JPH0524604U - 搬送システム - Google Patents

搬送システム

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JPH0524604U
JPH0524604U JP7987991U JP7987991U JPH0524604U JP H0524604 U JPH0524604 U JP H0524604U JP 7987991 U JP7987991 U JP 7987991U JP 7987991 U JP7987991 U JP 7987991U JP H0524604 U JPH0524604 U JP H0524604U
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JP
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conveyor
luggage
load
carriage
storage shelf
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JP7987991U
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Inventor
正史 仲築間
Original Assignee
村田機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リフタ機構等を必要とすることなく、コンベ
ア部とスライドフォークとの間で荷物を移送する。 【構成】 入庫コンベア40および出庫コンベア60の
長フレーム43、63および短フレーム44、64の間
には、所定の間隔があけられており、これにより生ずる
空間にて開口部45、65がそれぞれ形成される。各開
口部45、65は、スタッカクレーン30のスライドフ
ォーク33を荷物13の搬送方向と直角な方向(図2中
上下方向)から水平に出入可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、収納棚に物品を出入する搬送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動倉庫において、収納棚に荷物を搬入または搬出する搬送システム1 00としては、図1に示すように、収納棚の近傍に設けられ、上面に載置された 荷物を搬送する入出庫コンベア110と、この入出庫コンベア110上の荷物を スライドフォーク121により収納棚に搬入し、かつ、収納棚上の荷物をスライ ドフォーク121により入出庫コンベア110上に搬出するスタッカクレーン1 20とを備えるものがあった。入出庫コンベア110は、モータ111により回 転駆動されるローラ112を多数備えるローラコンベアと、ローラコンベアにお ける収納棚側の端部に設けられ、ローラ112の間から上方に突出して荷物を持 ち上げるリフタ機構113とから構成される。 このような搬送システム100では、収納棚に搬入する荷物を、入出庫コンベ ア110上からスタッカクレーン120のスライドフォーク121上に移載する 際、入出庫コンベア110のローラ112が回転されることにより、ローラ11 2上に載置された荷物が収納棚側の端部まで移動される。荷物がローラ112上 においてリフタ機構113の上方に位置すると、リフタ機構113が上昇されて 荷物を持ち上げる。そして、荷物とローラ112との間に生まれた空間に、スラ イドフォーク121が進入される。この状態で、リフタ機構113が下降され、 荷物がスライドフォーク121上に載置される。 荷物をスライドフォーク121上から入出庫コンベア110上に移載する際、 荷物を載置したスライドフォーク121が、リフタ機構113の上方に位置され る。つぎに、リフタ機構113が上昇されてスライドフォーク121上の荷物を 持ち上げ、この状態でスライドフォーク121が退出される。そして、リフタ機 構113が下降され、荷物を入出庫コンベア110のローラ112上に載置する 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の搬送システムでは、スライドフォークを荷物の底面に係合させ て支持させるため、リフタ機構を設ける必要がある。このため、部品点数および 組付け工数が草加し、コスト高となるおそれがある。 本考案は、リフタ機構等を必要とすることなく、コンベア部とスライドフォー クとの間で荷物の移送が可能であり、これにより部品点数および組付け工数を減 少させてコストを低減することができる搬送システムを提供することを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る搬送システムは、収納棚に物品を出入する搬送システムであって 、上記収納棚の近傍に設けられ、物品を上面に載置した状態で移送するコンベア 部と、上記収納棚の近傍に上下方向および水平方向に移動可能に設けられ、コン ベア部と上記収納棚との間において物品を移送する移送装置とを備え、上記コン ベア部には、上記移送装置を水平方向から出入可能な開口部が設けられることを 特徴としている。
【0005】
【実施例】
以下図示実施例により、本考案を説明する。 自動倉庫10においては、図2に示すように、上下方向(図2中紙面に垂直な 方向)および水平方向(図2中左右方向)に多段に形成された収納棚11、12 が、自動倉庫10の床面に図2中上下に所定の間隔をあけて設けられる。各収納 棚11、12の上面には、荷物13を収納可能である。
【0006】 このような自動倉庫10に適用した本実施例の搬送システム20においては、 図2に示すように、入庫コンベア40により搬入された荷物13が、スタッカク レーン30により収納棚11、12上に移載される。また、収納棚11、12上 の荷物13が、スタッカクレーン30により出庫コンベア60上に移載され、こ の出庫コンベア60により搬出される。
