JPH05208305A - ドリルチャック - Google Patents

ドリルチャック

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JPH05208305A
JPH05208305A JP4231988A JP23198892A JPH05208305A JP H05208305 A JPH05208305 A JP H05208305A JP 4231988 A JP4231988 A JP 4231988A JP 23198892 A JP23198892 A JP 23198892A JP H05208305 A JPH05208305 A JP H05208305A
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gripping
drill chuck
chuck
jaw
shaft
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JP4231988A
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Guenter Horst Roehm
ホルスト ロェーム ギュンタ
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    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/12Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
    • B23B31/1207Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving obliquely to the axis of the chuck in a plane containing this axis
    • B23B31/1215Details of the jaws
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 つかみあご(13)が、孔あけの際のドリル
チャックの回転方向で見て、つかみあご(7)の案内孔
(3)の案内軸(4)とチャック軸(5)とを通る軸平
面の前に位置していて、軸方向においては上方、即ち、
案内軸(4)を通る円錐面の、孔あけスピンドルに向け
られた側に、位置している。 【効果】 工具締付けのゆるみの危険性が少なく、ま
た、締付けの強さが非常に大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリルチャックに関
し、特に、回転する、もしくは、回転衝撃を行なう中ぐ
り工具または孔あけ工具のためのドリルチャックで、孔
あけスピンドルに共軸に接続可能なチャック体と、チャ
ック軸に対して共軸で、回転可能に、かつ、軸方向に移
動不能に該チャック体に取り付けられたアダプタスリー
ブと、案内孔であって、該孔の案内軸は、チャック軸に
対して共軸で孔あけ工具に向かって前方へと先細になっ
ている円錐面中を延びている案内孔と、更に、前記案内
孔中を移動可能に案内されたつかみあご、該つかみあご
は自身の間に、孔あけ工具のシャフトのための受入部を
形成し、そのために、案内孔中をそれぞれの案内軸の周
りを制限されて回転可能なつかみあごが、工具シャフト
に当接するようになるもので主にチャック軸に平行に延
びるつかみ縁部をそれぞれ1つ有しているつかみあご
と、チャック軸と共軸な調整ネジ、該ネジは各々のつか
みあごにおいて、該あごの移動のために、該つかみあご
に構成された歯の列に係合していて、その際、前記調整
ネジがアダプタスリーブに、案内孔はチャック体に、備
えられているか、もしくは、締直し制限を伴う自動締付
けのドリルチャックの場合は、その逆に、調整ネジがチ
ャック体に、案内孔はアダプタスリーブに備えられてい
る調整ネジとを備えたドリルチャックに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】DE3
727147A1からは、案内孔がアダプタスリーブ
に、調整ネジがチャック体に構成されている前記の如き
ドリルチャックが公知である。従って、前記ドリルチャ
ックは、自動締付け、及び、締直しの特性を有してい
て、アダプタスリーブにおける手による締付け、並び
に、孔あけ工具の回転抵抗がつかみあごを介して、手に
よるアダプタスリーブの回転と同様に調整ネジにおける
締付け運動をひき起こすことによる孔あけ工具の反応モ
ーメントを用いた孔あけの間の自動締直しの意味におい
ての締付けも可能である。つかみ縁部が締直しの際に工
具シャフト中に深く入り込みすぎることを、比較的軟ら
かい工具シャフトを備えた孔あけ工具において阻止する
締直しの制限のためには、チャック体においてそれぞれ
2つの限界位置の間で回転可能に、かつ、軸方向に移動
可能に案内されていて、かつ、軸方向においてアダプタ
スリーブに向かって前へと送られた限界位置において該
アダプタスリーブに回転不能に係合している係止リング
が締直し制限には役立ち、その結果、該アダプタスリー
ブの締直し運動は、係止リングの両方の限界位置の間で
該リングに与えられている回転行路に限定されている。
更に、前記の公知のドリルチャックにおいては、各々の
つかみあごに接して、つかみ縁部が、つかみあごの案内
軸とチャック軸とを通る軸平面中を走行している。
【0003】US1894515からは、冒頭に述べた
如きドリルチャックが公知であり、該ドリルチャックに
おいては案内孔がチャック体に、調整ネジ山がアダプタ
スリーブに、配設されている。該ドリルチャックはキー
を用いて締付けられて、ゆるめられ、自動締付け、もし
くは、締直しの特性を何ら有していない。前記の公知の
ドリルチャックの各々のつかみあごには、孔あけの際の
ドリルチャックの回転方向で見て、つかみあごの案内孔
の案内軸とチャック軸とを通る軸平面の後方につかみ縁
部が位置している。このことは、孔あけ工具の締付けの
