JPH09117811A - ドリルチャック - Google Patents

ドリルチャック

Info

Publication number
JPH09117811A
JPH09117811A JP8200628A JP20062896A JPH09117811A JP H09117811 A JPH09117811 A JP H09117811A JP 8200628 A JP8200628 A JP 8200628A JP 20062896 A JP20062896 A JP 20062896A JP H09117811 A JPH09117811 A JP H09117811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chuck
drill
ring
sleeve
ring plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8200628A
Other languages
English (en)
Inventor
Guenter Horst Roehm
ホルスト ロエーム ギユンタ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19833336703 external-priority patent/DE3336703C2/de
Priority claimed from DE19843405678 external-priority patent/DE3405678A1/de
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH09117811A publication Critical patent/JPH09117811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/16Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
    • B23B31/16004Jaws movement actuated by one or more spiral grooves
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17042Lost motion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17666Radially reciprocating jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/19Radially reciprocating jaws
    • Y10T279/1926Spiral cam or scroll actuated

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)
  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造簡単で、容易かつ迅速に組み立て可能、
同時に高いチャックの剛性でかつドリルの高い締め付け
精度で、最適に短い軸方向の構造長と高い締め付け力を
可能にする。 【解決手段】 チャックジョ―6が、チャック本体1に
回転可能かつ軸方向に移動不可能に案内された調整リン
グ7を用いてチャック軸を中心に移動可能に構成された
ドリルチャックにおいて、調整リングが、チャック本体
と同軸にチャック本体のドリル側端面の前方に位置しド
リル3 用開口部9,を備えたリング板10,を形成し、チャ
ックジョ―、リング板のドリル用開口部9,へ開口した半
径方向のスリット内に案内され、チャック本体が、リン
グ板10,に向いた端面に平ねじ12,(螺旋状のねじ)を備
えられ、平ねじのねじ山が、チャックジョ―のチャック
本体に向いた側の対応した平らなねじ山部分13,に係合
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリル機械のドリ
ルスピンドルへの接続のためのチャック本体と、ドリル
用チャックジョ―とを備え、前記チャックジョ―が、前
記チャック本体に回転可能かつ軸方向に移動不可能に案
内された調整リングを用いてチャック軸を中心に移動可
能に構成されたドリルチャックに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】前記の如
き公知のドリルチャックにおいては、チャックジョ―
が、チャック本体のスリット内に、チャック本体と同軸
の締め付けスリ―ブの円錐面におけるスプリングの力に
抗して案内されており、前記締め付けスリ―ブは調整リ
ングを用いてチャック本体上のねじ山内において回転可
能である。前記調整リングは外側歯部を有していてよ
く、調整リングの前記外側歯部に係合するピニオンを備
えチャック本体に装着可能な締め付けスパナにより操作
できる。調整リングはチャック本体のリング状ノッチ内
に取り付けられ、さらに周方向において二分されてい
る。調整リングの両部分は、チャック本体上で軸方向に
前記調整リングの上へと押しやられたスリ―ブによって
合わせて保持されていてる。調整リングが回転させられ
ると、チャックジョ―はチャック本体及び締め付けスリ
―ブに相対的に移動し、このことは、締め付けスリ―ブ
の円錐面に渡って、それぞれ回転方向に応じて半径方向
において内側または外側へと方向付けられた対応するチ
ャックジョ―の調整につながる。
【0003】前記の如きドリルチャックは種々に価値の
あることが示され、確かに構造上及び組み立てにおいて
は、不可避の締め付けスリ―ブ及び調整リングの二分化
のためだけでなく、締め付けスリ―ブがドリルチャック
の開口方向に調整される時にチャックジョ―を戻す前記
チャックジョ―間に必要とされるスプリングのために
も、不経済である。さらに、円錐状の締め付けスリ―ブ
が原因となる著しい構造の大きさは軸方向においてじゃ
まなものでありうる。
【0004】構造上できる限り簡単で、容易かつ迅速に
組み立て可能な構造において、全体としてチャックが同
時に高いチャックの剛性でかつドリルの高い締め付け精
度で、最適に短い軸方向の構造長と高い締め付け力を可