【0007】 スタッカクレーン30は、クレーンレール31に移動可能に支持されたクレー ン本体(図示しない)と、このクレーン本体に昇降可能に支持された昇降台32 と、この昇降台32上に水平方向にスライド可能に支持されたスライドフォーク 33とから構成される。クレーンレール31は、自動倉庫10の床面における図 2中上下の収納棚11、12の間に敷設される。このスタッカクレーン30は、 スライドフォーク33の上面に荷物13を載置した状態で、クレーン本体をクレ ーンレール31に沿って走行させるとともに、昇降台32を昇降させ、荷物13 を搬送する。
【0008】 入庫コンベア40および出庫コンベア60はそれぞれ、図2〜図7に示すよう に、下側収納棚12および上側収納棚11と所定の間隔をあけて、自動倉庫10 の床面に図2中左右方向に渡って設けられる。これら入庫コンベア40および出 庫コンベア60はそれぞれ、多数のローラ53、73上に載置された荷物13を 、移動台車47、67により搬送する。ローラ53、73は、ローラフレームに 回動可能に支持される。
【0009】 入庫コンベア40および出庫コンベア60のローラフレームはそれぞれ、自動 倉庫10の床面に固定されたベースフレーム42、62と、ベースフレーム42 、62における図2中上下端にそれぞれ立設された上下1対の長フレーム43、 63と、ベースフレーム42、62における図2中上下端に、長フレーム43、 63と所定の間隔をあけてそれぞれ立設され、長フレーム43、63よりも短い 上下一対の短フレーム44、64とから構成される。これら長フレーム43、6 3および短フレーム44、64は、短フレーム44、64が収納棚11、12の 近傍となるように、自動倉庫10の床面に配置される。長フレーム43、63お よび短フレーム44、64の間には、所定の間隔があけられており、これにより 生ずる空間にて開口部45、65がそれぞれ形成される。各開口部45、65は 、スタッカクレーン30のスライドフォーク33を荷物13の搬送方向と直角な 方向(図2中上下方向)から水平に出入可能である。
【0010】 入庫コンベア40の長フレーム43の上面における開口部45の近傍には、コ ンベアストッパ46がそれぞれ設けられる。
【0011】 入庫コンベア40の各コンベアストッパ46は、ほぼ垂直な状態から下側収納 棚12方向(図2中右方)にのみ傾動可能に構成される。これら入庫コンベア4 0のコンベアストッパ46は、移動台車47により図2中左から右に搬送される 荷物13が上方を通過する際、荷物13の右側面および底面に係合されて下側収 納棚12方向に傾動される。荷物13が上方を通過すると、荷物13の底面との 係合を解除され、下側収納棚12方向に傾動された状態から垂直な状態に戻る。 そして、荷物13の左側面に係合して、荷物13の左方への移動を阻止する。
【0012】 出庫コンベア60の長フレーム63の上面ほぼ中央には、コンベアストッパ6 6がそれぞれ設けられる。
【0013】 出庫コンベア60の各コンベアストッパ66は、ほぼ垂直な状態から上側収納 棚11と反対方向(図2中左方)にのみ傾動可能に構成される。これら出庫コン ベア60のコンベアストッパ66は、移動台車67により図2中右から左に搬送 される荷物13が上方を通過する際、荷物13の左側面および底面に係合されて 上側収納棚11と反対方向に傾動される。荷物13が上方を通過すると、荷物1 3の底面との係合を解除され、上側収納棚11と反対方向に傾動された状態から 垂直な状態に戻る。
【0014】 入庫コンベア40および出庫コンベア60の移動台車47、67はそれぞれ、 台車フレーム48、68の底面に回動可能に支持された車輪49、69を介して 、レール50、70に移動可能に支持される。車輪49、69は、台車フレーム 48、68に設けられた図示しないモータにより回転駆動される。レール50、 70は、ベースフレーム42、62における長フレーム43、63および短フレ ーム44、64の間に、荷物13の搬送方向(図2中左右方向)に沿って設けら れる。
【0015】 これら移動台車47、67の台車フレーム48、68の上面には、台車ローラ 51、71が荷物13の搬送方向に回動自在に支持される。また、台車フレーム 48の上面における下側収納棚12と反対側(図2中左側)の端部には、荷物1 3の搬送方向両側に台車ストッパ52が設けられる。各台車ストッパ52は、ほ ぼ垂直な状態から下側収納棚12方向(図2中右方)にのみ傾動可能に構成され る。台車フレーム68の上面における上側収納棚11側(図2中右側)の端部に は、荷物13の搬送方向両側に台車ストッパ72が設けられる。各台車ストッパ 72は、ほぼ垂直な状態から上側収納棚11と反対方向(図2中左方)にのみ傾 動可能に構成される。
【0016】 本実施例の作用を、図2を参照して説明する。 収納棚11、12に荷物13を搬入する際、入庫コンベア40の左端部の上面 に荷物13が載置されると、入庫コンベア40の移動台車47は、レール50に 沿って右から左へ移動する。この移動台車47は、荷物13の下を通過する際、 台車ローラ51を荷物13の底面に係合されて回転されるとともに、台車ストッ パ52を荷物13の右側面および底面に係合されて下側収納棚12方向に傾動さ れる。
【0017】 移動台車47がレール50の左端部まで走行すると、台車ストッパ52は、荷 物13の底面との係合を解除される。そして、台車ストッパ52は、下側収納棚 12方向に傾動された状態から垂直な状態に戻り、荷物13の左側面に係合する 。この状態で、移動台車47が右方に向かって移動され、これに伴って台車スト ッパ52に係合された荷物13も移動される。荷物13が開口部45の上方をま たぐ位置までくると、移動台車47が停止される。この際、荷物13の左側面に は、コンベアストッパ46が係合され、これにより荷物13は左方への移動を阻 止される。この状態で、移動台車47が、左方に向かって移動される。
