JP3371236B2 - 立体駐車設備 - Google Patents
立体駐車設備Info
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- Japan
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- parking
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- shelves
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は多数の車両を格納できる
ようにした高収容型の立体駐車設備に関するものであ
る。
ようにした高収容型の立体駐車設備に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】限られた敷地に効率よく車両を駐車する
設備として、垂直循環方式やエレベータ方式等の駐車装
置が知られている。
設備として、垂直循環方式やエレベータ方式等の駐車装
置が知られている。
【０００３】上記垂直循環方式の駐車装置は、図３に一
例を示す如く、建屋１内の上部位置に駆動スプロケット
２を、又、下部位置に従動スプロケット３をそれぞれ配
置すると共に、該上下のスプロケット２，３間に無端状
のチェーン４を掛け回し、且つ該チェーン４の所要間隔
位置に、車両５を搭載するためのパレット９を備えたケ
ージ６をアタッチメントを介して取り付け、モータ７の
駆動で駆動スプロケット２を回転させてチェーン４を移
動させることによりケージ６を循環移動させられるよう
にして、最下部に位置させたケージ６内に入出庫口８か
ら入庫させた車両５を乗せ、ケージ６を移動して任意の
位置に搬送して駐車させられるようにしてある。
例を示す如く、建屋１内の上部位置に駆動スプロケット
２を、又、下部位置に従動スプロケット３をそれぞれ配
置すると共に、該上下のスプロケット２，３間に無端状
のチェーン４を掛け回し、且つ該チェーン４の所要間隔
位置に、車両５を搭載するためのパレット９を備えたケ
ージ６をアタッチメントを介して取り付け、モータ７の
駆動で駆動スプロケット２を回転させてチェーン４を移
動させることによりケージ６を循環移動させられるよう
にして、最下部に位置させたケージ６内に入出庫口８か
ら入庫させた車両５を乗せ、ケージ６を移動して任意の
位置に搬送して駐車させられるようにしてある。
【０００４】一方、上記エレベータ方式の駐車装置は、
図４に一例を示す如く、地上に立設した建屋１内の中央
部に、入出庫口８と通じる昇降路１０を上下方向に形成
すると共に、該昇降路１０を左右で挟む位置に、車両５
を搭載するためのパレット９の長手方向（前後方向）両
端部を横送り装置１１を介して支持できるようにした棚
１２を、所要の配列ピッチで上下方向へ多段に階層状に
設け、且つ上記横送り装置１１と対応する横送り装置１
３を備えたリフトケージ１４を、上記昇降路１０に配置
して、建屋１内の頂部に設置した巻上装置１５のチェー
ン１６に吊り下げ支持させ、該チェーン１６を巻上下す
ることにより上記リフトケージ１４が昇降路１０を昇降
させられるようにし、更に、上記建屋１内の底部に、上
記リフトケージ１４を吊り降ろすためのピット１７を掘
り、予め、該ピット１７内にリフトケージ１４を吊り降
ろしておいて、リフトケージ１４上にセットされたパレ
ット９上に入出庫口８より進入した車両５が搭載される
と、上記リフトケージ１４を吊り上げてパレット９を所
要段の棚１２の位置まで上昇させ、しかる後、リフトケ
ージ１４の横送り装置１３で車両５をパレット９毎横行
させて棚１２に格納させられるようにしてある。
図４に一例を示す如く、地上に立設した建屋１内の中央
部に、入出庫口８と通じる昇降路１０を上下方向に形成
すると共に、該昇降路１０を左右で挟む位置に、車両５
を搭載するためのパレット９の長手方向（前後方向）両
端部を横送り装置１１を介して支持できるようにした棚
１２を、所要の配列ピッチで上下方向へ多段に階層状に
設け、且つ上記横送り装置１１と対応する横送り装置１
３を備えたリフトケージ１４を、上記昇降路１０に配置
して、建屋１内の頂部に設置した巻上装置１５のチェー
ン１６に吊り下げ支持させ、該チェーン１６を巻上下す
ることにより上記リフトケージ１４が昇降路１０を昇降