能にするように冒頭に述べた如きドリルチャックを構成
することが、本発明の根底を成す課題である。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明による
と、前記課題は次のことによって解決される。すなわ
ち、前記調整リングが、前記チャック本体と同軸に前記
チャック本体のドリル側端面の前方に位置しドリル用開
口部を備えたリング板を形成し、前記チャックジョ―
が、前記リング板の前記ドリル用開口部へ開口した半径
方向のスリット内に案内され、前記チャック本体が、前
記リング板に向いた端面に平ねじ(螺旋状のねじ)を備
えられ、前記平ねじの(螺旋状の)ねじ山が、前記チャ
ックジョ―の前記チャック本体に向いた側の対応した平
らな(螺旋状の)ねじ山部分に係合していることを特徴
とする。
【0006】本発明により達成された改良点の本質は先
ず次の点にある。すなわち本発明のドリルチャックがわ
ずかに3つの機能部分、すなわち、チャック本体、チャ
ックジョ―及び調整リングより構成されており、その
際、前記調整リングも周方向に分けられている必要がな
いので、大変簡単で、容易に組み立てられる構造を有し
ている。チャックジョ―は、調整リングによって形成さ
れチャックジョ―を案内するリング板の半径方向に全幅
に渡って延びることができ、その結果、対応して長いチ
ャックジョ―案内を伴う特に長いチャックジョ―が可能
であり、前記チャックジョ―案内は直接、ドリル用リン
グ板内に備えられた開口部の縁部にまで延びる。平ねじ
も、ドリル用開口部によって利用される断面まで、チャ
ック本体の調整リングに向いた端面全体に渡って半径方
向に延びていてもよく、このことは、多数のねじ山を可
能にする。チャック本体の平ねじに係合しているチャッ
クジョ―のねじ山部分の数が前記に応じて多くてもよ
く、その結果、チャック本体とチャックジョ―との間の
良好な力の伝達が起こる。チャック本体がチャックジョ
―用の案内スリットによって弱められてはいないので、
前記チャック本体は軸方向の寸法が非常にわずかである
にもかかわらず非常に強固に構成されうる。全体とし
て、本発明のドリルチャックは、円錐状のつかみ面を備
えた締め付けスリ―ブを放棄したために、特に軸方向に
おいて非常に場所のとらない構造を可能にする。
【0007】好ましい実施例は次のことを特徴としてい
る。すなわち、前記半径方向のスリットが、ドリルに向
いた前記リング板の端面に開口し、前記半径方向のスリ
ットの側壁内に案内ノッチが備えられ、前記ノッチ内に
は、前記チャックジョーの案内縁部が係合する。チャッ
クジョーの位置は調整リングの端面を一見するとすぐに
明らかであり、特に、本実施態様においては、チャック
ジョーが調整リングの端面に渡って軸方向に突出してい
てもよい。前記調整リングは、その端面側のリング板に
つながるカラーを備えているのが合目的であり、前記カ
ラーは、チャック本体を取り囲みチャック本体において
軸方向の運動を阻止されている。そこで調整リングは、
簡単かつ同様に軸方向において特に場所を節約した方法
で、チャック本体に案内されている。詳細には、前記チ
ャック本体と前記カラーが、周方向に沿って延び半径方
向において対向し合うノッチを有し、前記ノッチは共に
リング状経路を形成し、前記経路内には、一部が前記チ
ャック本体内に、他の一部が前記カラー内に半径方向に
突出している安全部材がはめ込まれており、前記安全部
材はチャック本体と調整リングとの間の軸方向の相対移
動を防止する。前記安全部材は球であってよい。しかし
ながら、前記安全部材は、周方向に分割されて弾力性が
あって調整リングの組み立てまたは分解のために半径方
向においてチャック本体のノッチに完全に入り込むまで
圧縮可能なリングより形成されている方が良い。しかし
ながら調整リングの軸方向の係止のためには、前記チャ
ック本体内に半径方向に案内された止めピンが備えら
れ、前記ピンは、スプリングの力を受けて、カラーの内
側の周方向に渡って延びるリング状ノッチ内に突出して
いる。調整リングについて望ましくない自動的な締め付
けの緩みを防ぐために、前記リング状ノッチの底部が、
周囲にスリットをつけられてリング状ノッチ内で回転し
ないように保持されたスプリングリングによって形成さ
れ、前記スプリングリングは、スプリングの力を受けて
止めピンが係合する係止受け入れ部を有している。調整
リングのどの位置においても常に少なくとも1つの止め
ピンが係止受け入れ部の1つに係合できることは、止め
ピン間の角距離が係止受け入れ部間の角距離の整数倍に
等しくないことにより容易に達成される。しかしなが
ら、自動的に締め付けがゆるむことに対する係止とし
て、チャック本体における調整リングの軸方向の係止の
種類に独立に、それ自体公知の方法で、調整リングの外
側に歯部を備え、前記歯部に係合するピニオンとを備え
たチャック本体に装着可能な締め付けスパナによって操
作され、チャック本体内を半径方向に案内された止めピ
ンを備える可能性が存在し、前記止めピンは半径方向に
おいて外側へスプリングの圧力を受けて調整リングの歯
部内に係合する。さらに、ここにおいても、止めピン間
の角距離が調整リングの歯の距離の整数倍に等しくない
ことによって、調整リングのどの位置においても常に少
なくとも1の止めピンが歯溝の1つに係合できることが
達成される。最終的に、チャックジョーの半径方向にお
ける外への移動を制限するストッパが備えられてもよ
く、前記ストッパは、チャックジョーがチャック本体か
ら余りに広範囲に、またはそれどころか完全に回し出さ
れることを阻止する。前記ストッパは調整リングの外側
を取り囲むリング縁部によって形成されていてよい。し
かしながら好ましい実施態様においては、チャックジョ
ーの半径方向において最も内側のねじ山部分がそのよう
なストッパを構成している。その際、特に、最も内側の
ねじ山部分が他のねじ山部分よりも半径方向において幅
が広く、前記幅は少なくとも最小と最大の締め付け直径
の間のチャックジョーの半径方向の移動行程に等しいと
いう実施態様が好ましい。そこで、半径方向において最
前のチャックジョーの位置においても、チャックジョー
を案内する調整リング内の半径方向のスリットが最も内
側のねじ山部分によって閉じられたままであり、その結
