JPH04191974A - 保守巡回作業表作成装置 - Google Patents

保守巡回作業表作成装置

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JPH04191974A
JPH04191974A JP2321145A JP32114590A JPH04191974A JP H04191974 A JPH04191974 A JP H04191974A JP 2321145 A JP2321145 A JP 2321145A JP 32114590 A JP32114590 A JP 32114590A JP H04191974 A JPH04191974 A JP H04191974A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建造物(ビル)管理システムにおいて、保守
契約が結ばれている顧客ビルの点検等を行なうため作業
員を定期的に巡回させる場合に、その巡回の作業表を予
め作成するのに用いられるビル巡回保守作業表作成装置
に関する。
〔従来の技術〕
近年、ビル内にはエレベータ、エスカレータをはじめと
する多種多様の設備が備えられている。
これらの設備に故障が生じると、ビルの居住者やビル内
に出入りする人に多くの支障をきたすことになる。従っ
て、これらの設備は相当程度厳格な保守が必要となる。
ところで、これらビル設備の保守は専門的な知識をもつ
人でなければ不可能であり、このため、各ビルではこれ
らのビル設備の保守を専門とする保守会社と契約し、設
備の保守を委託するようになっている。当該保守会社で
は顧客の要望に答えるため、専門の作業員を顧客ビルに
定期的に巡回させ、設備の点検、修理、整備等のサービ
スを提供している。このような定期的な巡回を行うため
には、予め巡回すべきビル名および巡回口を各作業員に
割り当てなければならない。従来、この割り当ては、営
業所の壁面に掲げられていた日付ボードにビル銘板、作
業員名等を磁石で吸着させて表示することにより行なわ
れていた。このよう日付ボードは大きな振動が与えられ
た場合、各銘板が落下したり、日付ボード自体が壁面か
ら外れたり、その近辺を通る人が触れてしまい各銘板を
落とすということがしばしば生し、信鯨性に欠けていた
。さらに上述した割り当て自体、経験豊な職員でなけれ
ばならず、しかも長時間を要するという問題もあった。
そのような理由について以下に説明する。
まず第1の理由として、この巡回保守作業は同−地域毎
に巡回した方が作業効率が良いため、できるだけ同一地
域のビルを巡回できるよう割り当てなければならない。
第2の理由として、巡回保守作業によっては例えばエレ
ベータの修理のように二人の作業員が必要なものもある
ため、同一日に同一ビルを割り当てなければならない。
第3の理由として、各作業員の勤務計画(休暇、会議、
出張等)を事前に把握して割り当てることが必要となる
。第4の理由として、顧客ビル側で作業日を指定してく
ることがあり、その場合優先的に割り当てなければなら
ない。第5の理由として、ビル管理契約は一般に月二回
が標準となっているが、二ケ月あるいは三ケ月に一回と
いう契約もあるため、前月不用であったビル銘板を洩ら
さないよう個別管理をして割り当てる必要がある。第6
の理由として、前回の巡回保守が予定通りになされなか
ったり、翌月の巡回保守が前倒しになされたりという予
定外の事情により優先的に割り当てる必要が生じる。第
7の理由として、修理、対策作業のためだけに単独でビ
ルを巡回すると作業効率が悪いので他のビルの修理、対
策の各台帳と比較して割り当てなければならない。第8
の理由として、ビル設備は年−回の法定検査が定められ
ており、期限内に実施されるよう検査台帳と突き合わせ
ながら割り当てる必要がある。第9の理由として、作業
内容によって高度な技術力を要する作業があり、資格や
経験を有する作業員が割り当てられねばならない。第1
0の理由として、作業時間は個々のビル設備によって異
なるため、作業員の一日の許容実働時間内に収まるよう
勘案しながら割り当てる必要がある。
これらの問題を解決するために次のような提案がなされ
ていた。これを第19.20図により説明する。第19
図はビル巡回保守作業表作成装置のシステム構成図であ
る。契約された顧客ビルのデータ処理を総括して行なう
センタ1内には、他の諸装置と共に記憶部1aおよび送
受信装置1bが設けられている。このセンタ1には、電
話回線3を介して多数の営業所2が接続されている。営
業所2には、送受信装置2a、第1と第2の表示領域を
有する表示部2b、この操作を行なうキーボード等の入
力部2cとマウス2dからなる入力手段、および所要の
