JP2000191105A - ピッキングシステム - Google Patents
ピッキングシステムInfo
- Publication number
- JP2000191105A JP2000191105A JP37211798A JP37211798A JP2000191105A JP 2000191105 A JP2000191105 A JP 2000191105A JP 37211798 A JP37211798 A JP 37211798A JP 37211798 A JP37211798 A JP 37211798A JP 2000191105 A JP2000191105 A JP 2000191105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- picking
- crane
- picking table
- articles
- conveyor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 スタッカークレーン２の走行レールの端部外
方に、ピッキング台１６を設け、ピッキング台１６に接
した位置とクレーン２との物品の受け渡し位置との間
で、チェーンコンベヤで牽引される台車１４を、ピッキ
ング台１６の両側に一対設ける。台車１４にはスライド
フォーク挿入用の開口３０の両側に荷台３２を設け、ピ
ッキング台１６には荷台３２と同じ高さのフリーローラ
ーコンベヤ１８を設ける。 【効果】 リフターや転換機無しで、ピッキングシステ
ムを構成できる。
方に、ピッキング台１６を設け、ピッキング台１６に接
した位置とクレーン２との物品の受け渡し位置との間
で、チェーンコンベヤで牽引される台車１４を、ピッキ
ング台１６の両側に一対設ける。台車１４にはスライド
フォーク挿入用の開口３０の両側に荷台３２を設け、ピ
ッキング台１６には荷台３２と同じ高さのフリーローラ
ーコンベヤ１８を設ける。 【効果】 リフターや転換機無しで、ピッキングシステ
ムを構成できる。
Description
【０００１】
【発明の利用分野】この発明は自動倉庫のピッキングシ
ステムに関する。
ステムに関する。
【０００２】
【従来技術】自動倉庫のピッキングシステムは、出庫ス
テーションとピッキング台と入庫ステーションとをコの
字状に接続したものである。従来のピッキングシステム
の例を図４に示すと、４０は出庫ステーション、４１は
入庫ステーションで、各々ローラコンベヤ等で物品を搬
送できるように構成してあり、リフター４２を備えてい
る。４４はピッキング台で、４６はステーション４０，
４１とピッキング台４４との間で物品の搬送方向を転換
するための転換機である。転換機４６にはボールコンベ
ヤ等を用い、リフター４２はステーション４０，４１の
コンベヤ面よりも高い位置へ物品を上昇させるためのも
ので、クレーン２のスライドフォーク等との間で物品を
移載するために必要である。
テーションとピッキング台と入庫ステーションとをコの
字状に接続したものである。従来のピッキングシステム
の例を図４に示すと、４０は出庫ステーション、４１は
入庫ステーションで、各々ローラコンベヤ等で物品を搬
送できるように構成してあり、リフター４２を備えてい
る。４４はピッキング台で、４６はステーション４０，
４１とピッキング台４４との間で物品の搬送方向を転換
するための転換機である。転換機４６にはボールコンベ
ヤ等を用い、リフター４２はステーション４０，４１の
コンベヤ面よりも高い位置へ物品を上昇させるためのも
ので、クレーン２のスライドフォーク等との間で物品を
移載するために必要である。
【０００３】
【発明の課題】この発明の課題は、リフターや転換機が
不要で簡単なピッキングシステムを提供することにある
（請求項１〜３）。請求項２の発明での追加の課題は、
簡単な構成の台車を用いることにある。請求項３の発明
での追加の課題は、簡単な構成のピッキング台を用い、
かつ台車との間で容易に物品を受け渡しできるようにす
ることにある。
不要で簡単なピッキングシステムを提供することにある
（請求項１〜３）。請求項２の発明での追加の課題は、
簡単な構成の台車を用いることにある。請求項３の発明
での追加の課題は、簡単な構成のピッキング台を用い、
かつ台車との間で容易に物品を受け渡しできるようにす
ることにある。
【０００４】
【発明の構成】この発明は、自動倉庫のスタッカークレ
ーンの走行レール端部外側に、ピッキング台を設けると
共に、前記ピッキング台に接した位置と前記クレーンと
の物品の受け渡し位置との間を走行自在な台車を、ピッ
キング台の両側に設け、さらに各台車にクレーン側を向
いた開口を有する荷台を設けたことを特徴とする、ピッ
キングシステムにある。
ーンの走行レール端部外側に、ピッキング台を設けると
共に、前記ピッキング台に接した位置と前記クレーンと
の物品の受け渡し位置との間を走行自在な台車を、ピッ
