JP3390630B2 - 立体駐車場 - Google Patents

立体駐車場

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JP3390630B2
JP3390630B2 JP17846097A JP17846097A JP3390630B2 JP 3390630 B2 JP3390630 B2 JP 3390630B2 JP 17846097 A JP17846097 A JP 17846097A JP 17846097 A JP17846097 A JP 17846097A JP 3390630 B2 JP3390630 B2 JP 3390630B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H6/00Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
    • E04H6/08Garages for many vehicles
    • E04H6/12Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles
    • E04H6/18Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
    • E04H6/185Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions using comb-type transfer means
    • E04H6/186Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions using comb-type transfer means without transverse movement of the car after leaving the transfer means

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は立体駐車場におい
て入出庫室の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公平3ー51867号公報にかかる立
体駐車場においては、地上の各階にわたり延びる昇降空
間のうち地上一階で進入通路が設けられ、この昇降空間
の左右両側で地上一階に待機区画が進入通路に隣接して
設けられているとともに、この左右両待機区画の上方で
各階に駐車区画が昇降空間に隣接して設けられている。
自動車は、通常、前記進入通路から入庫されるが、すぐ
に進入通路から入庫できない場合、前記左右両待機区画
に一旦進入して待機した後に入庫する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記進入通路
が昇降空間内にあるため、下記*の問題がある。 * 昇降フォークが進入通路内で作動している場合に
は、自動車が進入通路を通過することができない。
【0004】* 自動車が進入通路内を通過したり進入
通路内に入り込んでいる場合には、昇降フォークを進入
通路内で作動させることができない。上記*ように、昇
降フォークと進入通路内の自動車とが互いに邪魔になっ
て,入出庫や自動車の通過を円滑に行うことができな
い。
【0005】本発明は、入出庫や自動車の通過を円滑に
行うことを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】後記各実施形態の図面
(図4〜10に示す第二実施形態、図11(b)に示
二実施形態の別例、図14に示す第二実施形態の別
例)の符号を援用して本発明を説明する。
【0007】請求項1の発明にかかる立体駐車場は、
実施形態に対応し、下記のように構成されている。車
両(2)が出し入れされる入出庫室(15)と、この車
両(2)が格納される格納室(14)と、この入出庫室
(15)と格納室(14)とを連通する昇降室(10)
と、この昇降室(10)を通って入出庫室(15)と格
納室(14)との間で車両(2)を搬送する昇降リフト
(21)とを備えている。
【0008】前記昇降室(10)には昇降リフト(2
1)との間で車両(2)の受渡し及び受取りを行う昇降
移換機構(33)を備えた待機室(20)を入出庫室
(15)に隣接して設けている。この待機室(20)と
入出庫室(15)との間で車両(2)の受渡し及び受取
りを行う入出庫横行移換機構(29)を備えている。入
出庫横行移換機構(29)は、待機室(20)に設けた
上下動機構(46,47)と、入出庫室(15)に設け
た上下動機構(48)とを備えている。この各上下動機
構(46,47,48)は、それぞれ、車両載置台(3
1)を支持し得る各横行駆動部(55,56)を上動位
置と下動位置とに移動させる上下駆動部(49,50,
51)を備えている。待機室(20)の上下動機構(4
6,47)の各横行駆動部(55,56)のうち上動位
置にある横行駆動部(55,56)と、入出庫室(1
5)の上下動機構(48)の各横行駆動部(55,5
6)のうち上動位置にある横行駆動部(55,56)と
の間、並びに、待機室(20)の上下動機構(46,4
7)の各横行駆動部(55,56)のうち下動位置にあ
る横行駆動部(55,56)と、入出庫室(15)の上
下動機構(48)の各横行駆動部(55,56)のうち