果、ドリル切粉がチャックジョー案内中に入らず、平ね
じはチャック本体とチャックジョーの間をふさぐことが
できる。
【0008】本発明のドリルチャックにおいては、ドリ
ルの固定長、つまり、チャックジョ―の間に保持されて
案内されるドリルシャフトの部分は比較的短く、すなわ
ち、せいぜいチャックジョ―の軸方向の高さに等しくほ
ぼリング板の軸方向の厚みに等しい。しかしながら、チ
ャックジョ―の軸方向の寸法よりも本質的に大である長
さに渡ってドリルシャフトを軸方向に案内することが容
易に可能である。主に、このことは次のことによって達
成される。すなわち、前記チャック本体内に、リング板
へ向かって開口するチャック軸と同軸の円柱状凹所が備
えられ、前記凹所内には、前記リング板に向かう方向に
スプリングの力を受けているチャックスリ―ブが軸方向
に可動に案内され、前記チャックスリ―ブの内部空間
は、前記リング板内の前記ドリル用開口部につながり、
前記リング板に対向し前記リング板の方へと広げられた
テ―パを有し、前記テ―パは、ドリルのシャフト端部の
ための形状接続した受け入れ部を形成する。このような
ドリルチャック内に保持されたドリルは、前記ドリルの
シャフト端部でチャックスリ―ブに係合し、しかも、ス
リ―ブ内部空間のテ―パの領域にあるスリ―ブ内壁に当
接するまで係合し、その結果、ドリルのシャフト端部は
チャックスリ―ブ内でチャック軸に交差して形状接続し
て支持されており、側方運動はもはやできない。しかし
ながら軸方向においては、チャックスリ―ブはドリルの
各々の運動に従うことができ、その結果、前記チャック
スリ―ブはスプリングの力を受けて前記スリ―ブのテ―
パが常にシャフト端部に当接した状態にある。結果にお
いて、チャックスリ―ブは、チャックジョ―の間だけで
なくシャフト端部に接して案内されているドリルのシャ
フト端部のための軸方向の案内要素を形成し、このこと
は全体として、軸方向のチャックジョ―の高さと比べて
本質的に大となるドリルの案内長をひき起こす。できる
限り大となる軸方向のドリルの案内長は、特に、ドリル
がチャックジョ―の間で軸方向に幾分可動に保持されて
いるべきであるという衝撃ボ―リング作業の場合、熱望
され、ドリルスピンドルから出る衝撃作用がドリルに最
適に働くようになり、ドリルチャックによってできる限
り減衰されないままである。
【0009】好ましい実施態様においては、チャックス
リ―ブの内部空間のテ―パは断面が円錐状に構成されて
おり、その結果、ドリルのシャフト端部はシャフト直径
に関わらず、チャック本体内に常に適合した受け入れ部
を見出す。その際、シャフト端部がチャックスリ―ブを
あたかも自力で阻止するかのように当接し、すなわち、
シャフト端部によってチャック軸に交差してチャックス
リ―ブに施される圧力が、チャックスリ―ブをスプリン
グの力に抗して軸方向に戻すことができる程度にテ―パ
角が鋭角に保持されている。円錐状の代わりに、テ―パ
は断面が階段状に構成されていてもよく、このことは、
チャックスリ―ブ上のシャフト端部の当接が、ほぼ線状
の当接のみを可能とする円錐状テ―パにおけるよりも面
が大であるという利点につながっている。リング板がチ
ャックスリ―ブのための軸方向のストッパを形成するの
が合目的であり、前記チャックスリ―ブの内部空間はリ
ング板へ向かう口部において、少なくとも、ドリル用リ
ング板内に備えられた開口部に等しい内径を有し、その
結果、チャックスリ―ブは、リング板の開口部内にも適
する全てのドリルに適する。
【0010】特に、衝撃ボ―リング作業用ドリルチャッ
ク、すなわち、チャック本体がドリルスピンドル用受け
入れ部と、前記受け入れ部につながる軸方向の通路とを
有し、前記通路を通り抜けて、衝撃ボ―リングの際に、
ドリルスピンドルの衝撃作用が直接、またはアンビルを
介してドリルのシャフト端部に伝達されるというドリル
チャックを問題とすれば、本発明によると、チャックス
リ―ブの内部空間が、リング板とは反対のスリ―ブの側
において、少なくともチャック本体内の通路の内径を有
し、その結果、ドリルスピンドルないしはアンビルがド
リルのシャフト端部にまでチャックスリ―ブに突っ込む
こともできるようになっている。特にドリルチャック内
でアンビルが保持されているか、ないしは、案内されて
いるなら、前記アンビルは、本発明によると、チャック
スリ―ブ内に突出する前記アンビルの端部の端面内に、
同様に、スリ―ブ内部空間のテ―パに続く凹部を有する
ことができる。そこで、シャフト端部がアンビルよりも
細く、従って、チャックスリ―ブのテ―パ内でもはや当
接することさえできないドリルは、直接、アンビル内に
受け入れ部を見出すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下において、図面に描かれた実
施例について本発明が詳細に説明される。
【0012】図1〜図7に描かれたドリルチャックは、
ドリル機械(図示せず)のドリルスピンドルへの接続の
ために備えられたチャック本体1 を有し、そのために前
記チャック本体1 は中央のねじ受け入れ部2 を備えてい
る。ドリル3 のために、チャック本体1 内に開口部4 が
備えられ、前記開口部はドリルスピンドル用受け入れ部
2 へ向かって軸方向に開口し、その結果、衝撃ボーリン
グの際に、ドリルスピンドルの衝撃作用を、ドリルスピ
ンドル内に案内された衝撃部材5 を介して直接ドリル3
の端部に伝えるという可能性が存在する。ドリル3 を保
持するチャックジョーは6 で記されており、チャック本
体1 に回転可能かつ軸方向に移動不可能に案内された調
整リング7 を用いてチャック軸8 を中心に移動可能であ
る。前記調整リング7 は、チャック本体1 に同軸でチャ
ック本体1 のドリル側端面の前方に位置しドリル3 用開
口部9 を備えたリング板10を形成しており、前記リング
板内では、チャックジョー6 がドリル3 用開口部9 に向
かって開口した半径方向のスリット11内に案内されてい
る。チャック本体1 はリング板10に向いた端面に平らな
螺旋状のねじ12を有し、前記ねじの螺旋状ねじ山は、チ
ャックジョー6 のチャック本体1 に向いた側にある対応
した螺旋状の平らなねじ山部分13に係合している。半径
