JPH1027200A - 保守巡回作業表作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般的な保守員を対象とする保守巡回作業表
と特定の保守員を対象とする保守巡回作業表とを自動的
に作成できる保守巡回作業表作成装置の提供。 【解決手段】 現場情報記憶部２１に、ビルのそれぞれ
で複数の保守員のうちの特定の保守員が作業可能か否か
に関する特定現場情報を記憶する特定現場情報記憶部２
２と、この特定現場情報記憶部２２に記憶される特定現
場情報と作業内容記憶部１１ｂに記憶される各ビルの作
業内容に関する情報とに基づいて、前記の特定の保守員
が担当する特定のビルの保守作業を抽出する特定現場抽
出手段とを備え、この特定現場抽出手段により特定のビ
ルの保守作業を抽出して、スケジュール割付処理部１４
ｃにより前記の特定の保守員を割り付けるようにした。 【効果】 作業管理者が保守員の割り付けを容易にかつ
迅速に決定できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、保守巡回作業表作
成装置に係り、特に、保守契約が結ばれている顧客ビル
の設備機器などの保守作業を定期的に行なうための保守
巡回作業表を作成する保守巡回作業表作成装置に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】一般にビル内には、エレベータやエスカ
レータなどの多くの設備機器が設置されており、これら
の設備機器に故障が生じた場合、ビルの居住者やビルに
出入りする人に多大の迷惑を与えるため、前記の設備機
器を定期的に保守点検するようになっている。この設備
機器の保守作業を行なうには、保守作業を行なうための
資格や専門的な知識を要することから、前記のビルの所
有者または管理責任者は、設備機器の保守作業を専門的
に行なう保守会社と保守契約を結んで前記の保守作業を
委託することが多い。このように保守契約が結ばれてい
る場合、保守会社は、保守作業を行なうための資格や専
門的な知識を有する保守員を前記のビルの保守作業に派
遣し、設備機器の点検、修理、整備等のサービスを提供
している。そこで保守会社では、前記のビルを保守員が
定期的に巡回するため、保守会社では所定期間中の日
付、保守作業の対象となるビルの名称、および当該ビル
の保守作業に割り付けられる保守員の名前を表示する保
守巡回作業表を作成するようになっている。

【０００３】ところで従来の保守巡回作業表は１枚の表
示ボードからなり、この表示ボードを前記の保守会社に
所属する各営業所の壁面に設けて、ビル銘板や保守員銘
板を磁石を介して吸着させるようになっていた。このよ
うな従来の表示ボードでは、外部の振動、あるいは近く
を通る人の接触などによってビル銘板や保守員銘板が落
下したり、表示ボード自体が壁面から落下することが懸
念され、この表示ボード上に表示されるビルの名称や保
守員の名前に関する情報の信頼性が乏しいという問題が
あった。また、このような保守巡回作業表を作成するに
際しては、多岐にわたる各種の条件を勘案する必要があ
ることから、経験豊かな熟練した職員を要するとともに
長い時間がかかるという問題もあった。

【０００４】このような問題を解決する一手段として、
例えば特願平３−６２４８７号に記載されるように、保
守員の割り付けを自動的に行なう保守巡回作業表作成装
置が既に提案されている。図４はこの種の保守巡回作業
表作成装置を備える遠隔監視装置の全体構成を示すブロ
ック図、図５は図４の保守巡回作業表作成装置により作
成される保守巡回作業表を示す説明図、図６は図４の保
守巡回作業表作成装置の処理手順を示すフローチャート
である。

【０００５】図４に示す遠隔監視装置は、図示しない複
数のビルのデータ処理を総括して行なうセンタ装置１
と、このセンタ装置１と電話回線３を介して接続される
保守会社の営業所２と、図示を省略した他の営業所とか
らなっている。前記のセンタ装置１は記憶部１ａおよび
送受信装置１ｂを有し、前記の営業所２は、送受信装置
２ａと、保守巡回作業表作成装置１０と、この保守巡回
作業表作成装置１０に情報を入力するキーボード等の入
力部２ｃ、およびマウス２ｄと、保守巡回作業表作成装
置１０の処理結果を出力する出力部、例えば表示部２ｂ
および印字部２ｅとを有しており、その他の営業所も同
様である。

