JP2985621B2 - 入出庫用搬送装置 - Google Patents
入出庫用搬送装置Info
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- JP2985621B2 JP2985621B2 JP5307194A JP30719493A JP2985621B2 JP 2985621 B2 JP2985621 B2 JP 2985621B2 JP 5307194 A JP5307194 A JP 5307194A JP 30719493 A JP30719493 A JP 30719493A JP 2985621 B2 JP2985621 B2 JP 2985621B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、棚の各段荷受け部に選
択的に対応させ得る昇降荷台と、当該昇降荷台上に設け
られて、対応する荷受け部との間で荷収納容器を移載す
る移載手段とを備えた、入出庫用搬送装置に関するもの
である。
択的に対応させ得る昇降荷台と、当該昇降荷台上に設け
られて、対応する荷受け部との間で荷収納容器を移載す
る移載手段とを備えた、入出庫用搬送装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】この種の入出庫用搬送装置を利用した自
動倉庫での入庫作業は、ホームポジションなどで入出庫
用搬送装置が移載手段により昇降荷台上に受け取った荷
収納容器を、当該入出庫用搬送装置の走行と昇降荷台の
昇降とで入庫対象位置まで搬送し、移載手段により棚の
入庫対象荷受け部に入庫移載する方法で行われ、出庫作
業は、棚の出庫対象荷受け部内から移載手段で昇降荷台
上に受け取った荷収納容器を、入出庫用搬送装置の走行
と昇降荷台の昇降とでホームポジションなどに搬送し、
その荷収納容器を移載手段で降ろす方法により行われる
のであるが、このような荷収納容器を利用する自動倉庫
では、既に棚に収納されている荷収納容器の内、特定の
容器に荷を補充する必要が生じる場合がある。
動倉庫での入庫作業は、ホームポジションなどで入出庫
用搬送装置が移載手段により昇降荷台上に受け取った荷
収納容器を、当該入出庫用搬送装置の走行と昇降荷台の
昇降とで入庫対象位置まで搬送し、移載手段により棚の
入庫対象荷受け部に入庫移載する方法で行われ、出庫作
業は、棚の出庫対象荷受け部内から移載手段で昇降荷台
上に受け取った荷収納容器を、入出庫用搬送装置の走行
と昇降荷台の昇降とでホームポジションなどに搬送し、
その荷収納容器を移載手段で降ろす方法により行われる
のであるが、このような荷収納容器を利用する自動倉庫
では、既に棚に収納されている荷収納容器の内、特定の
容器に荷を補充する必要が生じる場合がある。
【０００３】このような場合、従来の装置では、先に説
明した出庫作業時と同様に、荷を補充すべき荷収納容器
を入出庫用搬送装置で一旦ホームポジションなどの荷補
充作業場所まで搬送して所定場所に降ろし、荷を補充し
た後、再び当該荷収納容器を先に説明した入庫作業によ
り元の棚位置（荷受け部）に戻す必要があった。
明した出庫作業時と同様に、荷を補充すべき荷収納容器
を入出庫用搬送装置で一旦ホームポジションなどの荷補
充作業場所まで搬送して所定場所に降ろし、荷を補充し
た後、再び当該荷収納容器を先に説明した入庫作業によ
り元の棚位置（荷受け部）に戻す必要があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のような作業方法
では、荷を補充すべき荷収納容器が支持されている棚の
荷受け部とホームポジションなどの荷補充作業場所との
間で入出庫用搬送装置を２往復させなければならず、時
間及びランニングコストがかかり過ぎる欠点があった。
では、荷を補充すべき荷収納容器が支持されている棚の
荷受け部とホームポジションなどの荷補充作業場所との
間で入出庫用搬送装置を２往復させなければならず、時
