JPH04251019A - 輸送及び貯蔵システム - Google Patents

輸送及び貯蔵システム

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JPH04251019A
JPH04251019A JP3227537A JP22753791A JPH04251019A JP H04251019 A JPH04251019 A JP H04251019A JP 3227537 A JP3227537 A JP 3227537A JP 22753791 A JP22753791 A JP 22753791A JP H04251019 A JPH04251019 A JP H04251019A
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JP
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tray
chamber
product support
rails
trays
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JP3227537A
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English (en)
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Den Bergh Hugo Van
ユーゴ バン デン バーフ
John Hayes
ヘイズ ジョン
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Oseney Ltd
Original Assignee
Oseney Ltd
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D25/00Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled
    • F25D25/04Charging, supporting, and discharging the articles to be cooled by conveyors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G17/00Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface
    • B65G17/06Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms
    • B65G17/08Conveyors having an endless traction element, e.g. a chain, transmitting movement to a continuous or substantially-continuous load-carrying surface or to a series of individual load-carriers; Endless-chain conveyors in which the chains form the load-carrying surface having a load-carrying surface formed by a series of interconnected, e.g. longitudinal, links, plates, or platforms the surface being formed by the traction element
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G35/00Mechanical conveyors not otherwise provided for
    • B65G35/08Mechanical conveyors not otherwise provided for comprising trains of unconnected load-carriers, e.g. belt sections, movable in a path, e.g. a closed path, adapted to contact each other and to be propelled by means arranged to engage each load-carrier in turn
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • F25D13/06Stationary devices, e.g. cold-rooms with conveyors carrying articles to be cooled through the cooling space

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輸送及び貯蔵システム
に関する。特に、本発明は、食品の輸送及び貯蔵に関す
るが、この活動分野に限られるわけではない。本発明は
特に食品の一時的貯蔵を伴う処理に適したシステムを目
的とするが、ここでも本発明は必ずしもこの応用分野に
制限されるわけではない。
【0002】
【従来の技術】食品の製造及び加工においては、1つの
製造段階からもう1つの製造段階への製品の移送には必
然的に輸送システムが関与する。製造プロセスの融通性
を容易にするため、又往々にして製品の環境処理を可能
にする目的で、この種の輸送システムには同様に、冷却
又は加熱処理といった環境処理段階が関与している場合
もしていない場合もあるチャンバ型の貯蔵領域が含まれ
る可能性がある。かくしてこのチャンバは1つの貯蔵領
域を構成し、オプションとして加工又は製造作業の処理
段階をも構成する。
【0003】食品の製造及び加工に関与する手順は同様
に、標準的にはトレイに載って運ばれる食品を環境処理
チャンバ内に置いて一時的に貯蔵し、又食品内の或る種
の変化を抑制又は促進させるための冷却又は加熱処理と
いった制御された環境条件に付す作業も含まれる可能性
がある。この種のチャンバは、かくして貯蔵領域を構成
し、標準的には同様に食品加工又は製造作業の処理段階
をも構成する。
【0004】衛生は、食品加工業における前述のタイプ
の輸送及び貯蔵システムの提供にあたり大きな問題であ
る。従来、コンベヤにはトレイといった輸送要素の鎖式
駆動機構又は代替的にはラチェット式駆動機構のいずれ
かが含まれている。いずれの場合でも、支持されてはい
るものの食品を前送りするため多数の可動部品が具備さ
れなくてはならず、これらの可動部品の清浄は、それら
が閉鎖チャンバ内に位置づけされている場合、これらの
可動部品を望ましくない攻撃的な物質の無い状態にでき
るだけ保つようにすることと同様に、大きな実質的問題
点を構成することになる。
【0005】あらゆる食品加工活動において衛生はきわ
めて重要であることから、食品用の前述のタイプの閉鎖
型処理チャンバは、あらゆる食品取扱い装置に共通して
規則的な間隔で清浄されなくてはならない。この目的で
、製品トレイ全てをチャンバから一掃することが実践さ
れてきており、製品トレイは、清浄プロセスが行なわれ
る間大気条件下に保たれる。かくして、あらゆる清浄作
業において必要な予備段階は貯蔵チャンバから中のトレ
イを全て一掃することである。トレイは、敷地の床上に
置かれるかもしれないし、或いはその代りに、貯蔵チャ
ンバ内の清浄作業中これらを保持すべく付加的な貯蔵設
備を必要とする。いずれの場合でも、多大な取扱い上及
び空間的必要条件が発生する。
【0006】すでに数多くのさまざまな輸送−移送シス
テムが知られている。中でも米国特許明細書第4,47
5,642号は、工作物キャリヤの側面上に具備された
歯とキャリヤ前送り通路の側面に沿って具備された駆動
歯車の係合を用いて工作物キャリヤを輸送するためのシ
ステムに関するものである。ここで記述されているシス
テムは、中間貯蔵のための緩衝ユニット及びシステムの
使用における柔軟性を提供すると言われるその他のさま
ざまな機構を含んでいる可能性がある。しかしながら、
輸送つまり工作物キャリヤ輸送システムの全長に沿って
駆動歯車を具備することが必要であるため、この種の装
置は、食品環境には不適当なものとなる可能性がある。
【0007】米国特許明細書5,012,917号は、
自動車の車体といった物体の輸送のための組立てライン
用輸送装置を開示している。この輸送装置は、互いに端
部を突き合わせて位置づけされたとり外し可能な複数の
プラットフォームを含んでいる。駆動機構を用いてプラ
ットフォームの1つに対して押す力を加えると、この力
は今度はその突合せ式係合のためにプラットフォームの
残りのものに対し及ぼされる結果となり、プラットフォ
ームを組立てラインに沿って移動させることになる。こ
の明細書に記されている好ましい配置によると、プラッ
トフォームは支持ローラの上に支持され、プラットフォ
ームの側面部材に対しての駆動輪の摩擦係合により駆動
されるようになっている。端部突合せ係合は、1つのプ
ラットフォームの各前縁部が組立てラインを構成する一
続きのプラットフォームの中のそれに先行するプラット
フォームの後縁部に対して係合されるような形で、プラ
ットフォームの横方向クロスメンバの間で行なわれる。 プラットフォームをその前進動作中誘導するために提供
される好ましい配置は、逆T字形断面のガイドレールの
直立中央部材の側面に対してプラットフォームの下側に
ある垂直軸ガイドローラを係合することから成る。
【0008】米国特許明細書第2,999,579号の
開示により、ほぼ類似した装置が提供されている。ここ
で記述されているシステムにおいては、支持部材により
構成された通路に沿って動くよう、複数のパレットキャ
リヤが載置されている。各々のパレットキャリヤは、キ
ャリヤ前送り通路の側面に沿って延びるガイドレールと
連動するためその側縁部に形成された連続溝をもつ金属
の正方形ブロックから成る。これらのガイドレールの各
々は、パレットキャリヤのそれぞれの溝内に収容するた
めの側面方向に突出した舌状部を有する。パレットキャ
リヤは、そのいずれかに加えられた押し動作が縁部同士
の並置又は係合状態に配置された先行するパレットキャ
リヤの残りのものに伝達されるように、縁部突合せて係
合されている。従って、一続きのパレットキャリヤのう
ちの最端のパレットに対し動作を与えかくして縁部突合
せ係合状態にある残りのパレットを前送りするため、こ
の一続きのパレットキャリヤの全てのパレットを前送り
するのに、1つの移送装置が用いられる。
【0009】上述のタイプのシステムにおいては、パレ
ットキャリヤなどのユニットの確動的連結は全くないた
め、工作物支持ユニットは押し動作により前進方向に前
送りされることしかできない。しかしながら米国特許明
細書第3,703,870号は、一連の貨物支持パレッ
ト又はコンテナを相互連結しかくしてこれらを結合する
ための貨物−パレット連結器機構を記述している。この
連結器機構は、結合すべき2つのパレットの間の界面領
域の各々の側で1本ずつ使用するための1対の細長い連
結器ロッドから成る。各々の連結器ロッドは、パレット
の間の相互連結領域付近及びパレットの側縁部上に各パ
レット又はコンテナに1つずつの割合で付着された対応
する一対のブロック要素の中にそれぞれ係合するための
従属キー要素をその各端部に有している。従ってこの連
結器機構は、面同士突合わさった状態にあるパレットの
横方向端部を横切って、2つのパレットをその側縁部に
沿って相互接続するための橋かけ棒を提供している。2
つの連結リンクは、パレットの突合せ領域内で各側縁部
に1つずつの割合で用いられる。ここで記述されている
機構は特に飛行機内への載荷用のパレットなどに適用可
能であり、特にこのようなユニットを貨物用航空機の内
部から急速に取り出す作業を容易にする。しかしながら
この連結器機構は、結合すべきパレットを相互連結する
のに独立した要素を手で設置することを必要とする。さ
らに、結合すべきパレットの各対の各々の側に相互連結
用連結器ユニットが必要とされる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
の問題点が著しく低減されるか又は克服されているよう
な、簡略化された改良型輸送システム、特に食品の輸送
に適したシステムを提供することにある。同様に本発明
の目的は、上述の問題点特に食品の取扱いが関与する輸
送機構における衛生及び清浄に関する問題点を克服でき
るようにする輸送システムと共に及び/又はこの輸送シ
ステムに内蔵させて用いるのに適した輸送手段及び構成
