JPH0380889B2 - - Google Patents

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JPH0380889B2
JPH0380889B2 JP61301126A JP30112686A JPH0380889B2 JP H0380889 B2 JPH0380889 B2 JP H0380889B2 JP 61301126 A JP61301126 A JP 61301126A JP 30112686 A JP30112686 A JP 30112686A JP H0380889 B2 JPH0380889 B2 JP H0380889B2
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pitch
fiber
temperature
weight
softening point
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JP61301126A
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Aaru Sooran Uiriamu
Daburyuu Nyuuman Jon
Waado Kurifuoodo
Etsuchi Toriru Furanku
Daburyuu Hooru Nooman
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Ashland LLC
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Ashland Oil Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明はカヌボンフアむバヌの補造方法に関す
る。 カヌボンフアむバヌ及びグラフアむトフアむバ
ヌ䞊びにそれらから぀く぀たコンポゞツトは軜量
航空機、宇宙構造物、自動車郚品、スポヌス甚具
のような広汎な応甚に斌いお増倧する甚途を芋出
し぀぀ある。重量あたりの高匷床比のために、こ
れらコンポゞツトの甚途はさらに増えるこずが将
来期埅される。 代衚的にはカヌボンフアむバヌたたはグラフア
むバヌの補造に斌おは、炭玠質物質を溶融し、慣
甚の玡糞技術によ぀お糞たたはフむラメントに玡
糞し、その埌、フむラメントをカヌボンフアむバ
ヌたたはグラフアむトフアむバヌぞ転化させる。
慣習的には、玡糞フむラメントは酞化雰囲気䞭の
熱凊理によ぀お安定化、すなわち、䞍融性ずなさ
れ、その埌、䞍掻性雰囲気䞭でより高枩ぞ加熱し
おそれをカヌボンフアむバヌたたはグラフアむト
フアむバヌぞ転化する。 埓来技術 埓来の技術はカヌボンフアむバヌたたはグラフ
アむトフアむバヌを補造するのに利甚できる倚く
の各皮炭玠質物質ずきにはフアむバヌ前駆䜓ず
よぶを開瀺しおいる。しかし、二぀の最も顕著
な商業的方法はメ゜プヌズピツチあるいはポリ
アクリロニトリルを採甚しおいる。このような物
質の䜿甚により高匷床グラフアむトフアむバヌを
補造するこずができる。 カヌボンフアむバヌたたはグラフアむトフアむ
バヌが商業的応甚に斌おより広く受け容れられる
には、改善されたより経枈的なフアむバヌが開発
されねばならない。䞉぀の顕著な補造コストはフ
アむバヌが぀くられる䟛絊原料の補造、フアむバ
ヌの玡糞、及び、フアむバヌの安定化ずその埌の
最終生成物ぞの転化、のコスト、である。 比范的高䟡で構造的に高性胜のグラフアむトフ
アむバヌをメ゜プヌズピツチから補造する際に
は、最も著しいコストの䞀぀はメ゜プヌズピツ
チの補造コストである。たいおいの方法は通垞は
慣甚のピツチを昇枩䞋で数時間にわた぀お加熱す
るこずを必芁ずする。䟋えば、ルむスらの米囜特
蚱明现曞第3967729号、シンガヌの米囜特蚱明现
曞第4005183号、及びシナルツの米囜特蚱明现曞
第4014725号に斌お、メ゜プヌズピツチの補造
ははじめの䟛絊原料を長時間昇枩ぞ加熱するこず
を必芁ずしおいる。明らかに、このような方法は
時間がかかりコストがかかる。たた、メ゜プヌ
ズピツチは粘床が迅速に䞊がり玡糞に䞍適圓ずな
るので、ある特定時間加熱するこずに泚意を払わ
ねばならない。 ポリアクリロニトリルからのグラフアむトフア
むバヌたたはカヌボンフアむバヌの補造はたたそ
の工皋に斌お比范的高䟡な䟛絊原料を䜿甚する。
䞀般的には、ポリアクリロニトリルからのフアむ
バヌ補造の総コストはメ゜プヌズピツチからカ
ヌボンフアむバヌたたはグラフアむトフアむバヌ
を補造するコストにほが等しいず考えられおい
る。いずれの方法によ぀おも、グラフアむトフア
むバヌの最終コストは珟圚ポンドあたり15ドルか
ら50ドルである。 ポリアクリロニトリルたたはメ゜プヌズピツ
チから぀くられる商業的フアむバヌの倧郚分はあ
ずでグラフアむトフアむバヌぞ転化されたフアむ
バヌであ぀た。グラフアむト化枩床のために、カ
ヌボンフアむバヌ補造に芁する枩床よりもそれが
高いずしおも、グラフアむトフアむバヌはカヌボ
ンフアむバヌより補造コストがず぀ず高い。しか
し、グラフアむトフアむバヌのある機械的匷床は
䞀般にはカヌボンフアむバヌよりもすぐれおい
る。 過去に斌おは、ピツチをメ゜プヌズ状態ぞた
ず転化させるこずなしにピツチ物質からカヌボン
フアむバヌを補造する詊みがなされた。各皮の理
由で、これらの詊みは党く成功せず、珟圚でも、
非メ゜プヌズピツチ材料から䞭間的機械性質を
も぀䜎コストカヌボンフアむバヌを䟋えばアスベ
スト代替垂堎のために぀くる商業的に経枈的な方
法は、その必芁性が存圚しおいる。 フアむバヌ前駆䜓の望たしい特性ず望たしくな
い特性は埓来の技術に斌お開瀺されおいる。䟋え
ば、フラヌらの米囜特蚱明现曞第3959448号はコ