間及びランニングコストがかかり過ぎる欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、棚(3) の各段荷受け部(19)に選択的に対応させ
得る昇降荷台(9) と、当該昇降荷台(9) 上に設けられ
て、対応する荷受け部(19)との間で荷収納容器(17)を移
載する移載手段(10)とを備えた入出庫用搬送装置(1) で
あって、前記移載手段(10)とは別に前記昇降荷台(9) 上
に設けられた荷補充用搬送手段(11)を備え、当該荷補充
用搬送手段(11)は、支持した補充する荷(18)を棚(3) の
各段荷受け部(19)に支持された荷収納容器(17)内に送出
するものであり、前記昇降荷台(9) は、棚(3) の各段荷
受け部(19)との間で荷収納容器(17)を入出庫するとき
は、前記移載手段(10)の各段荷受け部(19)に対する容器
移載高さに停止され、棚(3) の各段荷受け部(19)に支持
された荷収納容器(17)内に荷(18)を補充するときは、前
記容器移載高さとは異なる高さで、前記荷補充用搬送手
段(11)が各段荷受け部(19)上の荷収納容器(17)より若干
高くなる荷補充高さに停止されるように構成された点に
特徴を有する。
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで付して
示すと、棚(3) の各段荷受け部(19)に選択的に対応させ
得る昇降荷台(9) と、当該昇降荷台(9) 上に設けられ
て、対応する荷受け部(19)との間で荷収納容器(17)を移
載する移載手段(10)とを備えた入出庫用搬送装置(1) で
あって、前記移載手段(10)とは別に前記昇降荷台(9) 上
に設けられた荷補充用搬送手段(11)を備え、当該荷補充
用搬送手段(11)は、支持した補充する荷(18)を棚(3) の
各段荷受け部(19)に支持された荷収納容器(17)内に送出
するものであり、前記昇降荷台(9) は、棚(3) の各段荷
受け部(19)との間で荷収納容器(17)を入出庫するとき
は、前記移載手段(10)の各段荷受け部(19)に対する容器
移載高さに停止され、棚(3) の各段荷受け部(19)に支持
された荷収納容器(17)内に荷(18)を補充するときは、前
記容器移載高さとは異なる高さで、前記荷補充用搬送手
段(11)が各段荷受け部(19)上の荷収納容器(17)より若干
高くなる荷補充高さに停止されるように構成された点に
特徴を有する。
【０００６】荷補充用搬送手段(11)は、移載手段(10)で
移載される荷収納容器(17)を支持するレベルに配設する
ことも出来るし、移載手段(10)で移載される荷収納容器
(17)の移載経路の上側に配設することも出来る。
移載される荷収納容器(17)を支持するレベルに配設する
ことも出来るし、移載手段(10)で移載される荷収納容器
(17)の移載経路の上側に配設することも出来る。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図１〜図４に於いて、１はモノレー
ル電車タイプの入出庫用搬送装置であって、当該搬送装
置１を案内するガイドレール２は、地上に設置されてい
る棚３（通常は２台の棚が並設される）に沿った作業通
路の上方に架設されている。この入出庫用搬送装置１
は、モータ４に連動連結された走行用駆動車輪５、モー
タ６で駆動される巻き上げ繰り出し手段７、当該巻き上
げ繰り出し手段７によって巻き上げ繰り出しされる複数
本のベルト８によって昇降可能に吊り下げられた昇降荷
台９、及び当該昇降荷台９上に設けられた移載手段１０
と荷補充用搬送手段１１を備えている。
づいて説明すると、図１〜図４に於いて、１はモノレー
ル電車タイプの入出庫用搬送装置であって、当該搬送装
置１を案内するガイドレール２は、地上に設置されてい
る棚３（通常は２台の棚が並設される）に沿った作業通
路の上方に架設されている。この入出庫用搬送装置１
