JPH0651419U - 駐車場設備における車輪止め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出庫運転を容易に行えるようにすることに
より入出庫効率を向上させるとともに、コストを低下さ
せることができる駐車場設備の提供を可能とする車輪止
め装置を提供する。 【構成】 車両Ｃを横方向に移送するコンベア５，６が
設けられた入出庫作業場１０と、この入出庫作業場１０
に隣接して配置され前記コンベア５，６と互いに接続す
るコンベア５，６が設けられた昇降台８とを備え、この
昇降台８と前記入出庫作業場１０との間で車両Ｃの受け
渡しが行われる駐車場設備において、前記入出庫作業場
１０のコンベア５の前方に、突出及び引っ込み自在な車
輪止め１８（２９）が設けられてなる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、車両を横方向に移送するコンベアが設けられた入出庫作業場と、 この入出庫作業場に隣接して配置され前記コンベアと互いに接続するコンベアが 設けられた昇降台とを備えた駐車場設備における車輪止め装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

限られたスペースを有効に活用し、駐車効率の向上を意図した駐車場設備とし て、例えば、次のような構成のものが知られている。

【０００３】 まず、車両を駐車場設備の全体に渡って上下方向に昇降させる垂直搬送装置が 設けられる。この垂直搬送装置は、例えば、車両を載せて昇降する昇降台と、こ の昇降台が水平状態を保ったまま上下に移動するための昇降路と、この昇降路に 沿って前記昇降台を上下移動させるための昇降手段などから構成される。

【０００４】 次に、前記垂直搬送装置の昇降路に沿って水平搬送装置が多段的に設けられる 。これらの水平搬送装置は、前記垂直搬送装置から車両を受け取り、受け取った 車両を水平方向に搬送するものであり、それぞれ、水平に配設されたレールと、 このレール上を車両を載せたまま走行する走行台車と、この走行台車に駆動力を 与える駆動装置などから構成される。

【０００５】 前記各水平搬送装置の走行通路脇には、各走行通路に沿って複数の駐車区画が それぞれ配設されている。

【０００６】 また、前記垂直搬送装置の昇降台及び前記各水平搬送装置の走行台車には、こ れら相互間で車両の受け渡しを行うことができるように車両受渡手段がそれぞれ 設けられるとともに、前記各駐車区画には、前記水平搬送装置の走行台車との間 で車両の受け渡しを行うことができるように同じく車両受渡手段がそれぞれ設け られている。前記各車両受渡手段としては、例えば、ローラーコンベアなどが採 用される。

【０００７】 そして、 （イ）前記垂直搬送装置による車両の垂直方向への移動、 （ロ）前記垂直搬送装置と前記各水平搬送装置との間での車両の受け渡し、 （ハ）前記各水平搬送装置による車両の水平方向への移動、 （ニ）前記各水平搬送装置と前記各駐車区画との間での車両の受け渡し、 を通じて、前記各駐車区画内にそれぞれ車両を駐車することができるようにした ものである。このような構成の駐車場設備は、駐車区画が水平方向及び垂直方向 の両方に広がり、これらの駐車区画に極めて多くの車両を駐車することできるた め、大規模駐車装置として好適なものである。

【０００８】 ところで、前記のような駐車場設備では、前記垂直搬送装置の昇降台の上に車 両を乗り入れるための構成は、例えば、以下のようなものであった。

【０００９】 まず、垂直搬送装置の脇に、車両入出庫用の入出庫作業場が設けられる。この 入出庫作業場の車両進行方向手前位置には、ターンテーブルが埋設されている。 また、前記入出庫作業場には、前記垂直搬送装置の昇降台に設けられたローラー コンベアと相互に接続するローラーコンベアが配設されている。駐車される車両 は、前記ターンテーブルの上を通過して、前記入出庫作業場のローラーコンベア の上に前進運転で乗り込み、このローラーコンベアの前方に設けられている車輪 止めに当たって所定位置で停止する。その後、入出庫作業場のローラーコンベア と前記垂直搬送装置の昇降台のローラーコンベアとを同時に回転させることによ り、前記昇降台の上に車両が移送される。

