JP2000272710A - 倉庫設備における入出庫台車装置 - Google Patents

倉庫設備における入出庫台車装置

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JP2000272710A
JP2000272710A JP11081830A JP8183099A JP2000272710A JP 2000272710 A JP2000272710 A JP 2000272710A JP 11081830 A JP11081830 A JP 11081830A JP 8183099 A JP8183099 A JP 8183099A JP 2000272710 A JP2000272710 A JP 2000272710A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォークリフトを用いるのでは過剰な設備と
なるような倉庫設備において、フォークリフトにかえて
簡便な搬送機器であるハンドフォークを使用し得るよう
にした入出庫台車装置を提供する。 【解決手段】 スタッカクレーン4により荷10を収納
し或いは取出し得るようにした棚5から離れた側の荷授
受位置Aと棚5に近い側の荷授受位置Bとの間を荷10
を搭載し或いは荷10を搭載しないで走行し得るように
した台車13と、棚5から離れた側の荷授受位置Aに基
端側を荷授受位置Aに設けた水平ピンにより支持される
と共に基端から棚5へ向かって離れた先端側を台車13
に設けた水平ローラにより支持されしかも荷10を搬入
し或いは搬出するために移動させられて来たハンドフォ
ーク37が載ることのできる床板33を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫設備内で
パレットに積込まれた物品を入出庫用の台車へ載せる際
或いは該台車から下ろす際に、ハンドフォークを使用し
得るようにした倉庫設備における入出庫台車装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫内でパレットに積込まれた物品
をスタッカクレーンにより棚へ搬入し或いは棚から搬出
する際には、入出庫装置が使用されており、従来の入出
庫装置の一例は図8、9に示されている。
【0003】図8、9中、aはレールb上を走行し得る
ようにしたスタッカクレーン、cはレールbの左右両側
に多段、多列に配置された複数の棚である。而して、ス
タッカクレーンaは昇降台dに設けたフォークeを伸縮
してパレットfに搭載された物品gをパレットfと共に
棚cへ収納し、或いは棚cから取出し得るようになって
いる。なお、以下、パレットfとパレットfに搭載され
た物品gとをまとめて荷hという。
【0004】iは棚cのスタッカクレーン走行方向一端
側に棚cと平行に並ぶよう配設されたコンベヤ等の入出
庫装置であり、荷hを棚c側へ入庫し、或いは棚c側か
ら出庫し得るようになっている。
【0005】又、jは、自動倉庫内に搬入された荷h或
いは自動倉庫から搬出する荷hを入出庫装置iまで運搬
し或いは入出庫装置iから運搬するためのフォークリフ
トである。
【0006】自動倉庫内へ搬入された荷hは、フォーク
リフトjにより運ばれて入出庫装置iの棚cから離れた
側において入出庫装置iに載せられ、入出庫装置iが駆
動されることにより入出庫装置iの棚c側所定位置まで
搬出され、スタッカクレーンaのフォークeが伸縮する
ことにより、荷hはフォークeを介してスタッカクレー
ンaの昇降台dに搭載される。
【0007】荷hがスタッカクレーンaの昇降台dに搭
載されると、スタッカクレーンaがレールbに沿って所
定位置まで走行すると共に昇降台dが所定高さまで上昇
し、荷hは収納すべき棚cの前面に位置する。このた
め、フォークeを伸長させることにより、荷hは棚c内
に収納され、保管される。
【0008】棚c内に収納されている荷hを取出す場合
には、スタッカクレーンaのフォークeにより棚cから
取出された荷hはスタッカクレーンaにより搬出されて
入出庫装置iの棚c側の所定位置まで運ばれ、入出庫装
置iにより棚cから離れた側に搬送され、フォークリフ
トjにより自動倉庫外へ搬出される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述の自動倉庫設備に
おいては、入出庫装置iに荷hを載せ、或いは入出庫装
置iから荷hを下ろすためにフォークリフトjが使用さ
れている。
【0010】ところが、荷hの大きさや重量によって
は、フォークリフトjを用いるのでは、ハンドリングの