下動位置にある横行駆動部(55,56)との間で、そ
れぞれ、車両載置台(31)を移動可能にしている。
記昇降室(10)に隣接して前記格納室(14)を上下
方向へ並設した格納室列(11,12)内の所定階で前
記入出庫室(15)を設けるとともに、この入出庫室
(15)を通り抜け可能な通路(17)としている。
【0009】
【0010】
【0011】請求項の発明は、請求項の発明に下記
の構成を追加している。各上下動機構(46,47,4
8)の各横行駆動部(55,56)のうち、上動位置に
ある横行駆動部(55,56)及び下動位置にある横行
駆動部(55,56)の総数よりも、車両載置台(3
1)の総数を少なくした。
【0012】
【0013】請求項の発明は、請求項1又は請求項
の発明に下記の構成を追加している。昇降室(10)は
入出庫室(15)の通り抜け方向(3)である前後方向
へ並設され、この各昇降室(10)に隣接する格納室列
(11,12)も入出庫室(15)の通り抜け方向
(3)である前後方向へ並設されている。この各格納室
列(11,12)内の所定階で設けられた各入出庫室
(15)は、通り抜け方向(3)である前後方向へ並設
され、互いに連通されて一連の通路(17)となってい
る。
【0014】請求項の発明は、請求項から請求項
のうちいずれかの請求項の発明に下記の構成を追加して
いる。入出庫室(15)は、通り抜け方向(3)である
前後方向に対し直交する左右方向で互いに隣接する両格
納室列(11,12)内の所定階で両格納室列(11,
12)間にわたり連通する一つ空間内に設けられてい
る。
【0015】請求項の発明は、請求項から請求項
のうちいずれかの請求項の発明に下記の構成を追加して
いる。待機室(20)は、入出庫室(15)の通り抜け
方向(3)である前後方向に対し直交する左右方向の両
側で入出庫室(15)に隣接して設けられている。入出
庫横行移換機構(29)は、この入出庫室(15)と左
右両待機室(20)との間で設けられている。
【0016】求項の発明においては、請求項1から
請求項のうちいずれかの請求項に記載の立体駐車場
(1)を複数並設し、各立体駐車場(1)に設けられた
通路(17)のうち所定の通路(17)を互いにつなぐ
案内路(58)を設けている。
【0017】
【発明の実施形態】
〔第一実施形態〕まず、本発明の第一実施形態にかかる
立体駐車場を図1〜3を参照して説明する。なお、図1
に示す立体駐車場1において、自動車2(車両)の進退
方向3(図1の紙面に直交する方向)を前後方向とし、
この進退方向3に直交する方向を左右方向とする。
【0018】<立体駐車場1の室区画構成>この立体駐
車場1において、互いに隣接する六組の塔4,5,6,
7,8,9は、昇降室10と、この昇降室10の左右両
側に隣接して設けられた格納室列11,12とからな
り、左右方向へ三つ並設されているとともに前後方向へ
二つ並設され、地上面13を境に地上階と地下階に分か
れている。六組の塔4,5,6,7,8,9のうち、前
中央塔5の左格納室列11及び右格納室列12がそれぞ
れ前左塔4の右格納室列12及び前右塔6の左格納室列
11に隣接しているとともに、後中央塔8の左格納室列
11及び右格納室列12がそれぞれ後左塔7の右格納室
列12及び後右塔9の左格納室列11に隣接している。
また、前左塔4の左格納室列11と昇降室10と右格納
室列12、前中央塔5の左格納室列11と昇降室10と
右格納室列12及び前右塔6の左格納室列11と昇降室
10と右格納室列12が、それぞれ、後左塔7の左格納
室列11と昇降室10と右格納室列12、後中央塔8の
左格納室列11と昇降室10と右格納室列12及び後右
塔9の左格納室列11と昇降室10と右格納室列12に
隣接している。前記各塔4,5,6,7,8,9の左右
両格納室列11,12においては、格納室14が上下方
向へ並設されている。
【0019】地上一階で、前左塔4の右格納室列12と
前中央塔5の左格納室列11との間、前中央塔5の右格
納室列12と前右塔6の左格納室列11との間、後左塔
7の右格納室列12と後中央塔8の左格納室列11との
間、後中央塔8の右格納室列12と後右塔9の左格納室
列11との間にわたり、それぞれ連通する一つ空間内に
入出庫室15が設けられている。また、前右塔6及び後
右塔9には右格納室列12の地上一階で膨出部16が段
差状に設けられ、この膨出部16内を含む右格納室列1
2の地上一階でそれぞれ入出庫室15が設けられてい
る。
【0020】前左入出庫室15と後左入出庫室15、前
中央入出庫室15と後中央入出庫室15及び前右入出庫
室15と後右入出庫室15とは、それぞれ、前後方向へ
並設され、互いに連通されて一連の通路17となってい
る。この通路17は、立体駐車場1を貫通し、通り抜け
方向(進退方向3)の前後両側で進入口18と退出口1
9とを有している。
【0021】前記各塔4,5,6,7,8,9の昇降室
10には、地上一階で、待機室20が入出庫室15に隣
接して設けられている。<前記各昇降室10内に設けら
れた昇降リフト21>昇降室10の上側にウインチ22
が設置されている。このウインチ22から吊下された四
本のチェーン23が各ガイドレール24に挿通されてい
る。この昇降リフト21は、各ガイドレール24や各チ
ェーン23のほか、下記に示す左右両昇降台25を備え
ている。
【0022】この左右両昇降台25は、互いに分離され
て設けられ、昇降駆動部26と載置部27とからなる。
