JPH10266611A - 横列型昇降式駐車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 間口が広く、奥行の短い敷地を有効に活用す
る横列型昇降式駐車装置を提供する。 【解決手段】 昇降路３内を昇降し、パレット６の横送
り装置を有するリフト４と、昇降路３を挟んで横方向の
両側に複数段設けられパレット６の横送り装置を有する
駐車棚５とから第１駐車構造体を構成し、昇降路３内を
昇降し、パレット６の横送り装置を有するリフト４と、
昇降路３の横方向の何れかの側に複数段設けられパレッ
ト６の横送り装置を有する駐車棚５とから第２駐車構造
体を構成し、第１駐車構造体の横方向に第２駐車構造体
の昇降路３が接するように配置してなる合成駐車構造体
を縦方向に、手前側、入口側の２列に連設した横列型昇
降式駐車装置であって、入口側駐車装置Ｂの昇降路３は
１階から上に設けられ１階部分は入出庫スペースになっ
ており、リフト４にはパレット６の横送り装置とともに
縦送り装置が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、昇降式駐車装置に
係るもので、特にパレットを使用する横列型昇降式駐車
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】昇降式駐車装置は、自動車を駐車格納す
る駐車棚と自動車昇降装置とを組み合わせて立体的に自
動車を格納する装置である。この昇降式駐車装置を間口
が狭く、奥行の長い敷地に適用して駐車台数を増やすも
のとして２縦列型昇降式駐車装置がある。また、間口が
広く、奥行の短い敷地に適用して駐車台数を増やすもの
として横列型昇降式駐車装置がある。

【０００３】図８は従来例を示すもので、特開平５−１
０６３５９に開示されたエレベータ式立体駐車装置に関
するものであり、２階部分以上の格納棚で自動車を載せ
たパレットを縦方向、横方向に移動して格納する立体駐
車装置である。なお、図はエレベータ式立体駐車装置の
水平断面図である。このエレベータ式立体駐車装置は、
建屋ａの中央を昇降するケージ（エレベータ）Ｅに隣接
して、その前後左右および対角位置の合計８箇所に駐車
棚（格納スペース）Ｐ１〜Ｐ８が配置され、エレベータ
Ｅおよび駐車棚Ｐ１〜Ｐ８に、自動車を載せたパレット
ｂを縦方向、横方向に選択的に移動するパレト搬送装置
（図示せず）を備えている。

【０００４】また、一般に駐車装置には、入出庫口の前
方に少なくとも５ｍ角の空地を設ける必要がある。前方
空地の有効利用を図るものとして、特開平１−２０７５
７３に開示された立体駐車装置がある。この公報によれ
ば、入口側駐車装置の１階部分の前方を空地にして乗り
入れ待機部とするとともに、入口側駐車装置の１階部分
と２階部分のパレットの昇降は、１階部分と２階部分と
の間で昇降する補助リフト（第２昇降床）により行い、
２階部分以上は、２階部分で補助リフトから受け渡され
たパレットを、入口側駐車装置と手前側駐車装置に共通
に設けられたエレベータ上を移動する移動台車を用い
て、手前側駐車装置と入口側駐車装置の駐車棚へ格納す
るようにしている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図８に
示す特開平５−１０６３５９のエレベータ式立体駐車装
置では、３縦列式であるため、奥行の短い敷地には適用
することができず、また、１基のエレベータで入出庫を
行うので、円滑性が悪い。さらに、特開平１−２０７５
７３に開示された立体駐車装置は前方空地の有効利用を
図ることはできるが、１基のエレベータで入出庫を行う
とともに、２階部分以上の駐車棚では入口側駐車装置と
手前側駐車装置共通のエレベータの移動台車により手前
側駐車装置と入口側駐車装置の駐車棚へ格納するように
しているので、エレベータが大型化し、コスト的に不利
になる。