【００１０】 一方、駐車されていた車両を出庫させる場合には、車両を載せた昇降台を前記 入出庫作業場の隣まで下降させ、昇降台のローラーコンベアと前記入出庫作業場 のローラーコンベアとの上下位置合わせを行った後にそれらを同時回転させるこ とにより、入出庫作業場へと車両が送り出される。そして、車両は後退運転によ り前記ターンテーブルの上に移動し、ターンテーブルの回転により方向を転換さ れて、入庫してきた方向に向かって前進で出庫する。

【００１１】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、前記従来の入庫及び出庫方式では、入庫と出庫とが共に同じゾーンを 使用して行われること、及び、出庫時に入出庫作業場からターンテーブルの位置 まで後退運転を強いられること、などの理由により入出庫効率が悪いという欠点 があった。

【００１２】 この考案は、前記のような事情に鑑みてなされたもので、入出庫運転を容易に 行えるようにすることにより入出庫効率を向上させるとともに、コストを低下さ せることができる駐車場設備の提供を可能とする車輪止め装置を提供しようとす るものである。

【００１３】

【課題を解決するための手段】

前記課題を解決するため、本考案は、車両を横方向に移送するコンベアが設け られた入出庫作業場と、この入出庫作業場に隣接して配置され前記コンベアと互 いに接続するコンベアが設けられた昇降台とを備え、この昇降台と前記入出庫作 業場との間で車両の受け渡しが行われる駐車場設備において、前記入出庫作業場 のコンベアの前方に、突出及び引っ込み自在な車輪止めが設けられた構成とした ものである。

【００１４】

【作用】

この考案によれば、車輪止めが突出及び引っ込み自在に構成されている。した がって、車両を入庫させるときには、車輪止めを突出させて車輪止め本来の作用 を行わしめ、一方、車両を出庫させるときには車輪止めを引っ込めることができ る。これにより、車両は、引っ込んだ車輪止めの上を通過して前進運転で出庫す ることが可能となる。

【００１５】

【実施例】

以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。

【００１６】 図１は、この考案が実施された駐車場設備の一例を示す概略斜視図である。

【００１７】 図１の駐車場設備は、上下４段に渡って設けられた水平搬送装置１を備えてい る。これらの水平搬送装置１は、車両Ｃをその長さ方向に水平搬送するものであ り、それぞれ、車両を搬送する方向に延びる二本のレール２，２と、このレール ２，２の上を走行する走行台車３とから構成されている。

【００１８】 前記各走行台車３の走行通路脇には、該各走行通路に沿って、車両Ｃが格納さ れる複数の駐車区画４，４・・・がそれぞれ並べて設けられている。

【００１９】 そして、前記各走行台車１及び前記すべての駐車区画４には、前記走行台車３ の走行方向と直交する横方向に車両を移送するためのローラーコンベアがそれぞ れ配設されている。これらのローラーコンベアは、車両Ｃの前輪側を受け持つ前 輪用ローラーコンベア５と、車両の後輪側を受け持つ後輪用ローラーコンベア６ とからなっており、前記走行台車３が走行して前記駐車区画４の真横に停止する と、走行台車３と駐車区画４とにそれぞれ設けられた前輪用及び後輪用のローラ ーコンベア５，６同士がそれぞれ互いに接続するようになっている。

【００２０】 前記各走行台車３の走行通路脇には、駐車場設備の全高に渡って垂直方向に車 両を搬送する垂直搬送装置７が設けられている。この垂直搬送装置７の具体的な 構成は従来のものと同様であり、例えば、車両を載せて昇降する昇降台８と、こ の昇降台８が水平状態を保ったまま上下に移動するための昇降路９と、この昇降 路９に沿って前記昇降台８を上下移動させるための図示しない昇降手段などから 構成される。

【００２１】 前記垂直搬送装置７の昇降台８にも、前記水平搬送装置１や前記各駐車区画４ と同様に、前輪用ローラーコンベア５と後輪用ローラーコンベア６とが設けられ ている。そして、前記昇降台８と前記水平搬送装置１の走行台車３とが横並びと なるように前記昇降台８と前記走行台車３との上下及び前後位置合わせをすると 、それぞれのローラーコンベア５，６同士が直線的に並んで互いに接続するよう になっている。