制御を行なう制御部が設置されている。このような営業
所2には、それぞれ必要数の作業員が配置され、これら
の作業員により各営業所が担当する顧客ビルの保守およ
び管理が行なわれている。
次に、本実施例の動作を第20図に示す表示部の表示内
容平面図を参照しながら説明する。第20図に示すよう
に表示部2bは第1の表示領域4と第2の表示領域5と
で構成される。第1の表示領域4には営業所2が担当す
るビルB++Bz、・・・・・・Bn。
・・・・・・が順次表示される。これらビル名やその配
列については後述する。第2の表示領域5には、各月毎
に横方向に日付と曜日が配置され、縦方向に当営業所に
所属する作業員名a、b・・・・・・が配置された欄が
表示されている。営業所の作業表作成者は、第1の表示
領域4に表示されたビル名を見ながら、また前述したよ
うな種々の条件を勘案しながら顧客ビルを割り当ててゆ
くことになる。この作成作業については後述する。
ここで、第1の表示領域4に表示されるビル名について
説明する。まず、センタ1では予め与えられているデー
タに基づいて、顧客ビルが存在する地域毎、および前述
したように作業員を2人必要とするビルまたは1人でよ
いビル毎に分類する。
コノ場合、巡回保守は一つのビルにつき月2回行なうの
が標準であること、また作業内容は2人作業と1人作業
が交互に行なわれることを考慮し、同一ビル名を2人作
業と1人作業の両方に分類しておく。この分類によるビ
ル名を記憶部1aに記憶する。営業所2は通信回線3を
介してセンタ1の記憶部1aに記憶されたビル名を表示
部2aの第1の表示領域4に表示する。
作業表作成者は表示されたビル名を第2の表示領域5の
日付および作業員毎に該当欄に割り当ててゆ(。これは
マウス2dを用いて行なわれる。
例えばビルB、を作業員aの3月1日の巡回作業に割り
当てる場合には、第1の表示領域4に表示されているビ
ル名B+をマウス2dで指示し、次に、作業員aと日付
で特定された欄をマウス2dで指定する。これにより、
第1の表示領域4のビル名B1が消えて当該欄にビル名
B、が表示される。
このような操作が順次繰り返され作業表が完成すると、
営業所2は完成した作業表のうち作業内容を除くデータ
を通信回線3を介してセンタ1へ送り、センタ1は記憶
部1aに、先に記憶したビル名に代えてこれらを記憶す
る。これにより記憶部1aには1ケ月間の作業に関する
ビル名が、日付、地域毎に分類されて記憶されることに
なる。
この記憶されたデータおよび他のデータに基づいて次の
月の作業のデータが作成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
第19図に示す保守巡回作業表作成装置は、従来のボー
ドによる作業表に比べて格段にその作成を容易かつ正確
に行なうことができる。しかし、それにもかかわらず、
作業表作成者は顧客ビル側の条件と作業員側の条件とを
考慮しながらマウスを頻繁に操作しなければならず、作
業表作成の負担は依然として多大であることに変わりは
ない。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
作業表作成者の負担をほとんど排除することができる保
守巡回作業表作成装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、所定期間内の日
付と各作業員名とで特定される欄を有する表示部を備え
た巡回保守作業表作成装置において、前記各作業員の前
記所定期間における勤務情報および当該各作業員の作業
上の資格を記憶する作業員データ記憶部と、前記所定期
間の作業対象となるビル名、作業内容、前回作業日およ
び契約保守回数を記憶するビルデータ記憶部と、このビ
ルデータ記憶部に記憶されたビルについて前記所定期間
における作業実施日を決定する作業実施日決定手段と、
前記作業員データ記憶部、前記ビルデータ記憶部および
前記作業実施日決定手段で得られデータに基づいて高度
な作業内容をもつビル名から割り付け、かつ、前記各欄
を所定の作業量で満たした後他の欄へ移行するように割
付る割付は手段とを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
作業表作成者は、作業員データ記憶部に、所定期間、例
えば1ケ月間の作業員の休暇、出張等の予定を入力する
。又、当該作業員データ記憶部には予め各作業員の資格
、例えば二人作業の主体者となり得るか否かの資格が記
憶されている。
一方、全ビルを管轄するセンタ装置からは、前記の所定
期間に保守作業を実施すべきビル名とその作業内容が各
営業所毎に送信され、その送信データはビルデータ記憶