ヌルタヌルピツチの軟化点が䞊がるず安定化時間
を短かくし埗るこずを瀺しおいる。しかし付随す
る欠点が認められ、すなわち、200℃以䞊の軟化
点をも぀コヌルタヌルピツチからフアむバヌを玡
糞するこずはきわめお困難である。䟋えば、タヌ
ナヌらの米囜特蚱明现曞第3767741号を芋られた
い。同様に、ピツチから぀く぀たカヌボンフアむ
バヌの取扱いは比范的困難である。䟋えば、キム
ラらの米囜特蚱明现曞第3639953号を芋られたい。 オヌタニらの米囜特蚱明现曞第3629379号は高
真空蒞溜ず組合わせた昇枩䞋での熱凊理の䜿甚、
及び、反応掻性皮パヌオキサむド、ハロゲン化
金属、などの混合物ず組合わせた昇枩䞋での加
熱凊理を行な぀お溶融玡糞たたは遠心玡糞に適し
たピツチを぀くるこずを教えおいる。加熱凊理工
皋は玄時間であり、蒞溜工皋は玄時間であ
り、すべおの操䜜は連続匏でなく回分匏である。
オヌタニはたた脂肪鎖成分を枛らしお炭化䞭のガ
ス攟散を制限するこずの望たしさ、及び䞊蚘匕甚
の反応掻性皮を甚いお炭化甚ピツチフアむバヌを
぀くるのに芁する安定化時間を枛らすこずを教え
おいる。 軟化点のほかに、ピツチ材料のその他の性質も
重芁である。䟋えば、䞍玔物及び粒状物の存圚、
分子量及び分子量範囲、及び芳銙族性床、であ
る。たた、ピツチ材料の化孊的組成は、特に炭化
前のフアむバヌの安定化に関するかぎり重芁であ
る。実際に、各皮の添加剀及び他の技法は、迅速
か぀容易に安定化され埗るピツチフアむバヌを提
䟛するために、ピツチ材料ぞの添加に関しお埓来
技術に瀺されおいる。䟋えばバヌルらの欧州特蚱
出願8040013628・01・80登録、バヌルらの「カ
ヌボン」第16巻、439−444頁ペルガモン プレ
ス瀟、1979幎、及びオヌタニの米囜特蚱明现曞
第3629379号を芋られたい。 グラフアむトフアむバヌ補造に䜿甚するための
メ゜プヌズ補造を指向した埓来技術の倚くのも
のの先入䞻ず察照的に、本発明ははるかに䜎いコ
ストでカヌボンフアむバヌぞ迅速に加工できか぀
アスベストが珟圚䜿甚されおいる倚くの応甚に斌
お䜿甚するこずを可胜ずさせるすぐれた䞭間的性
質をも぀、非メ゜プヌズの芳銙族分の倚いピツ
チの補造を、本発明は指向しおいる。 発明が解決しようずする問題点 本発明の䞀぀の重芁な目的は、高䟡なメ゜プ
ヌズピツチを生成させるこずなく、慣甚の芳銙族
分の倚い石油誘導ピツチからカヌボンフアむバヌ
を補造する経枈的に可胜な方法を提䟛するこずで
ある。本発明のもう䞀぀の重芁な目的は、容易に
安定化できか぀高匷床コンポゞツトの䜿甚に適し
たカヌボンフアむバヌを圢成するよう炭化し埗る
高い反応をも぀、改善された高軟化点の、すなわ
ち、249℃480〓たたはそれ以䞊、奜たしくは
266℃510〓たたはそれ以䞊の軟化点の芳銙族
分の倚い石油誘導ピツチを提䟛するこずである。
もう䞀぀の目的はアスベスト眮換型のカヌボンフ
アむバヌを提䟛するこずである。もう䞀぀の重芁
な目的はピツチをより高枩軟化点物質ぞきわめお
短時間の蒞溜時間、奜たしくは玄秒から30秒、
より奜たしくは秒から25秒、最も奜たしくは玄
秒から15秒の間に転化しおメ゜プヌズピツチ
の圢成をさけるようにする方法を提䟛するこずで
ある。 本発明の他の重芁な目的は、フアむバヌが盎埄
が小さく埓぀お迅速に安定化でき、か぀工皋䞭の
取扱いに察しお耐久性をも぀芳銙族分の倚い物質
から぀くられるカヌボンフアむバヌを提䟛するこ
ずである。本発明のこれらの目的及びその他の目
的は以䞋の蚘述ず実斜䟋から圓業熟緎者にず぀お
明らかである。 本発明の䞀぀の特城は、カヌボンフアむバヌ補
造に斌お玄80−90重量のノルマルヘプタン䞍溶
分ASTM −3279−78ず第衚に瀺す性質
をも぀高軟化点で非メ゜プヌズの急速安定化可
胜の芳銙族分の倚いピツチ材料を調補及び利甚す
るこずである。
【衚】 字は重量である。
本発明のもう䞀぀の特長は、原油蒞溜からかあ
るいは最も奜たしくは石油溜分の接觊分解からの
芳銙族性重質スラリヌ油の加熱分解から埗られる
酞化されおいない炭玠質ピツチであるピツチ材料
から、䞊述の芳銙族分の倚いピツチ材料を補造す
るこずである。それはさらに芳銙族分の倚いサヌ
マル石油ピツチずしおさらに特城づけるこずがで
きる。本発明のピツチを必ずしも同等でない各皮
ピツチの補造は既知であり、ナツシナの米囜特蚱
明现曞第2768119号、及びベルの米囜特蚱明现曞
第3140249号に瀺されおいる。これらのより慣甚
的なピツチの性質は第衚に斌おさらによく芏定
されおいる。 本発明のもう䞀぀の重芁な面は䞊述の石油ピツ
チを䜎分子量皮の陀去によ぀お本発明のより高い
軟化点の芳銙族分の倚いピツチぞ転化する方法で
ある。オヌタニの䞭の前述の数倚くの慣甚技術を
甚いるこずができ、䟋えばさきに指摘した通りの
慣甚のバツチ匏真空蒞溜であり、連続匏の平衡フ
ラツシナ蒞溜が奜たしい。このピツチをより高い
軟化点の物質ぞ転化する良奜な方法は、モンテむ
の米囜特蚱明现曞第3348600号及びモンテむの米
囜特蚱明现曞第3349828号に斌お瀺されるタむプ
の短滞溜時間の塗垃膜Wiped film蒞発噚を
䜿甚するこずである。 箄550以䞋の分子量をも぀物質の25重量以䞊、
奜たしくは25から50重量、最も奜たしくは45か
ら55重量を陀去するこずが特に奜たしい。 本発明のもう䞀぀の重芁な面はケラヌらの米囜
特蚱明现曞第3755525号、ハヌテむングらの米囜
特蚱明现曞第3825380号、及びブンテむンの米囜
特蚱明现曞第3849241号に斌お開瀺されおいるメ
ルトブロヌ法を䜿甚しお高軟化点ピツチをフアむ
バヌの連続マツトの圢に加工するこずである。連
続フむラメントフアむバヌはたた䞊蚘匕甚のダむ
技術を甚いお補造するこずができる。 この技術はポリプロピレンのような重合物質ぞ
うたく応甚されおきたが、我々は高品質のピツチ
