JP3363058B2 - 格納場における格納物方向転換装置 - Google Patents

格納場における格納物方向転換装置

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JP3363058B2
JP3363058B2 JP09730497A JP9730497A JP3363058B2 JP 3363058 B2 JP3363058 B2 JP 3363058B2 JP 09730497 A JP09730497 A JP 09730497A JP 9730497 A JP9730497 A JP 9730497A JP 3363058 B2 JP3363058 B2 JP 3363058B2
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    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H6/00Buildings for parking cars, rolling-stock, aircraft, vessels or like vehicles, e.g. garages
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    • E04H6/18Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions
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    • E04H6/287Garages for many vehicles with mechanical means for shifting or lifting vehicles with means for transport in vertical direction only or independently in vertical and horizontal directions characterised by use of turntables or rotary rings for horizontal transport turntables, rotary elevators or the like on which the cars are not permanently parked using comb-type transfer means

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば立体駐車場
などの格納場において、格納物(自動車)が出し入れさ
れる入出庫室以外で方向転換室を設けた格納物方向転換
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の立体駐車場(例えば特開平8ー6
0887号公報参照)においては、自動車が出し入れさ
れる入出庫室(地上一階)と、この自動車が格納される
各階(地上二階以上と地下一階以下)の両格納室と、こ
の入出庫室と各格納室とを連通する各階の昇降室と、こ
の各昇降室を通って入出庫室と各格納室との間で自動車
を搬送する昇降リフトとを備えている。前記昇降リフト
にあっては、自動車を載置して昇降室で昇降する櫛歯状
格納物昇降台を有している。前記入出庫室にあっては、
櫛歯状格納物載置部を有するターンテーブルが可動中央
トレイ上に設けられている。この入出庫室の中央部で、
ターンテーブルの回動に伴い、その櫛歯状格納物載置部
が、自動車の入出可能位置にある櫛歯状格納物昇降台に
対し自動車を受け渡し又は受け取り可能にする昇降台昇
降可能位置(同公報の図2参照)と、自動車を載置可能
にする格納物入出可能位置(同公報の図3参照)とを取
り得る。また、このターンテーブルは、自動車が常に前
進して入出庫できるように、方向転換装置としても機能
する。
【0003】ところで、自動車が載置される前記ターン
テーブルをその回動時に安定良く支持するために、前記
テーブル用可動中央トレイ上にメインレールを設けるば
かりではなく、このテーブル用可動中央トレイの移動方
向の両側で補助レールを設ける必要がある。一方、前記
昇降リフトの櫛歯状格納物昇降台が地下へ下降する場合
には、可動中央トレイ、ターンテーブル及び補助レール
を入出庫室の中央部からその側部へ退避させなければな
らない。
【0004】そこで、前述した従来公報のものでは、同
公報の図4に示すように、テーブル用可動中央トレイと
両補助レールとを互いに分離し、可動中央トレイ、ター
ンテーブル及び一方の補助レールを入出庫室の一側部へ
退避させて、入出庫室の側部の退避スペースをできるだ
け小さくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、方向転換装
置としても機能するターンテーブルが入出庫室に設けら
れているので、前記退避スペースを必要とするだけ、地
上に露出する入出庫室のスペースを広くしなければなら
ない。
【0006】本発明は、入出庫室以外で方向転換装置を
設けて、入出庫室の省スペース化を図ることを主目的に
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】後記各実施形態の図面
(図1及び図2〜6に示す第一実施形態、図1及び図7
〜11に示す第二実施形態)の符号を援用して本発明を
説明する。
【0008】請求項1の発明にかかる格納場は、各実施
形態に対応し、下記のように構成されている。格納物
(65)が出し入れされる入出庫室(2)と、この格納
物(65)が格納される格納室(18)と、この入出庫
室(2)と格納室(18)とを連通する昇降室(17)
と、この昇降室(17)を通って入出庫室(2)と格納
室(18)との間で格納物(65)を搬送する昇降リフ
ト(20)とを備えている。
【0009】前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(1
7)を含む方向転換室(8)を設けている。この方向転
換室(8)にあっては、ターンテーブル(56)を可動
中央トレイ(51)上で回動可能に設け、このターンテ
ーブル(56)が昇降室(17)で前記昇降リフト(2
0)に対し格納物(65)を受け渡し又は受け取り可能
にする位置(P)を取り得る。
【0010】前記方向転換室(8)で、テーブル用可動
中央トレイ(51)は、昇降室(17)に進入する進入
位置と、昇降室(17)から退避する退避位置とを取り
得るように移動可能に支持されている。
【0011】このテーブル用可動中央トレイ(51)の
移動方向(D)の両側で、ターンテーブル(56)をそ
の回動時に支持する補助レール(61,62)をレール
用サイドトレイ(52,53)上に設けている。
【0012】請求項2の発明にかかる格納場は、各実施
形態に対応し、下記のように構成されている。格納物
(65)が出し入れされる入出庫室(2)と、この格納
物(65)が格納される格納室(18)と、この入出庫
室(2)と格納室(18)とを連通する昇降室(17)
と、この昇降室(17)を通って入出庫室(2)と格納
室(18)との間で格納物(65)を搬送する昇降リフ
ト(20)とを備えている。前記昇降リフト(20)に
あっては、格納物(65)を保持して昇降室(17)で
昇降する格納物昇降部(26,27)を有している。
【0013】前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(1
