JP2002114314A - 立体自動倉庫 - Google Patents

立体自動倉庫

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JP2002114314A JP2000307161A JP2000307161A JP2002114314A JP 2002114314 A JP2002114314 A JP 2002114314A JP 2000307161 A JP2000307161 A JP 2000307161A JP 2000307161 A JP2000307161 A JP 2000307161A JP 2002114314 A JP2002114314 A JP 2002114314A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷受渡補助手段の設置台数を減らすことがで
きてコストダウンが図れる立体自動倉庫を提供するこ
と。 【解決手段】 格納棚からスタッカークレーンの荷取出
収納部37によって取り出した荷100をコンベア15
に載せて出庫し、またコンベア15に載せて入庫した荷
100を荷取出収納部37によって格納棚に収納する立
体自動倉庫である。スタッカークレーンの走行と連動し
て並行に走行する走行台車50をコンベア15の下側に
設置する。走行台車50には荷受渡補助手段60を設け
る。荷受渡補助手段60は、複数のローラ65をコンベ
ア15の下面側から上面側に出入自在であってコンベア
15の幅方向に向けて斜めに傾くように配列したものを
複数組併設して構成され、荷取出収納部37の保持する
荷100を荷受渡補助手段60のローラ65の高い側か
ら載せてローラ65上を転がしてコンベア15上に導
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棚から荷をクレー
ンとコンベアを用いて出し入れする立体自動倉庫に関
し、特にクレーンとコンベア間の荷の受け渡しをスムー
ズに行なうことができる立体自動倉庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、水平方向及び垂直方向にそれぞれ
複数の棚を設けた格納棚と、前記格納棚との間で荷の取
り出し・収納を行なうスタッカークレーンと、外部から
荷を入庫・出庫するコンベアとを具備する立体自動倉庫
がある。そして外部からコンベアによって入庫された荷
は、所定の位置でスタッカークレーンによって取り出さ
れ、格納棚の所定の場所に収納される。一方スタッカー
クレーンによって格納棚から取り出された荷は、コンベ
アの所定の位置に乗せられて外部に出庫される。
【0003】ところで従来の立体自動倉庫においては、
スタッカークレーンとコンベアの間で荷の受け渡しをす
る際、その受渡場所が複数箇所に決められており、その
受け渡し場所のそれぞれに、スタッカークレーンとコン
ベア間での荷の受け渡しをスムーズに行なうための荷受
渡補助手段が設置されていた。荷受渡補助手段としては
例えば分岐コンベアがあり、この分岐コンベアはコンベ
ア上を移動してくる荷を分岐させてスタッカークレーン
の荷取出収納部に導く構造のものである。
【0004】しかしながら上記従来例の場合、荷の受渡
場所毎に分岐コンベアなどの荷受渡補助手段を設置する
必要があるので、荷の受渡場所が多くなると荷受渡補助
手段の設置台数が増し、コストアップを招いていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたものでありその目的は、荷受渡補助手段の
設置台数を減らすことができてコストダウンが図れる立
体自動倉庫を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、複数段で複数列の棚を有する格納棚と、格
納棚との間で荷の取り出し・収納を行なう荷取出収納部
を有し前記格納棚に沿ってその水平方向に走行するクレ
ーンと、前記クレーンの走行方向に沿って設置されるコ
ンベアとを具備し、前記格納棚からクレーンの荷取出収
納部によって取り出した荷を前記コンベアに載せて出庫
し、また前記コンベアに載せて入庫した荷をクレーンの
荷取出収納部によって格納棚に収納する立体自動倉庫に
おいて、前記クレーンの走行と連動して並行に走行する
走行台車をコンベアの下側に設置し、且つこの走行台車
にはコンベアの下から上に突出することでコンベアと荷
取出収納部間での荷の移動を補助する荷受渡補助手段を
設けたことを特徴とする。
【0007】ここで前記荷受渡補助手段は、複数のロー
ラをコンベアの下面側から上面側に出入自在であってコ
ンベアの幅方向に向けて斜めに傾くように配列したもの