させられるようにし、更に、上記建屋１内の底部に、上
記リフトケージ１４を吊り降ろすためのピット１７を掘
り、予め、該ピット１７内にリフトケージ１４を吊り降
ろしておいて、リフトケージ１４上にセットされたパレ
ット９上に入出庫口８より進入した車両５が搭載される
と、上記リフトケージ１４を吊り上げてパレット９を所
要段の棚１２の位置まで上昇させ、しかる後、リフトケ
ージ１４の横送り装置１３で車両５をパレット９毎横行
させて棚１２に格納させられるようにしてある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年の自動
車台数の増加に伴い、上記垂直循環方式やエレベータ方
式の駐車装置を高層化して、限られた敷地において更に
収容能力を高めるようにすることが考えられているが、
上記いずれの方式の駐車装置の場合も、単に高層化する
と、入出庫能力が非常に低下する問題がある。すなわ
ち、上記垂直循環方式の駐車装置とエレベータ方式の駐
車装置とでは、運転速度は互いに異なるものの、或る一
定時間での平均入出庫能力はほぼ同等であって、通常
は、収容台数は５０台位が限度とされているため、単に
高層化して収容台数を増やした場合には、高層化した分
だけ入出庫の円滑性が損われる問題がある。
車台数の増加に伴い、上記垂直循環方式やエレベータ方
式の駐車装置を高層化して、限られた敷地において更に
収容能力を高めるようにすることが考えられているが、
上記いずれの方式の駐車装置の場合も、単に高層化する
と、入出庫能力が非常に低下する問題がある。すなわ
ち、上記垂直循環方式の駐車装置とエレベータ方式の駐
車装置とでは、運転速度は互いに異なるものの、或る一
定時間での平均入出庫能力はほぼ同等であって、通常
は、収容台数は５０台位が限度とされているため、単に
高層化して収容台数を増やした場合には、高層化した分
だけ入出庫の円滑性が損われる問題がある。
【０００６】そこで、本発明は、近年の都市型高層住宅
（たとえば、１５０ｍ位）において建屋の中央部にボイ
ドと称する空間が形成されることに着目し、この空間を
利用して限られた敷地に、独立したエレベータ方式の駐
車装置を別の駐車装置の上に載せて高層化し且つ入出庫
の円滑性を損うことなくより多くの車両を収容できるよ
うな立体駐車設備を提供しようとするものである。
（たとえば、１５０ｍ位）において建屋の中央部にボイ
ドと称する空間が形成されることに着目し、この空間を
利用して限られた敷地に、独立したエレベータ方式の駐
車装置を別の駐車装置の上に載せて高層化し且つ入出庫
の円滑性を損うことなくより多くの車両を収容できるよ
うな立体駐車設備を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、上下に配したスプロケット間にチェーン
を掛け回し、該チェーンの所要間隔位置に車両積載用パ
レットを受けるケージが取り付けてある２基の垂直循環
方式の駐車装置を、該両駐車装置間に昇降用連絡路が形
成させるような間隔で並べて設置し、一方、中央部に形
成した昇降路を挟む位置に、パレットを受けるための棚
を上下方向に多段に配列し、上記昇降路に、棚との間で
パレットの受け渡しを行うリフトケージが昇降可能に配
置してあるエレベータ方式の駐車装置を、上記２基の垂
直循環方式の駐車装置上に跨がるように積み上げて昇降
路が昇降用連絡路と連通するようにし、リフトケージが
上記昇降路及び昇降用連絡路を昇降するようにした構成
とする。
決するために、上下に配したスプロケット間にチェーン
を掛け回し、該チェーンの所要間隔位置に車両積載用パ
レットを受けるケージが取り付けてある２基の垂直循環
方式の駐車装置を、該両駐車装置間に昇降用連絡路が形
成させるような間隔で並べて設置し、一方、中央部に形
成した昇降路を挟む位置に、パレットを受けるための棚
を上下方向に多段に配列し、上記昇降路に、棚との間で
パレットの受け渡しを行うリフトケージが昇降可能に配
置してあるエレベータ方式の駐車装置を、上記２基の垂
直循環方式の駐車装置上に跨がるように積み上げて昇降
路が昇降用連絡路と連通するようにし、リフトケージが
上記昇降路及び昇降用連絡路を昇降するようにした構成
とする。
【０００８】又、中央部に形成した昇降路を挟む位置
に、パレットを受けるための棚を上下方向に多段に配列
し、上記昇降路に、棚との間でパレットの受け渡しを行