は、モータ４に連動連結された走行用駆動車輪５、モー
タ６で駆動される巻き上げ繰り出し手段７、当該巻き上
げ繰り出し手段７によって巻き上げ繰り出しされる複数
本のベルト８によって昇降可能に吊り下げられた昇降荷
台９、及び当該昇降荷台９上に設けられた移載手段１０
と荷補充用搬送手段１１を備えている。
【０００８】移載手段１０は、入出庫用搬送装置１の走
行方向に対し直交する容器移載経路脇で容器移載方向に
出退移動自在な横動体１２と、当該横動体１２の移動方
向両端に、垂直起立姿勢と容器移載経路側へ倒伏した容
器押し引き姿勢との間で起伏自在に軸支された一対のプ
ッシャー１３ａ，１３ｂと、横動体１２を出退移動させ
るための中間横動体１４及び固定ガイドレール１５とか
ら構成されている。横動体１２、中間横動体１４及び固
定ガイドレール１５から成る機構は、従来のランニング
フォークの機構と同一のもので、固定ガイドレール１５
に対して中間横動体１４を進出移動させると、当該中間
横動体１４に対して横動体１２が進出移動し、横動体１
２は、図１Ａ及び図２に示すようにその全体が昇降荷台
９から完全に進出する進出限位置に達する。また、固定
ガイドレール１５に対して中間横動体１４を後退移動さ
せると、当該中間横動体１４に対して横動体１２が後退
移動し、横動体１２は、図１Ｂ及び図３に示すように昇
降荷台９上の後退限位置に復帰する。
行方向に対し直交する容器移載経路脇で容器移載方向に
出退移動自在な横動体１２と、当該横動体１２の移動方
向両端に、垂直起立姿勢と容器移載経路側へ倒伏した容
器押し引き姿勢との間で起伏自在に軸支された一対のプ
ッシャー１３ａ，１３ｂと、横動体１２を出退移動させ
るための中間横動体１４及び固定ガイドレール１５とか
ら構成されている。横動体１２、中間横動体１４及び固
定ガイドレール１５から成る機構は、従来のランニング
フォークの機構と同一のもので、固定ガイドレール１５
に対して中間横動体１４を進出移動させると、当該中間
横動体１４に対して横動体１２が進出移動し、横動体１
２は、図１Ａ及び図２に示すようにその全体が昇降荷台
９から完全に進出する進出限位置に達する。また、固定
ガイドレール１５に対して中間横動体１４を後退移動さ
せると、当該中間横動体１４に対して横動体１２が後退
移動し、横動体１２は、図１Ｂ及び図３に示すように昇
降荷台９上の後退限位置に復帰する。
【０００９】荷補充用搬送手段１１は、昇降荷台９上の
容器移載経路の底面を構成するように設置された駆動ベ
ルトコンベヤ１６から構成され、荷収納容器１７内に補
充する荷１８を、図１Ｂ及び図３に示すように移載手段
１０による容器移載方向と同一方向に搬送するものであ
る。勿論、当該駆動ベルトコンベヤ１６は、昇降荷台９
上の容器移載方向の全長にわたって設けられている。
容器移載経路の底面を構成するように設置された駆動ベ
ルトコンベヤ１６から構成され、荷収納容器１７内に補
充する荷１８を、図１Ｂ及び図３に示すように移載手段
１０による容器移載方向と同一方向に搬送するものであ
る。勿論、当該駆動ベルトコンベヤ１６は、昇降荷台９
上の容器移載方向の全長にわたって設けられている。
【００１０】棚３には、入出庫用搬送装置１の走行方向
と昇降荷台９の昇降方向とに区画された多数の荷受け部
１９が設けられている。各荷受け部１９は、荷収納容器
１７が容器移載方向に滑動し得る水平支持板２０から構
成されている。図２及び図３に示す例では、水平支持板
２０上に複数の荷受け部１９が仕切りなしに並設されて
いるが、各荷受け部１９ごとに仕切りを設けることも出
来るし、各荷受け部１９ごとに独立して棚支柱に支持さ
れる水平支持板２０を配設することも出来る。
と昇降荷台９の昇降方向とに区画された多数の荷受け部
１９が設けられている。各荷受け部１９は、荷収納容器
１７が容器移載方向に滑動し得る水平支持板２０から構
成されている。図２及び図３に示す例では、水平支持板
２０上に複数の荷受け部１９が仕切りなしに並設されて