要素を提供することにある。
【0011】本発明の主要な目的は、複数の製品支持ユ
ニットを合わせて相互連結しこのようなユニットの連結
された一続きを単体として移動させることができるよう
にする機構を提供することにある。さらに本発明のもう
1つの目的は、このようなユニットのほぼ自動式な相互
係合及び連結解除を行なうことができるようなコンベヤ
システムを提供することにある。
【0012】本発明のさらにもう1つの目的は、チャン
バ内から全ての製品支持ユニットを除去することを必要
とせずに環境処理チャンバを清浄することができるよう
な、特に食品のための改良型製品処理システムを提供す
ることにある。本発明のさらに特別の目的は、清浄すべ
きチャンバの領域に対するアクセスを容易にしながら清
浄作業中の製品サポート又はトレイのほぼ全荷重を収容
することのできる食品処理チャンバを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の態様での本発明に
従うと、製品支持ユニットの走行式動作のためのガイド
手段を構成するそれぞれの誘導・支持レールとの走行式
係合のためほぼ矩形のユニットの2つの相対する側面に
沿って延びる縁部領域を有し、しかも、前記誘導・支持
レールと係合した時点で製品支持ユニットを同様にこの
同じ誘導・支持レールと係合した隣接する同様のユニッ
トと相互係合又は結合させるための連結用手段を有し、
この連結用手段には、前記隣接する同様のユニット上に
具備された連結用部材との相互連結式連係又は相互係合
のため、前記走行式係合用縁部領域の間に延びるユニッ
トの縁部領域上に具備された少なくとも1つの連結用部
材が含まれているような、ほぼ矩形の製品支持ユニット
が提供される。
【0014】好ましくは、前記ガイド手段と係合するた
めの製品支持ユニットは、少なくとも連結用手段及び他
の製品支持ユニットとの連係方法に関するかぎり、ほぼ
同一である。前記少なくとも1つの連結用手段はこのと
き適切にも1つの係合用部材であり、前記連結用手段は
好ましくはもう1つの製品支持ユニットの係合用部材と
の相互係合のための少なくとも1つの受入れ部材も含ん
で成り、この少なくとも1つの受入れ部材は、前記係合
用部材が具備されている縁部領域から前記走行式係合用
縁部の間に延びるユニットの縁部領域のうちのもう1方
の領域の上に具備されている。有利な配置においては、
この連結手段は2つの係合用部材と2つの受入れ部材を
含んでいる。この係合用部材及び受入れ部材は、好まし
くは同一のものである。
【0015】特定の一実施態様においては、前記係合用
部材は、走行式係合用の前記縁部領域の間に延びるユニ
ットの縁部領域のうちの1つの上に具備されしかも走行
式係合用の前記側面領域のうちの1つの領域の方向に開
放するようなフック形状の部材を含んで成り、前記少な
くとも1つの受入れ部材は、前記走行式係合用の縁部領
域の間に延びるユニットの前記縁部領域のうちのもう1
方の領域の上に具備されしかも自在に相互結合可能な連
結用機構を提供すべく走行式係合用の前記側面領域のう
ちのもう1つの領域の方向に開放するようなフック形状
の部材を含んで成り、ユニットの走行式係合用の前記縁
部領域の間に延びるユニットの前記縁部領域は両方共、
隣接ユニットとの連結に関するかぎり同等のものである
。このようにして、自在に相互結合可能な連結機構が提
供され、そのためトレイの長い方の側面は両方共、隣接
するトレイとの連結に関するかぎり同等のものとなる。 すなわちトレイは、いかなる点においても「一定方向を
もつ(handed)」ものではない。
【0016】各々のフック形状の部材は、前記走行式係
合用縁部領域の間に延びるユニットの前記縁部領域のそ
れぞれを構成する部材の高さの約半分の垂直高さを有し
ていてよい。好ましくは、各々のフック形部材は1つの
上縁部を有し、この上縁部は、前記走行式係合用縁部領
域の間に延びるユニットの前記縁部領域のそれぞれを構
成する部材の上縁部とほぼ心合せされている。
【0017】一変形実施態様においては、前記係合用部
材及び前記少なくとも1つの受入れ部材は各々同一の円
錐形部材を含んでいる。代替的には、前記少なくとも1
つの係合用部材及び前記少なくとも1つの受入れ部材は
同一のものでなく、前記少なくとも1つの受入れ部材は
もう1つの製品支持ユニットの1つの係合用部材の連動
領域を受入れるためのリセス又はアパーチャ付き部分を
有している。
【0018】本発明の第1の態様のさらにもう1つの変
形態様においては、連結手段は、前記走行式係合用縁部
領域の間に延びるユニットの1つの縁部領域上に具備さ
れた少なくとも1つの磁気部材を含んで成る。有利な1
つの配置においては、前記走行式係合用縁部領域の間に
延びるユニットの前記縁部領域のうちのもう一方の領域
上にも、少なくとも1つの磁気部材が具備されている。 適切にも、これらの走行式係合用縁部領域の間に延びる
ユニットの前記縁部領域の各々の上にも複数の磁気部材
が具備されている。少なくとも1つの磁石がユニットの
1つの縁部領域のみの上に具備されているような構成に
おいては少なくとも、前記走行式係合用縁部領域の間に
延びるユニットの前記縁部領域の少なくとも1つは、適
切にはこの少なくとも1つの磁石を支持する側面とは反
対の側面が磁気材料でできている。
【0019】従って本発明のこの変形態様に従った全て
の実施例においては、前記単数又は複数の磁気部材は適
切なことに製品支持ユニットの相互係合対の前縁及び/
又は後縁上に具備され、少なくとも各製品支持ユニット
のこの単数又は複数の縁部は磁気材料を含んでいてもよ
いし或いは又磁気材料で構成されていてもよい。
【0020】本発明の第1の態様の全ての変形態様にお
いて、前記ユニットは一般に平坦なトレイと定義するこ
とができ、前記走行式係合用縁部領域は、ほぼ矩形の一
般に平坦なトレイの短かい方の側面であってよく、この
とき前記連結手段はこれらの矩形側面の間に延びるトレ
イの長い方の側面の上に具備される。本発明のユニット
の有利な構成においては、前記走行式係合用縁部領域の
間に延びるユニットの少なくとも1つの縁部領域は、そ
れぞれの垂直に間隔どりされたガイド手段上に支持され
た時点での前記トレイのうちの2つの間の垂直間隔にほ
ぼ等しい高さの直立唇状部を有する。この唇状部は、前
記少なくとも1つの縁部領域を構成する部材からほぼ上
向きに連続していてもよいし或いは又この部材と一体を
成していてもよい。好ましくは、ユニットの各々の縁部
領域が1つの直立唇状部を有する。
【0021】この態様での本発明のもう1つの特徴に従
うと、前記走行式係合用縁部領域の各々は、前記ガイド
手段の表面部分による係合のための表面領域を有してい
る。この表面領域は、前記縁部領域を構成する部材の内
部表面領域であってもよい。この縁部領域を構成する前
記部材は、側面方向に開放した溝形断面であってもよい
が、代替的には下方に開放する溝形断面であってもよい
。特に有利な構成においては、この部材は長手方向にス
ロットの入った箱形断面である。
【0022】本発明のこの態様において、製品支持ユニ
ットという語は、上述のトレイ形の装置のみならず、誘
導・支持レール上での走行又は滑動式係合及びその他の
同様なユニットとの連結能力といった本発明が特に目的
とする特長と相容性のあるその他のあらゆる適当な形状
の製品支持構造をも含んでいる。従って上記各節で用い
られているような「トレイ」という語は同様に数多くの
製品支持構造をも包含するものとして解釈されるべきで
ある。
【0023】本発明の第2の態様においては、ユニット
の鎖状構造を構成すべく離脱可能な形で連結された相互
係合可能な複数の製品支持ユニット及びこれらのユニッ
トの走行動作のためのガイド手段を含み、結び合わされ
たユニットの各々は前記走行動作のための前記ガイド手
段と係合しているようなコンベヤが提供されている。好
ましくは、これらの結び合わされた製品支持ユニットの
うちの少なくとも1つは、本発明の前述の第1の態様に
従ったものである。
【0024】前記ガイド手段の表面部分及びこのガイド
手段と結合している前記少なくとも1つのユニットの表
面領域のうちの少なくとも1つは、適切なことに、前記
少なくとも1つのユニットの前記走行動作のための低摩
擦サポートを提供している。第1の配置においては、こ
のガイド手段は多数のローラを含んで成り、各ローラが
前記表面部分を構成し前記低摩擦サポートを提供してい
る。有利な構成においてはこのコンベヤは少なくとも2
つのほぼ平行な誘導・支持レールを含んで成り、これら
2つのほぼ平行な誘導・支持レールの各々は、前記表面
部分を構成し前記低摩擦サポートを提供する低摩擦支持
面を有している。
【0025】前記少なくとも1つの製品支持ユニットが
長手方向にスロットの入った箱形断面の縁部領域部材を
有するようなコンベヤにおいては、前記誘導・支持レー
ルの各々は好ましくはユニットがこのレールに沿って離
脱不能な形で走行動作するようユニットの前記長手方向
スロット入り箱形断面部材のそれぞれと端面係合可能で
ある。
【0026】コンベヤは、前記ガイド手段に沿って製品
支持ユニットを前進させるための駆動手段を含んで成る
。この駆動手段は、コンベヤの送込み端部からコンベヤ
ガイド手段に沿って製品支持ユニットを前方に押すため
の手段及び/又はコンベヤの送出し端部に向かってコン
ベヤガイド手段に沿って製品支持ユニットを引張るため
の手段を含んでいてよい。これらの送込み及び送出し端
部は、コンベヤの相対する端部であってもよいし、或い
は又コンベヤの同じ端部であってもよい。
【0027】コンベヤは、その送込み端部及び/又は送
出し端部に、ユニット間の連結又は連結解除動作をもた
らすためユニットの走行動作の方向以外の方向に互いに
近接した状態で配置された前記ユニットのうちの2つを
相対的に移動させるための手段を含んでいてもよい。有
利な配置では、これらのユニットは全体として平面状で
あり、前記相対的移動を行なうための手段は、前記ユニ
ットの少なくとも1つをユニットの平面に対しほぼ垂直
な方向に移動させるための部材を含んでいる。前記相対
的移動を行なう手段は、適切にも、前記連結手段を含む
ユニットの前記縁部領域に対しほぼ平行な方向に前記ユ
ニットのうちの少なくとも1つを移動させるための部材
をも含んでいてよい。
【0028】本発明の第3の態様においては、本発明の
第1の態様に従った製品支持ユニット上に収容された製
品のための貯蔵システムが提供されており、この貯蔵シ
ステムは本発明の第2の態様に従った複数のコンベヤを
含み、これらのコンベヤは1つのチャンバ内に任意に収
納又は収容されている。
【0029】チャンバを含む本発明のこの態様のシステ
ムの一実施例においては、このチャンバへ製品を送り込
むための少なくとも1つの送込みコンベヤが、前記少な
くとも1つの送込みコンベヤから前記チャンバ内に収納
された前記コンベヤのうちの選択された1つのコンベヤ
上へ製品を装荷するための移送手段と共に具備されてい
てよい。
【0030】この移送手段には、昇降手段が含まれてい
てもよい。この貯蔵システムは同様に、前記チャンバか
ら製品を除去するための少なくとも1つの送出しコンベ
ヤならびに、前記チャンバ内に収納された前記コンベヤ
のうちの選択された1つの送出しコンベヤから少なくと
も1つの送出しコンベヤへと製品を前進させるためのさ
らなる移送手段も含んでいてよい。このさらなる移送手
段も昇降手段を含んでいてよい。
【0031】本発明のこの態様に従った有利な構成にお
いては、送込み及び送出しはチャンバの相対する端部で
行なわれ、これらのコンベヤはこれらの相対する縁部の
間でチャンバ内を通って延びている。代替的には、送込
み及び送出しはチャンバの同じ端部で行なわれる。いず
れの構成においても、製品の装荷及び取出しは単数又は
複数の送込み及び送出しコンベヤによって行なわれてよ
い。
【0032】チャンバを含む貯蔵システムにおいては、
チャンバは複数のチャンバ部分を含んでいてよく、これ
らのチャンバ部分の各々は複数の前記コンベヤを有し、
このチャンバ部分の各々の中に収納されたコンベヤは一
般にその他のチャンバ部分のコンベヤに対して平行に延
びている。代替的には、このチャンバはモジュール構成
のものであってよく、各チャンバモジュールは多数の前
記コンベヤを収容している。いずれの配置においても、
このチャンバは環境処理チャンバであってよく、この内
部で製品は、温度、圧力及び/又は湿度といった選択さ
れた制御可能な環境条件に露呈されている。
【0033】有利な一実施例においては、このチャンバ
は製品加工シーケンス内の低温又は冷蔵領域である。代
替的には、チャンバは、その内部環境の調整無く大気温
、大気圧力及び大気湿度の下で作動する貯蔵又は緩衝領
域を構成していてもよい。
【0034】上述の態様における本発明の利点としては
