JPH02303703A - 締め直しを行なう工作機械用チャック - Google Patents

締め直しを行なう工作機械用チャック

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JPH02303703A
JPH02303703A JP2114940A JP11494090A JPH02303703A JP H02303703 A JPH02303703 A JP H02303703A JP 2114940 A JP2114940 A JP 2114940A JP 11494090 A JP11494090 A JP 11494090A JP H02303703 A JPH02303703 A JP H02303703A
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drill chuck
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/123Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis with locking arrangements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/17Socket type
    • Y10T279/17615Obliquely guided reciprocating jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T279/17641Threaded central cone and jaw

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、中ぐり盤など、特に衝撃中ぐり盤などへの接
続のために装備されていて、締付ネジ山を有するチャッ
ク体と、前記チャック体において回転可能に案内された
チャックスリーブと、更に、ドリルチャック中で軸方向
に支持されたチャックジョーであって、前記チャックジ
ョーは、自身の間にチャック軸と共軸の工具シャフト用
受入部を形成し、チャックスリーブに接してチャック軸
に対して傾斜して案内されていて、その結果、前記チャ
ックジョーは自身の移動の際に、半径方向においてもチ
ャック軸へと移動し工具シャフト用受入部の直径を変え
るものと、係止リングであって、前記リングはチャック
体に接して、それぞれ、周方向における2つの終端位置
の間で回転可能で、且つ、軸方向に移動可能であり、周
方向において2つの歯車リムを介してチャックスリーブ
に連結可能であり、前記歯車リムは、連結状態に対応す
る係止リングの軸方向の終端位置において互いに係合し
ているものと、チャック体に対向する係止リングの回転
制限のために前記両部分の一方中に配設された半径方向
に突出するストッパピンであって、前記ストッパピンは
他方の部分中に備えられたクリアランス中に係合し、前
記クリアランスは周方向においてストッパピンの太さよ
りも大であり、前記クリアランスの周方向における端部
はストッパピン用停止面を形成するものとを、備えた締
め直しを行なうドリルチャックに関するものである。
この発明のドリルチャックはボール盤その他の工作機械
にも適用が可能である。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]係止リン
グの回転制限が締め直し作用の対応する制限を生じると
いう前記のドリルチャックはEP 0302992 A
tより公知であり、いずれにせよストッパピンの幾分具
なる配役を伴うものは、DE 3432918 Atよ
り公知である。この場合、チャックジョーが直接締付ネ
ジ山に支持されていてもよく、そのために、前記締付ネ
ジ山は各々のチャックジョーにおいて、横方向歯切りと
係合していて、前記歯切りはチャックジョーにおいて、
前記ジョーの案内方向に平行に延びている(EP O3
02992Al )。換言すると、チャックジョーがチ
ャックスリーブに接する他に、半径方向において、ドリ
ルチャック中の前記ジョーの軸方向の位置を定める回転
可能な抑圧部に接しても案内されていて、その際、チャ
ックスリーブまたは前記抑圧部は締付ネジ山中で回転可
能である(DE 3432918^1)。両方の場合、
係止リングがバネまたは止め用座部によって、連結今れ
た状態に対応する軸方向の終端位置に保持されていて、
その際、係止リングの各々の回転位置における前記終端
位置への前記リングの軸方向移動は、クリアランスによ
って制限された前記リングの回転行路に沿って可能であ