いるが、各荷受け部１９ごとに仕切りを設けることも出
来るし、各荷受け部１９ごとに独立して棚支柱に支持さ
れる水平支持板２０を配設することも出来る。
【００１１】荷収納容器１７を棚３に入庫するときは、
荷収納容器１７が図１Ａ及び図２に夫々仮想線で示すよ
うに、昇降荷台９の定位置、即ち駆動ベルトコンベヤ１
６上で、移載手段１０の一対のプッシャー１３ａ，１３
ｂ間に挟まれる位置に載置された荷収納容器１７を、入
出庫用搬送装置１の走行と昇降荷台９の昇降運動とによ
り、棚３の入庫対象荷受け部１９の真横位置まで搬送す
る。このとき、駆動ベルトコンベヤ１６の容器支持レベ
ルと荷受け部１９に於ける水平支持板２０の容器支持レ
ベルとは同一である。一方、移載手段１０に於ける一対
のプッシャー１３ａ，１３ｂは、容器押し引き姿勢に倒
伏して駆動ベルトコンベヤ１６上の荷収納容器１７を挟
んでいる。
荷収納容器１７が図１Ａ及び図２に夫々仮想線で示すよ
うに、昇降荷台９の定位置、即ち駆動ベルトコンベヤ１
６上で、移載手段１０の一対のプッシャー１３ａ，１３
ｂ間に挟まれる位置に載置された荷収納容器１７を、入
出庫用搬送装置１の走行と昇降荷台９の昇降運動とによ
り、棚３の入庫対象荷受け部１９の真横位置まで搬送す
る。このとき、駆動ベルトコンベヤ１６の容器支持レベ
ルと荷受け部１９に於ける水平支持板２０の容器支持レ
ベルとは同一である。一方、移載手段１０に於ける一対
のプッシャー１３ａ，１３ｂは、容器押し引き姿勢に倒
伏して駆動ベルトコンベヤ１６上の荷収納容器１７を挟
んでいる。
【００１２】係る状態で移載手段１０の横動体１２を、
図１Ａ及び図２に夫々実線で示すように進出限位置まで
進出移動させて、一対のプッシャー１３ａ，１３ｂが挟
んでいる駆動ベルトコンベヤ１６上の荷収納容器１７
を、後ろ側になるプッシャー１３ａにより後押しして、
昇降荷台９上から入庫対象荷受け部１９の定位置まで搬
出させる。このとき、駆動ベルトコンベヤ１６も横動体
１２の移動速度と同一速度で容器搬出方向に駆動させて
も良いし、コンベヤベルト上を荷収納容器１７が円滑に
滑動し得るときは、駆動ベルトコンベヤ１６を駆動する
必要はない。荷収納容器１７が棚３の荷受け部１９内に
搬出されたならば、一対のプッシャー１３ａ，１３ｂを
垂直起立姿勢に切り換えた後、横動体１２を後退限位置
まで後退移動させて、昇降荷台９上に戻せば良い。
図１Ａ及び図２に夫々実線で示すように進出限位置まで
進出移動させて、一対のプッシャー１３ａ，１３ｂが挟
んでいる駆動ベルトコンベヤ１６上の荷収納容器１７
を、後ろ側になるプッシャー１３ａにより後押しして、
昇降荷台９上から入庫対象荷受け部１９の定位置まで搬
出させる。このとき、駆動ベルトコンベヤ１６も横動体
１２の移動速度と同一速度で容器搬出方向に駆動させて
も良いし、コンベヤベルト上を荷収納容器１７が円滑に
滑動し得るときは、駆動ベルトコンベヤ１６を駆動する
必要はない。荷収納容器１７が棚３の荷受け部１９内に
搬出されたならば、一対のプッシャー１３ａ，１３ｂを
垂直起立姿勢に切り換えた後、横動体１２を後退限位置
まで後退移動させて、昇降荷台９上に戻せば良い。
【００１３】棚３内から荷収納容器１７を出庫するとき
は、入出庫用搬送装置１の走行と昇降荷台９の昇降運動
とにより、棚３の出庫対象荷受け部１９の真横位置まで
昇降荷台９を移動させる。このとき、駆動ベルトコンベ
ヤ１６の容器支持レベルと荷受け部１９に於ける水平支
持板２０の容器支持レベルとは同一である。次に、移載
手段１０に於ける一対のプッシャー１３ａ，１３ｂが垂
直起立姿勢にある状態で横動体１２を後退限位置から進
出限位置まで、出庫対象荷受け部１９内の荷収納容器１
７の横側方位置を移動させる。
は、入出庫用搬送装置１の走行と昇降荷台９の昇降運動
とにより、棚３の出庫対象荷受け部１９の真横位置まで
昇降荷台９を移動させる。このとき、駆動ベルトコンベ
ヤ１６の容器支持レベルと荷受け部１９に於ける水平支