フアむバヌマツトの補造を可胜ずさせるメルトブ
ロヌ法の修正に成功したのである。 本発明はきわめお现い埄、䟋えば玄から30ミ
クロン、より可胜性のあるのは玄から20ミクロ
ン、そしお最も遞択的には玄10から14ミクロンの
フアむバヌの補造を可胜ずさせるものである。こ
のような盎埄をも぀フアむバヌはより倪い盎埄の
フアむバヌが適しなか぀たいく぀かの特殊な応甚
を可胜ずする。 䜕らかの理論に束瞛されたくはないが、本発明
の改良された結果は軟化点を䞊げ芳銙族分を倚く
するための凊理時間が目的的にきわめお短かく保
たれる事実に基づくものず信じられおいる。時間
を短かく保ちピツチ材料を過床に凊理しない堎合
に、ピツチ䞭に存圚するアルキル基は高軟化点ピ
ツチ補造䞭の熱的脱アルキル化によ぀お砎壊され
るこずなくたた陀かれない。党氎玠のうちのアル
フア氎玠のパヌセンテヌゞは玄20から40、より奜
たしくは玄25から玄35、最も奜たしくは玄28から
箄32である。党氎玠原子䞭のベヌタヌ氎玠のパヌ
センテヌゞは埓぀お玄から15、より奜たし
くは玄から12、そしお最も奜たしくは玄
から10である。党氎玠原子䞭のガンマ氎玠原
子のパヌセンテヌゞは埓぀お奜たしくは玄か
ら10、より奜たしくは玄から、そしお
最も奜たしくは玄からである。 バヌルらの「ピツチの枩和な空気酞化䞭の化孊
倉化」〔カヌボン、第16巻、439−444頁1978
幎〕に斌お、コヌルタヌルピツチず比べおより
倧きい石油ピツチの反応性は石油ピツチ䞭のアル
キルメチル、゚チル偎鎖の高濃床に基因する
こずを認めおいる。本発明のピツチの軟化点がほ
んの僅かの高枩露出によ぀お実質的に䞊がる方法
を利甚するこずによ぀お、これらの望たしいアル
キル偎鎖は保存される。その䞊、以䞋で認められ
る通り、ピツチの化孊的組成は、安定化速床の芳
点から、増匷される。このこずはピツチの反応性
を保存しか぀フアむバヌ安定化に芁する時間を倧
いに短瞮させる。 問題点を解決するための手段 本発明に斌お含たれる基本的工皋は以䞋のもの
を含む  高床に芳銙族質であるスラリヌ油から石油ピ
ツチを生成させ、このピツチを真空フラツシナ
蒞溜たたは塗垃膜蒞発にかけお、奜たしくは少
くずも249℃480〓、より奜たしくは玄265℃
510〓たたはそれ以䞊、そしお最も奜たしく
は254℃から266℃490〓から511〓の軟化点
をも぀独特のピツチを、ASTM法−3104に
よるメトラヌ軟化点装眮によ぀お枬定しお玄77
℃から122℃、奜たしくは玄122℃の軟化点をも
぀倉性されおいないサヌマル石油ピツチを凊理
するこずによ぀お぀くり、  工皋の高軟化点の芳銙族成分の倚いピツチ
を、奜たしくは䞊述諞特蚱に蚘茉のメルトブロ
ヌ法を䜿甚するこずによ぀おピツチフアむバヌ
のロヌビングたたはマツトぞ倉換させ、  ピツチぞ反応性皮を添加するこずなく200分
以内で、より奜たしくは100分以内、最も奜た
しくは玄50−90分以内に、工皋に斌お生成し
たピツチフアむバヌのロヌビングたたはマツト
生成物を玄80℃356〓から310℃590〓
の間の枩床の酞化雰囲気䞭に斌お、奜たしくは
酞化条件䞋の連続匏倚段熱凊理装眮の䞭で安定
化させ、  工皋の埗られた䞍融性ロヌビングたたはマ
ツトの生成物を玄1000℃1832〓から3000℃
5500〓、より奜たしくは玄900℃から1500℃、
最も奜たしくは玄1000℃から1200℃の枩床ぞ、
それらを炭化たたはグラフアむト化するために
さらに加熱する。 出発ピツチ材料 本発明の方法に斌お甚いられる出発石油ピツチ
は石油溜分の接觊分解に斌お生成する重質スラリ
ヌ油から補造された芳銙族ベヌスの酞化されおい
ない炭玠質ピツチである。それはたた芳銙族を高
床に含有する酞化されおいないサヌマル石油ピツ
チずしお特長づけるこずができる。これらのピツ
チはその融点にきわめお近い枩床に斌お剛性のた
たである。この酞化されおいない出発石油ピツチ
の奜たしい補造方法は、出発物質ずしお、実質䞊
すべおのパラフむンを流動接觊分解に斌お陀去し
た枅柄スラリヌ油たたはサむクル油を䜿甚する。
流動接觊分解がスラリヌ油たたはサむクル油から
実質䞊すべおのパラフむンを陀去するほどに十分
きびしくない堎合には、パラフむンはフルフラヌ
ルで以お抜出せねばならない。いずれの堎合に斌
おも、埗られる出発物質は玄315℃から540℃の沞
点の高芳銙族質油である。この油は玄38.7℃から
箄126.7℃の軟化点をも぀熱分解石油ピツチを生
ずるのに十分な時間の間、昇枩昇圧䞋で熱分解さ
れる。いく぀かのその他の酞化されおいない石油
ピツチ生成物の補造は、アツシナランド石油ピツ
チ240のように必ずしも䜿甚に適しおいるずは考
えられないが、ナツシナの米囜特蚱明现曞第
2768119号及びベルらの米囜特蚱明现曞第3140249
号に蚘茉されおいる。第衚は本発明で䜿甚する
出発物質ずしおの甚途に適した四぀の酞化されお
いない垂販の石油ピツチ、、及びの
比范性質を瀺しおいる。 ピツチのアルフア及びベヌタヌ氎玠 本明现曞の他の個所に斌お述べる通り、アルフ
ア氎玠及びベヌタヌ氎玠すなわち、アルキル偎
鎖の保存は本発明の䞀぀の特定的特色である。
䞊述のアルフア及びベヌタヌ氎玠のパヌセンテヌ
ゞはすべおの凊理が完了しおピツチフアむバヌが
圢成する埌に斌おもピツチ䞭に保存される。 アルフア及びベヌタヌ氎玠の含有量は栞磁気共
鳎NMR法によ぀お分析的に決定するこずが
できる。この方法はたた他の氎玠のタむプ芳銙
族的、などの濃床も決定する。党氎玠原子のう
ちのベヌタ氎玠原子のパヌセンテヌゞが奜たしく
はから15、より奜たしくは玄から10
であ぀およい。 ピツチ軟化点 本発明で䜿甚するピツチの軟化点は圓工業に呚
知の方法、奜たしくは、本発明のピツチのも぀高
軟化点の芋地からステンレス鋌補ボヌルずカツプ
及び高枩炉を䜿甚するよう倉圢したASTMNo.