る。ドリルチャックの受入部への中ぐり工具の取り付け
の際に、係止リングが手によって、または、第2の係止
はめ合いによって、連結を解除された状態に対応する軸
方向の終端位置において保持され、その結果、チャック
スリーブは自由に回転させられることができ、このこと
によって、チャックジョーは工具シャフトの直径に調節
されることができる。その時初めて、係止リングが、連
結状態に対応する軸方向の終端位置に移動させられる。
しかしながら、このことは、公知のドリルチャックにお
いては係止リングの回転位置において行われることがで
きる。この回転位置は、クリアランスによってそれ自体
可能とされる係止リングの回転行路の始まりに対応せず
、その結果、前記回転行路はもはやクリアランスによっ
て決定される、締め直しのための完全な回転長において
も用いられることができない。締め直しの、対応する減
少、または、それどころか阻止、という結果となる。こ
のような危険性は、DE 3432918 Alより公
知のドリルチャックにおける如く、係止リングが締め直
しの回転方向において締め直しバネの力を受けている時
に特に大であり、前記バネに抗して、係止リングは、前
記リングが自身の回転行路の始まりに対応する回転位置
において連結状態に対応する軸方向の終端位置に移動さ
せられるべき時に先ず手で回転して戻されねばならない
。このような理由から、EP 0302992 AIよ
り公知のドリルチャックにおいては、ともかく前記のよ
うな締め直しバネが断念され、その代わりに、以下のよ
うなバネが備えられている。即ち、前記バネの力が、係
止リングを、ドリルチャックの開放に対応するチャック
スリーブの回転方向に付勢し、したがって、前記係止リ
ングが連結状態に対応する自身の軸方向の終端位置に移
動させられる時に前記リングを前記リングの回転行路の
開始位置に保持するというバネである。しかしながら、
中ぐり工程の際に中ぐり工具から始まり締め直しを引き
起こす回転モーメントが、例えば中ぐり工具がほんのわ
ずかの直径しか有していないために十分な大きさでない
場合には、ドリルチャックの締め直しのためには、前記
のバネの力が克nuされねばならず、このことは問題に
つながりうる。17たがって、この場合にも、締め直し
は不十分であるか、全く行われない可能性がある。
本発明の根底を成す課題は、締め直し工程の前記のよう
な妨害を取り除き、更に、冒頭に述べた締め直しを行な
うドリルチャックを以下のように構成する、即ち、連結
状態に対応する軸方向の終端位置への係止リングの移動
の際に、両方の歯車リムが係合するようになる係止りン
グの回転位置が常に係止リングの、クリアランスによっ
て制限される回転行路の始まりに一致し、その結果、前
記回転行路が締め直しのために常に完全に用いられるよ
うにドリルチャックを構成するというところにある。
[課題を解決するための手段と作用] 本発明によると、クリアランス中に位置するストッパピ
ンが前記クリアランスを軸方向において制限する縁面に
おける停止によって、係止リングを、前記リングの回転
の際に、連結状態に対応する軸方向の終端位置に保持す
ること、及び、クリアランスは、係止リングのiめ直し
回転方向における後方の前記クリアランスの端部におい
て、軸方向に方向付けられた通口により、スト1バピン
の受入のために装備された溝に接続し、前記通口は、ク
リアランスの前記端部と溝との間のストッパピンの軸方
向の移行を許し、溝は連結状態と連結解除状態に対応す
る係止リングの軸方向終端位置の間の係止リングの軸方
向の移動を可能にすること、によって前記課題が解決さ
れる。
その際、ストッパピンが選択的にチャック体または係止
リングに、及び、クリアランスまたは溝が、その逆に、
係止リング、または、チャック体に設けることができる
。両方の場合、係止リングが自身の回転行路の始まりに
一致する回転位置にある時のみ、ストッパピンがクリア
ランス中に入り、このことによって係止リングは連結状
態に対応する軸方向の終端位置に移動させられることが
できることが本発明によって達成される。すなわち、そ
の時のみ、ストッパピンが溝とクリアランスの間の接合
点を通過するからである。結果において、係止リングは
、チャックスリーブにおける自身の連結の後に、前記ス
リーブに、常に、完全な締め直し行路を可能にし、前記
行路はクリアランスによって予め与えられているもので
あり、しかも、締め直しを引き起こすドリルチャックの
構成にかかわらず、即ち、特に直接、並びに押圧部を介
して間接的に締め付はネジ山に支持寄れたチャックジョ
ーにおいても、完全な締め直し行程を可能にする。
好ましい実施態様においては溝が、周方向において対向
し合う案内面を有していて、前記案内面は、連結解除状