持板２０の容器支持レベルとは同一である。次に、移載
手段１０に於ける一対のプッシャー１３ａ，１３ｂが垂
直起立姿勢にある状態で横動体１２を後退限位置から進
出限位置まで、出庫対象荷受け部１９内の荷収納容器１
７の横側方位置を移動させる。
【００１４】横動体１２が進出限位置に到達すれば、一
対のプッシャー１３ａ，１３ｂを垂直起立姿勢から倒伏
させて容器押し引き姿勢に切り換え、当該一対のプッシ
ャー１３ａ，１３ｂを出庫対象の荷収納容器１７の前後
に位置させる。そして横動体１２を後退限位置まで後退
移動させることにより、後ろ側になるプッシャー１３ｂ
により出庫対象荷収納容器１７を後押しして、当該荷収
納容器１７を昇降荷台９上の定位置まで引き込ませる。
このとき、駆動ベルトコンベヤ１６も横動体１２の移動
速度と同一速度で容器引き込み方向に駆動させても良い
し、コンベヤベルト上を荷収納容器１７が円滑に滑動し
得るときは、駆動ベルトコンベヤ１６を駆動する必要は
ない。
対のプッシャー１３ａ，１３ｂを垂直起立姿勢から倒伏
させて容器押し引き姿勢に切り換え、当該一対のプッシ
ャー１３ａ，１３ｂを出庫対象の荷収納容器１７の前後
に位置させる。そして横動体１２を後退限位置まで後退
移動させることにより、後ろ側になるプッシャー１３ｂ
により出庫対象荷収納容器１７を後押しして、当該荷収
納容器１７を昇降荷台９上の定位置まで引き込ませる。
このとき、駆動ベルトコンベヤ１６も横動体１２の移動
速度と同一速度で容器引き込み方向に駆動させても良い
し、コンベヤベルト上を荷収納容器１７が円滑に滑動し
得るときは、駆動ベルトコンベヤ１６を駆動する必要は
ない。
【００１５】なお、入出庫用搬送装置１のホームポジシ
ョンには、所定レベルにある昇降荷台９の左右両側に入
庫用荷受け台と出庫用荷受け台とを配設し、入庫すべき
荷収納容器１７は入庫用荷受け台上から移載手段１０に
より昇降荷台９上に引き込み移載させ、出庫すべき荷収
納容器１７は昇降荷台９上から出庫用荷受け台上へ移載
手段１０により押し出し移載させることが出来る。
ョンには、所定レベルにある昇降荷台９の左右両側に入
庫用荷受け台と出庫用荷受け台とを配設し、入庫すべき
荷収納容器１７は入庫用荷受け台上から移載手段１０に
より昇降荷台９上に引き込み移載させ、出庫すべき荷収
納容器１７は昇降荷台９上から出庫用荷受け台上へ移載
手段１０により押し出し移載させることが出来る。
【００１６】棚３に収納されている荷収納容器１７内に
荷１８を補充するときは、その補充すべき荷１８を、例
えば入出庫用搬送装置１のホームポジションに於いて、
昇降荷台９上の駆動ベルトコンベヤ１６上に載置する。
そして入出庫用搬送装置１の走行と昇降荷台９の昇降と
により、図３に示すように荷補充対象の荷収納容器１７
が収納されている荷受け部１９の真横位置まで昇降荷台
９を移動させるが、このとき図１Ｂに示すように、駆動
ベルトコンベヤ１６の容器支持レベルが荷補充対象の荷
収納容器１７の上端より若干高くなるレベルで昇降荷台
９の昇降を停止させておく。係る状態で駆動ベルトコン
ベヤ１６を駆動して、当該コンベヤ１６上の荷１８を棚
３内の荷補充対象の荷収納容器１７の方へ搬出させる
と、当該荷１８は、図１Ｂ及び図３夫々仮想線で示すよ
うに駆動ベルトコンベヤ１６上から荷補充対象の荷収納
容器１７内へ送出され、当該荷収納容器１７に対する荷
１８の補充が完了する。
荷１８を補充するときは、その補充すべき荷１８を、例
えば入出庫用搬送装置１のホームポジションに於いて、
昇降荷台９上の駆動ベルトコンベヤ１６上に載置する。
そして入出庫用搬送装置１の走行と昇降荷台９の昇降と
により、図３に示すように荷補充対象の荷収納容器１７
が収納されている荷受け部１９の真横位置まで昇降荷台
９を移動させるが、このとき図１Ｂに示すように、駆動
ベルトコンベヤ１６の容器支持レベルが荷補充対象の荷
収納容器１７の上端より若干高くなるレベルで昇降荷台
９の昇降を停止させておく。係る状態で駆動ベルトコン
