JPS61146401A - 特に衝撃ドリル用のドリルチヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、ドリルチャックに関し、特に、ドリルスピン
ドルに接続可能なチャック本体と、チャックジョーを形
成するチャックジョーボルトとを備え、このチャックジ
ョーボルトは、チャック本体内においてチャック軸心に
対して傾斜した案内孔部内を動きかつチャックジョーボ
ルトにねじ山係合している調整リングを用いて調整可能
である衝撃ドリル用のドリルチャックに関する。

［従来の技術とその問題点］ 前記の種類のドリルチャックの場合には、ドリル工程の
際に生じるドリル塵、ドリル粉および荒いドリル砕片の
ようなドリル切粉によって、ドリルチャックにとって無
視することができない汚れの危険が生じ、特に上向きの
ドリル作業の場合には、ドリル切粉がドリル穴から直接
下方へ、ドリルのために備えられたドリルチャックの工
具費は入れ部内に落ちると、そこからドリルチャック内
へより深く侵入し、時と共にドリルチャックの機能を損
ってドリルチャックを分解掃除しなければならないよう
になる可能性があり、このことは大変不経済で、たいて
いは素人が実施できない作業を必要とする。

ドリルチャック内に達するドリル切粉がチャックジョー
の案内部内に溜らず、長い間にもドリルチャックの機能
を損うことがないように冒頭に述べた種類のドリルチャ
ックを構成することが、本発明の根底を成す課題である
。

［問題点を解決するための手段］ 本発明によると、前記課題は次のことによって解決され
る。すなわち、チャック本体内にクリーニング通路が備
えられ、このクリーニング通路は、一方で案内孔部につ
ながっており、他方で外側へ開口して外部に至っている
。前記クリーニング通路が、チャック本体内において半
径方向に延びているのが合目的である。本発明の特に好
ましい実施態様は、クリーニング通路が、案内孔部内に
おいて、調整リング前方のドリル側で、調整リングにお
けるねじ山係合を伝えるチャックジョーボルトの歯状縁
部の領域につながっていることを特徴としている。

［作　用］ 本発明によって得られる利点は主として次の点にある。

すなわち、ドリル工程の際に、ドリルチャック内および
特にチャックジョーボルト用の案内孔部内に達するドリ
ル切粉が、遠心力の作用でクリーニング通路を通りチャ
ックから外側へ運び出され、その結果、そのドリル切粉
は案内孔部内に集まらず、案内孔部の案内面とチャック
ジョーボルトの案内面との間に溜ることができない。そ
れどころか、そのようなドリル切粉は、これらの案内面
の間の領域から、歯状縁部と案内孔部の壁面との間の自
由空間内に達し、そこから自由にクリーニング通路を通
り外へ出ることができる。結果として、案内孔部内にお
いてチャックジョーボルトが動きにくくなること、チャ
ックジョーボルトと調整リング間のねじが詰まることも
大変効果的に阻止される。

［実施例］ 以下において、図示された実施例を用いて本発明の詳細
な説明する。唯一の図は一部を側面図で示した本発明の
ドリルチャックの軸方向の断面図である。

図面において、ドリルスピンドルが１で、そのドリルス
ピンドル１によって駆動されるドリルチャックが全般に
２で記されている。ドリルチャック２は受は入れ部６１
に回転接続してドリルスピンドル１上に配設されている
。それを可能にするために、ドリルスピンドル１上での
ドリルチャック２の制限された軸方向の移動を可能にす
るほぞ部３が使われている。ドリルチャックのチャック
本体４内には、ドリル（図示せず）用の工具費は入れ部
５と、その工具費は入れ部５につながる軸方向の連結路
６０とがあり、その連結路６０を通り抜けてドリルスピ
ンドル１の衝撃運動が、アンビルとして働くドリルスピ
ンドルの端部１ａを介して、工具費は入れ部５内におい
てチャックジョーボルト６間に保持されたドリルシャフ
ト上に伝えられる。チャック本体４は、弾性のリング７
を介して、ドリルスピンドル１の７ランジ８に対して支
持されており、その結果、ドリルチャック２がドリルス
ピンドル１の衝撃運動から実際上切り離されている。

チャックジョーボルト６は、チャック軸心に対して傾斜
したチャック本体４の案内孔部９内を動き、このチャッ
クジョーボルト６とねじ山係合している調整リング１０
を用いて調整可能である。この調整リング１０は、ｉ側
へ開口して案内孔部９に交差するチャック本体４の環状
切欠内に回転可能に配設されている。調整リング１０は
、歯車リム１３を備えたカラーを有している。この歯車
リム１３には締め付はスパナ１６のビニオン１５が係合
する。この締め付はスパナ１６は、ドリルチャック２を
締め付は及び緩めるために、案内はぞ部１７を用いてチ
ャック本体４の案内穴部１８内に取り付けることができ
る。調整リング１Ｇは、２つの半部より成り、これらの
半部は調整スリーブ１９によって合わせて保持されてる
。

