JP3375061B2 - ピッキングシステム - Google Patents
ピッキングシステムInfo
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- chain conveyor
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Description
ステムに関する。
テーションとピッキング台と入庫ステーションとをコの
字状に接続したものである。従来のピッキングシステム
の例を図5に示すと、60は出庫ステーション、61は
入庫ステーションで、各々ローラコンベヤ等で物品を搬
送できるように構成してあり、62はピッキング台で、
64はステーション60,61とピッキング台62との
間で物品の搬送方向を転換するための転換機である。転
換機64にはボールコンベヤ等を用い、66はステーシ
ョン60,61のコンベヤ面よりも高い位置へ物品を上
昇させるためのリフターである。リフター66が必要な
のは、クレーン2のスライドフォーク等を用いて物品を
移載するため、ステーション60,61のコンベヤ面よ
りも高い位置でスライドフォークとの間で物品を受け渡
す必要があるためである。そしてリフター66で物品を
上昇させた際の隙間が、クレーン2のスライドフォーク
の挿入部となる。図5のピッキングシステムでは、ステ
ーション60,61のコンベヤの他に、転換機64が必
要である。またリフター66が必要である。
不要で簡単な構成のピッキングシステムを提供すること
にある(請求項1〜3)。請求項2の発明での追加の課
題は、簡単な構成の台車でスタッカークレーンのスライ
ドフォークとの物品のやりとりを容易に行えるようにす
ることにある。請求項3の発明での追加の課題は、簡単
な構成のピッキング台で台車と確実に物品を受け渡しで
きることにある。
倉庫のスタッカークレーンの走行レール端部外側に、該
レールに直角に物品を搬送するための動力コンベヤを備
えたピッキング台を設けると共に、前記ピッキング台に
接した位置と前記クレーンとの物品の受け渡し位置との
間を走行自在な台車を前記レールの両側に設け、各台車
はクレーン側を向いた開口を有して、該開口の両側壁上
に各々動力コンベヤを設けたことを特徴とする。
をチェーンコンベヤとする。さらに好ましくは、前記ピ
ッキング台の動力コンベヤを、台車の動力コンベヤと同
じ高さ位置に配置したチェーンコンベヤとする。
クレーンの走行レール端部外側にピッキング台を設け、
ピッキング台に接した位置とクレーンとの間で物品を受
け渡しする位置との間で走行自在な台車を、レールの両
側に一対設ける。各台車にクレーン側を向いた開口を設
けて、この開口の両側壁上に動力コンベヤを設ける。同
様にピッキング台にも動力コンベヤを設ける。台車とク
レーンとの間の物品の移載では、台車の開口にクレーン
のスライドフォーク等を差し込んで物品を移載でき、ピ
ッキング台と台車との間の物品の移載では、台車をピッ
キング台に接した位置まで走行させて、台車やピッキン
グ台の動力コンベヤにより物品を移載できる。これらの
ために、入出庫ステーション側のリフターや高価な転換
機が不要になる。
両側壁上にチェーンコンベヤを設けるので、コンベヤが
占める面積が小さく、スタッカークレーンとの間の物品
の移載が特に容易となり、かつチェーンコンベヤを用い
るので、重量物でも容易にピッキング台との間で移載で
きる。
コンベヤを台車の動力コンベヤと同じ高さに配置したチ
ェーンコンベヤとするので、台車とピッキング台との間
の物品の移載が容易になり、かつ重量物でも容易に移載
できる。
グシステムの斜視図を示すと、2はスタッカークレーン
で、4はその昇降台であり、6は移載用のスライドフォ
ークである。スタッカークレーン2の走行経路の両側に
は一対のラック8があり、図1にはこのうち片側のみを
示す。10はパレットで、物品12を搭載し、実施例で
はパレット10単位で物品を搬送する重量物用の自動倉
庫と、それに用いるピッキングシステムを示す。14は
スタッカークレーン2の走行レールで、16は安全柵で
ある。
一対のチェーンコンベヤ20,20を備え、22はその
駆動用のモータである。そして図1から明らかなよう
に、一対のチェーンコンベヤ20,20により、物品を
走行レール14と直角な方向に搬送する。
ル24の上面に配設したチェーンコンベヤで、28はチ
ェーンコンベヤ26で牽引される台車である。台車28
は、スタッカークレーン2との間の物品の移載位置と、
ピッキング台18との間の移載位置の間をチェーンコン
ベヤ26で牽引されて走行し、30は台車28への給電
用のケーブルベアである。台車28はスタッカークレー
ン2の走行レール14の両側に一対設け、図1ではその
