JPH07330111A - 物品保管設備 - Google Patents

物品保管設備

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JPH07330111A
JPH07330111A JP13026394A JP13026394A JPH07330111A JP H07330111 A JPH07330111 A JP H07330111A JP 13026394 A JP13026394 A JP 13026394A JP 13026394 A JP13026394 A JP 13026394A JP H07330111 A JPH07330111 A JP H07330111A
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JP
Japan
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cage
cages
storage
traveling path
space
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Application number
JP13026394A
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English (en)
Inventor
Tomikazu Yamashita
富和 山下
Takeshi Nakagawa
武 中川
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収容効率及び搬送効率を良くするとともに、
設備費用を低減させる。 【構成】 走行路3側方の収容棚4に複数個のケージ2
を走行路2側から見て前後方向に2列にかつ走行路3に
沿って列設する。手前と奥部との両収容スペースに収容
されたケージ2を連結器で係脱可能に連結する。走行路
2を走行する搬送台車6に手前の収容スペースと搬送台
車6との間でパレットP又はケージ2を移載する移載装
置13を設ける。奥部の収容スペースからケージ2を搬
出する際に、手前のケージ2を奥部のケージ2との連結
状態で搬送台車6に引き出し、奥部のケージ2を手前の
収容スペースに移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物品保管設備の改良に
関し、特に、限られた空間内における物品保管対策に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、物品保管設備として、例えば
実開昭64−21108号公報に開示されているよう
に、走行路の両側に収容棚を設け、物品を搭載した搬送
台車を上記走行路に沿って走行させ、上記搬送台車から
収容棚に物品を移載することにより、複数個の物品を上
記走行路に沿って1列状態で収容するようにした物品保
管設備が知られている。
【0003】また、例えば特開平2−210167号公
報に開示されているように、物品(車両)を1つの収容
棚に2列状態で収容するようにした物品保管設備(機械
式立体駐車設備)も知られている。そして、このもので
は、走行路側から見て手前の収容スペースと奥部の収容
スペースとにコンベア装置を1基ずつ設置するととも
に、搬送台車側にもコンベア装置を設置し、これらのコ
ンベア装置の駆動によって物品を収容棚と搬送台車との
間で移載している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の前者
の物品保管設備では、物品を1つの収容棚に1列状態で
収容しているため、走行路の両側に1列ずつ並ぶ2列の
物品群に対して1つの走行路が必要であり、建物全体に
対して走行路の占める比率が大きくなってその分だけ収
容スペースが少なくなり、収容効率が悪いという問題が
ある。
【0005】また、上述の如く物品を1列状態で収容す
る場合には、物品群の端から端までの距離、つまり走行
路の距離が長くなり、搬送台車が目的の収容スペースの
ところまで移動するのに時間がかかり、搬送効率が悪い
という問題がある。
【0006】一方、後者の物品保管設備(機械式立体駐
車設備)では、物品(車両)を1つの収容棚に2列状態
で収容しているため、走行路の両側に2列ずつ並ぶ4列
の物品群に対して1つの走行路があればよく、建物全体
に対して走行路の占める比率が上記の前者の場合に比べ
て半減し、その分だけ収容スペースを多く確保すること
ができて収容効率を良くすることができるとともに、2
列に収容した分だけ走行路の距離が半減してその分だけ
搬送台車の移動時間が短くなり、搬送効率が良くなると
いう利点を有する。
【0007】しかし、この後者の場合には、上述の如く
全ての収容スペースにコンベア装置を1基ずつ設置して
いることから、収容スペースの数だけコンベア装置が必
要となって設備費用が嵩むという問題がある。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上記の後者の如く物品
を1つの収容棚に複数列に収容することとし、かつこの
複数列の物品の搬出入動作を搬送装置(搬送台車等)に
搭載した移載装置の動作に関連付けて搬出入し得るよう
にすることにより、収容効率及び搬送効率の良い状態を
維持しつつ、収容棚側への移載装置の設置をなくしてそ