際に、自身のつかみ縁部のみが工具シャフトに対向して
位置しているつかみあごが、案内軸の周りの回転モーメ
ントを受けるという結果になる。製造トレランスに起因
していて避けられない自由な遊びで、アダプタスリーブ
の調整ネジとつかみあごの歯の列との間に存在する遊び
によって案内孔中で制限されて、つかみあごが回転可能
であるので、該つかみあごに作用する回転モーメント
は、アダプタスリーブとのつかみあごの形状接続が回転
運動を終えるまで、つかみあごの回転につながる。その
際、案内軸の周りのつかみあごの回転方向は、孔あけの
際のドリルチャック回転の方向と同じであり、それと共
に、孔あけの際に孔あけ工具が孔あけ抵抗ゆえにつかみ
あごを、ドリルシャフトに当接するつかみ縁部を介して
該つかみあごの案内軸の周りで回転させようとする回転
方向にも対応している。従って、つかみあごは孔あけ工
具の締付けの際、既に、即ち、そもそも孔あけが始まる
前に既に、正に終端位置に回転させられ、さもなけれ
ば、該つかみあごは孔あけ工程の際に初めて、孔あけ抵
抗の影響を受けて該終端位置にもたらされる。このこと
は、全てのつかみあごの回転位置が初めから明確に決め
られていて、孔あけ工程の間中もはや変えられることが
できず、結果として、つかみ精度が改良されて、孔あけ
中の工具締付けのゆるみの危険性が減じられるという重
要な長所につながる。
【0004】本発明の根底をなす課題は、US1894
515により公知の実施態様の最初に挙げられた長所が
維持されているのみでなく、更に、つかみあごの間の孔
あけ工具の締付けの強さが本質的に改良されるように、
冒頭に述べた如きドリルチャックを構成するところにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明による
と、冒頭に述べた構成要件と関連して、工具シャフトに
本質的に当接するようになる長さを有する、各々のつか
みあごにおけるつかみ縁部が、孔あけの際のドリルチャ
ックの回転方向で見て、つかみあごの案内孔の案内軸
と、チャック軸とを通る軸平面の前に位置していて、上
方、即ち、案内軸を通る円錐面の、孔あけスピンドルに
向けられた側面上で延びていることによって前記課題が
解決される。
【0006】結果において、本発明によるドリルチャッ
クにおいては、各々のつかみあごにおけるつかみ縁部
が、US1894515より公知のドリルチャックの場
合とちょうど逆に、案内軸とチャック軸とを通る軸平面
の前に位置していて、その結果は、つかみあごが孔あけ
工具の締付けの際に、前記の公知のドリルチャックの場
合と反対の方向に回転させられる。即ち、孔あけの際に
ドリルチャックが回転し、孔あけ工具が孔あけ抵抗ゆえ
につかみあごを回転させようとする回転方向と逆に回転
させられることとなる。確かに、本発明のドリルチャッ
クにおいても、つかみあご回転は、その際つかみあごの
回転方向において最後に実現する該つかみあごの歯の列
と調整ネジ山との間の形状接続によって終了させられる
が、つかみあごの回転の遊びを、US1894515よ
り公知のドリルチャックの場合とは正に反対の方向に制
限する終端位置で終了させられる。孔あけの際のドリル
チャックの回転方向に関連して、つかみあごは、本発明
のドリルチャックの場合、孔あけ工具の締付けによって
強制される終端位置においてつかみ縁部と共に前へと回
転させられ、US1894515号より公知のドリルチ
ャックの場合は後方へと回転させられる、すなわち戻り
回転させられる。つかみあごの、前方へと回転させられ
た終端位置は確かに、公知のドリルチャックの場合の後
方へと回転させられた終端位置と同様に、締付けられた
孔あけ工具を伴うドリルチャックの、高い締付け精度
と、それに伴う回転精度すなわち回転の正確さという長
所につながるけれども、本発明のドリルチャックの場
合、各々のつかみあごにおいて、つかみ縁部が主に軸方
向においてのみ、案内軸を通る円錐面の上方で工具シャ
フトと摩擦接続している時、及び、締直し式ドリルチャ
ック、即ち、アダプタスリーブにある案内孔と、チャッ
ク体に構成された調整ネジ山とを備えたドリルチャック
において、アダプタスリーブが係止リングによって該ア
ダプタスリーブに与えられた締直し行路の終端部に達し
た時、つかみあごは孔あけの際に、ドリルシャフトによ
って該つかみあごに加えられる回転モーメントの作用を
受けて、前方へと回転させられた終端位置から、後方回
転すなわち戻り回転させられた終端位置への方向に回転
することができるという、公知のドリルチャックには欠
けている可能性を開くものである。前記の如く孔あけの
際にひき起こされるつかみあご回転は、以下の結果を伴
って、つかみあごのつかみ縁部の、工具シャフトに向け
られた偏心運動をひき起こす。即ち、結果として、つか
み縁部の間の工具シャフトの締付けが偏心締付けの種類
に応じて、全く本質的に堅くなり、つかみ縁部は工具シ
ャフトの堅さに応じて、多かれ少なかれ、シャフト中に
係合することができ、このことは、摩擦接続の工具締付
けから形状接続の締付けを生じさせることができる。孔
あけの際の前記の偏心の締付け作用により、本発明のド
リルチャックの場合、自動締付け及び締直し式の特性を
持たない、即ち、チャック体に備えられた案内孔とアダ
プタスリーブにある調整ネジ山とを伴う実施態様におい
ても、キー締付けを全般になしで済ませることが容易に
可能でさえある。つかみあごにおけるつかみ縁部が案内
軸を通る円錐面の上方で軸方向にのみ延びるだけでな
く、前記のつかみ縁部の長さに比べて下方へと孔あけ工
具の方向に円錐面を越えてわずかだけ突出するなら、本
発明のドリルチャックの前記の機能方法は、多かれ少な
かれ悪くなろうとも、もちろん維持されたままである。
そこで、孔あけの際に生じるつかみあごの回転の場合、
下方へと円錐面を越えて突出する前記のつかみ縁部部分
の運動が、確かに、円錐面上方に延びるつかみ縁部部分
の運動に対立させられたけれども、このことによって、
前者の縁部部分は、後者の縁部部分に比べて長さがわず
かであるので、つかみあごの回転を重大に妨げる作用を
何らひき起こすことはできず、特に、いずれの場合で
も、工具シャフトが十分に軟らかく、その結果、下方へ
