JP2728140B2 - ビル巡回保守作業表作成装置 - Google Patents

ビル巡回保守作業表作成装置

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JP2728140B2
JP2728140B2 JP1287934A JP28793489A JP2728140B2 JP 2728140 B2 JP2728140 B2 JP 2728140B2 JP 1287934 A JP1287934 A JP 1287934A JP 28793489 A JP28793489 A JP 28793489A JP 2728140 B2 JP2728140 B2 JP 2728140B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ビル管理システムにおいて、保守契約が結
ばれている顧客ビルの点検等を行なうため作業員を定期
的に巡回させる場合に、その巡回の作業表を予め作成す
るのに用いられるビル巡回保守作業表作成装置に関す
る。
[従来の技術] 近年、ビル(建造物)内にはエレベータ,エスカレー
タをはじめとする多種多様の設備が備えられている。こ
れらの設備に故障が生じると、ビルの居住者やビル内に
出入りする人に多くの支障を生じる。従つて、これら設
備は相当程度厳格な保守が必要となる。ところで、これ
らビル設備の保守は専門的な知識をもつ人でなければ不
可能であり、このため各ビルではこれら設備の保守を専
門とする保守会社と契約し、設備の保守を委託するよう
になつている。当該保守会社では顧客の要望に応えるた
め、専門の作業員を顧客ビルに定期的に巡回させ、設備
の点検,修理,整備等のサービスを提供している。この
ような定期的巡回を行なうためには、予め巡回すべきビ
ル及び巡回日を各作業員に割り当てねばならない。従
来、この割り当ては、営業所の壁面に揚げられたボード
に表示することにより行なわれていた。このボードの表
示を図により説明する。
第5図は従来の割り当てボードの平面図である。図
で、1は磁性体より成るボード、2はボード1上の
「月」表示部を示す。3は「日」表示部、4は「曜日」
表示部であり、これらはボード1に横列に配置されてい
る。5は巡回作業員の氏名を表示する氏名表示部であ
り、ボード1に縦列に配置されている。7は「日」表示
部3と氏名表示部5とで特定されるビル名表示部であ
る。8は内部に磁石を有し表面にビル名が表示されてい
るビル銘板、9は同じく内部に磁石を有し表面に「休
暇」が表示されている休暇銘板、10は同じく内部に磁石
を有し表面に「会議」が表示されている会議銘板を示
す。これらビル銘板8、休暇銘板9および会議銘板10は
磁石によりボード1に着脱自在に取り付けられている。
営業所の各巡回作業員はボード1をみることにより自
己の巡回ビルを知ることができる。例えば、巡回作業員
aは3月1日にはビルB1〜B7を巡回保守すればよいこと
が判り、又、3月31日には午前中会議(会議銘板10が上
部に付着されている)であり、午後にビルB1〜B4を巡回
保守すればよいことが判る。この場合、ビルB1〜B4の巡
回保守は同一日に同一ビルB1〜B4ビル銘板が付着してい
る巡回作業員bと共に行なわれる。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来のボード1を用いた巡回の割り付けはボード
1自体が壁から外れたり、ボード1に大きな振動が与え
られた場合、各銘板8,9,10がボード1から外れて落下し
たり、ボード1の近辺を通る人が銘板に触れてこれを落
とすという事態がしばしば生じ、信頼性に欠けるという
問題があつた。さらに上記巡回の割り付け事態、経験豊
富な職員でなければ行なうことができず、しかも、長時
間を要するという問題もあつた。この問題が生じる理由
を以下に説明する。
まず第1の理由として、巡回保守作業は同一地域毎に
巡回した方が作業員の作業効率が良いため、できるだけ
同一地域のビルを巡回できるように考慮し割り付けなけ
ればならない。第2の理由として、巡回保守作業の作業
内容によつては2人でなければ実施できない作業(エレ
ベータの修理等)もあるため、その場合必ず2名を同一
日に同一ビルに割り付けなければならない。第3の理由