の分だけ設備費用を低減せんとすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、物品をパレットごとケージに収容した状
態で建物内に保管する物品保管設備を対象とし、次のよ
うな解決手段を講じた。
【0010】すなわち、本発明の第1の解決手段は、上
記建物内に設けられた走行路を走行する搬送手段を設け
る。さらに、複数個のケージが走行路側から見て前後方
向に複数列にかつ走行路に沿って列設される収容棚を上
記走行路の側方に設ける。また、上記収容棚の走行路側
から見て手前と奥部との両収容スペースにケージを収容
した状態で該両ケージを連結する一方、ケージ搬出時に
は該両ケージの連結状態を解除する連結手段を上記各ケ
ージに設ける。加えて、上記収容棚の走行路側から見て
手前の収容スペースと搬送手段との間でパレット又はケ
ージを移載する移載手段を上記搬送手段に設ける。そし
て、上記収容棚の走行路側から見て奥部の収容スペース
からケージを搬出する際には、手前のケージを奥部のケ
ージとの連結状態で上記搬送手段に引き出し、奥部のケ
ージを手前の収容スペースに移動させるようにしたこと
を特徴とする。
【0011】本発明の第2の解決手段は、第1の解決手
段において、収容棚の奥部の収容スペース側に固定スト
ッパーを設け、手前の収容スペース側に可動ストッパー
を出没可能に設ける。そして、収容棚の手前及び奥部の
両収容スペースに2つのケージを収容した状態では、上
記固定ストッパーにより上記両ケージの押込み方向への
移動を規制するとともに、上記可動ストッパーを突出さ
せて該可動ストッパーにより両ケージの引出し方向への
移動を規制する。一方、上記各ケージを収容棚から引き
出す際には、上記可動ストッパーを没入させて各ケージ
の引出し方向への移動を許容するようにしたことを特徴
とする。
【0012】本発明の第3の解決手段は、第1又は第2
の解決手段において、各ケージに複数個の物品をパレッ
トに搭載して走行路に沿って並んで収容する。さらに、
パレット又はケージを下方から支持する2本のフォーク
を移載対象がパレットであるかケージであるかによって
間隔可変なように移載手段に接離可能に設けたことを特
徴とする。
【0013】本発明の第4の解決手段は、第1〜3の解
決手段のうちいずれか1の解決手段において、走行路の
出入り口側の端部と該走行路と直交する方向に延びる搬
出入通路との交差箇所に方向変換スペースを設ける。さ
らに、搬送手段を方向変換スペースで持ち上げて水平面
内で旋回させる持上げ旋回手段を上記搬送手段に設けた
ことを特徴とする。
【0014】本発明の第5の解決手段は、上記建物内に
設けられた走行路を走行する第1搬送手段を設ける。さ
らに、複数個のケージが走行路側から見て前後方向に複
数列にかつ走行路に沿って列設される収容棚を上記走行
路の側方に設ける。また、連結手段を上記各ケージに設
け、上記収容棚の走行路側から見て手前と奥部との両収
容スペースにケージを収容した状態で該両ケージを上記
連結手段によって連結する一方、ケージ搬出時には該両
ケージの連結状態を上記連結手段によって解除する。加
えて、上記収容棚の走行路側から見て手前の収容スペー
スと第1搬送手段との間でケージを移載する第1移載手
段を上記第1搬送手段に設ける。さらに、上記走行路の
出入り口側の端部に接続され該走行路と直交する方向に
延びる搬出入通路を走行する第2搬送手段を設けるとと
もに、上記第1搬送手段の第1移載手段との間でパレッ
トを移載する第2移載手段を上記第2搬送手段に設け
る。そして、上記収容棚の走行路側から見て奥部の収容
スペースからケージを搬出する際には、手前のケージを
奥部のケージとの連結状態で上記第1搬送手段に引き出
し、奥部のケージを手前の収容スペースに移動させるよ
うにしたことを特徴とする。
【0015】本発明の第6の解決手段は、第5の解決手
段において、収容棚の奥部の収容スペース側に固定スト
ッパーを設け、手前の収容スペース側に可動ストッパー
を出没可能に設ける。そして、収容棚の手前及び奥部の
両収容スペースに2つのケージを収容した状態では、上
記固定ストッパーにより上記両ケージの押込み方向への
移動を規制するとともに、上記可動ストッパーを突出さ
せて該可動ストッパーにより両ケージの引出し方向への
移動を規制する。一方、上記各ケージを収容棚から引き
出す際には、上記可動ストッパーを没入させて各ケージ
の引出し方向への移動を許容するようにしたことを特徴
とする。
【0016】本発明の第7の解決手段は、第5又は第6
の解決手段において、第2移載手段に物品を水平面内で
旋回させる旋回手段を設けたことを特徴とする。
【0017】
【作用】上記の構成により、本発明の第1〜7の解決手
段では、走行路側方の収容棚に複数個のケージが走行路
側から見て前後方向に複数列にかつ走行路に沿って列設
されることから、走行路はその片側又は両側の収容棚の
複数列の物品群に対して1つでよく、つまり走行路を共
用でき、複数個の物品を1つの収容棚に1列しか並べな
い場合に比べて、建物全体に対して走行路の占める比
率、つまり走行路の数が半減してその分だけ収容スペー
スが多く確保され、物品が効率良く収容される。
【0018】また、物品を1つの収容棚に複数列に収容
した分だけ走行路の距離が半減してその分だけ搬送手段
(第1搬送手段)の移動時間が短くなり、物品が効率良