態に対応する終端位置から連結状態に対応する終端位置
への係止リングの軸方向移動の際に、ストッパピンを通
日中に導く案内を形成する。この場合、連結状態への係
止リングの軸方向移動の際には係止リングの回転位置が
もはや顧慮される必要がない。すなわち、その際、前記
係止リングは案内面があるので、自動的に、通口を通る
ストッパピンの通過を行なう回転位置に回転するからで
ある。詳細には、その際、通口中にストッパピンがある
場合、係止リングが、自身の回転行路の、締め直し方向
における後方端部にあり、歯車リムが互いに連結をはず
されているような状態が選ばれているのが合目的である
各々の回転位置における係止リングの連結解除も可能で
あり、したがって係止リングが連結解除のために、その
都度、自身の回転行路の始まりに回して戻されなくてよ
いように、更に好ましい実施態様として、溝が周方向に
おいて通口からクリアランスと同じだけ延びていて、前
記クリアランスから、通口へと突出する突起によって離
されていること、及び、ストッパピンが自身の縦方向に
おいて、移動可能に案内されていて、前記ストッパピン
の頭部、及び/又は、少なくとも、クリアランスを突起
の側において軸方向に制限する縁面が、始動すなわち滑
走のための斜面を備えていて、その際、ストッパピンは
突起から前記始動斜面を介してバネの力に抗してクリア
ランスから押し戻され、前記ストッパピンは、係止リン
グが軸方向において連結状態に対応する終端位置から、
連結解除状態に対応する終端位置へと移動させられ、そ
の際、ストッパピンが回し戻された状態において突起を
通過する時、再び溝中に突出する。そこで、係止リング
は、前もってドリルチャックがゆるめられる必要なく、
チャックスリーブから連結解除されることができる。
結果において、係止リングは、各々の、自身の可能な回
転位置において難なく軸方向に手で移動させられること
ができる。このことが、連結状態に対応する軸方向終端
位置から行なわれるとすれば、ストッパピンは、溝中に
到達するために、通口か、または、一時的に回し戻され
た位置においては突起を通過する。反対に係止リングが
連結解除された状態に対応する終端位置から軸方向に移
動させられると、案内面は自動的に、通口を通るストッ
パピンの通過にとって正しい係止リングの回転移動を可
能にする。
したがって、係止リングは軸方向においてのみ、手によ
る操作を必要とし、このことは、ドリルチャックの取り
扱いを非常に簡単にし容品にする。
溝の案内面のうち、突起に接して走行する案内面が、突
起におけるストッパピンの自己制動を不能にする角度以
下でドリルチャック軸に対して傾斜させられていて、対
向する案内面は、チャック軸にほぼ平行に走行すること
が好ましい。合目的には、突起側の案内面がドリルチャ
ック軸に対して約45度以下に走行している。
ストッパピンが円筒状をなし、端部へ向かって円錐台状
に先細になっている頭部を有している。この円錐台状の
先細部はストッパピンにおける始動傾斜を形成している
本発明の更に他の好ましい実施態様は、係止リングとチ
ャック体との間で止め装置すなわち係止装置が働き、前
記止め装置は係止リングを、連結状態及び連結解除状態
に対応する前記リングの両方の軸方向の終端位置におい
て、それぞれ1つの止め用座部中で固定し、前記はめ合
いは係止リングの、チャック体に対向する回転を妨害な
くさせるということを特徴としている。
そこで、係止リングは自身の作動のために両止め用座部
の間で往復移動させられる必要しかない。
本発明のドリルチャックにおいては、締め直し工程の始
めの、係止リングの強制的に正確にされた回転調整によ
って、前記係止リングが締め直しの回転方向において締
め直しバネの力を受けていてよく、そのことには、冒頭
に扱われた、締め直し行路の短縮という危険性が結びつ
くことがない。
未公表先行技術であるEP 8910123B、7に記
されているように、締付ネジ山保有部とスピンドル通口
とより構成されている複数部分の構造をチャック体が存
している場合には、チャックスリーブと係止リングは、
はぼ、チャック体の締付ネジ山保有部に接して案内され
ている。
[実施例] 以下において図示の実施例により本発明の詳細な説明す
る。
図示のドリルチャックは、不図示の中ぐり盤において作
動するものである。この中ぐり盤は、同時に回転並びに
衝撃運動を行なう一体の衝撃中ぐり盤の場合もあり、ま
たは、2部分のノ1ンマ中ぐり盤として、中空シャフト
の形の回転スピンドル部とこの中空シャフト中を軸方向
に移動可能なアンビルの形の衝撃スピンドル部とよりな
る、2部分のハンマ中ぐり盤であってもよい。チャック
体1はスピンドル接続部1.1と締付ネジ山保有部1.