部に格納される。又、当該ビルデータ記憶部には、予め
営業所が担当するビル名、その契約保守回数、その前回
作業日も記憶されている。作業実施日決定手段は、契約
保守回数と前回作業日から、指定されたビルについて、
上記所定期間における作業日(最適の日および許容し得
る日)を決定する。割付手段は、ビルデータ記憶部から
、最初に二人作業を実施すべきビル名を順次とり出し、
作業実施日決定手段により決定された作業実施日および
作業員データ記憶部に記憶されている作業員の予定、資
格を勘案して当該ビル名を表示部の適切な欄に割付ける
。このような割付は、割付けた作業量が所定の作業量に
達するまで対応する同一欄に対して行なわれ、他の空欄
に対しては行なわれない。当該欄が所定の作業量に達し
た後、はじめて他の空欄への割付けが行なわれる。この
ようにして二人作業のビル名の割付けが終了すると、割
付は手段は一人作業のビル名について上記二人作業の割
付けに準じてビル名を割付けてゆく。
このようにして、作業表の作成は、作業表作成者が作業
員データ記憶部およびビルデータ記憶部へ所要のデータ
を入力する以外、自動的に実行される。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る保守巡回作業表作成装置
のブロック図、第2図は第20図と同じく表示内容の平
面図である。第1図で、第19図に示す部分と同一部分
には同一符号を付して説明を省略する。2fはプリンタ
等の印字部を示す。
10は本実施例の作業表作成部であり、現場情報記憶部
11、個人情報記憶部12、スケジュール情報記憶部1
3、および制御部14で構成されている。これらのうち
、現場情報記憶部11には、センタ1の記憶部1aに記
憶されている情報のうち、営業所2が管轄するビルの保
守に関する情報が、送受信装置2aを介して受信され記
憶されている。上記保守に関する情報は、各ビルについ
て、所在地、作業日の指定の有無、作業内容(1人作業
か2人作業か)等についての情報である。又、個人情報
記憶部12は、営業所2に所属する作業員全員について
、作業者としての資格を記憶する資格情報記憶部12a
、および当月(本実施例では第3図に示すように7月)
における勤務状況を記憶する動体情報記憶部12bで構
成されている。上記作業者の資格には、「整備J、「作
業標準」、「点検」等の資格があり、2人作業のような
重要な作業は、2人のうちの少なくとも1人は「整備」
の資格を有する作業員である必要がある。又、「作業標
準」は本来2大作業現場の作業であるが1人でも作業可
能な作業があり、このような作業を行なうことができる
資格をいう。「整備」および「作業標準」力月人作業の
可能な資格である。「点検」は、1人作業のうちでも点
検作業のみを行なうことができ、その他の1人作業を行
なうことはできない資格である。これら資格を有する作
業員以外に無資格の作業員を存在する。なお、上記作業
員の勤務状況としては、前述のように、各作業員の年次
休暇の外に、会議、出張、研修等の予定日時が含まれる
。スケジュール情報記憶部には、第2図に示す表示の各
欄の表示内容が記憶される。
上記制御部14は、現場情報記憶部11に記憶されてい
る情報の取出しを行なう現場情報処理部14a、個人情
報記憶部12に記憶されている情報の取出しを行なう個
人情報処理部14b、保守巡回作業の割付制御を実行す
るスケジュール割付処理部14c、およびデータや指令
の入力、処理されたデータの表示部2b等への出力を行
なう入出力情報処理部14dで構成されている。これら
各処理部14a〜14dはそれぞれマイクロコンピュー
タで構成されている。
次に、本実施例の動作を第3図〜第18図に示すフロー
チャートを参照しながら説明する。まず、第3図に示す
フローチャートに基づき、本実施例の動作の概略を説明
する。本実施例における作業割付けは、スケジュール割
付処理部14Cの制御により実施される。
最初に、第3図に示す手順S、の処理が実行される。即
ち、スケジュール割付処理部14Cは個人情報処理部1
4bに対して各作業員の実働可能時間の取出しを指令し
、個人情報処理部14bは個人情報記憶部12に記憶さ
れたデータを整理してこれをスケジュール割付処理部1
4cへ出力する。スケジュール割付処理部14cは当該
実働可能時間を自己の記憶部に記憶しておく。
以下、スケジュール記憶部14cは、手順St〜S6の
処理により割付けを実行するが、これらの手順は第4図
〜第18図においてより詳細に説明することとし、ここ
ではその概略説明に留める。スケジュール記憶部14c
は、7月の作業対象ビルのうち、作業日が指定されてい
るビル(現場)を当該指定日に割付け(手順Sり、次い
で、手順S2で割付けられたビルのうち2人作業のビル