と円錐面を越えて突出する短いつかみ縁部部分が必要な
場合、工具シャフトにおける反対向きの運動のためにス
ペースを作ることができる。最後に、本発明の枠内で
は、つかみ縁部が正確にチャック軸に平行に走行するこ
とは必要でもない。つかみ縁部が、その際、つかみあご
の案内軸とチャック軸とを通る軸平面から十分な距離を
単に保っているならその限りにおいて、該つかみ縁部は
チャック軸に対してわずかに傾斜して、もしくは、らせ
ん状に巻かれて走行することもできる。前記の距離は、
いずれの場合でも、孔あけ工具の締付けの際に、前方へ
と回転させられた終端位置へのつかみあごの移動が確実
に行なわれ、孔あけの際に、つかみ縁部を伴うつかみあ
ごは、前記軸平面までの回転の際にのみつかみ縁部の偏
心締付けが効果があるので、該軸平面にまで戻り回転す
ることができない、という位の大きさであらねばならな
い。そこで、例えば、工具シャフトが軟らかく、従っ
て、つかみ縁部が該シャフト中に比較的深く入り込むこ
とができるなら、孔あけの際のつかみあごの回転は、対
応して、より硬い工具シャフトの場合よりも大であり、
その結果、硬い工具シャフトにおいては、その都度関係
付けられた軸面からのつかみ縁部の距離は、軟らかい工
具シャフトの場合よりも小さくてよい。
【0007】軟らかい工具シャフトの場合、更に、つか
みあごの回転によって挟まれる工具シャフトが孔あけ作
動、特に、衝撃ボーリング作動中に、自由に働き、ゆる
められる、即ち、つかみ縁部によってひき起こされる工
具シャフト中の刻み付けが徐々に深くなり、拡げられる
ことによってゆるめられることができるという危険性が
存在しうる。このことによって、工具シャフトは、孔あ
け工具がその後で再び確かに締付けられることができ
ず、従って、役に立たなくなるというように損われう
る。前記の危険性を少なくするために、本発明の他の構
成においては、各々のつかみあごに接して、もう1つの
つかみ縁部が、孔あけの際のドリルチャックの回転方向
で見て、第1のつかみ縁部の後方に備えられていてよ
く、該第1つかみ縁部は半径方向において外へと正接平
面に対向して位置をずらされていて、該正接平面は第1
の先行するつかみ縁部を通っていて、つかみあごの案内
軸とチャック軸とを通る軸平面上に垂直にのっている。
合目的には、前記の接平面と第2の後続するつかみ縁部
との間の距離は約0.1mmである。各々のつかみあご
は結果において先ず、第1の先行するつかみ縁部でもっ
てのみ工具シャフトに当接するようになり、その結果、
孔あけの際の、戻り回転させられた終端位置へのつかみ
あごの回転は第2の後続するつかみ縁部によって損なわ
れない。工具シャフト中に生じる刻み目の縁における第
1の先行するつかみ縁部のその後の埋込みの際に、バリ
が築かれる時初めて、第2の後続するつかみ縁部は、以
下の結果を伴って、第1のつかみ縁部の後方に形成され
るバリに当接するようになる。即ち、その時、工具シャ
フトは両つかみあごの各々のつかみあごに保持されてい
て、このことによって、工具シャフト中への該つかみあ
ごの共通の働きかけが著しく減じられるという結果を伴
っている。従って主に、ドリルチャックの回転方向で見
て、両方のつかみ縁部の間の距離がほぼバリの厚さに等
しく、該バリは、軟らかい工具シャフトにおいては第1
の先行するつかみ縁部の刻み付けの際に、該縁部の後方
に築かれる。たいていは、合目的には、第2の後続する
つかみ縁部が、孔あけの際のドリルチャックの回転方向
で見て、軸平面の後方に位置していて、しかも、軸平面
と第1の先行するつかみ縁部との間の距離よりも小の距
離を該軸平面からあけて位置している。実際の試みにお
いては、第1の先行するつかみ縁部の、その都度軸平面
に関連する距離は約0.55mmで、第2の後続するつ
かみ縁部の距離は約0.25mmであることが特に守ら
れた。更に、つかみ縁部がバイト刃先を形成し、その
際、第1の先行するつかみ縁部において切削角が約60
°であり、両切断フランクの傾斜角はそれぞれ軸平面に
対向して30°であり、第2の後続するつかみ縁部にお
いては、切削角は90°で、軸平面に関しては、先行す
る切断フランクの傾斜は30°、後続する切断フランク
の傾斜は60°であるように配設がなされることが好ま
しい。
【0008】たいてい、つかみあごは、その場合に工具
シャフトに当接していて先行するつかみ縁部による孔あ
け工具の締付けの際に、自動的に、前方へ回転させられ
た終端位置に至る。このことは、もちろん、全てのつか
みあごが自身のつかみ縁部に関して均一に工具シャフト
に当接するようになるのを前提としているが、これは、
例えば、締付けられるべき工具シャフトが先行する締付
け及び孔あけ工程の結果として生じる刻み付け等によっ
て既に著しく損なわれていて妨げられている場合にはあ
てはまる必要はない。従って、つかみあごの前方へ回転
させられた終端位置への移動を、まだドリルチャックが
開放されている場合でも確実に行なうことが好ましい。
これに関して好ましい本発明の実施態様においては、バ
ネ部材が備えられていて、該部材は、開放されているド
リルチャックの場合に既に、つかみあごを、前方へと回
転させられた終端位置に回すが、孔あけの際には、戻り
回転させられた終端位置へのつかみあごの回転を阻止し
ない。合目的には、前記バネ部材がリングとして構成さ
れていて、該リングは、それぞれ1つのはめ合い面にお
いてつかみあごに当接していて、該はめ合い面は接平面
に対して少なくとも前方への回転の角度だけ傾斜させら
れていて、該接平面は、それぞれのつかみあごの案内軸
とチャック軸とを通る軸平面に垂直にのっている。その
際、バネ部材は、柔軟に曲げうるものであって周方向に
分配されたバネ座金であってよい。その時、該バネ座金
のためのはめ合い面が、つかみあご中に備えられていて
バネ座金を受入れる横孔の壁部によって形成されてい
て、その結果、該バネ座金は直接つかみあご中に保持さ
れているという可能性が存在する。しかしながら、前記
バネ部材は、周囲が閉じられていて弾力的に伸縮可能な
リングであってもよい。詳細には前記のバネ部材の構成
と無関係に存在する、チャック体に案内孔が構成されて