として、巡回作業員の勤務計画(休暇,出張,会議等)
を事前に把握しておき、その計画に沿つて巡回保守が不
可能な日を割り付けなければならない。第4の理由とし
て、顧客より巡回保守作業日を指定された場合は優先的
に当該ビル銘板をその指定日に割り付けねばならない。
第5の理由として、ビル管理契約は一般には月2回の保
守が標準となつているが、なかには2ケ月に1回、3ケ
月に1回の巡回保守という契約があるため、前月には無
かつたビル銘板8を使用することが必要となるが、前月
不使用であつたため今月うつかりしてその銘板を洩らし
てしまう恐れがあり、このように巡回保守が洩れると契
約不履行となるため洩らさぬよう個別管理して割り付け
なければならない。第6の理由として、前回の巡回保守
が予定通りできなかつたビル、翌月の巡回保守を都合に
より前倒しで実施しなければならないビルをこれらの事
情に応じて優先的に割り付けなければならない。第7の
理由として、修理,対策作業を行なう場合そのためのみ
に単独でビルを巡回するのは作業効率が悪いため、他の
巡回保守作業日に合わせてこれを実施するようにしてい
る。そのため、修理,対策各々の台帳から当該ビルの巡
回保守作業日にこれらを割り付けねばならない。第8の
理由として、ビル設備は年1回の法定検査が定められて
おり、期限内に実施されるよう検査台帳と突き合わせな
がら法定検査を割り付けねばならない。第9の理由とし
て、巡回保守作業の作業内容によつては高度な技術力を
有する必要のある作業もあるため、その作業の場合は必
ずその資格,経験を有する巡回作業員を割り付けなけれ
ばならない。第10の理由として、巡回保守作業の作業時
間は個々のビルのビル設備,機種等により異なるため、
巡回作業員の1日の許容実働時間内に収まるよう勘案し
ながら割り付けなければならない。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決
し、ボードや銘板を使用することなく、かつ、割り付け
作業をより容易に行なうことができるビル巡回保守作業
表作成装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、所定期間内の日
単位で大分類され、さらに所在地毎に小分類された全て
の作業現場の顧客ビル名を記憶する全ビル名記憶手段
と、該全ビル名記憶手段から読み出された顧客ビル名が
前記大分類および前記小分類に従って順次表示される第
1の表示領域並びに作業現場を巡回して保守作業に当た
る複数の作業員の名称と所定期間内の作業日とが縦横に
配列され、それぞれの交差箇所に当該作業員が保守作業
に当たる作業現場の顧客ビル名が表示される作業表を作
成され作業表が表示される第2の表示領域を有した表示
手段と、第1の表示領域に表示された顧客ビル名の中か
ら所望の顧客ビル名が選択され、作業表の所望欄に表示
させる指示が為された時に、当該顧客ビル名を前記第1
の表示領域に表示すべき顧客ビル名から削除すると共
に、前記第2の表示領域に表示された作業表の該当欄に
表示させる巡回顧客ビル割付手段とを有し、かつ、予め
登録された作業員の勤休情報に基づいて第2の表示領域
に表示された作業表の該当欄に各作業員の巡回不能日時
を自動的に表示させる巡回不能日時表示制御手段および
巡回作業日が顧客により指定された作業日指定作業が予
め登録された作業日指定情報に基づいて当該保守作業が
行われる顧客ビル名を当該指定日に作業すべき作業員に
自動的に割り付けて第2の表示領域に表示された作業表
の該当欄に表示させると共に、当該顧客ビル名を第1の
表示領域に表示すべき顧客ビル名から削除する作業日指
定作業表示制御手段の中、何れかの手段を有したもので
ある。
〔作用〕
全ビル名記憶手段は所定期間内の日単位で大分類さ
れ、さらに所在地毎に小分類された全ての作業現場の顧
客ビル名を記憶する。表示手段は第1の表示領域に全ビ
ル名記憶手段から読み出された顧客ビル名を大分類およ
び小分類に従って順次表示し、第2の表示領域に作業表
を表示する。巡回不能日時表示制御手段は予め登録され
た作業員の勤休情報に基づいて第2の表示領域に表示さ
れた作業表の該当欄に各作業員の巡回不能日時を自動的
に表示させる。また、作業日指定作業表示制御手段は巡
回作業日が顧客により指定された作業日指定作業が予め