の欄に2人作業を行なうべき他のビルを割付ける。(手
順S、)。このようにして1つの欄の作業時間が限界に
達すると、手順S2で割付けられた2人作業の他の欄に
2人作業のビルを割付ける。当該他の欄における割付け
が終了し、まだ2人作業のビルが残っている場合には、
これらビルを空欄に順次割付けてゆく (手順S、)。
2人作業のビルの割付けが終了すると、次は、既にビル
が割付けられており、かつ、残り作業時間のある欄へ1
人作業が割付けられてゆく (手順SS)。この割付け
が終了した後、残りの1人作業を空欄に順次割付けてゆ
き(手l@S6)、全割付は作業を終了する。
上記の「欄」は第2図に示すように、作業員と作業日と
で特定されるので、上記の割付は作業は、作業員の資格
、ビルの作業候補日を考慮しながら実行される。ここで
、作業候補日とは、前回の作業日から定められた間隔の
日の前後数日をいう。
又、上記の外、作業対象ビルの存在地および作業員の作
業時間が考慮されるのは当然である。
次に、スケジュール割付処理部14cが行なう割付は処
理の詳細を説明する。
(1)第3図の手順S2の処理(第4図)スケジュール
割付処理部14cは、現場情報処理部14aに対して、
作業日と作業者が指定されているビル(現場)又は作業
日のみが指定されている現場の有無を間合せ、現場情報
処理部14aは現場情報記憶部11に記憶された情報に
基づいてこれを検索して記憶し、そのうちの1現場をス
ケジュール割付処理部14cに出力し、その現場の記憶
を削除する(手順511)。スケジュール割付処理部1
4Cは、当該現場を指定日および指定作業者で定まる欄
に割付け、スケジュール情報記憶部13にこれを書込む
(手順522)。なお、この場合、作業者が指定されて
おらず作業日のみ指定されている場合には、作業者の指
定は、指令により取出される個人情報処理部14bから
の作業員名簿配列順(例えば第2図に示す氏名順)にそ
の作業員の資格を勘案しながら行なわれることとなる。
次に、スケジュール割付処理部14cは現場情報処理部
14aに、他に上記条件の現場があるか否かを間合せ(
手順523)、現場情報処理部14aはその記憶部に、
さきに検索した現場がまだ記憶されている場合、指定現
場有りと判断しく手順524)、次の1現場をスケジュ
ール割付処理部14Cに出力する。以下、手順S2□〜
SZ4の処理が繰返えされ、作業日が指定された現場が
すべて当該指定日に割付けられる。
以上の処理の終了時点で、第2図に示す各欄のあちこち
にビル名が書き込まれた状態となる。
(2)第3図の手順S、の処理(第5〜7図)この処理
は前述のように、上記手順S2の処理においてビル名(
現場名)が書込まれている欄のうち、2人作業が書込ま
れている欄に対して、作業日が指定されてない現場を書
込んでゆく処理である。
スケジュール割付処理部14cはスケジュール情報記憶
部13から作業表(第2図)の第1日目の日(7月1日
)を取出しく手順S、1)、次いで同じく作業表の第1
番目の作業者(3氏)を取出す(手順5sz)。
ここで、7月1日の3氏について手順S3jの処理を行
なうが、この処理は第6図により詳細に説明する。即ち
、スケジュール割付処理部14cはスケジュール情報記
憶部13の7月1日、3氏の欄をみて、この欄に作業日
が指定された2人作業の現場があるか否かを判断しく第
6図の手順S3□)、現場がある場合はその現場の作業
時間を合計し、かつ、3氏の実働時間が残っているか否
かを判断しく手順(Sx3t ) 、残っている場合に
は同伴者(3氏と共に2人作業する作業員であり、この
作業員は予め定められているものとする)の実働時間が
残っているか否かを判断する(手順5s3s )。
残っている場合には、3氏と同伴者を、この欄に割付け
るべき他の2大作業現場の作業員として決定しく手順S
 224 ) 、第5図の手順S。へ移行する。
もし、手順S+131で7月1日に指定の2人作業の現
場が割付けられていない場合、処理は第5図の手順Su
mに移行し、スケジュール剖付処理部14Cはこの日が
7月の最終日でないと判断し、次の日(7月2日)を取
出しく手順S。)、再び手順SSt以降の処理を繰返え
す。一方、第6図の手順S33□+33ff!で、3氏
又はその同伴者の実働時間が残っていないと判断された
場合、処理は第5図の手順33Bへ移行し、スケジュー
ル割付処理部14Cは7月1日に2氏以外に有資格者の
作業員がいるか否かを個人情報処理部14bに検索させ
、又は同伴者として実働時間が残っている作業員がいる
か否か判断し、これら作業員がいれば、その作業員を取
出しく手順S1.)で処理を手順S。に戻す。これら作
業員がいなければ、手順Sem、ssbを経て次の日に