このタイプの既存のシステムの鎖駆動又はラチェット機
構と比較して、内部可動機構を全くもたないチャンバを
提供できるという点がある。かくしてその結果得られる
単純化により、本発明に基づくチャンバはきわめて容易
に清浄できることになる。チャンバ内の全ての表面は容
易にアクセスでき、全ての取付け部材特にレールの全断
面の形状は汚染物質が、滞留しないように決定すること
ができる。この態様での本発明は、製品処理特に食品の
処理に用いられるチャンバを冷却又は加熱するのに特に
適しているが、本発明のコンベヤ態様は、数多くの製造
及びその他の状況において分離して使用することができ
る。
【0035】本発明に従うと、第4の態様において、製
品処理チャンバは、ユニットの鎖状構造を構成するため
離脱可能な形で合わせて連結できる相互係合可能で製品
支持ユニットを複数支持するためのガイドレールが具備
された側壁を有している。このガイドレールは、平行な
対の形で配置され各対の1つのレールはそれぞれの側壁
上に配置され、これらのレール対はレール上に係合され
た製品支持ユニットの間の空気の自由な循環を可能にす
るべく離隔されており、前記側壁は同様に補助ガイドレ
ールをも支持し、この補助ガイドレールも同様に平行な
対の形で配置されており、補助レールの各対は、チャン
バの洗浄中主ガイドレールにより支持されている製品支
持ユニットの間の領域内で製品支持ユニットを補助レー
ル上に収納するため、最初に言及した即ち主たるガイド
レールの隣接する対の間に置かれている。適切にも、全
てのガイドレールは、製品支持ユニットが上に係合され
た時点で容易に移動できるように低摩擦支持面を有して
いる。
【0036】チャンバの通常の使用中、食品を支持する
トレイは主誘導・支持レール上に装荷され、チャンバ内
の条件は、温度を上げるか下げるかの必要環境基準に合
わせて制御される。さらに湿度、場合によっては圧力も
同様に制御できる。主ガイドレール上に支持された時点
でのトレイの間隔どりは、環境処理により抑制又は促進
されるべきあらゆるプロセスがすみやかに進行し得るよ
うにトレイの間及び食品のまわりの自由な空気循環を可
能にするようなものである。
【0037】本発明のこの態様にとって有利である単純
な滑動面の誘導・支持レールによって特に容易になって
いるチャンバ内部の清浄が望まれる場合(これらのレー
ルについては最初に記した本発明の態様に関連してさら
に言及されている)、補助誘導・支持レールが使用され
る。システムはまず第1に装荷されたユニット又はトレ
イから製品を除去することができるように操作される。 次に、清浄を目的としてアクセスできるようチャンバ内
部体積の半分を自由な状態に残すため主誘導・支持レー
ルの各対から充分なトレイを引き出すよう、チャンバの
単数又は複数の端部にある装荷又は移送手段が活動状態
にされる。この目的のため各誘導・支持レール対から除
去されたトレイは補助誘導・支持レール上に移送され、
そのためトレイは、通常はチャンバの正常な使用におけ
るトレイ間の空間であるものの中で環境処理チャンバ内
の所定の位置へと滑り戻されることになる。かくして、
チャンバ内に通常収容されているトレイ数の半数はチャ
ンバの他の半分の中味の間にあるかのごとくに、差し込
まれる。その結果、トレイの密な列が、間に最小限の空
間を伴いながら主ガイドレールと補助ガイドレールの両
方の上に支持されることになる。
【0038】この差し込みは、次の2つのうちのいずれ
かの要領で行なわれうる。第1の配置においては、全て
のトレイはチャンバの上半分又は下半分のいずれかの中
に置かれうる。好ましくは、全てのトレイがまず最初に
チャンバの下半分内に差し込まれ上半分が清浄されると
いう手順がとられる。次にトレイはチャンバの上部領域
内に移動させられ、その後露出又は除去されたチャンバ
下半分が次に清浄される。代替的には、全てのトレイを
チャンバの1つの端部領域へ移動させることができる。 もう1つの端部領域から延びるチャンバの第1の半分が
このとき清浄される。この第1の清浄段階の後、全ての
トレイは次に清浄済み領域へと戻されて、かくして露出
された第2の領域の清浄を可能にする。本発明の要点は
、清浄を目的として、トレイは間にほとんど又は全くす
き間を残さずに密なアレイの形にまとめられるという点
にある。かくして、処理中製品を収容するため又は処理
を目的とした空気の自由な循環を可能にするため通常ト
レイ間で利用できる空間は、清浄の間、製品支持ユニッ
ト又はトレイの密にまとめられたアレイを収容するため
に使用される。
【0039】差込み方法の如何に関わらず、トレイ移送
作業の完了時点で、チャンバのもう1つの半分はそのと
きスタッフが中に入り必要とされるあらゆる清浄作業を
行なえるよう自由なアクセスに利用できる。本発明のシ
ステムは、製品トレイを環境処理チャンバから除去する
必要がないという従来の清浄手順に比べた主たる利点を
提供している。取扱い面及び空間的な必要条件における
多大な節約がかくして達成される。
【0040】チャンバ内の端部側からの差込みの場合、
チャンバの第1の半分が清浄された時点で、移送機構は
そのとき製品トレイの全てをチャンバの反対の端部すな
わち清浄されたばかりの端部へと移送するのに用いるこ
とができる。このとき清浄手順は、今やアクセスのため
に解放されたチャンバのもう1つの領域内で同様の要領
で行なわれる。全ての清浄作業の完了の後、トレイを主
ガイドレール上に再び移送することができ、このとき、
トレイ上に製品を装荷する準備の整った通常の条件が回
復される。
【0041】最後の態様での本発明に従うと、本発明の
第5の態様に従ったチャンバを含む製品処理システムが
提供される。代替的には、本発明のこの態様に従った製
品処理システムは、ユニットの鎖状構造を構成するため
離脱可能な形で合わせて連結できる相互係合可能な製品
支持ユニットを複数支持するためのガイドレールが具備
された側壁を有し、このガイドレールは平行な対の形で
配置され各対の1つのレールはそれぞれの側壁上に配置
されこれらのレール対はレール上に係合された製品支持
ユニットの間の空気の自由な循環を可能にするべく離隔
されているようなチャンバ;本発明の第1の態様に従っ
た多数の製品支持ユニット;及び少なくとも前記チャン
バ内の前記製品支持ユニットの位置づけを調整するため
の制御手段で構成されていてもよい。この制御手段は好
ましくはさらにチャンバ内の環境条件を調整するように
適合させられている。
【0042】上述のタイプのシステムにおいては、製品
は、チャンバへと製品支持ユニットを前送りするため少
なくとも1つの送込みコンベヤによりチャンバへ送り込
まれ、移送手段によりチャンバ内で選択されたガイドレ
ール対上へと装荷される。このシステムは適切なことに
、チャンバからの製品支持ユニットの除去のための少な
くとも1つの送出しコンベヤ及び、チャンバ内の前記ガ
イドレールの選択された1対から前記少なくとも1つの
送出しコンベヤまで製品支持ユニットを前進させるため
の移送手段をも含んで成る。送込み及び送出しはチャン
バの相対する端部で行なわれてもよいし、或いは又、製
品装荷及び取出し作業はチャンバの同一端部で行なわれ
てもよい。特に、製品支持ユニットは、単一の供給用コ
ンベヤ及び昇降機を用いてそれぞれ装荷及び除去のため
チャンバ内のガイドレールへと前送りされ又このガイド
レールから引き出されうる。
【0043】本発明の第5の態様に従ったシステムにお
いては、好ましくは、ガイドレールに沿って製品支持ユ
ニットを前送りするための駆動手段が具備され、この駆
動手段には、送込み場所からガイドレールに沿ってユニ
ットを前へ移動させるための押し手段及び/又はガイド
レールから送出し場所へとユニットを引出すための引張
り手段が含まれている。この態様における本発明の特定
の一実施例においては、押し手段及び引張り手段は組合
わされ、片面設備内においてガイドレールの同じ端部に
ある。ここで添付図面を参考にしながら本発明の実施例
について記述する。
【0044】
【実施例】図1乃至図3に示されているように、本発明
に従った製品支持ユニットは、本発明に従ったコンベヤ
内での使用に適したトレイ1の形で与えられている。ト
レイ1は周辺フレームを有し、全体として矩形をしたト
レイの長い方の側面2は矩形断面材料でできており、短
かい方の側面3は長手方向にスロットの入った箱形断面
材料で形成されている。フレーム2,3の中には、床又
はベース4がメッシュ材料領域によって構成されている
。このメッシュ形ベース4はフレーム2,3の中に固定
的に保持されていてもよいし、或いは又トレイ1の表面
上へ及び表面からの製品の装荷及び除去を容易にするた
めフレームとの関係においてベース4の上方及び下方動
作を可能にするよう、垂直方向に浮動状態に配置されて
もよい。
【0045】本発明は、いずれにせよ図1に示されてい
るトレイ形の製品支持ユニットに制限されているわけで
はない。特にこの製品支持ユニットは、パレット又はコ
ンツアードフレームといったその他のあらゆる製品支持
構造の形をとってよい。さらに、トレイ形構成の中でさ
え、図1に示されたメッシュ配置ではなくむしろ平担な
材料などにより支持表面が形成されていてもよい。同様
に、トレイ及びその他の製品支持ユニットの細長いフレ
ーム部材は図1に示されているもの以外の断面の材料で
形成されていてもよい。
【0046】長手方向にスロットの入った箱形断面のフ
レーム部分からのトレイの短かい方の長手方向側面3の
構成は、以下に説明する要領で同様に本発明に従ったコ
ンベヤの一部を成す長手方向の誘導・支持レール上にト
レイ1が受け入れられ支持されうるようにするのに役立
つ。このサイドフレーム部分の構成は、トレイが誘導・
支持レール上にロックされかくしてトレイがその走行動
作中に流されることがないようにすることを可能にして
いる。このロック機能については以下にも詳述する。こ
の種の誘導又は支持レール上に受け入れられた時点で、
トレイ1はその長い方の長手方向縁部2の上に具備され
た連結手段5により連結つまり結び合わされ、かくして
誘導・支持レール上に支持されたトレイの連続鎖又はア
レイを形成することができる。本発明の連結機能も同様
に図1及び2に示され、図5にさらに詳細に記されてい
る。
【0047】図3では、ガイド又はガイドレールの構成
が示されており、ガイドレール61は、中央ウェブ62
a及び適切に方向づけされた端部フランジ部分62b及
び62cを伴って、図3に示されているように側面で折
返された浅い「S字」又は「Z字」形状に曲げられた細
長いプレート又はストリップ材料62の形材で構成され
ている。これらの端部フランジ部分のうち62bは適当
な支持機構63によりチャンバの壁31の内部に付着さ
せられている。中央ウェブ62aは、同様に壁31の内
部表面から離れるように延びる方向に下部つまり壁取付
け用フランジ部分62bから上向きに延びている。壁に
付着されたもの62bの他のつまり自由端フランジ部分
62cはこのときほぼ垂直に延びるように配置され、レ
ール61のフランジ部分62cが終結する直立自由端部
領域は低摩擦材料の逆U字形断面64で被覆されている
。かくして細長いストリップ又は細いプレート断面62
により構成された長手方向に延びた誘導又は支持レール
61は長手方向スロット65を通してトレイの長手方向
にスロットの入った箱形断面3の中に突出し、このため
低摩擦断面64は、スロット入り箱形トレイフレーム部
材の上部内側ウェブ又は溝の下側3e上に支持されるこ
とによってトレイを支持することになる。ロック・オン
機能も同様に図3から明らかとなる。切落し又はスロッ
ト入りの箱形断面の側面方向に延びる下部水平唇状部分
66と下方に向いた垂直に延びる唇状部分67の間に、
長手方向スロット65が構成されている。スロット65
の横方向の寸法は、スロットを通して外方にレール及び
ヘッド構造61,64を引出したり移動させるには不充
分なものである。かくして、誘導・支持レール61上へ
のトレイ1の積極的な保持又はロック・オンが達成され
、トレイはレールの長手方向端部において誘導・支持レ
ール61上へ前送りされたり又はこのレールから前方へ
移動させられたりすることだけが可能となる。かくして
、低摩擦レール部分64の上部又は滑動面からの箱形断
面3の上部ウェブの下側3eの係合解除につながるトレ
イのいかなる垂直又は側面方向移動も、レール61から
のトレイ1の離脱を導くことはなく、あらゆる側面方向
移動に対しても同様の安全性が存在する。
【0048】トレイが上を滑動しているレールの上部支
持面が最小限の摩擦抵抗でトレイの容易な移動を可能に
することが重要である。この目的のため、レールの上表
面は低摩擦材料で構成されていてもよいし、或いは又レ
ールをこのような低摩擦表面を提供すべく処理すること
も可能である。代替的に或いは付加的に、レールの上表
