JPH04129907A - 自動倉庫システムおよび自動倉庫 - Google Patents
自動倉庫システムおよび自動倉庫Info
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- JPH04129907A JPH04129907A JP25153090A JP25153090A JPH04129907A JP H04129907 A JPH04129907 A JP H04129907A JP 25153090 A JP25153090 A JP 25153090A JP 25153090 A JP25153090 A JP 25153090A JP H04129907 A JPH04129907 A JP H04129907A
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Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04H—BUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
- E04H6/00—Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
- E04H6/08—Garages for many vehicles
- E04H6/12—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
- E04H6/18—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
- E04H6/185—Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions using comb-type transfer means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、地上や地下に設けられる駐車場や倉庫あるい
は自動車等の輸送用船舶等に用いて好適な自動倉庫シス
テムおよび自動倉庫に関する。
は自動車等の輸送用船舶等に用いて好適な自動倉庫シス
テムおよび自動倉庫に関する。
「従来の技術」
産業活動の活発化ならびに需要の増大に伴って、多種多
様の物が大量に生産され流通過程に載せられている現在
において、かかる大量の物をいかに保管するかが問題と
されている。このため、大量の物を一時的に保管するた
めの大規模な倉庫が各地に建設されている。
様の物が大量に生産され流通過程に載せられている現在
において、かかる大量の物をいかに保管するかが問題と
されている。このため、大量の物を一時的に保管するた
めの大規模な倉庫が各地に建設されている。
一方、近年の地価高騰ならびに自動車の保有台数の急増
に伴って、都市部における駐車場の確保が困難な状況と
なっている。特にデパート等の集中する市街地における
駐車場の不足は深刻であって、このような状況下にあっ
て駐車場を複数層に重ねたいわゆる立体駐車場が種々提
案されている。
に伴って、都市部における駐車場の確保が困難な状況と
なっている。特にデパート等の集中する市街地における
駐車場の不足は深刻であって、このような状況下にあっ
て駐車場を複数層に重ねたいわゆる立体駐車場が種々提
案されている。
そのような立体駐車場の一従来例として第20図および
第21図に示すようなものが提供されていた。
第21図に示すようなものが提供されていた。
この立体駐車場は、地下に形成された複数層の駐車スペ
ースに車両を駐車するものである。
ースに車両を駐車するものである。
第20図は車両の入出本場を示す図であって、図中、符
号1は入出庫フロア、符号2は車両の搬入用の際に上下
搬送するためのエレベータをそれぞれ示している。
号1は入出庫フロア、符号2は車両の搬入用の際に上下
搬送するためのエレベータをそれぞれ示している。
これら入庫(出庫)フロア1の下面およびエレベ−タ2
の下面には、外観棒状の動力ローラ3が、車両の前輪と
後輪とに対応するように設けられている。この動力ロー
ラ3の表面は、前記入庫(出庫)フロア1の下面および
エレベータ2の下面から露出した形態で設けられている
。
の下面には、外観棒状の動力ローラ3が、車両の前輪と
後輪とに対応するように設けられている。この動力ロー
ラ3の表面は、前記入庫(出庫)フロア1の下面および
エレベータ2の下面から露出した形態で設けられている
。
第21図は、駐車スペースが設けられた各層における前
記エレベータ2の周辺および駐車スペースを示す図であ
って、図中、符号4は、各層において車両を水平搬送の
ための動力台車、符号5は駐車スペースをそれぞれ示し
ている。
記エレベータ2の周辺および駐車スペースを示す図であ
って、図中、符号4は、各層において車両を水平搬送の
ための動力台車、符号5は駐車スペースをそれぞれ示し
ている。
これら動力台車3および駐車スペース5にも、前記エレ
ベータ2等と同様に車両の前輪と後輪に対応して動力ロ
ーラ3が設けられている。
ベータ2等と同様に車両の前輪と後輪に対応して動力ロ
ーラ3が設けられている。
このような構成からなる立体駐車場において車両を搬入
用する場合は、次のようにして行っていIこ。
用する場合は、次のようにして行っていIこ。
まず、駐車すべき車両を入庫フロア1へ移動し、車両の
前輪と後輪を前記動力ローラ3上に載置した状態とする
。
前輪と後輪を前記動力ローラ3上に載置した状態とする
。
この後、動力ローラ3をエレベータ2側へ回転させて、
車両をエレベータ2内へ搬入する。
車両をエレベータ2内へ搬入する。
この時、空の駐車スペース5を予め検出しておくととも
に、当該駐車スペース5のフロアまで前記エレベータ2
を移動させ、当該フロア1の動力台車4をエレベータ2
の直前部へと移動させて待機の状態としておく。
に、当該駐車スペース5のフロアまで前記エレベータ2
を移動させ、当該フロア1の動力台車4をエレベータ2
の直前部へと移動させて待機の状態としておく。
所望のフロア1に車両を載せたエレベータ2が到達した
ら、エレベータ2の動力ローラ3および前記動力台車4
の動力ローラ3を作動さゼて、車両をエレベータ2から
動力台車4へと移載する。
ら、エレベータ2の動力ローラ3および前記動力台車4
の動力ローラ3を作動さゼて、車両をエレベータ2から
動力台車4へと移載する。
車両を動力台車4へ移載した後、予め検出されていた空
の駐車スペースへ向って車両ごと動力台車4を移動させ
る。
の駐車スペースへ向って車両ごと動力台車4を移動させ
る。
動力台車4が前記駐車スペース5に到達したら、これら
の動力ローラ3を作動させて車両を動力台車4から駐車
スペース5へと移載して車両の入庫を完了する。
の動力ローラ3を作動させて車両を動力台車4から駐車
スペース5へと移載して車両の入庫を完了する。
車両を出庫する場合は、前述と逆の手順によって行う。
「発明が解決しようとする課題」
しかし、前記従来例においては、例えばエレベータから
動力台車4へ車両を移載するときに、動力ローラ3の回
転方向に対して車両の向きが変化すると的確な移載を行
うことが困難であった。このような場合に、動力ローラ
3の回転数を電気的に制御する方法が考えられるが、装
置が繁雑となって装置の製作時および操作時においてそ
の煩に絶えない。
動力台車4へ車両を移載するときに、動力ローラ3の回
転方向に対して車両の向きが変化すると的確な移載を行
うことが困難であった。このような場合に、動力ローラ
3の回転数を電気的に制御する方法が考えられるが、装
置が繁雑となって装置の製作時および操作時においてそ
の煩に絶えない。
また、回転部である動力ローラが、車両の車輪に直接液
するため、車輪の汚れ(特に積雪時の雪等)により、動
力ローラ部で異物がはさまり、作動不良を生ずる。また
、汚れによって動力ローラ3と車輪とのすべりを生じ、
車両の送りが不完全な他、走行台車の発停時に車両がす
べって移動する等の問題を生ずる。
するため、車輪の汚れ(特に積雪時の雪等)により、動
力ローラ部で異物がはさまり、作動不良を生ずる。また
、汚れによって動力ローラ3と車輪とのすべりを生じ、
車両の送りが不完全な他、走行台車の発停時に車両がす
べって移動する等の問題を生ずる。
また、動力台車4は、下面に設けられた走行部の接地面
(図示路)から上面に設けられた動力ローラ3までの高
さが常に一定であるとともに、動力ローラ3の露出して
いる分だけ高くなっていた。
(図示路)から上面に設けられた動力ローラ3までの高
さが常に一定であるとともに、動力ローラ3の露出して
いる分だけ高くなっていた。
動力台車4の高さが高くなると、車両を載せたときの高
さも当然に高くなるため、動力台車4が走行する走行軌
道の周辺の空間をそれだけ大きく取らなければならず、
駐車場自体も大きくなっていた。さらに、動力台車4の
接地面から動力ローラ3の上部までの高さに相当する空
