JP3080470B2 - 保守巡回作業表作成装置 - Google Patents

保守巡回作業表作成装置

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JP3080470B2
JP3080470B2 JP6359892A JP6359892A JP3080470B2 JP 3080470 B2 JP3080470 B2 JP 3080470B2 JP 6359892 A JP6359892 A JP 6359892A JP 6359892 A JP6359892 A JP 6359892A JP 3080470 B2 JP3080470 B2 JP 3080470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保守契約が結ばれてい
る顧客ビルディング(顧客ビル)の設備機器の保守点検
作業を定期的に行うための巡回作業表を作成する保守巡
回作業表作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル内にはエレベータ、エスカレ
ータをはじめ多種多様の設備機器が設置されている。こ
れらの設備機器に故障が生じると、ビルの居住者や当該
ビルに出入りする人々に支障を来すことになるので、こ
れらの設備機器には厳格な保守が必要である。ところ
で、これら設備機器の保守には専門的な知識を持つ作業
員が必要なので、各ビルは設備機器の保守を専門に行う
保守会社と契約を結んで設備機器の保守を委託してい
る。委託を受けた保守会社は専門の作業員を顧客ビルに
定期的に巡回させ、設備機器の点検、修理、整備等のサ
ービスを提供している。このため、保守会社では予め巡
回すべきビル名および巡回日を各作業員に割当てて、保
守巡回作業表を作成する必要がある。
【0003】従来、この保守巡回作業表の作成は、営業
所の壁面に掲げた日付ボードにビル銘板、作業員銘板な
どを磁石で吸着させてそれぞれの表示をすることにより
行われていた。しかし、このような日付ボードでは、振
動により又は近くを通る人の体の一部が触れて各銘板が
落下したり、日付ボード自体が壁面から外れたりするこ
とがあり、作業表作成上の信頼性に欠けるという欠点が
あった。又、作業表の作成は多岐に亘る条件を勘案しな
ければならず、経験豊かな職員でなければ行うことが困
難であり、かつ、その割付けに長時間を要するという問
題もあった。
【0004】このような従来の欠点を解消するため、作
業員の割付けを自動的に行う保守巡回作業表作成装置
が、平成2年特許願第321145号や平成3年特許願
第62487号により提案されている。この提案された
装置の概略を図9、図10および図11を参照して説明
する。
【0005】図9は上記提案に係る保守巡回作業表作成
装置のブロック図である。図で、契約された顧客ビルの
データ処理を総括して行うセンタ1内には、記憶部1a
および送受信装置1bが設けてある。このセンタ1には
電話線を介して多数の営業所2が接続されている。営業
所2には、送受信装置2a、第1の表示領域および第2
の表示領域を有する表示部2b、キーボード等の入力部
2c、印字部2dおよび作業表作成部10が備えられて
いる。
【0006】作業表作成部10は、現場情報記憶部1
1、個人情報記憶部12、スケジュール情報記憶部13
および制御部14で構成されている。現場情報記憶部1
1には、センタ1の記憶部1aに記憶されている情報の
内容、営業所2が管轄するビルの保守に関する情報(所
在地、作業日の指定の有無、作業内容等)が、送受信装
置2aを介して取出され、記憶されている。個人情報記
憶部12は、その営業所の全作業員の資格を記憶する資
格情報記憶部12aと、当該月の勤務状況を記憶する勤
休情報記憶部12bとで構成されている。
【0007】ここで、作業員の上記資格としては、「整
備」、「作業標準」、「点検」等の種類があり、2人作
業(2人で行うべき保守作業)では少なくとも1人が
「整備」の資格を有する作業員であることが必要であ
る。「作業標準」は、本来2人作業現場の作業のうち1