く搬送される。特に、本発明の第5の解決手段では、走
行路に設けたケージ専用の第1搬送手段と、搬出入通路
に設けたパレット専用の第2搬送手段との搬送の同時進
行が可能となり、つまり、一方の搬送手段が搬送中であ
っても他方の搬送手段で次の移載に備えての準備が可能
となり、待ち時間が少なくなって搬送効率がさらに向上
する。
【0019】さらに、収容棚の走行路側から見て奥部の
収容スペースからケージを搬出する際に、手前のケージ
を奥部のケージとの連結状態で搬送手段(第1搬送手
段)に引き出し、奥部のケージを手前の収容スペースに
移動させることから、上記搬送手段(第1搬送手段)に
引き出したケージを他の空スペースに移載させ、その
後、上記手前の収容スペースに移動している奥部のケー
ジを移載手段(第1移載手段)によって上記搬送手段
(第1搬送手段)に移載すればよく、よって収容棚側に
移載手段(第1移載手段)を設ける必要がなくなり、そ
の分だけ設備費用が低減する。
【0020】なお、物品を収容棚に保管する際に手前の
収容スペースにケージがある場合には、このケージに搬
送手段(第1搬送手段)側のケージを連結した状態で移
載手段(第1移載手段)によって収容棚の奥部に向かっ
て押し込むことにより、両ケージが収容棚に収容される
ので、収容棚側に移載手段がなくてもケージ収容に支障
を来たさない。
【0021】特に、本発明の第2及び第6の解決手段で
は、固定ストッパーと可動ストッパーとによって手前の
収容スペースと奥部の収容スペースとに収容されたケー
ジの押込み及び引出し方向の移動が規制され、両ケージ
が安定して収容スペースに収容されて収容棚から脱落し
ない。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】(第1実施例)図1〜12は本発明の第1
実施例に係る物品保管設備Aを示す。図1及び図2にお
いて、1は建物としての倉庫であって、該倉庫1には、
物品としてのコンテナCをパレットPごとケージ2に収
容した状態で上記倉庫1内に保管するようになされてい
る。
【0024】上記倉庫1内には、走行路3が出入り口側
(図2で右端)から奥部(図2で左端)に向かって形成
され、該走行路3の両側には上記ケージ2を収容する収
容棚4が1つずつ設置されている。上記走行路3の床面
は、両側の収容棚4,4よりも若干下がった位置にあ
り、その床面には2条の走行レール5,5が敷設され、
この走行レール5,5には搬送手段としての搬送台車6
が乗架され、上記走行路3を走行するようになってい
る。一方、上記各収容棚4には、複数個のケージ2,
2,…が走行路3側から見て前後方向に2列にかつ走行
路3に沿って列設されるようになっている。
【0025】図3に示すように、上記搬送台車6は前後
左右に4つの車輪7,7,…を備えてなり、そのうち前
輪7,7はバッテリ8,8に接続された走行用モータ9
によって駆動される駆動輪である。また、上記搬送台車
6の両側部の前後には走行用ガイドローラ10が2個ず
つ合計4個取り付けられ、搬送台車6が走行路3を走行
する際に、上記各走行用ガイドローラ10を図4及び図
5に示す走行路3両側の立上がり壁11,11に設けら
れた側面ガイド部材12,12にガイドせしめ、上記搬
送台車6の走行時の横ブレを防止するようにしている。
【0026】また、上記搬送台車6には移載手段として
の移載装置13が搭載され、該移載装置13により上記
収容棚4の走行路3側から見て手前の収容スペースと搬
送台車6との間でパレットP又はケージ2を移載するよ
うにしている。具体的には、この移載装置13は略矩形
に枠組まれた枠体14を備えてなり、該枠体14には、
パレットP又はケージ2を下方から支持する伸縮可能で
かつ接離可能な2本のフォーク15,15が設置されて
いる。上記枠体14は四隅に立設された昇降ガイド部材
16,16,…に上下方向へ案内され、該各昇降ガイド
部材16に設けられたスプロケット17,17,…や該
スプロケット17,17,…に掛け渡されたチェーン1
8等からなる昇降機構19によって昇降するようになっ
ている。つまり、上記両フォーク15,15を昇降機構
19によって昇降させるようになっている。また、上記
両フォーク15,15は、上記枠体14に敷設された2
条のガイドレール20,20に支持されて配置され、ス
クリュシャフト21や該スクリュシャフト21に噛合す
るボールナット22等からなる幅調整機構23によって
間隔可変なように互いに接離可能に設けられ、移載対象
がパレットPであるかケージ2であるかによってその間
隔を変えるようになっている。つまり、ケージ2には、
4個のコンテナC,C,…がパレットPに搭載されて2
個ずつ上下2段に走行路3に沿って並んで収容され(図
4〜6参照)、両フォーク15,15の幅をパレットP
を移載する場合には狭める一方、ケージ2を移載する場
合には拡げるようになっている。さらに、上記両フォー
ク15,15は、一対のスプロケット24,24、該ス
プロケット24,24に巻き掛けられたエンドレスチェ
ーン25及び該エンドレスチェーン25を駆動する伸縮
用モータ26からなる伸縮機構27によって伸縮し、そ
の長さを変えるようになっている。
【0027】一方、上記収容棚4には、上記各ケージ2
の収容スペースに対応して2条のケージ収容レール2
8,28が敷設され、該各ケージ収容レール28には複