方向のスリット11は、ドリルに向けられた、つまりリン
グ板10の前方の端面14において開口している。半径方向
のスリット11の側壁15内には案内ノッチ16があり、前記
案内ノッチ内にはチャックジョー6 の案内縁部17が係合
する。チャックジョー6 の半径方向において最も内側の
ねじ山部分30は他のねじ山部分13よりも大きな幅を有し
ている。従って、前記ねじ山部分30はチャックジョー6
の外への位置を制限するストッパとして働く。図面は、
前記最大の締め付け直径に対応するチャックジョー6 の
位置を示しており、図中ではチャックジョー6 が半径方
向外側で調整リング7 と同じ並びに終わっている。その
他の点では、最も内側のねじ山部分30の幅は、少なくと
も、最小と最大の締め付け直径の間のチャックジョー6
の半径方向の移動行程に等しくすべきである。その場合
は、最も内側のねじ山部分30は、最小の締め付け直径に
対応する半径方向における最前のチャックジョーの位置
においても、開口部9 へ向かう半径方向のスリット11を
覆う。さらに調整リング7 は、その端面のリング板10に
つながるカラー18を伴って構成されており、前記カラー
は、チャック本体1 のシリンダ状の外面を取り囲み、調
整リング7 をチャック本体1 に案内する。
【0013】チャック本体1 に相対的な調整リング7 の
軸方向の運動を阻止するために、図1〜図5の実施態様
においては、カラー18とチャック本体1 は、それらの間
に、周方向に延びるリング状経路を形成し、前記経路内
には、一部がカラー18内に、そして他の一部がチャック
本体1 内に半径方向に突出する安全部材が、すなわち、
図1の場合、球19、または図4の場合、周囲が弾力性の
あるリング20がはめ込まれており、前記リング20は、調
整リング7 の組み立てまたは分解のためにチャック本体
1 のノッチ内に完全に入るまで圧縮することができ、前
記ノッチはそのために十分な半径方向の深さを有してい
る。リング20の圧縮は、調整リングの周囲に渡って分配
されて配設され半径方向においてリング状経路につなが
る幾つかの穴を通り抜けて行われる。調整リング7 は後
方縁部に円錐状の歯部21を備えている。チャック本体1
には締め付けスパナ24の案内ほぞ23用の案内受け入れ部
22が少なくとも1つあり、前記スパナは円錐状のピニオ
ン25を有し、前記ピニオンは締め付けスパナがチャック
に装着されている際、調整リング7 の外側の歯部21に係
合する。さらに調整リング7 は、止めピン32によって、
ドリル締め付けが自動的に緩むのを阻止でき、前記止め
ピンはチャック本体1 内に半径方向に案内されており、
スプリング33の圧力を受けて半径方向の外側へと調整リ
ング7 の歯部21内に突出している。
【0014】図6及び図7の実施例において、チャック
本体1 における調整リング7 の軸方向の運動の阻止は、
チャック本体1 内に半径方向に案内される止めピン41に
よって行われ、前記止めピンは、スプリング42の力を受
けて、カラー18の内側にあり周囲に渡って延びているリ
ング状ノッチ46内に突出している。止めピン41はリング
状ノッチ46の両側壁に形状接続して当接し、そのため
に、リング状ノッチ46内に突出している前記止めピン41
の端部は軸方向に延びる楔形の刃を伴って楔状に構成さ
れている。調整リング7 の組み立て及び分解のために、
止めピン41は、前記ピンがリング状ノッチ46から完全に
出てしまうまでスプリング42の力に抗してチャック本体
1 内に押し戻すことができる。前記の如き押し戻しを可
能にするためには、カラー18内に、半径方向にリング状
ノッチ46につながり周方向において止めピン41と同じ角
距離を有する穴が備えられ、その結果、調整リング7 が
適合した角度位置にある場合、全ての止めピン41が同時
にリング状ノッチ46から押し戻される。さらに、止めピ
ン41は、調整リング7 の自動的な回転を阻止するため
に、スプリング42の力を受けて、リング状ノッチ46の底
部にあってみぞ状に軸方向に延びる係止受け入れ部44に
係合する。前記係止受け入れ部44は、45の所で周囲にス
リットをつけられそれによって押し戻し時にリング状ノ
ッチ46内にはめ込まれうるスプリングリング40内に構成
されており、前記スプリングリングはピン43によって回
転を阻止されるようにカラー18に保持されている。止め
ピン32に関連して既に意味上同じように前に説明された
ように、ここにおいても再び、調整リング7 のどの角度
位置においても止めピン41のうち少なくとも1つが、係
止受け入れ部44の1つに係合することが、止めピン41と
係止受け入れ部44との間の適切に互いに合わせられた角
距離によって達成される。
【0015】ドリル3 の締め付けまたは緩めのために、
調整リング7 が締め付けスパナ24を用いて回転させられ
るなら、その際、止めピン32、41がそれぞれ、歯部21の
貫通する歯溝内、ないしは、貫通する係止受け入れ部44
内に突出しているが、調整リング7 内に半径方向に案内
されるチャックジョー6 は対応して共に回転する。その
際、チャック本体1 の端面にある螺旋状のねじ12に係合
しているチャックジョー6 は、それぞれ調整リング7 の
回転方向に応じて外側へ、または内側へと移動する。
【0016】図8と図9に描かれたドリルチャックに
は、ドリルスピンドル(図示せず)への接続のために設
けられたアンビル103 用の中央の受け入れ部102 を備え
たチャック本体101 を有し、前記アンビルは、フランジ
104 で、ゴム等より成るOリング状の2つのスプリング
要素105 の間で軸方向にチャック本体101 に保持され
て、回転不可能にチャック本体101 に接続されており、
そのために、一部がフランジ104 内に、そして他の一部
がチャック本体101 内に係合する係止ピン106 が備えら
れている。アンビル103 がチャック本体101 内の軸方向
の中央の通路107 から出ており、その結果、アンビル10
3 の衝撃作用は、チャック内に保持されていて図面に描
かれていないドリルのシャフト端部に、直接伝達されう
る。ドリルを保持するチャックジョ―108 は、チャック
本体101 に回転可能かつ軸方向に移動不可能に案内され
た調整リング109 を用いて、チャック軸110 を中心に移