キング台の両側に設け、さらに各台車にクレーン側を向
いた開口を有する荷台を設けたことを特徴とする、ピッ
キングシステムにある。
【０００５】好ましくは、各台車はベルトコンベヤやチ
ェーンコンベヤで牽引するものとし、特に好ましくは、
前記各台車を牽引するための牽引チェーンコンベヤを設
ける。また好ましくは、前記ピッキング台に、前記台車
の荷台と同じ高さのフリーローラーコンベヤを設ける。
ェーンコンベヤで牽引するものとし、特に好ましくは、
前記各台車を牽引するための牽引チェーンコンベヤを設
ける。また好ましくは、前記ピッキング台に、前記台車
の荷台と同じ高さのフリーローラーコンベヤを設ける。
【０００６】
【発明の作用と効果】請求項１の発明では、自動倉庫の
スタッカークレーンの走行レール端部外側にピッキング
台を設け、これに接した位置とクレーンとの間で物品を
受け渡す位置との間を走行自在な台車を設ける。そして
台車にはクレーン側を向いた開口を有する荷台を設ける
ので、この開口を利用してクレーンのスライドフォーク
等を挿入することができ、入出庫ステーション側のリフ
ターが不要となる。台車はピッキング台に接した位置ま
で走行し、ここで物品の向きを変えずにピッキング台へ
と物品を受け渡しすることができる。このため入出庫ス
テーションとピッキング台の間の転換機が不要になる。
以上のことにより、リフターや転換機無しでピッキング
システムを構成することができる。
スタッカークレーンの走行レール端部外側にピッキング
台を設け、これに接した位置とクレーンとの間で物品を
受け渡す位置との間を走行自在な台車を設ける。そして
台車にはクレーン側を向いた開口を有する荷台を設ける
ので、この開口を利用してクレーンのスライドフォーク
等を挿入することができ、入出庫ステーション側のリフ
ターが不要となる。台車はピッキング台に接した位置ま
で走行し、ここで物品の向きを変えずにピッキング台へ
と物品を受け渡しすることができる。このため入出庫ス
テーションとピッキング台の間の転換機が不要になる。
以上のことにより、リフターや転換機無しでピッキング
システムを構成することができる。
【０００７】請求項２の発明では、台車を牽引チェーン
コンベヤで牽引するようにしたので、簡単な構成の台車
を容易に牽引することができる。請求項３の発明では、
ピッキング台に台車の荷台と同じ高さのフリーローラー
コンベヤを設けるので、荷台に沿って物品を滑らせるだ
けで、ピッキング台のフリーローラーコンベヤへ物品を
移し替えることができ、またフリーローラーコンベヤか
ら、同様にして台車の荷台へ物品を移し替えることがで
きる。
コンベヤで牽引するようにしたので、簡単な構成の台車
を容易に牽引することができる。請求項３の発明では、
ピッキング台に台車の荷台と同じ高さのフリーローラー
コンベヤを設けるので、荷台に沿って物品を滑らせるだ
けで、ピッキング台のフリーローラーコンベヤへ物品を
移し替えることができ、またフリーローラーコンベヤか
ら、同様にして台車の荷台へ物品を移し替えることがで
きる。
【０００８】
【実施例】図１〜図３に実施例を示す。図１にピッキン
グシステムの全体構成を示すと、２はスタッカークレー
ンで、４はそのスライドフォークであり、６は走行レー
ルである。走行レール６の両側には一対のラック８，８
を設け、段ボールやバケット等のケース単位で物品１０
を収容する。
グシステムの全体構成を示すと、２はスタッカークレー
ンで、４はそのスライドフォークであり、６は走行レー
ルである。走行レール６の両側には一対のラック８，８
を設け、段ボールやバケット等のケース単位で物品１０
を収容する。
【０００９】１２，１２は一対のステーション台で、走
行レール６の延長方向両側に設け、１４はステーション
台１２上を牽引されて走行する台車である。台車１４は
各ステーション台１２に１台ずつ設け、１６はピッキン
グ台で、１８はその上面に設けたフリーローラーコンベ
ヤで、２０は壁である。
行レール６の延長方向両側に設け、１４はステーション
台１２上を牽引されて走行する台車である。台車１４は
各ステーション台１２に１台ずつ設け、１６はピッキン
グ台で、１８はその上面に設けたフリーローラーコンベ
ヤで、２０は壁である。
【００１０】図２に、ステーション台１２や台車１４の
構成を示すと、２２はステーション台１２に設けたチェ
ーンコンベヤで、２４はそのチェーンであり、２６，２
６は一対のスプロケットで、２８はチェーンコンベヤ２
２の駆動用のモータである。また台車１４は取り付け具
２９により、チェーン２４に固定する。なお実施例で
は、構成が簡単なチェーンコンベヤ２２を用いたが、こ
れに替えてベルトコンベヤ等を用い、台車１４をベルト
コンベヤに固定しても良い。
構成を示すと、２２はステーション台１２に設けたチェ
ーンコンベヤで、２４はそのチェーンであり、２６，２
６は一対のスプロケットで、２８はチェーンコンベヤ２