登録された作業日指定情報に基づいて、当該保守作業が
行われる顧客ビル名を当該指定日に作業すべき作業員に
自動的に割り付けて第2の表示領域に表示された作業表
の該当欄に表示させる。そして、巡回顧客ビル割付手段
は第1の表示領域に表示された顧客ビル名の中から所望
の顧客ビル名が選択され、作業表の所望欄に表示させる
指示が為された時に、第1の表示領域に表示すべき顧客
ビル名から当該顧客ビル名を削除すると共に、第2の表
示領域に表示された作業表の該当欄に当該顧客ビル名を
表示させる。
[実施例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るビル巡回保守作業表作
成装置のシステム構成図である。図で、15は契約された
ビルのデータ処理を総括して行なうセンタである。セン
タ15内には記憶部15aおよび送受信装置15bが設けられて
いる。センタ15内にはさらに他の諸装置が設置されてい
るが、それらの図示は省略する。16はセンタ15に所属す
る多数の営業所の1つを示す。各営業所には必要数の巡
回作業員が配置され、これら巡回作業員により自営業所
が担当するビルの保守,管理が行なわれる。営業所16に
は、センタ15との通信を行なう送受信装置16a、巡回作
業員の割り付けを行なうのに用いられる表示部16b、表
示部16bの操作を行なうキーボード等の入力部16c、およ
び表示部16bに表示された事項を処理するマウス16dが設
置されている。17はセンタ15と営業所16とを結合する通
信回線を示す。
次に、本実施例の動作を第2図,第3図および第4図
を参照しながら説明する。第2図は第1図に示す表示部
16bの表示内容を示す平面図である。第2図で表示部16b
には第1の表示領域18と第2の表示領域20が設けられて
いる。第1の表示領域18には営業所16が担当するビル名
B1,B2,……Bn,……が順次表示される。これらのビル名
やその配列については後述する。第2の表示領域には、
各月毎に、横方向に日(および曜日)が配置され、縦方
向に当営業所に所属する巡回作業員名a,b,c,……が表示
されている。営業所の作業表作成者は、第1の表示領域
18に表示されたビル名をみながら、且つ、前述の種々の
諸条件を勘案しながらビル名を各巡回作業員に割り付け
てゆくことになる。この作成作業については後述する。
ここで第1の表示領域18に表示されるビル名について
説明する。最初、センタ15では予め与えられているデー
タに基づいて、ビル名を、ビルが存在する地域毎、およ
び前述の巡回作業員を2人必要とするビル、1人を必要
とするビル毎に分類する。この場合、巡回保守は1つの
ビルにつき月2回行なうのが標準であること、又、作業
内容は2人作業と1人作業が交互に行なわれることを考
慮し、同一ビル名を2人作業と1人作業の両方に分類し
ておく。そして、このように分類されたビル名を記憶部
15aに記憶する。
営業所16は通信回線17を介してセンタ15の記憶部15a
に記憶された上記ビル名を表示部16aの第1の表示領域1
8に表示する。作業表作成者は表示されたビル名を第2
の表示領域の日および巡回作業員に割り付けてゆく。こ
の割り付けはマウス16dを用いて行なわれる。例えばビ
ルB1に巡回作業員aの1日の巡回作業を割り付ける場合
には、第1の表示領域18に表示されているビル名B1をマ
ウス16dで指示し、次に、巡回作業員aと日付「1日」
で特定された領域をマウス16dで指定する。これによ
り、第1の表示領域18のビル名B1が消え、当該特定され
た領域にビル名B1が表示される。即ち、ビル名B1が第1
の表示領域18から第2の表示領域20の特定箇所へ移動せ
しめられる。なお、ビル名B1が消えると、次のビル名B2
以降のビル名が順次1つずつ繰り上げ表示される。この
ようにして作業表作成者は他の前述の諸条件を考慮しな
がら今月分の作業表を作成してゆく。作業表が完成する
と、営業所16は完成した作業表のうち巡回作業員を除く
データを通信回線17を介してセンタ15へ送り、センタ15
は記憶部15aに、さきに記憶したビル名に代えてこれを
記憶する。これにより記憶部15aには1ケ月間の巡回作
業に関するビル名が、日付,地域毎に分類して記憶され
ることになる。
次に、次の月(今月)の作業表を作成する動作を説明