ベヤ１６を駆動して、当該コンベヤ１６上の荷１８を棚
３内の荷補充対象の荷収納容器１７の方へ搬出させる
と、当該荷１８は、図１Ｂ及び図３夫々仮想線で示すよ
うに駆動ベルトコンベヤ１６上から荷補充対象の荷収納
容器１７内へ送出され、当該荷収納容器１７に対する荷
１８の補充が完了する。
【００１７】上記実施例では、荷補充用搬送手段１１
（駆動ベルトコンベヤ１６）は、移載手段１０で移載さ
れる荷収納容器１７を支持するレベルに配設されてい
て、荷補充用搬送手段１１（駆動ベルトコンベヤ１６）
が、移載手段１０で移載される荷収納容器１７の移載方
向の搬送を助ける搬送手段を兼用し得る構造としたが、
図４に示すように荷補充用搬送手段１１（駆動ベルトコ
ンベヤ１６）は、移載手段１０で移載される荷収納容器
１７の移載経路の上側に配設することも出来る。この場
合、荷補充作業時の昇降荷台９の停止レベルが、先の実
施例と比較して低くなるだけで、同じ要領で棚内の荷収
納容器１７に対する荷１８の補充作業が行える。
（駆動ベルトコンベヤ１６）は、移載手段１０で移載さ
れる荷収納容器１７を支持するレベルに配設されてい
て、荷補充用搬送手段１１（駆動ベルトコンベヤ１６）
が、移載手段１０で移載される荷収納容器１７の移載方
向の搬送を助ける搬送手段を兼用し得る構造としたが、
図４に示すように荷補充用搬送手段１１（駆動ベルトコ
ンベヤ１６）は、移載手段１０で移載される荷収納容器
１７の移載経路の上側に配設することも出来る。この場
合、荷補充作業時の昇降荷台９の停止レベルが、先の実
施例と比較して低くなるだけで、同じ要領で棚内の荷収
納容器１７に対する荷１８の補充作業が行える。
【００１８】また、この構成であれば、荷補充用搬送手
段１１（駆動ベルトコンベヤ１６）上で支持され且つ搬
送される荷１８の位置を規制する左右一対のガイド２１
間の巾を、図２に示すように荷収納容器１７を案内する
ための設けられる左右一対のガイド２２間の巾よりも、
荷１８の巾に応じて狭めることが出来、荷１８を確実に
荷収納容器１７内に送出することが出来る。更に、移載
手段１０に於ける昇降荷台９上での容器支持部２３は、
例えば自由回動可能なベルトコンベヤやローラコンベヤ
を配設するなど、移載手段１０に最も都合の良い構成と
することが出来る。
段１１（駆動ベルトコンベヤ１６）上で支持され且つ搬
送される荷１８の位置を規制する左右一対のガイド２１
間の巾を、図２に示すように荷収納容器１７を案内する
ための設けられる左右一対のガイド２２間の巾よりも、
荷１８の巾に応じて狭めることが出来、荷１８を確実に
荷収納容器１７内に送出することが出来る。更に、移載
手段１０に於ける昇降荷台９上での容器支持部２３は、
例えば自由回動可能なベルトコンベヤやローラコンベヤ
を配設するなど、移載手段１０に最も都合の良い構成と
することが出来る。
【００１９】なお、移載手段１０や荷補充用搬送手段１
１の構成は、上記実施例のものに限定されない。例えば
移載手段１０としては、ランニングフォーク形式のもの
や、荷収納容器の端部に設けられている被係止部に係合
する容器押し引き用係止具を備えたものなどが利用出来
るし、荷補充用搬送手段１１としては、駆動ローラコン
ベヤや、往復移動するプッシャーなども利用出来る。ま
た、昇降荷台９がモノレール電車タイプの入出庫用搬送
装置１から昇降可能に吊り下げられたものを示したが、
支柱に沿って昇降する昇降荷台（キャレッジ）を備えた
スタッカークレーンタイプの入出庫用搬送装置にも本発
明は適用出来る。
１の構成は、上記実施例のものに限定されない。例えば
移載手段１０としては、ランニングフォーク形式のもの
や、荷収納容器の端部に設けられている被係止部に係合
する容器押し引き用係止具を備えたものなどが利用出来
るし、荷補充用搬送手段１１としては、駆動ローラコン
ベヤや、往復移動するプッシャーなども利用出来る。ま
た、昇降荷台９がモノレール電車タイプの入出庫用搬送
装置１から昇降可能に吊り下げられたものを示したが、