面に載っているトレイのサイドレールのウェブ又は上部
フランジの下表面もトレイの滑動移動を容易にすべく形
成されていてもよい。このようにして、トレイをそれを
支持するレールの間に存在する低摩擦関係のためトレイ
がレールに沿って容易に移動可能であることから、トレ
イは、本発明に従ったコンベヤを構成すべく結び合わさ
れた時点で、コンベヤの送込み又は送出し端部のいずれ
か又は両端部において同様に従来通りの昇降機と結びつ
いて作動する従来通りの移送機構により、レールに沿っ
て容易に前送りされうる。かくして本発明は、コンベヤ
の長さに沿っていかなる種類の駆動機構も無しですませ
ることを可能にする。結合されたトレイは、コンベヤの
端部から一斉に駆動される。従って本発明にとっては、
低摩擦レール/トレイ関係は重要なものである。
【0049】ガイドレール及び支持ユニットフレームの
当該実施例は、本発明により与えられる多様な構造の可
能性のわずか1つを示しているにすぎない。その他の4
つの制限的意味のない配置が図4(a)乃至4(d)に
示されている。図4(a)においては、トレイの側断面
3aは、C字形断面形状の外方に開放する部材によって
構成されており、C字断面又は溝の口は、外方に向いた
形でトレイの側面方向に開放している。誘導・支持レー
ル61aは、この場合低摩擦の滑動接触材料ではなくむ
しろ回転可能な形で載置された多数のローラ64aを用
いてトレイの支持及び誘導のためC字断面フレーム部材
の上部フランジの下表面と係合するよう、溝3aの中に
受け入れられる。ローラ64aは、ほぼ摩擦無しの又は
低摩擦の方法で誘導・支持レールに沿ってトレイを容易
に走行させるという必要条件を満たしている。図4(b
)においては、誘導・支持レール61bがその表面内に
構成されかつトレイの縁部の方に向いて開放し中には走
行動作中トレイを支持し誘導するためトレイの片面フラ
ンジ3bが係合されるような内側向きのC字断面スロッ
トを有するようなほぼ逆転した構成が与えられている。 誘導・支持レールとトレイ間の摩擦の低減は、レールと
トレイフランジの間に適当な低摩擦材料を置くこと又は
適当なローラの使用によって達成される。
【0050】図4(c)の配置は、下方に開放するC字
断面サイドフレーム部材3cがサイドレール61cの上
方に向いた低摩擦支持部分64cと係合するような、図
3の長手方向のスロット入り構成に対する一変形態様を
表わしている。従ってこの場合、長手方向スロットはC
断面フレーム部分の下向き開口部によって効果的に構成
されているが、ロックオンつまり保持機能は備えられて
いない。もう1つの変形態様が図4(d)に示されてい
る。この変形態様は幾分か図4(c)のものに類似して
いるが、この場合、側面方向に向いたC字形断面フレー
ム部分3dの開放下部部分は唇状断面67dにより一部
閉じられ幾分か図3のものに似た長手方向のスロット6
5dを構成しているが、サイドフレーム部材の下表面上
に全部構成されている。レール構造61a,64dのロ
ックオン保持は再度、長手方向スロット65dの横方向
幅を適当に寸法決定することにより提供されうる。図4
(c)及び4(d)の配置において、C断面部材3c及
び唇状部つきC断面3dはそれぞれ実際上図3のスロッ
ト入り箱と同等であり、図4(c)では下部ウェブ又は
フランジが除去されており、図4(d)では断面の下部
フランジ又は走路の一部分が切落されてスロット67d
を構成している。この配置は、2つの概念上の箱構成部
分が収束する側断面3の縁部に沿って位置づけられた細
長いコーナースロット65を構成すべく図3の配置内に
与えられた箱の底面及び1つの側面領域の両方の部分の
除去とは異なっている。当然のことながら、さらにこの
他の配置も可能である。
【0051】ここで、図1及び図2と合わせて図5を参
照すると、継手5は、トレイ1の長手方向側面2から一
定の外方向間隔をおいてこの側面に対し付着された全体
として平面の又はプレート形の材料の部分6により構成
されており、このため、各々の連結材料部分6は結びつ
けられた間隔どり用取付け部分7と共に全体としてフッ
ク形状の部材を構成することになり、このフック6,7
の開口部は長い方の長手方向側面2の1つの上に配置さ
れた2つの連結部材についてはトレイの短側面3の1つ
の方を向いており、トレイ1のもう1つの長手方向側面
上のフック6,7の開口部はトレイ1の反対側の短側面
3の方に向いて開放している。従って、図1に示されて
いるような前縁又は近縁部2上のフック6,7は前面又
はより近い側縁部3の方に向いて開放し、図1に示され
ているような後部又はより遠位のより長い縁部又は側面
2のフック6,7はこの図に示されているように後部又
はより遠位の側縁部又は領域3の方に開放している。こ
のようにして、他のいかなるトレイ1のいずれの長手方
向側面2にでもトレイ1の各々の長手方向側面2を連結
できるような汎用連結装置が提供され、トレイが何らか
の形で「一定方向をもつ」連結装置を有するという問題
はなくなる。
【0052】誘導・支持レール11上の結び合わされた
トレイ1のアレイが図6に図示されている。何らかの好
ましい構造例としてではなくむしろ表示を明確にする目
的で、トレイには図4(a)に示されているタイプのC
断面端部フレーム部分が具備されている。ガイドレール
11は、トレイ1の望ましい走行方向に延びしかもトレ
イ1がガイドレール11上に置かれた時点でそれぞれの
ガイドレール11がトレイ1のC字断面の短かい方の端
部フレーム部分3の各々の間に位置づけられトレイをそ
の動作中支持し誘導するように前記方向に対し横方向に
間隔どりされた細長い部材によって構成されている。好
ましくは、各ガイドレールの上表面12は適切なプラス
チック材料といった低摩擦材料でコーティングされてい
るか又はかかる材料から成り、かくしてトレイ対レール
の摩擦はほぼ最小限におさえることができ、トレイはガ
イドレールに沿って容易に滑動できることになる。代替
的には、摩擦の低減はその他の配置又は手段により達成
することができ、特に、レールに沿ったトレイのこの容
易な走行を達成するためローラー手段を備えることも可
能である。
【0053】本発明の主要な特徴は、レールに沿ってト
レイを前送りするために、ガイドレール11上にも又ガ
イドレールに結びつけた形でもいかなる種類の駆動機構
も存在しないという点にある。その代り、各々のトレイ
1はガイドレール11上に入った時点でその上の先行す
るトレイと連結され、そのためガイドレールの長さに沿
って延びるトレイの全ては合わさって結合したトレイの
鎖又はシーケンスを形成することになる。トレイは合わ
せて結合されていることから、ガイドレールがその支持
面を成しているコンベヤシステムの1方の端部からシス
テムのもう1方の端部までガイドレールによって構成さ
れている案内面に沿って完全な1つのユニットとして押
されたり又は引張られたりすることができる。従って、
本発明に従ったコンベヤは、製品支持アレイ又は表面を
提供すべく合わせて結合され誘導・支持レールにより走
行動作又は前送りのために支持された本発明に基づく一
群のトレイによって構成されうる。走行式係合は、トレ
イ上にもレール上にも可動部品が全く存在しない定摩擦
滑動構造により特に有利に提供される。
【0054】このように可動部品が全くないことから、
このタイプのコンベヤ装置及び付随するトレイは特に、
清浄及び汚染物質の堆積しないことがきわめて望まれる
必要条件である食品加工設備における使用に適している
。このシステムのコンベヤは特に、チャンバ内の環境が
加熱又は冷却となどによって制御されていることから処
理段階に用いられるチャンバ内に食品を支持するトレイ
が収容されるような食品処理又は加工設備に適している
。代替的には、このようなチャンバは、チャンバ内の条
件の環境制御を伴ってでも又これを伴なわずにでも、製
造作業の連続する段階の間で一定量の部分加工品を保持
するために、純粋に緩衝機能に用いることも可能である
。図7及び図8は、本発明のこの態様に従った貯蔵設備
の特徴を示している。
【0055】図7に側面断面図で示されているように、
貯蔵設備又はシステム21は、各々直立部材23により
支持された長手方向の平行なレール11により各々構成
された多数のコンベヤ22を有している。ガイドレール
装置及びレールの間隔どり及び配置は、図8の端面図に
さらに詳しく示されている。図8を見てもわかるように
、各々のトレイ1は、ガイドレール上にC字断面の短い
方の端部フレーム部分3が滑動することから間隔どりさ
れたガイドレール11の間に支持されているが、ここで
も前述のようにトレイの縁部断面及びガイドレールの代
替的な連動構成も利用可能であり、C字断面装置は必ず
しも最も好ましい装置ではない。同様に図8を見れば明
らかなように、いかなる種類の駆動機構も存在しないと
いうことはすなわち、ガイドレール11がその垂直間隔
について互いにより近づいて位置づけされうることを意
味するが、清浄の観点から見た利点は直ちに明らかであ
る。レール11は、支柱の垂直表面と同じ高さで突合さ
りいかなる塵埃トラップもなく直立表面上に合流する平
滑に湾曲する外表面42を提供している部材41により
、支柱23上に載置されている。前述したように、便利
でアクセス可能な方法でチャンバ内の清浄を容易にする
平滑な内側壁を構成するため、適当な材料で支柱23間
の領域を適切に充てんすることにより、チャンバ壁のた
めの同じ高さの内表面を容易に提供することができる。
【0056】ここで再度図7を参照すると、コンベヤの
片端には、多数の送込みコンベヤ24が具備されており
、コンベヤ24は本発明に従って図面の平面に対して垂
直に横からシステム内にトレイ1上に載った製品を送り
込んでいる。トレイは、上下に動いてトレイを送込みコ
ンベヤからチャンバ21内の選択されたコンベヤレベル
に移送する送込みステーションにある昇降機25によっ
て、これらの送込みコンベヤ24から除去される。トレ
イは、適当なコンベヤレベルのレール上に滑り出すにつ
れて、以下に記述する方法で結び合わされる。各々の付
加的トレイがすでに複数のトレイを収容するレベル内に
押し込まれるにつれて、このトレイは先行するトレイ上
に連結し、昇降機25上に備えられた既知の種類の駆動
機構がその特定のレベル上のトレイを全て前方にコンベ
ヤのもう1つの端部つまり送出し端部に向かって押す。
【0057】送出し端部においては代替的なコンベヤ装
置が示されているが、それでも実質的には送込みステー
ションにおけるものと逆の作業が行なわれる。特定の1
レベルから1枚のトレイを除去するためには、このトレ
イは送出し昇降機26の移送機構によって係合される。 次に最後のトレイは同じく既知の要領で前方に引張られ
、この作業中その特定のレベルに沿って後部まで残って
いるトレイの全ては、それらが本発明に従ったコンベヤ
を構成すべく一緒に連結されていることから同様に先方
に前送りされる。前送り動作が終った時点で、除去すべ
きトレイは後続のトレイから連結解除され、側面方向又
は横からの除去のため貯蔵設備自体の中に位置づけされ
ている単一の送出しコンベヤ27まで昇降機26により
取り去られる。重要な利点は、実際の貯蔵領域自体の中
にコンベヤを位置づけすること、つまりコンベヤレール
と昇降機の間のトレイ又は製品支持ユニットの移動用の
移送機構が大幅に単純化されていることにあり、欠点は
、標準的には1つ又は2つといった少数のコンベヤレベ
ル又は段の無駄にある。特に利点と考えられるのは、昇
降機26が、チャンバのさまざまなレベルで本発明のさ
まざまなコンベヤ22と相互に関係づけるため呼び出さ
れるのとほぼ同じ要領で送出しコンベヤ27と連動でき
るという点である。本発明により提供される滑動式コン
ベヤ装置は同様に、ほぼ従来通りのトレイ装置・撤去機
構が本発明に従ってトレイを取扱うことをも可能にする
。各々の端部トレイに関する行為は従来のシステムにお
いてチャンバ内のトレイ駆動機構の場合に行なわれる行
為と基本的に類似しているが、本発明の定摩擦装置によ
ると、チャンバ内の内部駆動手段を全く必要とすること
なく本発明のコンベヤを構成する相互連結されたトレイ
の全てを同時に結びついた形で前進又は移動させること
が可能である。
【0058】トレイを一定の与えられたレベルから直ち
に除去するためには、そのレベルの先導するトレイがコ
ンベヤの送出し端部で取出し用昇降機26の到達範囲内
にあることが必要であるということがわかるだろう。先
導する装荷済みトレイを送出し端部までもってくるには
不充分な数の装荷済み製品トレイがいずれか1つのレベ
ルにある場合、それでもこの状況は送込み端部において
必要とされている端部すなわち送出し端部の取出し位置
まで第1の装荷済みトレイをもっていくのに充分な数だ
けトレイを供給することによって達成することが可能で