数のローラ29,29,…が転動可能に取り付けられ、
各ケージ2を搬送台車6との間で移載する際に案内する
ようになっている。
【0028】さらに、図3に示すように、上記搬送台車
6の下面中央部には、持上げ旋回手段としての持上げ旋
回装置37が設置されている。該持上げ旋回装置37
は、上記搬送台車6の下面中央部から下方に延びる支持
部材38を備えてなり、該支持部材38には、下端に接
地板39を有する昇降脚40が図示しない伸縮機構によ
って上下方向に伸縮可能に支持されている。さらに、上
記支持部材38には大ギヤ41が取り付けられ、該大ギ
ヤ41には旋回用モータ42の出力軸に取り付けられた
小ギヤ43が噛合している。一方、図1及び図2に示す
ように、上記走行路3の出入り口側の端部と該走行路3
と直交する方向に延びる搬出入通路36との交差箇所に
は、方向変換スペースS2 が設けられている。
【0029】そして、上記搬送台車6が該方向変換スペ
ースS2 に移動した際、上記昇降脚40を伸張させて接
地板39を方向変換スペースS2 の床面に接地させ、さ
らなる昇降脚40の伸張動作によって搬送台車6を上方
に持ち上げ、この状態で上記旋回用モータ42を駆動さ
せて搬送台車6を水平面内で90°だけ旋回させて方向
変換させるようになっている。
【0030】また、図4及び図5に示すように、上記収
容棚4の奥部の収容スペース側には固定ストッパー30
が設置され、手前の収容スペース側には2つの可動スト
ッパー31,31が設置されている。この可動ストッパ
ー31,31は、上記ケージ収容レール28,28間で
収容棚4の床面近くに配置された1本のシャフト32の
両端近くに1つずつ取り付けられ、該シャフト32の一
端は流体圧シリンダ33のピストンロッド33a先端に
連結され、該流体圧シリンダ33の伸縮作動によって上
記可動ストッパー31,31を上下方向に出没させるよ
うにしている。そして、上記収容棚4の手前及び奥部の
両収容スペースに2つのケージ2,2を収容した状態で
は、上記固定ストッパー30により上記両ケージ2,2
の押込み方向への移動を規制するとともに、上記可動ス
トッパー31,31を上記流体圧シリンダ33の収縮作
動により上方に突出させて該可動ストッパー31,31
により両ケージ2,2の引出し方向への移動を規制する
一方、上記各ケージ2,2を収容棚4から引き出す際に
は、上記可動ストッパー31,31を上記流体圧シリン
ダ33の伸張作動により下方に没入させて各ケージ2,
2の引出し方向への移動を許容するようになされてい
る。
【0031】図4〜6に示すように、4つのコンテナ
C,C,…をそれぞれパレットPに上下2段に積載する
各ケージ2は、上段及び下段ケージ枠2a,2bを有
し、該上段及び下段ケージ枠2a,2bの対向する前後
の枠部の各々には、移載装置13のフォーク15,15
を挿入する挿入凹部2cが4つずつ合計8つ形成されて
いる。また、上記各ケージ2の下段ケージ枠2bの対向
する前後の枠部にはL字状の係合部材34が2つずつ取
り付けられ、上記収容棚4の走行路3側から見て手前と
奥部との両収容スペースにケージ2,2を収容した状態
で両者間の2つの係合部材34,34を係合させ、この
係合状態で係合部材34,34を組として連結手段とし
ての連結器35が構成されている。
【0032】そして、上記収容棚4の走行路3側から見
て手前と奥部との両収容スペースにケージ2,2を収容
した状態で、上記連結器35の係合部材34,34を係
合させて該両ケージ2,2を連結する一方、ケージ搬出
時には上記連結器35の係合部材34,34を外して該
両ケージ2,2の連結状態を解除するようになってい
る。
【0033】したがって、収容棚4の走行路3側から見
て奥部の収容スペースからケージ2を搬出する際には、
手前のケージ2が邪魔になることから、まず、この手前
のケージ2を奥部のケージ2との連結状態で搬送台車6
に引き出し、奥部のケージ2を手前の収容スペースに移
動させるようにする。このために、図2に示すように、
上記収容棚4には少なくともケージ2の1スペース分だ
け予め空スペースS1が設けられている。そして、この
搬送台車6に引き出したケージ2を上記空スペースS1
に移載した後、上記手前に移動している奥部のケージ2
を移載手段13によって搬送台車6に引き出して搬出す
るようにする。
【0034】なお、上記方向変換スペースS2 の奥部外
側にはレーザ送信装置44が設置され、搬送台車6の搬
出入通路36での走行を案内するようにしている。この
ようにして搬送台車6を搬出入通路36で走行案内する
のは、搬出入通路36には走行路3に設けた側面ガイド
部材12,12を設けていないからである。また、上記
各搬送台車6の方向変換スペースS2 側の端部には、搬
送台車6の方向変換を阻害しない範囲で固定ラック45
が設置され、倉庫1内の空間を有効利用して収容効率を
高めている。なお、搬出入通路36の下流端には、倉庫
1の出入り口を開閉する扉1a,1aが設けられてい
る。
【0035】次に、この第1実施例の物品保管設備Aに
おいてコンテナCを搬入する要領を説明する。なお、搬
出の要領は搬入の場合と逆の要領にて行えばよい。
【0036】 まず、図1に仮想線にて示すように、
コンテナCをパレットPに搭載したトラック46が搬出
入通路36の積込み・積卸し場所に着くと、搬送台車6
が該積込み・積卸し場所に移動して上記コンテナCをパ