人で作業可能な作業を行う資格、「点検」は、点検作業
のみを行うことができる資格である。これら資格を有す
る作業員の他に、無資格の作業員も存在する。さらに、
作業員の上記勤務状況としては、年次休暇、会議、出
張、研修等の予定日時が含まれる。スケジュール情報記
憶部13には、割付けられた現場の内容が記憶されてゆ
く。
【0008】図10は図9に示す表示部2bの説明図で
ある。この表示部2bは第1の表示領域4と、第2の表
示領域5とで構成され、第1の表示領域4には営業所2
が担当するビル名B1、B2、…………Bnが順次表示
される。第2の表示領域5には、各月毎に横方向に日付
と曜日が付され、縦方向にその営業所2に属する作業員
名「a」、「b」、「c」、…………が並べられた欄が
表示されている。
【0009】次に、上記保守巡回作業表作成装置の動作
の概略を図11に示すフローチャートを参照して説明す
る。作業の割付けは作業表作成部10の制御部14によ
って実施される。まず、図11に示す手順S1 の処理が
行われ、各作業員の実働可能時間が取出される。次い
で、当月の作業対象ビルのうち、作業日が指定されてい
るビルを当該指定日に割付け(手順S2 )、手順S2
割付けられたビルのうち2人作業のビルの欄に2人作業
を行うべき他のビルを割付ける(手順S3 )。
【0010】このようにして割付けを行い、1つの欄の
作業時間が限界に達すると手順Sで割付けられた2人
作業の他の欄に2人作業のビルを割付ける。当該他の欄
における割付けが終了し、まだ2人作業のビルが残って
いる場合には、顧客が集中していて緊急対応の発生度が
高い都心を特定地域として設定し、この特定地域のビル
を表示部2bの第1の表示領域4の並びの先頭に表示し
(手順S)、これらのビルから空欄に割付けてゆく
(手順S5 )。
【0011】2人作業のビルの割付けが終了すると、次
に、既にビルが割付けられていて残り作業時間のある欄
に1人作業が割付けられてゆく(手順S6 )。この割付
けが終了し、まだ1人作業のビルが残っている場合に
は、顧客が集中していて緊急対応の発生度が高い都心を
特定地域として設定し、この特定地域のビルを表示部2
bの第1の表示領域4の並びの先頭に表示し(手順
7 )、これらのビルから空欄に割付けてゆく(手順S
8 )。このようにして、全割付けが終了する。割付けに
使用される欄は、図10に示されるように、作業員と作
業日で特定されるので、割付け作業は、作業員の資格、
ビルの作業候補日、ビルの所在地、作業員の作業時間を
考慮しながら実行される。ここで、作業候補日とは、前
回の作業日から定められた間隔の日の前後数日をいう。
なお、表示領域4に表示されているビルで割付けが終了
したビルは表示領域4から削除されるが、図10では説
明を判り易くするため削除しない状態で示されている。
【0012】全割付けが終了し、作業表が完成すると、
営業所2は完成した作業表のうち作業内容を除くデータ
を電話回線3を介してセンタ1に送信し、センタ1はこ
のデータを記憶部1aにさきに記憶しているビル名に代
えて記憶する。これにより、記憶部1aには、1カ月間
の作業に関するビル名が、日付、地域毎に分類され記憶
されることになる。この記憶されたデータおよび他のデ
ータに基づいて次の月の作業データが作成されることに
なる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記保守巡回作業表作
成装置により、作業表は、所要のデータさえ入力すれ
ば、人手も時間も要することなく自動的に作成される。
そして、作業は当該作業表に従って実施される。しかし
ながら、実際の作業においては、しばしば次の例の場合
のような予定にない事態が発生する。 a.作業員が作業の当日急病等により年次休暇をとった
場合、 b.他のビルの設備機器に緊急の故障が発生し、作業員
が当該他のビルに派遣された場合、 c.1つ又は複数ビルの作業が予定作業時間を大幅に超
過した場合、 d.作業員が作業中に負傷した場合、 これらの事態が発生した場合、作業未実施のビルが生じ
ることとなり、そのまま放置すると顧客との契約を遂行
できなくなる。このため、上記事態が発生した場合、営