ある。必要に応じてこの目的で空のトレイを使用するこ
とができる。かくしてこのシステムは各端部における供
給コンベヤ及び移送機構の適切な設計によってトレイは
実際いずれかの端部での押し又は引張りにより送込み又
は送出し端部のいずれかへ、又はいずれかから持ち運び
されうるという点において、きわめて柔軟性がある。本
発明のこの態様のさらなる利点は、以下に記述する変形
態様に関連して明らかになるはずである。
【0059】従って有利な一適合例において、設備21
の両方の端部は送込み及び送出し端部の両方であること
ができ、また、各端部におけるトレイの取扱い装置には
、いずれかの端部から内方へシステム内21へとトレイ
を前送りするため及び同様にしていずれかの端部におい
て設備21からトレイを撤去するための押し及び引張り
の両方の機能が含まれている可能性がある。従っていず
れの端部でも必要に応じて送込み又は送出し用に用いる
ことができる。
【0060】すでに簡単に記したように、図7及び図8
に示されている装置は、レールを支持する直立支柱23
の間の空間を適当な材料で充てんすることにより本発明
の原理に従った密閉型貯蔵チャンバを提供すべく容易に
適合させることができる。加工システム内でこのチャン
バが環境処理機能を果たすことが求められる場合、充て
ん材は適当な断熱材であってよい。
【0061】複数のトレイがコンベヤレールに入った時
にそれらを合わせて連結させたり、コンベヤシステムの
下流端においてそれらの連結を解いたりするためにさま
ざまな装置及び機構を具備することが可能である。図9
及び図10にそれぞれ概略的側面図及び上面図の形で有
利でかつ相対的に単純かつ簡単な装置が示されている。 図9に示されているように、この目的のためにこの構造
における各々の連結部材5は、一般にフック形でトレイ
のフレームのリム8の高さのほぼ半分である垂直高さを
有し、各々の連結部材の上縁部9は、トレイのリム8と
同じ垂直寸法をもつ図1から図4の全高連結部材とは異
なり、トレイの周辺リム8の上縁部とほぼ心合せされて
いる。特に図9に示されているように、ガイドレール1
1上のトレイ1の垂直方向の心合せ又は誘導は、トレイ
が昇降機又はその他の入力ユニットから傾斜路51に沿
って上方に滑動してそのフレームのC字形端部断面部分
3がレールの伸張する形でテーパーのついた引込み部分
を越えてそれぞれのガイドレール11の端部上へ駆動さ
れるまで前送りされるにつれて、このトレイによっても
たらされている。誘導用傾斜路51は、連結部材の開口
部の広さすなわちトレイの長手方向側縁部2と全体とし
てフック形の継手のプレート部分の間の空間の広さと結
びつけて選択されており、そのため各々のトレイが駆動
手段53により傾斜路51に沿って内方及び上方に駆動
されるにつれて、それがガイドレール上にすでに収容さ
れた先行するトレイに近づき、その半高部材5の上部前
縁は先行するトレイの各々の相応する半高連結部材5の
最も外側の後縁の下に入り込む。トレイの前送りが連続
するにつれて、トレイはさらに傾斜路に沿って上方に駆
動され、そのため到着するトレイの先導する連絡部材の
つめつまりフック部分はこのとき、ロックされた形で先
行トレイの後方側面継手の相応する部分の中に係合され
ることになる。入ってくるトレイの前縁がすでに誘導/
支持レール上にある先行トレイの上縁部のレベルまで上
昇した時点で、2つのトレイの継手は完全に係合した状
態に入る。次にトレイがガイドレールに沿って押される
か又は引張られたとき、連結部材は合わせてロックされ
た状態にとどまり、それらが誘導・支持レール上に保持
されている間離れる可能性は全くない。
【0062】図10の上面図は、送込み領域内での垂直
方向のトレイの移動を支配する上方に傾斜した引込み傾
斜路51によりもたらされる上方への連結移動を受けな
がらトレイが横方向にガイドレール上に誘導されること
になるような、壁31a上に取付けれたレールのための
連結領域の側面傾斜路52つまり側面方向の勾配つき引
込み表面を示している。この場合、誘導動作は比較的簡
単で、唯一の支配する基準は、トレイの前進の最後の段
階において各トレイが前のトレイと接触し係合するにつ
れて側面方向の心合せは連結動作が適切な方法で行なわ
れることになるようなものでなくてはならない、という
ことである。従って側面傾斜路52はこの場合、ほぼ集
中化機能を果たしている。
【0063】トレイの連結は同様に、なかでも連結段階
における下方への相対的移動又は同様に側面方向動作を
含む他のさまざまな方法でも行なうことができる。垂直
連結式係合はトレイのフレームの支持側面上ならびに長
手方向側面上に連結機能を与えることを可能にし、その
ため、すでに記した前進移動と同様横へのトレイ移動の
ためにも同じ駆動及び連結機構が使用できることになる
。しかしながら、上向き動作がトレイの前進と組合され
ている上述の上向き傾斜機構は比較的単純かつ簡単で図
9及び図10に関して記述された半高連結材と結びつけ
るときわめて効果的である。ただし、当該技術はこの構
成の連結部材に必ずしも制限されず、異なる高さの連結
部材も傾斜路51の傾斜角度及び連結部材の寸法自体を
適切に選択することによって適応可能であるということ
もわかるだろう。
【0064】同様に、コンベヤ又はシステムの送出し端
部におけるトレイの連結解除が、送込み端部における連
結に関して記されたものと逆の操作及び配置によって行
なわれうるということもわかるだろう。
【0065】図11及び図12は、側面図及び上面図の
形で、製品処理ではなくモジュール式貯蔵目的に特に適
した片面設備を示している。これらの図面に示されてい
るように、製品は送込みコンベヤ71上に到着し送出し
コンベヤ72上で退出する。製品はコンベヤ昇降機ユニ
ット74により、本発明に従ったトレイを支持するよう
適合された多数のガイドレール75によりチャンバ73
内に構成された貯蔵設備まで移送される。製品支持トレ
イは送込みコンベヤから昇降機によって、本発明に従っ
たユニット又はトレイとレール75の組合せによりチャ
ンバ内に構成されたこれらの滑動式レールコンベヤ又は
貯蔵ユニットのうちの選択された適当な1つまで輸送さ
れ、次に移送機構/昇降機によりチャンバの同じ端部か
ら再び除去され、送出しコンベヤへと送り出される。本
発明のこの構成においては、設備内に装荷されつつある
トレイは、昇降機/移送機構により押されて、滑動式貯
蔵システムの適切なレベル内へと前送りされる。除去の
ためには、トレイは、引張られることによって同じ端部
へと戻される。貯蔵チャンバの内部コンベヤを構成する
連結されたトレイはこの種の設備に直ちに適合する。
【0066】図12にさらに詳しく示されているように
、この設備を、システム容量を拡大すべくチャンバ74
に沿って一連のチャンバ73a,b,cを付加すること
によって単一チャンバ配置からモジュール式に拡張する
ことが可能である。付加的な貯蔵モジュールの装荷及び
取出しは、チャンバ74又は74a,b,cのうちの選
択されたものと心合せされうるように側面方向走行のた
めレール76上に昇降機74を取りつけることにより行
なうことができる。
【0067】本発明はそのさまざまな態様において非常
に単純なものであることから、本発明によって提供され
るコンベヤには食品加工及び食品処理チャンバ又は緩衝
貯蔵以外の多数の状況において使用するための便宜が備
わっている。図13は、一般的用途のための単純なコン
ベヤシステムを示しており、ここにおいて2本のガイド
レール11は、供給ステーション81から送出しステー
ション82までトレイ1を前送りするため開放したすな
わち密閉されていない環境の中に支持されている。送込
み端部における押出し具84を伴う装荷/移送機構83
は送出し端部82にトレイを前送りするのに全く充分な
ものであり得るし、また送出し端部におけるトレイの前
進又は撤去のための何らかの引張り装置を具備する必要
はない可能性がある。しかしながら、1つのオプション
の吐出し機構85及び引抜き具86が図13に概略的に
示されている。例外的に単純な設備においては、駆動又
は前送りに関するかぎりいずれの端部にもいかなる機械
的機構も無しでトレイの手による動作の使用も考慮する
ことができる。
【0068】図14は、本発明の輸送原理に従った前方
及び横方向の両方の動作に適し、しかも、すでに簡単に
説明した要領での側面方向又は横の移動ならびに前述の
ような前送り又は前方移動によりその他の同様なトレイ
のものと相互接続できるような連結装置が具備された製
品支持ユニット又はフレームの一つの構成を概略的に示
している。図14に示されているように、ほぼ正方形又
は矩形の形をしたトレイ91はその4辺に沿って長手方
向部材92により構成されており、これら4つの部材の
全ては誘導・支持レール上への走行式係合に適するよう
長手方向にスロットの入った箱形断面の材料でできてい
る。これら4つの側面部材92の各々には1つの下方を
向いた連結用つまりフック部材93及び1つの上方に開
放したつまり上方に向いたフック部材94が備わってい
る。本発明に従ったコンベヤの誘導・支持レール上に載
った2つのトレイの係合は基本的にすでに記述したもの
と類似する要領で行なわれる。もう1つの第1の同様な
トレイすなわち支持ユニットが、各トレイのそれぞれの
サイドフレーム部材が互いに隣接した又は突合さった状
態で第1のユニットに対して持ち上げられるが、これら
のユニットは、第2のユニットの並置された側面の下向
きフック93が第1のユニットの隣接する側面の上向き
フック94に隣接しながらしかもこのフック94から横
向きに間隔を置いた状態となり、第2のユニットのフッ
ク94及び第1のユニットのフック93についても同様
となるように、互いに相手との関係において充分に側面
方向に移動させられる。このとき、各ユニットのフック
93の下向きつかみ縁部95はユニットの横向きの相対
的移動により各ユニットのフック94の上向きつかみ縁
部96と係合し、かくして次に2つのトレイ又は製品支
持ユニットはその並置された側縁部上で2つのフックに
より連結され、ほぼ同じ走行平面内に位置づけされる。 トレイは上述の要領でさらに前進する。
【0069】ここで記述した横方向に係合可能なフック
により与えられる主な利点は、各々の場合において側面
部材92の相対する対の一方又は他方のいずれかと走行
する形で係合した誘導・支持レールにより支持された状
態で、トレイすなわち製品支持ユニットを矢印97が示
すように前方に又は後方に或いは又矢印98が示すよう
に横方向に本発明の輸送システムを用いて前送りするこ
とができるという点にある。対称性ならびに「一定方向
性」無しという利点は図4の製品支持ユニットフレーム
構造においても保たれており、これは取扱いシステムに
おける主要な利点である。しかしながら、対称性が欠如
した「一定方向をもつ」装置も、このような特徴が重要
でないとわかっている場合には、具備することが可能で
ある。
【0070】本発明のコンベヤの走行機能については、
誘導・支持レール上の製品支持ユニットの側面部材の滑
動式係合に関連して一般に記述してきた。これにより製
品支持ユニットつまりトレイの製品支持面によって決定
される走行平面又はこれらの製品支持面により構成され
る平面に対して平行な走行平面が設定又は構成される。 しかしながらすでに論述したように、フレームの誘導及
び支持は、滑動式係合以外の種類のフレーム対支持構造
の接触を含む配置を用いて行なうことができる。特に、
ローラ又はそれに類する機構を用いることが可能である
。しかしながら滑動式係合は、特に食品産業のための清
浄の容易さ及び単純さという主要な利点を提供しており
、一方その他の利用分野ではその他の配置が有利である
ことも考えられる。フレーム又は製品支持ユニットの支
持用側面部材として用いるべき特定の材料の断面の選択
にも、幾分か類似の基準を適用することができる。図1
及び3ならびに図4(c)及び4(d)に示されている
スロット入り箱形断面は、本発明のコンベヤから離れた
移動又は貯蔵の間、トレイの突合せ縁部が一緒にロック
された状態になることから、あらゆる種類のトレイの望
ましくない相互係合を避けるのにきわめて適している。 参照番号67(図3)、67c(図4(c))及び67
d(図4(d))のスロット入り箱の下向き外側フラン
ジは基本的に、そのレール係合側縁部が突合せ式係合に
ある状態でコンベヤ外の端面合せ並置状態のトレイ間の
緩衝機能を提供している。図4(d)及び4(b)の溝
又はフィン配置は、並置されたトレイのこのような望ま
しくない相互係合の危険性がない利用分野又は、走行式
係合の単純さが重要性をもつような利用分野については
、好まれる可能性がある。
【0071】従って、さまざまな態様における本発明の
前述の説明から、これにより多数の利点が提供されると
いうことがわかるだろう。本発明は、誘導・支持レール