対して手順S3□以降の処理が実行される。
ここで、第5図の手順S 35+  S zb+ S 
s7の処理について説明する。手順S35の処理は、7
月1日a氏の欄に、作業日が指定された2大作業の現場
が割付けられており、しかも、3氏および同伴者に実働
時間がある場合の処理である。この場合、手順S、lS
では7月1日a氏の欄に、作業日が指定されていない2
大作業の他の現場を割付ける処理を行なう。その手順の
詳細を第7図に示す。スケジュール割付処理部14Cは
3氏の残り時間と同伴者の残り時間とを比較する(手順
33SI )。なお、3氏に会議等の予定がある場合が
あり、両者の残り時間は必ずしも同じではない。同伴者
の残り時間が多い場合には3氏の残り時間を基準とし、
スケジュール割付処理部14cは当該残り時間相当分の
2大作業現場を取出すよう現場情報処理部14aに依願
しく手順S:+sz)、又、3氏の残り時間が多い場合
には、逆に同伴者の残り時間相当分の2大作業現場を取
出すよう依願する(手順S:lS:l)。
現場情報処理部14aはそのような現場があるか否かを
判断しく第5図の手順S、h)、スケジュール割付処理
部14cはこの判断に応じ、現場がなければ処理を手順
S+18に移し、現場があれば、その現場を7月1日a
氏の欄に割付け、スケジュール情報記憶部工3への書込
みを実行する(手順S1.)。
ここで、第7図の手順535□+S3S!でスケジュー
ル割付処理部14Cから残り時間に割付けるための現場
取出しを依鯨された現場情報処理部14aの動作を第8
図のフローチャートにより説明する。
なお、この依願において、スケジュール割付処理部14
cからは、作業員の残り時間、割付は日、および既割付
現場が、現場情報処理部14aに送信される。
現場情報処理部14aは、前月実施8順に並んで現場情
報記憶部11に記憶されている2大作業現場のうちの1
現場を、自己のストックエリアに取出す(手順5ssc
+)。次いで、この現場について、前回作業日との間隔
に基づいて作業候補日を算出する(手順SO5゜2)。
次いで、既割付日が作業候補日に入っているか否かを判
断しく手順S35゜3)、当該現場が既割付の2大作業
現場と同じ地区か否かを判断しく手順S !5o4) 
、さらに、当該現場の作業時間と送信されてきた残り時
間とを比較して割付けた場合まだ残り時間があるか否か
を判断する(手順S 3sss)。余っていない場合は
この現場を残り時間へ割付ける現場とてスケジュール割
付処理部へ報告する(手順SO5゜、)。
上記手順S35゜、で割付は日が作業候補日に入ってい
ないと判断された場合、又は手順S、+s。4で当該現
場が既割付現場と異なる地区であると判断された場合、
あるいは手順S3S。、で残り時間が余っていると判断
された場合、現場情報記憶部iiにまだチエツクしてい
ない2大作業現場があるか否かをみて(手順S35゜6
)、そのような現場があれば、さらに手順S3S。1以
下の処理を繰返えす。
以上、第3図に示す手順S、の処理を説明したが、この
処理は、作業日が指定された2大作業の欄を7月1日か
ら順に探してゆき、探し出した欄を2大作業の現場で埋
めてゆく処理である。
(3)第3図の手順S4の処理(第9〜12図)手順S
、で2大作業現場の既割付欄を他の2大作業現場で埋め
た後、残った2大作業現場が空欄に割付けられる。この
処理が手順S4の処理である。まず、第9図に示すよう
に、スケジュール割付処理部14Cは現場情報処理部1
4aに残りの2大作業現場のリストのうち先頭のものを
間合せ、現場情報処理部14aは当該先頭の2大作業現
場と、その現場の作業候補日とを返答する(手順541
)。
スケジュール割付処理部14cは当該返答に基づいて当
該現場の割付日と作業員(有資格者と同伴者)とを決定
する処理を行なう(手順S4□)。この処理の詳細を第
10図に示す。
第10図で、スケジュール割付処理部14cは送られて
きた作業候補日の中から第1番目の日を取出す(手順S
4□、)。なお、送られてくる作業候補日は、最適日か
ら順に並べられている。次いで、上記第1番目の日にお
いて作業可能な責任者(有資格者)の候補のグループ(
例えば第2図の2氏。
5氏、0氏)を決める処理を行ない(手順S4□2、こ
の手順については第11図に詳述する)、決定すれば今
度は同様に同伴者の候補のグループ(例えば第2図のa
氏〜f氏)を決める処理を行ない(手順S4□4、この
手順については第11図に詳述する)これも決定すれば
両グループを照合して実働時間の差が最小の2名を2大
作業のベアとして決定しく手順54t6)、処理は第9
図の手順S43に移行する。
上記の処理中、上記第1番目の日に、各有資格者とも実