2とより構成されている。両部分1.1.1.2は駆動
素子2、即ち、実施例においてはポケットないしは開口
中にはめ込まれた球、を介して、互いに回転接続連結し
ている。
チャック体lのスピンドル接続部1.1が中ぐり盤用ネ
ジ山受入部3と中央の軸方向通路4を有している。アン
ビルの衝撃運動が、この通路を通り抜けて、直接、ドリ
ルチャック中に挿入されており且つ不図示の中ぐり工具
に伝えられることができる。チャック体1の締付ネジ山
保有部1.2に接して、回転可能に、且つ、軸方向に移
動不能にチャックスリーブ5が案内されている。このチ
ャックスリーブは、チャック軸6に対して傾斜しており
、且つ、実質的に円筒状の3つのチャックジョー8用案
内孔7を有している。このチャックジョーは、自身の間
に、閉じた状態で図示された、中ぐり工具用受入部を形
成している。チャックジg−8は、移動のために自身の
縦方向に延びる歯の列9を有している。
この歯の列の歯は締付ネジ山10と係合している。
このネジ山は締付ネジ山保有部1.2の円錐面に備えら
れている。チャックスリーブ5は軸方向において球軸受
11を介してチャック体lの締付ネジ山保有部162に
摩擦接続して支持されている。チャックスリーブ5がチ
ャック体lの締付ネジ山保有部1.2に相対的に回転さ
せられると、チャックジョー8はチャックスリーブ5中
の自身の案内7中を移動する。このとき、チャックスリ
ーブ5の回転方向に応じて、ドリルチャックの開放また
は閉鎖の方向に移動する。ドリルチャックの閉鎖の方向
における前記の回転は、特に、中ぐり工程の際に工作物
における中ぐり抵抗によって中ぐり工具に加えられて前
記工具からチャックジ=1−8を介してチャックスリー
ブ5に伝えられる回転モーメントを引き起こす。
このモーメントは、それにより、ドリルチャックの自己
締付及び締め直しを引き起こす。その際、球軸受11に
よる摩擦接続支持は、チャックジ=1−8の締付の際に
生じる締付ネジ山保有部1.2上への反動力をチャック
スリーブ5に対して緩衝するのに役立つ。その結果、締
付力から生じる力の流れを締付ネジ山保有部1.2とチ
ャックスリーブ5との間で遮断できる。このような締め
直し作用は、図示しないが、チャック体が一体のものと
して構成されている場合にも同様に生じる。しかしなが
ら、以下に記される締め直しの制限は、同様に、もちろ
ん、一体のものとして構成されたチャック体を備えたド
リルチャックにもあてはまる。
締め直しの制限のために係止リング【2が備えられてい
る。この係止リングはチャック体1の締付ネジ山保有部
1.2において、それぞれ4.2つの終端位置の間で回
転可能に、かつ、軸方向に移動可能に配設されている。
その際、係止リング12が周方向において2つの歯車リ
ム13.14を介してチャックスリーブ5に連結可能で
ある。
これらの歯車リムは係止リング12の、連結状態に対応
する軸方向の終端位置において互いに係合し合う。この
ことは第1図、第5図、及び第7図が示している。係止
リング12の、第4図に示す他の軸方向終端位置におい
ては、両歯車リム13.14の間の係合が解除されてい
る。係止リングI2とチャック体lの締付ネジ山保有部
1.2との間で止め装置が働く。この止め装置の戻り止
めバネ15は係止リング12を、連結状態及び連結解除
状態に対応する、このリングの両方の軸方向終端位置に
おいてそれぞれ1つの止め用座部16.17中に固定す
る。前記止め用座部は締付ネジ山保有部1,2における
リング状切欠として構成されている。したがって、チャ
ック体lに対向している係止リング12の回転を妨害な
くさせる。周方向においては、係止リング12の両方の
終端位置は、クリアランス18と、このクリアランス1
8に係合するストッパピン19とによって形成されてい
る。その場合、半径方向に突出するストッパピン19が
選択的に係止リング12、または、チャック体lの締付
ネジ山保有部1,2に備えられており、反対に、クリア