レットPごと移載装置13によって搬送台車6に移載す
る。
【0037】 次いで、上記搬送台車6を搬出入通路
36に沿って方向変換スペースS2まで走行させ、搬送
台車6を持上げ旋回装置37で持ち上げて水平面内で9
0°だけ旋回させた後、走行路3に沿って収容棚4の目
的の収容スペース側方まで走行させる。
【0038】 そして、手前のケージ2に収容する場
合には、図7に示すように、上記移載装置13によって
上記コンテナCをパレットPごと持ち上げて収容棚4の
手前の空のケージ2の上段又は下段に収容する。
【0039】 一方、奥部のケージ2に収容する場合
には、トラック46からコンテナCを積み卸す前に、空
の搬送台車6を収容棚4の目的の収容スペース側方まで
走行させ、図8に実線矢印で示すように、フォーク1
5,15を手前のケージ2の下方に挿入して若干持ち上
げ気味にした状態で上記フォーク15,15を収縮さ
せ、図9に実線矢印で示すように、上記手前のケージ2
を搬送台車6に引き出す。この際、可動ストッパー31
を下方に退避させておく。これに伴って奥部のケージ2
が手前の収容スペースに引き出される。
【0040】 次いで、図10に実線矢印で示すよう
に、上記ケージ2を上昇させて連結器35を外し、その
後方のケージ2との連結状態で解除し、この状態から図
11に実線矢印で示すように、上記フォーク15,15
をさらに若干収縮させて下降させることにより、上記搬
送台車6に引き出されたケージ2を正規の搬送姿勢に保
持し、空スペースS1 まで搬送して該空スペースS1 に
押し込む。この際も、可動ストッパー31を下方に退避
させておく。
【0041】 その後、上記空スペースS1 にケージ
2を押し込んで空になった搬送台車6を積込み・積卸し
場所まで走行させ、コンテナCを搭載して上記目的の収
容スペースのところまで走行し、図12に示すように、
手前の収容スペースに引き出されたケージ2に上記の
の要領にてコンテナCをパレットPごと移載して収容す
る。
【0042】なお、図12のようにして前の収容スペー
スのケージ2にパレットPを移載した状態から、さらに
この収容スペースにケージ2を収容する場合には、上記
とは逆に手順つまり図11から図8の順で破線矢印のよ
うにすればよい。
【0043】このように、この第1実施例では、走行路
3の両側の収容棚4に複数個のケージ2,2,…を走行
路3側から見て前後方向に2列にかつ走行路3に沿って
列設していることから、4列のケージ2,2,…に対し
て1つの走行路3を共用でき、ケージ2を1つの収容棚
4に1列しか並べない場合に比べて走行路3の数を半減
させてその分だけ収容スペースを多く確保でき、コンテ
ナCを効率良く収容することができる。
【0044】また、この第1実施例では、コンテナCを
2列に収容した分だけ走行路3の距離を半減させること
ができてその分だけ搬送台車6の移動時間を短縮でき、
コンテナCを効率良く搬送することができる。
【0045】さらに、この第1実施例では、収容棚4の
走行路3側から見て奥部の収容スペースからケージ2を
搬出する際に、手前のケージ2を奥部のケージ2との連
結状態で搬送台車6に引き出し、奥部のケージ2を手前
の収容スペースに移動させることから、上記搬送台車6
に引き出したケージ2を空スペースS1 に移載した後、
上記手前の収容スペースに移動している奥部のケージ2
を移載装置13によって搬送台車6に移載すればよく、
これにより収容棚4側に移載装置を設けずに済み、その
分だけ設備費用を低減させることができる。なお、手前
の収容スペースにケージ2がある場合には、このケージ
2に搬送台車6側のケージ2を連結した状態で移載装置
13によって収容棚4の奥部に向かって押し込むことに
より、両ケージ2,2を収容棚4に収容することができ
る。
【0046】また、この第1実施例では、ケージ2が収
容棚4の手前の収容スペースと奥部の収容スペースとに
収容された状態で、両ケージ2,2の奥部側への移動を
固定ストッパー30で規制することができるとともに、
手前側への移動を可動ストッパー31で規制することが
でき、両ケージ2,2を収容棚4から脱落しないように
安定して収容スペースに収容することができる。
【0047】(第2実施例)図13〜16は第2実施例
を示し、この第2実施例は、倉庫1内のレイアウトは第
1実施例の場合と基本的に同じであり、ここでは第1実
施例と異なる点のみを説明することとする。そして、第
1実施例と異なる点は、搬送台車を2台設けた点、第1
実施例で搬送台車6に設けた持上げ旋回装置37を廃止
した点、これに伴い、新たに設けた搬送台車側に方向変
換機能を持たせた点等である。
【0048】まず、2台の搬送台車とは、走行路3を走
行する第1搬送手段としての第1搬送台車47と、搬出
入通路36を走行する第2搬送手段としての第2搬送台
車48とである。
【0049】図15に示すように、上記第1搬送台車4
7はケージ移載用の専用台車であり、該第1搬送台車4
7には、収容棚4の走行路3側から見て手前の収容スペ
ースと第1搬送台車47との間でケージ2を移載する第
1移載手段としての第1移載装置49が搭載されてい
る。
【0050】該第1移載装置49は、第1搬送台車47
と収容棚4との間でケージ2を移載する際に、ケージ2
を持ち上げる持上げ機構50を備えている。該持上げ機
構50は、矩形枠体51と、該矩形枠体51の四隅を支
