JP2932301B2 - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JP2932301B2 JP13317690A JP13317690A JP2932301B2 JP 2932301 B2 JP2932301 B2 JP 2932301B2 JP 13317690 A JP13317690 A JP 13317690A JP 13317690 A JP13317690 A JP 13317690A JP 2932301 B2 JP2932301 B2 JP 2932301B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、パレットを介して自動車を多段に収容す
る立体駐車装置において、操作対象となる所定のパレッ
トの下方に位置する各パレットを横方向に退避させるこ
とにより、自動車の入出庫を容易にすることができる立
体駐車装置に関する。
従来技術 上下2段式の立体駐車装置が広く知られている。
このものは、枠形に形成するラックの内部に上下2段
に複数のパレットを配置し、これらのパレットに自動車
を積載して収容する。このとき、下段のパレットは横に
並べて固定し、上段のパレットは、下段の各パレットの
上方に配置するとともに、昇降位置を介して自由に昇降
させることができる。
そこで、下段に自動車を入出庫するには、下段のパレ
ット上に直接自動車を乗り入れて入庫し、そこから直接
ラック外に乗り出すようにして出庫する。一方、上段に
自動車を入庫するには、昇降装置を駆動して上段のパレ
ットを下段のパレット上に下降させ、このパレット上に
自動車を乗り入れ、その後、パレットを上昇させる。ま
た、上段の自動車を出庫するときは、上段のパレットを
下降させて自動車を出庫させる。
発明が解決しようとする課題 かかる従来技術によるときは、上段のパレットに自動
車を入出庫するに際し、その直下の下段に自動車が収容
されていない場合はよいとしても、そこに自動車が収容
されている場合は、下段の自動車を一時ラック外に退避
した後でないと上段の自動車を入出庫することができ
ず、入出庫に時間がかかり過ぎるという問題が避けられ
なかった。また、一時的に退避した下段の自動車は、上
段の入出庫が完了した後、再びもとのパレット上に収容
し直さなければならないため、入出庫の手間が煩雑に過
ぎるという問題もあり、したがって、この形式を3段以
上に構成することは殆ど不可能であった。
そこで、この発明の目的は、かかる従来技術の問題に
鑑み、地表階と途中階のパレットを横方向に自走させて
退避可能とすることにより、自動車の入出庫に要する時
間を大幅に低減し、併せて、全体を3段以上に形成した
場合においても入出庫操作が極めて簡便である新規の立
体駐車装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するためのこの発明の構成は、横方
向に自走する地表階の第1パレットと、横方向に自走す
る台車に昇降自在に吊下された途中階のカウンタウェイ
ト付きの第2パレットと、昇降自在に吊下された最上階
のカウンタウェイト付きの第3パレットと、第1、第
2、第3パレットを組み込むラックとを備えてなり、台
車は、第2パレットをガイドする昇降ガイドを有する一
方、ラックには、第3パレットをガイドし、台車の後部
のローラ部材が横切る切欠きを形成する昇降ガイドを設
けることをその要旨とする。
なお、台車、ラックには、それぞれ第2、第3パレッ
トのカウンタウェイトをガイドするウェイトガイドを設
けることができる。
また第2、第3パレットは、それぞれ落下防止装置を
備えることができる。
作 用 かかる発明の構成によるときは、地表階の第1パレッ
トと、途中階の第2パレットを吊下している台車とは、
それぞれ横方向に自走することができるので、操作対象
となる所定の第2パレットや最上階の第3パレットの下
方に位置する第1パレットや第2パレットを横に退避さ
せれば、所定のパレットを地表階との間に昇降させるた
めの空間(以下、単に昇降空間という)を下方に形成す
ることができる。すなわち、第2、第3パレットは、そ
れぞれ昇降自在であるので、この昇降空間を利用して所