働可能時間がない、又は既に現場が割付けられている等
の事情により、有資格者の候補決定が不可能な場合、当
該現場に他の作業候補日があるか否かが判断され(手順
5azq ) 、あれば次の作業候補日が取出され(手
順S4□)、手順S47.以降の処理が行なわれる。同
伴者の候補決定が不可能であると判断された場合(手1
t[54ts)も同様である。手順S42.で、その2
大作業現場に他の作業候補日がないと判断された場合、
割付けは不可能となるので、全割付作業が終了した後、
例えば実働時間を超過させる等手動で割付けを行なうこ
ととなる。
ここで、手順S4゜の処理の詳細を第11図により、又
、手順S04の処理の詳細を第12図により説明する。
第11図は有資格者(責任者)のグループの抽出方法の
フローチャートである。スケジュール割付処理部14c
は、まず、作業候補日について、作業員リストの第1番
目の作業員(第2図の場合3氏)を取出しく手順S4□
2I)、当該作業候補日と作業員とで定まる欄に現場が
割付けられているか否か判断しく手順8422□)、未
開付けの場合、その作業員が有資格者が否かを個人情報
処理部14bに間合せる(手順S4□23)。有資格者
であると判断された場合、スケジュール割付処理部14
Cはこの作業員の実働可能時間が現在割付けようとして
いる2大作業現場の作業時間以上か否か判断しく手順S
4□2.)、作業時間以上であればこの作業員を2大作
業の有資格者に候補とする(手順34zz6) e次い
で、手順 S azzフ+  S 4zzsで他の候補
者を取り出す処理を行ない、これらにより第10図の手
順S。2における有資格者の候補グループが決定される
第12図は同伴者グループの抽出方法のフローチャート
である。スケジュール割付処理部14cは前記作業候補
日について、作業員リストの最後の作業員(第2図で1
氏)を取出す(手順34z4+)sこの場合、リストの
最後から取出すことに格別大きな意味はない。次いで、
この作業員の当該作業候補日に現場の割付けがあるか否
かをチエツクしく手順S4□2)、未開付けであれば、
この作業員の実働可能時間が当該2大作業現場の作業時
間以上か否かチエツクする(手順S4□43)、以上で
あればこの作業員を同伴者の候補としく手順S4□44
)、他の同伴者候補を取出す処理(手順S4□4S+ 
S 424Jを行なう。このようにして同伴者候補グル
ープが抽出されると、それら作業員を資格の低い順に並
べて順番付けをする(手順S4□48)。このように順
番付けを行なうのは、第10図の手順34Z&の処理で
、できるだけ有資格者と無資格者のペアを作り、これを
早く見出すためである。
以上、第10〜12図により第9図の手順S。の処理、
即ち、2大作業現場のリストのうち先頭の現場に対する
作業日および2大作業有資格者とその同伴者を決定する
処理を説明した。この処理が終了すると、スケジュール
割付処理部14cはそれらが決定したか否かをみて、決
定している場合、これを決定した作業日と2人の作業員
で特定される各欄に割付けるとともにスケジュール情報
記憶部に書込む(手順544)。そして、上記2人の作
業員の残り時間を計算し、この時間に対して作業可能で
ある2人作業現場があるか否かを現場情報処理部14a
に間合わせる(手順545)。現場情報処理部14aは
そのような現場があると判断したとき(手順5−6)、
その現場をスケジュール割付処理部14Cへ出力し、ス
ケジュール割付処理部14cはその現場を前記各欄に割
付けるとともにスケジュール情報記憶部13に書込む(
手順S4.)。
このようにして前記各欄への割付けが終了した場合、又
は手順S43で作業員と作業日が決定できないと判断さ
れたとき、あるいは手Jll[S a bで適宜の2人
作業現場がないと判断されたとき、スケジュール割付処
理部14cは現場情報処理部14aに対して処理可能な
2人作業現場が残っているか否かを間合せ(手順541
1)、残っていれば処理は再び手順S41に戻る。
以上のようにして2人作業現場の割付けが実行されるが
、これによって割付は不可能な2人作業現場が残ったと
きは、前述のように、作業員の実働時間を超過させる等
の処理により残った現場を手動で割付ける。
(4)第3図の手順S、の処理(第13〜15図)次に
、1人作業現場の割付けが行なわれる。この割付けは既
に割付けがなされている欄から現場を埋めてゆく手段に
よりなされる。
第13図において、スケジュール割付処理部14Cは第
5図の手順St、、  53□と同様の手法で7月1日
、8氏を抽出する(手順SSI、5sz)。次いで、処
理は手順ssiに移行するが、この処理は第14図のフ
ローチャートにより詳述する。
第14図のフローチャートにおいて、スケジュール割付