【０００６】本発明は、上記のような問題点を解決しよ
うとするものである。すなわち、本発明は、間口が広
く、奥行の短い敷地を有効に活用し、全体の入出庫時間
を短縮するとともに、円滑性を向上させ、また、入口側
駐車装置の前面空地の上方空間を有効利用する横列型昇
降式駐車装置を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、昇降路内を昇降し、パレットの横送り装
置を有するリフトと、昇降路を挟んで横方向の両側に複
数段設けられパレットの横送り装置を有する駐車棚とか
ら第１駐車構造体を構成し、昇降路内を昇降し、パレッ
トの横送り装置を有するリフトと、昇降路の横方向の何
れかの側に複数段設けられパレットの横送り装置を有す
る駐車棚とから第２駐車構造体を構成し、第１駐車構造
体の横方向に第２駐車構造体の昇降路が接するように配
置してなる合成駐車構造体を縦方向に、手前側、入口側
の２列に連設した横列型昇降式駐車装置であって、手前
側駐車装置の１階部分は前面空地であり、昇降路は２階
から上に設けられており、入口側駐車装置の昇降路は１
階から上に設けられ１階部分は入出庫スペースになって
おり、前記リフトにはパレットの横送り装置とともに縦
送り装置が設けられている。

【０００８】駐車開始前、全ての駐車棚には自動車を載
せてないパレット（これを空パレットと称し、自動車の
載ったパレットを実パレットと称する）を載せて置く。
駐車する自動車がくると、入口側駐車装置（Ｂ棟と称す
る）の駐車棚に格納する場合は、Ｂ棟のリフトを格納す
る駐車棚まで移動し、その棚の空パレットをリフトに搭
載し１階まで降下する。入庫する自動車はこのリフト上
の空パレットに自走して乗り込む。ここで自動車の乗員
は自動車から降りる。実パレットを載せたリフトは格納
する駐車棚まで上昇し、リフトと駐車棚の横送り装置に
より横移動して駐車棚に格納する。なお、この動作はＢ
棟の各リフトごとに同時に行なうことができる。

【０００９】手前側駐車装置（Ａ棟と称する）の駐車棚
に格納する場合は、Ａ棟のリフトを格納する駐車棚まで
移動し、その棚の空パレットをリフトに搭載し２階まで
降下する。これと並行してＢ棟の縦方向に並んだ位置に
あるリフトを２階に待機させ、両リフトの縦送り装置に
よりＡ棟のリフトの空パレットをＢ棟のリフトに移し、
このリフトを１階まで降下させる。入庫する自動車はこ
のリフト上の空パレットに自走して乗り込み、自動車の
乗員が降りた後、実パレットを載せたリフトは２階まで
上昇する。２階では先程空パレットを引き渡したリフト
が待機しているので、このリフトに両リフトの縦送り装
置により実パレットを積込み、Ａ棟のリフトは格納位置
が２階ならそのまま横移動し、３階以上であればその階
まで上昇して、リフトと駐車棚の横送り装置により実パ
レットを駐車棚に格納する。この動作はＢ棟の各リフト
ごとに同時に行なうことができる。

【００１０】Ｂ棟の駐車棚から出庫する場合は、Ｂ棟の
リフトが出庫する駐車棚まで移動し、駐車棚とリフトの
横送り装置により実パレットをリフトに搭載し１階まで
降下し、出庫する。Ａ棟の駐車棚から出庫する場合は、
Ａ棟のリフトが出庫する駐車棚まで移動し、駐車棚とリ
フトの横送り装置により実パレットをリフトに搭載し２
階まで降下する。これと並行してＢ棟の縦方向に並んだ
位置にあるリフトを２階に待機させ、両リフトの縦送り
装置によりＡ棟のリフトの実パレットをＢ棟のリフトに
移し、このリフトを１階まで降下させ、出庫させる。こ
の出庫もＢ棟の各リフトごとに同時に行なうことができ
る。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。図１ないし図５は本発明の
第１実施形態を示す。以下、昇降路内を昇降し、パレッ
トの横送り装置を有するリフトと、昇降路を挟んで横方
向の両側に多段に設けられパレットの横送り装置を有す
る駐車棚とから第１駐車構造体を構成し、昇降路内を昇
降し、パレットの横送り装置を有するリフトと、昇降路
の横方向の何れかの側に多段に設けられパレットの横送
り装置を有する駐車棚とから第２駐車構造体を構成し、
第１駐車構造体の横方向に第２駐車構造体の昇降路が接
するように配置してなる合成駐車構造体を縦方向に、手
前側、入口側の２列に連設した横列型昇降式駐車装置に
ついて説明する。合成駐車構造体は１基の第１駐車構造
体と１基の第２駐車構造体から構成されている場合につ
いて説明する。