【０００６】前記の保守巡回作業表作成装置１０は、前
記のビルの保守作業に関する種々の情報を記憶する現場
情報記憶部１１と、前記のビルの保守作業を行なう複数
の保守員に関する種々の情報を記憶する個人情報記憶部
１２と、前記のビルのスケジュール情報を記憶するスケ
ジュール情報記憶部１３と、現場情報記憶部１１および
個人情報記憶部１２でそれぞれ記憶される情報を処理す
る制御部１４とからなっている。

【０００７】前記の現場情報記憶部１１は、ビル名に関
する情報を記憶するビル情報記憶部１１ａと、各ビルの
作業内容を記憶する作業内容記憶部１１ｂとを有し、セ
ンタ装置１の記憶部１ａに記憶される情報の内容、営業
所２が管轄するビルの保守に関する情報、例えば所在
地、作業日の指定の有無、作業内容などを送受信装置２
ａを介して読み込んで記憶するようになっている。

【０００８】前記の個人情報記憶部１２は、営業所２に
所属する全保守員の作業上の資格を記憶する資格情報記
憶部１２ａと、保守員の所定期間、例えば当該月の勤務
予定を記憶する勤休情報記憶部１２ｂとからなってい
る。前記の保守員の資格は、「整備」、「作業標準」、
「点検」、「無資格」等の種類に設定されている。ビル
の保守作業を２人の保守員が組んで行なうように割り付
ける場合、少なくとも一方の保守員は「整備」の資格を
有することが求められる。「作業標準」は本来いわゆる
「２人作業」、すなわち２人で組んで作業すべきビルの
保守作業のうち、１人で作業可能な作業を行なうことの
できる資格であり、「点検」は点検作業のみ行なうこと
のできる資格であり、さらに、これらの資格を有してい
ない保守員は「無資格」となっている。前記の勤休情報
記憶部１２ｂには、通常の勤務予定とともに、年次休
暇、会議、出張、研修などの保守作業に従事不可能な予
定も記憶される。

【０００９】前記のスケジュール情報記憶部１３には、
割り付けられた保守作業現場の内容に関するスケジュー
ル情報が記憶される。

【００１０】さらに、前記の制御部１４は、現場情報記
憶部１１に記憶される情報を処理する現場情報処理部１
４ａと、個人情報記憶部１２に記憶される情報を処理す
る個人情報処理部１４ｂと、これらの情報処理部１４
ａ、１４ｂから得られる情報に基づいて、各ビルの保守
作業に前記の保守員のうちの少なくとも１人を割り付け
るスケジュール割付処理部１４ｃと、これらの情報処理
部１４ａ〜１４ｃ、入力部２ｃ、表示部２ｂおよび印字
部２ｅと接続される入出力情報処理部１４ｄとからな
り、それぞれマイクロコンピュータを内蔵している。

【００１１】前記の表示部２ｂで表示される保守巡回作
業表は、図５に示すように、第１の表示領域４および第
２の表示領域５を含んでいる。第１の表示領域４は、当
該営業所２が管轄するビルの名称「Ｂ１」、「Ｂ２」、
……「Ｂｎ」を表示する。一方、第２の表示領域５は、
各月の日付と曜日、例えば「３月１日〜３１日」や、当
該営業所２に所属する保守員の氏名「ａ」、「ｂ」、
「ｃ」を表示するとともに、各日付ごとにビルの名称や
保守員の予定をそれぞれ表示するようになっている。こ
の第２の表示領域５でビルの名称「Ｂ１」〜「Ｂ１５」
を表示するとき、これらのビルの名称「Ｂ１」〜「Ｂ１
５」を第１の表示領域４から消去し、他のビルの名称
「Ｂ１６」〜「Ｂｎ」のみを第１の表示領域４で表示す
るようになっている。なお、同図５では、理解を容易に
するため、第１の表示領域４からビルの名称「Ｂ１」〜
「Ｂ１５」などを消去しない状態を示している。