この左右両昇降駆動部26は左右の前後両ガイドレール
24間に架設されてその前後両端部が昇降可能に支持さ
れ、各チェーン23の下端部が左右両昇降駆動部26の
前後両端部に連結されている。なお、左右に分割された
両昇降駆動部26は、ウインチ22により互いに連動す
る。また、この左右両載置部27においては、複数の載
置用フォーク28(櫛歯状のもの)が左右両昇降駆動部
26に取着されて並設されている。ウインチ22により
各チェーン23が昇降すると、各昇降室10で左右両昇
降駆動部26が互いに連動して左右両載置部27ととも
に昇降する。
【0023】<入出庫室15と待機室20との間に設け
られた入出庫横行移換機構29>この入出庫横行移換機
構29は入出庫室15と待機室20との間で自動車2の
受渡し及び受取りを行うものである。入出庫室15及び
待機室20において、その前後両床枠に横行ローラ30
が左右方向へ並設され、この前後各横行ローラ30間に
載置台31が支持されて左右方向へ移動可能になってい
る。この載置台31の左右両側には複数の載置用フォー
ク32(櫛歯状のもの)が並設されている。
【0024】<待機室20と昇降リフト21との間に設
けられた昇降移換機構33>この昇降移換機構33は前
記昇降リフト21との間で自動車2の受渡し及び受取り
を行うものであって、昇降リフト21の左右両昇降台2
5と前記入出庫横行移換機構29の載置台31とが該当
する。
【0025】<昇降室10と格納室14との間に設けら
れた格納横行移換機構34>この格納横行移換機構34
は、昇降室10と格納室14との間で自動車2の受渡し
及び受取りを行うとともに、前記昇降リフト21との間
で自動車2の受渡し及び受取りを行うものである。各階
で昇降室10及び各格納室14において、その前後両床
枠に横行ローラ35が左右方向へ並設され、この前後各
横行ローラ35間に載置台36が支持されて左右方向へ
移動可能になっている。この載置台36の左右両側には
複数の載置用フォーク37(櫛歯状のもの)が並設され
ている。
【0026】<入庫作用>前左通路17(前左入出庫室
15と後左入出庫室15)、前中央通路17(前中央入
出庫室15と後中央入出庫室15)及び前右通路17
(前右入出庫室15と後右入出庫室15)のうち、空い
ている通路17の入出庫室15に自動車2を進入口18
から入れて載置台31の載置用フォーク32上に載せ
る。昇降リフト21の左右両昇降台25は待機室20ま
で移動する。自動車2を載せた載置台31は入出庫室1
5から待機室20へ移動する。左右両昇降台25が上昇
すると、その載置用フォーク28が載置台31の載置用
フォーク32を通過し、自動車2が載置用フォーク28
に移し換えられる。載置台31は待機室20から入出庫
室15へ戻る。自動車2を載せた左右両昇降台25は昇
降室10を移動し、入庫する階の格納室14に隣接して
停止する。載置台36が格納室14から昇降室10へ移
動する。左右両昇降台25が下降すると、その載置用フ
ォーク28が載置台36の載置用フォーク37を通過
し、自動車2が載置用フォーク37に移し換えられる。
自動車2を載せた載置台36は昇降室10から格納室1
4へ戻る。
【0027】<出庫作用>昇降リフト21の左右両昇降
台25は出庫する階の格納室14に隣接して停止する。
自動車2を載せた載置台36は格納室14から昇降室1
0へ移動する。左右両昇降台25が上昇すると、その載
置用フォーク28が載置台36の載置用フォーク37を
通過し、自動車2が載置用フォーク28に移し換えられ
る。載置台36は昇降室10から格納室14へ戻る。自
動車2を載せた左右両昇降台25は昇降室10を待機室
20まで移動する。載置台31は入出庫室15から待機
室20へ移動する。左右両昇降台25が下降すると、そ
の載置用フォーク28が載置台31の載置用フォーク3
2を通過し、自動車2が載置用フォーク32に移し換え
られる。自動車2を載せた載置台31は待機室20から
入出庫室15へ戻る。通路17で自動車2を運転して退
出口19から出す。
【0028】<自動車2の通過可能状態>前記入出庫横
行移換機構29において載置台31は、前述した入出庫
作用時に機能する状態以外の通常状態で、入出庫室15
に位置する。
【0029】左通路17と中央通路17と右通路17の
うちいずれかの通路17において前後両入出庫室15に
載置台31が位置している状態で、自動車2は進入口1
8から入り、通路17で両載置台31上を通り、退出口
19へ出ることができる。
【0030】<第一実施形態の特徴>第一実施形態は下
記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 * 昇降室10に隣接して格納室14を上下方向へ並設
した格納室列11,12内の所定階(地上一階)に設け
た入出庫室15を通り抜け可能な通路17とした。その
ため、所定の通路17で入出庫室15に入庫できない場
合には、この通路17を通過し、別の通路17へ行って
入出庫室15に入庫することができる。従って、当初入
庫予定していた通路17で必要以上に長く待つことなく
別の通路17を捜すことができ、入庫を円滑に行うこと
ができる。
【0031】特に、通路17としての入出庫室15を昇
降室10の待機室20に隣接して設けることにより、下
記・の利点がある。 ・ 昇降台25が待機室20内で作動している場合で
も、自動車2は昇降台25の作動に関係なく通路17を
通過することができる。