間は駐車スペースとはならず、デッドスペースが大きか
った。しかも、動力台車4がエレベータや駐車スペース
の直前に待機して停車中でなければ車両の移載を行えな
いという不都合があった。
さも当然に高くなるため、動力台車4が走行する走行軌
道の周辺の空間をそれだけ大きく取らなければならず、
駐車場自体も大きくなっていた。さらに、動力台車4の
接地面から動力ローラ3の上部までの高さに相当する空
間は駐車スペースとはならず、デッドスペースが大きか
った。しかも、動力台車4がエレベータや駐車スペース
の直前に待機して停車中でなければ車両の移載を行えな
いという不都合があった。
このような事態は、前述の駐車場のみならず、車両以外
の物を保管するための倉庫等においても同様にあてはま
るものである。
の物を保管するための倉庫等においても同様にあてはま
るものである。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、保管
物の搬入用を容易かつ迅速に行うことができ、また装置
自体の大きさをできるだけ小さくすることのできる自動
倉庫システムおよび自動倉庫を提供することを目的とし
ている。
物の搬入用を容易かつ迅速に行うことができ、また装置
自体の大きさをできるだけ小さくすることのできる自動
倉庫システムおよび自動倉庫を提供することを目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」
本発明の第1の態様は、保管物を保管スペースに搬入す
るにあたり、保管物を仮置台に一時的に載置し、この保
管物を仮置台から走行台車に移載し、保管スペースから
予めパレットを移載した移載台車へ向けて前記走行台車
を移動し、当該走行台車から移載台車へと保管物を移載
し、この後、移載台車からパレットとともに保管物を前
記保管スペースへ移載することを特徴としている。
るにあたり、保管物を仮置台に一時的に載置し、この保
管物を仮置台から走行台車に移載し、保管スペースから
予めパレットを移載した移載台車へ向けて前記走行台車
を移動し、当該走行台車から移載台車へと保管物を移載
し、この後、移載台車からパレットとともに保管物を前
記保管スペースへ移載することを特徴としている。
また、本発明の第2の態様は、保管物を保管スペースか
ら搬出するにあたり、保管物を受載したパレットを移載
台車へ移載し、移載台車から走行台車へと保管物を移載
し、保管物を受載した走行台車を仮置台へ移動し、走行
台車から仮置台へ保管物を移載することを特徴としてい
る。
ら搬出するにあたり、保管物を受載したパレットを移載
台車へ移載し、移載台車から走行台車へと保管物を移載
し、保管物を受載した走行台車を仮置台へ移動し、走行
台車から仮置台へ保管物を移載することを特徴としてい
る。
また、本発明の第3の態様は、保管物を保管スペースに
搬入するにあたり、エレベータで保管フロアに搬入した
保管物を仮置台に一時的に移載載置し、この保管物を仮
置台から走行台車に移載し、保管スペースから予めパレ
ットを移載した移載台車へ向けて前記走行台車を移動し
、当該走行台車から移載台車へと保管物を移載し、この
後、移載台車からパレットとともに保管物を前記保管ス
ベ−スヘ移載することを特徴としている。
搬入するにあたり、エレベータで保管フロアに搬入した
保管物を仮置台に一時的に移載載置し、この保管物を仮
置台から走行台車に移載し、保管スペースから予めパレ
ットを移載した移載台車へ向けて前記走行台車を移動し
、当該走行台車から移載台車へと保管物を移載し、この
後、移載台車からパレットとともに保管物を前記保管ス
ベ−スヘ移載することを特徴としている。
また、本発明の第4の態様は、保管物を保管スペースか
ら搬出するにあたり、保管物を受載したパレットを移載
台車へ移載し、移載台車から走行台車へと保管物を移載
し、保管物を受載した走行台車を仮置台へ移動し、走行
台車から仮置台へ保管物を移載し、この後、仮置台から
エレベータへ保管物を移載することを特徴としている。
ら搬出するにあたり、保管物を受載したパレットを移載
台車へ移載し、移載台車から走行台車へと保管物を移載
し、保管物を受載した走行台車を仮置台へ移動し、走行
台車から仮置台へ保管物を移載し、この後、仮置台から
エレベータへ保管物を移載することを特徴としている。
また、本発明の第5の態様は、仮置台と、前記仮置台に
載置された保管物を受載して走行軌道上を走行する走行
台車と、この走行台車上の保管物を走行台車から受載し
保管スペースへ移載する移載台車と、前記保管スペース
に配置され、前記移載台車との間で保管物の受移載を行
うためのパレットとを備え、前記走行台車は、走行機構
を有する走行部上に保管物を載置する載置部が設けられ
、この載置部が上下動装置によって上下動自在に構成さ
れ、前記移載台車は、走行機構を有する走行部の上面が
前記パレットを定位置載置可能に形成され、かつ当該パ
レットを移載台車から保管スペースへと可逆的に移送可
能な送り機構が設けられて構成され、前記仮置台および
走行台車の載置部ならびにパレットは互いにすれ違い自
在に略櫛形に形成されてなることを特徴としている。
載置された保管物を受載して走行軌道上を走行する走行
台車と、この走行台車上の保管物を走行台車から受載し
保管スペースへ移載する移載台車と、前記保管スペース
に配置され、前記移載台車との間で保管物の受移載を行
うためのパレットとを備え、前記走行台車は、走行機構
を有する走行部上に保管物を載置する載置部が設けられ
、この載置部が上下動装置によって上下動自在に構成さ
れ、前記移載台車は、走行機構を有する走行部の上面が
前記パレットを定位置載置可能に形成され、かつ当該パ
レットを移載台車から保管スペースへと可逆的に移送可
能な送り機構が設けられて構成され、前記仮置台および
走行台車の載置部ならびにパレットは互いにすれ違い自
在に略櫛形に形成されてなることを特徴としている。
さらに、本発明の第6の態様は、保管物を保管フロアへ
搬入するエレベータと、該保管フロアにおいて前記エレ
ベータに隣接して設けられた走行軌道と、この走行軌道
に近接して設けられた保管スペースと、前記走行軌道上
でかつ前記エレベータに近接して設けられた仮置台と、
前記仮置台にエレベータから移載載置された保管物を受
載して走行軌道上を走行する走行台車と、この走行台車
上の保管物を走行台車から受載し保管スペースへ移載す
る移載台車と、前記保管スペースに配置され、前記移載
台車との間で保管物の受移載を行うためのパレットとを
備え、前記走行台車は、走行機構を有する走行部上に保
管物を載置する載置部が設けられ、この載置部が上下動
装置によって上下動自在に構成され、前記移載台車は、
走行機構を有する走行部の上面が前記パレットを定位置
載I 置可能に形成され、かつ当該パレットを移載台車から保
管スペースへと可逆的に移送可能な送り機構が設けられ
て構成され、前記エレベータおよび仮置台および走行台
車の載置部ならびにパレットは互いにすれ違い自在に略
櫛形に形成されてなることを特徴としている。
搬入するエレベータと、該保管フロアにおいて前記エレ
ベータに隣接して設けられた走行軌道と、この走行軌道
に近接して設けられた保管スペースと、前記走行軌道上
でかつ前記エレベータに近接して設けられた仮置台と、
前記仮置台にエレベータから移載載置された保管物を受
載して走行軌道上を走行する走行台車と、この走行台車
上の保管物を走行台車から受載し保管スペースへ移載す
る移載台車と、前記保管スペースに配置され、前記移載
台車との間で保管物の受移載を行うためのパレットとを
備え、前記走行台車は、走行機構を有する走行部上に保
管物を載置する載置部が設けられ、この載置部が上下動
装置によって上下動自在に構成され、前記移載台車は、
走行機構を有する走行部の上面が前記パレットを定位置
載I 置可能に形成され、かつ当該パレットを移載台車から保
管スペースへと可逆的に移送可能な送り機構が設けられ
て構成され、前記エレベータおよび仮置台および走行台
車の載置部ならびにパレットは互いにすれ違い自在に略
櫛形に形成されてなることを特徴としている。
「作用」
本発明の自動倉庫システムおよび自動倉庫においては、
入庫に際しては、まずエレベータで保管フロアに搬入し
た保管物を仮置台に一時的に載置する。この時、エレベ
ータの載置部は、保管物を載せたまま仮置台よりもやや
上方位置において仮置台側へ移動する。そして、エレベ
ータの載置部が仮置台の上方へ移動した後、この載置部
を仮置台とすれ違うようにして下降させ保管物のみを仮
置台に載せる。同様にして、仮置台と走行台車との間で
の保管物の移載および走行台車と移載台車上のパレット
との間での保管物の移載を行って保管物を保管スペース
へ搬送する。
入庫に際しては、まずエレベータで保管フロアに搬入し
た保管物を仮置台に一時的に載置する。この時、エレベ
ータの載置部は、保管物を載せたまま仮置台よりもやや
上方位置において仮置台側へ移動する。そして、エレベ
ータの載置部が仮置台の上方へ移動した後、この載置部