動可能である。前記調整リング109 は、チャック本体10
1 と同軸でチャック本体101 のドリル側の端面111 の前
方に位置しドリル用開口部112 を備えたリング板 113を
形成し、前記リング板内では、チャックジョ―108 が、
ドリル用開口部112 に向って開口した半径方向のスリッ
ト114 内に案内されている。チャック本体101 は、リン
グ板113 に向いた端面111 に平らな螺旋状のねじ 115
を有し、前記ねじの螺旋状ねじ山は、チャックジョ―10
8 のチャック本体1 に向いた側の対応する螺旋状の平ら
なねじ山部分116 に係合している。チャックジョ―108
は、ドリルシャフトに向いた面に、刃117 または硬質合
金より成る他の挿入物を有することができる。図面は、
最大の締め付け直径に対応するチャックジョ―108 の位
置を示しており、前記位置においては、チャックジョ―
は半径方向の外側で調整リング109 と同じ並びに終って
いる。チャックジョ―108 の間の調整リング109 内に
は、経路118 が備えられ、前記経路を通って、例えば頭
上のボ―リングの際に開口部112 内に達するドリル切粉
が遠心力の作用で運び去られる。調整リング109は、前
記リングの端面側のリング板113 につながるカラ―119
を備えて構成されており、前記カラ―は、チャック本体
101 のシリンダ状外面120 を取り囲み、調整リング109
をチャック本体101 に案内し、その際、チャック本体
101 における調整リング109 の軸方向の係止のためにリ
ングスプリング 121が備えられ、前記リングスプリング
は、一部が調整リング109 のリング状ノッチ内に、他の
一部がそれに対向しているチャック本体101 のリング状
ノッチに係合し、その際、チャック本体101 のリング状
ノッチは、リングスプリング121 が調整リング 109の
組み立てのためにチャック本体101 のリング状ノッチに
完全に押し込まれることができ前記位置において軸方向
の移動のために調整リング109 を解除するような深さの
ものである。リングスプリング121 の圧縮は、調整リン
グの周囲に渡って分配して配設され半径方向においてリ
ング状ノッチにつながる幾つかの穴(図示せず)を通り
抜けて行われる。調整リング109 は後方縁部に円錐状の
歯部122を備えている。チャック本体101 には、締め付
けスパナ125 の案内ほぞ124 用の案内受け入れ部123 が
少なくとも1つあり、前記スパナは円錐状のピニオン12
6を有し、このピニオン126 はチャックに前記スパナが
装着されている場合に調整リング109 の外側の歯部122
に係合する。
【0017】チャック本体101 内には、リング板113 に
向かって開口しチャック軸110 と同軸の円柱状凹所127
が備えられている。前記凹所127 内には、リング板113
に向かう方向にスプリング128 の力を受けているチャッ
クスリ―ブ129 が軸方向に移動可能に案内されている。
前記チャックスリ―ブ129 の内部空間130 は、リング板
113 内のドリル用開口部112 につながり、リング板113
に対向し前記リング板113 の方へと広げられたテ―パ13
1 を有し、前記テ―パは、図8によると断面が円錐形
に、図9によると断面が階段状に構成されている。前記
テ―パ131 はドリルのシャフト端部用の形状接続した受
け入れ部を形成し、前記ドリルは、シャフト端部がスリ
―ブ内部空間130 のテ―パ131 の領域におけるスリ―ブ
内壁に当接するまでチャックスリ―ブ129 内に突出して
いる。その際、シャフト端部の当接は、ドリルシャフト
の直径が小さければ小さい程、テ―パ131 内で軸方向に
チャック深部で行われる。いずれの場合でも、前記のよ
うな当接の結果、シャフト端部はチャックスリ―ブ129
内でチャック軸110 に交差して形状接続して支持され、
そこでチャックスリ―ブ129 によって軸方向に案内され
ている。スプリング128 が、軸方向においてドリルのシ
ャフト端部に常に当接するチャックスリ―ブ129 を保持
し、その結果、チャックスリ―ブ129 は軸方向の位置に
おいてシャフト軸の位置に常に適合することができ、そ
の際、シャフト端部の軸方向の位置は、前記シャフト端
部の端面でのアンビル103 への当接によって決定されて
いる。結果として、ドリルのシャフト端部は、チャック
ジョ―108 の間だけでなく、チャックスリ―ブ129 の内
部空間130 のテ―パ131 の領域におけるチャックスリ―
ブ129 内にも案内され、このことは全体として大きなド
リルシャフトの案内長を生み出す。リング板113 は、ス
プリング128 の力に抗してチャックスリ―ブ129 用の軸
方向のストッパを形成する。チャックスリ―ブ129 の内
部空間130 はリング板113 へ向かう口部において、少な
くとも、ドリル用リング板113 内に備えられた開口部11
2 と同じ内径を有している。リング板113 とは反対のス
リ―ブ端部におけるチャックスリ―ブ129 の内部空間13
3 がチャック本体101 内の通路107 の内径に等しく、そ
の結果、アンビル103 は軸方向においてチャックスリ―
ブ129からも出ることができる。さらに、アンビル103
はチャックスリ―ブ129 に突出する端部の端面におい
て、同様に、スリ―ブ内部空間130 のテ―パ131 に続く
凹部134 を有し、その際、ドリルのシャフト端部は、直
径がチャックスリ―ブ129内に突出するアンビル103 の
直径よりも小さな直径の受け入れ部を前記凹部134内に
見い出すことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のドリルチャックによると、構造
上できる限り簡単で、容易かつ迅速に組み立て可能な構
造において、全体として同時に高いチャックの剛性でか
つドリルの高い締め付け精度で、最適に短い軸方向の構
造長と高い締め付け力を可能にする。
【0019】
【要約】ドリル(3 )用チャックジョー(6 )が、チャ
ック本体(1 )に回転可能かつ軸方向に移動不可能に案
内された調整リング(7 )を用いてチャック軸(8 )を
中心に移動可能である。前記調整リング(7 )は、チャ
ック本体(1 )のドリル側の端面の前方に位置しドリル