に沿っての前送りのためトレイを結び合わせるつまり連
結する単純な方法を提供する。このようなシステムにお
いて使用するためのトレイは、適当な断面をもつ端部フ
レーム部分を用いて例外的に有利な支持及び誘導方法用
に断面形状が決定されていてもよい。ガイドレールのま
さに端部以外ガイドレールに沿ってトレイを機械的に駆
動する装置が全くないため、食品を取扱う設備が問題と
なっている場合、重大な汚染源及び清浄上の問題点が取
り除かれることになる。中間駆動機構が存在しないにも
かかわらず、ガイドレール上に定摩擦面を具備すること
により、トレイの前送りは重大な遅れが全く生じること
なく確保されることになる。誘導・支持レール構造の単
純さ自体がさらに特に有利な構成のチャンバ構造を容易
に具備できるようにしており、ここでもチャンバ内の利
用可能空間の最大利用及び清浄の容易さが提供される。 本発明のシステムをさらに改良することにより、本発明
に基づくコンベヤシステムの送込み及び送出し端部にお
けるトレイのインタロック結合及び連結解除が容易にな
る。このシステムは、食品が関与する輸送システム特に
食品用処理チャンバ内で用いる輸送システムに特に適し
ている。
【0072】図15は、本発明に従った設備のチャンバ
の端面図である。このチャンバは、チャンバ構造の側壁
23つまり直立部材により支持される長手方向の平行な
レール11によって各々構成される多数のコンベヤ22
を有する支持又は輸送用システム21を収容する。本発
明のシステムのガイドレールの細部については図面中の
これまでの各図に関連してさらに記述する。同様に前述
したトレイでは、ガイドレール上に滑動されるC字断面
の端部フレーム部分3によって、平行に間隔どりされた
対になったガイドレール11の間に支持されている。こ
の種のコンベヤ設備にはいかなるタイプの駆動機構も存
在しないことから、ガイドレール11を比較的密な垂直
間隔すなわち連続して積重ねられたトレイ段の間に空気
が自由に循環できるようにするのに充分であり、しかも
それでも製品処理のための空間利用においてかなりの節
約ができるよう充分に近いものである標準的に150m
mつまり6インチの間隔で位置づけすることが可能であ
る。同様に前述のとおり、レール11の構造は、いかな
る塵埃トラップもなしに、側壁の垂直表面と同じ高さで
突き合わさりしかも設備つまりチャンバの長さに沿って
支柱23の間の空間を充てんする壁部分つまり材料或い
は部材23により構成された側壁の直立表面上に合流す
る平滑に湾曲した外表面42を提供するような適当に断
面形状が決定された支持部材41を用いて側壁23上に
これらのレールをとり付けることができるようなもので
ある。
【0073】図15の対象となっている本発明の態様に
より行なわれた主な改良は、主ガイドレールのピッチの
半分のところで主ガイドレール11の間に補助ガイドレ
ール又はランナ111を介在させることから成る。かく
して、各側壁23の垂直方向において、ここでは75m
m毎つまり3インチ毎に1本のガイドレールが具備され
ている。補助ガイドレール111のためのサポート14
1は概略的な形でのみ示されているが、明らかに、主ガ
イドレールのためのサポート41とほぼ同じ要領で清浄
を容易にし垂直壁と合流する平滑な湾曲表面を提供する
ようにこれらの断面形状を決定することも可能である。
【0074】補助レール又はランナは、清浄作業の間の
み用いられる。トレイ101は、補助ガイドレール対1
11の1つの上の所定の位置で点線で示されている。こ
こで、図16を参照して第1の清浄戦略に関連して補助
ガイドレールの目的及び利用についてさらに詳しく説明
することができる。この図では、主ガイドレール11及
び補助ガイドレール111を伴う食品処理チャンバ12
1aが概略的端面図の形で示されている。なお主ガイド
レールと補助ガイドレールはこの概略図において説明の
便宜上概略的に識別されているものの、実際には、これ
らはほぼ同じ構造のものであってもよい。当該記述部分
においては、チャンバは、互いの上に位置づけされた状
態で水平面に沿って2つの区分に概念上分別されており
、第1のつまり上部の半分つまり部分は図面上影のある
領域122aにより示され、第2の又は下部の半分つま
り部分は影のない領域123aで示されている。
【0075】チャンバの内部を清浄することが望まれる
場合、そのチャンバに結びつけられた送込み又は送出し
昇降機又は両方の昇降機は、チャンバの下部領域123
a内で主ガイドレール上に支持されているトレイを全て
撤去しこれらをチャンバの上部分122aの補助レール
111上に再挿入するようにプログラミングされる。こ
のようにして、製品がトレイ上に載っているとき通常の
使用にとっては過度に近すぎると思われるような比較的
密な間隔で、この移送動作の完了時点でチャンバの上部
領域122a内にチャンバのトレイ完全装荷量を収容す
ることができる。しかしながら補助レール上に収容され
た時点でのトレイのこの密な間隔どりは、清浄作業中許
容できるものである。というのも、このときトレイ上に
は全く製品が無く、処理又は貯蔵/保存目的のためにこ
れらのトレイの間に空気の流れが起こる必要性が全く無
いからである。さらに、トレイは製品を載せていないこ
とから、トレイの間には大きなすき間は全く不要である
。この手順が完了した時点で、すべてのトレイがチャン
バ121aの上部領域122a内の所定の位置にあると
き、下半分又は領域123aは作業員及び/又は機器の
進入及び清浄作業の実施又は遂行のため完全にアクセス
可能である。標準的には、図16に概略的に示されてい
る種類のチャンバは、全てのトレイが上半分122aに
支持されているときチャンバの下半分123a内で清浄
作業員が直立できるよう充分な垂直高さを有するもので
ある。
【0076】同様にして、チャンバの上部部分122a
は、チャンバ121a内でその内部体積又は空間のほぼ
半分にあたるチャンバの第1の領域の中にチャンバのト
レイ完全装荷量の全てを保持するため、ここでも主レー
ルと補助レールの両方を用いて全てのトレイを部分12
3aに単に移動させ、かくしてチャンバの内部体積のほ
ぼ半分に相当するチャンバのもう1つの領域を清浄のた
めのアクセスに解放することによって、清浄することが
できる。実際には、チャンバの上半分をまず清浄し、次
に全てのトレイをこの清浄済みの上半分内へ移動させ、
下半分123aで必要とされる残りの清浄作業を行なう
ことにより作業を完了するというのが普通である。使用
される清浄方法の如何に関わらず、チャンバが完全に清
浄された時点で、補助レール上に載ったトレイは再びこ
れらのレールから除去されてチャンバのもう1つの部分
の中の主レール上の所定の位置に戻され、かくして必要
に応じて製品を再装荷するためチャンバ全体を通して通
常のトレイ間隔を回復する。通常のトレイ間隔により、
実施中の処理手順の如何に関わらずトレイ間の完全な空
気循環が可能になる。
【0077】清浄作業中のトレイの代替的な構成及び配
置も本発明により提供できる。ここで補助ガイドレール
の目的及び利用の詳細について、図17を参照しながら
第2の清浄方法に関し記すことができる。図17では、
主ガイドレール11、補助ガイドレール111及び送込
み及び送出し昇降機125及び126を伴う食品処理チ
ャンバ121bが示されている。この記述においては、
この場合チャンバは概念的に長手方向に2つに分割され
ており、第1の半分は図中影のついた領域122bで示
され、第2の半分は影のない領域123bで示されてい
る。
【0078】チャンバの内部を清浄することが望まれる
場合、送込み昇降機125又は両方の昇降機は、チャン
バの領域123b内の主ガイドレール上に支持されてい
る全てのトレイを撤去しこれらを補助レール111上に
再度挿入し、補助レールに沿ってこれらを領域122b
内に移動させるようにプログラミングされる。このよう
にして、製品がトレイ上に支持されている場合通常の使
用のためには過度に近いものであるような比較的密な垂
直間隔をおいて、移送動作の完了時点でチャンバの端部
領域122b内に、チャンバのトレイ完全装荷量を収容
することができる。しかしながら補助レール上に収容さ
れたときのこのトレイの近接した垂直間隔は、清浄作業
中許容できるものである。というのも、トレイ上には製
品が全く載っておらず、トレイ間に何らかの空気流が起
こる必要性は全く無いからである。さらにこの時点では
、トレイは製品を支持していないことからトレイ間に大
きな垂直方向のすき間は不要である。この手順の完了時
点で、全てのトレイがチャンバの端部122bで所定の
位置にあるとき、もう1つの半分123bは、スタッフ
による進入及び清浄作業の完了のため完全にアクセス可
能である。次に、同じように、チャンバの端部122b
は、チャンバの内部体積又は空間のほぼ半分に相当する
チャンバの第1の領域においてチャンバ内にチャンバの
トレイ完全装荷量の全てを保持するため必要とされる差
込まれ密に積重ねられたトレイ段を提供すべく再び主レ
ールと補助レールの両方を用いて部分123b内に全て
のトレイを単に戻し、かくしてチャンバのもう1つの半
分に相当するもう1つの大きな領域を清浄のためのアク
セスに解放することによって清浄できる。チャンバが完
全に清浄された時点で、補助レール上のトレイは再び除
去されチャンバのもう1つの端部で主レール上の所定の
位置に戻され、かくして必要に応じて製品を再装荷する
ためチャンバ全体にわたり通常のトレイ間隔を回復する
。通常のトレイ間隔により、実施中の処理手順の如何に
関わらずトレイ間の完全な空気循環が可能になる。
【0079】本発明は、清浄のために標準的には全ての
トレイをチャンバから除去して大気条件下で工場の床上
に降ろすか又は工場敷地内のラック上又はその他の同様
な場所に収容させる必要のある既存のシステムに比べ、
きわめて重大な利点を提供する。補助レールの具備はす
なわち、補助レール上に支持されているトレイを主レー
ルに支持されているトレイにはさみ込むことにより環境
処理チャンバ又はその他の処理又は貯蔵設備又はシステ
ム内に全てのトレイを保持することができ、かくして清
浄作業の実施中でさえチャンバ又はシステム内に全ての
トレイが収納された状態にとどまることができ、その結
果、空間及び取扱い作業を節約できるということを意味
する。
【0080】図18から23は、本発明に従った製品支
持ユニットつまりトレイのための代替的連結構成を示し
ている。図18に示されているように、円錐形コネクタ
115が製品トレイ1の長い方の側面2上に具備されて
いる。この断片的な図面の形で示されているトレイの側
面構成において、トレイの側面部材は、以前に指示及び
/又は描写した矩形断面又は箱形断面の中実材料とは全
く別のものとして、山形断面材料で形成されている。各
々の円錐形コネクタ115は、もう1つのトレイの連動
する同じ円錐形コネクタとの連携方法に応じて、係合用
部材又は受入れ部材のいずれかを構成する。図18に示
されているように、円錐形コネクタ115は、上向き方
向にテーパがつき各端部で開放した中空円錐部分116
を有している。円錐116は、その軸がほぼ垂直に孤立
しているか又は取付け用部分117を用いてトレイ1の
側面2から間隔を置いた状態で、取りつけられている。 円錐116の取付け具117に付着されている領域とは
反対側では、円錐116の下端から垂直上方に円錐のよ
り狭い直径の上部部分に向かって、垂直に延びる閉鎖端
部をもつスロット118が延びている。スロット118
の閉鎖端部は円錐116の上縁部の下わずかな距離のと
ころに配置されている。スロット118の下端又は開放
端は、スロット118内へと開放している入口を構成す
るよう、参照番号119で示されているとおり朝顔形に
なっている。
【0081】トレイ1の長い方の側面2上の図18に従
った4つのコネクタの配置は、図19に示されている。 この構成においては、トレイ1の各側面2上に互いに整
列して位置づけされた状態で4つのコネクタが具備され
ている。図20は、コンベヤ作業のための鎖又はシーケ
ンス(列)状に本発明に基づくトレイを結合させるよう
コネクタが一緒に係合される要領を示している。この図
面に示されているように、115aとして識別された右
側のコネクタは受入れ部材を構成し、一方左側のコネク
タ115bは係合用部材を構成している。
【0082】トレイの連結は、係合用部材115bが上
向きに受入れ部材115aの真下に来て又受入れ部材と
軸方向に整列するように2つのトレイの相対的移動によ
り行なわれ、このため、係合用部材115bの円錐11
6は受入れ部材115aの円錐116の中空内部の中に
入ることになる。これらの部材のこの係合式連結は、部
材115aのスロット118内にこのスロットに沿って
上向きに滑動する部材115bの支持ブラケット117
によって容易になっている。連結動作は、ストラット又
