方向に、
    少なくとも1つの結合部材(26)を半径方向で覆うま
    で移動させられるように構成されていることを特徴とす
    る手持ちドリル機械。
  2. 【請求項2】 手持ちドリル機械、特にハンマドリルの
    ための工具保持体であって、円形シャンクを備えた工具
    のためのチャック爪(22)を備えた第1の工具受容部
    (11)と、この第1の工具保持体から機能的に分離さ
    れた、溝付きシャンクを備えた工具のための第2の工具
    受容部(12)と、基体(17)と、この基体内に設け
    られた受容孔(18)と、この受容孔内に半径方向で突
    入可能な、溝付きシャンクを備えた工具のロックのため
    の少なくとも1つのロック部材(37)と、受容孔内に
    挿入されている工具の解離のためのロック解除スリーブ
    (44)とを有している形式のものにおいて、工具保持
    体(10)が手持ちドリル機械の回転駆動される回転駆
    動スピンドル(14)と基体(17)との結合のために
    少なくとも1つの結合部材(26)を備えており、この
    結合部材が部分的に基体(17)内に、かつ部分的に回
    転駆動スピンドル(14)内に挿入可能であり、かつロ
    ック解除スリーブ(44)が前方から基体に沿って軸方
    向に、少なくとも1つの結合部材(26)をその挿入さ
    れた位置で半径方向で覆うまで移動させられることを特
    徴とする手持ちドリル機械のための工具保持体。
  3. 【請求項3】 ロック解除スリーブ(44)が係止手段
    (60)を備えており、この係止手段が、基体(17)
    又はこれに軸方向移動不能に結合された構成部材(3
    0)と共に1つのストッパ(65)を形成しており、こ
    のストッパにより、ロック解除スリーブ(44)が、少
    なくとも1つの結合部材(26)を確保する位置から前
    方へ軸方向に移動するのを阻止されるように構成されて
    いる請求項2記載の工具保持体。
  4. 【請求項4】 ストッパ(65)がロック解除スリーブ
    (44)の側で弾性的に半径方向外向きに押圧可能な少
    なくとも1つの係止舌片(61)により形成されてお
    り、この係合舌片が、半径方向内向きに突起した係止面
    (64)を備えている請求項2又は3記載の工具保持
    体。
  5. 【請求項5】 ロック解除スリーブ(44)が、第2の
    工具受容部(12)内に挿入された溝付きシャンクを備
    えた工具の解離のために、ストッパ(65)により規定
    された位置から閉鎖ばね(40)の力に逆らって軸方向
    で後方へ移動可能である請求項2記載の工具保持体。
  6. 【請求項6】 ロック解除スリーブ(44)がプラスチ
    ックから成る請求項2から5までのいずれか1項記載の
    工具保持体。
  7. 【請求項7】 第1の工具受容部(11)がスラスト軸
    受(28)を備えており、このスラスト軸受の軸受面
    (71,74)が、一方ではチャック爪(22)のため
    の調節リング(24)に、かつ他面では基体(17)に
    軸方向移動不能に結合された構成部材(30)に形成さ
    れており、かつ、両方の軸受面(71,74)の間に転
    動体(29)が配置されており、かつ、スラスト軸受
    (28)がロック解除スリーブ(44)の最も狭い部分
    (44a)の内径(d)に比して小さい外径を有してい
    る請求項2記載の工具保持体。
  8. 【請求項8】 調節リング(24)が隔てスリーブ(3
    1)により軸方向で前方へ移動不能に保持されており、
    この隔てスリーブ(31)には、軸方向で調節リング
    (24)にわたり延びているスリーブ状の突出部(6
    7)が形成されており、この突出部が転動体(28)を
    半径方向外側で少なくとも部分的に覆っている請求項7
    記載の工具保持体。
  9. 【請求項9】 スラスト軸受(28)の軸受面(71,
    74)の少なくとも一方が周方向の環状肩(73)を備
    えており、この環状肩が転動体(29)を半径方向外側
    で少なくとも部分的に覆っている請求項7記載の工具保
    持体。
  10. 【請求項10】 転動体(29)が転動球として形成さ
    れており、かつスラスト軸受(28)の両方の軸受面
    (71,74)の少なくとも一方が周方向に延びていて
    軸方向に凹設された凹設部(72)を備えており、この
    凹設部内に転動球(29)が配置されている請求項7記
    載の工具保持体。
JP13958395A 1994-06-07 1995-06-06 工具保持体を備えた手持ちドリル機械 Abandoned JPH07328818A (ja)

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