２の駆動用のモータである。また台車１４は取り付け具
２９により、チェーン２４に固定する。なお実施例で
は、構成が簡単なチェーンコンベヤ２２を用いたが、こ
れに替えてベルトコンベヤ等を用い、台車１４をベルト
コンベヤに固定しても良い。
【００１１】台車１４にはクレーン２側を向いた開口３
０を設け、その両側に荷台３２，３２を設けて、物品１
０を戴置できるようにする。３４は台車１４に設けた従
動用のローラで、３６はステーション台１２の支柱であ
る。また台車１４の走行ストロークは、クレーン２との
物品の受け渡し位置と、ピッキング台１６のフリーロー
ラーコンベヤ１８に接した位置との間である。そして一
対のステーション台１２，１２のうち、一方を入庫用に
割り当て、他方を出庫用に割り当てる。
０を設け、その両側に荷台３２，３２を設けて、物品１
０を戴置できるようにする。３４は台車１４に設けた従
動用のローラで、３６はステーション台１２の支柱であ
る。また台車１４の走行ストロークは、クレーン２との
物品の受け渡し位置と、ピッキング台１６のフリーロー
ラーコンベヤ１８に接した位置との間である。そして一
対のステーション台１２，１２のうち、一方を入庫用に
割り当て、他方を出庫用に割り当てる。
【００１２】台車１４はクレーン２側を向いた開口３０
を有するので、クレーン２のスライドフォーク４との間
で物品を移載する場合、スライドフォーク４を開口３０
に差し込めば、容易に物品を移載できる。即ちスライド
フォーク４から物品１０を台車１４に受け渡す際は、物
品１０を搭載したスライドフォーク４を開口３０に挿入
し、スライドフォーク４を下降させて物品１０を荷台３
２上に戴置し、スライドフォーク４を後退させればよ
い。逆に台車１４からスライドフォーク４に物品を移載
する場合、空のスライドフォーク４を開口３０に挿入
し、これを上昇させて物品を荷台３２から受け取り、次
いで後退させればよい。このように台車１４に開口３０
とその両側の荷台３２，３２を設けたので、リフター無
しで極めて容易にスライドフォーク４との間で物品を受
け渡しすることができる。なお実施例ではクレーン２は
スライドフォーク４を有するものとしたが、これに替え
てドロヤーその他の他の移載手段を設けたクレーンを用
いても良い。
を有するので、クレーン２のスライドフォーク４との間
で物品を移載する場合、スライドフォーク４を開口３０
に差し込めば、容易に物品を移載できる。即ちスライド
フォーク４から物品１０を台車１４に受け渡す際は、物
品１０を搭載したスライドフォーク４を開口３０に挿入
し、スライドフォーク４を下降させて物品１０を荷台３
２上に戴置し、スライドフォーク４を後退させればよ
い。逆に台車１４からスライドフォーク４に物品を移載
する場合、空のスライドフォーク４を開口３０に挿入
し、これを上昇させて物品を荷台３２から受け取り、次
いで後退させればよい。このように台車１４に開口３０
とその両側の荷台３２，３２を設けたので、リフター無
しで極めて容易にスライドフォーク４との間で物品を受
け渡しすることができる。なお実施例ではクレーン２は
スライドフォーク４を有するものとしたが、これに替え
てドロヤーその他の他の移載手段を設けたクレーンを用
いても良い。
【００１３】前記のように台車１４の走行ストローク
は、クレーン２との間で物品を受け渡しする位置と、ピ
ッキング台１６とに接した位置の間である。そしてこの
間をチェーンコンベヤ２２により台車１４は牽引されて
走行し、ピッキング台１６に接して停止した状態が図３
の状態である。
は、クレーン２との間で物品を受け渡しする位置と、ピ
ッキング台１６とに接した位置の間である。そしてこの
間をチェーンコンベヤ２２により台車１４は牽引されて
走行し、ピッキング台１６に接して停止した状態が図３
の状態である。
【００１４】図３の状態では、物品はいずれかの台車の
荷台３２上にあり、これをピッキング台１６側に押せ
ば、台車１４からフリーローラーコンベヤ１８上への物
品の積み替えができる。逆にフリーローラーコンベヤ１
８上から物品を押せば、台車１４への物品の積み替えが
できる。なお荷台３２にフリーローラー等を設ければ、
ピッキング台１６との間の移載はより容易となる。但し
この場合、物品が荷台３２から脱落しないように、ロッ
ク機構を設けることが好ましい。またフリーローラーコ
ンベヤ１８は、荷台３２と同じ高さにあるので、台車１
４とピッキング台１６の間の物品の積み替えは極めて容
易である。
荷台３２上にあり、これをピッキング台１６側に押せ
ば、台車１４からフリーローラーコンベヤ１８上への物
品の積み替えができる。逆にフリーローラーコンベヤ１
８上から物品を押せば、台車１４への物品の積み替えが
できる。なお荷台３２にフリーローラー等を設ければ、
ピッキング台１６との間の移載はより容易となる。但し
この場合、物品が荷台３２から脱落しないように、ロッ
ク機構を設けることが好ましい。またフリーローラーコ