7)を含む方向転換室(8)を設けている。この方向転
換室(8)にあっては、格納物載置部(59)を有する
ターンテーブル(56)を可動中央トレイ(51)上で
回動可能に設け、このターンテーブル(56)の格納物
載置部(59)が、昇降室(17)で前記昇降リフト
(20)の格納物昇降部(26,27)に対し格納物
(65)を受け渡し又は受け取り可能にする位置(P)
を取り得る。
【0014】前記方向転換室(8)で、テーブル用可動
中央トレイ(51)は、昇降室(17)に進入する進入
位置と、昇降室(17)から退避する退避位置とを取り
得るように移動可能に支持されている。
【0015】このテーブル用可動中央トレイ(51)の
移動方向(D)の両側で、ターンテーブル(56)をそ
の回動時に支持する補助レール(61,62)をレール
用サイドトレイ(52,53)上に設けている。
【0016】請求項3の発明は、各実施形態に対応し、
請求項1または請求項2の発明に下記の構成を追加して
いる。補助レール(61,62)を設けた両サイドトレ
イ(52,53)のうち少なくとも一方のレール用サイ
ドトレイ(52)をテーブル用可動中央トレイ(56)
の移動方向(D)へ移動可能に支持している。
【0017】請求項4の発明にかかる格納場は、各実施
形態に対応し、下記のように構成されている。請求項4
の発明では、請求項3の発明における方向転換室(8)
に格納機能をも持たせている。
【0018】格納物(65)が出し入れされる入出庫室
(2)と、この格納物(65)が格納される格納室(1
8)と、この入出庫室(2)と格納室(18)とを連通
する昇降室(17)と、この昇降室(17)を通って入
出庫室(2)と格納室(18)との間で格納物(65)
を搬送する昇降リフト(20)とを備えている。前記昇
降リフト(20)にあっては、格納物(65)を保持し
て昇降室(17)で昇降する格納物昇降部(26,2
7)を有している。
【0019】前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(1
7)とこの昇降室(17)に隣接する格納室(18)と
を含む方向転換室(8)を設けている。この方向転換室
(8)にあっては、格納物載置部(59)を有するター
ンテーブル(56)を可動中央トレイ(51)上で回動
可能に設け、このターンテーブル(56)の格納物載置
部(59)が、昇降室(17)で前記昇降リフト(2
0)の格納物昇降部(26,27)に対し格納物(6
5)を受け渡し又は受け取り可能にする位置(P)を取
り得る。
【0020】前記方向転換室(8)で、テーブル用可動
中央トレイ(51)は、格納室(18)から昇降室(1
7)に進入する進入位置と、昇降室(17)から格納室
(18)へ退避する退避位置とを取り得るように移動可
能に支持されている。
【0021】このテーブル用可動中央トレイ(51)の
移動方向(D)の両側で、ターンテーブル(56)をそ
の回動時に支持する補助レール(61,62)を設けた
サイドトレイ(52,53)を備えている。この両サイ
ドトレイ(52,53)のうち少なくとも一方のレール
用サイドトレイ(52)をテーブル用可動中央トレイ
(51)の移動方向(D)へ移動可能に支持している。
【0022】さらに、前記方向転換室(8)にあって
は、格納物載置部(63)を有する格納用可動トレイ
(54,55)を設けている。この方向転換室(8)
で、格納用可動トレイ(54,55)は、格納室(1
8)から昇降室(17)に進入する進入位置と、昇降室
(17)から格納室(18)へ退避する退避位置とを取
り得るように、前記テーブル用可動中央トレイ(51)
の移動方向(D)へ移動可能に支持され、この格納用可
動トレイ(54,55)の格納物載置部(63)が、昇
降室(17)で前記昇降リフト(20)の格納物昇降部
(26,27)に対し格納物(65)を受け渡し又は受
け取り可能にする位置(Q)を取り得る。
【0023】請求項5の発明は、第一実施形態に対応
し、請求項4の発明に下記の構成を追加している。前記
テーブル用可動中央トレイ(51)及びターンテーブル
(56)並びにレール用サイドトレイ(52,53)及
び補助レール(61,62)は、それぞれ、格納用可動
トレイ(54,55)の下方で相対移動する。
【0024】請求項6の発明にかかる格納場は、第一実
施形態に対応し、下記のように構成されている。格納物
(65)が出し入れされる入出庫室(2)と、この格納
物(65)が格納される格納室(18)と、この入出庫
室(2)と格納室(18)とを連通する昇降室(17)
と、この昇降室(17)を通って入出庫室(2)と格納
室(18)との間で格納物(65)を搬送する昇降リフ
ト(20)とを備えている。前記昇降リフト(20)に
あっては、格納物(65)を保持して昇降室(17)で
昇降する格納物昇降部(26,27)を有している。
【0025】前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(1
7)とこの昇降室(17)に隣接する格納室(18)と
を含む方向転換室(8)を設けている。この方向転換室
(8)にあっては、格納物載置部(59)を有するター
ンテーブル(56)を可動中央トレイ(51)上で回動
可能に設け、このターンテーブル(56)の格納物載置
部(59)が、昇降室(17)で前記昇降リフト(2
0)の格納物昇降部(26,27)に対し格納物(6
5)を受け渡し又は受け取り可能にする位置(P)を取
り得る。
【0026】前記方向転換室(8)で、テーブル用可動
中央トレイ(51)は、格納室(18)から昇降室(1
7)に進入する進入位置と、昇降室(17)から格納室
(18)へ退避する退避位置とを取り得るように移動可
能に支持されている。
【0027】前記テーブル用可動中央トレイ(51)の
移動方向(D)の両側で、ターンテーブル(56)をそ
の回動時に支持する補助レール(61,62)をレール
用サイドトレイ(52,53)上に設けている。
【0028】さらに、前記方向転換室(8)にあって
は、格納物載置部(63)を有する格納用可動トレイ
(54,55)を設けている。この方向転換室(8)
で、格納用可動トレイ(54,55)は、格納室(1
8)から昇降室(17)に進入する進入位置と、昇降室
(17)から格納室(18)へ退避する退避位置とを取
り得るように、前記テーブル用可動中央トレイ(51)
の移動方向(D)へ移動可能に支持され、この格納用可
動トレイ(54,55)の格納物載置部(63)が、昇
降室(17)で前記昇降リフト(20)の格納物昇降部
(26,27)に対し格納物(65)を受け渡し又は受
け取り可能にする位置(Q)を取り得る。
【0029】前記テーブル用可動中央トレイ(51)及
びターンテーブル(56)並びにレール用サイドトレイ
(52,53)及び補助レール(61,62)は、それ
ぞれ、格納用可動トレイ(54,55)の下方で相対移
動する。
【0030】
【発明の実施形態】
〔第一実施形態〕まず、本発明の第一実施形態にかかる
格納場(立体駐車場)を図1〜6を参照して説明する。
【0031】<図1及び図2に示す地下式立体駐車場の
概要>図1に示すように、この地下式立体駐車場におい
ては、地上一階の入出庫室2(最上階)と地下格納場3
とを有する第一格納場1(図2参照)と、この第一格納
場1の地下格納場3に対し隣接して前後方向へ順次並設
された第二格納場4、第三格納場5、第四格納場6及び
第五格納場7とを備えている。