【００１２】この従来の保守巡回作業表作成装置１０で
は、図６に示す処理手順にしたがって各ビルの保守作業
に、営業所２に所属する保守員を割り付けて保守巡回作
業表２５を作成するようになっている。すなわち、まず
手順Ｓ１として、スケジュール割付処理部１４ｃにより
個人情報処理部１４ｂを介して、営業所２に所属する各
保守員の実働可能時間に関する勤休情報を取り出し、手
順Ｓ２としてスケジュール割付処理部１４ｃにより現場
情報処理部１４ａを介して保守作業の対象となるビルの
うち、保守作業日が指定されるビルの保守作業を当該指
定日に行なうように設定し、これらの保守作業日が指定
されるビルのうち、まず「２人作業」を要するビルの保
守作業に保守員を割り付けて、前記のビルの名称「Ｂ
１」、「Ｂ２」……を第２の表示領域５で表示し、当該
ビルの名称「Ｂ１」、「Ｂ２」……を第１の表示領域４
から消去する。次いで手順Ｓ３として、前記の指定日で
残りの実働可能時間のある保守員を「２人作業」を要す
る他のビルの保守作業に割り付けて、当該ビルの名称を
第２の表示領域５で表示して第１の表示領域４から消去
し、手順Ｓ４として前記の指定日以外で「２人作業」を
要するビルの保守作業に保守員を割り付けて、当該ビル
の名称を第２の表示領域５で表示して第１の表示領域４
から消去する。次いで、手順Ｓ５として残りの実働可能
時間のある保守員にいわゆる「１人作業」、すなわち１
人の保守員が単独で作業するビルの保守作業を割り付け
て、当該ビルの名称を第２の表示領域５で表示して第１
の表示領域４から消去し、手順Ｓ６としてその他の未割
付部でも「１人作業」の割り付けを順次行なって、当該
ビルの名称を第２の表示領域５で表示して第１の表示領
域４から消去する。

【００１３】このような表示部２ｂの表示に基づいて作
業管理者は、各作業者の資格や作業時間、ビルの所在
地、およびビルの作業候補日、すなわち前回の作業日か
ら所定の日数が経過した日の前後数日を考慮しながら、
各ビルの保守作業計画を最終的に決定するようになって
いる。そして、表示部２ｂで表示されるデータのうち、
作業内容を除くデータを電話回線３を介してセンタ装置
１に送信し、このセンタ装置１は前記の送信データを記
憶部１ａで記憶する。このとき、記憶部１ａは、以前に
記憶したビルの名称を消去して新たなデータを格納する
ことから、記憶部１ａには所定期間、例えば１ヵ月間に
保守作業が予定される各ビルの名称が日付、地域ごとに
分類された状態で記憶されるので、この記憶されたデー
タ、および他のデータに基づいて次の月の作業予定デー
タを作成するようになっている。

【００１４】このように構成された保守巡回作業表作成
装置１０では、保守巡回作業表２５を自動的に作成して
表示部２ｂで表示することができることから、この作業
表２５を作成するのに煩雑な手間を要せずに済む。

【００１５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の保守巡回作業表作成装置１０では、すべての保
守員を対象として各ビルＢ１〜Ｂｎの保守作業の種類に
係りなく割り当てるようになっているが、前記の全保守
員のうちの特定の保守員、例えば女性保守員のように特
定のビルの作業現場で特定の保守作業のみに限られる場
合、女性保守員のみで班を構成して、女性保守員を特定
のビルの作業現場で、かつ特定の保守作業に割り当てる
のが望ましいため、前記の保守作業を管理する作業管理
者は、保守巡回作業表２５に基づいて保守作業の現場毎
に作業内容や状況を考慮することにより保守員の人数を
修正するとともに、女性保守員のみの保守巡回作業表を
別に手作業で作成する必要があった。したがって、作業
管理者が各ビルＢ１〜Ｂｎの保守作業計画を最終的に決
定するのにかなり大きな手間と時間を要し、負担が過大
であるという問題があった。

【００１６】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、一般的な保守員
を対象とする保守巡回作業表と女性などの特定の保守員
を対象とする別の保守巡回作業表とをそれぞれ自動的に
作成でき、保守作業を管理する作業管理者の手間と時間
とを低減することのできる保守巡回作業表作成装置を提
供することにある。

【００１７】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、保守作業の対象となる複数のビルに関する
種々の情報を記憶する現場情報記憶部と、前記ビルの保
守を行なう複数の保守員の作業上の資格に関する情報、
および前記保守員の所定期間中の勤務予定に関する情報
を記憶する個人情報記憶部と、前記ビルの保守作業に前
記保守員のうちの少なくとも１人を割り付けるスケジュ
ール割付処理部と、このスケジュール割付処理部による
処理結果を出力する出力部とを有し、前記ビルの保守作
業に用いられる保守巡回作業表を作成する保守巡回作業
表作成装置において、前記ビルのそれぞれで前記保守員
のうちの特定の保守員が作業可能か否かに関する特定現
場情報を記憶する特定現場情報記憶部と、この特定現場
情報記憶部に記憶される特定現場情報と前記現場情報記
憶部に記憶される各ビルの作業内容に関する情報とに基
づいて、前記特定の保守員が担当する特定のビルの保守
作業を抽出する特定現場抽出手段とを備え、この特定現
場抽出手段により特定のビルの保守作業を抽出して、前
記スケジュール割付処理部によりこの特定のビルの保守
作業に前記特定の保守員を割り付ける構成にしてある。