ための大きなスペースxや充電設備等の付帯機器が必要
となって設備として過剰となり、むしろハンドフォーク
と称される小型の搬送機器を用いる方が設備として最適
となる場合がある。
【0011】一方、荷hの入出庫装置iへの搭載及び入
出庫装置iからの取出しの際にフォークリフトjを用い
る場合、フォークリフトjはその台車部から前方へ突出
しているフォークeにより荷hを入出庫装置iに対し授
受するため、フォークリフトjの台車部は入出庫装置i
の荷授受部上方まで移動する必要はない。しかし、ハン
ドフォークを用いる場合には、ハンドフォークは台車部
の上面に荷hを載置するような構造となっているため、
台車部は入出庫装置iの荷授受部上方まで移動する必要
がある。
【0012】しかしながら、図8、9に示す入出庫装置
iを用いた場合、ハンドフォークの台車部は床面kの入
出庫装置i側端部近傍までは移動できても入出庫装置i
の荷授受部上面までは移動できず、従って、従来の設備
のままでは、フォークリフトjにかえてハンドフォーク
を使用することができない。
【0013】又、入出庫装置iとして図8、9に示すコ
ンベヤのかわりにレール上を走行できるようにした電動
台車を使用することも考えられるが、この場合でも、た
だ単にコンベヤにかえて電動台車を用いただけでは、前
述したと同様の理由からフォークリフトjのかわりにハ
ンドフォークを使用することはできない。
【0014】本発明は、前述の実情に鑑み、フォークリ
フトを用いるのでは過剰な設備となるような倉庫設備に
おいて、フォークリフトにかえて簡便な搬送機器である
ハンドフォークを使用し得るようにした入出庫台車装置
を提供することを目的としてなしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の倉庫設備におけ
る入出庫台車装置は、スタッカクレーンにより荷を棚へ
収納し或いは棚から取出すようにした倉庫設備におい
て、台車と床板とを備え、前記台車は、前記棚から離れ
た側の第1の荷授受位置と棚に近い側の第2の荷授受位
置との間を荷を搭載し或いは荷を搭載しないで走行し得
るよう構成され、前記床板は、前記第1の荷授受位置に
設けられ、且つ荷を、第1の荷授受位置に停止している
台車へ搭載し或いは第1の荷授受位置に停止している台
車から下ろすようにした移動可能なハンドフォークが、
荷を第1の荷授受位置で台車へ搭載する際或いは台車か
ら下ろす際に載ることができるよう構成されているもの
である。
【0016】又、本発明では、床板は、垂直面内を回動
し得るよう基端側を第1の荷授受位置の前記棚から離れ
た側に枢止され前記基端から棚へ向かって離れた先端側
を台車の枠体に設けた支持体により支持されるよう構成
し得るようになっており、支持体は水平軸線に対して回
転する支持ローラとなっている。
【0017】従って、本発明では、フォークリフトを用
いるのでは過剰な設備となるような場合に、フォークリ
フトにかえて簡便な搬送機器であるハンドフォークを使
用でき、その結果、ハンドリングのための大きなスペー
スが不要となると共に充電設備等の付帯設備をも設ける
必要がなく、従って設備全体が簡単となって設備費、運
転維持費が安価となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しつつ説明する。
【0019】図1〜図7は本発明の倉庫設備における入
出庫台車装置の実施の形態の一例を示し、図中、1は床
面2よりも低い床面3に敷設したレール、4はレール1
上を走行し得るようにしたスタッカクレーン、5はレー
ル1の左右両側に多段、多列に配置された複数の棚であ
る。而して、スタッカクレーン4は、昇降台6に設けた
フォーク7を伸縮してパレット8に搭載された物品9を
パレット8と共に棚5へ収納し、或いは棚5から取出し
得るようになっている。なお、以下、パレット8とパレ
ット8に搭載された物品9をまとめて荷10という。
【0020】棚5のスタッカクレーン走行方向一端側に
は、棚5に沿って左右2組の入出庫台車装置11が配設
されている。すなわち、床面3には、棚5のスタッカク
レーン走行方向一端側において各棚5から離れ方向へ延
在するレール12が、夫々、左右2本で一対となるよう
レール1と平行に敷設されており、レール12上には、
レール12に沿い棚5から離れた側にある荷授受位置A
と棚5に近接した側にある荷授受位置Bとの間を往復移
動し得るようにした台車13が載置されている。
【0021】図3〜図6に拡大して示すごとく、台車1
3は水平向きの枠体14と枠体14の四隅に立設された