を複数組併設して構成され、クレーンの荷取出収納部の
保持する荷を前記荷受渡補助手段のローラの高い側から
載せてローラ上を転がしてコンベア上に導くことが好ま
しい。
【0008】また前記荷受渡補助手段は、プーリーにベ
ルトを巻き掛けたものを複数組併設してベルトがコンベ
アの下面側から上面側に出入自在となるように構成し、
前記荷を前記荷受渡補助手段のベルトに載せてクレーン
の荷取出収納部とコンベア間で荷を移動せしめるように
構成しても良い。
【0009】また本発明は、複数段で複数列の棚を有す
る格納棚と、格納棚との間で荷の取り出し・収納を行な
う荷取出収納部を有し前記格納棚に沿ってその水平方向
に走行するクレーンと、前記クレーンの走行方向に沿っ
て設置されるコンベアとを具備し、前記格納棚からクレ
ーンの荷取出収納部によって取り出した荷を前記コンベ
アに載せて出庫し、また前記コンベアに載せて入庫した
荷をクレーンの荷取出収納部によって格納棚に収納する
立体自動倉庫において、前記クレーンに、コンベアの下
側に入り込んでクレーンの荷取出収納部をコンベアの一
辺に接近せしめた際にコンベアの下面側から上面側に突
出してコンベアと荷取出収納部間での荷の移動を補助す
る荷受渡補助手段を取り付けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明を適用した立
体自動倉庫10の一実施の形態を示す全体概略図であ
り、同図(a)は同図(b)のA−A断面概略図(正面
図)、同図(b)は同図(a)のB−B断面概略図(側
面図)である。
【0011】同図に示すようにこの立体自動倉庫10
は、2つの格納棚11,11をスタッカークレーン移動
空間Cの両側に並列に設置すると共に、スタッカークレ
ーン移動空間C内にスタッカークレーン30を設置し、
また両格納棚11,11の最も下側にスタッカークレー
ン30の走行方向に沿ってそれぞれコンベア15,15
を設置し、さらにコンベア15,15の下側に走行台車
50,50を設置して構成されている。以下各構成部分
について詳細に説明する。
【0012】各格納棚11,11は、複数列で複数段の
棚13を有して構成されている。一方コンベア15,1
5は格納棚11,11を長手方向に突き抜けており、一
端を例えば荷の入庫側、他端を荷の出庫側としている。
ここで図2はコンベア15,15を示す図であり、同図
(a)は概略平面図、同図(b)は概略側面図である。
同図に示すようにコンベア15は、多数のローラ151
を並列に並べ、各ローラ151を図示しない駆動機構に
よって回転駆動するようにして構成している。従ってロ
ーラ151の回転方向によってその上に載置した荷は左
右何れの方向にも搬送できる。
【0013】次にスタッカークレーン30は、図3に示
すように本体部31がその上下に渡されたレール41,
43の間をスライド移動できるように構成されている。
本体部31には二台のモータ33,35によってそれぞ
れ独立して上下動する荷取出収納部37,37が取り付
けられている。即ちモータ33によって回転駆動される
プーリー331にベルト333を巻き掛けてその両端を
上下のプーリー335,337を介して荷取出収納部3
7の基部375に固定し、モータ33を駆動することで
荷取出収納部37を上下動できるように構成している。
モータ35の動作も同様である。
【0014】本体部31の下端には図示しないモータに
よって回転駆動されてこのスタッカークレーン30をス
ライド移動するローラ39が取り付けられている。荷取
出収納部37は、その下面と両側面にそれぞれコンベア
371,372,373が取り付けられている。これら
コンベア371,372,373は、図3の紙面手前・
奥側に向かって設置されており、その中に荷100を収
納した状態で駆動することで荷100を図3の紙面手前
又は奥側に移動させるものである。即ちコンベア37
1,372,373は格納棚11側へスライド移動し、
コンベア372とコンベア373が荷物100を挟み込
んで、格納棚11に荷物100を押し出したり、逆に格
納棚11の荷物100を取り込んだりする。
【0015】図4,図5は走行台車50を示す図であ
り、図4は正面図、図5は側面図(図4を矢印A方向か
ら見た図)である。両図に示すように走行台車50は、
台車本体51の上に取り付けた駆動装置53によって、
レール55,55上に載せた車輪57,57を回転駆動
することでコンベア15上の荷の移動方向と平行に走行
するように構成されている。台車本体51の両側には、
荷受渡補助手段60が設置されている。
【0016】荷受渡補助手段60は、略コ字状に形成し
た取付板63の両側上辺に自由に回転する複数のローラ