はブラケット117の上縁部が部材115aのスロット
118の閉鎖した上端部に突き当たった時点で止まる。 当然のことながら、係合用部材115bの上への部材1
15aの下方運動によつてもまさに同じ係合動作をもた
らすことができるということは直ちに明らかである。か
くして部材115a及び115bはその受入れ機能及び
係合機能を交換することができ、従ってその役目におい
て完全に互換性をもつ。
【0083】図20に示されている連結条件において、
トレイは、前述の要領でガイドレールに沿って前送りさ
れうる。それぞれの円錐により構成された係合用部再及
び受入れ用部材は同一であるため、この連結部材の実施
例の場合、係合用部材を構成する円錐を支持するトレイ
との関係において受入れ部材を支持するトレイのわずか
な重なり又は持ち上がりが見られる。このような重なり
又は持ち上がりは、システム内に与えられたすき間及び
許容誤差をこのようなわずかな公称心ずれ又は移動に対
処するのに充分であるように配慮することができること
から、本発明の機能に関し何の影響ももたらさない。
【0084】このタイプのコネクタは同様に、トレイ1
の各側面2上にわずか1つの連結部材しか具備されてい
ないようなトレイの相互係合にも適している。このよう
な配置は図21に示されている。この図において115
という参照番号で表されている具備された個々のコネク
タは、図18及び20に示されたものと同一であってよ
いが、さまざまな代替的構造の単一のコネクタも同様に
使用可能である。
【0085】図22及び23は、図19又は図21に示
されている構成すなわち二重又は単一のいずれかの構成
のトレイの側面上に位置づけるのに適した機械的連結手
段のもう1つの構成を示している。しかしながらこの実
施態様において、係合用部材及び受入れ部材は図18及
び20の同一の円錐形カップラ(連結器)とは全く異な
るものとして異なる構成を有し、トレイの各側面は1つ
又は2つの係合用部材又は1つ又は2つの受入れ部材を
支持している。かくしてここで説明しようとしている特
徴をもつ連結手段の場合、トレイをどのような仕方でも
連結することができる訳ではなく、或る程度の一定方向
性(handedness)が存在する。
【0086】図22に連結された上面図で又図23には
分離された図で示されているように、係合用部材215
は支持用ブラケット217の端部に取りつけられた短い
垂直に心合せされた円筒形部分216によって構成され
ている。受入れ部材225は、同様に支持ブラケット2
27を用いてトレイ1の側面2の上に取り付けられた軸
方向スロット入りスリーブ226により構成されている
。図22及び23のトレイの側面2は、以前に記述及び
/又は図示した中実の又は矩形の箱形断面と比較される
ように、ここでも山形断面材料で形成されている。スリ
ーブ226の軸方向スロット228は端部が開放してお
り、スリーブの自由面側で取付け用ブラケット227と
直径方向にほぼ反対に心合せされた状態でスリーブ22
6の垂直高さ全体にわたり延びている。
【0087】係合用部材及び受入れ部材の相互連結は、
円錐について既に記したものとほぼ類似の要領で行なわ
れる。係合用部材と受入れ部材の間では相対的移動が行
なわれ、そのためシリンダ216は軸方向にスリーブ2
26の中空内部の中に進入させられることになる。軸方
向の心合せが達成されシリンダ216全体がスリーブ2
26内にほぼ完全に受入れられた時点で連結式係合は完
了し、このとき前述のとおりコンベヤモードでトレイを
移動させることができる。しかしながら、この実施態様
の場合、トレイの互いに対する重なり又は持上りが全く
無く連結手段の相互は係合動作又はその効果はこの点に
関して前出の各図及び説明の対象となっている連結手段
のフックの実施例について記されているものと類似して
いる。
【0088】図24及び25は、本発明に従ったさらに
2つの連結装置を示している。これらの図の各々におい
て、連結装置は本発明に従ったトレイの山形断面側縁部
部材に適用されている。図24の側面断面図に示されて
いるように、相互連結するトレイのうちの1つの側面部
材2には磁気連結部材が具備されている。この装置にお
いて、第1のユニットの側縁部2が相互作用すべき第2
のトレイユニットの側縁部部材2aは磁気材料でできて
おり、そのため縁部2及び2aが近接したとき磁気部材
325は側縁部2及び2aを結び合わせ連結されたトレ
イユニットを前進させるのに役立つことになる。
【0089】図25に示されている装置は基本的に類似
しているが、側縁部2a上にもう1つの磁気部材326
が具備されている点が異なっている。従ってこの実施例
においては、側縁部2aが磁気材料でできていることは
重要ではない。ここでも又側縁部2及び2aを有するト
レイの連結は、磁気部材325及び326の間の磁気効
果が効力を発し2つのトレイユニットを係合させて次に
本発明の状況下で取扱かわれるようにするためこれらの
縁部が近接することによって行なわれる。
【0090】磁気部材が用いられるすなわち図24及び
図25に示されている実施例の両方において、長い方の
側縁部2の長さに沿って間隔どりされた状態で適宜側縁
部2又は2a上に単数又は複数の磁気部材を使用するこ
とが可能である。従って例えば図25の実施例において
は、縁部2は縁部2aの部材326と連動する単一部材
325のみを有していてもよいし、或いは又代替的に縁
部2は縁部2aの相応する一連の部材326と連結して
連動するための長手方向に間隔どりされた一連の部材3
25を具備していてもよい。
【0091】図26は、食品の熱処理に特に適した本発
明に従ったチャンバ装置のさらに1つの実施例の概略的
側面図である。図示されている実施例において、チャン
バは特にハンバーガーといった食品の冷凍を目的として
いる。
【0092】図26に示されているように、チャンバ4
21には、前述の装置に類似する細長い滑動レール41
1が具備されている。レール411は、すでに記述し図
示したいずれの実施例の形でもとることのできる製品支
持トレイ401を運んでいる。トレイ401上に支持さ
れた製品の熱処理又は貯蔵における或る種の段階におい
て、レール411の各レベルでの端部位置は、以下に詳
述するパーキング又はブロッキングトレイ431により
占有される可能性がある。図26のチャンバへの製品の
出し入れは、前述のいずれかの構成に従ったものであっ
てよい、同じ端部又は反対の端部での押しによりチャン
バ内に製品を前送りし及び/又は引張りによってチャン
バから製品を撤去するのに役立つ入力コンベヤ及び移動
手段425及び相応する出力機器426を用いて行なわ
れる。図示されている構成においては、矢印451及び
452で表わされた方向に入力端と出力端の間でチャン
バを通して低温空気を導くことができる。このシステム
の態様は全体として従来通りのものであり、当該技術分
野においては既知のものである。低温空気流の方向は必
ずしも端部から端部への空気流に制限されるわけではな
く、その他の構成も同様に使用可能である。全体として
参照番号441で表わされている制御手段が、入力及び
出力コンベヤならびに取扱いユニット425及び426
の作動を制御し、同様にシステムの熱及びその他の環境
制御特性を制御することもできる。これらのさまざまな
目的を達成するための適切なプロセス制御装置がすでに
知られている。
【0093】パーキング又はブロッキングトレイ431
は、その縁部領域の少なくとも一部分のまわりに延びる
持上った唇状部又はリムを有する点を除いて支持用トレ
イ401と同一である。この持上った唇状部は図26中
、参照番号432で表わされている。この持上った唇状
部は、トレイがチャンバ421内のレール411上の所
定の位置にあるとき、この持上った唇状部がレール支持
トレイ431の上で次のレールセット上にあるもう1つ
のトレイの下側より下わずかな距離のところにくるよう
な一定の高さまで、トレイ401にほぼ類似したトレイ
431の下部部分の一般平面より上に延びている。この
ようにして、チャンバ421内に支持されたトレイの層
の間に存在する空間は、このとき基本的にこの持上った
唇状部によってふさがれる。互いに重ねて配置された一
連のパーキング又はブロッキングトレイ431をチャン
バの片端に置くことにより、チャンバの端部の断面積の
全ては、トレイ431を用いて閉塞されているレールの
各レベルでの全ての端部位置による空気の貫通流に対し
ほぼブロックされる可能性がある。このような装置をチ
ャンバ421の各端部の所定の位置に配置することが可
能である。
【0094】これらのブロッキング又はパーキングトレ
イの目的は以下のとおりである。すなわち、例えばハン
バーガーの冷凍といった1つの製品処理段階を実行する
ために本発明のシステムを使用するにあたって、トレイ
401上に装荷されたハンバーガーはチャンバ421内
のレールの段411上の所定の位置に置かれる。チャン
バの各端部において、トレイ401の各レベルは、処理
段階の間に1つの空のトレイ401により終結される。 ハンバーガー支持トレイの全てが装荷された時点で、矢
印451及び452に示されているように低温空気がチ
ャンバ内に導かれる。この作業全体は、制御手段441
によって導かれており、この制御手段は同様にトレイ4
01に関連する装荷及び位置づけ作業をも行なう。標準
的には、一回の冷凍作業は15分間持続しうる。冷凍の
後、ここでも又は標準的にこの冷凍製品をさらに一定の
時間チャンバ内に保持することが必要とされる。このさ
らなる時間中にこの冷凍製品の上の空気流が過度になら
ないことが重要である。そうでなければ結果として脱水
が起こりうるからである。このような脱水をさけるため
に、すでに指摘したように製品を支持していない端部ト
レイ401はこのとき制御機構441の指示の下でコン
ベヤ及び取扱い手段425及び426により除去され、
ブロッキング又はパーキングトレイ431に置換えられ
る。このようにして、端面全体はそれがあたかも貯蔵チ
ャンバの端面であるように、レール441により構成さ
れた連続したレベルの間の空間をほぼ閉鎖しているトレ
イ431の持上った唇状部432による多大な貫通空気
流に対して、ほぼ閉鎖される。制御された条件での貯蔵
時間が終了した時点で、トレイ431は、製品支持トレ
イ401へのアクセスを可能にするため、ユニット42
5及び426の作動によりシステム441の制御下で再
度除去されうる。これらは、必要に応じてさらに取扱い
又は処理するため、次に除去される可能性がある。
【0095】図27は、ブロッキング又はパーキングト
レイ431の斜視図である。いかなる連結部材の表示も
無く一般化された形でのみスロット入り箱形フレーム構
造として描かれているトレイの下部部分433の基本構
造は、製品支持ユニットについて前述した実施例のいず
れかに従ったものであってよい。図27に示されている
ように、上部唇状部432はトレイの側面部材の軽量形
板金の上向き延長部によって構成されていてよい。この
図は、トレイユニットの4つの基本部材全てに適用され
た上向き唇状部を示しているが、適宜により少ない数の
直立した唇状部又は閉塞する部分を具備することもでき
るということがわかるだろう。特に、ブロッキング作用
は、スライドレール上に受入れられている側面部材の間
でユニットを横断して走る横方向に延びる側面部材のう
ちただ1つのものに単一の上向きに延びる唇状部を適用
するだけで、効果的に達成することができる。しかしな
がら、構造上の無欠性及び取扱いの容易さのためには、
図27の一般に中空の箱形構造が有利である可能性があ
る。代替的には、ベースフレーム433に適用された又
はこのフレーム上に取りつけられた個別唇状部構成構造
の代りに、直立する唇状部分がトレイの下部側面部分と
一体を成しこの部分の連続部分であるようなほぼ一体式
の構造も具備することが可能である。本発明のこの態様
のこのような変形実施例は全て、本発明に従った処理チ
ャンバ内で積上げられた連続した製品トレイ段の間の空
間をほぼ閉鎖するために空気流遮断機構を具備すること
を実際上の特徴とする本発明の当該特徴の範囲内に入る
ものと考えられる。
【0096】図26内で参照番号41で表わされている
本発明のシステムの制御手段は適当なことに、本発明に
従ったシステムを作動させるのに必要とされるさまざま
な制御機能を管理するようにプログラミングできるコン
ピュータによるプロセス制御装置を含んで成る。これら
の制御機能としては、本発明のチャンバ内の個々のトレ
イの位置を監視すること、及びチャンバ内のあらゆる個
々の場所に個々のトレイを位置づけするため及びこのト
レイをこのような場所まで前送りするか又はこのトレイ
を撤去するためにさまざまな駆動及び移送手段を活動状
態にすることが含まれる。この制御手段の範囲内に入る
その他のオペレーションとしては、本発明のシステムに