処理部14Cは、7月1日、8氏の欄に既に現場が割付
けられているか否か(手順Ss3+ )、又、8氏に実
働時間が残っているか否か(手順5ssz)を判断し、
既割付けがあり、かつ、実働時間が残っている場合、個
人情報処理部14bに対して8氏の資格を間合せる(手
順Ss+s)。個人情報処理部14bの回答により、8
氏に「点検」以上の資格ありと判断された場合(手順5
534 )、8氏をこの1人作業の作業員に決定して(
手順5S3S)、処理は第13図の手順SS4へ移行す
る。
一方、手順S SK+で当該欄が既割付欄でないと判断
された場合、処理は第13図の手順35m+  S 5
bへ移行し、7月2日が取出されて手順SSt以下の処
理が繰返えされる。又、手順S5+z、 SS:14で
8氏の実働時間に残りがなく、又は8氏が無資格である
と判断された場合、処理は第13図の手順5SIIへ移
行し、次の作業1b氏を取出す処理(手順Sss、  
5sq)が行なわれ、7月1日、5氏について手順ss
iの処理が繰返えされる。
再び第13図に戻り、手順554で作業員が決定された
と判断されたとき、次に、スケジュール割付処理部14
cはこの作業員にたい”して割付ける1人作業現場につ
い゛て現場情報処理部14aに間合せる(手順S3.)
。この処理の詳細が第15図のフローチャートで示され
る。即ち、スケジュール割付処理部i4cは、まず、個
人情報処理部14bに対してこの作業員が「作業標準」
の資格を有するか否かを間合せ(手順S1.I)、有し
ないと判断(手順5ssz)された場合には現場情報処
理部14aに対して点検作業の現場を抽出するように依
願する。
又、手順S3,2で当該作業員が「作業標準」資格を有
すると判断された場合には、スケジュール割付処理部1
4Cは現場情報処理部14aに対して、作業内容の如何
にかかわらず1人作業の現場を抽出するよう依願する。
以上で第13図の手順555の処理が終了し、処理は手
順551へ移行し、当該作業員の残り時間に対する1人
作業の現場があるか否かの判断がなされる。そして、1
人作業の現場があると判断された場合、スケジュール割
付処理部14Cはこれを該5欄に割付け、スケジュール
情報記憶部13に書込む。
そして、同日の他の作業員を取8しく手順S58゜S9
.)、その作業員の欄について同様の処理を繰返えし、
同日の他の作業員が存在しないときには、次の日を取出
して(手順Ss−,5sb)同様の処理を繰返えす。
(5)第3図の手順S6の処理(第16〜18図)既割
付欄について1人作業が割付けられ、当該各既割付欄が
現場で埋められた後、空欄部分に対する1人作業の割付
け(第3図の手順S6)が実行される。これを以下に説
明する。
スケジュール割付処理部14Cは現場情報処理部14a
に対して、1人作業現場リストの先頭にある現場とその
作業候補日を間合せる(第16図の手順S!+)。次に
、現場情報処理部14aからの回答に基づいてその1人
作業現場の作業日と作業員を決定する(手順36t)。
この処理は、第17図のフローチャートに示される。即
ち、回答された作業候補日(前述の場合と同様、最適日
から順に配列されている)のうちの第1番目の作業候補
日を取出しく手順S6□1)、次いで作業員の候補(グ
ループ)を決定しく手順5th2よ、詳細な手順は後述
する)、これが決定された場合(手順Sb□3)、候補
リストにおける最初の作業員を、当該現場の当該作業日
の作業員と決定しく手順S6□4)、処理を第16図の
手順sbsへ移行させる。
上記手順S、26における作業員の決定は第18図に示
すフローチャートにしたがってなされる。即ち、スケジ
ュール割付処理部14Cは、第1番目の作業候補日にお
いて、作業員リストの最初の作業1(第2図にしたがう
と2氏)を取出しく手順5azz+)・当該作業候補日
と2氏とで特定される欄に現場が割付けられているか否
か判断する(手順Sbz□)。そして、当該欄が未開付
けの場合には、現場情報処理部14aに間合せることに
より、第16図の手順Solの処理で回答された1人作
業現場が、作業標準適用現場か否か判断する(手順S、
2□、)。作業標準適用現場であれば、2氏が「作業標
準」資格をもつか否か個人情報処理部14bに間合せ(
手順S !!!4) 、これを判断する(手順Sa2□
、)。当該1人作業現場が作業標準適用現場でない場合
は、2氏に「点検」資格があるか否かを個人情報処理部
14bに間合せ(手順S、。、)、これを判断する(手
順S&!□7)。手順S &!!1S6□27で資格あ
りと判断された場合には、2氏は当該1人作業現場の作
業が可能ということになるので、次に、2氏の実働可能
時間が当該1人作業の作業時間以上か否かを判断しく手