【0032】前記第一格納場1においては、地下一階に
方向転換室8(自動車収納室兼用)が設けられ、地下二
階と地下三階と地下四階とにそれぞれ自動車収納室9,
10,11が設けられているとともに、地下五階(最下
階)に移換室12が設けられている。前記入出庫室2か
ら移換室12にわたり前後左右四本のガイドレール1
3,14,15,16(図3及び図4参照)が立設され
ている。入出庫室2、方向転換室8(自動車収納室兼
用)、各自動車収納室9,10,11及び移換室12に
おいて、この各ガイドレール13,14,15,16間
で囲まれる空間が昇降室17になっている。方向転換室
8(自動車収納室兼用)及び各自動車収納室9,10,
11においては、この昇降室17の左右両側でそれぞれ
格納室18が設けられている。この入出庫室2と各格納
室18とは昇降室17により連通されている。
【0033】前記第一格納場1以外の各格納場4,5,
6,7は、第一格納場1の地下格納場3と比較して、次
の相違点を除きほぼ同一構造をなす。この各格納場4,
5,6,7は、第一格納場1の方向転換室8(地下一
階)に隣接する地下一階において、地下二階以下の自動
車収納室9,10,11と同様な自動車収納室19にな
っている点で、第一格納場1と主に異なる。
【0034】従って、図2に示す第一格納場1について
以下詳述するが、第一格納場1の地下格納場3について
の説明は、地下一階の構造(第一格納場1の方向転換室
8に代えて各格納場4,5,6,7に自動車収納室19
を設けたこと)以外、第一格納場1についての説明と同
様である。
【0035】<図2及び図3,4に示す昇降リフト20
>前記昇降室17の上側にはウインチ21が設置されて
いる。このウインチ21から吊下された四本のチェーン
22,23,24,25が前記各ガイドレール13,1
4,15,16に挿通されている。この昇降リフト20
は、上記の各ガイドレール13,14,15,16や各
チェーン22,23,24,25のほか、下記に示す左
右両格納物昇降台26,27を備えている。
【0036】* 前記左右両格納物昇降台26,27 この左右両格納物昇降台26,27は、互いに分離され
て設けられた昇降駆動部28と格納物載置部29とから
なる。
【0037】前記左右両昇降駆動部28においては、左
側の前後両ガイドレール13,14間と右側の前後両ガ
イドレール15,16間とに支持腕30が架設されてそ
の前後両端部が昇降可能に支持され、前記各チェーン2
2,23,24,25の下端部がこの左右両支持腕30
の前後両端部に連結されている。なお、左右に分割され
た前記両支持腕30は、前記ウインチ21により互いに
連動する。
【0038】前記両格納物載置部29においては、複数
の格納物載置用フォーク31(櫛歯状のもの)が前記支
持腕30に取着されて並設されている。前記ウインチ2
1により各チェーン22,23,24,25が昇降する
と、各昇降室17で左右両昇降駆動部28が互いに連動
して左右両格納物載置部29とともに昇降する。
【0039】<図1,2に示す前記入出庫室2内の概略
構造>前記方向転換室8の左右両格納室18のうち一方
の格納室18の天井部分とこの入出庫室2の床部分とに
わたり、複数のローラ33を並設した前後両ローラレー
ル32が設けられている。この前後両ローラレール32
間に入出用可動トレイ34が移動可能に支持されてい
る。この入出用可動トレイ34は、各ローラ33の積極
回転により、入出庫室2に進入する状態と、この入出庫
室2から退避する状態とを取り得る。
【0040】この入出用可動トレイ34においては、そ
の左右両側に格納物載置部35が設けられている。図示
しないが、この左右両格納物載置部35においては、複
数の格納物載置用フォーク(櫛歯状のもの)が取着され
て並設されている。入出用可動トレイ34が入出庫室2
に進入した状態で、前記昇降リフト20の左右両格納物
昇降台26,27が昇降すると、左右両格納物載置部2
9の各格納物載置用フォーク31がこの左右両格納物載
置部35の各格納物載置用フォーク間に位置し又はこの
各格納物載置用フォーク間を通過し得る。従って、この
入出用可動トレイ34の左右両格納物載置部35が、入
出庫室2で前記昇降リフト20の格納物昇降台26,2
7に対し自動車65(格納物)を受け渡し又は受け取り
可能になる。
【0041】<図1,2に示す前記各自動車収納室9,
10,11内の概略構造>昇降室17の床部分と左右両
格納室18の床部分とにわたり、複数のローラ36を並
設した上段の前後両ローラレール37及び下段の前後両
ローラレール38が設けられている。この上段両ローラ
レール37間に上段の左右両格納用可動トレイ39,4
0が移動可能に支持されている。この下段両ローラレー
ル38間に下段の左右両格納用可動トレイ41,42が
移動可能に支持されている。この上段両格納用可動トレ
イ39,40及び下段両格納用可動トレイ41,42
は、各ローラ36の積極回転により、格納室18から昇
降室17に進入する状態と、この昇降室17から格納室
18に退避する状態とを取り得る。
【0042】これらの格納用可動トレイ39,40,4
1,42においては、その左右両側に格納物載置部43
が設けられている。図示しないが、この左右両格納物載
置部43においては、複数の格納物載置用フォーク(櫛
歯状のもの)が取着されて並設されている。格納用可動
トレイ39,40,41,42が昇降室17に進入した
状態で、前記昇降リフト20の左右両格納物昇降台2
6,27が昇降すると、左右両格納物載置部29の各格
納物載置用フォーク31がこの左右両格納物載置部43
の各格納物載置用フォーク間に位置し又はこの各格納物
載置用フォーク間を通過し得る。従って、各格納用可動
トレイ39,40,41,42の左右両格納物載置部4
3が、昇降室17で前記昇降リフト20の格納物昇降台
26,27に対し自動車65を受け渡し又は受け取り可
能になる。
【0043】<図1,2に示す前記移換室12内の概略
構造>この移換室12の中央部には走行室44が前記第
一格納場1と第二格納場4と第三格納場5と第四格納場
6と第五格納場7とにわたり互いに連通して延設されて
いる。この各走行室44の床部分には走行レール45が
互いに連続して延設されている。この走行レール45上
に走行台車46が支持されている。
【0044】この走行台車46においては、その左右両
側に格納物載置部47が設けられている。図示しない
が、この左右両格納物載置部47においては、複数の格
納物載置用フォーク(櫛歯状のもの)が取着されて並設
されている。走行台車46が走行室44にある状態で、
前記昇降リフト20の左右両格納物昇降台26,27が
昇降すると、左右両格納物載置部29の各格納物載置用
フォーク31がこの左右両格納物載置部47の各格納物
載置用フォーク間に位置し得る。従って、走行台車46
の左右両格納物載置部47が、昇降室17で前記昇降リ
フト20の格納物昇降台26,27に対し自動車65を
受け渡し又は受け取り可能になる。
【0045】<図1,2及び図3〜6に示す前記方向転
換室8内の構造>昇降室17の床部分と左右両格納室1
8の床部分とにわたり、複数のローラ48を並設した上
段の前後両ローラレール49が設けられているととも
に、同じく下段の前後両ローラレール50が昇降室17
の床部分と一方の格納室18の床部分とにわたり設けら
れている。この下段両ローラレール50間にテーブル用
可動中央トレイ51及びレール用サイドトレイ52,5
3が設けられている。また、この上段両ローラレール4
9間に左右両格納用可動トレイ54,55が設けられて