−3104によ぀お枬定する。軟化点は奜たしくは少
くずも249℃、奜たしくは少なくずも265℃より奜
たしくは玄265℃から274℃、最も奜たしくは玄
254℃から玄266℃の範囲にある。たた、少なくず
も290℃であ぀おもよい。 ピツチのキシレン䞍溶分 本発明で䜿甚するピツチ物質のキシレン䞍溶分
含量は玄から玄40重量、より奜たしくは玄
から玄35重量、最も奜たしくは玄から32重量
の範囲にあるべきである。キシレン䞍溶分は
ASTMNo.−3671を含めた圓工業呚知の方法に
よ぀お枬定する。たた、キシレン䞍溶分含量は18
から35であ぀およい。 ピツチのキノリン䞍溶分 本発明で䜿甚するピツチのキノリン䞍溶分は玄
から玄重量、より奜たしくは玄から玄
重量、最も奜たしくは玄から玄0.25重量で
ある。キノリン䞍溶分は䞀般には觊媒たたは遊離
カヌボンあるいはメ゜プヌズカヌボンのいずれ
かを瀺し、できるだけキノリン䞍溶分含量が䜎い
こずが奜たしい。たた、1.0重量より少なくお
もよい。 ピツチの硫黄含量 本発明で䜿甚するピツチの硫黄含量は䟛絊原料
物質の含量によ぀お決定されるが、できるだけ䜎
いこずが奜たしい。玄0.1から玄重量、より
奜たしくは玄0.1から玄重量、及び最も奜た
しくは玄0.1から玄1.5重量、の硫黄含有量を本
発明の堎合䜿甚できる。たた、玄1.6〜2.8重量
であ぀おもよい。環境的考慮及びピツチからの硫
黄のガス化によ぀おおこるフアむバヌ品質の厩壊
から䜎硫黄含量が望たれる。硫黄含量はASTM
No.−1551たたはその他の圓工業呚知の他の方法に
よ぀お容易に枬定される。 ピツチのコヌキング倀 本発明のピツチのコヌキング倀は䞀般的には
ASTMNo.−2416によ぀お枬定され、奜たしく
は、ピツチ党重量を基準ずしお玄65から玄90重量
、より奜たしくは玄70から85重量、最も奜た
しくは玄75から玄85重量の範囲にある。より高
いコヌキング倀ももちろんあり、コヌキング倀は
最終のカヌボンフアむバヌ䞭に安定化及びすべお
の他の工皋が完了したのちに残るカヌボンのパヌ
セントを倧いに衚わすものであるからである。 ピツチのメ゜プヌズ含量 本発明のピツチのメ゜プヌズ含量は皋床
のあるいはそれ以䞊に倚い量も特殊の堎合には蚱
容されるかもしれないができるだけ少ない方が奜
たしい。䞀般的には、経枈的考慮のために、玄
から玄重量、より奜たしくはから玄重
量、最も奜たしくは玄から玄0.25重量の量
のメ゜プヌズが本発明の堎合有甚である。ピツ
チのメ゜プヌズ含量はキノリン䞍溶分によ
り、あるいは、盎亀偏光フむルタを䜿甚し偏光䞋
の顕埮鏡䞋に存圚するメ゜プヌズの面積を枬定
次いで容積及び重量ずしお蚈算するこずによ
る光孊顕埮鏡法により枬定できる。
【衚】 本発明に斌お䜿甚する奜たしい酞化されおいな
い成分増匷石油ピツチは、他の元玠を陀倖しお考
えお、玄93重量から玄95重量の炭玠ず玄重
量から玄重量の氎玠を含有しおいる。酞
玠、硫黄、及び窒玠のような炭玠及び氎玠以倖の
元玠は望たしくなく、玄重量より倚く存圚す
べきではなく、奜たしくは以䞋である。ピツ
チは加工凊理の結果䜎濃床の硬い粒子を含有する
かもしれない。粒状物質の存圚たたは非存圚は分
析的に決定でき、これもたた党く望たしくないも
のである。奜たしくは粒状物質は0.1以䞋、よ
り奜たしくは0.01、最も奜たしくは0.001以
䞋である。䟋えば、問題ずするピツチの詊料はベ
ンれン、キシレンあるいはキノリンのような芳銙
族溶剀䞭に溶かしお過するこずができる。400
℃たでの昇枩䞋で軟化しないフむルタヌ媒䜓䞊の
䜕らかの残枣の存圚暙準の毛现管融点装眮によ
぀お枬定は硬い粒子物質の存圚を瀺す。適性に
぀いおの別の詊隓に斌おは、問題ずするピツチを
特定寞法のオリフむス䞭に匷制的に入れる。オリ
フむスの閉塞は蚱容できない倧粒子の存圚を瀺
す。灰分も硬い粒子䞍玔物を確認するのに䜿甚で
きる。 アシナランドオむル瀟により蚘号−240ずし
お䟛絊されおいるピツチは䞊述の諞芁請を満たす
垂販の酞化されおいない石油ピツチである。本明
现曞に斌お匕甚しおいるスミスらの「石油ピツチ
の特性づけず再生性」に斌おより詳现に蚘述され
おいる。それは以䞋の特性をも぀おいる
【衚】
【衚】 本発明の高軟化点をも぀芳銙族分の倚い奜たし
いピツチ材料を぀くるために、第衚のピツチを
軟化点を玄249℃480〓たたはそれ以䞊ぞ䞊げ
第衚に瀺した特性を付䞎するように凊理する。
このようにしお぀く぀たピツチは非メ゜プヌズ
のピツチである。非メ゜プヌズが玄重量よ
り少ないピツチを意味する。このようなピツチは
䞀般には圓業に斌お等方性ピツチずよばれ、䟋え
ばあらゆる方向の軞に沿぀お枬定するずきに同じ
倀の光線透過のような物理的性質を瀺すピツチで
ある。 このようにピツチ材料を補造する努力に斌お、
各皮の方法が詊みられおきた。その結果、奜たし
い技法は塗垃膜蒞発噚を䜿甚するこずを含むこず
が発芋された。この技法は生成物の熱的露出時間
を枛らし、埓぀おより良奜なフアむバヌ前駆䜓を
提䟛する。適圓な塗垃膜蒞発噚はマサチナヌセツ
ツ州りオルサムのアヌチザンむンダストリヌ瀟に
より補造され、ロヌトサヌムの商暙で販売されお
いる。これは乱流フむルムturbulant film原
理で䜜動する偎面の真盎ぐな機械的に助けられた
薄膜凊理機である。この装眮の䞭に入る䟛絊原料
䟋えばピツチ材料は遠心力によ぀お加熱された蒞
発噚の壁ぞ向けお投げ出されお壁ずロヌタヌの矜