いる場合、アダプタスリーブのリング切欠中を走行する
バネ部材が半径方向において外側からつかみあごに当接
するという好ましい可能性も存在する。その時、前記バ
ネ部材によるつかみあごの回転は、更に、バネ部材が孔
あけの際のドリルチャックの回転方向において各々のつ
かみあごの後方で、チャック体の、半径方向に引込めら
れた支持面に当接していて、該支持面は、前記バネ部材
が前方への回転のために所望の回転モーメントをつかみ
あごに加えるように、該バネ部材の走行に影響を及ぼす
ことによって容易に、かつ、好都合になることができ
る。このことに関連して非常に好都合な他の実施態様
は、各々のつかみあごのためのバネ部材が1つの突起を
備えていて、それぞれ該突起でのみつかみあごに当接し
ていて、しかも、孔あけの際のドリルチャックの回転方
向において、つかみあごの案内軸とチャック軸とを通る
軸平面の後方で当接することを特徴としている。
【0009】もちろん、前記バネ部材がリング状と異な
って形成されていてもよい。その限りにおいて好都合な
実施態様は、各々のつかみあごにおけるバネ部材が可撓
性の押圧部品によって形成されていて、該押圧部品はつ
かみあごと調整ネジとの間で、つかみあごの案内軸とチ
ャック軸とを通る軸平面の、孔あけの際のドリルチャッ
クの回転方向において後方の側に、位置していることを
特徴としている。
【0010】
【発明の効果】工具締付けのゆるみの危険性が少なく、
また、締付けの強さが非常に大きくなる。
【0011】
【実施例】以下において、図示の実施例により本発明を
詳細に説明する。
【0012】図1、図14及び図17においてそれぞれ
孔あけ工具なしの全体で描かれたドリルチャックがチャ
ック体1を含んでいて、該チャック体は、ネジ受入部2
と共軸に、同様に不図示の孔あけスピンドルに接続され
ることができる。チャック体1中に、チャック周囲に渡
って均一に配分されて3つの、チャック軸5に対して傾
斜させられた案内孔3があり、該案内孔の案内軸4は、
チャック軸5に共軸の、孔あけ工具へと向かって前方へ
先細になっている円錐面中を走行し、該円錐面の通った
跡、即ち、図面平面を伴う切断線が図5と図6において
一点鎖線6で示されている。案内孔3中を案内軸4の方
向に移動可能につかみあご7が案内されていて、該つか
みあごは、主に円形シリンダ状の横断面を有している。
チャック体1には、チャック軸5と共軸に、アダプタス
リーブ8が回転可能に、かつ、軸方向に移動不能に取付
けられている。案内孔3中のつかみあご7の移動のため
に、該アダプタスリーブ8が調整ネジ9を備えられてい
て、該調整ネジは、各々のつかみあご7において、該つ
かみあごに構成された歯の列10と係合している。孔あ
けの際のドリルチャックの、図面中で矢印11で示され
た回転と同じ回転方向に、アダプタスリーブ8がチャッ
ク体1に相対的に移動させられるなら、つかみあご7は
案内孔3中を戻され、ドリルチャックは開かれる。逆の
回転方向におけるアダプタスリーブ8の移動は、つかみ
あご7の対応して逆方向の運動をひき起こす、即ち、該
つかみあごは、案内孔3中を前方へと移動し、自身の間
に孔あけ工具を挟む。孔あけ作動中のチャック体1にお
ける望ましくない回転からアダプタスリーブ8を保護す
るために、係止リング30が働き、該リングは軸方向に
移動可能に、かつ、図1、図14及び図17においては
回転不能にチャック体1に接して案内されている。アダ
プタスリーブ8に向かって前進させられていて図示され
た位置において前記係止リングがネジ山係合を介して回
転不能の接続をしていて、その結果、アダプタスリーブ
8も回転することができない。
【0013】つかみあご7の間の孔あけ工具の締付けの
ために、各々のつかみあご7が、孔あけ工具のシャフト
12(図5〜図7参照)に当接するようになるつかみ縁
部13を有していて、該つかみ縁部は、主にチャック軸
5に平行に走行していて、該チャック軸5に対して対応
して平行している割線面14を越えて突出していて、該
割線面には、自身の間に通常120°の角度を形成する
側部のプリズム面15が接続されていて、その結果、つ
かみあご7は、非常に小さな締付け直径で衝突させられ
ることができる。つかみ縁部13が各々のつかみあご7
において、チャック軸5とつかみあご7の案内軸4とを
通る軸平面からずらされ、該軸平面は、図5において図
面の平面に位置していて、それに対して図3、図4、図
6、図7及び図8〜11においては、図面平面に垂直で
あり、該図面平面をそれぞれ軌跡16において横切る。
詳細には位置のずれは、つかみ縁部13が孔あけの際の
ドリルチャックの回転方向(矢印11)においてそれぞ
れの軸面16の前に位置しているように選ばれていて、
その際、ずれの程度は図面においてDで記されている。
つかみあご7は、歯の列10の、調整ネジ9における係
合が不可避の小さな遊びを伴っているので、円形シリン
ダ状の自身の横断面ゆえに、案内孔3中で案内軸4の周
りを制限されて回転することができる。前記の回転の可
能性が図6において矢印17、18で示されている。矢
印17、18の方向の回転を制限する両方の終端位置
は、調整ネジ9におけるつかみあご7の歯の列10の係
合状態の、回転の際に生じるその都度の形状接続によっ
て定められている。図6は、つかみあごが確かに、正に
つかみ縁部13の接触に至るまで工具シャフト12に寄
せかけられているが、まだ該シャフトに対して固定され
て支えられていない場合を示している。つかみあご7が
前記の位置から更に工具シャフトに向かって工具の締付
けのために前進させられると、つかみあご7は、矢印1
7の方向に、該回転方向に対応する該つかみあごの終端
位置に至るまで回転し、該終端位置は更に締付け工程が
行なわれる場合、該つかみあごを維持する。つかみあご
7の前記回転が更にアダプタスリーブ8によって促進さ
れ、該アダプタスリーブは、ドリルチャックの締付けに
対応する方向(即ち、矢印11と反対)の回転の際に、
つかみあご7を、調整ネジ10において存在する該つか
みあごとの摩擦接続を介して、矢印17の方向に駆動
し、回転させようとする。このようにして工具シャフト