いる。
【0046】* 前記可動中央トレイ51及びその上の
ターンテーブル56 このテーブル用可動中央トレイ51は、前記下段両ロー
ラレール50間で移動可能に支持され、各ローラ48の
積極回転により、格納室18から昇降室17に進入する
進入位置(図3参照)と、この昇降室17から格納室1
8に退避する退避位置(図4参照)とを取り得る。この
可動中央トレイ51上でターンテーブル56が支軸57
を中心にして回動可能に設けられている。このターンテ
ーブル56の下側に設けられた各車輪(図示しないが、
駆動車輪を含むもの)が、可動中央トレイ51上の円弧
状メインレール(図示せず)に支持されている。
【0047】このターンテーブル56においては、その
両側に格納物載置部59が設けられている。この両格納
物載置部59においては、複数の格納物載置用フォーク
60(櫛歯状のもの)が取着されて並設されている。こ
のターンテーブル56の回動に伴い、その両格納物載置
部59が左右両側に位置する。テーブル用可動中央トレ
イ51が昇降室17に進入した進入位置(図3参照)
で、前記昇降リフト20の左右両格納物昇降台26,2
7が昇降すると、左右両格納物載置部29の各格納物載
置用フォーク31がこの左右両格納物載置部59の各格
納物載置用フォーク60間に位置し又はこの各格納物載
置用フォーク60間を通過し得る。従って、このターン
テーブル56の左右両格納物載置部59が、昇降室17
で前記昇降リフト20の格納物昇降台26,27に対し
自動車65を受け渡し又は受け取り可能にする昇降台昇
降可能位置P(図3の状態)を取り得る。
【0048】* 前記左右両サイドトレイ52,53及
びその上の補助レール61,62 この左右両サイドトレイ52,53は、前記テーブル用
可動中央トレイ51の移動方向Dの両側で同可動中央ト
レイ51に対し分離されて設けられている。これらのレ
ール用サイドトレイ52,53のうち、一方のレール用
サイドトレイ52が前記下段両ローラレール50間でテ
ーブル用可動中央トレイ51の移動方向Dへ移動可能に
支持されている。他方のレール用サイドトレイ53は、
格納室18において昇降室17に隣接した位置で、テー
ブル用可動中央トレイ51の移動方向Dへ移動不能に固
定されている。前記左右両サイドトレイ52,53上に
はターンテーブル56の各車輪(図示せず)をその回動
時に支持する円弧状補助レール61,62が設けられて
いる。
【0049】* 前記左右両格納用可動トレイ54,5
5 この左右両格納用可動トレイ54,55は、前記上段両
ローラレール49間でテーブル用可動中央トレイ51の
移動方向Dへ移動可能に支持され、各ローラ48の積極
回転により、格納室18から昇降室17に進入する進入
位置(図4参照)と、この昇降室17から格納室18に
退避する退避位置(図3参照)とを取り得る。
【0050】これらの格納用可動トレイ54,55にお
いては、その左右両側に格納物載置部63が設けられて
いる。この左右両格納物載置部63においては、複数の
格納物載置用フォーク64(櫛歯状のもの)が取着され
て並設されている。格納用可動トレイ54,55が昇降
室17に進入した進入位置(図4参照)で、前記昇降リ
フト20の左右両格納物昇降台26,27が昇降する
と、左右両格納物載置部29の各格納物載置用フォーク
31がこの左右両格納物載置部63の各格納物載置用フ
ォーク64間に位置し又はこの各格納物載置用フォーク
64間を通過し得る。従って、この格納用可動トレイ5
4,55の左右両格納物載置部63が、昇降室17で前
記昇降リフト20の格納物昇降台26,27に対し自動
車65を受け渡し又は受け取り可能にする昇降台昇降可
能位置Q(図4参照)を取り得る。
【0051】* 前記各トレイ51,52,53,5
4,55やターンテーブル56や補助レール61,62
の位置関係(特に図5参照) 前記テーブル用可動中央トレイ51上のターンテーブル
56の移動軌跡面Eは、左右両格納用可動トレイ54,
55の移動軌跡面Fよりも、下方位置にある。従って、
ターンテーブル56がどこに位置していても、左右両格
納用可動トレイ54,55がこのターンテーブル56に
衝突しない。
【0052】前記テーブル用可動中央トレイ51並びに
一方のレール用サイドトレイ52及びその上の補助レー
ル61は、左右両格納用可動トレイ54,55の移動軌
跡面Fよりも、下方位置にある。また、他方のレール用
サイドトレイ53及びその上の補助レール62は、左右
両格納用可動トレイ54,55の移動軌跡面Fよりも、
下方位置にある。従って、左右両格納用可動トレイ5
4,55は、左右のレール用サイドトレイ52,53及
びその上の補助レール61,62に衝突しない。なお、
テーブル用可動中央トレイ51のメインレール(図示せ
ず)及び左右両補助レール61,62において、ターン
テーブル56の各車輪(図示せず)が転動する案内面G
は、同一面上にある。
【0053】<上記地下式立体駐車場の入出庫作用の代
表例> * 前記第一格納場1の方向転換室8(地下一階)にあ
る格納室18に自動車65(格納物)を入庫する場合、
下記の工程1)→2)を経て行われる。
【0054】1) 入出庫室2における自動車65の受け
渡し 入出用可動トレイ34は入出庫室2に進入した状態にあ
る。昇降リフト20の左右両格納物昇降台26,27が
この入出用可動トレイ34の下方に位置する状態で、自
動車65が前進して入出庫室2に乗り入れられ、この入
出用可動トレイ34の左右両格納物載置部35上に載置
される。この左右両格納物昇降台26,27が上昇する
と、自動車65が入出用可動トレイ34から左右両格納
物昇降台26,27に受け渡される。次に、前記入出用
可動トレイ34が入出庫室2から退避した状態になる。
そして、自動車65を載せた左右両格納物昇降台26,
27が方向転換室8へ下降する。
【0055】2) 方向転換室8における自動車65の受
け渡し 左右両格納用可動トレイ54,55のうち例えば一方の
格納用可動トレイ54が昇降室17に進入した状態で、
自動車65を載せた左右両格納物昇降台26,27がこ
の格納用可動トレイ54の上方まで下降する。この場
合、前記可動中央トレイ51及びその上のターンテーブ
ル56並びに一方のサイドトレイ52及びその上の補助
レール61は、昇降室17から退避する。この左右両格
納物昇降台26,27が下降すると、自動車65がこの
格納用可動トレイ54に受け渡される。次に、自動車6
5を載せた格納用可動トレイ54が昇降室17から退避
して格納室18に格納される。なお、他方の格納用可動
トレイ55の場合も同様である。
【0056】* 前記第一格納場1の自動車収納室9,
10,11(地下二階、地下三階、地下四階)にある格
納室18に自動車65を入庫する場合、下記の工程1)→
2)を経て行われる。
【0057】1) 入出庫室2における自動車65の受け
渡し 前述した方向転換室8における自動車65の受け渡しの
場合と同様であり、自動車65を載せた左右両格納物昇
降台26,27が方向転換室8を通過してさらに各自動
車収納室9,10,11のうちいずれかへ下降する。こ
の場合、方向転換室8では、可動中央トレイ51及びそ
の上のターンテーブル56並びに一方のサイドトレイ5
2及びその上の補助レール61が昇降室17から退避す
る。
【0058】2) 自動車収納室9,10,11における
自動車65の受け渡し 各格納用可動トレイ39,40,41,42のうち例え
ば格納用可動トレイ39が昇降室17に進入した状態
で、自動車65を載せた左右両格納物昇降台26,27