支柱に沿って昇降する昇降荷台（キャレッジ）を備えた
スタッカークレーンタイプの入出庫用搬送装置にも本発
明は適用出来る。
【００２０】
【発明の作用及び効果】以上のように本発明の入出庫用
搬送装置によれば、棚に収納されている荷収納容器内に
荷を補充する必要が生じたときは、その補充すべき荷を
荷補充用搬送手段上に支持させた状態で入出庫用搬送装
置を、荷を補充すべき荷収納容器が収納されている棚位
置まで走行させた後、荷補充用搬送手段を作動させて、
当該荷補充用搬送手段上の荷を棚側の荷収納容器内に送
出補充することが出来る。
搬送装置によれば、棚に収納されている荷収納容器内に
荷を補充する必要が生じたときは、その補充すべき荷を
荷補充用搬送手段上に支持させた状態で入出庫用搬送装
置を、荷を補充すべき荷収納容器が収納されている棚位
置まで走行させた後、荷補充用搬送手段を作動させて、
当該荷補充用搬送手段上の荷を棚側の荷収納容器内に送
出補充することが出来る。
【００２１】従って、従来のように荷を補充すべき荷収
納容器を棚から一旦入出庫用搬送装置のホームポジショ
ンなどに於ける荷補充作業場所まで出庫し、荷を補充し
た後に再び当該荷収納容器を入庫しなければならない場
合と比較して、荷を補充すべき荷収納容器を棚の収納位
置と荷補充作業場所との間で往復搬送する時間が不要と
なり、しかも棚内から荷収納容器を入出庫用搬送装置側
に取り出す必要もないので、大幅な能率アップとランニ
ングコストの低減を図ることが出来る。
納容器を棚から一旦入出庫用搬送装置のホームポジショ
ンなどに於ける荷補充作業場所まで出庫し、荷を補充し
た後に再び当該荷収納容器を入庫しなければならない場
合と比較して、荷を補充すべき荷収納容器を棚の収納位
置と荷補充作業場所との間で往復搬送する時間が不要と
なり、しかも棚内から荷収納容器を入出庫用搬送装置側
に取り出す必要もないので、大幅な能率アップとランニ
ングコストの低減を図ることが出来る。
【００２２】特に実施例にも示したように、荷補充用搬
送手段を、移載手段で移載される荷収納容器を支持する
レベルに配設するときは、荷補充用搬送手段を、移載手
段で移載される荷収納容器の移載方向の搬送を助ける搬
送手段に兼用させることも可能となる。
送手段を、移載手段で移載される荷収納容器を支持する
レベルに配設するときは、荷補充用搬送手段を、移載手
段で移載される荷収納容器の移載方向の搬送を助ける搬
送手段に兼用させることも可能となる。
【図１】 Ａ図は荷収納容器の入庫移載作業時の状態を
示す要部の縦断正面図であり、Ｂ図は荷補充作業時の状
態を示す要部の縦断正面図である。
示す要部の縦断正面図であり、Ｂ図は荷補充作業時の状
態を示す要部の縦断正面図である。
【図２】 図１Ａの横断平面図である。
【図３】 図１Ｂの横断平面図である。
【図４】 別の実施例を示す要部の縦断側面図である。
１ モノレール電車タイプの入出庫用搬送装置 ２ ガイドレール ３ 棚 ８ 昇降荷台吊り下げベルト ９ 昇降荷台 １０ 移載手段 １１ 荷補充用搬送手段 １２ 横動体 １３ａ 容器押し引き用プッシャー １３ｂ 容器押し引き用プッシャー １４ 中間横動体 １６ 駆動ベルトコンベヤ １７ 荷収納容器 １８ 補充すべき荷 １９ 棚側の荷受け部
Claims (3)
- 【請求項１】棚(3) の各段荷受け部(19)に選択的に対応
させ得る昇降荷台(9) と、当該昇降荷台(9) 上に設けら
れて、対応する荷受け部(19)との間で荷収納容器(17)を
移載する移載手段(10)とを備えた入出庫用搬送装置(1)
であって、前記移載手段(10)とは別に前記昇降荷台(9) 上に設けら
れた荷補充用搬送手段(11)を備え、当該荷補充用搬送手
段(11)は、支持した補充する荷(18)を棚(3) の各段荷受
け部(19)に支持された荷収納容器(17)内に送出するもの
であり、 前記昇降荷台(9) は、棚(3) の各段荷受け部(19)との間