12がつかみあご7のつかみ縁部13の間に挟まれてい
て、孔あけ工程が始まると、孔あけ工具において気付か
れる孔あけ抵抗は、ドリルチャックに相対的に図6に記
された矢印20の方向における該ドリルチャックの回転
方向(矢印11)と反対に工具シャフト12を制動する
回転モーメントとなる。前記抵抗モーメントは、工具シ
ャフト12が、前方へと回転させられた終端位置から矢
印18の方向につかみあご7を押出そうとする結果とな
る。前記回転の際に、つかみ縁部13が案内軸4に関連
して、工具締付けの対応した固定を伴う偏心締付をひき
起こし、その際、つかみ縁部13はそれどころか工具シ
ャフト12中に入り込むことができ、締付けは、該工具
シャフト12から生じる抵抗モーメントが大であればあ
る程、堅くなる。図7及び図8〜11を用いて、このこ
とが以下において詳細に説明される。図7において、工
具シャフト12の被覆面上に、線21′、21′′、2
1′′′が描かれていて、該線に沿って、つかみあご7
のつかみ縁部13が該縁部の種々の回転位置において工
具シャフト12に対して当接している。線21′′は、
その際、図6に示されたつかみあご7の回転位置に対応
している。ドリルチャックが更に締付けられると、つか
みあご7は矢印17の方向に、前方へと回転させられた
終端位置中へと回される。前記終端位置において、つか
み縁部13が工具シャフト12に接して線21′に沿っ
て走行する。続いて、つかみあごが孔あけの際の矢印1
8の方向における工具の抵抗モーメントによって戻り回
転させられると、該つかみあごは図6に示された状態を
越えて回転させられることができ、その結果、つかみあ
ご13は、図7において線21′′′によって示された
戻り回転させられた位置をとることができる。図8〜1
1は、前記回転の際につかみ縁部13がいかに移動する
かを示していて、その際、13′、13′′、1
3′′′で示された位置は、この順序で、線21′、2
1′′、21′′′に対応している。図7b〜11を用
いると、工具シャフト12の位置b、c及びdにおい
て、つかみあご13は、矢印18の方向におけるつかみ
あご回転の際に連続する位置13′、13′′及び1
3′′′で、工具シャフト12にしっかりと当接し、位
置13′′から位置13′′′への移行の際にはそれど
ころか工具シャフト12中に入り込み始め、その結果、
ここにおいて、工具シャフト12とのつかみ縁部13の
最初の摩擦接続か形状接続となるが、いずれの場合で
も、ドリルチャック中の工具シャフト12のすり抜けが
除外されているということがわかる。前記関係はもちろ
ん位置aにおいては異なっている。位置c及びdが、案
内軸4を通る円錐面6上方に位置していて、位置bがま
だちょうど該円錐面中に位置している間、位置aは該円
錐面の下方に位置し、結果としては、つかみあごの回転
の際に、つかみ縁部13と、それと共に、線21′、2
1′′、21′′′が位置aにおいて、位置c及びdに
おけるのと反対方向に動かされる。図8が、同様にこの
ことを明らかにするが、更に、つかみ縁部13が、それ
どころか13′′−13′′′の移行の際に工具シャフ
ト12から解放され、このことは、このことによって1
3′′−13′′′の移行の際のつかみ縁部の前進移動
が矢印18の方向のあご回転をもはや阻止することがで
きないので、長所とみなされる。このことから、一般
に、つかみ縁部13が前方へと円錐面6を越えて突出せ
ず、つかみあご13は、つかみ縁部13と円錐面6との
交点を通る平面22中に終わることがわかる。図面にお
いてそれぞれ点線で示されている如く、つかみあご7が
平面22を越えて突出しているなら、つかみ縁部13
の、該平面に分配された長さは、円錐面6の上方に延び
るつかみ縁部の長さに比べて非常に短いにすぎず、更
に、点線で示されたあご部分のつかみ縁部が全く工具シ
ャフト12に当接しないか、もしくは、少なくとも1
3′−13′′−13′′′の移行の際に、できるだけ
早く工具シャフト12から解放されることが、できるだ
け配慮される。更に、つかみ縁部13を形成するフラン
ク面23の角度が著しく自由に選ばれることができ、そ
の際、該フランク面がつかみあご7の回転の際に、工具
シャフト12と正接方向に当接するようになることがで
きないこと、及び、矢印18、20の方向の回転の際
の、工具シャフト12によるつかみ縁部13の駆動が確
実にされていることのみが注意されるべきである。工具
シャフト12中へのつかみ縁部の、不必要に深い入り込
みが回避されるように、つかみ縁部13は先が鋭すぎて
もいけない。
【0014】チャック体1中を案内されたつかみあご7
を備えた前記のドリルチャックは、自動締付け、もしく
は、締直しの特性を有していない。しかしながら、本発
明は、前記の如きドリルチャックに限定されていず、も
ちろん、例えば図12及び図13に描かれている如く、
自動締付け、もしくは、締直しのドリルチャックにも実
現されることができる。ここにおいて、つかみあご7の
ための案内孔3がアダプタスリーブ8中にあり、他方、
調整ネジ9はチャック体1に備えられていて、このため
に、チャック体1は、自身(31)の被覆直線がそれぞ
れつかみあご7の案内方向4に平行に走行する円錐面3
1を有していて、該円錐面上に調整ネジ9が構成されて
いる。更に、係止リング30がチャック体1に接して、
バネ32の力に抗して、それぞれ2つの終端位置の間
を、回転可能であり、軸方向に移動可能である。係止リ
ング30が2つの歯車リム23を介してアダプタスリー
ブ8に回転不能に接続されることができ、該歯車リム
は、図12に示されていてバネ32の力を受けて占めら
れている係止リング30の軸方向の終端位置で互いに係
合している。バネ32は、更に、ドリルチャックの開放
に対応していて図13において矢印11で示されるアダ
プタスリーブ8の回転方向に係止リングを付勢し、この
ことは、以下の結果となる。即ち、係止リング30は、
アダプタスリーブ8から解除された状態で、周方向にお
いては、該リングがチャックの閉鎖に対応していて矢印
33で示されるアダプタスリーブ8の回転方向におい
て、そこから、他の終端位置へと回されることのできる