業所2では人手により再割付けを行うようにしている
が、これは、再割付けのための最適日および最適者を見
出すのが困難で、結局再割付けに多くの時間を要するこ
ととなる。そればかりでなく、再割付けを忘れてしまう
おそれもある。
【0014】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、未実施の巡回作業の再割付けを自動的かつ
容易に行うことができる保守巡回作業表作成装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
本発明は、所定期間内の複数の作業と当該作業日
に巡回作業が割り当てられる複数の作業員名とで構成
れる保守巡回作業表表示する表示部を備え、当該保守
巡回作業表予定された巡回作業を自動的に割付ける保
守巡回作業表作成装置において、業員の前記所定期間
における勤務情報および作業上の資格を記憶する作業員
データ記憶部と、前記所定期間内に予定された巡回作
、前回作業日よび各ビルに関するデータを記憶する
ビルデータ記憶部と、業員データ記憶部およびビルデ
ータ記憶部から読み出したデータに基づいて、所定期間
内に予定された巡回作業を保守巡回作業表の作業日と作
業員とに付け第1の割付け手段と、各作業日毎の
作業実績をルデータ記憶部に入力する入力部と、前記
所定期間内の該日の前日までの実施の巡回作業を前
記ビルデータ記憶部から検索する検索手段と、作業員デ
ータ記憶部およびビルデータ記憶部から読み出したデー
タに基づいて、検索手段検索した未実施の巡回作業を
二人作業を優先して割付け可能な範囲で第1の割付け手
段が割り付けた保守巡回作業表の作業日と作業員とに再
付け第2の割付け手段とを有しものである。
【0016】
【作用】作業員データ記憶部およびビルデータ記憶部か
ら読み出したデータに基づいて、第1の割付け手段によ
所定期間内の保守巡回作業表が作成されると、その
守巡回作業表に従って保守巡回作業が実施される。各作
業員は実施した毎日の巡回作業を入力部の操作により
ルデータ記憶部に入力する。検索手段は当該日の前日以
前の作業未実施の巡回作業を検索する。第2の割付け手
段は検索手段検索した未実施の巡回作業を二人作業を
優先して割付け可能な範囲で第1の割付け手段が割り付
けた保守巡回作業表の作業日と作業員とに再度付け
【0017】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る保守巡回作業表作成
装置のブロック図である。この図で、図9に示す部分と
同一又は等価な部分には同一符号を付して説明を省略す
る。制御部14は、現場情報記憶部11に記憶されてい
る情報の取出しを行う現場情報処理部14a、個人情報
記憶部12に記憶されている情報の取出しを行う個人情
報処理部14b、保守巡回作業の割付け制御を実行する
スケジュール割付け処理部14c、および各データや指
令の入力、処理されたデータの表示部2bへの出力を行
う入出力情報処理部14dで構成されている。図9に示
す制御部14に対して、本実施例の制御部14は、スケ
ジュール割付け処理部14cの処理が異なる。さらに、
本実施例では、現場情報記憶部11に作業終了ビル名の
記憶領域が設置されている。
【0018】次にスケジュール割付け処理部14cの動
作を図2、図3に示す基本のフローチャートおよびこの
基本フローチャートの詳細を示す図4〜図8に示すフロ
ーチャートを参照しながら説明する。作業表が作成され
ると、各作業員は当該作業表に従ってビルを巡回して作
業を行う。作業員は各ビルの作業終了毎に携帯用コンピ
ュータにビルコードや作業内容コード等の所定事項を入
力し、これらのデータは当該携帯用コンピュータに装着
されたICカードに記録される。作業員は一日の作業が
終了すると、営業所2に帰り、携帯用コンピュータから
ICカードを取出してこれをICカード用の入力部に挿
入する。入力情報処理部14dはICカードの情報を読
取り、そのうちの作業終了ビルを現場情報記憶部11の
前記作業終了ビル名の記憶領域に格納する。
【0019】スケジュール割付け処理部14cは、毎