【００１８】このように構成した本発明は、スケジュー
ル割付処理部により各ビルの保守作業に保守員を割り付
ける際、特定現場情報記憶部に記憶される特定現場情報
と現場情報記憶部に記憶される各ビルの作業内容に関す
る情報とに基づいて、特定現場抽出手段により特定の保
守員が担当する特定のビルの保守作業を抽出して、この
抽出した特定のビルの保守作業に特定の保守員を割り付
けるとともに、他の保守作業に他の保守員を割り付ける
ので、一般的な保守員を対象とする保守巡回作業表と女
性保守員などの特定の保守員を対象とする別の保守巡回
作業表とをそれぞれ自動的に作成でき、したがって保守
作業を管理する作業管理者の手間と時間を低減できる。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の保守巡回作業表作
成装置の実施の形態を図に基づいて説明する。図１は本
発明の実施形態に係る保守巡回作業表作成装置を示すブ
ロック図、図２は図１の保守巡回作業表作成装置に設け
られる特定現場情報記憶部の記憶内容を説明する図、図
３は特定の保守員が作業可能な特定のビルの保守作業を
抽出する際の処理手順を示すフローチャートである。な
お、図１において前述した図４に示すものと同等のもの
には同一符号を付してある。

【００２０】図１に示す本実施形態の保守巡回作業表作
成装置２０では、前述した図４に示すものと比べて、現
場情報記憶部２１内に特定現場情報記憶部２２が新たに
備えられるとともに、現場情報処理部１４ａの一部の処
理とスケジュール割付処理部１４ｃの一部の処理とが異
なっており、その他の構成は前述した図４に示すものと
同様である。

【００２１】前記の現場情報記憶部２１は、図２に示す
ように、保守作業現場名、例えば第１のビルＢ１〜第ｎ
のビルＢｎと、各ビルＢ１〜Ｂｎで複数の保守員のうち
の特定の保守員が作業可能か否かに関する特定現場情報
とが記憶されている。この現場情報記憶部２１では、第
１のビルＢ１などの特定現場情報の値が「０」であるこ
とから、この第１のビルＢ１などでは特定の職位の保守
員、例えば女性の保守員が作業できないことを示し、一
方、第２のビルＢ２の特定現場情報の値が「１」である
ことから、この第２のビルＢ２では特定の職位の保守
員、例えば女性の保守員が作業可能であることを示して
いる。

【００２２】この実施形態にあっては、図３に示す処理
手順にしたがって特定の保守員が作業可能な特定のビル
の保守作業を抽出するようになっている。すなわち手順
Ｓ１１として、スケジュール割付処理部１４ｃは個人情
報記憶部１２に記憶される各保守員の職位を読み出し
て、特定の職位の保守員、例えば女性の保守員で構成さ
れる班を作成し、手順Ｓ１２として、現場情報処理部１
４ａは特定現場情報記憶部２２に記憶される特定現場情
報に基づいて、特定現場情報の値が「１」である特定の
ビルを探す。その結果、第２のビルＢ２の特定現場情報
の値が「１」であるため、手順Ｓ１３として、現場情報
処理部１４ａは、作業内容記憶部１１ｂに記憶される第
２のビルＢ２の作業内容を読み出して当月の作業内容が
特定の保守員で作業可能か否か判定する。次いで、特定
の保守員が作業可能であると判定した場合、手順Ｓ１４
として、現場情報処理部１４ａは、ビルＢ２の当月の作
業内容が特定の保守員で作業可能であることをスケジュ
ール割付処理部１４ｃに伝えるとともに、このスケジュ
ール割付処理部１４ｃは、前記のビルＢ２の保守作業に
特定の保守員で構成される班を割り当て、前述した図６
に示す処理手順と同様の処理手順にしたがって第２のビ
ルＢ２の保守作業に特定の保守員を割り付ける。

【００２３】次いで、手順Ｓ１５として、現場情報処理
部１４ａは特定現場情報記憶部２２に記憶される特定現
場情報に基づいて、特定現場情報の値が「１」である他
のビルがあるかどうか判定し、その結果、他のビルがも
はやないと判定した場合、前述した図６に示す処理手順
と同様の処理手順にしたがって他の保守作業に他の保守
員を割り付ける。また、前記の手順Ｓ１５で他のビルが
あると判定した場合、前記の手順Ｓ１２に戻って手順Ｓ
１２〜Ｓ１４の処理を繰り返して行なう。また、前記の
手順Ｓ１３で、第２のビルＢ２の当月の作業内容が特定
の保守員で作業可能でないと判定した場合、手順Ｓ１４
を省略して手順Ｓ１５に進む。

【００２４】このように構成した実施形態では、一般的
な保守員を対象とする保守巡回作業表と女性保守員など
の特定の保守員を対象とする別の保守巡回作業表とをそ
れぞれ自動的に作成でき、したがって、保守作業を管理
する作業管理者の手間と時間を低減することができる。

【００２５】なお、この実施形態では、現場情報処理部
１４ａとスケジュール割当処理部１４ｃとによって、特
定現場情報記憶部２２に記憶される特定現場情報と作業
内容記憶部１１ｂに記憶される各ビルＢ１〜Ｂｎの作業
内容に関する情報とに基づいて特定の保守員が担当する
特定のビルの保守作業を抽出する特定現場抽出手段が構
成されている。

【００２６】

【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、一
般的な保守員を対象とする保守巡回作業表と女性などの
特定の保守員を対象とする別の保守巡回作業表とをそれ
ぞれ自動的に作成でき、したがって、保守作業を管理す
る作業管理者の手間と時間を低減できるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態に係る保守巡回作業表作成装
置を示すブロック図である。

【図２】図１の保守巡回作業表作成装置に設けられる特
定現場情報記憶部の記憶内容を説明する図である。

【図３】特定の保守員が作業可能な特定のビルの保守作
業を抽出する際の処理手順を示すフローチャートであ
る。

【図４】従来の保守巡回作業表作成装置を備える遠隔監
視装置の全体構成を示すブロック図である。

【図５】図４の保守巡回作業表作成装置により作成され
る保守巡回作業表を示す説明図である。

【図６】図４の保守巡回作業表作成装置の処理手順を示
すフローチャートである。

【符号の説明】

１ センタ装置 ２ 営業所 ２ｂ 表示部 ２ｃ 入力部 ２ｅ 印字部 ３ 電話回線 １２ 個人情報記憶部 １３ スケジュール情報記憶部 １４ 制御部 １４ａ 現場情報処理部 １４ｃ スケジュール割付処理部 ２０ 保守巡回作業表作成装置 ２１ 現場情報記憶部 ２２ 特定現場情報記憶部

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 保守作業の対象となる複数のビルに関す
   る種々の情報を記憶する現場情報記憶部と、前記ビルの
   保守を行なう複数の保守員の作業上の資格に関する情
   報、および前記保守員の所定期間中の勤務予定に関する
   情報を記憶する個人情報記憶部と、前記ビルの保守作業
   に前記保守員のうちの少なくとも１人を割り付けるスケ
   ジュール割付処理部と、このスケジュール割付処理部に
   よる処理結果を出力する出力部とを有し、前記ビルの保
   守作業に用いられる保守巡回作業表を作成する保守巡回
   作業表作成装置において、 前記ビルのそれぞれで前記保守員のうちの特定の保守員
   が作業可能か否かに関する特定現場情報を記憶する特定
   現場情報記憶部と、この特定現場情報記憶部に記憶され
   る特定現場情報と前記現場情報記憶部に記憶される各ビ
   ルの作業内容に関する情報とに基づいて、前記特定の保
   守員が担当する特定のビルの保守作業を抽出する特定現
   場抽出手段とを備え、 この特定現場抽出手段により特定のビルの保守作業を抽
   出して、前記スケジュール割付処理部によりこの特定の
   ビルの保守作業に前記特定の保守員を割り付けるように
   したことを特徴とする保守巡回作業表作成装置。
2. 【請求項２】 特定現場情報記憶部は、各ビルで特定の
   職位の保守員が作業可能か否かを示す情報を記憶するこ
   とを特徴とする請求項１記載の保守巡回作業表作成装
   置。
3. 【請求項３】現場情報記憶部内に、特定現場情報記憶部
   を備えたことを特徴とする請求項１記載の保守巡回作業
   表作成装置。
4. 【請求項４】出力部は、所定期間内の日付と保守員名と
   で特定される欄を有する表示部を含むことを特徴とする
   請求項１記載の保守巡回作業表作成装置。