【0032】・ 自動車2が通路17内を通過したり通
路17内に入り込んでいる場合でも、昇降台25を待機
室20内で作動させることができる。上記・ように、昇
降台25と通路17内の自動車2とが互いに邪魔になら
ず、入出庫や自動車の通過を円滑に行うことができる。
【0033】* 入出庫室15と待機室20との間で自
動車2の受渡し及び受取りを行う入出庫横行移換機構2
9や、待機室20において昇降リフト21との間で自動
車2の受渡し及び受取りを行う昇降移換機構33によ
り、入出庫を円滑に行うことができる。
【0034】* 昇降室10や格納室列11,12を前
後方向へ並設して格納スペースを増やすことに合わせ
て、入出庫室15も前後方向へ並設して互いに連通する
一連の通路17とした。従って、この通路17に隣接す
る各待機室20のうち、利用したい一つの待機室20に
おいて稼働中であっても、この通路17を利用して他の
待機室20に移動すれば、入庫を円滑に行うことができ
る。
【0035】* 入出庫室15は、左右方向で互いに隣
接する両格納室列11,12内の所定階(地上一階)で
両格納室列11,12間にわたり連通する一つ空間内に
設けられている。そのため、入出庫室15の幅寸法(通
り抜け方向3に対し直交する方向の寸法)を広くするこ
とができる。従って、通路17としての入出庫室15を
容易に通り抜けることができる。
【0036】〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施
形態にかかる立体駐車場を図4〜10を参照して説明す
る。
【0037】<立体駐車場1の室区画構成>図4,5,
6に示すように、この立体駐車場1において、互いに隣
接する八組の塔38,39,40,41,42,43,
44,45は、第一実施形態の場合と同様に、昇降室1
0と、この昇降室10の左右両側に隣接して設けられた
格納室列11,12とからなり、左右方向へ二つ並設さ
れているとともに前後方向へ四つ並設され、地上面13
に地上階のみを有している。八組の塔38,39,4
0,41,42,43,44,45のうち、最前左塔3
8の右格納室列12、中間前左塔40の右格納室列1
2、中間後左塔42の右格納室列12及び最後左塔44
の右格納室列12がそれぞれ最前右塔39の左格納室列
11、中間前右塔41の左格納室列11、中間後右塔4
3の左格納室列11及び最後右塔45の左格納室列11
に隣接している。また、最前左塔38の左格納室列11
と昇降室10と右格納室列12、中間前左塔40の左格
納室列11と昇降室10と右格納室列12、中間後左塔
42の左格納室列11と昇降室10と右格納室列12及
び最後左塔44の左格納室列11と昇降室10と右格納
室列12が、それぞれ、順次隣接しているとともに、最
前右塔39の左格納室列11と昇降室10と右格納室列
12、中間前右塔41の左格納室列11と昇降室10と
右格納室列12、中間後右塔43の左格納室列11と昇
降室10と右格納室列12及び最後右塔45の左格納室
列11と昇降室10と右格納室列12が、それぞれ、順
次隣接している。
【0038】地上一階で、最前左塔38の右格納室列1
2と最前右塔39の左格納室列11との間、中間前左塔
40の右格納室列12と中間前右塔41の左格納室列1
1との間、中間後左塔42の右格納室列12と中間後右
塔43の左格納室列11との間、最後左塔44の右格納
室列12と最後右塔45の左格納室列11との間にわた
り、それぞれ連通する一つ空間内に入出庫室15が設け
られている。最前入出庫室15と中間前入出庫室15と
中間後入出庫室15と最後入出庫室15とは、それぞ
れ、前後方向へ並設され、互いに連通されて一連の通路
17となっている。この通路17は、立体駐車場1を貫
通し、通り抜け方向(進退方向3)の前後両側で進入口
18と退出口19とを有している。
【0039】前記各塔38,39,40,41,42,
43,44,45の昇降室10には、地上一階で、待機
室20が入出庫室15の左右両側に隣接して設けられて
いる。
【0040】<前記各昇降室10内に設けられた昇降リ
フト21>第一実施形態の場合と同様である。<入出庫
室15と待機室20との間に設けられた入出庫横行移換
機構29>図4,5,6に示すように、この入出庫横行
移換機構29は、第一実施形態のものと大きく異なり、
最前左塔38と最前右塔39との間、中間前左塔40と
中間前右塔41との間、中間後左塔42と中間後右塔4
3との間及び最後左塔44と最後右塔45との間でそれ
ぞれ、入出庫室15と左右両待機室20とにわたり設置
されている。次に、図7,8,9に示す各入出庫横行移
換機構29を詳述する。
【0041】この入出庫横行移換機構29は、左右両待
機室20に設けられた上下動機構46,47と、入出庫
室15に設けられた上下動機構48とを備えている。こ
の各上下動機構46,47,48は、それぞれ、上下駆
動部49,50,51を備えている。
【0042】この各上下駆動部49,50,51におい
ては、前後の左右両側でそれぞれチェーン52(巻掛け
伝動リンク)が上下両チェーン車53,54間に掛け渡
され、この左右両チェーン52間に二つの横行駆動部5
5,56が架設されている。この各横行駆動部55,5
6には横行ローラ57が左右方向へ並設されている。前
側の各横行駆動部55,56の横行ローラ57と後側の
各横行駆動部55,56の横行ローラ57との間でそれ
ぞれ載置台31が支持されて左右方向へ移動し得る。各