を仮置台とすれ違うようにして下降させ保管物のみを仮
置台に載せる。同様にして、仮置台と走行台車との間で
の保管物の移載および走行台車と移載台車上のパレット
との間での保管物の移載を行って保管物を保管スペース
へ搬送する。
また、出庫に際しては、入庫手順と逆の手順により出庫
する。
する。
「実施例」
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。ここで、自動倉庫について、便宜上自動車の駐車場
を好適な適用例として説明する。
る。ここで、自動倉庫について、便宜上自動車の駐車場
を好適な適用例として説明する。
第1図ないし第12図は本発明に係る自動倉庫を駐車場
に適用した場合の一実施例を示す図であって、第1図は
駐車場全体の概略図である。
に適用した場合の一実施例を示す図であって、第1図は
駐車場全体の概略図である。
本実施例の駐車場10(自動倉庫)は、第1図に示すよ
うに、車両を駐車フロア12(保管フロア)へ搬送する
エレベータ14と、該駐車フロア12において前記エレ
ベータ14に連通して設けられた走行軌道16と、この
走行軌道16に連通して設けられた駐車スペース18(
保管スペース)と、前記走行軌道16上でかつ前記エレ
ベータ14の直前部に設けられた仮置台20と、前記仮
置台20に移載載置された車両(保管物)をさらに移載
し走行軌道16上を走行する走行台車22と、この走行
台車22上の車両を走行台車22から受載し駐車スペー
ス18へ移載する移載台車24と、前記駐車スペース1
8に配置され、前記移載台車24との間で車両の受移載
を行うためのパレット26とを備えた構成となっている
。
うに、車両を駐車フロア12(保管フロア)へ搬送する
エレベータ14と、該駐車フロア12において前記エレ
ベータ14に連通して設けられた走行軌道16と、この
走行軌道16に連通して設けられた駐車スペース18(
保管スペース)と、前記走行軌道16上でかつ前記エレ
ベータ14の直前部に設けられた仮置台20と、前記仮
置台20に移載載置された車両(保管物)をさらに移載
し走行軌道16上を走行する走行台車22と、この走行
台車22上の車両を走行台車22から受載し駐車スペー
ス18へ移載する移載台車24と、前記駐車スペース1
8に配置され、前記移載台車24との間で車両の受移載
を行うためのパレット26とを備えた構成となっている
。
駐車フロア12は、例えば地下駐車場の場合には、地下
に設けられたフロアであって、駐車すべき車両の台数に
応じてその規模が決定されるものである。この駐車フロ
ア12は、土地の有効利用を図るために複数層とするこ
とが望ましい。
に設けられたフロアであって、駐車すべき車両の台数に
応じてその規模が決定されるものである。この駐車フロ
ア12は、土地の有効利用を図るために複数層とするこ
とが望ましい。
エレベータ14は、各種車両を垂直搬送することができ
るものであり、前記各駐車フロア12において車両を搬
入出するための搬入出口14gが形成されている。そし
て、このエレベータ14内を上下移動する載置部15は
、車両の左右の車輪の内法間隔よりもやや狭い幅を有す
る外観矩形の板体15aの両側端部から櫛状の腕部15
bが載置車両の幅方向へ突出されて構成されている。そ
して、この腕部15b上に車両の前輪および後輪が載る
ように形成されている。このとき、前記腕部15bの間
隔は、車両の前輪および後輪が脱落することなく、さら
に、第1図の搬入出フロアまたは第15図〜第17図の
仮置台20において通行者の足が落ちることのない程度
(約40mm程度)に設定されている。この載置部15
は、前記各駐車フロア12で停止可能に設定されており
、載置部15が停止した状態で前記搬入出口14aによ
り車両を各駐車フロア12で搬入出を行うことができる
。
るものであり、前記各駐車フロア12において車両を搬
入出するための搬入出口14gが形成されている。そし
て、このエレベータ14内を上下移動する載置部15は
、車両の左右の車輪の内法間隔よりもやや狭い幅を有す
る外観矩形の板体15aの両側端部から櫛状の腕部15
bが載置車両の幅方向へ突出されて構成されている。そ
して、この腕部15b上に車両の前輪および後輪が載る
ように形成されている。このとき、前記腕部15bの間
隔は、車両の前輪および後輪が脱落することなく、さら
に、第1図の搬入出フロアまたは第15図〜第17図の
仮置台20において通行者の足が落ちることのない程度
(約40mm程度)に設定されている。この載置部15
は、前記各駐車フロア12で停止可能に設定されており
、載置部15が停止した状態で前記搬入出口14aによ
り車両を各駐車フロア12で搬入出を行うことができる
。
走行軌道16は、前記エレベータ14の搬入出口14a
に隣接するように形成された路面である。
に隣接するように形成された路面である。
走行軌道16の表面は、前記エレベータ14の載置部1
5の停止設定位置よりも低くなるように形成されている
。また、図示例においては走行軌道16は直線に形成さ
れているが、駐車スペース18の配置によって適宜カー
ブを有する路面としてもよい。なお、第4図に示すよう
に、走行軌道16に案内軌道16aを敷設し、回転体3
6を案内軌道168に係合させた構成としてもよい。
5の停止設定位置よりも低くなるように形成されている
。また、図示例においては走行軌道16は直線に形成さ
れているが、駐車スペース18の配置によって適宜カー
ブを有する路面としてもよい。なお、第4図に示すよう
に、走行軌道16に案内軌道16aを敷設し、回転体3
6を案内軌道168に係合させた構成としてもよい。
駐車スペース18は、前記走行軌道16の両側に近接し
て設けられた空間であって、車両を1台ずつ駐車できる
程度の大きさに形成されている。
て設けられた空間であって、車両を1台ずつ駐車できる
程度の大きさに形成されている。
仮置台20は、前記エレベータ14の載置部15の腕部
15bとすれ違い可能に略櫛形に形成されて設けられた
腕部20aによって構成されている。この腕部20aは
、前記エレベータ14の搬入出口14aの直前部に隣接
して前記走行軌道16の表面よりやや上方において、走
行軌道16の両側から内方へ向って突出する形態で設け
られている。また、これら走行軌道16の両側から突出
した仮置台20の腕部20aの先端部同士は、前記載置
部15の板体15aの幅よりやや広い状態で離間されて
いる。
15bとすれ違い可能に略櫛形に形成されて設けられた
腕部20aによって構成されている。この腕部20aは
、前記エレベータ14の搬入出口14aの直前部に隣接
して前記走行軌道16の表面よりやや上方において、走
行軌道16の両側から内方へ向って突出する形態で設け
られている。また、これら走行軌道16の両側から突出
した仮置台20の腕部20aの先端部同士は、前記載置
部15の板体15aの幅よりやや広い状態で離間されて
いる。
走行台車22は、第1図ないし第4図に示すように、前
記走行軌道16を走行するための走行部30とこの走行
部30上に車両を上下動(昇降)自在に載置する載置部
32が設けられて主要部が構成されている。
記走行軌道16を走行するための走行部30とこの走行
部30上に車両を上下動(昇降)自在に載置する載置部
32が設けられて主要部が構成されている。
走行部30は、第2図および第3図に示すように、外観
略↑字状に形成されたシャーシ34の各端部付近に3つ
の回転体36 ・・・が回転自在に設けられ、これら3
つの回転体36のうちンヤーシ34の張り出し端部に配
置された2つの回転体36.36を回転駆動するための
駆動モータ38が設けられた構成となっている。前記2
つの回転体36.36は軸体39によって互いに連結さ
れ、この軸体39に設けられたプーリー39aと駆動モ
ータ38の出力軸38gに設けられたプーリー38′l
Dとがベルト40によって連結されて走行機構41が構
成されている。
略↑字状に形成されたシャーシ34の各端部付近に3つ
の回転体36 ・・・が回転自在に設けられ、これら3
つの回転体36のうちンヤーシ34の張り出し端部に配
置された2つの回転体36.36を回転駆動するための
駆動モータ38が設けられた構成となっている。前記2
つの回転体36.36は軸体39によって互いに連結さ
れ、この軸体39に設けられたプーリー39aと駆動モ
ータ38の出力軸38gに設けられたプーリー38′l
Dとがベルト40によって連結されて走行機構41が構
成されている。
載置部32は、前記エレベータ14の載置部15と路間
−形状に形成されている。そして、この載置部32の板
体32aおよび腕部32bは、前記仮置台20を上下に
すれ違い通過可能に形成されている。また、この載置部
32は、前記シャーシ34上に設けられた上下動装置4
3によって上下移動自在とされている。上下動装置43
は、互いの中点でピン結合された2本のリンク棒44.
45と、これらリンク棒44.45を駆動させる駆動シ
リンダ46とから構成されている。前記リンク棒44.