チャック本体４と調整リング１０との間には、ドリルチ
ャックが自動的に緩むことを阻止する固定装置が備えら
れている。実施例において、この固定装置は、スプリン
グ３０の力を受けてチャック本体４において移動可能か
つ回転不能に案内された係止スリーブ３１より成ってい
る。この係止スリーブ３１は歯部３２を介して調整リン
グ１０をロックする。ロックを解除するためには、係止
スリーブ３１がスプリング３０の力に抗して軸方向に戻
され、その結果、歯部３２は係合を外される。この固定
装置は本発明の対象ではなく、したがって、ここにおい
て、さらに記述する必要はない。

チャック本体４内にクリーニング通路１１が備えられて
おり、このクリーニング通路１１は、一方で案内孔部９
につながり他方で外側へ開口して外部に至る。各々の案
内孔部９には、チャック本体４内において半径方向に延
びるクリーニング通路１１の１つが関係付けられている
。詳しくは、クリーニング通路１１は、案内孔部９内に
おいて、調整リング１０の前方のドリル側で、チャック
ジョーボルト６と案内孔部９の壁面との間に形成された
自由空間１２につながっている。

この自由空間１２は、調整リング１０におけるねじ山係
合を伝えるチャックジョーボルト６の歯状縁部２０に沿
って延びている。

例えば、頭上のドリル作業の際に、ドリル切粉がドリル
穴から工具費は入れ部ｓ内に落ちて、このドリル切粉が
そこからチャックジョーボルト６の案内面と案内孔部９
の案内面との間に達するなら、このドリル切粉は、チャ
ックジョーボルトの移動の際に自由空間１２内に達し、
ここから直接クリーニング通路１１を通り外へ至ること
ができ、チャックジョーボルト６を動けなくしたりまた
は調整リング１０とチャックジョーボルト６の歯状縁部
２０との間のねじ中に溜ることはない。

［発明の効果］ 本発明のドリルチャックによると、ドリルチャック内に
達するドリル切粉がチャックジョーの案内部内に溜らず
、長い間にもドリルチャックの機能を損うことがない。

［要　約］ チャックジョーはチャックジョーボルト（６）によって
形成され、そのチャックジョーボルト（６）は、チャッ
ク本体（４）内においてチャック軸心に対して傾斜した
案内孔部（９）内を動きかつチャックジョーボルト（６
）とねじ山係合している調整リング（１０）を用いて調
整可能である。

チャック本体（４）内には、一方で案内孔部（９）へ至
りかつ他方で外側へ開口して外部に至るクリーニング通
路（１１）が備えられている。特に、このクリーニング
通路（１１）は、案内孔部（９）内において、調整リン
グ（１０）におけるねじ山係合を伝えるチャックジョー
ボルト（６）の歯状縁部（２０）の領域につながってい
る。

【図面の簡単な説明】

図は、一部を側面図で示した本発明のドリルチャックの
軸方向の断面図である。 符号の説明 １・・・・・・ドリルスピンドル １ａ・・・ドリルスピンドルの端部 ２・・・・・・ドリルチャック ３・・・・・・はぞ部 ４・・・・・・チャック本体 ５・・・・・・工具費は入れ部 ６・・・・・・チャックジョーボルト ７・・・・・・弾性リング ８・・・・・・７ランジ ９・・・・・・案内孔部 １０・・・・・・調整リング １１・・・・・・クリーニング通路 １２・・・・・・空間 １３・・・・・・歯車リム １５・・・・・・ビニオン １６・・・・・・締め付はスパナ １７・・・・・・案内はぞ部 １８・・・・・・案内穴部 １９・・・・・・調整スリーブ ２０・・・・・・歯状縁部 ３０・・・・・・スプリング ３１・・・・・・係止スリーブ ３２・・・・・・歯部 ６０・・・・・・連結路 ６１・・・・・・受は入れ部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ドリルスピンドル（１）に接続可能なチャック本体
   （４）と、チャックジョーを形成するチャックジョーボ
   ルト（６）とを備え、このチャックジョーボルト（６）
   は、チャック本体（４）内においてチャック軸心に対し
   て傾斜した案内孔部（９）内を動きかつチャックジョー
   ボルト（６）にねじ山係合している調整リング（１０）
   を用いて調整可能であるドリルチャックにおいて、 チャック本体（４）内にクリーニング通路（１１）が備
   えられ、このクリーニング通路（１１）は、一方で案内
   孔部（９）につながっており他方で外側へ開口して外部
   に至ることを特徴とする特に衝撃ドリル用のドリルチャ
   ック。 ２、クリーニング通路（１１）が、チャック本体（４）
   内において半径方向に延びていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項に記載のドリルチャック。 ３、クリーニング通路（１１）が、案内孔部（９）内に
   おいて、調整リング（１０）の前方のドリル側で、調整
   リング（１０）におけるねじ山係合を伝えるチャックジ
   ョーボルト（６）の歯状縁部（２０）の領域につながっ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第
   ２項に記載のドリルチャック。