65を斜めに傾くように配列して構成される荷受渡部6
1と、荷受渡部61を上下動せしめる駆動手段67とを
具備して構成されている。ローラ65は、コンベア15
の荷取出収納部37が接近する側の辺の方を高く、反対
側の辺に向かって低くなるように、コンベア15の幅方
向に向けて斜めに傾けて配列されている。そして通常図
5の実線で示す位置にある荷受渡部61を駆動手段67
の駆動によって上昇させれば、点線で示すようにローラ
65はローラ151の間からコンベア15上に少し突出
する。図4の左側の荷受渡部61もそのときの状態を示
している。また図5に示すようにコンベア15のローラ
65が下降している側の辺には、転がってきた荷100
を停止させるストッパー70が取り付けられている。
【0017】なお図4に示す各ローラ151間の隙間
は、荷受渡部61が突出する部分の隙間を大きくし、そ
れ以外の部分の隙間を小さくしているが、何れの場所で
も荷受渡部61をコンベア15上に突出するため、各コ
ンベア15間の隙間を同じように大きくしておいても良
い。
【0018】そして上記2つの荷受渡部61,61の間
隔(即ち荷受渡補助手段60,60の間隔)は、前記ス
タッカークレーン30の2つの荷取出収納部37,37
(図3参照)の間隔と同一になるように構成されてい
る。なおこの走行台車50は、常にスタッカークレーン
30の隣りに並行に位置してスタッカークレーン30の
移動と共に移動するようにコンピュータによって制御さ
れている。また図5に示す71は荷取出収納部37上の
荷100をローラ65上にスムーズに移動せしめるため
の補助ローラであり、コンベア15の荷100が移動す
る側の辺の上部に設置されている。
【0019】次に図6はこの立体自動倉庫10に用いる
荷押出手段80を示す図であり、同図(a)は平面図、
同図(b)は正面図、同図(c)は側面図(同図(b)
のB−B矢視図)である。この荷押出手段80を取り付
ける位置は、コンベア15からスタッカークレーン30
の荷取出収納部37に荷を移動する位置であり、例えば
図2(a)の位置a1である。
【0020】即ちこの荷押出手段80は、コンベア15
の一辺の下側にステー81を固定し、ステー81上に取
り付けた2つの取付台83,83の間に一本のロッドレ
スシリンダ85と二本のガイドロッド86,86とを渡
し、ロッドレスシリンダ85とガイドロッド86,86
に駆動本体部87を取り付け、さらに駆動本体部87の
上部にアーム89を取り付けて構成されている。駆動本
体部87は通常図示の位置にあるが、図示しないエアー
供給手段によってロッドレスシリンダ85にエアーを供
給することで点線で示すように右端までスライド移動す
るように構成されている。なお駆動本体部87をスライ
ド移動させる手段は、この実施の形態のものに限定され
ず、他にも種々の機構のものがあり、何れを使用しても
よいことは言うまでもない。
【0021】アーム89は、二本のローラ151の間を
通り抜ける縦棒91,91の上に横方向に延びる押圧部
93を設けて構成されている。押圧部93は図6(b)
に示すように非作動時にはローラ151の一端近傍に位
置することでローラ151上の荷100の移動の邪魔に
ならないようにしている。なお73は補助ローラであ
る。
【0022】次に上記構成の立体自動倉庫10の動作の
制御方法を説明する。なおこの制御はコンピュータによ
って行なわれる。即ちまず出庫から説明すると、図1に
おいてスタッカークレーン30の荷取出収納部37が所
定の棚13に対向して前述のようにコンベア371,3
72,373(図3参照)を駆動することで荷100を
取り出した後、コンベア15の位置まで下降する。この
とき走行台車50はスタッカークレーン30に並ぶ位置
に位置しており、従って2つの荷取出収納部37と2つ
の荷受渡部61,61はそれぞれ対向する位置にある。
【0023】そして次に走行台車50の荷受渡部61を
駆動して上昇させ、図5の点線で示す位置まで移動す
る。そして図5に点線で示す荷取出収納部37上の荷1
00を、補助ローラ71を介して荷受渡部61のローラ
65上に移動すると、ローラ65は斜めに傾斜している
ので荷100はローラ65上を滑りストッパー70に当
接する。つまり荷100は確実にコンベア15上に載
る。そして荷受渡部61を駆動して下降させることで、
荷100をローラ151上に載せ、ローラ151を図示
しない駆動手段で駆動してコンベア15上を搬送し、こ
の立体自動倉庫10から出庫する。
【0024】一方この立体自動倉庫10に荷100を入
庫する場合は、図2に示すコンベア15,15によって
外部から立体自動倉庫10内に荷100を入庫し、何れ
かの位置a1で停止する。次にスタッカークレーン30