縦枠15とを備えており、縦枠15の上端には、支持面
が床面2の高さよりも僅かに上方位置となるよう荷支持
座16が取付けられている。17は荷10を荷支持座1
6上に下ろす際に荷10を案内するようにした案内部材
である。
【0022】枠体14の下面の四隅近傍に夫々配設した
軸受18には、レール12の幅方向へ延びる水平軸19
が回転自在に支持されており、各水平軸19には、レー
ル12上を転動し得るようにした車輪20が外嵌されて
いる。
【0023】枠体14に水平配置した減速電動モータ、
油圧モータ等の駆動装置21の出力軸には駆動スプロケ
ット22が外嵌され、枠体14の駆動装置21を基準と
してレール12の長手方向前後の部分には、ガイドスプ
ロケット23が軸受24(図7参照)及び水平軸19と
平行な水平軸25を介して回転自在に支持されている。
ガイドスプロケット23の下端位置は駆動スプロケット
22の下端位置よりも下方に位置しているが、車輪20
の下端位置よりは上部に位置している。
【0024】床面3にはレール12に沿って、略レール
12全長に亘りチェーン26が張設されており、チェー
ン26には、駆動スプロケット22の上縁側歯及びガイ
ドスプロケット23の下縁側歯及びその近傍の歯が噛合
している。而して、駆動装置21を駆動することによ
り、駆動スプロケット22が回転しつつチェーン26に
対し長手方向へ移動し、台車13が車輪20を介しレー
ル12に沿い走行し得るようになっている。
【0025】枠体14の上面に左右に位置するよう夫々
設けたブラケット27には、水平軸19,25と平行に
配設した水平ピン28を介して回転可能に支持ローラ2
9が取付けられている。
【0026】レール12の棚5から離れた端部側である
荷授受位置Aにおいては、床面2と3を区切る壁面30
が形成されており、壁面30の上端側部には床面3側へ
向けて突出するよう、ブラケット31が固設されてい
る。
【0027】ブラケット31に水平軸19等と平行に設
けた水平ピン32には、壁面30から棚5側へ向けて水
平に延在する床板33が、垂直面内に対し回動し得るよ
う枢着されている。
【0028】ブラケット31よりも下方となるよう、壁
面30に取付けたブラケット44には高さ調整可能なボ
ルト等のストッパ34が設けられており、台車13が床
板33の部分に位置しない場合には、床板33の下面
は、床板33が略水平状態を保持するよう、ストッパ3
4により支持されるようになっている。
【0029】床板33の基端部から離れた先端側の下面
には、棚5側から壁面30側へ向けて下方へ延在する傾
斜面35が形成されたブラケット36が取付けられてお
り、台車13が走行して荷授受位置Aの床板33の部分
に到達した際には、台車13に設けた支持ローラ29は
ブラケット36を介して床板33を、その上面が床面2
と略同じ高さレベルになるよう水平支持し得るようにな
っている。
【0030】而して、荷10をハンドフォーク37から
台車13の荷支持座16に載せる際、或いは台車13の
荷支持座16に支持されている荷10をハンドフォーク
37へ受渡す際には、ハンドフォーク37は床面2から
床板33へ円滑に移動し得るようになっている。
【0031】ハンドフォーク37は、従来周知の簡易な
搬送機器であって上面に荷10を搭載し得るようにした
台車部38を昇降自在に備えており、台車部38は車輪
39,40により移動自在に支持されている。而して、
ハンドフォーク37は作業員が操作することにより台車
部38を昇降させ得るようになっていると共にハンドフ
ォーク37を移動させ得るようになっており、台車部3
8はパレット8の内部空間に挿入されてパレット天板4
1の下面を支持し得るようになっている。
【0032】なお、図中、42はパレット底板、43は
床面3側から台車13に設置されている各種の機器に給
電等を行うために敷設されたケーブルベアである。
【0033】次に、本発明の実施の形態に示す倉庫設備
における入出庫台車装置の作動について説明する。な
お、スタッカクレーン4と台車13或いは棚5との間で
荷10を授受する際には、昇降台6の所定高さ位置にあ
る棚5までの上昇及び棚5から下端位置までの下降のよ
うな昇降動作の他に昇降台6のインチング操作による僅
かな昇降も必要となるが、この点は煩雑さを避けるため
以下の説明では省略する。
【0034】荷10を棚5へ収納する際には、台車13
はレール12の棚5から最も離れた側における荷授受位
置Aで待機しており、床板33は台車13の支持ローラ
29により、その上面が床面2と略同一レベルとなると
共に台車13の荷支持座16上面よりも若干下方(図3