【００２２】 前記垂直搬送装置７の脇には、該垂直搬送装置７に隣接して入出庫作業場１０ が設けられている。この入出庫作業場１０は、車両Ｃを駐車場設備内に受け入れ るとき及び車両Ｃを駐車場設備内から送り出すときに、前記昇降台８上に車両Ｃ を載置し、又は前記昇降台８上から車両Ｃを降ろすための作業場である。

【００２３】 すなわち、前記入出庫作業場１０は、図面実施例では、前記昇降台８が最下降 位置にあるときに、前記昇降台８と左右に隣接するように地上に設けられており 、前記昇降台８の前輪用ローラーコンベア５と後輪用ローラーコンベア６とに対 応する位置に、前輪用及び後輪用のローラーコンベア５，６をそれぞれ備えてい る。この前輪用及び後輪用ローラーコンベア５，６は、これらを構成するコンベ アローラー１１，１１，１１・・・の周面が前記入出庫作業場の床面１０ａとほ ぼ面一となるように前記入出庫作業場１０に設けられる。そして、前記昇降台８ が地上まで下降すると、前記昇降台８の前輪用及び後輪用ローラーコンベア５， ６と前記入出庫作業場１０の前輪用及び後輪用ローラーコンベア５，６とが互い に面一に、かつ直線的に接続するようになっている。

【００２４】 前記入出庫作業場１０の前輪用ローラーコンベア５の前方には、本考案に係る 車輪止め装置１３（２１）が設けられている。

【００２５】 図２及び図３は、本考案の第一の実施例を示すものである。

【００２６】 本考案の第一実施例に係る車輪止め装置１３，１３は油圧シリンダ１４，１４ から構成され、駐車される車両Ｃの左右両側の前輪Ｗ，Ｗに対応する位置の二か 所にそれぞれ設けられる（図２では、片側のみ示している）。前記各油圧シリン ダ１４，１４は、それぞれピストンロッド１５，１５を上に向けて、前記入出庫 作業場１０の床部１６内に設けられた収納穴１７，１７内に収納されて固定され ている。この収納穴１７，１７は、前記入出庫作業場１０に設けられた前輪用ロ ーラーコンベア５の前方の前記入出庫作業場の床部１６内に設けられている。

【００２７】 前記各ピストンロッド１５，１５の先端には車輪止め１８，１８がそれぞれ取 り付けられている。これらの車輪止め１８，１８は、いずれも、前記各油圧シリ ンダ１４，１４のシリンダ１９，１９から前記ピストンロッド１５，１５が延出 することにより前記入出庫作業場１０の前輪用ローラーコンベア５の上面より上 方へ突出し、一方、前記各ピストンロッド１５，１５が前記シリンダ１９，１９ 内に退縮することにより前記油圧シリンダ１４，１４が収納されている各収納穴 １７，１７内に引き込まれるものである。

【００２８】 また、前記各収納穴１７，１７には開閉自在な蓋２０，２０がそれぞれ設けら れている。これらの蓋２０，２０は、いずれも、前記入出庫作業場１０の前輪用 ローラーコンベア５側の側縁部２０ａ，２０ａが前記入出庫作業場１０の床面１ ６に対してヒンジ止めされるとともに、このヒンジ部分に設けられた図示しない バネによって前記各収納穴１７，１７の開口部１７ａ，１７ａを塞ぐように付勢 されている。そして、前記各蓋２０，２０は、前記各ピストンロッド１５，１５ が前記各シリンダ１９，１９内に退縮し前記車輪止め１８，１８が前記各収納穴 １７，１７内に収納されているときには、前記バネの付勢力により前記各収納穴 １７，１７を塞いでおり、一方、前記各ピストンロッド１５，１５が前記シリン ダ１９，１９内から延出すると、前記車輪止め１８，１８によって押し開けられ る。