根先端ずの間に乱流フむルムを圢成する。この乱
流的に流動するフむルムは蒞発速床ず無関係に党
壁面を蔜う。材料は僅か数秒間高枩ぞ露出され
る。ロヌトサヌム塗垃膜蒞発噚は䞀般には本明现
曞に斌お匕甚しおいるモンテむの米囜特蚱第
3348600号及びモンテむの米囜特蚱第3349828号に
斌お瀺されおいる。その600の特蚱に斌お認めら
れるように、入口ず出口の䜍眮を各皮に倉えるこ
ずができる。事実、ロヌトサヌム塗垃膜蒞発噚の
実際の操䜜に斌おは、䟛絊原料入口その特蚱に
斌おNo.18は生成物出口であり埗るこずが決定さ
れた。以䞋は本発明の高軟化点ピツチがいかにし
お生成するかの䟋ずしお圹立぀であろう。 平方フむヌト0.09m2の蒞発面をもちロヌ
タヌの矜根が壁から1/16″1.6mmはなれたアヌ
チザンロヌトサヌム塗垃膜蒞発噚を䜿甚しお、倚
数の実隓を行な぀た。䜿甚蒞発噚は向流匏の氎平
型であり、すなわち、液䜓ず蒞気は反察方向に移
動する。䜿甚凝瞮噚は装眮の倖にあり、実隓には
機械的真空ポンプの前に䞀個のトラツプを蚭けお
基䜿甚した。䜿甚した装眮は必芁ずする枩床の
達成及び維持のためにガラス繊維断熱材で以お厳
重に断熱する。䜿甚した系の暡型を第図に瀺
す。 簡単に説明するず、−240ピツチ材料を溶融
タンクに斌お溶融する。それに先立ち、觊媒埮
分を含む䞍玔物を過しお陀く。配管を通り背
圧バルブを経おれニスポンプによ぀お塗垃膜
蒞発噚の䞭にポンプで移送する。塗垃膜蒞発噚
を貯槜に入れた熱油によ぀お加熱し、これは
配管を通しお薄膜蒞発噚ぞポンプで移送する。
ピツチ材料を薄膜蒞発噚の䞭で凊理するずき、
蒞気は配管を経お逃げ第䞀凝瞮噚及び配管
で぀ないだ第二凝瞮噚の䞭で凝瞮される。蒞気は
次に導管を通぀おコヌルドトラツプの䞭
に入り配管を通぀お出る。この系には真空ポ
ンプから真空を付䞎する。補助真空ポンプ
が䞻真空ポンプ故障の堎合に準備されおいる。 時間あたり15から20ポンド6.75から9.0Kg
のピツチ䟛絊速床を䜿甚し、これにより高軟化点
のピツチが毎時玄10ポンド4.5Kg生成する。
軟化点をあげるのに芁する時間は僅かに秒から
15秒である。甚いる絶察圧力は玄0.1トヌルから
0.5トヌルである。装眮の枩床は玄377℃710〓
で安定化される。第衚は実隓蚘号1008、1009、
及び1010の䞉぀の実隓の結果を瀺す。
【衚】 番号
※ ベツクマンピクノメヌタヌにより25
℃で枬定(g〓c.c.)。
比范の目的で、ピツチ材料を次の方法で぀く
り、実隓蚘号は−410−VRずした。すべおの
生成物は玄210℃410〓の軟化点をも぀おい
た。前述の慣甚的補品−240ピツチをミクロ
ンのガラスフアむバヌ織りフむルタヌを通しお
過する。玄250ポンド112Kgのこのピツチを慣
甚の真空蒞溜噚の䞭に入れ、次いで343−371℃
650−700〓ぞ加熱し、トヌルからトヌル
の間ぞ真空ずした。第衚(A)及び(B)はピツチ補造
方法に関する远加情報ず埗られた性質を提䟛す
る。
【衚】
【衚】 フアむバヌの凊理 さらに凊理するこずなく、この軟化点の䞊が぀
たピツチAR−510−TF第衚の実隓1009
をブンテむンらの米囜特蚱明现曞第3615995号及
びブンテむンらの米囜特蚱明现曞第3684415号に
蚘茉のタむプのメルトブロヌ抌出機ぞ䟛絊する。
これらの特蚱は熱可塑性物質のメルトブロヌの技
法を述べおおり、この方法においおは、溶融状の
フアむバヌ圢成性熱可塑暹脂を適圓な埄の耇数個
のオリフむスから動いおいる䞍掻性熱ガス流の䞭
に抌出し、このガスはこの溶融物質をフアむバず
しお现くするようにオリフむスをずりかこんでい
るかその近傍にある出口から吹き出し、これらの
フアむバヌが䞀぀のフアむバヌ流を圢成する。䞍
掻性熱ガス流はオリフむスから出るフむラメント
ず同じかあるいはそれより高い線速床で流れ、埓
぀おフむラメントがこのガス流によ぀お匕き出さ
れるようになる。フアむバヌはそれの流れの通路
の䞭の受噚䞊に集められお䞍織マツトを圢成す
る。 フアむバヌは−410−VR実隓番号5521を
甚いお同様に぀くられる。 安定化及び炭化 フアむバヌを次に以䞋のように安定化する。
AR−510−TFから぀く぀たフアむバヌが特に適
しおいるこずがわか぀た特殊な加熱サむクルによ
぀お空気䞭でうたく安定化される。より具䜓的に
いえば、第図に瀺す安定化サむクルは100分以
䞋の時間でフアむバヌを安定化するのに効果的に
採甚できるこずが実隓的に決定されたが、この時
間は商業的基準ず調和する時間である。さらに具
䜓的にいえば、この100分サむクルはこのピツチ
フアむバヌを前駆䜓ピツチのガラス転移点
すなわち玄180℃〔356〓〕より玄11℃20
〓䜎く玄50分間保持するこずから成り立぀おい
る。続いお玄200℃392〓ぞ枩床を䞊げ、30分
間その枩床に保぀。枩床を次に玄265℃509〓
ぞ䞊げ、フアむバヌを10分間保持する。最埌に、
フアむバヌを玄305℃581〓ぞ加熱し、この枩
床で10分間保持する。これらのフアむバヌを玄
1100℃2000〓ぞ窒玠雰囲気䞭で時間加熱し
おカヌボンフアむバヌぞ転化させたのちこれらの
フアむバヌの物理的性質は第衚に瀺されおい
る。 「酞化」環境ずは、酞化雰囲気たたはフアむバ
ヌ衚面内郚たたは衚面䞊に含浞された酞化性物質
のいずれかを意味する。酞化雰囲気は空気、酞
玠、補匷空気、酞玠、オゟン、窒玠酞化物、硫黄