【0018】 つぎに、入庫コンベア40の開口部45に、スタッカクレーン30のスライド フォーク33が挿入され、このスライドフォーク33により荷物13が持ち上げ られる。荷物13を支持したスライドフォーク33は、開口部45から退出され 、荷物13を収納しようとする収納棚11、12の近傍まで移動される。収納棚 11、12の近傍に位置されたスライドフォーク33は、収納棚11、12内に 進出して収納棚11、12上に荷物13を移載する。
【0019】 収納棚11、12から荷物13を搬出する際、収納棚11、12からスライド フォーク33により移送された荷物13が、出庫コンベア60上に開口部65を またぐように載置されると、出庫コンベア60の移動台車67は、レール70に 沿って左から右へ移動する。この移動台車67は、荷物13の下を通過する際、 台車ローラ71を荷物13の底面に係合されて回転されるとともに、台車ストッ パ72を荷物13の底面に係合されて上側収納棚11と反対の方向に傾動される 。
【0020】 移動台車67がレール70の右端部まで走行すると、台車ストッパ72は、荷 物13の底面との係合を解除される。そして、台車ストッパ72は、左方に傾動 した状態から垂直な状態に戻り、荷物13の右側面に係合する。この状態で、移 動台車67が左方に向かって移動され、これに伴って台車ストッパ72に係合さ れた荷物13も移動される。荷物13が移動されると、コンベアストッパ66は 、荷物13の左側面および底面に係合されて上側収納棚11と反対方向に傾動さ れる。
【0021】 荷物13が出庫コンベア60の左端部までくると、移動台車67が停止される 。この際、コンベアストッパ66は、荷物13の底面との係合を解除される。そ して、コンベアストッパ66は、上側収納棚11と反対方向に傾動された状態か ら垂直な状態に戻り、荷物13の右側面に係合する。これにより、荷物13は、 右方への移動を阻止される。この状態で、移動台車67が、右方に向かって移動 される。
【0022】 以上のように上記実施例によれば、入庫コンベア40および出庫コンベア60 のそれぞれのローラフレームに形成した開口部45、65から、スタッカクレー ン30のスライドフォーク33を進入させることができる。したがって、リフタ 機構等を必要とすることなく、入庫コンベア40上の荷物13をスライドフォー ク33上に移載することができるとともに、スライドフォーク33上の荷物13 を出庫コンベア60上に移載することができる。これにより、リフタ機構および リフタ機構を昇降駆動する駆動モータ等が不要となり、部品点数およぶ組付け工 数を減少させてコストの低減を図ることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、リフタ機構等を必要とすることなく、コンベア 部とスライドフォークとの間で荷物の移送が可能であり、これにより部品点数お よび組付け工数を減少させてコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の搬送システムを適用した自動倉庫全体を
示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例に係る搬送システムを適用し
た自動倉庫を示す平面図である。
【図3】本考案の一実施例に係る搬送システムの入庫コ
ンベアを示す正面図である。
【図4】図3の入庫コンベアの移動台車を示す正面図で
ある。
【図5】図3の入庫コンベアの左側面図である。
【図6】本考案の一実施例に係る搬送システムの出庫コ
ンベアを示す正面図である。
【図7】図3の出庫コンベアの移動台車を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
11 上側収納棚(収納棚) 12 下側収納棚(収納棚) 13 荷物(物品) 20 搬送システム 30 スタッカクレーン(移送装置) 33 スライドフォーク(移送装置) 40 入庫コンベア(コンベア部) 45 開口部 60 出庫コンベア(コンベア部) 65 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚に物品を出入する搬送システムで
    あって、上記収納棚の近傍に設けられ、物品を上面に載
    置した状態で移送するコンベア部と、上記収納棚の近傍
    に上下方向および水平方向に移動可能に設けられ、コン
    ベア部と上記収納棚との間において物品を移送する移送
    装置とを備え、上記コンベア部には、上記移送装置を水
    平方向から出入可能な開口部が設けられることを特徴と
    する搬送システム。
JP7987991U 1991-09-06 1991-09-06 搬送システム Pending JPH0524604U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7987991U JPH0524604U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 搬送システム

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JP7987991U JPH0524604U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 搬送システム

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JPH0524604U true JPH0524604U (ja) 1993-03-30

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ID=13702525

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JP7987991U Pending JPH0524604U (ja) 1991-09-06 1991-09-06 搬送システム

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