持する4本の揺動アーム52,52,…と、該各揺動ア
ーム52を揺動させて上記矩形枠体51を上昇させる揺
動シリンダ53とからなり、矩形枠体51の上昇動作に
よってケージ2を持ち上げるようになっている。
【0051】また、この第1移載装置49は、該矩形枠
体51の下降位置においてケージ2を第1搬送台車47
と収容棚4との間で横送りする横送り機構54を備えて
いる。該横送り機構54は、ケージ2下面の係合溝2d
に係合する係合ローラ55aを有する旋回アーム55
と、該旋回アーム55を旋回させる旋回モータ56と、
これらを搭載し2条のガイドレール58,58に乗架さ
れた移動台57とを備え、該移動台57の両側に設けら
れたスプロケット59,59及び、該スプロケット5
9,59間に巻き掛けられたエンドレスチェーン60を
移載用モータ61によって駆動することにより、ケージ
移載時に移動台57を横送りするようになされている。
【0052】さらに、第1搬送台車47の前後には、複
数個のローラ62a,62a,…を有する2条の移載レ
ール62,62が収容棚4の2条のケージ収容レール2
8,28に対応するように設置され、ケージ移載時に上
記移載レール62及びケージ収容レール28とでケージ
2を案内するようにしている。
【0053】このように構成された第1移載装置49に
よって第1搬送台車47と収容棚4との間でのケージ2
を移載する要領は、第1実施例の場合とほぼ同じ手順に
て行われるものである。すなわち、収容棚4からケージ
2を搬出する場合には、手前のケージ2と奥部のケージ
2とを連結器35で連結した状態で上記手前のケージ2
を第1移載装置49によって第1搬送台車47に引き出
し、その後、この引き出したケージ2を上昇させて収容
棚4側のケージ2から切り離すようにするのである。逆
に、第1搬送台車47からケージ2を収容棚4に搬入す
る場合において収容棚4にケージ2がないときには、ケ
ージ2を上昇させずにそのままの姿勢から収容棚4側に
横送りすればよく、収容棚4にケージ2があるときに
は、ケージ2を上昇させた姿勢で収容棚4側に僅かに横
移動させ、その後、下降させて収容棚4側のケージ2と
連結させた後、収容棚4側に横送りすればよい。
【0054】なお、上記第1搬送台車47の車輪7,
7,…は走行用ガイドローラ10,10,…よりも上側
に取り付けられており、該各走行用ガイドローラ10は
走行レール5の縦面を転動して走行案内するようになっ
ている。
【0055】図16に示すように、上記第2搬送台車4
8はパレット移載用の専用台車であり、該第2搬送台車
48には、上記第1搬送台車47の第1移載装置49と
の間でパレットPを移載する第2移載手段としての第2
移載装置63が搭載されている。
【0056】該第2移載装置63は、2条のガイドレー
ル64,64に前後移動用モータ65によって第2搬送
台車48の前後方向へ移動可能に乗架された基台66を
備えてなり、該基台66には旋回台67が水平面内で旋
回可能に支持され、該旋回台67の下面には大スプロケ
ット68が設置され、その側方には旋回用モータ69が
設置され、該旋回用モータ69の出力軸に取り付けられ
た小スプロケット70及び上記大スプロケット68には
エンドレスチェーン71が巻き掛けられている。そし
て、これらによってコンテナCをパレットPごと後述す
るフォーク82,82に支持した状態で水平面内で旋回
させる旋回手段としての旋回装置72が構成され、パレ
ットPに搭載したコンテナCを第2搬送台車48から第
1搬送台車47に移載する際に上記旋回装置72によっ
てコンテナC(パレットP)の搬送姿勢を変えるように
している。
【0057】また、上記旋回台67には門形の支持フレ
ーム73が立設され、該支持フレーム73には、上下方
向に延びるスクリュシャフト74、該スクリュシャフト
74に噛合するボールナット75及び、上記スクリュシ
ャフト74を回転させる昇降モータ76からなる昇降機
構77が設置され、上記ボールナット75に取り付けら
れた昇降フレーム78を上記昇降機構77によって昇降
させるようになっている。
【0058】さらに、上記昇降フレーム78内には、ス
クリュシャフト79及び該スクリュシャフト79を回転
させる幅調整用モータ80からなる幅調整機構81が設
置され、該幅調整機構81のスクリュシャフト79に
は、パレットPを下方から支持する伸縮可能でかつ接離
可能な2本のフォーク82,82が取り付けられ、該両
フォーク82,82が上記幅調整用モータ80によって
互いに接離するようになっている。また、この両フォー
ク82,82は、一対のスプロケット83,83、該ス
プロケット83,83に巻き掛けられたエンドレスチェ
ーン84及び該エンドレスチェーン84を駆動する伸縮
用モータ85からなる伸縮機構86によって伸縮し、そ
の長さを変えるようになっている。そして、上記両フォ
ーク82,82でコンテナCをパレットPごと下方から
支持し、上記昇降機構77で所定高さに昇降させた状態
で旋回用モータ69の駆動により上記コンテナC(パレ
ットP)を水平面内で旋回させるようになっている。
【0059】このように構成された第2移載装置63
は、旋回機能を備えているほかは、第1実施例の移載装
置13と同じ機能によってコンテナC(パレットP)を
第2搬送台車48と第1搬送台車47との間で移載する
ようになっている。
【0060】なお、この第2実施例では、搬出入通路3