ランス18は、締付ネジ山保有部1.2、または、係止
リング12、に備えられていてよい。第1図及び第7図
の実施例においては、ストッパピン19が係止リング1
2に設けられており、第5図の実施例においてはチャッ
ク体lに設けられている。いずれの場合でも、クリアラ
ンス18は周方向においてストッパピン19の太さより
も大である。クリアランス18の端部は周方向において
ストッパピン19のための係止面20.1.20.2を
形成している。この結果、係止リング12の回転は、は
ぼ周方向におけるクリアランス18の長さ内に制限され
る。ストッパピン19がクリアランス18内にある場合
には、このストッパピンは、クリアランス18を軸方向
において制限する縁面21.1.21.2により制約を
受ける。この結果、係止リング12が回転する際に、ス
トッパピン19が係止リング12を連結状態に対応する
軸方向の終端位置に保持する。
係止リング12の締め直し回転方向(矢印22)におけ
る後方の端部20.1において、クリアランス18は、
軸方向に向いた通口23を介して、ストッパピン19の
受入部に向う溝24に連続している。
通口23が、クリアランス18の前記端部2o、1と溝
24との間においてストッパピン19の軸方向の通過を
許す。ストッパピン19が通口23または溝24内にあ
る場合には、連結状態と連結解除状態とに対応する係止
リングの両方の軸方向終端位置の間において、係止リン
グ12の軸方向移動が可能である。第1図、第2図、第
5図〜第8図において、ストッパピン19はクリアラン
ス18の通口側端部20.1にあり、°第3図と第4図
においては、通口23内体の中にある。最初の場合(第
1図、第2図、第5図、第6図、第7図、及び、第8図
)には、両方の歯車リム13.14が互いに係合し合い
、第2の場合(第3図、第4図)には、両方の歯車リム
13.14は互いに係合をはずされている。
溝24は、周方向において対向する案内面25.1.2
5.2を備えている。この案内面は、連結解除状態に対
応する終端位置から連結状態に対応する終端位置まで係
止リング12が軸方向に移動する際に、ストッパピン1
9を通口23内へ導く案内を形成する。この案内は、係
止リング12が連結状態に対応する終端位置へ軸方向に
移動する際に、自動的に、通口23を通るストッパピン
19の通過にとって正しい回転位置に合わされる、とい
う結果になる。
第7図と第8図の実施例において、係止リング12の、
チャックスリーブ5がらの連結解除は、係止リング12
がチャックスリーブ5と共に先ず、チャックの開放を引
き起こす方向(即、ち矢印22と反対)に、ストッパピ
ン19がクリアランス18の通口側端部20.lに達す
るまで回される時に、゛可能であるにすぎない。その時
初めて、係止リング12が、連結解除状態に対応する軸
方向の終端位置に移動させられることができる。それに
対して第1図〜第6図の実施態11においては、係止リ
ング12が自身の回転行路の各々の位置においてチャッ
クスリーブ5から連結解除されることができ、その結果
、ドリルチャックの予めの開放は必要ない。そのために
、溝24が、周方向(矢印22)において、通口23か
らクリアランス1Bと同じだけ延びている。溝24は、
通口23へ突出する突起26によって、クリアランス1
8から分離されている。ストッパピン19が、自身の長
手方向において、移動可能に案内されている。
このストッパピンの頭部と、クリアランスI8を制限す
る縁面21.1.21.2とは、始動斜面27を備えて
いる。この結果、クリアランス18内に位置するストッ
パピン19は、突起26によって始動斜面27を介して
、バネ26の力に抗してクリアランス18から押し戻さ
れ、係止リング12が連結状態に対応する終端位置から
連結解除状態に対応する終端位置に移動させられる。そ
の際、ストッパピン19が押し戻された状態で突起26
を通過する時に、ストッパピンは再び溝24中に突出す