載置台31の左右両側には複数の載置用フォーク32
(櫛歯状のもの)が並設されている。前後の左右両チェ
ーン52が回転すると、各横行駆動部55,56は、ガ
イド(図示せず)に沿って上動位置と下動位置とに移動
し、それらの位置で固定される。
【0043】待機室20の各横行駆動部55,56のう
ち上動位置にある横行駆動部55または56と、入出庫
室15の各横行駆動部55,56のうち上動位置にある
横行駆動部55または56との間で、載置台31が移動
し得る。また、待機室20の各横行駆動部55,56の
うち下動位置にある横行駆動部56または55と、入出
庫室15の各横行駆動部55,56のうち下動位置にあ
る横行駆動部56または55との間で、載置台31が移
動し得る。載置台31の総数(五つ)は横行駆動部5
5,56の総数(六つ)よりも一つ少なくなっている。
すなわち、載置台31を支持し得る各横行駆動部55,
56のうち、一つの横行駆動部55,56は載置台31
を支持しない状態にあり、他の横行駆動部55,56は
載置台31を支持した状態にある。
【0044】<待機室20と昇降リフト21との間に設
けられた昇降移換機構33>第一実施形態の場合と同様
である。 <昇降室10と格納室14との間に設けられた格納横行
移換機構34>第一実施形態の場合と同様である。
【0045】<入出庫作用>通路17で空いている入出
庫室15に自動車2を進入口18から入れて載置台31
上に載せる。後述する入出庫横行移換機構29の入庫作
用により、自動車2を載せた載置台31が入出庫室15
から待機室20へ移動する。それ以後の入庫作用は第一
実施形態の場合と同様である。
【0046】また、格納室14から出された自動車2を
載せた左右両昇降台25が昇降室10を待機室20まで
移動するまでの出庫作用は第一実施形態の場合と同様で
ある。次に、後述する入出庫横行移換機構29の出庫作
用により、自動車2を載せた載置台31が待機室20か
ら入出庫室15へ戻る。そして、通路17で自動車2を
運転して退出口19から出す。
【0047】上記入出庫横行移換機構29による入出庫
作用の一例を詳述する。 * 図10(a)に示す状態 各載置台31は、入出庫室15で上下両側に、左待機室
20で上下両側に、右待機室20で下側のみにそれぞれ
位置している。入出庫室15で上側載置台31に入庫自
動車2が載せられている。左待機室20の上方で昇降台
25に出庫自動車2が載せられている。
【0048】* 図10(b)に示す状態 図10(a)に示す状態から、入出庫室15の上側で入
庫自動車2を載せた載置台31が右待機室20の上側に
移動するとともに、入出庫室15の下側にある載置台3
1が入出庫室15の上側に移動する。そして、右待機室
20で入庫自動車2は上側載置台31から昇降台25に
移し換えられる。また、左待機室20で出庫自動車2は
昇降台25から上側載置台31に移し換えられる。
【0049】通路17の各入出庫室15で載置台31が
上側に位置している状態において、通過自動車2は進入
口18から入り、通路17で各載置台31上を通り、退
出口19へ出ることができる。
【0050】* 図10(c)に示す状態 図10(b)に示す状態から、入出庫室15の上側にあ
る載置台31が入出庫室15の下側に移動するととも
に、左待機室20の上側で出庫自動車2を載せた載置台
31が入出庫室15の上側に移動する。そして、この出
庫自動車2は通路17で各載置台31上を通り、退出口
19へ出る。左待機室20の上方で昇降台25に出庫自
動車2が載せられている。
【0051】* 図10(d)に示す状態 図10(c)に示す状態から、入庫自動車2が進入口1
8から入って通路17を通り、入出庫室15の上側載置
台31に載せられる。左待機室20の下側にある載置台
31が左待機室20の上側に移動するとともに、入出庫
室15の下側にある載置台31が左待機室20の下側に
移動する。そして、左待機室20で出庫自動車2は昇降
台25から上側載置台31に移し換えられる。
【0052】* 図10(e)に示す状態 図10(d)に示す状態から、右待機室20の下側にあ
る載置台31が入出庫室15の下側に移動し、入出庫室
15の上側で入庫自動車2を載せた載置台31が右待機
室20の上側に移動するとともに、左待機室20の上側
で出庫自動車2を載せた載置台31が入出庫室15の上
側に移動する。そして、前述したように、この入庫自動
車2が入庫されるとともに、出庫自動車2が退出する。
【0053】<第二実施形態の特徴>第二実施形態は下
記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 * 入出庫横行移換機構29においては、入出庫室15
及び待機室20でそれぞれ各載置台31が上動位置と下
動位置とに移動するとともに、入出庫室15の上側と待
機室20の上側との間、並びに、入出庫室15の下側と
待機室20の下側との間でも、各載置台31が横行す
る。そのため、各載置台31が入出庫室15及び待機室
20へ迅速かつ同時に移動する。従って、入出庫を円滑
に行うことができる。
【0054】* 入出庫横行移換機構29においては、
各上下動機構46,47,48における上動位置の横行
駆動部55,56及び下動位置の横行駆動部55,56
の総数(六つ)よりも、載置台31の総数(五つ)を少
なくした。すなわち、載置台31を支持し得る各横行駆
動部55,56のうち、一つの横行駆動部55,56は