定のパレットを地表階に下降して着地させ、これに自動
車を積載した後、上昇させて自動車を入庫することがで
きる。出庫に際しては、入庫時と同様に、所定のパレッ
トの下方の第1パレットや第2パレットをすべて退避さ
せて昇降空間を形成し、所定のパレットを地表階に下降
着地させて自動車を出庫することができる。なお、地表
階の第1パレットは、直接自動車に乗り入れて入庫し、
ここから直接自動車を出庫することができる。
なお、第2、第3パレットは、それぞれカウンタウェ
イト付きであるから、昇降モータの容量を最小に抑える
ことができる上、昇降ガイドを介して安定に昇降させる
ことができる。
また、台車、ラックにそれぞれカウンタウェイトをガ
イドするウェイトガイドを設ければ、第2、第3パレッ
トを昇降させるに際し、それぞれのカウンタウェイトも
安定に昇降させることができる。
第2パレット用の昇降ガイド、ウェイトガイドを一体
に形成すれば、昇降ガイド、ウェイトガイドの設置用の
スペースを必要最少限に抑えることができる。
また、落下防止装置を設ければ、第2、第3パレット
が不用意に落下する重大事故を確実に防止することがで
きる。
実施例 以下、図面を以って実施例を説明する。
立体駐車装置は、地表階の第1パレット10、10…と、
途中階の第2パレット20、20…と、最上階の第3パレッ
ト30、30…とを備えてなり(第1図)、骨組構造のラッ
クS内に組み込まれている。
ラックSは、ベースプレートS1付きの下部柱材S2、S3
…と、中間梁材S3、S3…上に立設する上部柱材S4、S4…
と、上部柱材S4、S4…の上端に横架する上部梁材S5、S5
…とを縦横に組み合わせて形成され(第2図)、さら
に、適当な筋交いS6、S6…を介して補強されている。た
だし、ラックSの前側(第2図の矢印K1方向をいう、以
下同じ)において、左右両端の下部柱材S2、S2と、中央
の下部柱材S2との間は、自動車の出入り用に広く開口さ
れている。ラックSの地表階には、左右方向の一対の第
1レールR1、R1がラックSのほぼ全幅に亘って前後に敷
設されており、前側の第1レールR1の手前には、前下り
に傾斜する2個1組の傾斜台B1、B2が第1レールR1に沿
って複数組並設されている。
各第1パレット10は、ほぼ長方形の板状に形成され、
走行モータ15を含む走行装置が一体に組み込まれている
(第3図)。第1パレット10は、長短一対の車止め11、
12を上面の後部に有し、傾斜台B1、B2を介して後向きに
進入する自動車の後輪の位置を規制する。また、上面の
一方の側後部には、帯状の乗降ステップ13が第1パレッ
ト10の全長に亘って形成され、その後端には、ベース板
14が突設されている。
走行位置は、ベース板14の下面に固定する走行モータ
15と、第1パレット10の下面の4隅部に第1レールR1、
R1に対応して配置する駆動ローラ16、16、従動ローラ1
7、17と、前後の駆動ローラ16、16を連結する駆動軸18
とを備えている。駆動軸18は、後端側のカップリング18
aを介して走行モータ15に連結され(第4図)、第1パ
レット10の下面において、駆動ローラ16、16の各前後に
設置する軸受19、19…を介して回転自在に支持されてい
る。そこで、第1パレット10は、走行モータ15を正逆に
回転駆動し、駆動ローラ16、16、従動ローラ17、17が第
1レールR1、R1上を転動することにより、第1レールR
1、R1に沿って左右に自走することができる。
各第2パレット20は、台車Tに搭載する昇降装置Fを
介して昇降自在に吊下されている(第3図、第4図)。
台車Tは、左右一対のサイドフレームT1、T1と、各サ
イドフレームT1の前部、後部の下面に取り付ける軸受部
材T2、T2と、サイドフレームT1、T1の前端を連結するフ
ロントフレームT3と、後の軸受部材T2、T2を連結するリ
ヤフレームT4とによって枠形に構成されている。なお、
各サイドフレームT1の前部、後部には、落下防止装置
A、Aが取り付けられている。ただし、第3図におい
て、前部の落下防止装置A、Aのみが図示されている。
落下防止装置Aは、サイドフレームT1の下面に固定す
るブラケットA1と、ブラケットA1に揺動自在に取り付け
るフックA2と、フックA2を駆動するソレノイドA3とを備