がこの格納用可動トレイ39の上方まで下降する。この
左右両格納物昇降台26,27が下降すると、自動車6
5がこの格納用可動トレイ39に受け渡される。次に、
自動車65を載せた格納用可動トレイ39が昇降室17
から退避して格納室18に格納される。なお、他の格納
用可動トレイ40,41,42の場合も同様である。た
だし、すでに格納されている自動車65が次の格納の際
に邪魔になる場合には、この自動車65を他階に一時預
けた後に元の格納状態に戻す。
【0059】* 前記第一格納場1以外の各格納場4,
5,6,7に自動車65を入庫する場合 第一格納場1にある移換室12(地下五階)の走行室4
4において、昇降リフト20の左右両格納物昇降台2
6,27から走行台車46の左右両格納物載置部47に
自動車65を受け渡す。この走行台車46により、他の
格納場4,5,6,7にある移換室12(地下五階)の
走行室44に自動車65を移す。他の格納場4,5,
6,7で、自動車65を走行台車46から昇降リフト2
0の左右両格納物昇降台26,27に受け渡す。その
後、自動車65を各階の格納室18に格納する。
【0060】* 前記第一格納場1の方向転換室8(地
下一階)にある格納室18から自動車65を出庫する場
合、下記の工程1)→3)を経て行われる。 1) 方向転換室8において自動車65の向きを変更する
場合 左右両格納用可動トレイ54,55のうち例えば一方の
格納用可動トレイ54が、自動車65を載せた状態で、
昇降室17に進入する。この場合、可動中央トレイ51
及びその上のターンテーブル56並びに一方のサイドト
レイ52及びその上の補助レール61は、昇降室17か
ら退避する。また、昇降リフト20の左右両格納物昇降
台26,27は、この格納用可動トレイ54の下方に位
置する。次に、この左右両格納物昇降台26,27が上
昇すると、自動車65がこの格納用可動トレイ54から
左右両格納物昇降台26,27に受け渡される。
【0061】その後、可動中央トレイ51及びその上の
ターンテーブル56並びに一方のサイドトレイ52及び
その上の補助レール61が昇降室17に進入すると、タ
ーンテーブル56の左右両側に補助レール61(可動)
及び補助レール62(固定)が位置する。自動車65を
載せた左右両格納物昇降台26,27が下降すると、自
動車65がこのターンテーブル56に受け渡される。
【0062】自動車65を載せたターンテーブル56が
可動中央トレイ51のメインレール(図示せず)及び左
右両サイドトレイ52,53上の補助レール61,62
に支持されながら180度回動すると、自動車65の向
きが入庫時の向きと比較して180度変わる。
【0063】2) 方向転換室8における自動車65の受
け渡し 昇降リフト20の左右両格納物昇降台26,27は、自
動車65を載せたターンテーブル56の下方に位置す
る。次に、この左右両格納物昇降台26,27が上昇す
ると、自動車65がこのターンテーブル56から左右両
格納物昇降台26,27に受け渡される。自動車65を
載せた左右両格納物昇降台26,27は、入出庫室2へ
上昇する。なお、他方の格納用可動トレイ55の場合も
同様である。
【0064】3) 入出庫室2における自動車65の受け
渡し 入出用可動トレイ34は入出庫室2から退避した状態に
ある。自動車65を載せた左右両格納物昇降台26,2
7が入出庫室2へ上昇すると、この入出用可動トレイ3
4が入出庫室2に進入し、この左右両格納物昇降台2
6,27が入出用可動トレイ34の上方に位置する。こ
の左右両格納物昇降台26,27が下降すると、自動車
65が入出用可動トレイ34に受け渡される。自動車6
5は、この入出用可動トレイ34で前進して入出庫室2
から出される。
【0065】* 前記第一格納場1の自動車収納室9,
10,11(地下二階、地下三階、地下四階)にある格
納室18から自動車65を出庫する場合、下記の工程1)
→3)を経て行われる。
【0066】1) 自動車収納室9,10,11における
自動車65の受け渡し 自動車収納室9,10,11において、各格納用可動ト
レイ39,40,41,42のうち例えば格納用可動ト
レイ39が、自動車65を載せた状態で、昇降室17に
進入する。昇降リフト20の左右両格納物昇降台26,
27は、この格納用可動トレイ39の下方に位置する。
次に、この左右両格納物昇降台26,27が上昇する
と、自動車65がこの格納用可動トレイ39から左右両
格納物昇降台26,27に受け渡される。
【0067】2) 方向転換室8において自動車65の向
きを変更する場合 自動車65を載せた左右両格納物昇降台26,27が方
向転換室8へ上昇する。この場合、可動中央トレイ51
及びその上のターンテーブル56並びに一方のサイドト
レイ52及びその上の補助レール61は、昇降室17か
ら退避する。その後は、前述したように、方向転換室8
にある格納室18から自動車65を出庫する場合と同様
に、自動車65の向きが入庫時の向きと比較して180
度変わる。
【0068】3) 方向転換室8における自動車65の受
け渡し及び入出庫室2における自動車65の受け渡し
は、それぞれ、前述したように、方向転換室8にある格
納室18から自動車65を出庫する場合と同様である。
【0069】* 前記第一格納場1以外の各格納場4,
5,6,7から自動車65を出庫する場合 第一格納場1以外の各格納場4,5,6,7にある移換
室12(地下五階)の走行室44において、昇降リフト
20の左右両格納物昇降台26,27から走行台車46
の左右両格納物載置部47に自動車65を受け渡す。こ
の走行台車46により、第一格納場1にある移換室12
(地下五階)の走行室44に自動車65を移す。第一格
納場1で、自動車65を走行台車46から昇降リフト2
0の左右両格納物昇降台26,27に受け渡す。その後
は、前述したように、方向転換室8にある格納室18か
ら自動車65を出庫する場合と同様に、自動車65の向
きが入庫時の向きと比較して180度変更された状態
で、自動車65が入出庫室2から前進して出される。
【0070】<第一実施形態の特徴>第一実施形態は下
記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。 * 入出庫室2以外で、昇降室17を含む方向転換室8
を設けた。この方向転換室8にあっては、ターンテーブ
ル56を可動中央トレイ51上で回動可能に設けた。こ
のターンテーブル56の回動に伴い、その格納物載置部
59が、昇降室17で昇降リフト20の格納物昇降台2
6,27に対し自動車65を受け渡し又は受け取り可能
にする昇降台昇降可能位置Pを取り得る。このように、
自動車65の方向転換装置として機能するターンテーブ
ル56を入出庫室2以外に設けたので、入出庫室2おい
て昇降室17からのターンテーブル56の退避スペース
を必要とせず、地上に露出する入出庫室2のスペースを
狭くして入出庫室2の省スペース化を図ることができ
る。
【0071】* 方向転換室8で、テーブル用可動中央
トレイ51は、昇降室17に進入する進入位置と、昇降
室17から退避する退避位置とを取り得る。そのため、
昇降リフト20において自動車65を載置する格納物昇
降台26,27が昇降室17を通過することができる。
従って、入出庫室2と格納室18との間で自動車65の
搬送を円滑に行うことができる。
【0072】* テーブル用可動中央トレイ51の移動
方向Dの両側で、ターンテーブル56をその回動時に支
持する補助レール61,62をレール用サイドトレイ5