載置台31を支持しない状態にある。従って、各載置台
31のうち一部の載置台31が入出庫室15及び待機室
20へ移動するだけで、入出庫を円滑に行うことができ
る。
【0055】* 入出庫横行移換機構29は入出庫室1
5と左右両待機室20との間で設けられている。そのた
め、入出庫室15と一方の待機室20との間で入庫を行
うとともに、他方の待機室20と入出庫室15との間で
出庫を行うことができる。従って、入出庫を円滑に行う
ことができる。
【0056】* 前述した第一実施形態の特徴と同様な
特徴を有する。 〔第一実施形態または第二実施形態の別例〕図11
(a)に示すように第一実施形態にかかる立体駐車場1
が複数並設されている。また、図11(b)に示すよう
に第二実施形態にかかる立体駐車場1が複数並設されて
いる。各立体駐車場1に設けられた各通路17のうち所
定の通路17を互いにつなぐ案内路58(入口59と出
口60とそれらの間の各通路17をつなぐ矢印で表示)
が地上面13に設けられている。いずれかの立体駐車場
1の通路17を通り抜けた自動車2は、案内路58を通
って別の立体駐車場1の通路17に至り、その通路17
を利用して前述したように入庫される。従って、当初入
庫予定していた通路17で必要以上に長く待つことなく
別の通路17を捜すことができ、入庫を円滑に行うこと
ができる。
【0057】〔第三実施形態〕図12及び図13に示す
第三実施形態は、第一実施形態における入出庫横行移換
機構29の載置台31を下記のように変更している。
【0058】図13に示すように、この載置台31は、
待機室20と入出庫室15との間で各横行ローラ30に
支持されて往復移動し得る可動台61と、この可動台6
1上で支軸63を中心にして回転可能に支持された回転
台62とを有している。この回転台62の両側には複数
の載置用フォーク32(櫛歯状のもの)が並設されてい
る。載置台31が入出庫室15にある状態で、可動台6
1の左右両側に位置する補助レール64は、上動して可
動台61に隣接する。この補助レール64の上動状態
で、回転台62は、可動台61上及び左右両補助レール
64上で支えられながら、通路17の通り抜け方向3の
両側のうち一側の進入口18と他側の退出口19との間
で180度往復回転する。載置台31が待機室20と入
出庫室15との間で往復移動する場合、補助レール64
は下動して可動台61の移動軌跡から退避する。
【0059】図示しないが、図11に示す場合と同様
に、この第三実施形態にかかる立体駐車場1を複数並設
し、各立体駐車場1に設けられた通路17のうち所定の
通路17を互いにつなぐ案内路を設けてもよい。
【0060】前述したように載置台31が回転台62を
有している場合には、下記*の利点がある。 * 図13に示すように各通路17のうち一つの通路1
7の進入口18及び退出口19を他の通路17のものと
逆にすると、例えば図12に示す経路65または経路6
6または経路67を経て入庫後に出庫する場合、自動車
2の向きを変更する必要がある。このような場合に、回
転台62を利用して自動車2の向きを変更し、入出庫を
円滑に行うことができる。
【0061】* 入出庫室15において回転台62によ
り自動車2の向きを変更すれば、通路17の進入口18
及び退出口19のうちいずれからも進入または退出する
ことができる。従って、入出庫を円滑に行うことができ
る。
【0062】〔他の実施形態〕前記各実施形態以外にも
下記*のように構成してもよい。 * 図14(a)に示す立体駐車場1は、図4〜6に示
す第二実施形態を変更したものであり、地上階に加えて
地下階も備えている。このように地下階を有する場合、
昇降リフト21の昇降台25は待機室20を上下方向へ
通過しなければならない。そのため、入出庫横行移換機
構29においては、載置台31を支持し得る各横行駆動
部55,56のうち、二つの横行駆動部55,56は載
置台31を支持しない状態にあり、他の横行駆動部5
5,56は載置台31を支持した状態にある。すなわ
ち、載置台31の総数(四つ)は横行駆動部55,56
の総数(六つ)よりも二つ少なくなっている。従って、
図14(b)に示すように、任意の待機室20の上下両
側に載置台31が全くない状態にして、この待機室20
を昇降台25が通過することができる。
【0063】* 図15(a)(b)(c)に示すよう
に、第一実施形態及び第二実施形態の入出庫室15にお
いては、載置台31(第二実施形態では上側載置台3
1)の下方で、櫛歯状をなす自動車案内部材68がエア
シリンダ69により上下動可能に設けられている。前述
した入出庫作用時に載置台31が移動する場合、この案
内部材68は図15(a)に示すように下動して載置台
31から離れる。前述した自動車2の通過可能状態で載
置台31が入出庫室15に位置する場合、この案内部材
68は図15(b)(c)に示すように上動して載置台
31の載置用フォーク32間に入り込む。そのため、載
置台31の載置用フォーク32間の隙間を埋めて狭くす
ることができる。従って、自動車2は載置台31上をよ
り一層円滑に通過することができる。また、自動車2に
対し乗降する運転者の足場としても機能する。
【0064】* 第一実施形態において入出庫横行移換
機構29をベルトコンベヤにする。 * 第二実施形態の入出庫横行移換機構29において各
上下動機構46,47,48の上下駆動部49,50,
51で、二つの横行駆動部55,56のほかに、さらに
一つの横行駆動部を追加する。この場合には、上動位置