【００２９】 前記実施例によれば、駐車すべき車両Ｃは、前進運転により前記入出庫作業場 １０内に進入する。このとき、前記各ピストンロッド１５，１５はシリンダ１９ ，１９内から延出し、該各ピストンロッド１５，１５の先端に取り付けられた車 輪止め１８，１８が前記前輪用ローラーコンベア５より上方まで突出している。 そして、前記車両Ｃが前記入出庫作業場１０に設けられている前輪用及び後輪用 ローラーコンベア５，６の上に乗り込んだところで、前記車両Ｃの左右の前輪Ｗ ，Ｗが前記車輪止め１８，１８に当たって停止する。この結果、車両Ｃは常に適 切な位置で停止することができる。

【００３０】 次に、前記昇降台８が前記入出庫作業場１０の隣で停止して、昇降台８に設け られた各ローラーコンベア５，６と入出庫作業場に設けられた各ローラーコンベ ア５，６とが面一かつ直線的に接続する。これらのローラーコンベア５，６は同 時に同方向に回転し、前記車両Ｃは前記入出庫作業場１０から前記昇降台８の上 へと移送される。

【００３１】 車両を載せた前記昇降台８は、車両Ｃを受け入れる駐車区画４のある段の水平 搬送装置１の高さまで適宜上昇する。同時に、当該水平搬送装置１の走行台車３ が適宜走行通路を走行し、上昇してきた前記昇降台８の真横に停止する。その結 果、前記走行台車３と前記昇降台８とにそれぞれ設けられた前輪用及び後輪用ロ ーラーコンベア５，６が互いに面一かつ直線的に接続する。これらの各ローラー コンベア５，６は同時に同方向に回転し、前記車両Ｃは前記昇降台８の上から前 記走行台車３の上へと移送される。

【００３２】 車両Ｃを載せた前記走行台車３は適宜走行通路を水平走行し、駐車目標となる 駐車区画４の真横に停止する。そして、該駐車区画４に設けられた前輪用及び後 輪用ローラーコンベア５，６と、前記走行台車３の前輪用及び後輪用ローラーコ ンベア５，６とが互いに面一かつ直線的に接続するので、これらのローラーコン ベア５，６を同時に同方向に回転させれば、前記走行台車３上から前記駐車区画 ４内へと車両Ｃが移送されて駐車が完了する。

【００３３】 一方、駐車されていた車両Ｃを出庫する場合には、前記入庫の場合と逆に、駐 車区画４、走行台車３、昇降台８の順に各ローラーコンベア５，６によって車両 Ｃの受け渡しが行われ、最後に前記昇降台８の上から前記入出庫作業場１０へと 車両Ｃが移送される。

【００３４】 このとき、前記車輪止め装置１３を構成する前記各ピストンロッド１５，１５ は前記各シリンダ１９，１９内に退縮しており、前記各車輪止め１８，１８は前 記各収納穴１７，１７内に引っ込み、該各収納穴１７，１７の開口部１７ａ，１ ７ａは前記蓋２０，２０でそれぞれ塞がれている。そこで、前記入出庫作業場１ ０に移送された車両Ｃは、前記蓋２０，２０の上を通過してそのまま前進運転に より出庫できる。

【００３５】 以上のように、前記第一実施例に係る車輪止め装置１３，１３によれば、車両 Ｃが入出庫作業場１０からそのまま前進で出庫できる。したがって、入庫用ゾー ンと出庫用ゾーンが別々となるため、入出庫効率のよい駐車場設備が得られる。 また、後退運転の必要がないため安全であり、初心者でも容易に利用することが できるほか、従来のようにターンテーブルを設ける必要がないため安価な駐車場 設備を提供することができる。

【００３６】 図４及び図５は本考案の第二実施例を示している。この実施例に係る車輪止め 装置２１，２１も、前記第一実施例と同様、入出庫作業場１０における前記前輪 用ローラーコンベア５の前方に左右に並べて設けられた二つの収納穴２２，２２ 内にそれぞれ納められている。

【００３７】 前記各収納穴２２，２２内には、各々長短二本ずつの油圧シリンダ２２，２３ がピストンロッド２５，２６を上へ向けて前後に並べて収納されている。前記入 出庫作業場１０の前輪用ローラーコンベア５に近い方が短い油圧シリンダ２３， ２３、遠い方が長い油圧シリンダ２４，２４である。これらの各油圧シリンダ２ ３，２４は、それぞれのシリンダ２７，２８の下端が前記各収納穴２２，２２の 底部に軸着され、各々のピストンロッド２５，２５の先端側が前記入出庫作業場 １０の前後方向に揺動自在とされている。