順S6゜、)、以上である場合、2氏をその1人作業の
作業員の候補とする(手順S6□2.)。
手順S、□2□で、上記欄が既割付である場合、処理は
第17図の手順S6□、へ移行し、次の作業候補日を取
出す処理が行なわれる。又、手順S6□2.。
3622?で2氏が資格を有しないと判断された場合、
又は手順S6□2.で2氏の実働可能時間が当該1人作
業の作業時間未満と判断された場合、処理は手順si、
z□ml  S 6221 bへ移行し、同日の他の作
業員を取出して手順81□以下の処理を行ない、当該1
人作業の候補者を順次抽出してゆく。手順862□で、
他に作業員がいないと判断された場合、処理は第17図
の手順S、。へ移行する。
以上の処理結果が手順S。で判断され、作業員と作業日
が決定されておれば、スケジュール割付処理部14Cは
これを割付け、スケジュール情報記憶部に書込む(手順
564)。そして、この作業員の残り作業時間を演算し
、この残り作業時間で処理し得る1人作業現場があるか
否かを現場情報処理部14aに間合せ(手順56s)、
あると判断された場合(手順566)、その1人作業現
場を当該欄に割付け、スケジュール情報記憶部13に書
込む(手順S6?)− 以上の処理が終了したとき、又は手順S。で作業員と作
業日が決定されないと判断したとき、あるいは手順S。
で割付けるべき1人作業現場がないと判断したとき、ス
ケジュール割付処理部14cは現場情報処理部14aに
1人作業現場が残っているか否かを間合せ(手順561
)、残っている場合はその現場について手順Sb、以下
の処理を繰返えしてゆく、1人作業現場が残っていない
場合は、すべての割付は処理を終了する。なお、1人作
業現場で割付は不能のものが残った場合、前述のように
例え、ば実働時間を超過させる等の手法により残った1
人作業現場を手動で割付ける。
以上、本実施例の割付動作を説明した。そして、最終的
には、割付けられた現場は、第2図に示す表の形態で表
示部2bに表示され、又は印字部2fに印字される。な
お、未割付現場が残った場合、前述のようにこれを手動
で割付けるときには、表示部2bに既割付現場を第2図
に示す表の形態で表示し、かつ、未割付現場を第2図左
端に示す欄に表示し、入力部2Cを操作して未割付現場
を順次割付けてゆくこととなる。
このように、本実施例では、作業現場割付けの大部分を
自動的に行なうようにしたので、作業表作成者の負担を
大幅に軽減することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、作業現場割付けのほと
んどを自動的に行うようにしたので、作業表作成者の負
担を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る保守巡回作業表作成装置
のブロック図、第2図は第1図の装置により作成される
表を示す図、第3図〜第18図は第1図に示す装置の動
作を説明するフローチャート、第19図は従来の保守巡
回作業表作成装置、第20図は第19図に示す装置によ
り゛作成される表を示す図である。 1・・・・・・センタ、2・・・・・・営業所、10・
・・・・・作業表作成部、11・・・・・・現場情報記
憶部、12・・・・・・個人情報記憶部、13・・・・
・・スケジュール情報記憶部、14・・・・・・制御部
、14a・・・・・・現場情報処理部、14b・・・・
・・個人情報処理部、14C・・・・・・スケジュール
割付処理部第8図 第9図 第10図 第11図 第12図 第15図 第16図 第旧図 第19図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定期間内の日付と各作業員名とで特定される欄を有す
    る表示部を備えた巡回保守作業表作成装置において、前
    記各作業員の前記所定期間における勤務情報および当該
    各作業員の作業上の資格を記憶する作業員データ記憶部
    と、前記所定期間の作業対象となるビル名、作業内容、
    前回作業日および契約保守回数を記憶するビルデータ記
    憶部と、このビルデータ記憶部に記憶されたビルについ
    て前記所定期間における作業実施日を決定する作業実施
    日決定手段と、前記作業員データ記憶部、前記ビルデー
    タ記憶部および前記作業実施日決定手段で得られたデー
    タに基づいて高度な作業内容をもつビル名から割り付け
    、かつ、前記各欄を所定の作業量で満たした後他の欄へ
    移行するように割付ける割付手段とを設けたことを特徴
    とする保守巡回作業表作成装置。
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