(3 )用開口部(9 )へ向かって開口した半径方向のス
リット(11)を形成し、前記スリット内にはチャックジ
ョー(6 )が案内されている。チャック本体(1 )はリ
ング板(10)に向いた端面に平ねじ(12)を備えられ、
前記平ねじの螺旋状のねじ山は、チャックジョー(6 )
のチャック本体(1 )に向いた側の対応する螺旋状のね
じ山部分(13)に係合している。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドリルチャックに装着された締め付けスパナを
伴う本発明のドリルチャックの軸方向の断面図。
【図2】締め付けスパナを除いた図1のドリルチャック
の平面図。
【図3】同様に締め付けスパナを除いた図1のドリルチ
ャックのIII方向における正面図。
【図4】本発明の他の実施態様の図1に対応する軸方向
の断面図。
【図5】図4のドリルチャックのV−V方向の断面図。
【図6】本発明の他の実施態様の軸方向の断面図。
【図7】図6のドリルチャックのVII−VII方向の
断面図。
【図8】本発明の他のドリルチャックの軸方向の断面
図。
【図9】図8とは異なる形状のチャックスリ―ブを伴う
図8のドリルチャックの部分図である。
【符号の説明】
1 チャック本体 2 ねじ受け入れ部 3 ドリル 4 開口部 5 衝撃部材 6 チャックジョー 7 調整リング 8 チャック軸 9 ドリル用開口部 10 リング板 11 半径方向のスリット 12 螺旋状のねじ 13 ねじ山部分 14 リング板の端面 15 スリットの側壁 16 案内ノッチ 17 案内縁部 18 カラー 19 球 20 弾力性リング 21 歯部 22 案内受け入れ部 23 案内ほぞ 24 締め付けスパナ 25 ピニオン 30 最も内側のねじ山部分 32 止めピン 33 スプリング 40 スプリングリング 41 止めピン 42 スプリング 43 ピン 44 係止受け入れ部 46 リング状ノッチ 101 チャック本体 102 ドリルスピンドル用受け入れ部 103 アンビル 104 フランジ 105 スプリング要素 106 係止ピン 107 通路 108 チャックジョ― 109 調整リング 110 チャック軸 111 ドリル側の端面 112 ドリル用開口部 113 リング板 114 半径方向のスリット 115 螺旋状のねじ 116 ねじ山部分 117 刃 118 経路 119 カラ― 120 シリンダ状外面 121 リングスプリング 122 歯部 123 案内受け入れ部 124 案内ほぞ 125 締め付けスパナ 126 ピニオン 127 円柱状凹所 128 スプリング 129 チャックスリ―ブ 130 チャックスリ―ブの内部空間 131 テ―パ 133 チャックスリ―ブの内部空間 134 凹部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドリル機械のドリルスピンドルへの接続
    のためのチャック本体と、ドリル用チャックジョ―とを
    備え、前記チャックジョ―が、前記チャック本体に回転
    可能かつ軸方向に移動不可能に案内された調整リングを
    用いてチャック軸を中心に移動可能に構成されたドリル
    チャックにおいて、前記調整リング(7,109 )が、前記
    チャック本体(1,101 )と同軸に前記チャック本体のド
    リル側端面の前方に位置しドリル(3 )用開口部(9,11
    2 )を備えたリング板(10,113)を形成し、前記チャッ
    クジョ―(6,108 )が、前記リング板(10,113)の前記
    ドリル(3 )用開口部(9,112 )へ開口した半径方向の
    スリット(11,114)内に案内され、前記チャック本体
    (1,101 )が、前記リング板(10,113)に向いた端面に
    平ねじ(12,115)(螺旋状のねじ)を備えられ、前記平
    ねじの(螺旋状の)ねじ山が、前記チャックジョ―(6,
    108 )の前記チャック本体(1,101 )に向いた側の対応
    した平らな(螺旋状の)ねじ山部分(13,116)に係合し
    ていることを特徴とするドリルチャック。
  2. 【請求項2】 前記半径方向のスリット(11)が、ドリ
    ル(3 )に向いた前記リング板(10)の端面に開口し、
    前記半径方向のスリットの側壁内に案内ノッチ(16)が
    備えられ、前記ノッチ内には、前記チャックジョー(6
    )の案内縁部(17)が係合することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のドリルチャック。
  3. 【請求項3】 前記調整リング(7 )が、その端面側の
    リング板(10)につながるカラー(18)を有し、前記カ
    ラーは、チャック本体(1 )を取り囲み前記チャック本
    体において軸方向の運動を阻止されていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項に記載のドリル
    チャック。
  4. 【請求項4】 前記チャック本体(1 )と前記カラー
    (18)が、周方向に沿って延び半径方向において対向し
    合うノッチを有し、前記ノッチは共にリング状経路を形
    成し、前記経路内には、一部が前記チャック本体(1 )
    内に、他の一部が前記カラー(18)内に半径方向に突出
    している安全部材がはめ込まれていることを特徴とする
    特許請求の範囲第3項に記載のドリルチャック。
  5. 【請求項5】 前記安全部材が、周方向に分割されてい
    て弾力性があるリング(20)により形成され、前記リン
    グが、前記チャック本体(1 )の前記ノッチ内に完全に
    はいるまで半径方向に圧縮可能であることを特徴とする
    特許請求の範囲第4項に記載のドリルチャック。
  6. 【請求項6】 前記チャック本体(1 )内に半径方向に
    案内された止めピン(41)が備えられ、前記止めピン
    は、スプリング(42)の力を受けて前記カラー(18)の
    内側の周方向に渡って延びるリング状ノッチ(46)内に
    突出していることを特徴とする特許請求の範囲第3項に
    記載のドリルチャック。