6側でコンテナCの向きを変えた後に第1搬送台車47
に移載するので、第1実施例のようには走行路3と搬出
入通路36との交差箇所(方向変換スペースS2 )で搬
送台車6を方向変換する必要がなく、したがって、方向
変換時にケージ2との干渉を防止するための空スペース
を確保する必要がなく、よってその箇所に固定ラック4
5を設置して、倉庫1内の空間を有効利用して収容効率
をさらに高めている。
【0061】したがって、この第2実施例では、第1実
施例と同様の作用効果を奏することができるものであ
る。
【0062】加えて、この第2実施例では、走行路3に
ケージ専用の第1搬送台車47を設けるとともに、搬出
入通路36にコンテナ専用の第2搬送台車48を設ける
ことによって、一方の搬送台車が搬送中であっても他方
の搬送台車で次の移載に備えて準備をすることができ、
待ち時間が少なくなって搬送効率をさらに向上させるこ
とができるというメリットを有する。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜7に係
る本発明によれば、走行路側方の収容棚に複数個のケー
ジを走行路側から見て前後方向に複数列にかつ走行路に
沿って列設したので、1つの走行路を複数列の物品群に
対して共用することができ、その分だけ走行路の数を半
減させて収容スペースを多く確保し、物品を効率良く収
容することができる。
【0064】また、物品を複数列に収容した分だけ走行
路の距離を半減できてその分だけ搬送手段(第1搬送手
段)の移動時間を短くでき、物品を効率良く搬送するこ
とができる。特に、請求項5に係る本発明によれば、ケ
ージ専用の第1搬送手段と、コンテナ専用の第2搬送手
段とに同時に搬送作業を行わせることができ、少ない待
ち時間によって搬送効率をさらに向上させることができ
る。
【0065】さらに、収容棚の走行路側から見て奥部の
収容スペースからケージを搬出する際に、手前のケージ
を奥部のケージとの連結状態で搬送手段(第1搬送手
段)に引き出し、奥部のケージを手前の収容スペースに
移動させるので、収容棚側に移載手段(第1移載手段)
が不要となってその分だけ設備費用を低減できる。
【0066】特に、請求項2及び6に係る発明では、固
定ストッパーと可動ストッパーとによって手前の収容ス
ペースと奥部の収容スペースとに収容されたケージの移
動を規制することができ、両ケージを収容棚から脱落し
ないように安定して収容スペースに収容することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る物品保管設備の全体概略構成
図である。
【図2】第1実施例に係る物品保管設備の倉庫内の配置
図である。
【図3】第1実施例において方向変換スペースにいる搬
送台車の斜視図である。
【図4】第1実施例においてケージを走行路側から見た
正面図である。
【図5】図4のV−V線における断面図である。
【図6】第1実施例において前後2列に収容されたケー
ジの平面図である。
【図7】第1実施例においてパレットに搭載したコンテ
ナを搬送台車から手前のケージに移載する過程を示す工
程図である。
【図8】第1実施例において収容棚の目的の手前のケー
ジを搬送台車に引き出す直前の状態を示す工程図であ
る。
【図9】第1実施例において収容棚の手前のケージを搬
送台車に引き出した状態を示す工程図である。
【図10】第1実施例において搬送台車上のケージと収
容棚側のケージとの連結を解除した状態を示す工程図で
ある。
【図11】第1実施例において搬送台車上のケージの空
スペースへの移動態勢を整えた状態を示す工程図であ
る。
【図12】第1実施例において収容棚の手前に引き出さ
れたケージに対するコンテナの移載態勢を整えた状態を
示す工程図である。
【図13】第2実施例に係る物品保管設備の全体概略構
成図である。
【図14】第2実施例に係る物品保管設備の倉庫内の配
置図である。
【図15】第2実施例において収容棚の移載箇所側方に
移動した状態の第1搬送台車の斜視図である。
【図16】第2実施例における第2搬送台車の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 倉庫(建物) 2 ケージ 3 走行路 4 収容棚 6 搬送台車(搬送手段) 13 移載装置(移載手段) 15 フォーク 30 固定ストッパー 31 可動ストッパー 35 連結器(連結手段) 36 搬出入通路 37 持上げ旋回装置(持上げ旋回手段) 47 第1搬送台車(第1搬送手段) 48 第2搬送台車(第2搬送手段) 49 第1移載装置(第1移載手段) 63 第2移載装置(第2移載手段) 72 旋回装置(旋回手段) A 物品保管設備 C コンテナ(物品) P パレット S2 方向変換スペース

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品をパレットごとケージに収容した状
    態で建物内に保管する物品保管設備であって、 上記建物内に設けられた走行路を走行する搬送手段と、 上記走行路の側方に設けられ、複数個のケージが走行路
    側から見て前後方向に複数列にかつ走行路に沿って列設
    される収容棚と、 上記各ケージに設けられ、上記収容棚の走行路側から見
    て手前と奥部との両収容スペースにケージを収容した状
    態で該両ケージを連結する一方、ケージ搬出時には該両