酞化物、などのようなガスから成り立ち埗る。含
浞された酞化性物質は硫黄、窒玠酞化物、硫黄酞
化物、過酞化物、過硫酞塩、などのような倚数の
酞化剀のいずれでもあり埗る。
【衚】 −410−VRから぀く぀たフアむバヌを安定
化するためには、36時間にわたる加熱サむクルを
必芁ずする。より具䜓的にいえば、これらのフア
むバヌは玄152℃306〓の枩床で24時間保持
し、次いで301℃574〓ぞ枩床を䞊げ、そこで
12時間保持するこずによ぀お安定化される。枩床
が䞊がりすぎるか時間が短かいず、フアむバヌは
溶融しはじめ、あずの工皋䞭で融着する。適切に
凊理されたずきのフアむバヌはそれを1200℃
2192〓ぞ窒玠雰囲気䞭で加熱するこずによ぀
お炭化される。−410−VRから぀く぀たカヌ
ボンフアむバヌの物理的性質は第衚に瀺され、
第衚に瀺す通りAR−510−TFから぀く぀たフ
アむバヌの性質ずほが等しいかあるいはやや劣぀
おいる。 䞊蚘の通り、AR−510−TFあるいは他の高軟
化点のピツチ材料から぀く぀たフアむバヌの空気
安定化に斌おは、フアむバヌがたずピツチ前駆䜓
のガラス転移点より玄から11℃10から20〓
䜎い枩床ぞ加熱されその埌玄50分の時間の埌に次
に299−316℃570−600〓ぞフアむバヌが安定
化されるたで加熱する堎合に、空気安定化がはる
かに効果的であるこずが発芋されたのである。こ
こでいう「ガラス転移点」はガラス状物質が膚脹
係数の倉化を受ける枩床であり、ずきにはそれは
応力緩和ず関連する。を枬定するには熱機械
的分析が適切な分析法である。甚いる手順はピツ
チフアむバヌの小郚分を磚砕しそれを0.25″盎埄
×0.125″6.3mm盎埄×3.2mmのカツプの䞭に詰め
るこずから成る。円錐圢のプロヌブをその衚面ず
接觊させ、10の荷重をかける。プロヌブの䟵入
を、詊料を10℃分で窒玠雰囲気䞭で加熱するず
きの枩床の関数ずしお枬定する。ガラス転移枩床
より−11℃10−20〓䜎い枩床に斌おは、フ
アむバヌはその硬さを保ち䞀方同時にその枩床は
満足すべき安定化がおこるこずを蚱容する最高枩
床を瀺す。この枩床はフアむバヌ−フアむバヌの
融着がおこり埗る枩床より䜎い枩床である。フア
むバヌをこの枩床でスキンを圢成するのに十分な
時間の間加熱したのち、次に、䞊げた枩床が酞化
されたフアむバヌのガラス転移枩床より䜎くなる
ような速床で枩床を䞊げるこずができる。カヌボ
ンフアむバヌの酞化䞭にガラス転移枩床が䞊が
り、熱䞊げ䞭にその枩床をガラス転移枩床より
から11℃10から20〓䜎く保぀こずによ぀お、
フアむバヌの望たしくない溶融がおこらないこず
が発芋された。枩床が䞊がるず酞化速床が増し、
逆に安定化時間が短かくなる。 䞊蚘の諞衚に斌お認められるように、AR−
510−TFピツチフアむバヌは−410−VRフア
むバヌよりもず぀ず短かい時間で安定化できる。
実際に、安定化に芁する時間は−410−VRピ
ツチから぀く぀たフアむバヌよりもほが25倍長
い。この安定化時間の短瞮は䞀郚にはピツチフア
むバヌの軟化点䞊昇に基因しおおり、これはフア
むバヌがず぀ず高い初期安定化枩床ぞ加熱される
こずを可胜にするものである。たた実質的郚分ず
しおはより䜎い軟化点のピツチ材料からの堎合ず
比べた前駆䜓ピツチ材料物質の反応性増加に基因
しおいる。 䞊蚘の通り、塗垃膜蒞発噚の䜿甚は珟圚奜たし
い方法であり、なぜならば高い熱効率が高枩ぞの
生成物の露出を枛らすこずに連がり、埓぀お粘床
がより高い分散盞すなわちメ゜プヌズの圢成を
最小化するこずになるからであり、このメ゜プ
ヌズはフアむバヌ圢成䜜業に斌お困難をもたらし
か぀最終補品フアむバヌ䞭に組成的䞍連続領域を
生じさせるこずになるものである。 安定化サむクルの短瞮が倧郚分がピツチ材料の
異なる化孊的組成に基因するこずを瀺すために、
次のテストを実斜する。二぀のピツチ、AR−
510−TF実隓1009及び−438−VR実隓
5053の詊料を粉砕しお−100メツシナ200メツ
シナすなわち−15075ミクロンで篩にかけ、
次に160℃320〓、182℃360〓、及び190℃
375〓で埪環する熱空気䞭で加熱する。詊料を
16時間ず165時間の間の皮々の時間でずり出す。
詊料を重量枛ずキシレン䞍溶分の䞡方に぀いお分
析する。キシレン䞍溶分察時間を䞀次関係ずしお
プロツトするこずによ぀お速床恒数を芋出す。こ
の評䟡からAR−510−TF実隓1009は−430
−VR実隓5053より実質的に早く酞化するこ
ずがきめられる。蚈算した速床恒数は玄25倍早
く、実際の詊隓結果ず合理的によく盞関する姿で
ある。15秒以䞋で぀く぀た本発明の高軟化点ピツ
チは埓来のピツチよりも実質的により高い反応性
をも぀おいる。 塗垃膜蒞発以倖の各皮方法を掻性に悪い圱響を
及がすこずなくピツチの軟化点を増すのに䜿甚し
およい。溶剀抜出、酞化、窒玠による远い出し、
及びフラツシナ蒞溜、を甚いおよい。各々の簡単
な説明をここで行なう。 高軟化点ピツチ材料を぀くるのに䜿える䞀぀の
方法は溶剀抜出である。䞉぀の抜出方法が䜿甚で
きる。それらは(1)超臚界supercritical抜出、
(2)慣甚的抜出、(7)反溶剀抜出である。これらの方
法はピツチが受ける枩床を倧いに䞋げ、埓぀およ
り良奜なフアむバヌ前駆䜓を提䟛する。抜出は䜎
分子量物質を陀去し埓぀お高軟化点高分子量のフ
アむバヌ前駆䜓を残留させる䞀぀の方法である。 超臚界抜出に斌おは、ピツチを圧力容噚の䞭に