45を重ねるように交差させたときのそれぞれの一端部
をそれぞれシャーシ34上面の突起34aおよび載置部
32の下面の突起32aにビン結合して、回動端部44
.a、45aとする。さらに、前記リンク棒44.45
の他端部には回転体47.48を回転自在に取付けてそ
れぞれ作動端部44b、45bとする。前記回転体47
は前記シャーシ34の上面に当接し、前記回転体48は
前記載置部32の下面に当接状態に保持される。
−形状に形成されている。そして、この載置部32の板
体32aおよび腕部32bは、前記仮置台20を上下に
すれ違い通過可能に形成されている。また、この載置部
32は、前記シャーシ34上に設けられた上下動装置4
3によって上下移動自在とされている。上下動装置43
は、互いの中点でピン結合された2本のリンク棒44.
45と、これらリンク棒44.45を駆動させる駆動シ
リンダ46とから構成されている。前記リンク棒44.
45を重ねるように交差させたときのそれぞれの一端部
をそれぞれシャーシ34上面の突起34aおよび載置部
32の下面の突起32aにビン結合して、回動端部44
.a、45aとする。さらに、前記リンク棒44.45
の他端部には回転体47.48を回転自在に取付けてそ
れぞれ作動端部44b、45bとする。前記回転体47
は前記シャーシ34の上面に当接し、前記回転体48は
前記載置部32の下面に当接状態に保持される。
一方、前記駆動シリンダ46は、前記シャーシ34上の
固定台34bに固定されている。そして、駆動シリンダ
46の駆動軸46aの先端部は、前記シャーシ34表面
に当接している回転体47と連動するようにビン結合さ
れている。前記駆動シリンダ46の駆動軸46aを伸縮
させることによって、前記載置部32を昇降させること
ができる。
固定台34bに固定されている。そして、駆動シリンダ
46の駆動軸46aの先端部は、前記シャーシ34表面
に当接している回転体47と連動するようにビン結合さ
れている。前記駆動シリンダ46の駆動軸46aを伸縮
させることによって、前記載置部32を昇降させること
ができる。
すなわち、駆動軸46aを伸ばすと、一方のリンク棒4
4に取り付けられた回転体47が押されて他方のリンク
棒45との連結点を中心としてリンク棒44か回転しよ
うとする。また、駆動軸463の力は、前記連結点を介
して他方のリンク棒45に伝達されて、このリンク棒4
5を回転させよq うとする。このようにして両リンク棒44.45がそれ
ぞれの回動端部44a、45gを中心に回転しながら立
ち上がることによって作動端部45bが載置部32を押
し上げて載置部32を上昇させることができる。また、
載置部32を下降させるときには、駆動軸468を縮め
れば前述と逆の作用によって載置部32を下降させるこ
とができる。
4に取り付けられた回転体47が押されて他方のリンク
棒45との連結点を中心としてリンク棒44か回転しよ
うとする。また、駆動軸463の力は、前記連結点を介
して他方のリンク棒45に伝達されて、このリンク棒4
5を回転させよq うとする。このようにして両リンク棒44.45がそれ
ぞれの回動端部44a、45gを中心に回転しながら立
ち上がることによって作動端部45bが載置部32を押
し上げて載置部32を上昇させることができる。また、
載置部32を下降させるときには、駆動軸468を縮め
れば前述と逆の作用によって載置部32を下降させるこ
とができる。
この上下動装置43は、幅が狭く、かつ載置部32およ
び車両を載せたときにがたを生じないものであればとの
ような構成のものでも適用可能である。したがって、前
記固定台34a、34bに、互いの駆動軸46a、46
aを対向させた状態で駆動シリンダ46.46を回動自
在に連結し、前記両部動軸46a、46aの先端部に載
置部32を連結した構成としてもよい。
び車両を載せたときにがたを生じないものであればとの
ような構成のものでも適用可能である。したがって、前
記固定台34a、34bに、互いの駆動軸46a、46
aを対向させた状態で駆動シリンダ46.46を回動自
在に連結し、前記両部動軸46a、46aの先端部に載
置部32を連結した構成としてもよい。
移載台車24は、第5図および第6図に示すように、前
記走行軌道16を走行するための走行部50と、この走
行部50上においてパレット26の移載を行う送り機構
52とから主要部が構成されている。
記走行軌道16を走行するための走行部50と、この走
行部50上においてパレット26の移載を行う送り機構
52とから主要部が構成されている。
走行部50は、第1図に示すように、外観略コ字状に形
成されたシャーシ54の開口部を進行方向に向けた状態
で各端部付近に4つの回転体56・・・が回転自在に設
けられている。これら4つの回転体56のうちシャーシ
54の基部側に配置された2つの回転体56.56は、
軸体58によって連結されている。この軸体58の側方
には、軸体58の延在方向に出力軸59aの延在方向を
一致させた状態で駆動モータ59が設けられている。
成されたシャーシ54の開口部を進行方向に向けた状態
で各端部付近に4つの回転体56・・・が回転自在に設
けられている。これら4つの回転体56のうちシャーシ
54の基部側に配置された2つの回転体56.56は、
軸体58によって連結されている。この軸体58の側方
には、軸体58の延在方向に出力軸59aの延在方向を
一致させた状態で駆動モータ59が設けられている。
前記軸体58と駆動モータ59の出力軸59aには、そ
れぞれプーリー58a、59bが設けられ、これらプー
リー58a159bはベルト60によって連結されて走
行機構61が構成されている。
れぞれプーリー58a、59bが設けられ、これらプー
リー58a159bはベルト60によって連結されて走
行機構61が構成されている。
シャーシ54の上面には、第1図に示すようにガイドロ
ーラ64を有するパレット支持壁54aが形成され、パ
レット26を載置可能に構成されている。
ーラ64を有するパレット支持壁54aが形成され、パ
レット26を載置可能に構成されている。
送り機構52は、前記パレット26を、前記パレット支
持壁54aと駐車スペース18との間を可逆的に移送す
る機構である。
持壁54aと駐車スペース18との間を可逆的に移送す
る機構である。
送り機構52は、第5図および第6図に示すように、移
載台車24の進行方向に対して直角方向へパレット26
を移動させる送り装置63と、この送り装置63を移載
台車24の進行方向に対して直角方向へ案内する案内軌
道65とから主要構成されている。この案内軌道65は
、高壁部65aと低壁部6]+とを有する外観略鉤状に
形成され、低壁部65bをシャーシ54のパレット支持
壁54aに対向させた状態で移載台車24の進行方向に
対して直交するように設けられている。そして、高壁部
65aの内面にはガイドローラ65cが設けられ、低壁
部65bの内面にはラック68が形成されている。
載台車24の進行方向に対して直角方向へパレット26
を移動させる送り装置63と、この送り装置63を移載
台車24の進行方向に対して直角方向へ案内する案内軌
道65とから主要構成されている。この案内軌道65は
、高壁部65aと低壁部6]+とを有する外観略鉤状に
形成され、低壁部65bをシャーシ54のパレット支持
壁54aに対向させた状態で移載台車24の進行方向に
対して直交するように設けられている。そして、高壁部
65aの内面にはガイドローラ65cが設けられ、低壁
部65bの内面にはラック68が形成されている。
送り装置63は、前記案内軌道65に沿ってスライド可
能な支持具67に、送りモータ69が設けられ、この送
りモータ69によって駆動されるピニオンギア70およ
びコンベヤ部71から構成されている。支持具67は、
前記案内軌道65に当接するスライド面67aから鉛直
上方へ向って立設された壁部67bの側面からパレット
支持壁54aに向って突出された2本の突出腕部67c
167cとから構成されている。前記送りモータ69お
よびピニオンギア70は、いずれも支持具67の壁部6
7bにおけるパレット支持壁54a側の側面に固定され
ている。また、前記コンベヤ部71は、前記支持具67
の突出腕部67cの先端部に固定されている。コンベヤ
部71は、前記突出腕部67c、67cに架設された板
体72の延在方向に沿って複数個の回転体74と1つの
駆動用回転体75が設けられ、これら回転体74にチェ
ーン76が巻回されて構成されている。
能な支持具67に、送りモータ69が設けられ、この送
りモータ69によって駆動されるピニオンギア70およ
びコンベヤ部71から構成されている。支持具67は、
前記案内軌道65に当接するスライド面67aから鉛直
上方へ向って立設された壁部67bの側面からパレット
支持壁54aに向って突出された2本の突出腕部67c
167cとから構成されている。前記送りモータ69お
よびピニオンギア70は、いずれも支持具67の壁部6
7bにおけるパレット支持壁54a側の側面に固定され
ている。また、前記コンベヤ部71は、前記支持具67
の突出腕部67cの先端部に固定されている。コンベヤ
部71は、前記突出腕部67c、67cに架設された板
体72の延在方向に沿って複数個の回転体74と1つの
駆動用回転体75が設けられ、これら回転体74にチェ
ーン76が巻回されて構成されている。
前記送りモータ69とピニオンギア70ならびに、送り
モータ69とコンベヤ部71の駆動用回転体75とは、
クラッチ機構(図示略)を介してベルト77.77によ
って連結されている。なお、前記シャーシ54の上面に
は、パレット26のスライド方向に向って回転可能なガ
イドローラ64が適宜設けられている。
モータ69とコンベヤ部71の駆動用回転体75とは、
クラッチ機構(図示略)を介してベルト77.77によ