回転位置にある。係止リング30の回転制限のために、
チャック体1が、半径方向に突出するストッパピン34
を有していて、該ピンは、チャック体1及びアダプタス
リーブ8へと向かって開かれた係止リング30のクリア
ランス35に係合する。該クリアランス35が、チャッ
クの周方向において、締直し行路(図13のダブル矢印
36)だけ、ストッパピン34の厚みより大である。周
方向における前記クリアランスの端部は、ストッパピン
34のためのストッパ面37′、37′′を形成し、該
ストッパ面は、周方向における係止リングのための両終
端位置を定める。工具がつかみあご7の間で先ず手によ
って締付けられると、つかみあごは既に図2〜図8〜1
1を用いて図1のドリルチャックのために孔あけ工具の
締付けに関連して述べられたのと同様に回転させられ
る。つかみあごが、前方へと回転させられた終端位置に
回される。その時、孔あけ作動中に、先ず通常の締直し
が行なわれ、その際、アダプタスリーブ8は、ストッパ
ピン34がストッパ面37′に当接するようになり、前
記締直しが終わるまで、つかみあご7と共に全体とし
て、チャック体1に向かって回される。その時から、孔
あけ作動中のドリルチャックのつかみあご7の回転に関
する図1〜図8〜11を用いてなされた考察が明らかに
再び有効であり、その結果、図12〜図13のドリルチ
ャックのためのつかみあごの前記の特性を再び述べるこ
とは不必要である。これに関して、いずれの点において
も、図2〜11のための記述が言及される。
【0015】図23及び24より明らかなつかみあご7
において、孔あけの際のドリルチャックの回転方向で見
て、第1のつかみ縁部13の後方に、もう1つのつかみ
縁部40が備えられていて、該つかみ縁部は、半径方向
に外側へと、接平面42に対向してダブル矢印41だけ
位置をずらされていて、該接平面は、第1の先行するつ
かみ縁部13を通っていて、つかみあご7の案内面4と
チャック軸5とを通る軸平面16上に垂直にのってい
る。両つかみ縁部13,40の間の、ダブル矢印41に
よって示される距離が0.1mmであり、それと共に、
不図示のバリの厚みにほぼ等しく、該バリは軟らかい工
具シャフトにおいて、第1の先行するつかみ縁部13の
入り込みの際に、該縁部の後方に積み上げられる。第2
の後続するつかみ縁部40は、回転の際のドリルチャッ
クの回転方向で見て、軸平面16の後方に位置してい
て、しかも、該平面から距離Dをおいていて、該距離
は、軸平面16と第1の先行するつかみ縁部13との間
の距離Dよりも小である。実施例において、それぞれ、
軸平面16に関する、第1の先行するつかみ縁部13の
距離Dは約0.55mm、第2の後続するつかみ縁部4
0の距離D′は約0.25mmである。更に、つかみ縁
部13,40がそれぞれ1つのバイト(刃先)を形成す
る。第1の先行するつかみ縁部13において、切削角4
2が約60°であり、軸平面16に対向する各々の切断
フランク44の傾斜角43がそれぞれ30°である。第
2の後続するつかみ縁部40において、45で記される
切削角は90°であり、それぞれ軸平面16に関して、
先行する切断フランク47の傾斜角は30°で、後続す
る切断フランク49の、48で記された傾斜角は約60
°である。
【0016】図14〜22は、チャック体1に接して案
内されているつかみあご7とバネ部材50とを備えたド
リルチャックの実施例を示していて、該バネ部材は、ド
リルチャックが開かれている際に既に前方へと回転させ
られた終端位置につかみあご7を回転させるが、孔あけ
の際には戻り回転させられた終端位置へのつかみあご7
の回転を阻止しない。そのために、図14〜21におい
て、バネ部材50がリングとして構成されていて、該リ
ングはそれぞれ1つのはめ合い面51においてつかみあ
ご7に当接し、該はめ合い面は少なくとも前進回転の角
度だけ、接平面53に対向して傾けられていて、該接平
面は、それぞれのつかみあご7の案内軸4とチャック軸
5とを通る軸平面に垂直にのっている。前記傾斜角は、
図16においてダブル矢印52によって示されている。
前記の図面において、更に、図20においてもである
が、バネ部材50は、柔軟に曲げうる、周方向において
分配されたバネ座金である。図14〜16において、該
バネ座金のためのはめ合い面が、つかみあご7中に備え
られていて該バネ座金を受け入れる横孔54の壁部によ
って形成されていて、該横孔の孔軸は、接平面53に関
する既に前述した傾斜角52を含んでいる。それに対し
て図18、19及び図21の実施例においては、バネ部
材50は、周囲が閉じられていて可撓的に弾力性のある
リングである。その際、該バネ部材50はアダプタスリ
ーブ8中のリング切欠55中を走行し、半径方向におい
て、外側からつかみあご7に当接している。更に、孔あ
けの際のドリルチャックの回転方向(矢印1)において
各々のつかみあご7の後方、チャック体1に、半径方向
に引込められた支持面56が備えられていて、該支持面
には、バネ部材50が当接していて、その結果、該部材
は折目52を与えられ、該折目によって、前進回転させ
られた終端位置へのつかみあご7の回転が容易にされ
る。図21の実施例において、各々のつかみあご7のた
めのリング状のバネ部材50が突起58を備えていて、
それぞれ該突起58でもってのみつかみあご7に当接
し、しかも、孔あけの際のドリルチャックの回転方向に
おいて、つかみあご7の案内軸4とチャック軸5とを通
る軸平面16の後方で当接する。
【0017】図22の実施例においては、各々のつかみ
あご7におけるバネ部材50が、例えば被覆加工として
作り出された可撓性の押圧部品によって形成されてい
て、該押圧部品は、つかみあご7と調整ネジ9との間
で、つかみあごの案内軸4とチャック軸5とを通る軸平
面16の、孔あけの際のドリルチャックの回転方向にお
いて再び後方の側に位置していて、その結果、前記押圧
部品は、矢印59の方向の回転モーメントをつかみあご
に加える。確かに図14〜22においては、バネ部材5
0は、締直しをしないドリルチャックの例で記されてい
るが、もちろん、図12及び図13に対応する締直しを