にある横行駆動部と下動位置にある横行駆動部以外に、
中間位置にある横行駆動部が上動位置になる前の待機状
態で存在する。
【0065】* 各実施形態において、入出庫横行移換
機構29の載置台31または格納横行移換機構34の載
置台36と昇降リフト21の昇降台25との間で行われ
る自動車2の受渡し及び受取りは、載置用フォーク2
8,32,37を利用して行われている。図示しない
が、自動車2を載せた載置パレットを載置台31,36
と昇降台25との間で移し換えるようにしてもよい。
【0066】* 本発明は、自動車2等の車両以外の格
納物を格納する各種立体格納場にも応用することができ
る。その意味で、請求項に言う「立体駐車場及び車両」
は広義に解釈する。
【0067】〔他の技術的思想〕 各実施形態から把握できる技術的思想(請求項以外)を
効果と共に記載する。 (イ) 請求項または請求項において、入出庫横行
移換機構29の各上下動機構46,47,48の横行駆
動部55,56は横行ローラ57を並設したものであ
り、この各上下動機構46,47,48の上下駆動部4
9,50,51はこの横行駆動部55,56を巻掛け伝
動リンク(チェーン52)に支持したものである。従っ
て、簡単な構造により入出庫横行移換機構29を設計す
ることができる。
【0068】(ロ) 請求項から請求項のうちいず
れかの請求項において、格納室列11,12は入出庫室
15の通り抜け方向3である前後方向に対し直交する左
右方向の両側で昇降室10に隣接して設けられている。
従って、格納スペースを増やして入庫を円滑に行うこと
ができる。
【0069】
【発明の効果】請求項1の発明にかかる立体駐車場によ
れば、当初入庫予定していた通路(17)で必要以上に
長く待つことなく別の通路(17)を捜して、入庫を円
滑に行うことができるばかりではなく、昇降リフト(2
1)と通路(17)内の車両(2)とが互いに邪魔にな
らず、入出庫や車両(2)の通過を円滑に行うことがで
きる。また、入出庫横行移換機構(29)や昇降移換機
構(33)により、入出庫を円滑に行うことができる。
さらに、各車両載置台(31)が入出庫室(15)及び
待機室(20)へ迅速かつ同時に移動して、入出庫を円
滑に行うことができる。
【0070】
【0071】請求項の発明によれば、請求項の発明
の効果に加え、各車両載置台(31)のうち一部の車両
載置台(31)が入出庫室(15)及び待機室(20)
へ移動するだけで、入出庫を円滑に行うことができる。
【0072】
【0073】請求項の発明によれば、請求項1又は
求項の発明の効果に加え、各待機室(20)のうち一
つの待機室(20)において稼働中であっても通路(1
7)を利用して他の待機室(20)に移動すれば、入庫
を円滑に行うことができる。
【0074】請求項の発明によれば、請求項から請
求項のうちいずれかの請求項の発明の効果に加え、入
出庫室(15)を広して通路(17)を容易に通り抜け
ることができる。
【0075】請求項の発明によれば、請求項から請
求項のうちいずれかの請求項の発明の効果に加え、入
出庫室(15)と一方の待機室(20)との間で入庫を
行うとともに、他方の待機室(20)と入出庫室(1
5)との間で出庫を行って、入出庫を円滑に行うことが
できる。請求項の発明によれば、請求項1から請求項
のうちいずれかの請求項の発明の効果に加え、いずれ
かの立体駐車場(1)の通路(17)を通り抜けた車両
(2)は、案内路(58)を通って別の立体駐車場
(1)の通路(17)に至り、その通路(17)を利用
して、入庫を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態にかかる立体駐車場を示す概略
正断面図である。
【図2】 図1のX1 ーX1 線概略平断面図である。
【図3】 図1のX2 ーX2 線概略側断面図である。
【図4】 第二実施形態にかかる立体駐車場を示す概略
正断面図である。
【図5】 図4のY1 ーY1 線概略平断面図である。
【図6】 図4のY2 ーY2 線概略側断面図である。
【図7】 図4の入出庫横行移換機構のみを示す概略部
分平面図である。
【図8】 図7のZ1 ーZ1 線概略正断面図である。
【図9】 (a)は図7のZ2 ーZ2 線概略側断面図で
あり、(b)は図7のZ3 ーZ3 線概略側断面図であ
り、(c)は図7のZ4 ーZ4 線概略側断面図である。
【図10】 図4の入出庫横行移換機構についての作用
説明図である。
【図11】 (a)は第一実施形態の別例を示す立体駐
車場の概略平断面図であり、(b)は第二実施形態の別
例を示す立体駐車場の概略平断面図である。
【図12】 第三実施形態にかかる立体駐車場を示す概
略正断面図である。
【図13】 図12のX3 ーX3 線概略側断面図であ
る。
【図14】 (a)は第二実施形態に地下階を追加した
別例にかかる立体駐車場を示す概略正断面図であり、
(b)は(a)の立体駐車場の入出庫横行移換機構につ
いての作用説明図である。
【図15】 (a)は第一実施形態及び第二実施形態の
入出庫横行移換機構における車両載置台に案内部材を追
加した他の実施形態にあって案内部材が下動状態にある
車両載置台を示す概略部分正断面図であり、(b)は同
じく案内部材が上動状態にある車両載置台を示す概略部
分正断面図であり、(c)は同じく案内部材が上動状態
にある車両載置台を示す概略部分平断面図である。