うリフトケージが昇降可能に配置してある２基のエレベ
ータ方式の駐車装置を、該両駐車装置間に昇降用連絡路
が形成されるような間隔で並べて設置し、上記２基のエ
レベータ方式の駐車装置と同様な構成を有する１基のエ
レベータ方式の駐車装置を、上記２基のエレベータ方式
の駐車装置上に跨がるように積み上げて昇降路が昇降用
連絡路と連通するようにし、上記２基のエレベータ方式
の駐車装置上に積み上げた１基のエレベータ方式の駐車
装置のリフトケージが昇降路及び昇降用連絡路を昇降す
るようにした構成とする。
に、パレットを受けるための棚を上下方向に多段に配列
し、上記昇降路に、棚との間でパレットの受け渡しを行
うリフトケージが昇降可能に配置してある２基のエレベ
ータ方式の駐車装置を、該両駐車装置間に昇降用連絡路
が形成されるような間隔で並べて設置し、上記２基のエ
レベータ方式の駐車装置と同様な構成を有する１基のエ
レベータ方式の駐車装置を、上記２基のエレベータ方式
の駐車装置上に跨がるように積み上げて昇降路が昇降用
連絡路と連通するようにし、上記２基のエレベータ方式
の駐車装置上に積み上げた１基のエレベータ方式の駐車
装置のリフトケージが昇降路及び昇降用連絡路を昇降す
るようにした構成とする。
【０００９】
【作用】下部の２基の駐車装置上に上部の駐車装置を跨
がるように積み上げることによって容易に高層化できる
ことになる。この際、下部の駐車装置には直接に、又、
上部の駐車装置には下部の駐車装置間の昇降用連絡路を
利用して車両を別々に入出庫させることができるので、
入出庫の待ち時間が少なくて済む。
がるように積み上げることによって容易に高層化できる
ことになる。この際、下部の駐車装置には直接に、又、
上部の駐車装置には下部の駐車装置間の昇降用連絡路を
利用して車両を別々に入出庫させることができるので、
入出庫の待ち時間が少なくて済む。
【００１０】又、上部の駐車装置の収容台数を下部の駐
車装置の収容台数よりも所要量少なくすると、各駐車装
置の入出庫能力を等しくすることができるようになる。
車装置の収容台数よりも所要量少なくすると、各駐車装
置の入出庫能力を等しくすることができるようになる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１２】図１の（イ）（ロ）は本発明の一実施例を
示すもので、図３に示したと同様な構成としてある２基
の垂直循環方式の駐車装置Ｉを、両者の間に所要幅の昇
降用連絡路１８が形成されるように左右に並べて設置す
ると共に、該両駐車装置Ｉの上部に、図４に示したもの
とほぼ同様な構成としてあるエレベータ方式の駐車装置
IIを、両駐車装置Ｉ間に跨がるように積み上げて、該駐
車装置IIのリフトケージ１４用の昇降路１０と上記両駐
車装置Ｉ間の昇降用連絡路１８とを、リフトケージ１４
が昇降できるように上下方向に連通させ、且つ上記駐車
装置IIの入出庫口８′を昇降用連絡路１８の下端部に設
けると共に、昇降用連絡路１８の底部にリフトケージ１
４用のピット１７′を形成し、各駐車装置Ｉと駐車装置
IIの運転操作がそれぞれ別途に行われるようにする。１
９は各入出庫口８，８′の前面部に設置したターンテー
ブルを示す。
示すもので、図３に示したと同様な構成としてある２基
の垂直循環方式の駐車装置Ｉを、両者の間に所要幅の昇
降用連絡路１８が形成されるように左右に並べて設置す
ると共に、該両駐車装置Ｉの上部に、図４に示したもの
とほぼ同様な構成としてあるエレベータ方式の駐車装置
IIを、両駐車装置Ｉ間に跨がるように積み上げて、該駐
車装置IIのリフトケージ１４用の昇降路１０と上記両駐
車装置Ｉ間の昇降用連絡路１８とを、リフトケージ１４
が昇降できるように上下方向に連通させ、且つ上記駐車
装置IIの入出庫口８′を昇降用連絡路１８の下端部に設
けると共に、昇降用連絡路１８の底部にリフトケージ１
４用のピット１７′を形成し、各駐車装置Ｉと駐車装置
IIの運転操作がそれぞれ別途に行われるようにする。１
９は各入出庫口８，８′の前面部に設置したターンテー
ブルを示す。
【００１３】なお、下部の各駐車装置Ｉと上部の駐車装
置IIは入出庫能力がほぼ同等となるように、それぞれ収
容台数が設定してある（たとえば、下部の駐車装置Ｉが
５０台、上部の駐車装置IIが３４台）。
置IIは入出庫能力がほぼ同等となるように、それぞれ収
容台数が設定してある（たとえば、下部の駐車装置Ｉが