を移動してこの位置a1に荷取出収納部37を対向させ
る(図6(b)参照)。そして駆動本体部87及びアー
ム89を図6(b)に示す実線の位置から点線の位置ま
で移動させると、コンベア15上の荷100は補助ロー
ラ73を介して荷取出収納部37上に押し出され、荷取
出収納部37のコンベア371,372,373(図3
参照)によって確実に荷取出収納部37内に取り込まれ
る。荷取出収納部37内に取り込まれた荷100は、所
定の棚13に運ばれて収納される。
【0025】以上のように本発明にかかる走行台車50
を用いれば、スタッカークレーン30からコンベア15
への荷の移動が何れの場所でも容易且つスムーズに行な
える。
【0026】ところで上記実施の形態においては、コン
ベア15からスタッカークレーン30へ荷100を移動
する場合は荷押出手段80を用いているので、必ず荷押
出手段80を設置した位置a1までスタッカークレーン
30を移動しなければならず立体自動倉庫10が大型に
なると荷押出手段80の設置台数も多くなり、コスト増
を招く恐れがある。
【0027】図7はこの欠点をも解消した走行台車50
を示す図であり、同図(a)は要部概略正面図、同図
(b)は要部概略側面図である。同図において前記実施
の形態と同一又は相当部分には同一符号を付してその詳
細な説明は省略する。
【0028】同図において前記実施の形態と相違する点
は、荷受渡部61の構造のみであり、具体的に言えば取
付板63にローラ65を取り付ける代りに、取付板63
に三本のベルト93を用いた捲き掛け機構を取り付けた
点である。この捲き掛け機構は、それぞれ3つのプーリ
ー91にベルト93を捲き掛け、一本の軸92(一列の
3つのプーリー91が固定されている)に取り付けた歯
車95をモータ99の軸に取り付けた歯車97に噛み合
わせて回転駆動するように構成されている。
【0029】そして前記ベルト93の上部をコンベア1
5のローラ151上に図7(b)に点線で示す位置まで
上昇し、スタッカークレーン30の荷取出収納部37か
らコンベア15へ荷100を移動する場合は、ベルト9
3を矢印C方向に移動し、逆にコンベア15から荷取出
収納部37へ荷100を移動する場合は、ベルト93を
矢印D方向に移動すれば、補助ローラ71を介してスム
ーズに荷100の受け渡しが行なえる。
【0030】図8は本発明の更に他の実施の形態を示す
要部概略側面図である。上記各実施の形態では何れも荷
受渡部61をスタッカークレーン30と同期して走行す
る走行台車50に設置したものであるが、この実施の形
態ではスタッカークレーン30の本体部31自体に取付
部材69によって荷受渡部61を取り付けている。この
実施の形態にかかる荷受渡部61は図7に示すものと略
同一構造のものであるが、荷受渡部61のプーリー91
及びベルト93は、荷受渡部61内部の図示しない昇降
機構によって昇降されるように構成されている。なおこ
の荷受渡部61の代りに図5に示す荷受渡部61と同一
構造のものを用いても良い。そして荷取出収納部37を
コンベア15の一辺に接近せしめた際にコンベア15の
下側にある荷受渡部61のプーリー91とベルト93を
コンベア15の下側から上側に突出し、前記実施の形態
と同様に荷取出収納部37とコンベア15間での荷10
0の移動を補助する。この実施の形態の場合は、コンベ
ア15の側部から荷受渡部61を挿入しておくこととな
るので、ローラ151はその一端のみで支える片持ち状
としておくことが好ましい。このように構成すれば走行
台車50が不要になり、また制御プログラムも簡素化さ
れ、更なるコストダウンが図れる。
【0031】以上本発明の実施の形態を説明したが、本
発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許
請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想
の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明
細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であ
っても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明
の技術的思想の範囲内である。例えば本発明にかかる荷
受渡補助手段60は上記構造のもののみに限定されるも
のではなく、他の種々の構造のものが考えられ、要はコ
ンベアの下から上にコンベアを通して突出することでコ
ンベアとクレーンの荷取出収納部間での荷の移動を補助
する荷受渡補助手段であればどのような構造のものであ