    ケージの連結状態を解除する連結手段と、 上記搬送手段に設けられ、上記収容棚の走行路側から見
    て手前の収容スペースと搬送手段との間でパレット又は
    ケージを移載する移載手段とを備え、 上記収容棚の走行路側から見て奥部の収容スペースから
    ケージを搬出する際には、手前のケージを奥部のケージ
    との連結状態で上記搬送手段に引き出し、奥部のケージ
    を手前の収容スペースに移動させるようにしたことを特
    徴とする物品保管設備。
  2. 【請求項2】 収容棚の奥部の収容スペース側には、固
    定ストッパーが設けられ、手前の収容スペース側には、
    可動ストッパーが出没可能に設けられ、 収容棚の手前及び奥部の両収容スペースに2つのケージ
    を収容した状態では、上記固定ストッパーにより上記両
    ケージの押込み方向への移動を規制するとともに、上記
    可動ストッパーを突出させて該可動ストッパーにより両
    ケージの引出し方向への移動を規制する一方、 上記各ケージを収容棚から引き出す際には、上記可動ス
    トッパーを没入させて各ケージの引出し方向への移動を
    許容するようになされていることを特徴とする請求項1
    記載の物品保管設備。
  3. 【請求項3】 各ケージには、複数個の物品がパレット
    に搭載されて走行路に沿って並んで収容され、 移載手段には、パレット又はケージを下方から支持する
    2本のフォークが移載対象がパレットであるかケージで
    あるかによって間隔可変なように接離可能に設けられて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載の物品保管設
    備。
  4. 【請求項4】 走行路の出入り口側の端部と該走行路と
    直交する方向に延びる搬出入通路との交差箇所には、方
    向変換スペースが設けられ、 搬送手段には、該搬送手段を上記方向変換スペースで持
    ち上げて水平面内で旋回させる持上げ旋回手段が設けら
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の物品保管設備。
  5. 【請求項5】 物品をパレットごとケージに収容した状
    態で建物内に保管する物品保管設備であって、 上記建物内に設けられた走行路を走行する第1搬送手段
    と、 上記走行路の側方に設けられ、複数個のケージが走行路
    側から見て前後方向に複数列にかつ走行路に沿って列設
    される収容棚と、 上記各ケージに設けられ、上記収容棚の走行路側から見
    て手前と奥部との両収容スペースにケージを収容した状
    態で該両ケージを連結する一方、ケージ搬出時には該両
    ケージの連結状態を解除する連結手段と、 上記第1搬送手段に設けられ、上記収容棚の走行路側か
    ら見て手前の収容スペースと第1搬送手段との間でケー
    ジを移載する第1移載手段と、 上記走行路の出入り口側の端部に接続され該走行路と直
    交する方向に延びる搬出入通路を走行する第2搬送手段
    と、 該第2搬送手段に設けられ、上記第1搬送手段の第1移
    載手段との間でパレットを移載する第2移載手段とを備
    え、 上記収容棚の走行路側から見て奥部の収容スペースから
    ケージを搬出する際には、手前のケージを奥部のケージ
    との連結状態で上記第1搬送手段に引き出し、奥部のケ
    ージを手前の収容スペースに移動させるようにしたこと
    を特徴とする物品保管設備。
  6. 【請求項6】 収容棚の奥部の収容スペース側には、固
    定ストッパーが設けられ、手前の収容スペース側には、
    可動ストッパーが出没可能に設けられ、 収容棚の手前及び奥部の両収容スペースに2つのケージ
    を収容した状態では、上記固定ストッパーにより上記両
    ケージの押込み方向への移動を規制するとともに、上記
    可動ストッパーを突出させて該可動ストッパーにより両
    ケージの引出し方向への移動を規制する一方、 上記各ケージを収容棚から引き出す際には、上記可動ス
    トッパーを没入させて各ケージの引出し方向への移動を
    許容するようになされていることを特徴とする請求項5
    記載の物品保管設備。
  7. 【請求項7】 第2移載手段には、物品を水平面内で旋
    回させる旋回手段が設けられていることを特徴とする請
    求項5又は6記載の物品保管設備。
JP13026394A 1994-06-13 1994-06-13 物品保管設備 Withdrawn JPH07330111A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116851A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 株式会社岡村製作所 搬送台車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116851A (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 株式会社岡村製作所 搬送台車

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