ンベヤ１８は、荷台３２と同じ高さにあるので、台車１
４とピッキング台１６の間の物品の積み替えは極めて容
易である。
【００１５】これらのため、リフターや転換機無しで、
極めて容易にピッキングシステムを構成することができ
る。また実施例のピッキングシステムは、構成が極めて
簡単であるため、段ボールやバケット等の単位で物品を
扱い、人手で台車１４とピッキング台１６間の移載がで
きるような、ケース単位で物品を収納する自動倉庫に特
に適している。
極めて容易にピッキングシステムを構成することができ
る。また実施例のピッキングシステムは、構成が極めて
簡単であるため、段ボールやバケット等の単位で物品を
扱い、人手で台車１４とピッキング台１６間の移載がで
きるような、ケース単位で物品を収納する自動倉庫に特
に適している。
【図１】 実施例のピッキングシステムの要部斜視図
【図２】 実施例で用いたステーション台の側面図
【図３】 実施例でのピッキング台と台車との接続を示
す平面図
す平面図
【図４】 従来例のピッキングシステムを示す図
２ スタッカークレーン ４ スライドフォーク ６ 走行レール ８ ラック １０ 物品 １２ ステーション台 １４ 台車 １６ ピッキング台 １８ フリーローラーコンベヤ ２０ 壁 ２２ チェーンコンベヤ ２４ チェーン ２６ スプロケット ２８ モータ ２９ 取り付け具 ３０ 開口 ３２ 荷台 ３４ ローラー ３６ 支柱
Claims (3)
- 【請求項１】 自動倉庫のスタッカークレーンの走行レ
ール端部外側に、ピッキング台を設けると共に、前記ピ
ッキング台に接した位置と前記クレーンとの物品の受け
渡し位置との間を走行自在な台車を、ピッキング台の両
側に設け、さらに各台車にクレーン側を向いた開口を有
する荷台を設けたことを特徴とする、ピッキングシステ
ム。 - 【請求項２】 前記各台車を牽引するための牽引チェー
ンコンベヤを設けたことを特徴とする、請求項１のピッ
キングシステム。 - 【請求項３】 前記ピッキング台に、前記台車の荷台と
同じ高さのフリーローラーコンベヤを設けたことを特徴
とする、請求項１または２のピッキングシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37211798A JP2000191105A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | ピッキングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37211798A JP2000191105A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | ピッキングシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000191105A true JP2000191105A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18499884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP37211798A Pending JP2000191105A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | ピッキングシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000191105A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107585559A (zh) * | 2017-09-05 | 2018-01-16 | 广东正来科技有限公司 | 型材自动下料装筐和上料出筐智能装置及其方法 |
| CN108483012A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-09-04 | 陈春兰 | 一种医药自动化控制加工装置 |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP37211798A patent/JP2000191105A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107585559A (zh) * | 2017-09-05 | 2018-01-16 | 广东正来科技有限公司 | 型材自动下料装筐和上料出筐智能装置及其方法 |
| CN108483012A (zh) * | 2018-03-21 | 2018-09-04 | 陈春兰 | 一种医药自动化控制加工装置 |
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