って連結されている。なお、前記シャーシ54の上面に
は、パレット26のスライド方向に向って回転可能なガ
イドローラ64が適宜設けられている。
パレット26の側面には、移載台車24のコンベヤ部7
1に配置されたチェーン76に係合する爪部26aが形
成されている。
1に配置されたチェーン76に係合する爪部26aが形
成されている。
次に、本実施例の駐車場10の使用方法について説明す
る。
る。
i)入庫フロアからエレベータへの車両の搬入第7図お
よび第8図に示すように、入庫フロア80(仮置台)よ
りもやや低い位置においてエレベータ14の載置部15
を停止させる。そして、第8図に示すように、運転者は
、入庫フロア8oの櫛状の腕部80aに車両85の前輪
と後輪を載せた状態で車両85を停止させて車両85か
ら降りる。なお、入庫フロア80に車両が載置された状
態のまま、後続の車両を進入させるためには前記入庫フ
ロア80の後方に補助入庫フロア81(補助板置台)を
設けた構成としてもよい。補助入庫フロア81を設けた
場合、運転者は腕部81aからなる補助入庫フロア81
に車両85の前輪と後輪を載せた状態で車両85を停止
させて車両85から降りる。その後、補助入庫フロア8
1の下方に予め待機させておいた走行台車22によって
補助入庫70ア81から入庫フロア8oへと車両85を
移載し、走行台車22は、その後、補助入庫フロア81
の下方へ退避させて新たな後続車の待ちの状態となる。
よび第8図に示すように、入庫フロア80(仮置台)よ
りもやや低い位置においてエレベータ14の載置部15
を停止させる。そして、第8図に示すように、運転者は
、入庫フロア8oの櫛状の腕部80aに車両85の前輪
と後輪を載せた状態で車両85を停止させて車両85か
ら降りる。なお、入庫フロア80に車両が載置された状
態のまま、後続の車両を進入させるためには前記入庫フ
ロア80の後方に補助入庫フロア81(補助板置台)を
設けた構成としてもよい。補助入庫フロア81を設けた
場合、運転者は腕部81aからなる補助入庫フロア81
に車両85の前輪と後輪を載せた状態で車両85を停止
させて車両85から降りる。その後、補助入庫フロア8
1の下方に予め待機させておいた走行台車22によって
補助入庫70ア81から入庫フロア8oへと車両85を
移載し、走行台車22は、その後、補助入庫フロア81
の下方へ退避させて新たな後続車の待ちの状態となる。
この後、第9図および第1O図に示すように、載置部1
5の下方にスライド可能に重ねられたスライド板Sを入
庫フロア側へスライドさせて、載置部15の腕部15b
と入庫フロア80の腕部80aとを互い違いにさせる。
5の下方にスライド可能に重ねられたスライド板Sを入
庫フロア側へスライドさせて、載置部15の腕部15b
と入庫フロア80の腕部80aとを互い違いにさせる。
そして、第11図に示すように、前記エレベータ14を
わずかに上昇させて載置部15をわずかに上昇させ、車
両85を載置部15上に移載する。
わずかに上昇させて載置部15をわずかに上昇させ、車
両85を載置部15上に移載する。
この状態で、第12図に示すように、載置部15をエレ
ベータ14内へ戻して車両85のエレベータ14内への
搬入を行う。
ベータ14内へ戻して車両85のエレベータ14内への
搬入を行う。
U)エレベータから駐車フロアの仮置台への車両の移載
車両を搭載した載置部15を所定の駐車フロア12へ、
第1因または第18図のように移動する。
第1因または第18図のように移動する。
この載置部15を仮置台20の腕部2Qaよりもやや上
方位置で停止させる。この状態で第1因または第18図
の載置部15を仮置台20側へスライドさせて、載置部
15の腕部15bと仮置台20の腕部20とを互い違い
にすれ違いさせて載置部15を下降させ、車両を仮置台
20に移載する。
方位置で停止させる。この状態で第1因または第18図
の載置部15を仮置台20側へスライドさせて、載置部
15の腕部15bと仮置台20の腕部20とを互い違い
にすれ違いさせて載置部15を下降させ、車両を仮置台
20に移載する。
iL+)駐車フロアの仮置台から走行台車への車両の移
載 第1図または第18図の仮置台20に車両が移載された
ら、走行台車22の走行部30を作動させて走行台車2
2を仮置台20直下に移動する。
載 第1図または第18図の仮置台20に車両が移載された
ら、走行台車22の走行部30を作動させて走行台車2
2を仮置台20直下に移動する。
そして、走行台車22の載置部32の腕部32bと仮置
台20の腕部20aを互い違い位置に一致させた状態で
走行台車22を停止する。このときは、載置部32は最
下部に下降された状態に保持されている。この状態から
走行台車20の上下動装置43を作動させて前記載置部
32を上昇させる。すると、載置部32には、仮置台2
0上に代わって車両が載置されることとなる。
台20の腕部20aを互い違い位置に一致させた状態で
走行台車22を停止する。このときは、載置部32は最
下部に下降された状態に保持されている。この状態から
走行台車20の上下動装置43を作動させて前記載置部
32を上昇させる。すると、載置部32には、仮置台2
0上に代わって車両が載置されることとなる。
iv)走行台車から移載台車への車両の移載(第1図参
照) 第1図の移載台車24は、空の駐車スペース18からパ
レット26を積み込んだ状態で待機している。そして、
走行台車22が駐車すべき車両を搭載した後、これら走
行台車22または移載台車24を互いに接近する方向へ
走行させる。走行台車22が移載台車24に達したら、
移載台車24の開口部から進入し、走行台車22の載置
部32の腕部32bと、移載台車24上のパレット26
の腕部とを互い違い位置に一致させた状態で停止させる
。走行台車22の載置部32をこのまま下降させて、移
載台車24上のパレット26に車両を移載する。移載台
車24に車両を移載したら、走行台車22は、新たな車
両を搬入すべく仮置台20へと向かう。
照) 第1図の移載台車24は、空の駐車スペース18からパ
レット26を積み込んだ状態で待機している。そして、
走行台車22が駐車すべき車両を搭載した後、これら走
行台車22または移載台車24を互いに接近する方向へ
走行させる。走行台車22が移載台車24に達したら、
移載台車24の開口部から進入し、走行台車22の載置
部32の腕部32bと、移載台車24上のパレット26
の腕部とを互い違い位置に一致させた状態で停止させる
。走行台車22の載置部32をこのまま下降させて、移
載台車24上のパレット26に車両を移載する。移載台
車24に車両を移載したら、走行台車22は、新たな車
両を搬入すべく仮置台20へと向かう。
■)移載台車から駐車スペースへの車両の移載(第1図
参照) 車両を搭載した移載台車24を、前記パレット26を積
み込んだ駐車スペース18の直前へ移動する。移載台車
24の送り装置52を駐車スペース18側へ送り、送り
装置52が駐車スペース18の最も近い位置に前記パレ
ット26と共に移動したら、引き続き送り装置52のみ
を作動させてパレット26を車両とともに駐車スペース
18へ移載する。駐車スペース18へ車両を移載し終え
たら、移載台車24の送り装置52を移載台車24の中
央所定部へ戻す。
参照) 車両を搭載した移載台車24を、前記パレット26を積
み込んだ駐車スペース18の直前へ移動する。移載台車
24の送り装置52を駐車スペース18側へ送り、送り
装置52が駐車スペース18の最も近い位置に前記パレ
ット26と共に移動したら、引き続き送り装置52のみ
を作動させてパレット26を車両とともに駐車スペース
18へ移載する。駐車スペース18へ車両を移載し終え
たら、移載台車24の送り装置52を移載台車24の中
央所定部へ戻す。
このようにして車両の搬入を完了するが、車両を搬出す
る場合は、前述と逆の手順によって行う。
る場合は、前述と逆の手順によって行う。
本実施例の自動倉庫システムおよび自動倉庫によれば、
以下のような効果を奏する。
以下のような効果を奏する。
■ 駐車フロアにおけるエレベータ14の直前部に仮置
台20を設けることによって、車両の入庫時において、
走行台車22の有無に関係なくエレベータ14による車
両の搬入仮置きを行うことができる。また、エレベータ
14からの車両の移載に関係なく、走行台車22を活用
走行させることができるので合理的である。
台20を設けることによって、車両の入庫時において、
走行台車22の有無に関係なくエレベータ14による車
両の搬入仮置きを行うことができる。また、エレベータ
14からの車両の移載に関係なく、走行台車22を活用
走行させることができるので合理的である。
■ 走行台車22の載置部32を昇降自在とすることに
よって、走行台車22の走行中の車高を低くして重心を
低くすることができ、高速走行時における安定性が向上
するとともに駐車場10内のt デッドスペースを少なくすることができる。
よって、走行台車22の走行中の車高を低くして重心を
低くすることができ、高速走行時における安定性が向上
するとともに駐車場10内のt デッドスペースを少なくすることができる。
■ 走行台車22から駐車スペース18への車両の移載
を移載台車24によって行うこととしたので、走行台車
22を軽量化することができるとともに高速化すること
ができ、車両の迅速な搬出入を行うことができる。さら
に、仮置台20から移載台車24までの車両の搬送を走
行台車22によってのみ行い、走行台車22から駐車ス
ペース18への車両の移載を移載台車24によって行う
ために、完全な分業化を図ることができ車両の搬出入時
における待機等のロスタイムを極力省くことができる。
を移載台車24によって行うこととしたので、走行台車