る。
第2図において、19°でストッパピンの位置が破線で
示されている。ストッパピン19が溝24内においてこ
のような位置をとるのは、係止リング12が自身の締め
直し回転行路の終わりに軸方向移動によってチャックス
リーブ5から連結解除されて、連結解除状態に対応する
軸方向の終端位置がとられた場合である。この状態から
係止リング12が再び連結状態に対応する終端位置に移
動させられる場合には、係止リング12の純粋な軸方向
作動で十分である。この場合、前記リングは、ストッパ
ピン1gが再び第3図に対応して通口23を通ってクリ
アランス18中に入ることができるように、突起側案内
面25.2におけるストッパピン19の停止によって自
動的に締め直し方向(矢印22)と反対に回される。そ
のために、突起26に接して延びる案内面25.2が、
突起26におけるストッパピン19の自己制動を阻止す
る角度(実施例においては45度以下)に、ドリルチャ
ック軸6に向かって傾斜している。対向する案内面25
、■はドリルチャック軸6にほぼ平行に延びる。
第5図と第6図の実施例においては、締め直しバネ29
が設けられている。このバネは、ストッパピン19に支
持されていて、係止リング12を締め直し回転方向に付
勢する。
[発明の効果] 本発明のドリルチャックにおいては、締め直し工程の始
めの、係止リングの強制的に正確にされた回転調整によ
って、前記係止リングが締め直しの回転方向において締
め直しバネの力を受けていてよく、そのことには、冒頭
に扱われた、締め直し行路の短縮という危険性が結びつ
くことがない。
[要 約] ドリルチャックが締め直し制限のために係止リング(I
2)を有している。この係止リングはチャック体(1)
に対して制限付でのみ回転可能であり、そのために、半
径方向に突出するストッパピン(19)がクリアランス
(1g)に係合し、このクリアランスの端部は周方向に
おいてストッパピン(19)用停止面を形成している。
係止リング(12)が、クリアランス(18)によって
制限された自身の回転行路の始めに位置している時、ス
トッパピン(19)は、軸方向においてクリアランス(
18)中に入ることができるにすぎず、その結果、前記
回転行路は常に完全に締め直しのために用いられる。(
第1図)
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の締め直しを行なうドリルチャックを
、一部を側面図で、一部を縦断面図で示す。 第2図は、第1図のドリルチャックのn−IT線におけ
る部分的な図である。(第1図は、第2図の1−1線断
面図である。〕 第3図は、係止リングの中間位置における、第2図と同
様の図である。 第4図は、第3図のIV−IV線断面図である。 第5図は、本発明のドリルチャックの他の実施態様を示
す第1図と同様の図である。 第6図は、第5図の■−■線断面図である。 第7図は、本発明のドリルチャックの第3の実施態様を
示す第1図及び第5図と同様の図である。 第8図は、第7図の■−■線断面図である。 [符号の説明] 1・・・・・・チャック体 1.1・・・・・・スピンドル接続部 1.2・・・・・・締付ネジ山保有部 5・・・・・・チャックスリーブ 6・・・・・・チャック軸 8・・・・・・≠ヤックジョー 10・・・・・・締付ネジ山 12・・・・・・係止リング 13・・・・・・歯車リム 14・・・・・・歯車リム 16・・・・・・戻り止め用座部 17・・・・・・戻り止め用座部 18・・・・・・クリアランス 19・・・・・・ストッパピン 20、1・・・・・・停止面 20.2・・・・・・停止面 21、1・・・・・・縁面 21.2・・・・・・縁面 23・・・・・・通口 24・・・・・・溝 25.1・・・・・・案内面 25.2・・・・・・案内面 26・・・・・・突起 27・・・・・・始動斜面 29・・・・・・バネ 特許出願人 ギュンタ ホルスト ロエームFIG、 