2,53上に設けた。従って、自動車が載置されるター
ンテーブル56をその回動時に安定良く支持することが
できる。
【0073】* 入出庫室2以外で、昇降室17と格納
室18とを含む方向転換室8を設けた。この方向転換室
8にあっては、格納用可動トレイ54,55を設けた。
この方向転換室8で、格納用可動トレイ54,55は、
格納室18から昇降室17に進入する進入位置と、昇降
室17から格納室18へ退避する退避位置とを取り得る
ように、前記テーブル用可動中央トレイ51の移動方向
Dへ移動可能に支持されている。この格納用可動トレイ
54,55の格納物載置部63が、昇降室17で昇降リ
フト20の格納物昇降台26,27に対し自動車65を
受け渡し又は受け取り可能にする昇降台昇降可能位置Q
を取り得る。そのため、方向転換室8にあっても自動車
65を格納することができる。従って、自動車65の格
納効率を良くすることができる。
【0074】* テーブル用可動中央トレイ51及びタ
ーンテーブル56並びにレール用サイドトレイ52,5
3及び補助レール61,62は、それぞれ、格納用可動
トレイ54,55の下方で相対移動する。そのため、図
5(a)に示すように、ターンテーブル56等がどの位
置にあっても、格納用可動トレイ54,55がターンテ
ーブル56に衝突することなく昇降室17と格納室18
との間で移動することができる。従って、自動車65の
入出庫を円滑に行うことができる。
【0075】* 出庫時に、テーブル用可動中央トレイ
51及びターンテーブル56並びに一方のレール用サイ
ドトレイ52及びその上の補助レール61を図5(b)
に示す位置に移動させれば、自動車65を載せたターン
テーブル56が可動中央トレイ51及び左右両サイドト
レイ52,53上の補助レール61,62に支持されな
がら回動する。従って、方向転換室8において自動車6
5の向きを円滑に変更することができる。
【0076】* 前述したように、ターンテーブル56
等がどの位置にあっても、格納用可動トレイ54,55
がターンテーブル56に衝突することなく昇降室17と
格納室18との間で移動することができる。すなわち、
この格納用可動トレイ54,55の移動時これとの衝突
を避けるために、ターンテーブル56を移動させる必要
はなくなる。そのため、テーブル用可動中央トレイ51
の移動方向Dの両側に設けたレール用サイドトレイ5
2,53のうち、他方のレール用サイドトレイ53をテ
ーブル用可動中央トレイ51の移動方向Dへ移動不能に
固定することができる。従って、このレール用サイドト
レイ53の駆動機構を省略することができる。
【0077】* テーブル用可動中央トレイ51の移動
方向Dの両側に設けたレール用サイドトレイ52,53
のうち、一方のレール用サイドトレイ52をテーブル用
可動中央トレイ51の移動方向Dへ移動可能に支持し
た。従って、テーブル用可動中央トレイ51の移動を許
容して円滑に行うことができる。
【0078】〔第二実施形態〕次に、本発明の第二実施
形態にかかる格納場(立体駐車場)を図1及び図7〜1
1を参照して説明する。なお、前記第一実施形態におけ
る図1、図2、図3、図4、図5(a)(b)及び図6
は、それぞれ、この第二実施形態における図1、図7、
図8、図9、図10(a)(b)及び図11に対応す
る。
【0079】この第二実施形態は前記第一実施形態と比
較して主に下記*の点で異なる。 * 第一実施形態において図5,6に示す上段ローラレ
ール49と下段ローラレール50との間隔Lと、第二実
施形態において図10,11に示す同間隔Lとを比較し
た場合、第一実施形態のものが第二実施形態のものより
も広くなっている。そのため、第一実施形態では、テー
ブル用可動中央トレイ51並びにレール用サイドトレイ
52,53及び補助レール61,62ばかりではなく、
ターンテーブル56も、それぞれ、格納用可動トレイ5
4,55の移動軌跡面Fよりも下方位置に配設すること
ができる。しかし、第二実施形態では、ターンテーブル
56の移動軌跡面Eは、格納用可動トレイ54,55の
移動軌跡面Fの範囲内にある。
【0080】* 第二実施形態においては、補助レール
61,62を有する左右両サイドトレイ52,53がい
ずれもテーブル用可動中央トレイ51の移動方向Dへ移
動可能に支持されている。ちなみに、第一実施形態で
は、この左右両サイドトレイ52,53のうち、一方の
サイドトレイ52が可動中央トレイ51の移動方向Dへ
移動可能に支持されているが、他方のサイドトレイ53
は可動中央トレイ51の移動方向Dへ移動不能に固定さ
れている。
【0081】* 図10(a)(b)に示すように、格
納用可動トレイ54,55が昇降室17と格納室18と
の間で移動する場合、この格納用可動トレイ54,55
にターンテーブル56が衝突する。そのため、テーブル
用可動中央トレイ51及びターンテーブル56を格納用
可動トレイ54,55の移動と同時に移動させる必要が
ある。さらに、このテーブル用可動中央トレイ51の移
動を許容するために、レール用サイドトレイ52,53
及び補助レール61,62も移動させる。
【0082】〔他の実施形態〕前記各実施形態以外にも
下記のように構成してもよい。 * 方向転換室8には格納室18を必ずしも設ける必要
はなく、この格納室18を単にターンテーブル56等の
退避室にする。
【0083】* テーブル用可動中央トレイ51の両側
にレール用サイドトレイ52,53を一体的に設け、こ
れらを同時に移動可能にする。 * 図示しないが、複数の方向転換室8を設ける。例え
ば、第一格納場1において、地下一階の方向転換室8に
加えて、地下二階以下の自動車収納室9,10,11の
うちいずれかに同様な方向転換室を設ける。
【0084】* 図示しないが、各格納場を地上に設け
る。 * 格納物としては、自動車65以外に、例えば段ボー
ル等の荷物であってもよい。
【0085】* 格納物としての自動車65の受け渡し
及び受け取りに櫛歯状フォークを利用したが、このフォ
ーク式に代えてパレット式に変更する。図示しないが、
このパレット式においては、パレット及びその上に載せ
た自動車65が格納物となり、昇降リフト20の格納物
昇降爪(前記格納物昇降台26,27に該当)によりこ
のパレットが把持される。そして、この昇降リフト20
の格納物昇降爪とターンテーブル56や格納用可動トレ
イ54,55との間で格納物の受け渡し及び受け取りが
行われる。
【0086】〔他の技術的思想〕各実施形態から把握で
きる技術的思想(請求項以外)を効果と共に記載する。 (イ) 請求項3から請求項5のうちいずれかの請求項
において、テーブル用可動中央トレイ51の移動方向D
の両側に設けたレール用サイドトレイ52,53のう
ち、一方のレール用サイドトレイ52をテーブル用可動
中央トレイ51の移動方向Dへ移動可能に支持するとと
もに、他方のレール用サイドトレイ53をテーブル用可
動中央トレイ51の移動方向Dへ移動不能に固定した。
従って、固定したレール用サイドトレイ53の駆動機構
を省略することができる。
【0087】(ロ) 上記(イ)において、テーブル用
可動中央トレイ51と一方のレール用サイドトレイ52
と他方のレール用サイドトレイ53とを互いに分離して
設け、テーブル用可動中央トレイ51と一方のレール用
サイドトレイ52とを相対移動可能にした。従って、テ
ーブル用可動中央トレイ51のみを単独で移動させるこ
とができる。
【0088】(ハ) 請求項3から請求項5のうちいず
れかの請求項において、テーブル用可動中央トレイ51
の移動方向Dの両側に設けたレール用サイドトレイ5
