JPH0444995A - ガスセンサ付き給油ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は誤給油防止機能を備えたガスセンサ付きの給油
ノズルに関する。

（従来技術） 自動車の燃料油には大きく分けて軽油とガソリンの２種
類があり、油種を誤って給油を行うとエンジンに不都合
か主じる。

このため、ノズルの先端部にベーパー吸引口を設けて、
ここと給油装曹本体側に設けたガス吸尽手段とガスセン
サとを管路によって接続することにより、燃料タンク内
のペーパを吸引しガスセンサにより検出しで、自動車の
油種を判断するようにしたものが特公昭６２−２２８７
９号公報によって提案されでいる。

しかしながら、このような製雪ては、ノズルとガスセン
サを結ぶ管路か長くなるため、検出すべきベーパーがガ
スセンサに到達するのに時間ヲ要し、給油開始までに遊
びの時間か土してしまうという問題かある。

（発明が解決しようとする課題） 本発明はこのような問題に鑑みでなされたものであって
、その目的とするところは、短時間で燃料油の種類を判
定することのできる新たなガスセンサ付きの給油ノズル
ｔ！供することにある。

（課題を解決するための手段） すなわち、本発明はかかる課題を達成するためのガスセ
ンサ付き給油ノズルとして、給油ノズルの筒先部に開口
したベーパー吸引管の他端を、握り部内に配設したガス
検出手段とガス吸引手段に接続させたものである。

（作用） このように構成したことにより、ガス吸引手段により吸
引した燃料タンク内のヘーバーを瞬時にガス検出手段に
導いて、油種の判定を即座に行わせることができる。

（実施例） そこで、以下に図示した実施例についで説明する。

第１図は本発明の一笑施例をなすガスセンサ付き給油ノ
ズルを示したものであり、また第２図はこの給油ノズル
を使用した給油装置を示したものである。

はじめに第２図によって給油装置の概要構成を説明する
と、図中符号１は制御装置で、ここには予め油種が登録
されており、後述するガスセンサ２２からの検量信号が
登録油種に一敗した場合にはポンプモータＭを作動させ
、また一致しない場合にはポンプモータＭｔ作動させる
ことなく、警報器２を作動させるように構成されている
。

１０は後述する給油ノズルで、この給油ノズル］Ｏはホ
ース３を介して流量計５、ポンプ４に接続し、またホー
ス３には信号伝送用のケーブル７か併設されていて、制
御表＝１に信号を伝送するように構成されている。

なあ図中符号６は流量パルス発信器、８はノズルスイ・
ンチ、９は表示器をそれぞれ示しでいる。

一方給油ノズル１０には、第１図に示したように、その
筒先部１］の先端にヘーバー吸引口１２か設けられてい
で、ここから筒胴部１４内に達したベーパー吸引管］３
は、チエツク弁１５の弁杆１６による管路閉止部１８を
経てチエツク弁１５の負圧発生部１９に開口し、ざらに
ここからざらに握り部２０内に設けたガスセンサー室２
１とピストンポンプ２４に接続している。

ピストンポンプ２４は、シリンダ２５内のピストン２６
をレバー２７の背面に当接させ、レバー２７を引くこと
によりスプリング２８に抗してピストン２６を図中右方
へ後退させ、その際の吸弓力により燃料タンク内のヘー
バーをガスセンサ室２１内に導くようになすもので、こ
のシリンダ２５の後端部には、ピストン２６か上死点に
達した位置て当接するマイクにスイッチ２９と、外気に
連通する通気口３０か設けられでいる。

なお図中符号３］は、ベーパー吸引管１３とともに一端
を筒先部１１の先端に開口させたエア吸引管で、その他
端は周知のようにチエツク弁１５の負圧発生部３２と、
自動閉弁機構３３の図示しない負圧室に連通してあり、
また３４は、レバ２７及び自動閉弁機構３３により操作
される主弁、２２はガスセンサ室２１内に設けたガスセ
ンサを示しでいる。