  7. 【請求項7】 前記リング状ノッチ(46)の底部が、周
    囲にスリットをつけられて回転不可能にリング状ノッチ
    内に保持されたスプリングリング(40)によって形成さ
    れ、前記スプリングリングは、スプリング(42)の力を
    受けて止めピン(41)が係合する係止受け入れ部(44)
    を有していることを特徴とする特許請求の範囲第6項に
    記載のドリルチャック。
  8. 【請求項8】 前記調整リング(7 )が、それ自体公知
    なように、前記調整リング(7 )の外側に歯部(21)を
    有し、前記歯部(21)に係合するピニオン(25)を備え
    前記チャック本体(1 )に装着可能な締め付けスパナ
    (24)によって操作され、前記チャック本体(1 )内に
    は、半径方向に案内された止めピン(32)が備えられ、
    前記止めピンは半径方向に外側へスプリング(33)の圧
    力を受けて前記調整リング(7 )の前記歯部(21)に係
    合することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第5項
    のいずれか1項に記載のドリルチャック。
  9. 【請求項9】 前記チャックジョーの半径方向における
    外への移動を限定するストッパが備えられていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1
    項に記載のドリルチャック。
  10. 【請求項10】 前記チャックジョー(6 )の半径方向
    において最も内側のねじ山部分(30)が、前記チャック
    ジョー(6 )の外への移動を限定するストッパとして構
    成されていることを特徴とする特許請求の範囲第9項に
    記載のドリルチャック。
  11. 【請求項11】 前記最も内側のねじ山部分(30)が、
    他のねじ山部分(13)よりも半径芳香において大きな幅
    を有し、前記幅は少なくとも、最小と最大の締め付け直
    径の間の前記チャックジョー(6 )の半径方向の移動行
    程に等しいことを特徴とする特許請求の範囲第10項に
    記載のドリルチャック。
  12. 【請求項12】 前記チャック本体( 101)内に、リン
    グ板 ( 113)へ向かって開口するチャック軸( 110)
    と同軸の円柱状凹所( 127)が備えられ、前記凹所内に
    は、前記リング板( 113)に向かう方向にスプリング
    ( 128)の力を受けているチャックスリ―ブ( 129)が
    軸方向に可動に案内され、前記チャックスリ―ブの内部
    空間( 130)は、前記リング板( 113)内の前記ドリル
    用開口部( 112)につながり、前記リング板( 113)に
    対向し前記リング板( 113)の方へと広げられたテ―パ
    ( 131)を有し、前記テ―パは、ドリルのシャフト端部
    のための形状接続した受け入れ部を形成することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載のドリルチャック。
  13. 【請求項13】 前記チャックスリ―ブ( 129)の前記
    内部空間( 130)の前記テ―パ( 131)が、断面が階段
    状に構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    12項に記載のドリルチャック。
  14. 【請求項14】 前記チャックスリ―ブ( 129)の前記
    内部空間( 130)の前記テ―パ( 131)が、断面が円錐
    状に構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    12項に記載のドリルチャック。
  15. 【請求項15】 前記リング板( 113)が前記チャック
    スリ―ブ( 129)のための軸方向のストッパを形成し、
    前記チャックスリ―ブの内部空間( 130)は、前記リン
    グ板( 113)へ向かう口部において、少なくとも、ドリ
    ル用前記リング板( 113)内に備えられた開口部( 11
    2)に等しい内径を有することを特徴とする特許請求の
    範囲第12項〜第14項のいずれか1項に記載のドリル
    チャック。
  16. 【請求項16】 前記チャック本体( 101)が、ドリル
    スピンドル用受け入れ部( 102)と、前記受け入れ部に
    つながる軸方向の通路( 107)とを有し、前記通路を通
    り抜けて、衝撃ボ―リングの際にドリルスピンドルの衝
    撃作用が直接またはアンビル( 103)を介してドリルの
    シャフト端部に伝達される特許請求の範囲第12項〜第
    15項のいずれか1項に記載のドリルチャックにおい
    て、前記チャックスリ―ブ( 129)の内部空間( 133)
    が、前記リング板( 113)とは反対のスリ―ブの側にお
    いて、少なくとも前記チャック本体( 101)内の前記通
    路( 107)の内径を有することを特徴とするドリルチャ
    ック。
  17. 【請求項17】 前記アンビル( 103)がドリルチャッ
    ク内に案内されている場合、前記アンビルが、前記チャ
    ックスリ―ブ( 129)内に突出する端部の端面に、前記
    スリ―ブ内部空間( 130)の前記テ―パ( 131)に続く
    凹部( 134)を有することを特徴とする特許請求の範囲
    第16項に記載のドリルチャック。
JP8200628A 1983-10-08 1996-07-30 ドリルチャック Pending JPH09117811A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3336703.5 1983-10-08
DE19833336703 DE3336703C2 (de) 1983-10-08 1983-10-08 Bohrfutter
DE19843405678 DE3405678A1 (de) 1984-02-17 1984-02-17 Bohrfutter
DE3405678.5 1984-02-17