2,53をいずれもテーブル用可動中央トレイ51の移
動方向Dへ移動可能に支持した。従って、格納用可動ト
レイ54,55が昇降室17と格納室18との間で移動
するのを許容することができる。
【0089】(ニ) 上記(ハ)において、テーブル用
可動中央トレイ51と一方のレール用サイドトレイ52
と他方のレール用サイドトレイ53とを互いに分離して
設けかつ相対移動可能にした。従って、テーブル用可動
中央トレイ51のみを単独で移動させることができる。
【0090】(ホ) 請求項1から請求項6のうちいず
れかの請求項、または上記(イ)または上記(ロ)また
は上記(ハ)または上記(ニ)において、方向転換室8
は入出庫室2に隣接して設けられている。そのため、方
向転換室8と入出庫室2との間に自動車収納室がなく、
出庫時に格納物(自動車65)をこの方向転換室8に集
めて方向転換後すぐに入出庫室2に搬送することができ
る。従って、出庫時に格納物(自動車65)の方向転換
を円滑に行うことができる。
【0091】
【発明の効果】請求項1または請求項2の発明にかかる
格納場の格納物方向転換装置によれば、格納物(65)
の方向転換装置として機能するターンテーブル(56)
を入出庫室(2)以外に設けたので、入出庫室(2)の
省スペース化を図ることができる。また、入出庫室
(2)と格納室(18)との間で格納物(65)の搬送
を円滑に行うことができるとともに、両補助レール(6
1,62)によりターンテーブル(56)をその回動時
に安定良く支持することができる。
【0092】請求項3の発明によれば、請求項2の発明
の効果に加え、テーブル用可動中央トレイ(51)の移
動を許容して円滑に行うことができる。請求項4の発明
にかかる格納場の格納物方向転換装置によれば、請求項
2及び請求項3の発明の効果に加え、方向転換室(8)
にあっても格納物(65)を格納して格納効率を良くす
ることができる。
【0093】請求項5の発明によれば、請求項4の発明
の効果に加え、ターンテーブル(56)がどの位置にあ
っても、格納用可動トレイ(54,55)がターンテー
ブル(56)に衝突することなく昇降室(17)と格納
室(18)との間で移動し、格納物(65)の入出庫を
円滑に行うことができる。
【0094】請求項6の発明にかかる格納場の格納物方
向転換装置によれば、請求項2の発明の効果に加え、方
向転換室(8)にあっても格納物(65)を格納して格
納効率を良くすることができるとともに、ターンテーブ
ル(56)がどの位置にあっても、格納用可動トレイ
(54,55)がターンテーブル(56)に衝突するこ
となく昇降室(17)と格納室(18)との間で移動
し、格納物(65)の入出庫を円滑に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態及び第二実施形態にかかる立体
駐車場を示す概略断面図である。
【図2】 第一実施形態において図1のXーX線概略断
面図である。
【図3】 テーブル用可動中央トレイ及びターンテーブ
ル並びにレール用サイドトレイ及び補助レール並びに格
納用可動トレイが所定位置にある状態を示す図2のYー
Y線概略断面図である。
【図4】 同じく図2のYーY線概略断面図である。
【図5】 (a)は第一実施形態において上記テーブル
用可動中央トレイ及びターンテーブル並びにレール用サ
イドトレイ及び補助レール並びに格納用可動トレイが所
定位置にある状態を示す方向転換装置の作用説明図であ
り、(b)は同じく方向転換装置の作用説明図である。
【図6】 第一実施形態において上記テーブル用可動中
央トレイ及びターンテーブル並びにレール用サイドトレ
イ及び補助レール並びに格納用可動トレイを示す部分概
略斜視図である。
【図7】 第二実施形態において前記図2相当図であ
る。
【図8】 テーブル用可動中央トレイ及びターンテーブ
ル並びにレール用サイドトレイ及び補助レール並びに格
納用可動トレイが所定位置にある状態を示す図7のZー
Z線概略断面図である。
【図9】 同じく図7のZーZ線概略断面図である。
【図10】 (a)は第二実施形態において上記テーブ
ル用可動中央トレイ及びターンテーブル並びにレール用
サイドトレイ及び補助レール並びに格納用可動トレイが
所定位置にある状態を示す方向転換装置の作用説明図で
あり、(b)は同じく方向転換装置の作用説明図であ
る。
【図11】 第二実施形態において上記テーブル用可動
中央トレイ及びターンテーブル並びにレール用サイドト
レイ及び補助レール並びに格納用可動トレイを示す部分
概略斜視図である。
【符号の説明】
2…入出庫室、8…方向転換室、17…昇降室、18…
格納室、20…昇降リフト、26,27…格納物昇降台
(格納物昇降部)、51…テーブル用可動中央トレイ、
52,53…レール用サイドトレイ、54,55…格納
用可動トレイ、56…ターンテーブル、59…格納物載
置部、61,62…補助レール、63…格納物載置部、
65…自動車(格納物)、D…テーブル用可動中央トレ
イ移動方向、P,Q…昇降台昇降可能位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/18 606 E04H 6/18 607 E04H 6/18 609 E04H 6/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納物(65)が出し入れされる入出庫
    室(2)と、この格納物(65)が格納される格納室
    (18)と、この入出庫室(2)と格納室(18)とを
    連通する昇降室(17)と、この昇降室(17)を通っ
    て入出庫室(2)と格納室(18)との間で格納物(6
    5)を搬送する昇降リフト(20)とを備えた格納場に
    おいて、 前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(17)を含む方
    向転換室(8)を設け、この方向転換室(8)にあって
    は、ターンテーブル(56)を可動中央トレイ(51)
    上で回動可能に設け、このターンテーブル(56)が昇
    降室(17)で前記昇降リフト(20)に対し格納物
    (65)を受け渡し又は受け取り可能にする位置(P)
    を取り、 前記方向転換室(8)で、テーブル用可動中央トレイ
    (51)は、昇降室(17)に進入する進入位置と、昇
    降室(17)から退避する退避位置とを取り得るように
    移動可能に支持され、 このテーブル用可動中央トレイ(51)の移動方向
    (D)の両側で、ターンテーブル(56)をその回動時
    に支持する補助レール(61,62)をレール用サイド
    トレイ(52,53)上に設けたことを特徴とする格納
    場における格納物方向転換装置。
  2. 【請求項2】 格納物(65)が出し入れされる入出庫
    室(2)と、この格納物(65)が格納される格納室
    (18)と、この入出庫室(2)と格納室(18)とを
    連通する昇降室(17)と、この昇降室(17)を通っ
    て入出庫室(2)と格納室(18)との間で格納物(6
    5)を搬送する昇降リフト(20)とを備えた格納場に
    おいて、 前記昇降リフト(20)にあっては、格納物(65)を
    保持して昇降室(17)で昇降する格納物昇降部(2
    6,27)を有し、 前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(17)を含む方