次に、このように構成した装置の動作を第３図のフロー
チャートをもとにして説明する。

給油ノズル１０がノズル掛けから外されてノズルスイ・
ンチ８がＯＮになると（ステップ　イ　）、制御表Ｍ１
は表示器９そ帰零させる（ステップ　口）、この状態で
、給油ノズル１０を自動車の給油口に挿入してレバー２
７を引くと主弁３４を開き、かつバネ２８に抗してピス
トン２６がシリンダ２５内の空気を通気口３０から追い
出しながら後退する。これによつ、シリンダ２５の前室
内か負圧となり、筒先部］１先端に開口したベーパー吸
引管１３は、燃料タンク内のヘーバーをセンサ室２］を
通してシリンダ２５内へ流入させ、ガスセンサ２２に接
触させてこれを作動させ、方、ピストン２６は上死点に
達し、その背面によりマイクロスイッチ２９を押圧して
これを作動させる（ステップ　ハ）。これにより制御表
Ｍ１は、ノズル］０か給油口に挿入されて油種の検知が
可能になったと判断し、ケーブル７によつ伝送されてき
たセンサー出力により油種を判断しくステップ　ニ）、
予め登録されている油種デ〜りと比較した上（ステップ
　ホ）、一致する場合にはポンプモータＭｔ作動させる
（ステップ　へ）、これにより、ポンプ４から吐出され
た燃料油は流量計５を経由して給油ノズル１０内に流入
し、チエツク弁１５をバネ１７に抗して図中左方へ変位
させた上、その間隙部から筒先部１１１Ｆｒ経て図示し
ない燃料タンク内へ流入する。

このようにして給油が開始されると、ベーパ吸引管１３
は、筒先部１１側の管路がチエツク弁１５の弁杆１６に
よって閉止されるためヘーパーの吸引を停止し、またガ
スセンサ室２１側の管路は、チエツク弁１５の負圧発生
部１９に生じた負圧によって内部が負圧となるため、シ
リンダ２５の後端通気口３０より外気をガスセンサ室２
１内に吸引しつつガスセンサ室２１内を掃気する。

他方、制御表ＷＬ１は、流量パルス発信器６から出力す
る流量パルスを計数して表示器９に給油量として表示さ
せる。そして、所要量の給油が行われてレバー２７を戻
すと、その背面に当接しているピストン２６はバネ２８
の付勢力によりもとの位置へと復帰し、この際のボシブ
作用によりガスセンサ室２１内とヘーパー吸引管１３内
に残留する全てのベーパーを燃料タンク内に排出して最
終的な掃気を行う。そして以上の操作の後、給油ノズル
１０をもとの位置に戻すと、ノズルスイッチ８がＯＦＦ
となって（ステップ　ト）、ポンプモータＭは停止する
（ステップ　チ）。

他方、ケーブル７により伝送されできたセンサー出力が
、予め登録されている油種と異なる場合には、制御表Ｍ
］は、警報器２を作ｌ１７Ｉさせで（ステップ　リ）オ
ペレータに油種の誤認を知らせる。そしてこの警報によ
りオペレータか給油ノズル１０をもとの位置に戻すと、
ノズルスイッチ８はＯＦＦとなって（ステップ　ヌ）、
警報器３の動作は中止する（ステップ　ル）。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、給油ノズルの筒先部
に開口したベーパー吸引管の他端を、握り部内に配設し
たガス検出手段とガス吸引手段に接続させるようにした
ので、この種の油種判別機能を備えた給油ノズルを、一
般の給油ノズルと同様に操作性がよくかつ見栄えのよい
ものとして構成することができると同時に、吸引したペ
ーパを瞬時にガス検出手段に導いて、油種の判定を即座
に行わせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すガスセンサ付き給油ノ
ズルの断面図、第２図は同給油ノズルを使用した給油装
置の一例を示す構成図、第３図は同上装置の動作を示す
フローチャートである。 １・・・・制御表Ｍ　　　　　２・・・・警報器４・・
・・給油ポンプ　　　　１ｏ・・・・給油ノズル１３・
・・・ベーパー吸引管　２］・・・・ガスセンサ室２２
・・・・ガスセンサ ２４・・・・ピストンポンプ ２９・・・・マイクロスイッチ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　給油ノズルの筒先部に開口したベーパー吸引管の他端
   を、握り部内に配設したガス検出手段とガス吸引手段に
   接続させたことを特徴とするガスセンサ付き給油ノズル
   。