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59210335A Division JP2591602B2 (ja) 1983-10-08 1984-10-06 ドリルチヤツク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09117811A true JPH09117811A (ja) 1997-05-06

Family

ID=25814720

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59210335A Expired - Lifetime JP2591602B2 (ja) 1983-10-08 1984-10-06 ドリルチヤツク
JP8200628A Pending JPH09117811A (ja) 1983-10-08 1996-07-30 ドリルチャック

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59210335A Expired - Lifetime JP2591602B2 (ja) 1983-10-08 1984-10-06 ドリルチヤツク

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4602799A (ja)
JP (2) JP2591602B2 (ja)
CH (1) CH664104A5 (ja)
ES (1) ES281797Y (ja)
FR (1) FR2553017B1 (ja)
GB (1) GB2164590B (ja)
IT (2) IT1182320B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4955653A (en) * 1988-09-28 1990-09-11 Administrator, National Aeronautics And Space Administration Spiral lead platen robotic end effector
US8403339B2 (en) * 2008-06-18 2013-03-26 Jacobs Chuck Manufacturing Company Self tightening chuck with an axial lock
US8777232B2 (en) * 2009-07-29 2014-07-15 Jacobs Chuck Manufacturing Company Self-tightening chuck with a radial lock
CN105150234A (zh) * 2015-09-02 2015-12-16 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 一种末端抓取机构
USD878887S1 (en) 2018-03-09 2020-03-24 Milwaukee Electric Tool Corporation Rotary power tool chuck
CN108543962B (zh) * 2018-06-12 2023-07-07 山东威达机械股份有限公司 一种钻夹头

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2693966A (en) * 1950-04-28 1954-11-09 Oster Mfg Co Self-tightening quick-releasing chuck
JPS5234484A (en) * 1975-04-12 1977-03-16 Takefusa Takeda Variable processing tool securing and holding device

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US51384A (en) * 1865-12-05 Improvement in scroll-chucks
US435475A (en) * 1890-09-02 Chuck
US465826A (en) * 1891-12-29 Drill-chuck
US507598A (en) * 1893-10-31 Chuck
US218861A (en) * 1879-08-26 Improvement in drill-chucks
BE332256A (ja) * 1925-02-18
US1713799A (en) * 1926-03-22 1929-05-21 Lucius E Whiton Lathe chuck
DE515505C (de) * 1929-02-28 1931-01-06 Stock & Co Spiralbohrer Maschi Bohrfutter, dessen Backen durch zwei Plangewindescheiben bewegt werden
US2514641A (en) * 1947-04-14 1950-07-11 Sr Warren A Harris Work holding means
GB642131A (en) * 1947-07-17 1950-08-30 Denis Mcqueen Potter Improvements relating to chucks
US2598165A (en) * 1948-08-04 1952-05-27 Westcott Chuck Company Universal chuck
GB1293933A (en) * 1969-03-12 1972-10-25 Boneham & Turner Ltd An improved chuck
JPS571118Y2 (ja) * 1975-09-03 1982-01-08
DE2806796C2 (de) * 1978-02-17 1986-04-03 Günter Horst 7927 Sontheim Röhm Bohrfutter
DE2847927C2 (de) * 1978-11-04 1986-10-16 Günter Horst 7927 Sontheim Röhm Spannfutter, insbesondere Bohrfutter

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2693966A (en) * 1950-04-28 1954-11-09 Oster Mfg Co Self-tightening quick-releasing chuck
JPS5234484A (en) * 1975-04-12 1977-03-16 Takefusa Takeda Variable processing tool securing and holding device

Also Published As

Publication number Publication date
FR2553017B1 (fr) 1992-08-28
GB2164590B (en) 1987-02-25
GB8423877D0 (en) 1984-10-24
JP2591602B2 (ja) 1997-03-19
GB2164590A (en) 1986-03-26
ES281797U (es) 1985-12-16
IT1182320B (it) 1987-10-05
IT8467998A0 (it) 1984-10-08
US4602799A (en) 1986-07-29
IT8453904V0 (it) 1984-10-08
IT8467998A1 (it) 1986-04-08
FR2553017A1 (fr) 1985-04-12
CH664104A5 (de) 1988-02-15
ES281797Y (es) 1986-07-16
JPS6099504A (ja) 1985-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4456270A (en) Chuck
US6341925B1 (en) Plug ejecting hole saw with twist-locking interchangeable saw cups
US7726917B2 (en) Power drill
US5303908A (en) Device for releasably securing two objects together
US4874314A (en) Socket to clampingly hold dental tools
US4863323A (en) Changing and chucking tool
US5195761A (en) Chuck for tool inserts, especially screwdriver bits
US5171030A (en) Self-tightening drill chuck
US6923451B2 (en) Tool holder
US5096213A (en) Collet assembly
US20020020973A1 (en) Workpiece connector for a power tool
US20210178491A1 (en) Interface between a collet holder and a tool adapter
US6640679B1 (en) Collet adapter chuck assembly with axially fixed collet head
US6257595B1 (en) Collect chuck with quick-change cap
US5372465A (en) Quick change spindle adaptor for tool holder
US6135684A (en) Tool holder
US5190422A (en) Device for the quick fastening of a tool intended to be driven in rotation
US6375398B1 (en) Tool holder assembly
JPH0358845B2 (ja)
US3779566A (en) Workpiece stop for a collet
JPH09117811A (ja) ドリルチャック
US2821404A (en) Collet chuck with internal work stop provisions
JPS6150723B2 (ja)
US4652187A (en) Clamping chuck for holding drilling and/or cutting tools
US4775160A (en) Clamping chuck for drill bits and chisel bits