５０台、上部の駐車装置IIが３４台）。
【００１４】下部の駐車装置Ｉに対して車両５を入出庫
させる場合は、図３に示した駐車装置の場合と全く同様
な運転操作にて行うことができる。
させる場合は、図３に示した駐車装置の場合と全く同様
な運転操作にて行うことができる。
【００１５】一方、上部の駐車装置IIに対して、たとえ
ば、車両５を入庫させる場合には、リフトケージ１４を
昇降路１０から昇降用連絡路１８を通して昇降用連絡路
１８の底部に形成したピット１７′内に下降位置させた
状態として、入出庫口８′より進入させた車両５をリフ
トケージ１４上のパレット９上に積載させた後、上記リ
フトケージ１４を昇降用連絡路１８を通し昇降路１０へ
導いて所要段の棚１２の位置まで上昇させ、しかる後、
リフトケージ１４の横送り装置１３で車両５をパレット
９毎横行させて棚１２へ格納させるようにする。
ば、車両５を入庫させる場合には、リフトケージ１４を
昇降路１０から昇降用連絡路１８を通して昇降用連絡路
１８の底部に形成したピット１７′内に下降位置させた
状態として、入出庫口８′より進入させた車両５をリフ
トケージ１４上のパレット９上に積載させた後、上記リ
フトケージ１４を昇降用連絡路１８を通し昇降路１０へ
導いて所要段の棚１２の位置まで上昇させ、しかる後、
リフトケージ１４の横送り装置１３で車両５をパレット
９毎横行させて棚１２へ格納させるようにする。
【００１６】又、上記上部の駐車装置II内に格納されて
いる車両５を出庫させる場合は、上述した入庫時の手順
と逆の手順にて行えばよい。
いる車両５を出庫させる場合は、上述した入庫時の手順
と逆の手順にて行えばよい。
【００１７】上記において、上下方向に積み上げた下部
の各駐車装置Ｉと上部の駐車装置IIは入出庫能力が同じ
になるようにしてあり、しかもそれぞれ別個に運転でき
るようにしてあって、駐車装置Ｉ，IIに対して同時に入
出庫作業を行うことができるため、図３あるいは図４に
示す駐車装置を単に高層化する場合に比して入出庫作業
を円滑に行うことができる。
の各駐車装置Ｉと上部の駐車装置IIは入出庫能力が同じ
になるようにしてあり、しかもそれぞれ別個に運転でき
るようにしてあって、駐車装置Ｉ，IIに対して同時に入
出庫作業を行うことができるため、図３あるいは図４に
示す駐車装置を単に高層化する場合に比して入出庫作業
を円滑に行うことができる。
【００１８】なお、上記実施例においては、２基の下部
駐車装置Ｉと１基の上部駐車装置IIとの組み合わせを前
後に２組配置した場合を図１の（ロ）に一例として示し
ているが、敷地面積や必要とする収容台数等に応じて、
１組であってもあるいは他の任意の組み合わせであって
もよい。
駐車装置Ｉと１基の上部駐車装置IIとの組み合わせを前
後に２組配置した場合を図１の（ロ）に一例として示し
ているが、敷地面積や必要とする収容台数等に応じて、
１組であってもあるいは他の任意の組み合わせであって
もよい。
【００１９】次に、図２は本発明の他の実施例を示すも
ので、図１の（イ）（ロ）に示す実施例と同様な構成に
おいて、垂直循環方式の駐車装置Ｉを下部に設置するこ
とに代えて、図４に示したものと全く同様な構成として
あるエレベータ方式の駐車装置III を下部に設置したも
のである。
ので、図１の（イ）（ロ）に示す実施例と同様な構成に
おいて、垂直循環方式の駐車装置Ｉを下部に設置するこ
とに代えて、図４に示したものと全く同様な構成として
あるエレベータ方式の駐車装置III を下部に設置したも
のである。
【００２０】図２の実施例の場合にも、上記実施例と同
様な作用効果が奏し得られる。
様な作用効果が奏し得られる。
【００２１】なお、上記実施例では、下部の駐車装置と
上部の駐車装置との入出庫能力を合わせるようにした場
合を示したが、必ずしも合わせる必要はないこと、又、
車両を水平方向に旋回させるターンテーブルを入出庫口
の前面部に設けた場合を示したが、建屋内の底部に設け
るようにすることは任意であること、その他本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
上部の駐車装置との入出庫能力を合わせるようにした場
合を示したが、必ずしも合わせる必要はないこと、又、
車両を水平方向に旋回させるターンテーブルを入出庫口
の前面部に設けた場合を示したが、建屋内の底部に設け