片側のみを示す。台車28にはクレーン2側を向いた開
口32を設け、その両側壁34,34の上部に、図2等
に示すチェーンコンベヤを設ける。
レーン2側から見て開口32の底面と両側壁34,34
とで底浅のU字状を成し、側壁34,34上に各々チェ
ーンコンベヤ36が設けてある。38はそのチェーン、
40,40はスプロケット、42は駆動用のモータであ
る。また側壁34,34上に、ガイド44,44を取り
付けて、パレット10やその上に搭載した物品12をガ
イドし、クレーン2の反対側には板材45を設けて、パ
レット10のクレーン2からの最前進位置を規制する。
チェーン38はそのままでコンベヤとして用いても良い
が、スラット等を取り付けても良い。
による台車28の牽引では、チェーンコンベヤ26のチ
ェーンに例えば一対の連行片46,46を結合して牽引
し、台車28側に設けたローラ48等によりレール24
上を走行させる。50はチェーンコンベヤ26のスプロ
ケットで、52は台車28側に設けた突起で、連行片4
6と係合させるためのものである。
係を示すと、ピッキング台18のチェーンコンベヤ20
には一対のスプロケット54,54を配置し、モータ2
2でその一方を回転させ、56はピッキング台18の支
柱である。そしてピッキング台18のチェーンコンベヤ
20、20は、台車28のチェーンコンベヤ36、36
と同じ高さに配置し、かつチェーンコンベヤ20、20
の間隔は、チェーンコンベヤ36、36の間隔とほぼ同
じとする。
28,28のうち一方をクレーン2からの出庫用の台車
とし、他方をクレーン2への入庫用の台車とする。これ
らのため実施例では、一対の台車28,28及びピッキ
ング台18で、3枚までのパレットを搭載できる。クレ
ーン2から台車28への物品の移載では、スライドフォ
ーク6を台車28の開口32内へ挿入して、スライドフ
ォーク6をさらに下降させて、チェーンコンベヤ36へ
物品を搭載したパレット10を降ろして、後退させれば
よい。また逆に台車28からクレーン2へ物品を移載す
る場合、開口32内へ挿入したスライドフォーク6を上
昇させて、チェーンコンベヤ36からパレットを受け取
り、後退させればよい。
牽引で、クレーン2との間の移載位置とピッキング台1
8に接した位置との間を走行する。図3に示すように、
連行片46が突起52と係合して台車28を走行させ、
チェーンコンベヤ26の端部まで台車28が移動する
と、図3の左端に鎖線で示したように、連行片46が突
起52から逃げて、台車28は惰性でやや前進してコン
ベヤ26の先端位置まで移動する。このようにチェーン
コンベヤ26に対して台車28は固定されておらず、重
量物の搬送の際にチェーンコンベヤ26の起動が容易に
なる。また台車28への負荷重量が変動しても、台車2
8をチェーンコンベヤ26の両端位置まで容易に牽引で
きる。さらに台車28を牽引型としたため、台車の車高
を低くできる。
の移載では、ピッキング台18側のチェーンコンベヤ2
0と、台車28側のチェーンコンベヤ36とが同じ高さ
にあり、しかもこれらが互いに接するように配置されて
いるので、移載が容易である。そしてピッキング台18
のチェーンコンベヤ20と台車28のチェーンコンベヤ
36とを用いることにより、重量物でも容易に移載で
き、かつ転換機等は不要になる。
ベヤ20,26,36を示したが、これらに替えて歯付
きベルト等を用いたコンベヤ等を用いても良い。しかし
ながらチェーンコンベヤは小型でしかも重量物の搬送に
適している。また台車28にチェーンコンベヤ36,3
6を設けると、小型であるためスライドフォーク6の挿
入用の開口32を広くとることができ、クレーン2との
間の物品の移載が容易になり、しかも重量物のパレット
でも容易に搬送できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動倉庫のスタッカークレーンの走行レ
ール端部外側に、該レールに直角に物品を搬送するため
の動力コンベヤを備えたピッキング台を設けると共に、
前記ピッキング台に接した位置と前記クレーンとの物品
の受け渡し位置との間を走行自在な台車を前記レールの
両側に設け、各台車はクレーン側を向いた開口を有し
て、該開口の両側壁上に各々動力コンベヤを設けたこと
を特徴とする、ピッキングシステム。 - 【請求項2】 前記両側壁上の動力コンベヤをチェーン
コンベヤとしたことを特徴とする、請求項1のピッキン
グシステム。 - 【請求項3】 前記ピッキング台の動力コンベヤを、台
車の動力コンベヤと同じ高さ位置に配置したチェーンコ
ンベヤとしたことを特徴とする、請求項2のピッキング
システム。
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