えている。フックA2は、ソレノイドA3を介し、動作位置
(第4図の実線)と退避位置(同図の二点鎖線)とに揺
動させることができる。
サイドフレームT1、T1の前部の落下防止装置A、Aの
後方、後の軸受部材T2、T2の下面には、それぞれ断面山
形の位置決めガイドG1、G1、昇降ガイドG2、G2が垂設さ
れている(第3図、第5図)。なお、前者は、先細に短
く形成され、後者は、ほぼ地表階にまで到達するように
長く形成されている。昇降ガイドG2、G2の背面には、そ
の全長に亘り、チャンネル状のウェイトガイドG3、G3が
付設されており、各昇降ガイドG2、ウェイトガイドG3
は、一体に形成されている。
台車Tには、第2レールR2、R2に沿って自走するため
の走行装置が一体に組み込まれている(第3図、第4
図)。ただし、第2レールR2、R2は、ラックSの前後の
中間梁材S3、S3の内側に敷設されている。
走行装置は、第2レールR2、R2上を転動するローラ部
材T5、T5…と、前後の一方のローラ部材T5、T5を連結す
る駆動軸T6と、図示しない伝動部材を介して駆動軸T6を
回転駆動する走行モータT7とを備えている。なお、各ロ
ーラ部材T5は、台車Tの各隅部の軸受部材T2を介して回
転自在に支持されている。そこで、走行モータT7を回転
駆動すると、台車Tは、ローラ部材T5、T5…を介し、台
車T上の落下防止装置A、A…、位置決めガイドG1、G
1、昇降ガイドG2、G2、ウェイトガイドG3、G3と一体に
なって第2レールR2、R2上を横方向に自走することがで
きる。
各第2パレット20は、第1パレット10と同様に、歯止
め21、22と、昇降ステップ23とを上面の後部、側端部に
備え、台車T側の各落下防止装置Aに対応するようにし
て、連結ブラケット24、24…が前後の両側端面に突設さ
れている。また、前部の連結ブラケット24、24の後方に
は、位置決めガイドG1、G1に対応して前ガイドローラ2
5、25が回転自在に付設され、さらに、第2パレット20
の後端には、後方に突出するアーム26、26を介し、昇降
ガイドG2、G2に対応する後ガイドローラ27、27が回転自
在に付設されている。
昇降装置Fは、台車Tの後部上方に配設する昇降モー
タF1と、チェーンF4を介して昇降モータF1に連結する駆
動軸F5と、駆動軸F5を介して駆動するローラチェーンRT
1、RT1、RT2、RT2とを備えている。ローラチェーンRT
1、RT1は、それぞれの一端を前部の連結ブラケット24に
連結し、ガイドスプロケットF12、F10、テンションスプ
ロケットF8、駆動軸F5上の駆動スプロケットF6を介し、
他端がカウンタウェイトWに連結されている。また、ロ
ーラチェーンRT2、RT2は、それぞれの一端を後部の連結
ブラケット24に連結し、ガイドスプロケットF11、テン
ションスプロケットF9、駆動軸F5上の駆動スプロケット
F7を介し、他端がカウンタウェイトWに連結されてい
る。ただし、各カウンタウェイトWは、ウェイトガイド
G3の内側によってガイドするガイドローラW1、W1を備え
ている(第5図)。
第2パレット20は、昇降モータF1を正逆に回転駆動し
てローラチェーンRT1、RT1、RT2、RT2を駆動することに
より、途中階と地表階との間を昇降させることができる
(第3図、第4図)。このとき、第2パレット20は、そ
の全昇降ストロークに亘って、後ガイドローラ27、27を
介して昇降ガイドG2、G2によってガイドされ、また、上
昇限において、前ガイドローラ25、25を介して位置決め
ガイドG1、G1と係合する。さらに、第2パレット20は、
その上昇限において、連結ブラケット24、24…が落下防
止装置A、A…のフックA2、A2…に自動的に係合し、そ
れを下降するときは、ソレノイドA3、A3…によりフック
A2、A2…を退避位置に揺動させるものとする。
各第3パレット30は、後端に突設するアーム36、36が
第2パレット20のアーム26、26より長いことを除いて、
第2パレット20と同様に形成されている。すなわち、上
面の後部、側端部には、車止め31、32、乗降ステップ33
を備え、前後の左右両側端面には、連結ブラケット34、
34…を突設し、さらに、前部の連結ブラケット34、34の