ポンプで送り蟌みそこで溶剀の臚界圧以䞊の圧力
で溶剀で連続的に抜出する。この目的に䜿甚する
普通の溶剀はノルマル炭化氎玠であるが、それに
限定されるこずはない。可溶化されるピツチの郚
分ず䞀緒の溶剀を䞀連の圧力段階降䞋容噚ぞ陀去
しそこで溶剀をフラツシナさせる。ピツチの䞍溶
郚分を反応噚の底からずり出す。この䞍溶郚分を
フアむバヌ前駆䜓ずしお䜿甚する。この䞍溶郚の
軟化点は抜出を行なう枩床を倉えるこずによ぀お
調節する。 超臚界抜出の䞀぀の利点はフアむバヌ前駆䜓ピ
ツチを粟補するのに䜿甚できるこずである。ピツ
チが無機質䞍玔物及び粒状物を含むこずは前に述
べた。少くずも95のピツチを抜出する溶剀を甚
いるこずにより無機質䞍玔物及び粒状物はピツチ
の以䞋を構成する䞍溶郚の䞭に残り埗る。こ
の第䞀の抜出から埗られるピツチの少くずも95
を次に䞊述の通り超臚界的に抜出しお無機質䞍玔
物及び粒状物を含たない高軟化点ピツチ前駆䜓を
生じさせる。 䜿甚できる抜出のもう䞀぀の方法は反溶剀抜出
である。この抜出方法も無機質䞍玔物及び粒状物
を含たないフアむバヌ前駆䜓ピツチを぀くるのに
䜿甚できる。出発ピツチをクロロホルムのような
溶剀に溶解し、これはピツチの少くずも95を溶
解する。このピツチクロロホルム溶液を次に小
孔のフむルタヌを通しお過する。この過段階
は無機質䞍玔物ず粒状物を陀去する。ピツチク
ロロホルム溶液を次に、ピツチに察しお限定され
た溶解性をも぀ノルマル炭化氎玠のような溶剀で
以お皀釈する。ノルマル炭化氎玠を添加するず、
䞍溶のピツチが沈柱しはじめる。ノルマル炭化氎
玠の添加完了埌、溶液を過する。過によ぀お
陀かれる䞍溶郚分は無機質䞍玔物及び粒状物を含
たない高軟化点フアむバヌ前駆䜓ピツチである。
この䞍溶郚分の軟化点はピツチクロロホルム溶
液ぞのノルマル炭化氎玠の添加量によ぀お調節す
る。 高軟化点フアむバヌ前駆䜓ピツチを぀くるのに
甚い埗るもう䞀぀の抜出方法は石油粟補業者の溶
剀脱アスフアルトに斌お䜿甚されるような慣甚的
溶剀抜出である。ピツチを抜出容噚䞭で抜出溶剀
を甚いお䞎えられた枩床及び圧力に斌お抜出す
る。この目的のための通垞の溶剀はノルマル炭化
氎玠であるが、それに限定されるものではない。
可溶化されたピツチの郚分ず䞀緒の溶剀をフラツ
シナ蒞溜宀ぞずり出しそこで溶剀を陀く。ピツチ
の䞍溶郚分を抜出噚の底からずり出す。この䞍溶
郚分の軟化点は抜出条件のきびしさを倉えるこず
によ぀お調節する。 高軟化点ピツチフアむバヌ前駆䜓を぀くるのに
䜿甚するこずができるもう䞀぀の方法は酞化であ
る。酞化は接觊的であ぀おも非接觊的であ぀おも
よい。ピツチを高枩にかける時間はきわめお長く
それ故酞化剀の枩床が高くなりすぎないよう泚意
が必芁である。泚意をよくすればメ゜プヌズを
含たないピツチを぀くるこずが可胜である。酞化
は蒞溜によ぀お䜎分子量分子を陀き、そしおた
たはそれらを反応させおより倧きい分子を圢成
させるこずによ぀お陀く䞡者を含む方法である。
酞化は回分匏反応か連続匏反応のいずれであるこ
ずもできる。 ピツチは250−300℃の枩床に斌お回分匏か連続
匏の酞化噚䞭で酞化される。酞化甚ガスは空気、
酞玠を増した空気、NO2及びSO2のようなガスの
どれでもよい。望たしくないメ゜プヌズの圢成
を避けるために酞化噚の枩床が玄300℃をこえな
いように泚意せねばならない。この方法は望たし
さの最も小さい技法の䞀぀であり、ピツチをかな
りの高枩床ぞさらす時間が倧でメ゜プヌズ圢成
の危険があるからである。酞化は任意の数の酞化
觊媒の添加によ぀お接觊的に実斜するこずができ
る。これらの觊媒はFeCl3、P2O5、パヌオキサむ
ド、Na2CO3、などを含む。觊媒はたたフアむバ
ヌ安定化甚觊媒ずしお䜜甚し埗るずいう点で別の
機胜も果たし埗る。安定化は単玔には䞀぀の酞化
工皋である。 高軟化点フアむバヌ前駆䜓を補造するのに䜿甚
できるもう䞀぀の方法はピツチず硫黄ずの反応で
ある。硫黄はピツチの分子を脱氎玠し亀差結合す
る点に斌お酞玠ず党く同じ機胜を果たす。硫黄は
たいおいは小分子をそれを反応させるこずによ぀
お陀く。硫黄はピツチが250−300℃ぞ加熱された
のちにゆ぀くりピツチぞ添加する。硫黄を添加す
るずH2Sの発生があり、埓぀お泚意が必芁であ
る。たた、枩床はメ゜プヌズの圢成を避けるた
めに300℃以䞋に調節せねばならない。この方法
は望たしさの最も小さい方法の䞀぀であり、それ
はたた、ピツチが長時間高枩にさらされか぀硫黄
がたた最終生成物䞭に入り蟌むからである。 もう䞀぀の方法はピツチを玄300℃の枩床に保
ちながら窒玠で以おストリツピングを行なうこず
から成る。䟋えば、ピツチの軟化点は次の手順に
埓぀お窒玠で以おストリツピングを行なうこずに
よ぀お䞊げるこずができる。300回分の撹拌機
を備えた反応噚に商業的の−240ピツチを半分
充填する。反応噚及びその内容物の枩床を電気加
熱マントルを䜿぀お300℃ぞ䞊げる。窒玠を撹拌
されおいるピツチの䞭に立方フむヌト時ポ
ンド・ピツチ63時Kg・ピツチの割合で
通す。塔頂物質を反応噚頂郚にある配管を通しお
排気し、燃焌させる。時間埌、ピツチを反応噚
からずり出し、メトラヌ軟化点装眮ASTM 
−3104を䜿぀お軟化点が玄250℃であるこずが
枬定され、倉性したコンラド゜ンカヌボン
ASTM2416が81.0であるこずが枬定される。
ストリツピング甚ガスずしお過熱スチヌムで以お