るようにすることは任意であること、その他本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【００２２】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の立体駐車設備
によれば、上下に配したスプロケット間にチェーンを掛
け回し、該チェーンの所要間隔位置に車両積載用パレッ
トを受けるケージが取り付けてある２基の垂直循環方式
の駐車装置、又は中央部に形成した昇降路を挟む位置
に、パレットを受けるための棚を上下方向に多段に配列
し、上記昇降路に、棚との間でパレットの受け渡しを行
うリフトケージが昇降可能に配置してある２基のエレベ
ータ方式の駐車装置を、両者の間に昇降用連絡路が形成
されるような間隔で並べて下部に設置すると共に、該下
部の２基の駐車装置上に、エレベータ方式の駐車装置を
跨がるように積み上げて、該積み上げたエレベータ方式
の駐車装置のリフトケージの昇降路が上記昇降用連絡路
と連通するようにしたので、下部の駐車装置には直接
に、又、上部の駐車装置には下部の２基の駐車装置間の
昇降用連絡路を利用して別々に車両の入出庫作業を行わ
せることができて、入出庫の待ち時間が少なくて済むよ
うになり、これにより入出庫作業の円滑性を損うことな
く容易に高層化することができて、限られた敷地におい
て高い収容能力を得ることができるという優れた効果を
発揮する。
によれば、上下に配したスプロケット間にチェーンを掛
け回し、該チェーンの所要間隔位置に車両積載用パレッ
トを受けるケージが取り付けてある２基の垂直循環方式
の駐車装置、又は中央部に形成した昇降路を挟む位置
に、パレットを受けるための棚を上下方向に多段に配列
し、上記昇降路に、棚との間でパレットの受け渡しを行
うリフトケージが昇降可能に配置してある２基のエレベ
ータ方式の駐車装置を、両者の間に昇降用連絡路が形成
されるような間隔で並べて下部に設置すると共に、該下
部の２基の駐車装置上に、エレベータ方式の駐車装置を
跨がるように積み上げて、該積み上げたエレベータ方式
の駐車装置のリフトケージの昇降路が上記昇降用連絡路
と連通するようにしたので、下部の駐車装置には直接
に、又、上部の駐車装置には下部の２基の駐車装置間の
昇降用連絡路を利用して別々に車両の入出庫作業を行わ
せることができて、入出庫の待ち時間が少なくて済むよ
うになり、これにより入出庫作業の円滑性を損うことな
く容易に高層化することができて、限られた敷地におい
て高い収容能力を得ることができるという優れた効果を
発揮する。
【図１】本発明の立体駐車設備の一実施例を示すもの
で、（イ）は概略切断正面図、（ロ）は（イ）のＡ−Ａ
矢視図である。
で、（イ）は概略切断正面図、（ロ）は（イ）のＡ−Ａ
矢視図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す概略切断正面図であ
る。
る。
【図３】垂直循環方式の駐車装置の一例を示す概要図で
ある。
ある。
【図４】エレベータ方式の駐車装置の一例を示す概要図
である。
である。
１ 建屋
２ 駆動スプロケット
３ 従動スプロケット
４ チェーン
５ 車両
６ ケージ
９ パレット
１０ 昇降路
１２ 棚
１４ リフトケージ
１８ 昇降用連絡路
Ｉ，II，III 駐車装置
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平７−217242（ＪＰ，Ａ)
特開 平１−268973（ＪＰ，Ａ)
特開 平３−286074（ＪＰ，Ａ)
特開 平７−127289（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
E04H 6/12 - 6/18
E04H 1/00
Claims (2)
- 【請求項１】 上下に配したスプロケット間にチェーン
を掛け回し、該チェーンの所要間隔位置に車両積載用パ
レットを受けるケージが取り付けてある２基の垂直循環
方式の駐車装置を、該両駐車装置間に昇降用連絡路が形
成させるような間隔で並べて設置し、一方、中央部に形
成した昇降路を挟む位置に、パレットを受けるための棚
を上下方向に多段に配列し、上記昇降路に、棚との間で
パレットの受け渡しを行うリフトケージが昇降可能に配
置してあるエレベータ方式の駐車装置を、上記２基の垂