後方に前ガイドローラ35、35を備え、アーム36、36の後
端には後ガイドローラ37、37が付設されている。
第3パレット30は、サイドフレームL1、L1に組み込む
昇降装置Dを介して昇降自在に吊下されている。
各サイドフレームL1は、ラックSの前後の上部梁材S
5、S5の間に掛け渡され、その内側には、台車Tのサイ
ドフレームT1と同様に、後方から順にテンションスプロ
ケットD8、D9、ガイドスプロケットD10、D11、D12が回
転自在に軸着されている。また、サイドフレームL1、L1
の間には、駆動スプロケットD6、D7、D6、D7を有する駆
動軸D5を設け、一端をそれぞれ前後の連結ブラケット3
4、34…に連結し、他端をカウンタウェイトW、Wに連
結するローラチェーンRT3、RT3、RT4、RT4が掛け渡され
ている。なお、駆動軸D5は、チェーンD4を介して昇降モ
ータD1に連結されている。
後ガイドローラ37、37を案内する昇降ガイドG5、G5、
カウンタウェイトW、Wを案内するウェイトガイドG6、
G6は、それぞれ互いに別体に配設され、後の中間梁材S
3、上部梁材S5の内側、外側に固定されて地表階付近に
まで垂下している。ただし、各昇降ガイドG5は、台車T
の後部のローラ部材T5、T5が横切る箇所に切欠きGaが形
成されている。
サイドフレームL1、L1は、前ガイドローラ35、35に係
合する位置決めガイドG4、G4を有し、また、各連結ブラ
ケット34に対応させて、台車Tと同様に、図示しない落
下防止装置A、A…を備えるものとする。第3パレット
30は、昇降位置Dを駆動することにより、地表階と最上
階との間を昇降することができる。
なお、第1パレット10、台車Tの走行モータ15、T7、
第2パレット20、第3パレット30用の昇降モータF1、D1
は、それぞれ無励磁作動形の電磁ブレーキを備えている
ものとする。
いま、ラックS内に4列3段の駐車スペースPij(i
=1、2、3、j=1、2、3、4)を形成し、任意の
駐車スペースPijに自動車Cを入出庫する場合を考える
(第1図)。ただし、地表階、途中階には、それぞれ第
1パレット10、10、…、第2パレット20、20…を3枚ず
つ配置し、各1枚分の空白を形成しておくものとする。
まず、地表階の第1パレット10に自動車Cを入庫する
ときは、空いている第1パレット10に直接自動車Cを乗
り入れることができ、また、出庫の際は、任意の第1パ
レット10、10…から直接出庫することができる。
途中階の第2パレット20に自動車Cを入庫するには、
その下方の第1パレット10を横方向に自走させて退避さ
せる。たとえば、駐車スペースP23に入庫するときは、
その下方の駐車スペースP13の第1パレット10と、その
左の駐車スペースP12の第1パレット10とをそれぞれ自
走させ、各1枚ずつ左側に寄せることにより、駐車スペ
ースP13を空けて昇降空間を形成し、ここに駐車スペー
スP23の第2パレット20を下降させて着地させることが
できる。したがって、駐車スペースP13にある第2パレ
ット20に自動車Cに乗り入れた後、この第2パレット20
を上昇させれば、駐車スペースP23に自動車Cを入庫す
ることができる。なお、駐車スペースP23から自動車C
を出庫するときも、同様にして、その下方を空けて第2
パレット20を下降着地し、自動車Cを簡単に出庫するこ
とができる。
さらに、たとえば最上階の駐車スペースP32に入庫す
るときは、その下方の途中階の駐車スペースP22の台車
Tを横方向に自走させて台車T、第2パレット20を駐車
スペースP21に退避させ、また、駐車スペースP12の第1
パレット10を自走させて駐車スペースP11に退避させる
ことにより、駐車スペースP22、P12を空けて駐車スペー
スP32の下方に昇降空間を作ることができるから、つづ
いて、駐車スペースP32の第3パレット30を地表階にま
で下降し、着地させることができる。そこで、これに自
動車Cを積載し、上昇させることにより、駐車スペース
P32に自動車Cを入庫することができる。出庫の際も、
同様にして、第2パレット20、第1パレット10を退避さ
せればよい。
このような立体駐車装置は、各第1パレット10、第2
パレット20が横方向に退避して、第2パレット20や第3