っても良い。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、クレーンの走行と連動して並行に走行する走行台車
に荷受渡補助手段を設けるか、或いはクレーン自体に荷
受渡補助手段を取り付けたので、一つの荷受渡補助手段
によってコンベアの複数の場所で荷の受け渡しができ、
コストダウンが図れるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した立体自動倉庫10の一実施の
形態を示す全体概略図であり、同図(a)は同図(b)
のA−A断面概略図、同図(b)は同図(a)のB−B
断面概略図である。
【図2】コンベア15,15を示す図であり、同図
(a)は概略平面図、同図(b)は概略側面図である。
【図3】スタッカークレーン30を示す正面図である。
【図4】走行台車50を示す正面図である。
【図5】走行台車50を示す側面図(図4の矢印A方向
から見た図)である。
【図6】荷押出手段80を示す図であり、同図(a)は
平面図、同図(b)は正面図、同図(c)は側面図であ
る。
【図7】他の実施の形態にかかる走行台車50−2を示
す図であり、同図(a)は要部概略正面図、同図(b)
は要部概略側面図である。
【図8】更に他の実施の形態を示す要部概略側面図であ
る。
【符号の説明】
10 立体自動倉庫 11 格納棚 13 棚 15 コンベア 151 ローラ 30 スタッカークレーン(クレーン) 37 荷取出収納部 371,372,373 コンベア 50 走行台車 51 台車本体 53 駆動装置 60 荷受渡補助手段 61 荷受渡部 63 取付板 65 ローラ 67 駆動手段 69 取付部材 70 ストッパー 71 補助ローラ 80 荷押出手段 90 ベルト捲き掛け駆動機構 91 プーリー 92 軸 93 ベルト 95 歯車 97 歯車 99 モータ 100 荷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段で複数列の棚を有する格納棚と、
    格納棚との間で荷の取り出し・収納を行なう荷取出収納
    部を有し前記格納棚に沿ってその水平方向に走行するク
    レーンと、前記クレーンの走行方向に沿って設置される
    コンベアとを具備し、前記格納棚からクレーンの荷取出
    収納部によって取り出した荷を前記コンベアに載せて出
    庫し、また前記コンベアに載せて入庫した荷をクレーン
    の荷取出収納部によって格納棚に収納する立体自動倉庫
    において、 前記クレーンの走行と連動して並行に走行する走行台車
    をコンベアの下側に設置し、 且つこの走行台車にはコンベアの下から上に突出するこ
    とでコンベアと荷取出収納部間での荷の移動を補助する
    荷受渡補助手段を設けたことを特徴とする立体自動倉
    庫。
  2. 【請求項2】 前記荷受渡補助手段は、複数のローラを
    コンベアの下面側から上面側に出入自在であってコンベ
    アの幅方向に向けて斜めに傾くように配列したものを複
    数組併設して構成され、クレーンの荷取出収納部の保持
    する荷を前記荷受渡補助手段のローラの高い側から載せ
    てローラ上を転がしてコンベア上に導くことを特徴とす
    る請求項1記載の立体自動倉庫。
  3. 【請求項3】 前記荷受渡補助手段は、プーリーにベル
    トを巻き掛けたものを複数組併設してベルトがコンベア
    の下面側から上面側に出入自在となるように構成し、前
    記荷を前記荷受渡補助手段のベルトに載せてクレーンの
    荷取出収納部とコンベア間で荷を移動せしめることを特
    徴とする請求項1記載の立体自動倉庫。
  4. 【請求項4】 複数段で複数列の棚を有する格納棚と、
    格納棚との間で荷の取り出し・収納を行なう荷取出収納
    部を有し前記格納棚に沿ってその水平方向に走行するク
    レーンと、前記クレーンの走行方向に沿って設置される
    コンベアとを具備し、前記格納棚からクレーンの荷取出
    収納部によって取り出した荷を前記コンベアに載せて出
    庫し、また前記コンベアに載せて入庫した荷をクレーン
    の荷取出収納部によって格納棚に収納する立体自動倉庫
    において、 前記クレーンに、コンベアの下側に入り込んでクレーン
    の荷取出収納部をコンベアの一辺に接近せしめた際にコ
    ンベアの下面側から上面側に突出してコンベアと荷取出
    収納部間での荷の移動を補助する荷受渡補助手段を取り
    付けたことを特徴とする立体自動倉庫。
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