22を軽量化することができるとともに高速化すること
ができ、車両の迅速な搬出入を行うことができる。さら
に、仮置台20から移載台車24までの車両の搬送を走
行台車22によってのみ行い、走行台車22から駐車ス
ペース18への車両の移載を移載台車24によって行う
ために、完全な分業化を図ることができ車両の搬出入時
における待機等のロスタイムを極力省くことができる。
次に、移載台車24の送り機構52の他の実施例につい
て、第13図および第14図を参照して説明する。
て、第13図および第14図を参照して説明する。
本実施例の送り機構52は、パレット載置壁に沿って設
けられた案内軌道90と、この案内軌道90に沿って移
動可能な外観り字状の支持具91と、この支持具91に
設けられた駆動モータ92.93と、駆動ギア94とを
備えた構成となっている。
けられた案内軌道90と、この案内軌道90に沿って移
動可能な外観り字状の支持具91と、この支持具91に
設けられた駆動モータ92.93と、駆動ギア94とを
備えた構成となっている。
前記駆動モータ92は、前記支持具91の立設壁のパレ
ット載置壁側に出力軸92aを下方へ向けた状態で固定
されている。この出力軸92aには、ピニオンギア92
bが取り付けられている。
ット載置壁側に出力軸92aを下方へ向けた状態で固定
されている。この出力軸92aには、ピニオンギア92
bが取り付けられている。
出力軸92aからの駆動力は、ピニオンギア92bから
ピニオンギア95.96およびパレット26の側面に形
成されたラック97を介してパレット26に伝達される
。前記駆動モータ93は、駆動モータ92の固定されて
いる面の裏面に、固定されている。この駆動モータ93
の出力軸938にもピニオンギア93bが設けられてい
る。このピニオンギア93bは、移載台車24のシャー
シ54に設けられたラック98と噛み合った状態に保持
されている。
ピニオンギア95.96およびパレット26の側面に形
成されたラック97を介してパレット26に伝達される
。前記駆動モータ93は、駆動モータ92の固定されて
いる面の裏面に、固定されている。この駆動モータ93
の出力軸938にもピニオンギア93bが設けられてい
る。このピニオンギア93bは、移載台車24のシャー
シ54に設けられたラック98と噛み合った状態に保持
されている。
本実施例の送り機構52では、駆動モータ92を駆動す
ることによってパレット26を移動させることができ、
駆動モータ93を駆動することによって支持具91を移
動させることができる。
ることによってパレット26を移動させることができ、
駆動モータ93を駆動することによって支持具91を移
動させることができる。
本実施例の移載台車24によれば、送り機構52を簡略
化することができ、移載台車24の軽量化および高速走
行を可能とすることができる。
化することができ、移載台車24の軽量化および高速走
行を可能とすることができる。
次に、本発明の他の実施例について第15図ないし第1
9図を参照して説明する。なお、前記実施例と同様の構
成となる部分には共通の符号を付してその説明を省略す
る。
9図を参照して説明する。なお、前記実施例と同様の構
成となる部分には共通の符号を付してその説明を省略す
る。
本実施例の駐車場は、第15図および第16図に示すよ
うに、仮置台20か、車両の進入道路100に連続して
設けられるとともに、その長手方向に沿って延長させら
れて設けられている。
うに、仮置台20か、車両の進入道路100に連続して
設けられるとともに、その長手方向に沿って延長させら
れて設けられている。
進入道路100は、地上または地下の一般道から引き込
まれた状態で形成された道路である。そして、第16図
に示すように、地下階101.102へ向けてはスロー
プ103.104等の進入路に連続して設けられ、車両
を所定階まで案内するものである。図示例では、地下階
101.102のみ示したが、上層階を設けても勿論よ
く、そのような場合にはスロープないしエレベータ等の
手段によって車両を案内する。
まれた状態で形成された道路である。そして、第16図
に示すように、地下階101.102へ向けてはスロー
プ103.104等の進入路に連続して設けられ、車両
を所定階まで案内するものである。図示例では、地下階
101.102のみ示したが、上層階を設けても勿論よ
く、そのような場合にはスロープないしエレベータ等の
手段によって車両を案内する。
第15図ないし第17図の仮置台2oは、複数台の車両
を縦列停車できる程度に延長されて設けられている。そ
して、この仮置台20の両側には、人が通行可能なよう
に通路106が形成されている。本実施例では、このよ
うな仮置台20が左右に2列平行状態に設けられている
。この仮置台20の設置不法は、立地条件に合わせて計
画する。
を縦列停車できる程度に延長されて設けられている。そ
して、この仮置台20の両側には、人が通行可能なよう
に通路106が形成されている。本実施例では、このよ
うな仮置台20が左右に2列平行状態に設けられている
。この仮置台20の設置不法は、立地条件に合わせて計
画する。
本実施例の駐車場を使用する場合は、運転者が進入道路
100から車両を進入させて仮置台20上に順次前方か
ら停車していく。車両を仮置台20上に停車させた後、
運転者は車両から降りて通路106を通って駐車場から
出る。そして、仮置台20上に停止している車両を走行
台車(図示略)で順次移載台車(図示略)へ搬送してい
く。
100から車両を進入させて仮置台20上に順次前方か
ら停車していく。車両を仮置台20上に停車させた後、
運転者は車両から降りて通路106を通って駐車場から
出る。そして、仮置台20上に停止している車両を走行
台車(図示略)で順次移載台車(図示略)へ搬送してい
く。
移載台車は、所定の駐車スペース18に車両をへ移載し
て車両の駐車を行う。
て車両の駐車を行う。
本実施例の駐車場によれば、仮置台20上に複数台の車
両を停車させることができる。したがって、走行台車が
仮置台20から車両を搬送したか否かにかかわらず、車
両を仮置台20上に停車させることができる。
両を停車させることができる。したがって、走行台車が
仮置台20から車両を搬送したか否かにかかわらず、車
両を仮置台20上に停車させることができる。
本実施例のように仮置台20を長手方向に延長させるの
ではなく、仮置台20を横方向へ連設させた構成として
も同様の作用効果を奏することができる。要は、駐車場
を設置すべき土地の状況によって適宜決定することとす
ればよい。
ではなく、仮置台20を横方向へ連設させた構成として
も同様の作用効果を奏することができる。要は、駐車場
を設置すべき土地の状況によって適宜決定することとす
ればよい。
第17図は、自送式の仮置台20を示ず斜視図である。
この自送式仮置台20は、腕部20aをキャタピラ−状
に連続させて水平方向に突出させて連続腕部とし、回転
駆動装置によって回転させて腕部20aを自送させるも
のである。このような自送する腕部20aを車両の側方
かも向かい合わせた状態で配置して、両側の腕部20の
移動量および移動速度を同調させる。
に連続させて水平方向に突出させて連続腕部とし、回転
駆動装置によって回転させて腕部20aを自送させるも
のである。このような自送する腕部20aを車両の側方
かも向かい合わせた状態で配置して、両側の腕部20の
移動量および移動速度を同調させる。
この仮置台20では、車両を停車させた後、走行台車に
よって車両を搬出するたびに腕部20aを車両1台分前
方へ移動させる。したがって、車両の搬入時においては
、搬入すべき車両が常に仮置台20の最前端部に位置す
ることとなり、後方部を空車状態として入庫車を受は入
れることができることになる。また、車両の搬出時にお
いては、搬出すべき車両を常に搬出フロア側に位置させ
ることが可能となる。
よって車両を搬出するたびに腕部20aを車両1台分前
方へ移動させる。したがって、車両の搬入時においては
、搬入すべき車両が常に仮置台20の最前端部に位置す
ることとなり、後方部を空車状態として入庫車を受は入
れることができることになる。また、車両の搬出時にお
いては、搬出すべき車両を常に搬出フロア側に位置させ
ることが可能となる。
第18図および第19図に示す駐車場においては、エレ
ベータ14の前方および後方へ向って走行軌道16なら
びに仮置台20が延在するように設けられている。また
、エレベータ14内の載置部15は、昇降装置15cと
走行部15dとを備えた構成となっている。
ベータ14の前方および後方へ向って走行軌道16なら
びに仮置台20が延在するように設けられている。また
、エレベータ14内の載置部15は、昇降装置15cと
走行部15dとを備えた構成となっている。
走行軌道16および仮置台20をこのように設けること
によって、走行軌道16のレイアウトを多様化させるこ
とができ、ひいては駐車場内の全てのレイアウトを多様
化させることができる。さらに、エレベータ14の前方
もしくは後方に後続車を待機させることができるので、
たとえば、車両の入庫時に駐車フロアまで来たエレベー
タ14をそのまま後続車の搬出用に使用することができ
車両の入庫時間および搬出時間を大幅に削減することが
できる。
によって、走行軌道16のレイアウトを多様化させるこ
とができ、ひいては駐車場内の全てのレイアウトを多様
化させることができる。さらに、エレベータ14の前方
もしくは後方に後続車を待機させることができるので、
たとえば、車両の入庫時に駐車フロアまで来たエレベー
タ14をそのまま後続車の搬出用に使用することができ
車両の入庫時間および搬出時間を大幅に削減することが
できる。
なお、本発明に係る自動倉庫システムおよび自動倉庫は
前記実施例のみに限られるものではなく、他の変形例も