向っての製品又はトレイの前送り、及び貯蔵又は処理の
後の本発明のシステムからの製品又はトレイの送出しが
含まれるかもしれない。コンピュータ制御手段は同様に
、例えば付随する条件監視機構と共に食品を冷凍するた
めチャンバ内に低温空気流を通す機器といったような、
チャンバ内の温度、圧力又は湿度を変化させるためのそ
の他の機器を活動状態にすることにより、チャンバ内で
行なわれる実際の処理を調整することもできる。この制
御手段により行なわれる加工段階及び制御機能は、実際
にはそれ自体既知のものであり、これらのさまざまなオ
ペレーションを支援するプロセス制御装置は市販されて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったトレイの斜視図である。
【図2】図1のトレイの上面図である。
【図3】本発明に従ったコンベヤの誘導・支持レールの
ための適切な断面及びレール上への図1及び図2のトレ
イの係合方法を示す一部断面図である。
【図4】(a)〜(d)はいずれも代替的なレール及び
トレイの側断面形状の概略的断面図である。
【図5】図1及び図2に従ったトレイ上に具備された本
発明に基づく相互係合又は連結装置の一部拡大斜視図で
ある。
【図6】図1,2,3及び5に従ったインタロックされ
た又は連結されたトレイの鎖の斜視図である。
【図7】概略的斜視図として示された送込みコンベヤを
伴う、本発明に従った貯蔵設備の概略的側面断面図であ
る。
【図8】チャンバ内の誘導・支持レール上のトレイの係
合方法を示す、図7の設備の一部拡大断面図である。
【図9】本発明に従ったコンベヤの送込み端部において
トレイを連結する1つの方法を示す概略的側面断面図で
ある。
【図10】図9の連結領域の上面図である。
【図11】モジュール式貯蔵チャンバ配置の提供に特に
適した本発明に従った片面貯蔵設備の概略的側面図であ
る。
【図12】図11の設備の上面図である。
【図13】いかなるチャンバハウジングとも結びつけら
れていない本発明に従った単一のコンベヤの概略側面図
である。
【図14】本発明に従った輸送システムにおいて前方及
び横方向の前送りの両方に適合させられた製品支持ユニ
ットの構造の概略的斜視図である。
【図15】主誘導・支持レール上の製品支持トレイの係
合方法ならびに補助ガイドレールの場所及びこれらのレ
ール上のトレイ支持方法をも示す、本発明に従った貯蔵
設備の一部拡大断面図である。
【図16】第1の清浄方法における本発明のシステムの
使用中清浄のために利用可能な第1の領域を識別する、
本発明に従ったチャンバ配置の概略端面図である。
【図17】第2の方法に従った本発明のシステムの使用
中清浄のために利用可能な領域を識別する、本発明に従
ったチャンバ配置の概略側面図である。
【図18】本発明に従ったトレイつまり製品支持ユニッ
トを相互連結するための円錐形の連結手段の斜視図であ
る。
【図19】第1の配置における図18に従った円錐形部
材のための好ましい場所を示す、本発明に従った貯蔵又
は取扱いシステムのためのトレイの上面図である。
【図20】相互連結された配置での図18に従った円錐
形部材の側面断面図である。
【図21】各々の側面上に単一の中央に位置づけされた
連結部材を備えた本発明に従ったトレイの上面図である
【図22】本発明のシステムのためのさらにもう1つの
連結装置の上面図である。
【図23】分離状態における図22の連結装置の側面断
面図である。
【図24】分離状態における本発明に従った磁気連結装
置の第1の実施例の側面断面図である。
【図25】同様に分離状態における本発明に従った磁気
連結装置の第2の実施例の側面断面図である。
【図26】ブロックング又はパーキングトレイの使用方
法を示す本発明に従った製品処理システム及びチャンバ
の概略側面図である。
【図27】図26のシステム又は設備で使用するための
ブロッキング又はパーキングトレイの斜視図である。
【符号の説明】
1…トレイ 2…トレイの長側面 3…トレイの短側面 4…ベース 5…連結手段(継手) 6,7…フック 11…誘導・支持レール 21…貯蔵設備 22,24,27…コンベヤ 23…直立部材(支柱) 25,26…昇降機 31…チャンバの壁 51…誘導用傾斜路 61…ガイドレール 62a…中央ウェブ 62b,c…端部フランジ部分 63…支持機構 64…逆U字形断面 65…長手方向スロット 66…下部水平唇状部分 67…垂直唇状部分 71…コンベヤ 73…チャンバ 74…コンベヤ昇降機ユニット 75…ガイドレール 83…装荷/移送機構 84…押出し具 86…引抜き具 91,101…トレイ 93,94…フック部材 96…上向きつかみ縁部 111…補助ガイドレール対 115…円錐形コネクタ 117,227…ブラケット 118,228…スロット 121a…食品処理チャンバ 125,126…昇降機 215…係合用部材 216…円筒形部分 225…受入れ部材 226…スリーブ 325,326…磁気部材 401…トレイ 411…レール 425…入力コンベヤ及び移動手段 426…出力機器 431…パーキング又はブロッキングトレイ433…ベ
ースフレーム 441…制御機構

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  製品支持ユニットの走行式動作のため
    のガイド手段を構成するそれぞれの誘導・支持レールと
    の走行式係合のため2つの相対する側面に沿って延びる
    縁部領域を有し、しかも、前記誘導・支持レールと係合
    した時点で製品支持ユニットを同様にこの同じ誘導・支
    持レールと係合した隣接する同様のユニットと結合させ
    るための連結用手段を有し、この連結用手段には、前記
    隣接する同様のユニットの連結用部材との相互連結式連
    係のため、前記走行式係合用縁部領域の間に延びるユニ
    ットの縁部領域上に具備された少なくとも1つの連結用
    部材が含まれているような、ほぼ矩形の製品支持ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】  前記少なくとも1つの連結用部材は係
    合用部材であることを特徴とする、請求項1に記載の製
    品支持ユニット。
  3. 【請求項3】  もう1つの製品支持ユニットの係合用
    部材との相互係合のための少なくとも1つの受入れ部材
    を含んで成り、この少なくとも1つの受入れ部材は、前
    記係合用部材が具備されている縁部領域から前記走行式
    係合用縁部の間に延びるユニットの縁部領域のうちのも
    う1方の領域の上に具備されていることを特徴とする、
    請求項2に記載の製品支持ユニット。
  4. 【請求項4】  前記係合用部材は前記走行式係合用側
    面領域のうちの1領域の方向に開放するフック形部材を
    含んで成り、前記少なくとも1つの受入れ部材は、自在
    に相互結合可能な連結用機構を提供すべく前記走行式係
    合用側面領域のうちのもう1つの領域の方向に開放する
    ようなフック形部材を含んで成り、ユニットの前記走行
    式係合用縁部領域の間に延びるユニットの前記縁部領域
    は両方共、隣接ユニットとの連結に関するかぎり同一の
    ものであることを特徴とする、請求項3に記載の製品支
    持ユニット。
  5. 【請求項5】  前記係合用部材及び前記少なくとも1
    つの受入れ部材は各々同一の円錐形部材を含んで成るこ
    とを特徴とする、請求項3に記載の製品支持ユニット。
  6. 【請求項6】  前記係合用部材及び前記少なくとも1
    つの受入れ部材は、同一のものでなく、前記少なくとも
    1つの受入れ部材はもう1つの製品支持ユニットの係合
    用部材の連動領域を受入れるためのリセス又はアパーチ
    ャの付いた部分を有することを特徴とする、請求項3に
    記載の製品支持ユニット。
  7. 【請求項7】  前記少なくとも1つの連結用部材は磁
    気部材であることを特徴とする、請求項1に記載の製品
    支持ユニット。
  8. 【請求項8】  前記走行式係合用縁部領域の間に延び
    るユニットの少なくとも1つの縁部領域は、それぞれの
    垂直に間隔どりされたガイド手段上に支持された時点で
    の前記ユニットのうちの2つの間の垂直間隔にほぼ等し
    い高さの直立唇状部を有することを特徴とする、請求項
    1乃至7のいずれか1項に記載の製品支持ユニット。
  9. 【請求項9】  前記走行式係合用縁部領域の各々は、
    前記ガイド手段の表面部分による係合のための内部表面
    領域を有する長手方向にスロットの入った箱形断面部材
    により構成されていることを特徴とする、請求項1乃至
    8のいずれか1項に記載の製品支持ユニット。
  10. 【請求項10】  結び合わされた前記ユニットの鎖状
    構造を構成すべく離脱可能な形で連結された相互係合可
    能な複数の製品支持ユニット及びこれらのユニットの走
    行動作のためのガイド手段を含んで成り、結び合わされ
    たユニットの各々は前記走行動作のため前記ガイド手段
    と係合していることを特徴とするコンベヤ。
  11. 【請求項11】  前記結び合わされた製品支持ユニッ
    トのうち少なくとも1つは、請求項1乃至9のいずれか
    1項に記載のものであることを特徴とする、請求項10
    に記載のコンベヤ。
  12. 【請求項12】  前記ガイド手段は、少なくとも2つ
    のほぼ平行な誘導・支持レールを含んで成り、前記少な
    くとも1つの製品支持ユニットは請求項9に記載のもの
    であり、前記少なくとも2つのほぼ平行な誘導・支持レ
    ールの各々はこのレールに沿ってのユニットの係合解除
    不能な走行動作のためこのユニットの前記長手方向にス
    ロットの入った箱形断面部材と端面係合可能であること
    を特徴とする、請求項11に記載のコンベヤ。
  13. 【請求項13】  コンベヤの送込み端部及び/又は送
    出し端部において、ユニット間の連結又は連結解除動作
    をもたらすためユニットの走行動作の方向以外の方向に
    互いに近接した状態で配置された前記ユニットのうちの
    2つを相対的に移動させるための手段を含む、請求項1
    0乃至12のいずれか1項に記載のコンベヤ。
  14. 【請求項14】  請求項1乃至9のいずれか1項に記
    載の製品支持ユニット上に収容された製品のための貯蔵
    システムにおいて、請求項10乃至13のいずれか1項
    に記載の複数のコンベヤを含むことを特徴とする貯蔵シ
    ステム。
  15. 【請求項15】  ユニットの鎖状構造を構成するため
    離脱可能な形で連結できる複数の相互係合可能な製品支
    持ユニットを支持するためのガイドレールが具備された
    側壁を有する製品処理チャンバにおいて、このガイドレ
    ールは平行な対の形で構成され各対の1つのレールがそ
    れぞれの側壁上に配置されており、このガイドレール対
    はこれらのレール上に係合された製品支持ユニット間の
    空気の自由な循環を可能にすべく離隔されているような
    製品処理チャンバであって、前記側壁は同様に補助ガイ
    ドレールを有し、この補助ガイドレールも同様に平行な
    対の形で構成され、補助レールの各対は、チャンバの清
    浄中主ガイドレールにより支持されている製品支持ユニ
    ットの間の領域内で製品支持ユニットを補助レール上に
    収容するため、最初に言及したつまり主たるガイドレー
    ルの隣接する対の間に置かれていることを特徴とする製
    品処理チャンバ。
  16. 【請求項16】  請求項15に記載のチャンバを含ん
    で成る製品処理システム。
  17. 【請求項17】  ユニットの鎖状構造を構成するため
    離脱可能な形で連結できる複数の相互係合可能な製品支
    持ユニットを支持するためのガイドレールが具備された
    側壁を有し、このガイドレールは平行な対の形で構成さ
    れた各対の1つのレールがそれぞれの側壁上に配置され
    ており、このガイドレール対はこれらのレール上に係合
    された製品支持ユニット間の空気の自由な循環を可能に
    すべく垂直に離隔されているようなチャンバ;請求項1
    乃至9のいずれか1項又は複数項に記載の多数の製品支
    持ユニット;及び少なくとも前記チャンバ内の前記製品
    支持ユニットの位置づけを調節するための制御手段で構
    成された、製品処理システム。
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