日、又は所定の日間隔で、あるいは所定日に、現場情報
処理部14aに対して、前日までの予定作業において作
業未実施の2人作業現場があるか否かを問い合わせる
(図2に示す手順Sa )。そのような現場があれば、ス
ケジュール割付け処理部14cは現場情報処理部14a
を介して現場情報記憶部11からこれを取出す(手順S
b )。次いで、スケジュール割付け処理部14cは現場
情報処理部14aに、取出された作業未実施現場の割付
け許容範囲日を問い合わせ、それら割付け許容範囲日の
中から翌日以降の日を選択し(手順Sc )、それらを日
付の若い順に並べ換える(手順Sd )。上記割付け許容
範囲日の割出し手段としては、前記出願の明細書に記載
されている手段が用いられる。
【0020】次に、当該現場に対して当初この2人作業
を行う予定であった責任者と同伴者について、手順Sd
で並べられた割付け候補日のうち割付け可能の日がある
か否かを判断する(手順Se )。この判断手順を図4〜
図6に示すフローチャートにより説明する。
【0021】まず、手順Sd で並べられた割付け候補日
において、当該責任者と同伴者を割付けた場合の各人の
超過勤務時間(残業時間)が、定められた残業時間より
少なくなる候補日を調べる(手順Se1)。即ち、当該責
任者と同伴者は翌日以降では既割付けの状態にあると考
えられる。この状態に対して、さらに2人作業を割付け
たとき、ほとんどの場合は超過勤務とならざるを得な
い。その場合、保守会社により定められた残業時間を超
えないようにするため、上記の処理がなされる。この処
理の詳細が図5および図6のフローチャートで示され
る。
【0022】最初に、手順Sd で並べられた割付け候補
日のうちの第1番目の候補日を取出し(図5に示す手順
e11 )、次に、上記責任者と同伴者がこの候補日に再
割付け可能か否かをチェックする(手順Se12 )。この
チェックは図6に示す手順で行われる。即ち、まず、こ
の候補日において両者に現場が割付けられているか否か
をチェックし(図6に示す手順Se121)、割付けられて
いる場合、その割付けられた現場が作業未実施の現場と
同一地域か否かをチェックし(手順Se122)、同一地域
であれば、さらに、その候補日に当該作業未実施の現場
を割付けた場合、両者の残業時間が上記定められた残業
時間を超えるか否かをチェックし(手順Se123)、定め
られた残業時間以内であるとき、この候補日を割付け可
能な日とする(手順Se124)。
【0023】手順Se121で現場が割付けられていない場
合、両者の一方又は両方が出張等により作業不能と判断
し、又、手順Se122で同一地域にない場合、作業効率か
らみて作業不可と判断し、さらに、手順Se123で残業時
間超過の場合、作業禁止とし、いずれもこの候補日への
割付けは不可能とする。
【0024】このようにして図5に示す手順Se12 の処
理が行われ、その処理の結果が判断される(図5に示す
手順Se13 )。割付け可能の場合、この候補日を作業未
実施現場の再割付け日の候補日とする(手順Se14 )。
割付け不可能の場合には、次の候補日があるか否かを判
断し(手順Se15 )、あればその候補日を取出し(手順
e16 )、手順Se12 からの処理を繰り返す。手順S
e15 で、次の候補日がなければ、当該責任者および同伴
者への割付けは不可能とする。
【0025】以上の処理により、図4に示す手順Se1
処理が終了する。この結果、当該責任者および同伴者に
ついて、取出された作業未実施の現場に対する割付け可
能な候補日、又は割付け不可能のデータが得られる。そ
こで、このデータを、定められた残業時間より少なくな
る候補日があるか否かの形式で判断し(手順Se2)、あ
れば、各候補日のうちで作業時間の合計が最小の候補日
を再割付け日に決定し、これをスケジュール情報記憶部
13に書込むことにより図2に示す手順Se の処理を終
了して次の処理を手順Sg に移行し、又、手順Se2で候
補日がないと判断されれば次の処理を図2に示す手順S
f に移行する。
【0026】図2に示す手順Sf の処理は、手順Sb
取出された現場に対して、当初この現場で2人作業を行