でy≒5mm程度)に位置した状態で水平支持されてい
る(図1、3、4参照)。
【0035】又、台車13が荷授受位置Aで待機してい
る際、荷支持座16は左右方向において床板33の幅方
向外側に位置し、レール1と平行な方向においては、棚
5に近い側の荷支持座16は床板33の先端よりも棚5
側に位置している(図3、4、5参照)。
【0036】自動倉庫内に搬入された荷10は、ハンド
フォーク37の台車部38にパレット天板41下面を介
して搭載、支持され、荷授受位置Aで待機している台車
13側へ作業員によってハンドフォーク37と共に移動
させられる。
【0037】荷10が載置されたハンドフォーク37は
作業員により押されて床面2から床板33上に乗り移さ
れ、床板33上の所定位置において停止させられる(図
3参照)。
【0038】ハンドフォーク37が床板33上の所定位
置で停止したら、ハンドフォーク37を操作して台車部
38を下降させる。そうすると、荷10も台車部38と
共に下降し、パレット8の下面四隅が台車13の荷支持
座16に支持され、而して、荷10は荷支持座16に載
置される。ハンドフォーク37は簡易な搬送機器である
ためスペースx(図1参照)が狭くても支障なく作業が
できる。又ハンドフォーク37は作業員が移動させるた
め動力が不要であり、従って充電設備等の付帯設備を設
ける必要がない。
【0039】荷10が荷支持座16を介して台車13に
搭載されたら、作業員はハンドフォーク37をパレット
8から引き出す。この際、ハンドフォーク37の車輪3
9はパレット底板42のある部分ではパレット底板42
上面を転動する。
【0040】ハンドフォーク37がパレット8から引き
出されたら、駆動装置21が駆動される。このため、駆
動スプロケット22が回転し、駆動スプロケット22は
チェーン26に対し移動すると共にガイドスプロケット
23はチェーン26をガイドするため、台車13はレー
ル12に沿って荷授受位置A側から棚5側の荷授受位置
Bへ向けて走行を行い、荷授受位置Bで停止する。
【0041】台車13が荷授受位置B側へ向けて走行を
開始し、支持ローラ29が床板33のブラケット36か
ら外れると、床板33は水平ピン32を支点として若干
前方へ向け下り勾配となり、床板33はストッパ34に
より支持される。
【0042】レール12上を走行して来た台車13が荷
授受位置Bで停止すると、レール1上で荷授受位置Bに
待機している、或いはレール1上を走行して来て荷授受
位置Bで停止したスタッカクレーン4のフォーク7が伸
長することにより台車13の荷支持座16に載置されて
いる荷10はフォーク7に受取られ、荷10を受取った
フォーク7が縮小することにより荷10はスタッカクレ
ーン4の昇降台6に搭載され、台車13は次の荷10を
運搬するため荷授受位置Aへ戻る。
【0043】荷10がスタッカクレーン4の昇降台6に
搭載されると、スタッカクレーン4はレール1上を所定
位置まで走行すると共に昇降台6が所定高さまで上昇
し、フォーク7が伸長することにより荷10は所定の棚
5に収納され、空になってフォーク7が縮小したスタッ
カクレーン4は、レール1上を走行すると共に昇降台6
が下降しつつ再び棚5へ収納する次の荷10を受取るた
めに荷授受位置Bへ戻る。
【0044】以上の操作を繰返すことにより、自動倉庫
内に搬入された荷10は棚5へ収納される。
【0045】荷10を棚5から取出す場合には、スタッ
カクレーン4がレール1上を所定位置まで走行して昇降
台6が所定の棚5まで上昇し、フォーク7が伸長、縮小
することにより棚5内の荷10はフォーク7を介してス
タッカクレーン4の昇降台6に載置される。
【0046】荷10を搭載したスタッカクレーン4はレ
ール1上を走行すると共に昇降台6が下降しつつスタッ
カクレーン4は荷授受位置Bまで走行し、停止する。
【0047】荷授受位置Bには台車13が停止している
ため、フォーク7を伸長、縮小して昇降台6上の荷10
を台車13の荷支持座16に載置する。
【0048】台車13に荷支持座16を介して荷10が
搭載されると、駆動装置21の駆動により台車13はレ
ール12上を荷授受位置Bから荷授受位置Aまで走行す
る。このため、台車13の支持ローラ29はブラケット
36を介して荷授受位置Aの部分に設けてある床板33
の先端を水平ピン32を支点として僅かに上昇させ、而
して床板33をフラットな状態に支持する。これによ
り、床板33の上面は床面2と略同じ高さとなる。
【0049】荷10を搭載された台車13が荷授受位置
Aに到達すると、作業員は台車部38を下降させたハン