【符号の説明】 1…立体駐車場、2…自動車(車両)、3…進退方向
(通り抜け方向)、10…昇降室、11,12…格納室
列、14…格納室、15…入出庫室、17…通路、20
…待機室、21…昇降リフト、31…載置台、29…入
出庫横行移換機構、33…昇降移換機構、46,47,
48…上下動機構、49,50,51…上下駆動部、5
5,56…横行駆動部、58…案内路、61…可動台、
62…回転台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/18 601 E04H 6/18 606 E04H 6/20 E04H 6/22 E04H 6/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両(2)が出し入れされる入出庫室
    (15)と、この車両(2)が格納される格納室(1
    4)と、この入出庫室(15)と格納室(14)とを連
    通する昇降室(10)と、この昇降室(10)を通って
    入出庫室(15)と格納室(14)との間で車両(2)
    を搬送する昇降リフト(21)とを備えた立体駐車場に
    おいて、前記昇降室(10)には昇降リフト(21)との間で車
    両(2)の受渡し及び受取りを行う昇降移換機構(3
    3)を備えた待機室(20)を入出庫室(15)に隣接
    して設け、 この待機室(20)と入出庫室(15)との間で車両
    (2)の受渡し及び受取りを行う入出庫横行移換機構
    (29)を備え、 入出庫横行移換機構(29)は、待機室(20)に設け
    た上下動機構(46,47)と、入出庫室(15)に設
    けた上下動機構(48)とを備え、 この各上下動機構(46,47,48)は、それぞれ、
    車両載置台(31)を支持し得る各横行駆動部(55,
    56)を上動位置と下動位置とに移動させる上下駆動部
    (49,50,51)を備え、 待機室(20)の上下動機構(46,47)の各横行駆
    動部(55,56)のうち上動位置にある横行駆動部
    (55,56)と、入出庫室(15)の上下動機構(4
    8)の各横行駆動部(55,56)のうち上動位置にあ
    る横行駆動部(55,56)との間、並びに、待機室
    (20)の上下動機構(46,47)の各横行駆動部
    (55,56)のうち下動位置にある横行駆動部(5
    5,56)と、入出庫室(15)の上下動機構(48)
    の各横行駆動部(55,56)のうち下動位置にある横
    行駆動部(55,56)との間で、それぞれ、車両載置
    台(31)を移動可能にし、 前記昇降室(10)に隣接して前記格納室(14)を上
    下方向へ並設した格納室列(11,12)内の所定階で
    前記入出庫室(15)を設けるとともに、この入出庫室
    (15)を通り抜け可能な通路(17)としたことを特
    徴とする立体駐車場。
  2. 【請求項2】 各上下動機構(46,47,48)の各
    横行駆動部(55, 56)のうち、上動位置にある横行
    駆動部(55,56)及び下動位置にある横行駆動部
    (55,56)の総数よりも、車両載置台(31)の総
    数を少なくしたことを特徴とする請求項1に記載の立体
    駐車場。
  3. 【請求項3】 昇降室(10)は入出庫室(15)の通
    り抜け方向(3)である前後方向へ並設され、この各昇
    降室(10)に隣接する格納室列(11,12)も入出
    庫室(15)の通り抜け方向(3)である前後方向へ並
    設され、 この各格納室列(11,12)内の所定階で設けられた
    各入出庫室(15)は、通り抜け方向(3)である前後
    方向へ並設され、互いに連通されて一連の通路(17)
    となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の立体駐車場。
  4. 【請求項4】 入出庫室(15)は、通り抜け方向
    (3)である前後方向に対し直交する左右方向で互いに
    隣接する両格納室列(11,12)内の所定階で両格納
    室列(11,12)間にわたり連通する一つ空間内に設
    けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の
    うちいずれかの請求項に記載の立体駐車場。
  5. 【請求項5】 待機室(20)は、入出庫室(15)の
    通り抜け方向(3)である前後方向に対し直交する左右
    方向の両側で入出庫室(15)に隣接して設けられ、 入出庫横行移換機構(29)は、この入出庫室(15)
    と左右両待機室(20)との間で設けられていることを
    特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれかの請求
    項に記載の立体駐車場。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のうちいずれかの
    請求項に記載の立体駐車場(1)を複数並設し、各立体
    駐車場(1)に設けられた通路(17)のうち所定の通
    路(17)を互いにつなぐ案内路(58)を設けたこと
    を特徴とする立体駐車場。
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