う予定であった責任者と同伴者を割付けることができな
かった場合、他の責任者と同伴者を見つけ出す処理であ
る。この処理は、当初の責任者、同伴者と他の責任者、
同伴者とが入れ換わるだけであり、図4〜図6に示す処
理と一部異なるだけで他は同じである。したがって、異
なる処理についてのみ説明する。
【0027】図5に示す手順Se11 、手順Se12 で、当
初の責任者、同伴者について、割付け候補日の中から第
1番目の候補日を取出した後、両者をこの候補日に割付
け可能か否かを行う処理が示され、この処理の詳細が図
6に示されている。しかし、他の責任者、同伴者を選定
する場合には、図6の処理に代えて図7に示す処理が実
施される。
【0028】まず、取出された第1番目の候補日におい
て、作業表の第1番目に掲げられた作業者を取出す(手
順Sf121)。そして、既にこの作業者に2人作業が割付
けられているか否か判断し(手順Sf122)、割付けられ
ている場合には当該割付け現場と作業未実施現場とが同
一地域か否か判断する(手順Sf123 )。同一地域であ
れば、この作業者に当該作業未実施現場を割付けた場
合、この作業者の残業時間が定められた時間を超過する
か否か判断し(手順Sf124)、超過しない場合には、こ
の作業者の同伴者に当該作業未実施現場を割付けた場合
この同伴者の残業時間が定められた時間を超過するか否
か判断する(手順Sf125)。超過しない場合、これら作
業者(責任者)と同伴者、および上記候補日を再割付け
可能な候補の1つとする(手順Sf126)。次いで、この
候補日について、他に作業者がいるか否かを判断し(手
順Sf127)、いればその作業者を取出し(手順
f128)、手順Sf122〜手順Sf127の処理を繰り返す。
【0029】手順Sf122で作業者に2人作業が既に割付
けられている場合、手順Sf123で作業未実施現場が同一
地域でない場合、手順Sf124、手順Sf125で残業時間超
過の場合、処理は手順Sf127に移行する。
【0030】以上の処理の結果、他の責任者、同伴者と
候補日との1つ又は複数の組合わせが得られ、又は、他
の責任者、同伴者割付け不可能のデータが得られる。そ
こで、このデータを、図4に示す手順Se2、手順Se3
処理と同じく、定められた残業時間より少なくなる候補
日があるか否かの形式で判断し、あれば、各候補日のう
ちで作業時間の合計が最小の候補日およびその候補日の
責任者、同伴者を再割付けし、これをスケジュール情報
記憶部13に書込むことにより図2に示す手順Sf の処
理を終了して次の処理を手順Sg に移行する。又、上記
の処理で候補日および責任者、同伴者が決定できなかっ
た場合には、これを表示又は印字した後、処理を手順S
g に移行する。
【0031】以上の処理で、2人作業の作業未実施現場
のうち、手順Sb により最初に取出された作業未実施現
場の割付けが終了する。次いで、2人作業の作業未実施
現場がまだ存在するか否か判断し(手順Sg )、存在す
れば手順Sb 〜手順Sg の処理が繰り返される。このよ
うにして、2人作業の作業未実施現場の割付けが全て終
了すると、今度は、1人作業の作業未実施現場の割付け
を行う。この割付けの手順が図3に手順Sh 〜手順Sp
として示されている。
【0032】1人作業の作業未実施現場の割付けは次の
ようにして行われる。まず、スケジュール割付け処理部
14cは、現場情報処理部14aに対して、前日までの
予定作業において作業未実施の1人作業現場があるか否
かを問い合わせる(図3に示す手順Sh )。そのような
現場があれば、スケジュール割付け処理部14cは現場
情報処理部14aを介して現場情報記憶部11からこれ
を取出す(手順Si )。次いで、スケジュール割付け処
理部14cは現場情報処理部14aに、取出された作業
未実施現場の割付け許容範囲日を問い合わせ、それら割
付け許容範囲日の中から翌日以降の日を選択し(手順S
j )、それらを日付の若い順に並べ換える(手順
k )。
【0033】次に、当該現場に対して当初この1人作業
を行う予定であった作業者について、手順Sk で並べら
れた割付け候補日のうち割付け可能の日があるか否かを
判断する(手順Sm )。この判断手順は、図4〜図6に
示すフローチャートに示す手順に準じる手順であり、責
任者と同伴者を、1人作業の作業者に置き換えることに
より同一となるので、説明は省略する。
【0034】手順Sm の処理により、当初この1人作業
を行う予定であった作業者の再割付け日が決定し、これ
をスケジュール情報記憶部13に書込むことにより図2
に示す手順Sm の処理を終了して次の処理を手順Sp
移行し、又、手順Sm2で候補日がないと判断されれば次
の処理を図3に示す手順Sn に移行する。
【0035】図3に示す手順Sn の処理は、手順Si
取出された現場に対して、当初この現場で1人作業を行
う予定であった作業者を割付けることができなかった場
合、他の作業者を見つけ出す処理である。この処理は、
当初の作業者と他の作業者とが入れ換わるだけであり、
図4〜図6に示す処理と一部異なるだけで他は同じであ
る。したがって、異なる処理についてのみ説明する。
【0036】割付け候補日の中から第1番目の候補日を
取出した後、他の作業者をこの候補日に割付け可能か否
かを調べる処理の詳細を図8により説明する。まず、取
出された第1番目の候補日において、作業表の第1番目
に掲げられた作業者を取出す(手順Sn121)。次いで、
スケジュール割付け処理部14cは取出された作業未実
施現場が「作業標準」適用現場か否かを現場情報処理部
14aに問い合わせ、現場情報記憶部11に記憶された
内容に基づいて当該現場が「作業標準」適用現場か否か
を判断する(手順Sn122)。「作業標準」適用現場であ
る場合、スケジュール割付け処理部14cは上記作業者
が「作業標準」の資格を有するか否かを個人情報処理部
14bに問い合わせ、個人情報記憶部14bに記憶され
た内容に基づいて有資格者か否かを判断する(手順S
125 )。
【0037】有資格者の場合には、既にこの作業者に1
人作業が割付けられているか否か判断し(手順
n126)、割付けられている場合には、当該割付け現場
と作業未実施現場とが同一地域か否か判断する(手順S
n127)。同一地域であれば、この作業者に当該作業未実
施現場を割付けた場合、この作業者の残業時間が定めら
れた時間を超過するか否か判断し(手順Sn128)、超過
しない場合には、この作業者と上記候補日を再割付け可
能な候補の1つとする(手順Sn129)。次いで、この候
補日について、他に作業者がいるか否かを判断し(手順
n12a)、いればその作業者を取出し(手順Sn12b)、
手順Sn122〜手順Sf12bの処理を繰り返す。
【0038】手順Sn123で、作業未実施現場が「作業標
準」適用現場でない場合、スケジュール割付け処理部1
4cは個人情報処理部14bに、この作業者が「点検」
資格を有するか否かを問い合わせ(手順Sn12c)、個人
情報記憶部14bに記憶された内容に基づいて有資格者
か否かを判断する(手順Sn2d )。有資格者であれば、
処理は前記手順Sn126に移行し、有資格者でない場合、
処理は手順Sn12aに移行する。
【0039】又、手順Sn125の処理において、作業者が
「作業標準」有資格者でない場合、手順Sn126で作業者
に1人作業が既に割付けられている場合、手順Sn127
作業未実施現場が同一地域でない場合、手順Sn128で残
業時間超過の場合、いずれも処理は手順Sn12aに移行す
る。
【0040】以上の処理の結果、他の作業者と候補日と
の1つ又は複数の組合わせが得られ、又は、他の作業者
割付け不可能のデータが得られる。そこで、2人作業の
場合と同様に、このデータを、定められた残業時間より
少なくなる候補日があるか否かの形式で判断し、あれ
ば、各候補日のうちで作業時間の合計が最小の候補日お
よびその候補日の作業者を再割付けし、これをスケジュ
ール情報記憶部13に書込むことにより図3に示す手順
n の処理を終了して次の処理を手順Sp に移行する。
又、上記の処理で候補日および作業者が決定できなかっ
た場合には、これを表示又は印字した後、処理を手順S
p に移行する。手順Sp では、他に作業未実施現場があ
るか否かを判断し、あれば手順Si 〜手順Sp の処理を
繰り返し、なければ全部の処理を終了する。
【0041】このように、本実施例では、各作業員が実
施した作業をビルデータ記憶部に入力し、作業未実施の
ビルを検索し、作業未実施のビルがあった場合、このビ
ルについて、作業員データ記憶部、ビルデータ記憶部、
および作業日決定手段を用いて再割付けを自動的に実施
するようにしたので、手間と時間を要することなく、容
易に再割付けを行うことができる。又、再割付けを忘れ
るおそれをなくすこともできる。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では実施の
巡回作業があった場合に、この巡回作業を検索手段が検
索し、第2の割付け手段が未実施の巡回作業を二人作業
を優先して割付け可能な範囲で保守巡回作業表の作業日
と作業員とに再度付けようにしたので、未実施の
巡回作業の再割付けを自動的かつ容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る保守巡回作業表作成装
置のブロック図である。
【図2】 図1に示すスケジュール割付け処理部14c
の動作を示すフローチャートである。
【図3】 図1に示すスケジュール割付け処理部14c
の動作を示すフローチャートである。
【図4】 図1に示すスケジュール割付け処理部14c
の動作を示すフローチャートである。
【図5】 図1に示すスケジュール割付け処理部14c
の動作を示すフローチャートである。
【図6】 図1に示すスケジュール割付け処理部14c
の動作を示すフローチャートである。
【図7】 図1に示すスケジュール割付け処理部14c
の動作を示すフローチャートである。
【図8】 図1に示すスケジュール割付け処理部14c
の動作を示すフローチャートである。
【図9】 従来の保守巡回作業表作成装置のブロック図
である。
【図10】 従来の保守巡回作業表作成装置の表示部を
示す図である。
【図11】 図9に示す制御部の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 センタ 2 営業所 11 現場情報記憶部 12 個人情報記憶部 13 スケジュール情報記憶部 14c スケジュール割付け処理部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定期間内の複数の作業と当該作業日
    に巡回作業が割り当てられる複数の作業員名とで構成
    れる保守巡回作業表表示する表示部を備え、当該保守
    巡回作業表予定された巡回作業を自動的に割付ける保
    守巡回作業表作成装置において、前記作業員の前記所定
    期間における勤務情報および作業上の資格を記憶する作
    業員データ記憶部と、前記所定期間内に予定された巡回
    作業、前回作業日よび各ビルに関するデータを記憶す
    るビルデータ記憶部と、前記作業員データ記憶部および
    前記ビルデータ記憶部から読み出したデータに基づい
    、前記所定期間内に予定された巡回作業を前記保守巡
    回作業表の作業日と作業員とに付け第1の割付け
    手段と、各作業日毎の作業実績を前記ビルデータ記憶部
    に入力する入力部と、前記所定期間内の該日の前日ま
    での実施の巡回作業を前記ビルデータ記憶部から検索
    する検索手段と、前記作業員データ記憶部および前記ビ
    ルデータ記憶部から読み出したデータに基づいて、前記
    検索手段検索した未実施の巡回作業を二人作業を優先
    して割付け可能な範囲で前記第1の割付け手段が割り付
    けた前記保守巡回作業表の作業日と作業員とに再度
    付け第2の割付け手段とを有したことを特徴とする保
    守巡回作業表作成装置。
  2. 【請求項2】 未実施の巡回作業の割付け可能な範囲は
    割り付けられた巡回作業を実施する作業時間が各作業員
    に対して定められた残業時間より少ない範囲であること
    を特徴とする請求項1記載の保守巡回作業表作成装置。
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