【００１２】図１は側面図、図２は図１の１階部分の平
面図で、リフトが床面まで降下した状態を示す図、図３
は図１の２階部分の平面図、図４は図１の３階部分以上
の平面図、図５は図１のＸ−Ｘ矢視図である。

【００１３】図１ないし図５において、１は横列型昇降
式駐車装置であり、２は建屋である。手前側の合成駐車
構造体を手前側駐車装置と称しＡ棟とする。入口側の合
成駐車構造体を入口側駐車装置と称しＢ棟する。３は昇
降路でリフト４はこの昇降路３内を上下する。５は駐車
棚で自動車７を格納し、昇降路３の左右（横方向）に多
段に設けられている。この駐車棚５の位置を階と称し、
例えば２段の位置を２階と称する。なお地上レベルには
棚はないが、１階とする。６はパレットで、本駐車装置
内では自動車７は全てこの上に載せて移動および格納す
る。

【００１４】Ａ棟では２個の昇降路３が２階以上に設け
られ、Ｂ棟ではＡ棟の昇降路３と縦方向に並んで２個の
昇降路３が１階から上に設けられている。図２に示すよ
うに、Ａ棟の１階部分は規則により要求される空地とな
っており、Ｂ棟の昇降路３の縦方向の位置には自動車７
を載せて回転するターンテーブル８が設けられている。
これにより出庫した自動車７は前進で駐車装置から出て
行くことができる。Ｂ棟の１階部分は壁により囲まれ、
昇降路３のＡ棟側には自動車７の入出庫用扉９が設けら
れ、中央には仕切り壁１０が設けられている。この仕切
り壁１０により、２つの昇降路３に降下してきたリフト
４で自動車７を同時に入出庫することができる。なお、
図２はリフト４が１階に降下した状態を示す。リフト４
を構成するケージ４ａの上面には、この上に搭載される
パレット６を、縦方向に移動する縦送り装置１１がケー
ジ４ａの両側縦方向に設けられ、横方向に移動する横送
り装置１２が縦方向両側に横方向に設けられている。ケ
ージ４ａの四隅にはワイヤーロープ４ｂが設けられこの
巻出し巻取りによりケージ４ａは昇降する。

【００１５】図３は２階面を示す。Ａ棟，Ｂ棟ともリフ
ト４が２階面に降下している状態を示す。リフト４以外
の位置には駐車棚５が設けられている。各リフト４のケ
ージ４ａには図２で説明したように縦送り装置１１と横
送り装置１２が設けられている。また、駐車棚５には横
送り装置１２のみが縦方向両側に横方向に設けられてい
る。図４は３階以上の駐車棚５と昇降路３の配置を示
す。２階の配置と同じである。図５はＢ棟の横断面を示
す。リフト４のケージ４ａ、駐車棚５の上にはパレット
６が置かれこの上に自動車７が搭載される。このパレッ
ト６はケージ４ａ、駐車棚５に設けられた横送り装置１
２によりケージ４ａおよび駐車棚５上を横移動し、ケー
ジ４ａに設けられた縦送り装置１１によりケージ４ａ上
を縦移動する。