ドフォーク37を押し、床面2から床板33上を移動さ
せて台車部38を前方の開口から荷10のパレット8内
の空間に挿入し、台車部38を上昇させる。このため、
台車部38の上面はパレット天板41の下面に当接して
荷10を持上げ、パレット底板42下面は、台車13の
荷支持座16上面から離反する。これにより、荷10は
台車13から浮上し、ハンドフォーク37の台車部38
に載置された状態となる。
【0050】そこで、作業員がハンドフォーク37を床
板33から床面2に引出して荷10を台車13から下ろ
し、自動倉庫外へ出庫する。
【0051】以上の作業を繰返すことにより、棚5に収
納されている荷10は順次取出される。
【0052】なお、本発明の実施の形態例においては、
台車の走行を床面側に張設したチェーンを利用して行う
場合について説明したが、チェーンは設けずに車輪自体
をギアやスプロケット及びチェーンにより駆動するよう
にしても実施できること、その他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
【0053】
【発明の効果】本発明の倉庫設備における入出庫台車装
置によれば、請求項1、2、3の何れにおいてもフォー
クリフトを用いるのでは過剰な設備となるような場合に
フォークリフトにかえて簡便な搬送機器であるハンドフ
ォークを使用でき、その結果、ハンドリングのための大
きなスペースが不要となると共に充電設備等の付帯設備
をも設ける必要がなく、従って、設備全体が簡単となっ
て設備費、運転維持費が安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の倉庫設備における入出庫台車装置の実
施の形態の一例を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】棚から離れた側の荷授受位置でハンドフォーク
を用いて荷を台車に搭載し、或いは台車から下ろす状態
を示す拡大側面図である。
【図4】棚から離れた側の荷授受位置で台車に搭載され
たパレット内に挿入されたハンドフォークの台車部を昇
降させる状態を示す拡大側面図である。
【図5】図3のV−V方向矢視図である。
【図6】棚に近接した側の荷授受位置に台車が停止して
いる状態を示す拡大側面図である。
【図7】台車を走行させるための装置の拡大側面図であ
る。
【図8】従来の入出庫装置の一例の側面図である。
【図9】図8の平面図である。
【符号の説明】
4 スタッカクレーン 5 棚 10 荷 13 台車 14 枠体 29 支持ローラ(支持体) 33 床板 37 ハンドフォーク A 荷授受位置 B 荷授受位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッカクレーンにより荷を棚へ収納し
    或いは棚から取出すようにした倉庫設備において、 台車と床板とを備え、 前記台車は、前記棚から離れた側の第1の荷授受位置と
    棚に近い側の第2の荷授受位置との間を荷を搭載し或い
    は荷を搭載しないで走行し得るよう構成され、 前記床板は、前記第1の荷授受位置に設けられ、且つ荷
    を、第1の荷授受位置に停止している台車へ搭載し或い
    は第1の荷授受位置に停止している台車から下ろすよう
    にした移動可能なハンドフォークが、荷を第1の荷授受
    位置で台車へ搭載する際或いは台車から下ろす際に載る
    ことができるよう構成されていることを特徴とする倉庫
    設備における入出庫台車装置。
  2. 【請求項2】 床板は、垂直面内を回動し得るよう基端
    側を第1の荷授受位置の前記棚から離れた側に枢止され
    前記基端から棚へ向かって離れた先端側を台車の枠体に
    設けた支持体により支持されるよう構成した請求項1に
    記載の倉庫設備における入出庫台車装置。
  3. 【請求項3】 支持体は水平軸線に対して回転する支持
    ローラである請求項2に記載の倉庫設備における入出庫
    台車装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010150750A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Itoki Corp 自動貸金庫装置
CN108712989A (zh) * 2016-03-02 2018-10-26 株式会社日立物流 订单管理装置、订单管理方法以及订单管理程序

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