可能である。例えば、車両等の保管物の搬入手段をエレ
ベータに限定せず、要は仮置台上に車両を載置できれば
その後の車両等の保管物の移動を本発明により実施し得
るものである。
前記実施例のみに限られるものではなく、他の変形例も
可能である。例えば、車両等の保管物の搬入手段をエレ
ベータに限定せず、要は仮置台上に車両を載置できれば
その後の車両等の保管物の移動を本発明により実施し得
るものである。
また、前記エレベータ14に周囲隣接して複数の仮置台
20と走行軌道16を設けた構成としてもよいし、また
、移載台車24にも昇降機構を設けて駐車スペース18
を走行軌道16両側に近接して複数階設けるようにして
もよい。
20と走行軌道16を設けた構成としてもよいし、また
、移載台車24にも昇降機構を設けて駐車スペース18
を走行軌道16両側に近接して複数階設けるようにして
もよい。
また、走行軌道16を複線として相互に連絡軌道を設け
た構成としてもよい。このような構成とすれば、地上に
おける車線変更と同様の効果が得られる。さらに、出入
庫を複数のデパート等に設置しておけば、運転者がある
デパートにおいて買い物をした後、他のデパートで車を
搬出といったことも容易に行うことができる。
た構成としてもよい。このような構成とすれば、地上に
おける車線変更と同様の効果が得られる。さらに、出入
庫を複数のデパート等に設置しておけば、運転者がある
デパートにおいて買い物をした後、他のデパートで車を
搬出といったことも容易に行うことができる。
さらに、走行軌道16が交差する場合に、その交差点に
ターンテーブルその他等の方向変換装置を設置した構成
としてもよい。
ターンテーブルその他等の方向変換装置を設置した構成
としてもよい。
以上、本発明に係る自動倉庫システムおよび自動倉庫に
ついて、保管物を自動車等の車両に限ることによって駐
車場を例にして説明したが、保管物は車両に限らずコン
テナその他の物品であっても適用可能である。
ついて、保管物を自動車等の車両に限ることによって駐
車場を例にして説明したが、保管物は車両に限らずコン
テナその他の物品であっても適用可能である。
「発明の効果」
以上説明したように、本発明に係る自動倉庫システムお
よび自動倉庫によれば、以下のような効果を奏する。
よび自動倉庫によれば、以下のような効果を奏する。
エレベータの直前部に仮置台を設けることによって、保
管物の入庫時において、走行台車の有無に関係なくエレ
ベータによる保管物の搬入を行うことができる。また、
エレベータからの保管物の移載に関係なく、走行台車を
活用することができるので合理的である。
管物の入庫時において、走行台車の有無に関係なくエレ
ベータによる保管物の搬入を行うことができる。また、
エレベータからの保管物の移載に関係なく、走行台車を
活用することができるので合理的である。
走行台車の載置部を昇降自在とすることによって、走行
台車の車高を低くして走行することができ、高速走行時
における安定性が向上するとともに自動倉庫内のデッド
スペースを少なくすることができる。
台車の車高を低くして走行することができ、高速走行時
における安定性が向上するとともに自動倉庫内のデッド
スペースを少なくすることができる。
走行台車から保管スペースへの保管物の移載を移載台車
によって行うこととしたので、走行台車を軽量化するこ
とができるとともに高速化することができ、保管物の迅
速な搬出入を行うことができる。さらに、仮置台から移
載台車までの保管物の搬送を走行台車によってのみ行い
、走行台車から保管スペースへの保管物の移載を移載台
車によって行うために、完全な分業化を図ることにより
入出庫作業時間を短縮することができ保管物の搬出入時
における待機等のロスタイムと待機スペースの無駄を省
くことができる。
によって行うこととしたので、走行台車を軽量化するこ
とができるとともに高速化することができ、保管物の迅
速な搬出入を行うことができる。さらに、仮置台から移
載台車までの保管物の搬送を走行台車によってのみ行い
、走行台車から保管スペースへの保管物の移載を移載台
車によって行うために、完全な分業化を図ることにより
入出庫作業時間を短縮することができ保管物の搬出入時
における待機等のロスタイムと待機スペースの無駄を省
くことができる。
第1図ないし第12図は、本発明に係る自動倉庫の一実
施例を示す図であって、第1図は自動倉庫の全体を示す
斜視図、第2図は走行台車の平面図、第3図は同側面図
、第4図は同正面図、第5図は移載台車の平面図、第6
図は同側面図、第7図ないし第12図は入出庫フロアと
エレベータとの保管物の移載工程を示す工程図、第13
図は移載台車の送り機構の他の実施例を示す側面図、第
14図は同平面図、第15図ないし第19図は木発明に
係る自動倉庫の他の実施例を示す図であって、第15因
は自動倉庫の全体平面図、第16図は入出庫フロアから
仮置台までの全体側断面図、第17図は仮置台の斜視図
、第18図はエレベータから仮置台までの側断面図、第
19図は同平面図、第20図および第21図は自動倉庫
の一従来例を示す斜視図である。 駐車場(自動倉庫)、 駐車フロア(保管フロア)、 エレベータ、16 ・・・・・・走行軌道、駐車スペー
ス(保管スペース)、 仮置台、22 ・・・・・・走行台車、移載台車、 パレット、85 ・・・・・・車両(保管物)。
施例を示す図であって、第1図は自動倉庫の全体を示す
斜視図、第2図は走行台車の平面図、第3図は同側面図
、第4図は同正面図、第5図は移載台車の平面図、第6
図は同側面図、第7図ないし第12図は入出庫フロアと
エレベータとの保管物の移載工程を示す工程図、第13
図は移載台車の送り機構の他の実施例を示す側面図、第
14図は同平面図、第15図ないし第19図は木発明に
係る自動倉庫の他の実施例を示す図であって、第15因
は自動倉庫の全体平面図、第16図は入出庫フロアから
仮置台までの全体側断面図、第17図は仮置台の斜視図
、第18図はエレベータから仮置台までの側断面図、第
19図は同平面図、第20図および第21図は自動倉庫
の一従来例を示す斜視図である。 駐車場(自動倉庫)、 駐車フロア(保管フロア)、 エレベータ、16 ・・・・・・走行軌道、駐車スペー
ス(保管スペース)、 仮置台、22 ・・・・・・走行台車、移載台車、 パレット、85 ・・・・・・車両(保管物)。
Claims (6)
- (1)保管物を保管スペースに搬入するにあたり、保管
物を仮置台に一時的に載置し、この保管物を仮置台から
走行台車に移載し、保管スペースから予めパレットを移
載した移載台車へ向けて前記走行台車を移動し、当該走
行台車から移載台車へと保管物を移載し、この後、移載
台車からパレットとともに保管物を前記保管スペースへ
移載することを特徴とする自動倉庫システム。 - (2)保管物を保管スペースから搬出するにあたり、保
管物を受載したパレットを移載台車へ移載し、移載台車
から走行台車へと保管物を移載し、保管物を受載した走
行台車を仮置台へ移動し、走行台車から仮置台へ保管物
を移載することを特徴とする自動倉庫システム。 - (3)保管物を保管スペースに搬入するにあたり、エレ
ベータで保管フロアに搬入した保管物を仮置台に一時的
に移載載置し、この保管物を仮置台から走行台車に移載
し、保管スペースから予めパレットを移載した移載台車
へ向けて前記走行台車を移動し、当該走行台車から移載
台車へと保管物を移載し、この後、移載台車からパレッ
トとともに保管物を前記保管スペースへ移載することを
特徴とする自動倉庫システム。 - (4)保管物を保管スペースから搬出するにあたり、保
管物を受載したパレットを移載台車へ移載し、移載台車
から走行台車へと保管物を移載し、保管物を受載した走
行台車を仮置台へ移動し、走行台車から仮置台へ保管物
を移載し、この後、仮置台からエレベータへ保管物を移
載することを特徴とする自動倉庫システム。 - (5)仮置台と、前記仮置台に載置された保管物を受載
して走行軌道上を走行する走行台車と、この走行台車上
の保管物を走行台車から受載し保管スペースへ移載する
移載台車と、前記保管スペースに配置され、前記移載台
車との間で保管物の受移載を行うためのパレットとを備
え、前記走行台車は、走行機構を有する走行部上に保管
物を載置する載置部が設けられ、この載置部が上下動装
置によって上下動自在に構成され、前記移載台車は、走
行機構を有する走行部の上面が前記パレットを定位置載
置可能に形成され、かつ当該パレットを移載台車から保
管スペースへと可逆的に移送可能な送り機構が設けられ
て構成され、前記仮置台および走行台車の載置部ならび
にパレットは互いにすれ違い自在に略櫛形に形成されて
なることを特徴とする自動倉庫。 - (6)保管物を保管フロアへ搬入するエレベータと、該
保管フロアにおいて前記エレベータに隣接して設けられ
た走行軌道と、この走行軌道に近接して設けられた保管
スペースと、前記走行軌道上でかつ前記エレベータに近
接して設けられた仮置台と、前記仮置台にエレベータか
ら移載載置された保管物を受載して走行軌道上を走行す
る走行台車と、この走行台車上の保管物を走行台車から
受載し保管スペースへ移載する移載台車と、前記保管ス
ペースに配置され、前記移載台車との間で保管物の受移
載を行うためのパレットとを備え、前記走行台車は、走
行機構を有する走行部上に保管物を載置する載置部が設
けられ、この載置部が上下動装置によって上下動自在に
構成され、前記移載台車は、走行機構を有する走行部の
上面が前記パレットを定位置載置可能に形成され、かつ
当該パレットを移載台車から保管スペースへと可逆的に
移送可能な送り機構が設けられて構成され、前記エレベ
ータおよび仮置台および走行台車の載置部ならびにパレ
ットは互いにすれ違い自在に略櫛形に形成されてなるこ