【００３８】 前記各ピストンロッド２５，２６の先端には前記各収納穴２２，２２に適合す る大きさの車輪止め２９が左右方向をなして水平に取り付けられている。この車 輪止め２９，２９としては中空の金属製三角柱などが用いられる。図面実施例で は断面直角二等辺三角形のものが使用されている。前記二本のピストンロッド２ ５，２６は、前記車輪止め２９，２９の長さ方向中央部にそれぞれ前後に位置を ずらして設けられたブラケット３０，３１に対して回動自在にそれぞれ軸着され ている。

【００３９】 そして、前記各ピストンロッド２５，２６が前記各シリンダ２７，２８内から 延出すると、前記各ピストンロッド２５，２６には長短があるため、前記車輪止 め２９，２９が回動しながら前記前輪用ローラーコンベア５前方の入出庫作業場 １０の床面１０ａ上に押し出され、前記車輪止め２９，２９の一つの面（図示例 では断面視で斜辺を構成する面）が車輪Ｗ，Ｗの周面を受ける車輪当接面２９ａ ，２９ａとなる。一方、前記各ピストンロッド２５，２６が前記各シリンダ２７ ，２８内に退縮すると、前記各車輪止め２９，２９が回動しながら前記各収納穴 ２２，２２内に引き込まれる。このとき、前記各車輪止め２９，２９の前記車輪 当接面２９ａ，２９ａが前記各収納穴２２，２２の開口部２２ａ，２２ａを塞ぐ 。そこで、前記入出庫作業場１０にあった車両Ｃは、前記各車輪止め２９，２９ で塞がれた前記各収納穴２２，２２の上を通過して直進運転で出庫する。

【００４０】 このように、本考案の第二実施例によれば、前記各車輪止め２９，２９が前記 各収納穴２２，２２を塞ぐ蓋としても作用するため、前記第一実施例による効果 に加えて、車両の通過をスムーズにするために特別に前記収納穴２２に蓋を設け る必要がないという利点がある。

【００４１】 なお、前記第二実施例について、図面では、二か所に設けられた車輪止め２９ ，２９が、それぞれ二本ずつの油圧シリンダ２３，２４で作動させられる構成の ものを示したが、その他、前記各車輪止め２９，２９をリンクによって互いに連 結し、いずれか一方の車輪止め２９にのみ前記と同様の構成で二本の油圧シリン ダ２３，２４を連結し、該一方の車輪止め２９が作動させられると、他方の車輪 止めも連動して作動するように構成することもできる。この構成によれば、油圧 シリンダの本数が減るため、構成が簡易で安価な車輪止め装置が得られる。

【００４２】

【考案の効果】

前記のように、この考案によれば、前進で入庫した車両がそのまま前進で出庫 できるため、入出庫が容易かつ効率的になされるほか、安全で利用しやすい駐車 場設備を提供できる効果がある。また、従来のようにターンテーブルを設ける必 要がないため、安価な駐車場設備を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例に係る車輪止め装置が適用さ
れる駐車場設備の一例を示す全体概略斜視図である。

【図２】本考案の一実施例を示す斜視図である。

【図３】図２に示す装置の内部を開示した概略側面図で
ある。

【図４】本考案の他の実施例を示す斜視図である。

【図５】図４に示す装置の内部を開示した概略側面図で
ある。

【符号の説明】

５，６ コンベア ８ 昇降台 １０ 入出庫作業場 １８，２９ 車輪止め

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 車両を横方向に移送するコンベアが設け
   られた入出庫作業場と、この入出庫作業場に隣接して配
   置され前記コンベアと互いに接続するコンベアが設けら
   れた昇降台とを備え、この昇降台と前記入出庫作業場と
   の間で車両の受け渡しが行われる駐車場設備において、
   前記入出庫作業場のコンベアの前方に、突出及び引っ込
   み自在な車輪止めが設けられてなることを特徴とする車
   輪止め装置。