で荷収納容器(17)を入出庫するときは、前記移載手段(1
0)の各段荷受け部(19)に対する容器移載高さに停止さ
れ、棚(3) の各段荷受け部(19)に支持された荷収納容器
(17)内に荷(18)を補充するときは、前記容器移載高さと
は異なる高さで、前記荷補充用搬送手段(11)が各段荷受
け部(19)上の荷収納容器(17)より若干高くなる荷補充高
さに停止されるように構成された 入出庫用搬送装置。 - 【請求項２】荷補充用搬送手段(11)は、移載手段(10)で
移載される荷収納容器(17)を支持するレベルに配設され
ている請求項１に記載の入出庫用搬送装置。 - 【請求項３】荷補充用搬送手段(11)は、移載手段(10)で
移載される荷収納容器(17)の移載経路の上側に配設され
ている請求項１に記載の入出庫用搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307194A JP2985621B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 入出庫用搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5307194A JP2985621B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 入出庫用搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137806A JPH07137806A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2985621B2 true JP2985621B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17966178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5307194A Expired - Fee Related JP2985621B2 (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 入出庫用搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2985621B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019125147A1 (en) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | I-Collector Holding Bv | Device for storage of articles |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20150321845A1 (en) * | 2012-09-05 | 2015-11-12 | Murata Machinery, Ltd. | Transfer device |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP5307194A patent/JP2985621B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019125147A1 (en) * | 2017-12-18 | 2019-06-27 | I-Collector Holding Bv | Device for storage of articles |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07137806A (ja) | 1995-05-30 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |