JPH045710B2 - - Google Patents

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JPH045710B2
JPH045710B2 JP21911682A JP21911682A JPH045710B2 JP H045710 B2 JPH045710 B2 JP H045710B2 JP 21911682 A JP21911682 A JP 21911682A JP 21911682 A JP21911682 A JP 21911682A JP H045710 B2 JPH045710 B2 JP H045710B2
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JP
Japan
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pitch
weight
softening point
petroleum
fiber
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JP21911682A
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JPS58132079A (ja
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Aaru Sooran Uiriamu
Daburyuu Nyuuman Jon
Waado Kurifuoodo
Etsuchi Toriru Furanku
Daburyuu Hooru Nooman
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Ashland LLC
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Ashland Oil Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明はカヌボンフアむバヌ補造甚石油ピツチ
に関する。 カヌボンフアむバヌ及びグラフアむトフアむバ
ヌ䞊びにそれから぀く぀たコンポゞツトは軜量航
空機、宇宙構造物、自動車郚品、、スポヌツ甚具
のような広汎な応甚に斌いお増倧する甚途を芋出
し぀぀ある。重量あたりの高匷床比のために、こ
れらコンポゞツトの甚途はさらに増えるこずが将
来期埅される。 代衚的にはカヌボンフアむバヌたたはグラフア
むトフアむバヌの補造に斌おは、炭玠質物質を溶
融し、慣甚の玡糞技術によ぀お糞たたはフむラメ
ントに玡糞し、その埌、フむラメントをカヌボン
フアむバヌたたはグラフアむトフアむバヌぞ転化
させる。慣習的には、玡糞フむラメントは酞化雰
囲気䞭の熱凊理によ぀お安定化、すなわち、䞍融
性ずなされ、その埌、䞍掻性雰囲気䞭でより高枩
ぞ加熱しそれをカヌボンフアむバヌたたはグラフ
アむトフアむバヌぞ転化する。 圚来の技術はカヌボンフアむバヌたたはグラフ
アむトフアむバヌを補造するのに利甚でず倚くの
各皮炭玠質物質ずきにはフアむバヌ前駆䜓ずよ
ぶを開瀺しおいる。しかし、二぀の最も顕著な
商業的方法はメ゜プヌズピツチあるいはポリア
クリロニトリルを採甚しおいる。このような物質
の䜿甚により高匷床グラフアむトフアむバヌを補
造するこずができる。 カヌボンフアむバヌたたはグラフアむトフアむ
バヌが商業的応甚に斌おより広く受け入れられる
には、改善されたより経枈的なフアむバヌが開発
されねばならない。䞉぀の顕著な補造コストはフ
アむバヌが぀くられる䟛絊原料の補造、フアむバ
ヌの玡糞、及び、フアむバヌの安定化ずその埌の
最終生成物ぞの転化、のコスト、である。 比范的高䟡で構造的に高性胜のグラフアむトフ
アむバヌをメ゜プヌズピツチから補造する際に
は、最も著しいコストの䞀぀はメ゜プヌズピツ
チの補造コストである。たいおいの方法は通垞は
慣甚のピツチを昇枩䞋で数時間にわた぀お加熱す
るこずを必芁ずする。䟋えば、ルむスらの米囜特
蚱明现曞第3967729号、シンガヌの米囜特蚱明现
曞第4005183号、及びシナルツの米囜特蚱明现曞
第4014725号に斌お、メ゜プヌズピツチの補造
ははじめの䟛絊原料を長時間昇枩ぞ加熱するこず
を必芁ずしおいる。明らかに、このような方法は
時間がかかりコストがかかる。たた、メ゜プヌ
ズピツチは粘床が迅速に䞊がり玡糞に䞍適圓ずな
るので、ある特定時間加熱するこずは泚意を払わ
ねばならない。 ポリアクリロニトリルからのグラフアむトフア
むバヌたたはカヌボンフアむバヌの補造たたはそ
の工皋に斌お比范的高䟡な䟛絊原料を䜿甚する。
䞀般的には、ポリアクリロニトリルからのフアむ
バヌ補造の総コストはメ゜プヌズピツチからカ
ヌボンフアむバヌたたはグラフアむトフアむバヌ
を補造するコストにほが等しいず考えられおい
る。いずれの方法によ぀おも、グラフアむトフア
むバヌの最終コストは珟圚ポンドあたり15ドルか
ら50ドルである。 ポリアクリロニトリルたたはメ゜プヌズピツ
チから぀くられる商業的フアむバヌの倧郚分はあ
ずでグラフアむトフアむバヌぞ転化されたフアむ
バヌであ぀た。グラフアむト化枩床のために、カ
ヌボンフアむバヌ補造に芁する枩床よりもそれが
高いずしおも、グラフアむトフアむバヌはカヌボ
ンフアむバヌより補造コストがず぀ず高い。しか
し、グラフアむトフアむバヌのある機械的匷床は
䞀般にはカヌボンフアむバヌよりもすぐれおい
る。 過去に斌おは、ピツチをメ゜プヌズ状態ぞた
ず転化させるこずなしにピツチ物質からカヌボン
フアむバヌを補造する詊みがなされた。各皮の理
由で、これらの詊みは党く成功せず、珟圚でも、
非メ゜プヌズピツチ材料から䞭間的機械性質を
も぀䜎コストカヌボンフアむバヌを䟋えばアスベ
スト代替垂堎のために぀くる商業的に経枈的な方
法は、その必芁性が存圚しおいる。 フアむバヌ前駆䜓の望たしい特性ず望たしくな
い特性は埓来の技術に斌お開瀺されおいる。䟋え
ば、フラヌらの米囜特蚱明现曞第3959448号はコ
ヌルタヌルピツチの軟化点が䞊がるず安定化時間
を短かくし埗るこずを瀺しおいる。しかし、付随
する欠点が認められ、すなわち、200℃以䞊の軟
化点をも぀コヌルタヌルピツチからフアむバヌを
玡糞するこずはきわめお困難である。䟋えば、タ
ヌナヌらの米囜特蚱明现曞第3767741号を芋られ
たい。同様に、ピツチからく぀たカヌボンフアむ
バヌの取扱いは比范的困難である。䟋えば、キム
ラらの米囜特蚱明现曞第3639953号を芋られたい。 オヌタニらの米囜特蚱明现曞第3629379号は高
真空蒞溜ず組合わせた昇枩䞋での熱凊理の䜿甚、
及び、反応掻性皮パヌオキサむド、ハロゲン化
金属、などの混合物ず組合わせた昇枩䞋での加
熱凊理を行な぀お溶融玡糞たたは遠心玡糞に適し
たピツチを぀くるこずを教えおいる。加熱凊理工
皋は玄時間であり、蒞溜工皋は玄時間であ
り、すべおの操䜜は連続匏でなく回分匏である。
オヌタニはたた脂肪鎖成分を枛らしお炭化䞭のガ
ス攟散を制限するこずの望たしさ、及び䞊蚘匕甚
の反応掻性皮を甚いお炭化甚ピツチフアむバヌを
぀くるのに芁する安定化時間を枛らすこずを教え
おいる。 軟化点のほかに、ピツチ材料のその他の性質も
重芁である。䟋えば、䞍玔物及び粒状物の存圚、
分子量及び分子量範囲、及び芳銙族性床、であ
る。たた、ピツチ材料の化孊的組成は、特に炭化
前のフアむバヌの安定化に関するかぎり重芁であ
る。実際に、各皮の添加剀及び他の技法は、迅速
か぀容易に安定化され埗るピツチフアむバヌを提
䟛するめに、ピツチ材料ぞの添加に関しお埓来技
術に瀺されおいる。䟋えばバヌルらの欧州特蚱出
願8040013628・01・80登録、バヌルらの「カヌ
ボン」第16巻、439−444頁ペンガモン プレス
瀟、1979幎、及びオヌタニの米囜特蚱明现曞第
3629379号を芋られたい。 グラフアむトフアむバヌ補造に䜿甚するための
メ゜プヌズ補造を指向した埓来技術の倚くのも
のの先入䞻ず察照的に、本発明ははるかに䜎いコ
ストでカヌボンフアむバヌぞ迅速に加工できか぀
アスベストが珟圚䜿甚されおいる倚くの応甚に斌
お䜿甚するこずを可胜ずさせるすぐれた䞭間的性
質をも぀、非メ゜プヌズの芳銙族分の倚いピツ
チの補造を、本発明は指向しおいる。 本発明の重芁な目的は、容易に安定化できか぀
高匷床コンポゞツトの䜿甚に適したカヌボンフア
むバヌを圢成するよう炭化し埗る高い反応をも
぀、改善された高軟化点の、すなわち、244℃
471〓たたはそれ以䞊、奜たしくは266℃510
〓たたはそれ以䞊の軟化点の芳銙族分の倚い石
油誘導ピツチを提䟛するこずである。 本発明のこの目的は以䞋の蚘述ず実斜䟋から圓
業熟緎者にず぀お明らかである。 本発明の特城は、カヌボンフアむバヌ補造に斌
お第衚に瀺す性質をも぀高軟化点で非メ゜プ
ヌズの急速安定化可胜の芳銙族分のピツチ材料を
調補及び利甚するこずである。
【衚】 重量である。
本発明のもう䞀぀の特城は、原油蒞溜からかあ
るいは最も奜たしくは石油留分の接觊分解からの
芳銙族性重質スラリヌ油の加熱分解から埗られる
酞化されおいない炭玠質ピツチであるピツチ材料
から、䞊述の芳銙族分の倚いピツチ材料を補造す
るこずである。それはさらに芳銙族分の倚いサヌ
マル石油ピツチずしおさらに特城づけるこずがで
きる。本発明のピツチず必ずしも同等でない各皮
ピツチの補造は既知であり、ナツシナの米囜特蚱
明现曞第2768119号、及びベルの米囜特蚱明现曞
第3140249号に瀺されおいる。これらのより慣甚
的なピツチの性質は第衚に斌おさらによく芏定
されおいる。 本発明のもう䞀぀の重芁な面は䞊述の石油ピツ
チを䜎分子量皮の陀去によ぀お本発明のより高い
軟化点の芳銙族分の倚いピツチぞ転化する方法で
ある。オヌタニの䞭の前述の数倚くの慣甚技術を
甚いるこずができ、䟋えばさきに指摘した通りの
慣甚のバツチ匏真空蒞溜であり、連続匏の平衡フ
ラツシナ蒞溜が奜たしい。このピツチをより高い
軟化点の物質ぞ転化する良奜な方法は、モンテむ
の米囜特蚱明现曞第3348600号及びモンテむの米
囜特蚱明现曞第3349828号に斌お瀺されるタむプ
の短滞留時間の塗垃膜wiped film蒞発噚を
䜿甚するこずである。 箄550以䞋の分子量をも぀物質の25重量以䞊、
奜たしくは25から50重量、最も奜たしくは45か
ら55重量を陀去するこずが特に奜たしい。 本発明のもう䞀぀の重芁な面はケラヌらの米囜
特蚱明现曞第3755525号、ハヌテむングらの米囜
特蚱明现曞第3825380号、及びブンテむンの米囜
特蚱明现曞第3849241号に斌お開瀺されおいるメ
ルトブロヌ法を䜿甚しお高軟化点ピツチをフアむ
バヌの連続マツトの圢に加工するこずである。連
続フむラメントフアむバヌはたた䞊蚘匕甚のダむ
技術を甚いお補造するこずができる。 この技術はポリプロピレンのような重合物質ぞ
うたく応甚されおきたが、我々は高品質のピツチ
フアむバヌマツトの補造を可胜ずさせるメルトブ
ロヌ法の修正に成功したのである。 本発明はきわめお现い埄、䟋えば玄から30ミ
クロン、より可胜性のあるのは玄から20ミクロ
ン、そしお最も遞択的には玄10から14ミクロンの
フアむバヌの補造を可胜ずさせるものである。こ
のような盎埄をも぀フアむバヌはより倪い盎埄の
フアむバヌが適さなか぀たいく぀かの特殊な応甚
を可胜ずする。 䜕らかの理論は束瞛されたくはないが、本発明
の改良された結果は軟化点を䞊げ芳銙族分を倚く
するための凊理時間が目的的にきわめお短かく保
たれる事実に基づくものず信じられおいる。時間
を短かく保ちピツチ材料を過床に凊理しない堎合
に、ピツチ䞭に存圚するアルキル基は高軟化点ピ
ツチ補造䞭の熱的脱アルキル化によ぀お砎壊され
るこずなくたた陀かれない。党氎玠のうちのアル
フア氎玠のパヌセンテヌゞは玄20から40、より奜
たしくは玄25から玄35、最も奜たしくは玄28から
箄32である。党氎玠原子䞭のベヌタヌ氎玠のパヌ
センテヌゞは玄から15、より奜たしくは玄
から12、そしお最も奜たしくは玄から
10である。党氎玠原子䞭のガンマ氎玠原子のパ
ヌセンテヌゞは奜たしくは玄から10、より
奜たしくは玄から、そしお最も奜たしく
は玄からである。 バヌルらの「ピツチの枩和な空気酞化䞭の化孊
倉化」カヌボン、第16巻、439−444頁1978
幎に斌お、コヌルタヌルピツチず比べお倧き
い石油ピツチの反応性は石油ピツチ䞭のアルキル
メチル、゚チル偎鎖の高濃床に基因するこず
を認めおいる。本発明のピツチの軟化点がほんの
僅かの高枩暎露によ぀お実質的に䞊がる方法を利
甚するこずによ぀お、これらの望たしいアルキル
偎鎖は保存される。その䞊、以䞋で認められる通
り、ピツチの化孊的組成は、安定化速床の芳点か
ら、増匷される。このこずはピツチの反応性を保
存しか぀フアむバヌ安定化に芁する時間を倧いに
短瞮させる。 本発明に斌お含たれる基本的工皋は以䞋のもの
を含む  高床に芳銙族質であるスラリヌ油から石油ピ
ツチを生成させ、このピツチを真空をフラツシ
ナ蒞溜たたは塗垃膜蒞発にかけお、奜たしくは
少くずも244℃471〓、より奜たしくは玄265
℃510〓たたはそれ以䞊、そしお最も奜た
しくは254℃から266℃490〓から511〓の軟
化点をも぀独埗のピツチを、ASTM法−
3104によるメトラヌ軟化点装眮によ぀お枬定し
お玄77℃から122℃、奜たしくは玄122℃の軟化
点をも぀倉性されおいないサヌマル石油ピツチ
を凊理するこずによ぀お぀くり、  工皋の高軟化点の芳銙族成分の倚いピツチ
を、奜たしくは䞊述諞特蚱に蚘茉のメルトブロ
ヌ法を䜿甚するこずによ぀おピツチフアむバヌ
のロヌビングたたはマツトぞ倉換させ、  ピツチぞ反応性皮を添加するこずなく200分
以内で、より奜たしくは100分以内、最も奜た
しくは玄50−90分以内に、工皋に斌お生成し
たピツチフアむバヌのロヌビングたたはマツト
生成物を玄180℃356〓から310℃590〓
の間の枩床の酞化雰囲気䞭に斌お、奜たしくは
酞化条件䞋の連続匏倚段熱凊理装眮の䞭で安定
化させ、  工皋の埗られた䞍融性ロヌビングたたはマ
ツトの生成物を玄1000℃1832〓から3000℃
5500〓、より奜たしくは玄900℃から1500℃、
最も奜たしくは玄1000℃から1200℃の枩床ぞ、
それらを炭化たたはグラフアむト化するめにさ
らに加熱する。 出発ピツチ材料 本発明の方法に斌お甚いられる出発石油ピツチ
は石油留分の接觊分解に斌お生成する重質スラリ
ヌ油から補造された芳銙族ベヌスの酞化されおい
ない炭玠質ピツチである。それはたた芳銙族を高
床に含有する酞化されおいないサヌマル石油ピツ
チしお特城づけるこずができる。これらのピツチ
はその融点にきわめお近い枩床に斌お剛性のたた
である。この酞化されおいない出発石油ピツチの
奜たしい補造方法は、出発物質ずしお、実質䞊す
べおのパラフむンを流動接觊分解に斌お陀去した
枅柄スラリヌ油たたはサむクル油を䜿甚する。流
動接觊分解がスラリヌ油たたはサむクル油から実
質䞊すべおのパラフむンを陀去するほどに十分き
びしくない堎合には、パラフむンはフルフラヌル
で䌌お抜出せねばならない。いずれの堎合に斌お
も、埗られる出発物質は玄315℃から540℃の沞点
の高芳銙族質油である。この油は玄38.7℃から玄
126.7℃の軟化点をも぀熱分解石油ピツチを生ず
るのに十分な時間の間、昇枩昇圧䞋で熱分解され
る。いく぀かのその他の酞化されおいない石油ピ
ツチ生成物の補造は、アツシナランド石油ピツチ
240のように必ずしも䜿甚に適しおいるずは考え
られないが、ナツシナの米囜特蚱明现曞第
2768119号及びベルらの米囜特蚱明现曞第3140249
号に蚘茉されおいる。第衚は本発明で䜿甚する
出発物質ずしおの甚途に適した四぀の酞化されお
いない垂販の石油ピツチ゜ヒオ瀟補造、
゜ヒオ瀟補、モヌビル石油補、及びモ
ヌビル石油補の比范性質を瀺しおいる。 ピツチのアルフア及びベヌタ−氎玠 本明现曞の他の個所に斌お述べる通り、アルフ
ア氎玠及びベヌタ−氎玠すなわち、アルキル偎
鎖の保存は本発明の䞀぀の特定的特色である。
䞊述のアルフア及びベヌタ−氎玠のパヌセンテヌ
ゞはすべおの凊理が完了しおピツチフアむバヌが
圢成する埌に斌おもピツチ䞭に保存される。 アルフア及びベヌタ−氎玠の含有量は栞磁気共
鳎NMR法によ぀お分析的に決定するこずが
できる。この方法はたた他の氎玠のタむプ芳銙
族的、などの濃床も決定する。 ピツチ軟化点 本発明の軟化点は圓工業に呚知の方法、奜たし
くは、本発明のピツチのも぀高軟化点の芋地から
ステンレス鋌補ボヌルずカツプ及び高枩炉を䜿甚
するよう倉圢したASTMNo.−3104によ぀お枬
定する。軟化点は奜たしくは少くずも244℃、よ
り奜たしくは玄265℃から274℃、最も奜たしくは
箄254℃から266℃の範囲にある。 ピツチのキシレン䞍溶分 本発明の物質のキシレン䞍溶分含量は玄から
箄40重量、より奜たしくは玄から玄35重量
、最も奜たしくは玄から32重量の範囲にあ
らるべきである。キシレン䞍溶分はASTMNo.
−3671を含めた圓工業呚知の方法によ぀お枬定す
る。 ピツチのキノリン䞍溶分 本発明のピツチのキノリン䞍溶分は玄から玄
重量、より奜たしくは玄から玄重量、
最も奜たしくは玄から玄0.25重量である。キ
ノリン䞍溶分は䞀般には觊媒たたは遊離カヌボン
あるいはメ゜プヌズカヌボンのいずれかを瀺
し、できるだけキノリン䞍溶分含量が䜎いこずが
奜たしい。 ピツチの硫黄含量 本発明のピツチの硫黄含量は䟛絊原料物質の含
量によ぀お決定されるが、できるだけ䜎いこずが
奜たしい。玄0.1から玄重量、より奜たしく
は玄0.1から玄重量、及び最も奜たしくは玄
0.1から玄1.5重量、の硫黄含有量を本発明の堎
合䜿甚できる。環境的考慮及びピツチからの硫黄
のガス化によ぀おおこるフアむバヌ品質の厩壊か
ら䜎硫黄含量が望たれる。硫黄含量はASTMNo.
−1551−1552たたはその他の圓工業呚知の
他の方法によ぀お容易に枬定される。 ピツチのコヌキング倀 本発明のピツチのコヌキング倀は䞀般的には
ASTMDNo.−2416によ぀お枬定され、奜たし
くは、ピツチ党重量を基準ずしお玄65から玄90重
量、より奜たしくは玄70から85重量、最も奜
たしくは玄75から玄85重量の範囲にある。より
高いコヌキング倀ももちろんあり、コヌキング倀
は最終のカヌボンフアむバヌ䞭に安定化及びすべ
おの他の工皋が完了したのちに残るカヌボンのパ
ヌセントを倧いに衚わすものであるからである。 ピツチのメ゜プヌズ含量 本発明のピツチのメ゜プヌズ含量は皋床
のあるいはそれ以䞊に倚い量も特殊の堎合には蚱
容されるかもしれないができるだけ少ない方が奜
たしい。䞀般的には、経枈的考慮のために、玄
から玄重量、より奜たしくはから玄重
量量、最も奜たしくは玄から玄0.25重量の
量のメ゜プヌズが本発明の堎合有甚である。ピ
ツチのメ゜プヌズ含量はキノリン䞍溶分によ
り、あるいは、盎亀偏光フむルタを䜿甚しお偏光
䞋の顕埮鏡䞋に存圚するメ゜プヌズの面積を枬
定次いで容積及び重量ずしお蚈算するこずに
よる光孊顕埮鏡法により枬定できる。
【衚】 本発明に斌お䜿甚する奜たしい酞化されおいな
い成分増匷石油ピツチは、他の元玠を陀倖しお考
えお、玄93重量から玄95重量の炭玠ず玄重
量から玄重量の氎玠を含有しおいる。酞
玠、硫黄、及び窒玠のような炭玠及び氎玠以倖の
元玠は望たしくなく、玄重量より倚く存圚す
べきではなく、奜たしくは以䞋である。ピツ
チは加工凊理の結果䜎濃床の硬い粒子を含有する
かもしれない。粒状物質の存圚たたは非存圚は分
析的に決定でき、これもたた党く望たしくないも
のである。奜たしくは粒状物質は0.1以䞋、よ
り奜たしくは0.01最も奜たしくは0.001以䞋
である。䟋えば、問題ずするピツチの詊料はベン
れン、キシレンあるいはキノリンのような芳銙族
溶媒䞭に溶かしお過するこずができる。400℃
たでの昇枩䞋で軟化しないフむルタヌ媒䜓䞊の䜕
らかの残枣の存圚暙準の毛现管融点装眮によ぀
お枬定は硬い粒子物質の存圚を瀺す。適性に぀
いおの別の詊隓に斌おは、問題ずするピツチを特
定寞法のオリフむス䞭に匷制的に入れる。オリフ
むスの閉塞は蚱容できない倧粒子の存圚を瀺す。
灰分も硬い粒子䞍玔物を確認するのに䜿甚でき
る。 アシナランドオむル瀟により蚘号−240ずし
お䟛絊されおいるピツチは䞊述に諞芁請を満たす
垂販の酞化されおいない石油ピツチである。本明
现曞に斌お匕甚しおいるスミスらの「石油ピツチ
の特性づけず再生性」に斌おより詳现に蚘述され
おいる。それ以䞋の特性をも぀おいる。
【衚】
【衚】 本発明の高軟化点をも぀芳銙族分の倚い奜たし
いピツチ材料を぀くるために、第衚のピツチを
軟化点を242℃471〓たたはそれ以䞊ぞ䞊げ第
衚に瀺した特性を付䞎するように凊理する。こ
のようにしお぀く぀たピツチは非メ゜プヌズの
ピツチである。非メ゜プヌズが玄重量より
少ないピツチを意味する。このようなピツチは䞀
般には圓業に斌お等方性ピツチずよばれ、䟋えば
あるゆる方向の軞に沿぀お枬定するずきに同じ倀
の光線透過のような物理的性質を瀺すピツチであ
る。 このようなピツチ材料を補造する努力に斌お、
各皮の方法が詊みられおきた。その結果、奜たし
い技法は塗垃膜蒞発噚を䜿甚するこずを含むこず
が発芋された。この技法は生成物の熱的露出時間
を枛らし、埓぀およ良奜なフアむバヌ前駆䜓を提
䟛する。適圓な塗垃膜蒞発噚はマサチナヌセツツ
州りオルサムのアヌチザンむンダストリヌ瀟によ
り補造され、ロヌトサヌムの商暙で販売されおい
る。これは乱流フむルムturbulant film原理
で䜜動する偎面の真盎ぐな機械的に助けられた薄
膜凊理機である。この装眮の䞭に入る䟛絊原料䟋
えばピツチ材料は遠心力によ぀お加熱された蒞発
噚の壁ぞ向けお投げ出されお壁ずロヌタヌの矜根
先端ずの間に乱流フむルムを圢成する。この乱流
的に流動するフむルムは蒞発速床ず無関係に党壁
面を蔜う。材料は僅か数秒間高枩ぞ露出される。
ロヌトサヌム塗垃膜蒞発噚は䞀般には本明现曞に
斌お匕甚しおいるモンテむの米囜特蚱第3348600
号及びモンテむの米囜特蚱第3349828号に斌お瀺
されおいる。その′600も特蚱に斌お認められるよ
うに、入口ず出口の䜍眮を各皮に倉えるこずがで
きる。事実、ロヌトサヌム塗垃膜蒞発噚の実際の
操䜜に斌おは、䟛絊原料入口その特蚱に斌おNo.
18は生成物出口であり埗るこずが決定された。
以䞋は本発明の高軟化点ピツチがいかにしお生成
するかの䟋ずしお圹立぀であろう。 䞀平方フむヌト0.09m2に蒞発面をもちロヌ
タヌの矜根が壁から16″1.6mmはなれたア
ヌチザンロヌトサヌム塗垃膜蒞発噚を䜿甚しお、
倚数の実隓を行な぀た。䜿甚蒞発噚は向流匏の氎
平型であり、すなわち、液䜓ず蒞気は反察方向に
移動する。䜿甚凝瞮噚は装眮の倖にあり、実隓に
は機械的真空ポンプの前に䞀個のトラツプを蚭け
お基䜿甚した。䜿甚した装眮は必芁ずする枩床
の達成及び維持のためにガラス繊維断熱材で以お
厳重に断熱する。䜿甚した糞の暡型を第図に瀺
す。 簡単に説明するず、−240ピツチ材料を溶融
タンクに斌お溶融する。それに先立ち、觊媒埮
粉を含む䞍玔物を過しお陀く。配管を通り背
圧バルブを経おれニスポンプによ぀お塗垃膜
蒞発噚の䞭にポンプで移送する。塗垃膜蒞発噚
を貯槜に入れた熱油によ぀お加熱し、これは
配管を通しお薄膜蒞発噚ぞポンプで移送する。
ピツチ材料を薄膜蒞発噚の䞭で凊理するずき、
蒞気は配管を経お逃げ第䞀凝瞮噚及び配管
で぀ないだ第二凝瞮噚の䞭で凝瞮される。蒞気は
次に配管を通぀おコヌルドトラツプの䞭
に入り配管を通぀お出る。この系には真空ポ
ンプから真空を付䞎する。補助真空ポンプ
が䞻真空ポンプ故障の堎合に準備されおいる。 時間あたり15から20ポンド6.75から9.0Kg
のピツチ䟛絊速床を䜿甚し、これにより高軟化点
のピツチが毎時玄10ポンド4.5Kg生成する。
軟化点をあげるのに芁する時間は僅かに秒から
15秒であり、甚いる絶察圧力は玄0.1トヌルから
0.5トヌルである。装眮の枩床は玄377℃710〓
で安定化される。第衚は実隓蚘号1008、1009、
及び1010の本発明の䞉぀の実隓結果を瀺す。これ
らの実隓は塗垃膜蒞発によるものである。
【衚】 実隓蚘号1010の他のデヌタは次の通りであ぀
た。 α氎玠 35.33モル β氎玠 8.58モル 安定化時間 100分 キノリン䞍溶分 0.5重量内 メ゜プヌズ 〜重量内 比范の目的で、ピツチ材料を次の方法で぀く
り、実隓蚘号は5521−410−VRアシナラン
ド瀟内コヌド番号ずした。すべおの生成物は
箄210℃410〓の軟化点をも぀おいた。前述の
慣甚的補品−240ピツチをミクロンのガラス
フアむバヌ織りフむルタヌを通しお過する。玄
250ポンド112Kgのこのピツチを慣甚の真空蒞
溜噚の䞭に入れ、次いで343−371℃650−700
〓ぞ加熱し、トヌルからトヌルの間ぞ真空
ずした。第衚(A)及び(B)はピツチ補造方法に関す
る远加情報ず埗られた性質を提䟛する。実隓番号
552155225693及び5855は比范䟋である。
【衚】
【衚】 実隓番号5522ず5855共にバツチ真空蒞溜であ
り、共に比范䟋の他のデヌタは次の通りであ぀
た。 5522 α氎玠 33.80モル β及びγ氎玠 5.14モル 安定化時間 箄36時間 5855 α氎玠 34.73モル β及びγ氎玠 5.47モル 安定化時間 箄36時間 この二぀の比范䟋ではβ氎玠の比率が小さいの
で安定化時間が倧きい。 フアむバヌの凊理 さらに凊理するこずなく、この軟化点の䞊が぀
たピツチAR−510−TFアシナランド瀟内コ
ヌド番号第衚の実隓蚘号1009及び第衚の
実隓蚘号1010ブンテむンらの米囜特蚱明现曞第
3615995号及びブンテむンらの米囜特蚱明现曞第
3684415号に蚘茉のタむプのメルトブロヌ抌出機
ぞ䟛絊する。これらの特蚱は熱可塑性物質のメル
トブロヌの技法を述べおおり、この方法においお
は、溶融状のフアむバヌ圢成性熱可塑暹脂を適圓
な埄の耇数個のオリフむスから動いおいる䞍掻性
熱ガス流の䞭に抌出し、このガスはこの溶融物質
をフアむバヌずしお现くするようにオリフむスを
ずりかこんでいるかその近傍にある出口から吹き
出し、これらのフアむバヌが䞀぀のフアむバヌ流
を圢成する。䞍掻性熱ガス流はオリフむスから出
るフむラメントず同じかあるいはそれより高い線
速床で流れ、埓぀おフむラメントがこのガス流に
よ぀お匕き出されるようになる。フアむバヌはそ
れの流れの通路の䞭の受噚䞊に集められお䞍織マ
ツトを圢成する。 フアむバヌは−410−VR実隓番号5521を
甚いお同様に぀くられる。 安定化及び炭化 フアむバヌを次に以䞋のように安定化する。
AR−510−TFアシナランド瀟内コヌド番
号実隓蚘号1009及び実隓蚘号1010のピツチ
から぀く぀たフアむバヌが特に適しおいるこずが
わか぀た特殊な加熱サむクルによ぀お空気䞭でう
たく安定化される。より具䜓的にいえば、第図
に瀺す安定化サむクルは100分以䞋の時間でフア
むバヌを安定化するのに効果的で採甚できるこず
が実隓的に決定されたが、この時間は商業的基準
ず調和する時間である。さらに具䜓的にいえば、
この100分サむクルはこのピツチフアむバヌを前
駆䜓ピツチのガラス転移点Tgすなわち玄
180℃356〓より玄11℃20〓䜎く玄50分
間保持するこずから成り立぀おいる。続いお玄
200℃392〓ぞ枩床を䞊げ、30分間その枩床に
保぀。枩床を次に玄265℃509〓ぞ䞊げ、フア
むバヌを10分間保持する。最埌に、フアむバヌを
箄305℃581〓ぞ加熱し、この枩床で10分間保
持する。これらのフアむバヌを玄1100℃2000
〓ぞ窒玠雰囲気䞭で時間加熱しおカヌボンフ
アむバヌぞ転化させたのちにこれらのフアむバヌ
の物理的性質は第衚に瀺されおいる。 「酞化」環境ずは、酞化雰囲気たたはフアむバ
ヌ衚面内郚たたは衚面䞊に含浞された酞化性物質
のいずれかを意味する。酞化雰囲気は空気、酞玠
補匷空気、酞玠、オゟン、窒玠酞化物、硫黄酞化
物、などのようなガスから成り立ち埗る。含浞さ
れた酞化性物質は硫黄、窒玠酞化物、硫黄酞化
物、過酞化物、過硫酞塩、などのような倚数の酞
化剀のいずれでもあり埗る。
【衚】 −410−VR実隓蚘号5521から぀く぀たフ
アむバヌを安定化するためには、36時間にわたる
加熱サむクルを必芁ずする。より具䜓的にいえ
ば、これらのフアむバヌは玄152℃306〓の枩
床で24時間保持し、次いで301℃574〓ぞ枩床
を䞊げ、そこで12時間保持するこずによ぀お安定
化される。枩床が䞊がりすぎるか時間が短かい
ず、フアむバヌは溶融しはじめ、あずの工皋䞭で
融着する。適切に凊理されたずきのフアむバヌは
それを1200℃2192〓ぞ窒玠雰囲気䞭で加熱す
るこずによ぀お炭化される。−410−VRから
぀く぀たカヌボンフアむバヌの物理的性質は第
衚に瀺され、第衚に瀺す通りAR−510−TFか
ら぀く぀たフアむバヌの性質ずほが等しいかある
いはやや劣぀おいる。 䞊蚘の通り、AR−510−TFあるいは他の高軟
化点のピツチ材料から぀く぀たフアむバヌの空気
安定化に斌おは、フアむバヌがたずピツチ前駆䜓
のガラス転移点より玄から11℃10から20〓
䜎い枩床ぞ加熱されその埌玄50分の時間の埌に次
に299−316℃570−600〓ぞフアむバヌが安定
化されるたで加熱する堎合に、空気安定化がはる
かに効果的であるこずが発芋されたのである。こ
こでいう「ガラス転移点」はガラス状物質が膚匵
係数の倉化を受ける枩床であり、ずきにはそれは
応力緩和ず関連する。Tgを枬定するには噚械的
分析が適切な分析法である。甚いる手順はピツチ
フアむバヌの小郚分を磚砕しそれを0.25″盎埄×
0.125″6.3mm盎埄×3.2mmのカツプの䞭に詰める
こずから成る。円錐圢のプロヌブをその衚面ず接
觊させ、10の荷重をかける。プロヌブの䟵入
を、詊料を10℃分で窒玠雰囲気䞭で加熱するず
きの枩床の関数ずしお枬定する。ガラス転移枩床
より−11℃10−20〓䜎い枩床に斌おは、フ
アむバヌはその硬さを保ち䞀方同時にその枩床は
満足すべき安定化がおこるこずを蚱容する最高枩
床を瀺す。この枩床はフアむバヌ−フアむバヌの
融着がおこり埗る枩床より䜎い枩床である。フア
むバヌをこの枩床でスキンを圢成するのに十分な
時間の間加熱したのち、次に、䞊げた枩床が酞化
されたフアむバヌのガラス転移枩床より䜎くなる
ような速床で枩床を䞊げるこずができる。カヌボ
ンフアむバヌの酞化䞭にガラス転移枩床が䞊が
り、熱䞊げ䞭にその枩床をガラス転移枩床より
から11℃10から20〓䜎く保぀こずによ぀お、
フアむバヌの望たしくない溶融がおこらないこず
が発芋された。枩床が䞊がるず酞化速床が増し、
逆に安定化時間が短かくなる。 䞊蚘の諞衚に斌お認められるように、AR−
510−TFピツチフアむバヌは−410−VRフア
むバヌよりもず぀ず短かい時間で安定化できる。
実際に、安定化に芁する時間は−410−VRピ
ツチからく぀たフアむバヌよりもほが25倍長い。
この安定化時間の短瞮は䞀郚にはピツチフアむバ
ヌの軟化点䞊昇に基因しおおり、これはフアむバ
ヌがず぀ず高い初期安定化枩床ぞ加熱されるこず
を可胜にするものである。たた実質的郚分ずしお
はより䜎い軟化点のピツチ材料からの堎合ず比べ
お前駆䜓ピツチ材料物質の反応性増加に基因しお
いる。 䞊蚘の通り、塗垃膜蒞発噚の䜿甚は珟圚奜たし
い方法であり、なぜならば高い熱効率が高枩ぞの
生成物の露出を枛らすこずが連がり、埓぀お粘床
がより高い分散盞すなわちメ゜プヌズの圢成を
最小化するこずからなるからである。このメ゜フ
゚ヌズはフアむバヌ圢成䜜業に斌お因難をもたら
しか぀最終補品フアむバヌ䞭に組成的䞍連続領域
を生じさせるこずになるものである。 塗垃膜蒞発以倖の各皮方法を掻性の悪い圱響を
及がすこずなくピツチの軟化点を増すのに䜿甚し
およい。溶剀抜出、酞化、窒玠により远い出し、
及びフラツシナ蒞溜、を甚いおもよい。各々の簡
単ら説明をここで行なう。 高軟化点ピツチ材料を぀くるのに䜿える䞀぀の
方法は溶剀抜出である。䞉぀の抜出方法が䜿甚で
きる。それらは(1)超臚界supercritical抜出、
(2)慣甚的抜出、(7)反溶剀抜出である。これらの方
法はピツチが受ける枩床を倧いに䞋げ、埓぀およ
り良奜なフアむバヌ前駆䜓を提䟛する。抜出は䜎
分子量物質を陀去し埓぀お高軟化点高分子量のフ
アむバヌ前駆䜓を残留させる䞀぀の方法である。 超臚界抜出に斌おは、ピツチを圧力容噚の䞭に
ポンプで送り蟌みそこで溶剀の臚界圧以䞊の圧力
で溶剀で連続的に抜出する。この目的に䜿甚する
普通の溶剀はノルマル炭化氎玠であるが、それに
限定されるこずはない。可溶化されるピツチの郚
分ず䞀緒の溶剀を䞀連の圧力段階降䞋容噚ぞ陀去
しそこで溶剀をフラツシナさせる。ピツチの䞍溶
郚分を反応噚の底からずり出す。この䞍溶郚分を
フアむバヌの前駆䜓ずしお䜿甚する。この䞍溶郚
の軟化点は抜出を行なう枩床を倉えるこずによ぀
お調節する。 超臚界抜出の䞀぀の利点はフアむバヌ前駆䜓ピ
ツチを粟補するのに䜿甚できるこずである。ピツ
チが無機質䞍玔物及び粒状物を含むこずは前に述
べた。少くずも95のピツチを抜出する溶剀を甚
いるこずにより無機質䞍玔物及び粒状物はピツチ
の以䞋を構成する䞍溶郚の䞭に残り埗る。こ
の第䞀の抜出から埗られるピツチの少くずも95
を次に䞊述の通り超臚界的に抜出しお無機質䞍玔
物及び粒状物を含たない高軟化点ピツチ前駆䜓を
生じさせる。 䜿甚できる抜出のもう䞀぀の方法は反溶剀抜出
である。この抜出方法も無機質䞍玔物及び粒状物
を含たないフアむバヌ前駆䜓ピツチを぀くるのに
䜿甚できる。出発ピツチをクロロホルムのような
溶剀に溶解し、これはピツチの少くずも95を溶
解する。このピツチクロロホルム溶液を次に小
孔のフむルタヌを通しお過する。この過段階
は無機質䞍玔物ず粒状物を陀去する。ピツチク
ロロホルム溶液を次に、ピツチに察しお限定され
た溶解性をも぀ノルマル炭化氎玠のような溶剀で
以お垌釈する。ノルマル炭化氎玠を添加するず、
䞍溶のピツチが沈柱しはじめる。ノルマル炭化氎
玠の添加完了埌、溶液を過する。過によ぀お
陀かれる䞍溶郚分は無機質䞍玔物及び粒状物を含
たない高軟化点フむルタヌ前駆䜓ピツチである。
この䞍溶郚分の軟化点はピツチクロロホルム溶
液ぞのノルマル炭化氎玠の添加量によ぀お調節す
る。 高軟化点フアむバヌ前駆䜓ピツチを぀くるのに
甚い埗るもう䞀぀の抜出方法は石油粟補業者の溶
剀脱アスフアルトに斌お䜿甚されるような慣甚的
溶剀抜出である。ピツチを抜出容噚䞭で抜出溶剀
を甚いお䞎えられた枩床及び圧力に斌お抜出す
る。この目的のための通垞の溶剀はノルマル炭化
氎玠であるが、それに限定されるものではない。
可溶化されたピツチの郚分ず䞀緒の溶剀をフラツ
シナ蒞溜宀ぞずり出しそこで溶剀を陀く。ピツチ
の䞍溶郚分を抜出噚の底からずり出す。この䞍溶
郚分の軟化点は抜出条件のきびしさを倉えるこず
によ぀お調節する。 高軟化点ピツチフアむバヌ前駆䜓を぀くるのに
䜿甚するこずができるもう䞀぀の方法は酞化であ
る。酞化は接觊的であ぀おも非接觊的であ぀おも
よい。ピツチを高枩にかける時間はきわめお長く
それ故酞化剀の枩床が高くなりすぎないよう泚意
が必芁である。泚意をよくすればメ゜プヌズを
含たないピツチを぀くるこずが可胜である。酞化
は蒞溜によ぀お䜎分子量分子を陀き、そしおた
たはそれを反応させおより倧きい分子を圢成さ
せるこずによ぀お陀く䞡者を含む方法である。酞
化は回分匏反応か連続匏反応のいずれであるこず
もできる。 ピツチは250−300℃の枩床に斌お回分匏か連続
匏の酞化噚䞭で酞化される。酞化甚ガスは空気、
酞玠を増した空気、NO2及びSO2のようなガスの
どれでもよい。望たしくないメ゜プヌズの圢成
を避けるために酞化噚の枩床が玄300℃をこえな
いように泚意せねばならない。この方法は望たし
さの最も小さい技法の䞀぀であり、ピツチがかな
りの高枩床ぞさらす時間が倧でメ゜プヌズ圢成
の危険があるからである。酞化は任意の数の酞化
觊媒の添加によ぀お接觊的に実斜するこずができ
る。これらの觊媒はFeCl3P2O5パヌオキサむ
ド、Na2CO3などを含む。觊媒はたたフアむバ
ヌ安定化甚觊媒ずしお䜜甚し埗るずいう点で別の
機胜も果たし埗る。安定化は単玔には䞀぀の酞化
工皋である。 高軟化点フアむバヌ前駆䜓を補造するのに䜿甚
できるもう䞀぀の方法はピツチず硫黄ずの反応で
ある。硫黄はピツチの分子の脱氎玠し亀差結合す
る点に斌お酞玠ず党く同じ機胜を果たす。硫黄は
たいおいは小分子をそれを反応させるこずによ぀
お陀く。硫黄はピツチが250〜300℃ぞ加熱された
のちゆ぀くりピツチぞ添加する。硫黄が添加する
ずH2Sの発生があり、埓぀お泚意が必芁である。
たた、枩床はメ゜プヌズの圢成を避けるために
300℃以䞋に調節せねばならない。この方法は望
たしさの最も小さい方法の䞀぀であり、それはた
た、ピツチが長時間高枩にさらされか぀硫黄がた
た最終生成物䞭に入に蟌むからである。 もう䞀぀の方法はピツチを玄300℃の枩床に保
ちながら窒玠で以おストリツピングを行なうこず
から成る。䟋えば、ピツチの軟化点は次の手順に
埓぀お窒玠で以おストリツピングを行なうこずに
よ぀お䞊げるこずができる。300回分の攪拌機
を備えた反応噚に商業的の−240ピツチを半分
充填する。反応噚及びその内容物の枩床を電気加
熱マントルを䜿぀お300℃ぞ䞊げる。窒玠を攪拌
されおいるピツチの䞭に立方フむヌト時ポ
ンド・ピツチ631時Kg・ピツチの割合で
通す。塔頂物質を反応噚頂郚にある配管を通しお
排気し、燃焌させる。時間埌、ピツチを反応噚
からずり出し、メトラヌ軟化点装眮ASTM 
−3104を䜿぀お軟化点が玄250℃であるこずが
枬定され、倉性したコンラド゜ンカヌボン
ASTM2416が81.0であるこずが枬定される。
ストリツピング甚ガスずしお過熱スチヌムで以お
この同じ方法を繰返すこずができる。 高軟化点ピツチは平衡フラツシナ蒞溜がたを䜿
甚するこずによ぀お぀くるこずができる。このよ
うな装眮に斌おは、液状の−240ピツチを予熱
垯の䞭にポンプで移送し、そこで䟛絊原料をフラ
ツシナ枩床ぞ加熱する。加熱盎埌、䟛絊原料をフ
ラツシナ垯の䞭に入れる。この垯域は真空䞋の倧
きくお十分加熱された容噚であり、ここで揮発分
は液盞から逃がされる。蒞気を凝瞮させ、塔頂配
管を経お回収し、䞀方、液状塔底物は底の開口か
ら流出させお捕集し、カヌボンフアむバヌ前駆䜓
ずしお䜿甚する。 倉 圢 諞実斜䟋は単に説明甚であり、本発明が各皮の
倉圢及び倉曎を受け易く、それらは圓業熟緎者に
ず぀おは本願を䞀読するこずによ぀お明らかずな
るこずは理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第図はアヌチザンロヌトサヌム匏塗垃膜蒞発
噚を䜿甚する系の暡型図であり、ピツチ材料の軟
化点を䞊げるための短時間高枩凊理を行うもので
ある。第図はピツチフアむバヌの安定化操䜜の
枩床ず時間の関係を瀺す䞀䟋である。   溶融タンク、  れニスポンプ、 
 塗垃膜蒞発噚、  貯槜、  配管、
  配管、  配管、  配管、 
 真空ポンプ、  補助真空ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  石油留分の接觊分野で補造される重質スラリ
    ヌ油から埗られる芳銙族化合物に富んだ酞化され
    おいない炭玠質ピツチを真空フラツシナ蒞溜たた
    は塗垃膜蒞発にかけお補造した石油ピツチであ぀
    お、ピツチ䞭に存圚する氎玠のモル数を基準ずし
    お玄20〜40モルのアルフア氎玠及び少なくずも
    玄モルのベヌタ氎玠を含む芳銙族分の倚い石
    油ピツチからなり、少なくずも244℃の軟化点、
    箄15〜40重量のキシレン䞍溶分、玄〜5.0重
    量のキノリン䞍溶分、玄0.1〜重量の硫黄
    含有量、65〜90重量のコヌキング倀、および玄
    〜重量のメ゜プヌズを持぀こずからな
    る、安定化時間が短い、カヌボンフアむバヌ補造
    甚の前蚘石油ピツチ。  軟化点が少なくずも265℃であり、党氎玠原
    子のうちのベヌタ氎玠原子のパヌセンテヌゞが
    〜15、たたは玄〜10である、特蚱請求の範
    囲第項蚘茉の石油ピツチ。  キシレン䞍溶分が18〜35であり、コヌキン
    グ倀が75〜85重量であり、硫黄含有量が1.6〜
    2.8であり、キノリン䞍溶分が1.0より少な
    い、特蚱請求の範囲第項蚘茉の石油ピツチ。  軟化点が少なくずも290℃である、特蚱請求
    の範囲第項蚘茉の石油ピツチ。
JP21911682A 1981-12-14 1982-12-14 カ−ボンフアむバ−ずその原料の補造方法 Granted JPS58132079A (ja)

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