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、特に衝撃中ぐり盤などの中ぐり盤などに接続するた
    めに装備されており、 締付ネジ山(10)を有するチャック体(1)と、前記
    チャック体(1)において回転可能に案内されたチャッ
    クスリーブ(5)と、 ドリルチャック中で軸方向に支持されたチャックジョー
    (8)であって、前記チャックジョーは、自身の間に、
    チャック軸(6)と共軸の工具シャフト用受入部を形成
    していて、チャックスリーブ5に接してチャック軸(6
    )に対して傾斜して移動可能に案内されていて、その結
    果、前記ジョーは自身の移動の際に半径方向においても
    チャック軸(6)へと移動し、工具シャフト用受入部の
    直径を変更するものと、 係止リング(12)であって、前記係止リングはチャッ
    ク体(1)に接して、それぞれ、2つの終端位置の間で
    周方向に回転可能で、且つ、軸方向に移動可能であり、
    周方向において2つの歯車リム(13、14)を介して
    チャックスリーブ(5)に連結可能であり、前記歯車リ
    ムは、連結状態に対応する係止リング(12)の軸方向
    の終端位置において互いに係合し合っているものと、 チャック体(1)に対向する係止リング(12)の回転
    制限のために前記の両部分(1、12)のいずれかの中
    に配設された半径方向に突出するストッパピン(19)
    であって、前記ストッパピンは他方の部分中に備えられ
    たクリアランス(18)に係合し、前記クリアランスは
    周方向においてストッパピン(19)の太さより大であ
    り、前記クリアランスの端部は周方向において、ストッ
    パピン(19)のための停止面(20、1、20、2)
    を形成しているもの(ストッパピン)と、 を備えた締め直しを行なうドリルチャックにおいて、 クリアランス(18)中に位置するストッパピン(19
    )が、クリアランスを軸方向において制限する縁面(2
    1.1、21.2)における停止によって係止リング(
    12)を、前記リングの回転の際に、連結状態に対応す
    る軸方向の終端位置に保持すること、及び、 クリアランス(18)は、係止リング(12)の締め直
    し回転方向における後方の端部(21.1)において、
    軸方向に方向付けられた通口(23)により、ストッパ
    ピン(19)の受入のために装備された溝(24)に接
    続し、通口(23)は、クリアランス(18)の前記端
    部と溝(24)との間のストッパピン(19)の軸方向
    の通過を許し、前記溝(24)は係止リング(12)の
    連結状態と連結解除状態に対応する前記リングの軸方向
    終端位置の間の軸方向移動を可能にすることを特徴とす
    るドリルチャック。 2、特許請求の範囲第1項に記載のドリルチャックにお
    いて、溝(24)が周方向において対向する案内面(2
    5.1、25.2)を有していて、前記案内面は、連結
    解除状態に対応する終端位置から連結状態に対応する終
    端位置への係止リング(12)の軸方向の移動の際に、
    ストッパピン(19)を通口(23)中に導く案内を形
    成することを特徴とするドリルチャック。 3、特許請求の範囲第1項または第2項に記載のドリル
    チャックにおいて、通口(23)中にストッパピン(1
    9)がある場合、係止リング(12)が、自身の回転行
    路の、締め直し回転方向において後方の端部にあり、歯
    車リム(13、14)が互いに連結をはずされているこ
    とを特徴とするドリルチャック。 4、特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれか1項に記