行なうドリルチャックにも、等しい考察で当てはまり、
その結果、前記の如きドリルチャックも同様にバネ部材
50を備えられることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドリルチャックを、一部を側面図で、一部を軸
方向の縦断面で示す。
【図2】図1のドリルチャックのつかみあごの1つの側
面図。
【図3】図2のつかみあごの矢印IIIの方向の側面
図。
【図4】図2及び図3のつかみあごの図3の矢印IV方
向における側面図。
【図5】工具シャフトに当接しているつかみあごを有す
る工具シャフトを略示する側面図。
【図6】図5のVI−VI断面図。
【図7】図5に示すつかみあごのない工具シャフトの矢
印VII方向の側面図。図8,9,10,11は、図7
においてa,b,c,dと記された個所とそれぞれ対応
する。
【図8】図7においてaと記された工具シャフトの個所
において、工具シャフトにおけるつかみ縁部の当接部の
領域のみの図6の断面を非常に拡大して示す。
【図9】図7においてbと記された工具シャフトの個所
における、図8と同様の図。
【図10】図7においてcと記された工具シャフトの個
所における、図8と同様の図。
【図11】図7においてdと記された工具シャフトの個
所における、図8と同様の図。
【図12】本発明の他の実施態様のドリルチャックの軸
方向断面の部分的な側面図。
【図13】図12のドリルチャックのIX−IX方向の
断面図。
【図14】本発明の他の実施態様のドリルチャックを示
す図1に対応した図。
【図15】図14のXI−XI断面図。
【図16】図15の対象の拡大図。
【図17】本発明の更に他の実施態様を示す図1および
図14に対応した図。
【図18】図17のXIV−XIV断面図。
【図19】図18の対象の拡大図。
【図20】本発明のドリルチャックの他の実施態様の断
面を示す図18及び図19に対応する図。
【図21】本発明のドリルチャックの他の実施態様の断
面を示す図18及び図19に対応する図。
【図22】本発明のドリルチャックの他の実施態様の断
面を示す図18及び図19に対応する図。
【図23】本発明のドリルチャックのつかみあごの他の
つかみ縁部構成の断面を示すほぼ図6に対応する図。
【図24】図23のつかみあごのつかみ縁部領域を拡大
図で示す。
【符号の説明】
1……チャック体 3……案内孔 4……案内軸 5……チャック軸 6……円錐面 7……つかみあご 8……アダプタスリーブ 9……調整ネジ 13……つかみ縁部 16……軸平面 40……つかみ縁部 41……矢印 42……接平面 44……フランク 45……切削角 49……フランク 50……バネ部材 51……はめ合い面 53……接平面 54……横孔 55……リング切欠 56……支持面 58……突起

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式もしくは回転衝撃式の孔あけ工具
    のためのドリルチャックで、孔あけスピンドルに共軸に
    接続されうるチャック体(1)と、 チャック軸(5)に共軸で、回転可能に、かつ、軸方向
    に移動不能にチャック体(1)に取付けられたアダプタ
    スリーブ(8)と、 案内孔(3)であって、該孔の案内軸(4)がチャック
    軸(5)に共軸で孔あけ工具に向かって前方へと先細に
    なっている円錐面(6)中を延びている案内孔と、 更に、該案内孔(3)中を移動可能に案内されたつかみ
    あご(7)で、該つかみあごは自身の間に孔あけ工具の
    シャフトのための受入部を形成し、そのために、案内孔
    (3)中でそれぞれの案内軸(4)の周りを制限されて
    回転可能なつかみあご(7)が、工具シャフトに当接す
    るようになりほぼチャック軸(5)に平行に延びるつか
    み縁部(13)をそれぞれ1つ有しているつかみあご
    と、 チャック軸(5)に共軸の調整ネジ(9)、該ネジは各
    々のつかみあご(7)において該つかみあごの回転のた
    めに、該つかみあご(7)に構成された歯の列(10)
    と係合していて、その際、調整ネジ(9)がアダプタス
    リーブ(8)に、案内孔(3)はチャック体(1)に備
    えられているか、もしくは、締直し制限を伴う自動締付
    けを行なうドリルチャックの場合、逆に、調整ネジ
    (9)がチャック体(1)に、案内孔(3)がアダプタ
    スリーブ(8)に備えられている調整ネジとを備えてい
    るドリルチャックにおいて、 各々のつかみあご(7)における、主に工具シャフトに
    当接するようになる長さを伴うつかみ縁部(13)が、
    孔あけの際のドリルチャックの回転方向(矢印11)で
    見て、つかみあご(7)の案内孔(3)の案内軸(4)
    とチャック軸(5)とを通る軸平面(16)の前に位置
    していて、軸方向において上方、即ち、案内軸(4)を
    通る円錐面(6)の、孔あけスピンドルに向けられた側
    に、延びていることを特徴とするドリルチャック。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドリルチャックにおい
    て、各々のつかみあご(7)に、もう1つのつかみ縁部
    (40)が、孔あけの際のドリルチャックの回転方向で
    見て、第1のつかみ縁部(13)の後方に備えられてい
    て、該つかみ縁部(13)は、半径方向において外側へ
    と接平面(42)に対向して位置をずらされていて、該
    接平面は第1の先行するつかみ縁部(13)を通ってい
    て、つかみあご(7)の案内軸(4)とチャック軸
    (5)とを通る軸平面(16)上に垂直にのっているこ
    とを特徴とするドリルチャック。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のドリルチャックにおい
    て、接平面(42)と第2の後続するつかみ縁部(1
    3)との間の距離(矢印41)が約0.1mmであるこ
    とを特徴とするドリルチャック。