    向転換室(8)を設け、この方向転換室(8)にあって
    は、格納物載置部(59)を有するターンテーブル(5
    6)を可動中央トレイ(51)上で回動可能に設け、こ
    のターンテーブル(56)の格納物載置部(59)が、
    昇降室(17)で前記昇降リフト(20)の格納物昇降
    部(26,27)に対し格納物(65)を受け渡し又は
    受け取り可能にする位置(P)を取り、 前記方向転換室(8)で、テーブル用可動中央トレイ
    (51)は、昇降室(17)に進入する進入位置と、昇
    降室(17)から退避する退避位置とを取り得るように
    移動可能に支持され、 このテーブル用可動中央トレイ(51)の移動方向
    (D)の両側で、ターンテーブル(56)をその回動時
    に支持する補助レール(61,62)をレール用サイド
    トレイ(52,53)上に設けたことを特徴とする格納
    場における格納物方向転換装置。
  3. 【請求項3】 補助レール(61,62)を設けた両サ
    イドトレイ(52,53)のうち少なくとも一方のレー
    ル用サイドトレイ(52)をテーブル用可動中央トレイ
    (56)の移動方向(D)へ移動可能に支持したことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の格納場にお
    ける格納物方向転換装置。
  4. 【請求項4】 格納物(65)が出し入れされる入出庫
    室(2)と、この格納物(65)が格納される格納室
    (18)と、この入出庫室(2)と格納室(18)とを
    連通する昇降室(17)と、この昇降室(17)を通っ
    て入出庫室(2)と格納室(18)との間で格納物(6
    5)を搬送する昇降リフト(20)とを備えた格納場に
    おいて、 前記昇降リフト(20)にあっては、格納物(65)を
    保持して昇降室(17)で昇降する格納物昇降部(2
    6,27)を有し、 前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(17)とこの昇
    降室(17)に隣接する格納室(18)とを含む方向転
    換室(8)を設け、この方向転換室(8)にあっては、
    格納物載置部(59)を有するターンテーブル(56)
    を可動中央トレイ(51)上で回動可能に設け、このタ
    ーンテーブル(56)の格納物載置部(59)が、昇降
    室(17)で前記昇降リフト(20)の格納物昇降部
    (26,27)に対し格納物(65)を受け渡し又は受
    け取り可能にする位置(P)を取り、 前記方向転換室(8)で、テーブル用可動中央トレイ
    (51)は、格納室(18)から昇降室(17)に進入
    する進入位置と、昇降室(17)から格納室(18)へ
    退避する退避位置とを取り得るように移動可能に支持さ
    れ、 このテーブル用可動中央トレイ(51)の移動方向
    (D)の両側で、ターンテーブル(56)をその回動時
    に支持する補助レール(61,62)を設けたサイドト
    レイ(52,53)を備え、この両サイドトレイ(5
    2,53)のうち少なくとも一方のレール用サイドトレ
    イ(52)をテーブル用可動中央トレイ(51)の移動
    方向(D)へ移動可能に支持し、 さらに、前記方向転換室(8)にあっては、格納物載置
    部(63)を有する格納用可動トレイ(54,55)を
    設け、この方向転換室(8)で、格納用可動トレイ(5
    4,55)は、格納室(18)から昇降室(17)に進
    入する進入位置と、昇降室(17)から格納室(18)
    へ退避する退避位置とを取り得るように、前記テーブル
    用可動中央トレイ(51)の移動方向(D)へ移動可能
    に支持され、この格納用可動トレイ(54,55)の格
    納物載置部(63)が、昇降室(17)で前記昇降リフ
    ト(20)の格納物昇降部(26,27)に対し格納物
    (65)を受け渡し又は受け取り可能にする位置(Q)
    を取り得ることを特徴とする格納場における格納物方向
    転換装置。
  5. 【請求項5】 前記テーブル用可動中央トレイ(51)
    及びターンテーブル(56)並びにレール用サイドトレ
    イ(52,53)及び補助レール(61,62)は、そ
    れぞれ、格納用可動トレイ(54,55)の下方で相対
    移動することを特徴とする請求項4に記載の格納場にお
    ける格納物方向転換装置。
  6. 【請求項6】 格納物(65)が出し入れされる入出庫
    室(2)と、この格納物(65)が格納される格納室
    (18)と、この入出庫室(2)と格納室(18)とを
    連通する昇降室(17)と、この昇降室(17)を通っ
    て入出庫室(2)と格納室(18)との間で格納物(6
    5)を搬送する昇降リフト(20)とを備えた格納場に
    おいて、 前記昇降リフト(20)にあっては、格納物(65)を
    保持して昇降室(17)で昇降する格納物昇降部(2
    6,27)を有し、 前記入出庫室(2)以外で前記昇降室(17)とこの昇
    降室(17)に隣接する格納室(18)とを含む方向転
    換室(8)を設け、この方向転換室(8)にあっては、
    格納物載置部(59)を有するターンテーブル(56)
    を可動中央トレイ(51)上で回動可能に設け、このタ
    ーンテーブル(56)の格納物載置部(59)が、昇降
    室(17)で前記昇降リフト(20)の格納物昇降台
    (26,27)に対し格納物(65)を受け渡し又は受
    け取り可能にする位置(P)を取り、 前記方向転換室(8)で、テーブル用可動中央トレイ
    (51)は、格納室(18)から昇降室(17)に進入
    する進入位置と、昇降室(17)から格納室(18)へ
    退避する退避位置とを取り得るように移動可能に支持さ
    れ、 このテーブル用可動中央トレイ(51)の移動方向
    (D)の両側で、ターンテーブル(56)をその回動時
    に支持する補助レール(61,62)をレール用サイド
    トレイ(52,53)上に設け、 さらに、前記方向転換室(8)にあっては、格納物載置
    部(63)を有する格納用可動トレイ(54,55)を
    設け、この方向転換室(8)で、格納用可動トレイ(5
    4,55)は、格納室(18)から昇降室(17)に進
    入する進入位置と、昇降室(17)から格納室(18)
    へ退避する退避位置とを取り得るように、前記テーブル
    用可動中央トレイ(51)の移動方向(D)へ移動可能
    に支持され、この格納用可動トレイ(54,55)の格
    納物載置部(63)が、昇降室(17)で前記昇降リフ
    ト(20)の格納物昇降部(26,27)に対し格納物
    (65)を受け渡し又は受け取り可能にする位置(Q)
    を取り、 前記テーブル用可動中央トレイ(51)及びターンテー
    ブル(56)並びにレール用サイドトレイ(52,5
    3)及び補助レール(61,62)は、それぞれ、格納
    用可動トレイ(54,55)の下方で相対移動すること
    を特徴とする格納場における格納物方向転換装置。
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