    載のドリルチャックにおいて、溝(24)が、通口(2
    3)から、周方向において、クリアランス(18)と同
    じだけ延びていて、前記クリアランスからは通口(23
    )へ突出する突起(26)によって分離されていること
    、及び、ストッパピン(19)が自身の長手方向におい
    て移動可能に案内されていて、前記ピンの頭部、及び/
    又は、少なくとも、クリアランス(18)を突起(26
    )の側で軸方向において制限する縁面(21.2)が始
    動斜面(27)を備えていて、ストッパピン(19)が
    突起(26)によって始動斜面(27)を介してバネ(
    29)の力に抗してクリアランス(18)から押し戻さ
    れ、前記ストッパピンは、係止リング(12)が軸方向
    において連結状態に対応する終端位置から連結解除状態
    に対応する終端位置へと移動させられて、その際、スト
    ッパピン(19)が押し戻された状態で突起(26)を
    通過する時、再び溝(24)中に突出することを特徴と
    するドリルチャック。 5、特許請求の範囲第2項〜第4項のいずれか1項に記
    載のドリルチャックにおいて、溝(24)の案内面(2
    5.1、25.2)のうち、突起(26)に接して走行
    する案内面(25.2)が、突起(26)におけるスト
    ッパピン(19)の自己制動を不能にする角度以下にド
    リルチャック軸(6)に対して傾斜させられていて、対
    向する案内面(25.1)はドリルチャック軸(6)に
    ほぼ平行に走行することを特徴とするドリルチャック。 6、特許請求の範囲第5項に記載のドリルチャックにお
    いて、突起側案内面(25.2)がドリルチャック軸(
    6)に対して約45度以下で走行していることを特徴と
    するドリルチャック。 7、特許請求の範囲第4項〜第6項のいずれか1項に記
    載のドリルチャックにおいて、ストッパピン(19)が
    円筒状で、端部へ向かって円錐台状に先細になった頭部
    を有することを特徴とするドリルチャック。 8、特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記
    載のドリルチャックにおいて、係止リング(12)とチ
    ャック体(1)との間で止め装置が働き、前記止め装置
    は係止リング(12)を、前記リングの、連結状態と連
    結解除状態に対応する両方の軸方向終端位置において、
    それぞれ1つの戻り止め用座部(16、17)において
    保持し、前記止め用座部はチャック体(1)に対向する
    係止リング(12)の回転を妨害なくさせることを特徴
    とするドリルチャック。 9、特許請求の範囲第1項〜第8項のいずれか1項に記
    載のドリルチャックにおいて、係止リング(12)が締
    め直し回転方向において、締め直しバネ(29)の力を
    受けていることを特徴とするドリルチャック。 10、特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項に
    記載のドリルチャックにおいて、複数部分により、即ち
    締付ネジ山保有部(1.2)とスピンドル接続部(1.
    1)より構成されたチャック体(1)において、チャッ
    クスリーブ(5)と係止リング(12)が締付ネジ山保
    有部(1.2)に接して案内されていることを特徴とす
    るドリルチャック。
JP2114940A 1989-04-29 1990-04-27 締め直しを行なう工作機械用チャック Expired - Lifetime JPH0777682B2 (ja)

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