【００１６】図６は縦送り装置１１と横送り装置１２の
構造を示す。１１ａはパレット縦行用ガイドで、図に示
すように、パレット６を支持する複数個のローラをパレ
ット縦行用チェーン１１ｂおよびパレット縦行用チェー
ン駆動装置１１ｃにより駆動する。１２ａはパレット横
行用ガイドで、図示しないパレット横行用チェーンおよ
びパレット横行用チェーン駆動装置によりパレット６を
支持する複数個のローラをパレット縦行用ガイド１１ａ
と同様に駆動するようになっている。なお、１２ｂはパ
レット横行用ガイド１２ａを昇降させる油圧シリンダ
で、パレット６を横行させるときはパレット縦行用ガイ
ド１１ａよりもわずかに上昇してパレット６を支持して
横行させ、パレット６を縦行させるときはパレット縦行
用ガイド１１ａよりもわずかに降下してパレット６の縦
行の邪魔にならないようにする。

【００１７】次に本実施形態の動作について述べる。駐
車開始前は図１、図５に示すように全ての駐車棚５には
空パレット６を搭載しておき、リフト４には搭載しない
状態とする。駐車する自動車７がくると、Ｂ棟の駐車棚
５に格納する場合はＢ棟のリフト４を格納する駐車棚５
まで移動し、その駐車棚５の空パレット６をリフト４に
搭載し１階まで降下する。入庫する自動車７はこのリフ
ト４上の空パレット６に自走して乗り込む。ここで自動
車７の乗員は自動車７から降りる。実パレット６を載せ
たリフト４は格納する駐車棚５まで上昇し、リフト４と
駐車棚５の横送り装置１２により横移動して駐車棚５に
格納する。なお、この動作はＢ棟の各リフト４ごとに平
行して行なうことができる。

【００１８】Ａ棟の駐車棚５に格納する場合は、Ａ棟の
リフト４を格納する駐車棚５まで移動し、その駐車棚５
の空パレット６をリフト４に搭載し、２階まで降下す
る。これと並行してＢ棟の縦方向に並んだ位置にあるリ
フト４を２階に待機させ、両リフト４の縦送り装置１１
によりＡ棟のリフト４の空パレット６をＢ棟のリフト４
に移し、このリフト４を１階まで降下させる。入庫する
自動車７はこのリフト４上の空パレット６に自走して乗
り込み、自動車７の乗員が降りた後、実パレット６を載
せたリフト４は２階まで上昇する。２階では先程空パレ
ット６を引き渡したＡ棟のリフト４が待機しているの
で、このＡ棟のリフト４は両リフト４の縦送り装置１１
により実パレット６を積込み、格納位置が２階ならその
まま横移動し、３階以上であればその階まで上昇して、
リフト４と駐車棚５の横送り装置１２により実パレット
６を駐車棚５に格納する。この動作はＢ棟の各リフト６
ごとに平行して行なうことができる。

【００１９】Ｂ棟の駐車棚５から出庫する場合は、Ｂ棟
のリフト４が出庫する駐車棚５まで行き、駐車棚５とリ
フト４の横送り装置１２により実パレット６をリフト４
に搭載し１階まで降下し、出庫する。Ａ棟の駐車棚５か
ら出庫する場合は、Ａ棟のリフト４が出庫する駐車棚５
まで行き、駐車棚５とリフト４の横送り装置１２により
実パレット６をリフト４に搭載し２階まで降下する。こ
れと並行してＢ棟の縦方向に並んだ位置にあるリフト４
を２階に待機させ、両リフト４の縦送り装置１１により
Ａ棟のリフト４の実パレット６をＢ棟のリフト４に移
し、このリフト４を１階まで降下させ、出庫させる。こ
の出庫もＢ棟の各リフト４ごとに並行して行なうことが
できる。この場合、一方のリフト４を用いて入庫し、他
方のリフト４を用いて出庫することもできる。なお、出
庫するときはターンテーブル８で方向を転換して前進で
駐車装置より出てゆく。