とを特徴とする自動倉庫。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25153090A JPH04129907A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 自動倉庫システムおよび自動倉庫 |
FR9111564A FR2667101A1 (fr) | 1990-09-20 | 1991-09-19 | Systeme de stockage, applicable aux parcs de stationnement, et procede de transfert. |
GB9120020A GB2249304A (en) | 1990-09-20 | 1991-09-19 | Automated garage. |
DE19914131409 DE4131409A1 (de) | 1990-09-20 | 1991-09-20 | Automatisiertes lagerverfahren und lagereinheit zur durchfuehrung dieses verfahrens |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25153090A JPH04129907A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 自動倉庫システムおよび自動倉庫 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3198393A Division JPH05238507A (ja) | 1991-07-12 | 1991-07-12 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129907A true JPH04129907A (ja) | 1992-04-30 |
Family
ID=17224183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25153090A Pending JPH04129907A (ja) | 1990-09-20 | 1990-09-20 | 自動倉庫システムおよび自動倉庫 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04129907A (ja) |
DE (1) | DE4131409A1 (ja) |
FR (1) | FR2667101A1 (ja) |
GB (1) | GB2249304A (ja) |
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
CN106049946A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-26 | 郑昊 | 一种梳齿交换载车板及与之配合的底座 |
CN106639442A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-10 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 一种整车自动化立体仓库输送方法 |
CN108590283A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-09-28 | 杭州师范大学钱江学院 | 梳齿式立体停车库 |
CN109695363A (zh) * | 2017-10-24 | 2019-04-30 | 刘思邦 | 塔式立体停车库 |
CN112144934A (zh) * | 2020-09-23 | 2020-12-29 | 东杰智能科技集团股份有限公司 | 智能立体车库的梳齿交换纵向横移存取车方法 |
CN112177403A (zh) * | 2020-09-23 | 2021-01-05 | 东杰智能科技集团股份有限公司 | 在纵向移动台车与钢构架停车位之间实现摩擦存取车方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE9210587U1 (de) * | 1992-08-07 | 1993-12-02 | Hölscher, Ottokar, Dipl.-Ing., 50858 Köln | Anlage zum Ein- und Auslagern bzw. zur Speicherung von unterschiedlichen Gütern bzw. Lasten in einem eine Vielzahl von Stellplätzen aufweisenden Speichersilo |
BR9604618A (pt) * | 1996-11-28 | 1998-06-09 | Moacir Cosmo Rigo | Aperfeiçoamento introduzidos em equipamento de sistema modular para estacionamento e movimentação de veículos e cargas |
US5980185A (en) * | 1997-07-30 | 1999-11-09 | Vita Auto Stack, Inc. | Vehicle parking structure |
DE19750470C2 (de) * | 1997-11-14 | 2000-03-23 | Woehr Otto Gmbh | Verfahren zur Adressierung von Baugruppensteuerungen einer Parkanlage für Kraftfahrzeuge |
CN104005582A (zh) * | 2013-02-25 | 2014-08-27 | 于君 | 以梳齿承载和存取车辆的停车设备 |
CN104806057B (zh) * | 2015-05-08 | 2017-06-06 | 北京航空航天大学 | 一种反端面凸轮式升降的立体停车库车辆搬运器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2028476A (en) * | 1932-03-21 | 1936-01-21 | Rome Jacques | Garage for automobiles and the like |
US3390791A (en) * | 1966-04-04 | 1968-07-02 | William W. Baldwin | Pallet apparatus for automatically parking vehicles |
IT1171216B (it) * | 1983-07-27 | 1987-06-10 | Italimpianti | Terminale a magazzino verticale per container |
-
1990
- 1990-09-20 JP JP25153090A patent/JPH04129907A/ja active Pending
-
1991
- 1991-09-19 GB GB9120020A patent/GB2249304A/en not_active Withdrawn
- 1991-09-19 FR FR9111564A patent/FR2667101A1/fr active Pending
- 1991-09-20 DE DE19914131409 patent/DE4131409A1/de not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106049946A (zh) * | 2016-07-14 | 2016-10-26 | 郑昊 | 一种梳齿交换载车板及与之配合的底座 |
CN106049946B (zh) * | 2016-07-14 | 2018-06-19 | 郑昊 | 一种梳齿交换载车板及与之配合的底座 |
CN106639442A (zh) * | 2016-11-30 | 2017-05-10 | 上海振华重工(集团)股份有限公司 | 一种整车自动化立体仓库输送方法 |
CN109695363A (zh) * | 2017-10-24 | 2019-04-30 | 刘思邦 | 塔式立体停车库 |
CN108590283A (zh) * | 2018-04-27 | 2018-09-28 | 杭州师范大学钱江学院 | 梳齿式立体停车库 |
CN112144934A (zh) * | 2020-09-23 | 2020-12-29 | 东杰智能科技集团股份有限公司 | 智能立体车库的梳齿交换纵向横移存取车方法 |
CN112177403A (zh) * | 2020-09-23 | 2021-01-05 | 东杰智能科技集团股份有限公司 | 在纵向移动台车与钢构架停车位之间实现摩擦存取车方法 |
CN112177403B (zh) * | 2020-09-23 | 2021-10-22 | 东杰智能科技集团股份有限公司 | 在纵向移动台车与钢构架停车位之间实现摩擦存取车方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9120020D0 (en) | 1991-11-06 |
DE4131409A1 (de) | 1992-03-26 |
GB2249304A (en) | 1992-05-06 |
FR2667101A1 (fr) | 1992-03-27 |
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