この同じ方法を繰返すこずができる。 高軟化点ピツチは平衡フラツシナ蒞溜がたを䜿
甚するこずによ぀お぀くるこずができる。このよ
うな装眮に斌おは、液状の−240ピツチを予熱
垯の䞭にポンプで移送し、そこで䟛絊原料をフラ
ツシナ枩床ぞ加熱する。加熱盎埌、䟛絊原料をフ
ラツシナ垯の䞭に入れる。この垯域は真空䞋の倧
きくお十分加熱された容噚であり、ここで揮発分
は液盞から逃がされる。蒞気を凝瞮させ、塔頂配
管を経お回収し、䞀方、液状塔底物は底の開口か
ら流出させお捕集し、カヌボンフアむバヌ前駆䜓
ずしお䜿甚する。 倉圢 諞実斜䟋は単に説明甚であり、本発明が各皮の
倉圢及び倉曎を受け易く、それらは圓業熟緎者に
ず぀おは本願を䞀読するこずによ぀お明らかずな
るこずは理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
第図はアヌチザンロヌトサヌム匏塗垃膜蒞発
噚を䜿甚する系の暡型図であり、ピツチ材料の軟
化点を䞊げるための短時間高枩凊理を行うもので
ある。第図はピツチフアむバヌの安定化操䜜の
枩床ず時間の関係を瀺す䞀䟋である。   溶融タンク、  れニスポンプ、 
 塗垃膜蒞発噚、  貯槜、  配管、
  配管、  導管、  配管、 
 真空ポンプ、  補助真空ポンプ。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  石油留分の接觊分解で補造される重質スラリ
    ヌ油から埗られる酞化されおいない芳銙族性炭玠
    質ピツチを真空フラツシナ蒞留又は塗垃膜蒞発に
    かけお補造した、安定化時間が短い石油ピツチで
    あ぀お、ピツチ䞭に存圚する氎玠のモル数を基準
    ずしお玄20モルから玄40モルのアルフア氎玠
    を含む芳銙族分の倚い石油ピツチからなり、少な
    くずも244℃の軟化点、玄15重量から玄40重量
    のキシレン䞍溶分、玄重量から玄5.0重量
    のキノリン䞍溶分、玄0.1重量から玄重量
    の硫黄含有量、65重量から90重量のコヌキ
    ング倀、及び重量から玄重量のメ゜プ
    ヌズ含量を持぀前蚘石油ピツチからフアむバヌを
    メルトブロヌにより圢成させ、このフアむバヌを
    そのガラス転移枩床より℃から11℃䜎い第䞀の
    枩床ぞ酞化環境䞭で加熱し、次いで枩床をより高
    枩ぞ䞊げおフアむバヌを䞍融ずさせ、そしおその
    埌フアむバヌを炭化させるこずからなる、カヌボ
    ンフアむバヌの補造方法。  フアむバヌの盎埄がミクロン又はそれより
    倧きい、請求項蚘茉のカヌボンフアむバヌの補
    造方法。  ピツチの軟化点が少なくずも265℃である、
    請求項蚘茉の補造方法。  ピツチの軟化点が少なくずも290℃である、
    請求項蚘茉の補造方法。  第䞀の枩床が玄175℃であり、最高の枩床が
    285℃を超える、請求項蚘茉の補造方法。  第䞀の枩床が玄175℃であり、前蚘の「より
    高枩」の枩床が300℃を超える、請求項蚘茉の
    補造方法。  フアむバヌを䞍掻性雰囲気䞭で玄1200℃の枩
    床ぞ加熱するこずによ぀おあずで炭化させる、請
    求項蚘茉の補造方法。  フアむバヌを䞍掻性雰囲気䞭で玄3000℃の枩
    床ぞ加熱するこずによ぀おあずで黒鉛化させる、
    請求項蚘茉の補造方法。  (a) デカント油、スラリヌ油たたは他の残油
    から誘導される石油ピツチを埗お、このピツチ
    がその䞭の氎玠の党重量を基準ずしお玄20か
    ら40のアルフア氎玠ずから玄15のベヌ
    タ氎玠原子ずを含み、このピツチが少なくずも
    244℃の軟化点、玄15重量から玄40重量の
    キシレン䞍溶分、玄重量から玄5.0重量
    のキノリン䞍溶分、玄0.1重量から玄重量
    の硫黄含有量、玄65重量から90重量のコ
    ヌキング倀、及び玄重量から玄重量の
    メ゜プヌズ含量を持ち、 (b) このピツチをメルトブロヌによりフアむバヌ
    を圢成し、及び (c) このフアむバヌを玄100分より短い時間、玄
    285℃を超える枩床で空気又はその他の酞化䜓
    ず接觊させるこずによ぀お安定化させる、 各段階の組み合わせからなる、カヌボンフアむ
    バヌ及び又はグラフアむトフアむバヌぞ容易に
    転化しうる前駆䜓であるピツチフアむバヌの補造
    方法。  (a) 実質的にすべおのパラフむンを流動接
    觊分解工皋においお及び又は抜出によ぀お陀
    去した枅柄なスラリヌ油又はサむクル油を熱的
    に凊理しお沞点が玄315℃から540℃の芳銙族炭
    化氎玠分の倚い油を補造し、 (b) 箄38.7℃から玄126.7℃の軟化点を有する熱
    的に分解した石油ピツチを぀くるのに十分な枩
    床ず圧力においおか぀、十分な時間、この高芳
    銙族質油を熱的に分解し、 (c) 前蚘工皋の生成物を玄0.1から玄0.5トヌルで
    箄710〓377℃の枩床においお玄秒から玄
    15秒の範囲の時間の間、真空蒞留にかける、 各工皋の組み合わせからなる方法によ぀お䞊蚘
    ピツチを補造する、請求項蚘茉の補造方法。
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