【００２０】図７は本発明の第２の実施形態を示すもの
で、図は２階部分の平面図である。第１実施形態が第１
駐車構造体の横方向に第２駐車構造体の昇降路が接する
ように配置して合成駐車構造体を構成したのに対し、第
２実施形態ではこの合成駐車構造体にさらに第２駐車構
造体を昇降路が接するように配置して構成したものであ
る。本実施形態では入口側駐車装置（Ｂ棟）のリフト４
が３基となったので、３台の自動車７を並行して入出庫
することができる。また格納スペースも増大している。
他の動作については、第１実施形態の動作と実質的に同
じであり、説明を省略する。また符号も図１〜６と同一
のものは同一の機能を表す。

【００２１】本発明は、上記実施形態に限定されるもの
ではなく、例えば、ケージ４ａおよび各駐車棚５の横行
用ガイド１２ａ，ケージ４ａおよび各駐車棚５のパレッ
ト縦行用ガイド１１ａは、パレット６を載置する複数の
ガイドローラがチェーンにより回転駆動するように構成
されているが、円筒状のローラに替えて、いずれの方向
にも自在に回転する球面ローラを配設し、この球面ロー
ラ上にパレットを載置するとともに、駐車棚の縦方向お
よび幅方向に設けたチェーンとこのチェーンの所定箇所
に上下方向に出入りするように設けた突起をパレツト下
面の所定箇所に下方を開放するように設けた穴に嵌入さ
せ、チェーンを回転させることによりパレツトを横行ま
たは縦行させるようにしてもよい。このようにすると、
パレツトを横行または縦行させる際、縦方向のガイドロ
ーラも幅方向のガイドローラも高さ位置を変更する必要
がない。また、ケージの昇降をワイヤロープに替えてチ
ェーンで行ってもよい。さらに、合成駐車構造体を縦方
向に２基連設する場合について説明したが、３基以上連
設してもよい。このように本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変更が可能である。

【００２２】

【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、第
１駐車構造体の横方向に１個以上の第２駐車構造体を接
合して合成駐車構造体を構成し、この合成駐車構造体を
縦方向に連設することにより、敷地の条件に適合し、複
数台の自動車を同時に入出庫でき、かつこれらの操作を
短時間に円滑に行なうことができる。さらに、駐車装置
前方の空地上方の空間の有効利用を図るなどの優れた効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の横列型昇降式駐車装置の第１実施形態
を示した側面図である。

【図２】図１の１階部分の平面図で、リフトを床面に降
下した状態を示す図である。

【図３】図１の２階部分の各階の平面図である。

【図４】図１の３階部分の各階の平面図である。

【図５】図１のＸ−Ｘ矢視図である。

【図６】ケージの側面図でパレット縦送り装置および横
送り装置を示す。

【図７】本発明の第２実施形態を示す２階部分の平面図
で、リフトを２階床面に降下した状態を示す図である。

【図８】従来のエレベータ式立体駐車装置の水平断面図
である。

【符号の説明】 １ 横列型昇降式駐車装置 ２ 建屋 ３ 昇降路 ４ リフト ５ 駐車棚 ６ パレット ７ 自動車 ８ ターンテーブル ９ 扉 １０ 仕切り壁 １１ 縦送り装置 １２ 横送り装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 昇降路内を昇降し、パレットの横送り装
   置を有するリフトと、昇降路を挟んで横方向の両側に複
   数段設けられパレットの横送り装置を有する駐車棚とか
   ら第１駐車構造体を構成し、昇降路内を昇降し、パレッ
   トの横送り装置を有するリフトと、昇降路の横方向の何
   れかの側に複数段設けられパレットの横送り装置を有す
   る駐車棚とから第２駐車構造体を構成し、第１駐車構造
   体の横方向に第２駐車構造体の昇降路が接するように配
   置してなる合成駐車構造体を縦方向に、手前側、入口側
   の２列に連設した横列型昇降式駐車装置であって、手前
   側駐車装置の１階部分は前面空地であり、昇降路は２階
   から上に設けられており、入口側駐車装置の昇降路は１
   階から上に設けられ１階部分は入出庫スペースになって
   おり、前記リフトにはパレットの横送り装置とともに縦
   送り装置が設けられていることを特徴とする横列型昇降
   式駐車装置。