パレット30が昇降するための昇降空間を形成するので、
ラックSの規模を変更することによりa列b段(a、b
は任意の自然数)のものを容易に形成することができ
る。このとき、地表階の第1パレット10、10…の配置枚
数、各途中階の第2パレット20、20…の配置枚数、最上
階の第3パレット30、30…の配置枚数は、それぞれ(a
−1)、(a−1)、aであるから、全体として(a−
1)(b−1)+a=(ab−b+1)台の自動車C、C
…を収容することができる。
この場合、駐車スペースPmn(m≦b、n≦a)に対
して自動車Cを入出庫するには、駐車スペースPmnの下
方の駐車スペースPm(n−1)、Pm(n−2)…Pmlに
ある第2パレット20、20…、第1パレット10を退避させ
て駐車スペースPmnの下方に昇降空間を形成し、これを
利用して駐車スペースPmnのパレットを地表階にまで下
降させて自動車Cを入庫し、これから自動車Cを出庫す
ればよい。
なお、b=2、すなわち2段式の立体駐車装置を形成
するときは、地表階と最上階のみによって全体を構成
し、途中階を省略すればよい。また、駐車スペースPmn
に自動車Cを入出庫するに際し、駐車スペースPm(n−
1)、Pm(n−2)…Pmlにある第2パレット20、20
…、第1パレット10を退避させ、その後、駐車スペース
Pmnの第2パレット20または第3パレット30を昇降させ
る一連の動作は、マイクロコンピュータを使用し、簡単
にシーケンス動作させることができる。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、地表階の第
1パレットと、途中階の台車とを横方向に自走させ、ま
た、台車に吊下された第2パレットと、最上階の第3パ
レットとを昇降自在に組み合わせることにより、第2パ
レットと第1パレットとを退避させて所定の第2パレッ
トや第3パレットの下方を地表階に至るまで空けること
ができるので、所定のパレットを地表階に下降着地さ
せ、自動車の入出庫を短時間に容易に行なうことができ
る上、必要に応じて横方向の列数や上下方向の段数を変
更し、任意規模のものも簡単に形成することができると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は実施例を示し、第1図は一部破断
正面説明図、第2図はラックの斜視説明図、第3図は要
部斜視説明図、第4図は第1図のX−X線矢視断面図、
第5図は第4図のY−Y線矢視相当要部拡大断面図であ
る。 S……ラック A……落下防止装置 G2、G5……昇降ガイド G3、G6……ウェイトガイド Ga……切欠き T……台車 T5……ローラ部材 W……カウンタウェイト 10……第1パレット 20……第2パレット 30……第3パレット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横方向に自走する地表階の第1パレット
    と、横方向に自走する台車に昇降自在に吊下された途中
    階のカウンタウェイト付きの第2パレットと、昇降自在
    に吊下された最上階のカウンタウェイト付きの第3パレ
    ットと、前記第1、第2、第3パレットを組み込むラッ
    クとを備えてなり、前記台車は、前記第2パレットをガ
    イドする昇降ガイドを有する一方、前記ラックには、前
    記第3パレットをガイドし、前記台車の後部のローラ部
    材が横切る切欠きを形成する昇降ガイドを設けることを
    特徴とする立体駐車装置。
  2. 【請求項2】前記台車、ラックには、それぞれ前記第
    2、第3パレットのカウンタウェイトをガイドするウェ
    イトガイドを設けることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の立体駐車装置。
  3. 【請求項3】前記第2、第3パレットは、それぞれ落下
    防止装置を備えることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の立体駐車装置。
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