直循環方式の駐車装置上に跨がるように積み上げて昇降
路が昇降用連絡路と連通するようにし、リフトケージが
上記昇降路及び昇降用連絡路を昇降するようにした構成
を有することを特徴とする立体駐車設備。 - 【請求項２】 中央部に形成した昇降路を挟む位置に、
パレットを受けるための棚を上下方向に多段に配列し、
上記昇降路に、棚との間でパレットの受け渡しを行うリ
フトケージが昇降可能に配置してある２基のエレベータ
方式の駐車装置を、該両駐車装置間に昇降用連絡路が形
成されるような間隔で並べて設置し、上記２基のエレベ
ータ方式の駐車装置と同様な構成を有する１基のエレベ
ータ方式の駐車装置を、上記２基のエレベータ方式の駐
車装置上に跨がるように積み上げて昇降路が昇降用連絡
路と連通するようにし、上記２基のエレベータ方式の駐
車装置上に積み上げた１基のエレベータ方式の駐車装置
のリフトケージが昇降路及び昇降用連絡路を昇降するよ
うにした構成を有することを特徴とする立体駐車設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30424094A JP3371236B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 立体駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30424094A JP3371236B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 立体駐車設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08135237A JPH08135237A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3371236B2 true JP3371236B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=17930687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30424094A Expired - Fee Related JP3371236B2 (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 立体駐車設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3371236B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109854028A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-06-07 | 合肥市春华起重机械有限公司 | 垂直循环立体停车设备 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103255940A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-08-21 | 梁嘉麟 | 繁华区域横跨道路上空的电梯载车司机驾车直进式简易型立体车库 |
| CN104975735A (zh) * | 2015-05-18 | 2015-10-14 | 四川派汀停车设备有限公司 | 双轨式停车设备 |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP30424094A patent/JP3371236B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109854028A (zh) * | 2019-03-05 | 2019-06-07 | 合肥市春华起重机械有限公司 | 垂直循环立体停车设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08135237A (ja) | 1996-05-28 |
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Legal Events
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