  4. 【請求項4】 請求項2もしくは3に記載のドリルチャ
    ックにおいて、両つかみ縁部(13)の間の距離が、ド
    リルチャックの回転方向で見て、ほぼバリの厚みに等し
    く、該バリは軟らかい工具シャフトにおいては第1の先
    行するつかみ縁部(13)の入り込みの際に該縁部の後
    方で積み上げられていることを特徴とするドリルチャッ
    ク。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項に記載のド
    リルチャックにおいて、第2の後続するつかみ縁部(4
    0)が、孔あけの際のドリルチャックの回転方向で見
    て、軸平面(16)の後方に位置していて、しかも、該
    軸平面(16)と第1の先行するつかみ縁部(13)と
    の間の距離(D)よりも小さな距離(D)を該軸平面か
    らおいて位置していることを特徴とするドリルチャッ
    ク。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のドリルチャックにおい
    て、第1の先行するつかみ縁部(13)の、それぞれ軸
    平面(16)に関する距離(D)が約0.55mmで、
    第2の後続するつかみ縁部(40)の距離(D′)は約
    0.25mmであることを特徴とするドリルチャック。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれか1項に記載のド
    リルチャックにおいて、つかみ縁部(13,40)がバ
    イトを形成し、その際、第1の先行するつかみ縁部(1
    3)において切削角(42)が約60°であり、両方の
    切断フランク(44)の傾斜角は軸平面(16)に対向
    してそれぞれ30°であり、第2の後続するつかみ縁部
    (40)においては、切削角(45)が90°で、軸平
    面(16)に関して、先行する切断フランク(47)の
    傾斜は30°で、後続する切断フランク(49)の傾斜
    は60°であることを特徴とするドリルチャック。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載のド
    リルチャックにおいて、バネ部材(50)が備えられて
    いて、該部材は、ドリルチャックが開かれている場合に
    既に、つかみあごを、前方へと回転させられた終端位置
    に回すが、孔あけの際には、戻り回転させられた終端位
    置へのつかみあご(7)の回転を阻止しないことを特徴
    とするドリルチャック。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のドリルチャックにおい
    て、バネ部材(50)がリングとして構成されていて、
    該リングはそれぞれ1つのはめ合い面(51)中でつか
    みあご(7)に当接し、該はめ合い面は少なくとも前進
    回転の角度(52)だけ接平面(53)に対して傾斜さ
    せられていて、該接平面は、それぞれのつかみあご
    (7)の案内軸(4)とチャック軸(5)とを通る軸平
    面上に垂直にのっていることを特徴とするドリルチャッ
    ク。
  10. 【請求項10】 請求項8もしくは9に記載のドリルチ
    ャックにおいて、バネ部材(50)が、柔軟に曲げう
    る、周方向において配分されたバネ座金であることを特
    徴とするドリルチャック。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のドリルチャックに
    おいて、バネ座金のためのはめ合い面(51)が、つか
    みあご(7)中に備えられていてバネ座金を受け入れる
    横孔(54)の壁部によって形成されていることを特徴
    とするドリルチャック。
  12. 【請求項12】 請求項8もしくは9に記載のドリルチ
    ャックにおいて、バネ部材(50)が、周囲が閉じられ
    ていて柔軟に弾力性のある(伸縮可能な)リングである
    ことを特徴とするドリルチャック。
  13. 【請求項13】 請求項10もしくは12に記載のドリ
    ルチャックにおいて、チャック体(1)に案内孔が構成
    されている場合、アダプタスリーブ(8)のリング切欠
    (55)中を走行するバネ部材(50)が半径方向に外
    側からつかみあご(7)に当接していることを特徴とす
    るドリルチャック。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のドリルチャックに
    おいて、バネ部材(50)が、孔あけの際のドリルチャ
    ックの回転方向において、各々のつかみあご(7)の後
    方で、チャック体(1)の、半径方向において引込めら
    れた支持面(56)に当接していることを特徴とするド
    リルチャック。
  15. 【請求項15】 請求項10もしくは12に記載のドリ
    ルチャックにおいて、各々のつかみあご(7)のための
    バネ部材(50)が突起(58)を備えていて、それぞ
    れ該突起(58)でもってのみつかみあご(7)に当接
    していて、しかも、孔あけの際のドリルチャックの回転
    方向において、つかみあご(7)の案内軸(4)とチャ
    ック軸(5)とを通る軸平面(16)の後方で当接して
    いることを特徴とするドリルチャック。
  16. 【請求項16】 請求項8に記載のドリルチャックにお
    いて、各々のつかみあご(7)におけるバネ部材(5
    0)が可撓性の押圧部品によって形成されていて、該押
    圧部品は、つかみあご(7)と調整ネジ(9)との間
    で、つかみあご(7)の案内軸とチャック軸(5)とを
    通る軸平面(16)の、孔あけの際のドリルチャックの
    回転方向において後方の側に位置していることを特徴と
    するドリルチャック。
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