する。作業表作成者等は、今月の作業表を作成する前処
理として、巡回作業員の今月の巡回不可能日時および各
ビルのうち巡回日又は巡回週が指定されているビルにつ
いての情報を記録する。この記録は次のようにして行な
われる。
まず、巡回作業員の巡回不可能日時については、作業
表作成者又は他の人が各巡回作業員の今月の勤務予定を
記録する。この記録は入力部16cを操作して表示部16bに
第3図に示す表を表示し各巡回作業員a〜x毎、日毎に
勤務状態を入力することにより行なわれる。図では、勤
務状態として「会議」「年休」「教育(技術研修等)」
の3つの例が表示部16bの勤務状態欄22に示されている
が、これに限らず、その他種々の勤務状態が用いられ
る。例えば、巡回作業員cについてみると、2日に会議
があり、30日に教育の予定があるので、これらの日は巡
回不可能日となる。この例の場合、これを記録するに
は、マウス16dで勤務状態欄22の「会議」の項を指定
し、次いで、マウス16dで巡回作業員cの「2日」で特
定される項を指定すると、項に図示の如く「会議」が記
録される。「教育」も同様にして記録される。記録が終
了すると、入力部16dを操作することによりこの記録を
センタ15に伝送する。
次に、巡回日又は巡回週が指定されているビルの記録
について説明する。作業表作成者等は、入力部16cを操
作して表示部16bに第4図に示す表示を出力する。この
表示は第4図に示すように、ビルの管理番号、ビルの略
称名、そのビルに対して行なわれる作業日(巡回作業の
態様)、そのビルから指定された指定週、指定曜日、指
定日の項目で成り立つている。例えばビルBが巡回日と
して毎月第2週と第4週の木曜日を指定してきた場合の
記録について説明する。記録者は、入力部16cを操作し
て管理番号の項にビルB1の管理番号を入力し、かつ、ビ
ル略称名にビルB1(又は、その略称)を入力する。次
に、マウス16dにより、作業月の項の「毎月」、指定週
の項の「第2週」および「第4週」ならびに指定曜日の
項の「木」を指定する。なお、マウス16dにより指定さ
れた個所は着色等の表示がなされ、これにより指定の確
認が行なわれる。このようにして記録が終了すると、記
録は入力部16dの操作によりセンタ15に伝送される。な
お、ビル巡回日指定が契約時になされた場合について
は、その契約データに基づいてすでにセンタ15の他の記
憶部に記録されており、上記の動作による記録は、契約
時以外に巡回日指定がなされたビルについての記録であ
る。
以上、巡回作業員の今月の勤務状態の記録およびビル
の巡回指定日の記録は、センタ15の他の記憶部に記憶さ
れる。
センタ15では、上記のように先月の作業表に基づき記
憶部15aに日付,地域毎にビル名を記憶するが、この記
憶内容は、今月の作業表作成前に、予めセンタ15の他の
記憶部に記憶されているデータに基づいてさらに次の月
(今月)の2人作業、1人作業に細分類される。又、セ
ンタ15は他の記憶部に記録されている巡回作業員の勤務
状態のデータおよび巡回日が指定されているビルとその
指定日のデータに基づいて、これらを第2の表示領域20
の該当個所に入力するための処理を行なう。なお、上記
後者のデータについての処理を行なう場合、巡回作業員
を指定する方法は、例えば巡回作業員のうち職務上の上
位者から、又は経験豊富な者から順に指定してゆく等、
適宜の方法が採用される。
この状態で、営業所16の作業表作成者が今月の作業表
を作成するため、センタ15の記憶部15aに記憶されてい
るビル名の配列を呼び出すと、それらビル名が表示部16
bの第1の表示領域18に表示され、かつ、巡回作業員の
巡回不可能日および指定日が指定されたビル名が第2の
表示領域20に表示される。この表示が第2図に示される
第1の表示領域18のビル名B1,B2,……Bn,……の配列お
よび第2の表示領域20の各個所のビル名や年休等の表示
として現わされている。なお、第2の表示領域20に表示
されているビル名は第1の表示領域18には表示されな
い。第1の表示領域18の表示では、地域が二重線で分類
され、2人作業と1人作業が太線で分類されている。例
えば、ビルB1〜B5は同一地域に分類され、そのうち、ビ
ルB1〜B3は2人作業、ビルB4,B5は1人作業となる。な
お、この配列は実際には日付順に配列されているが、こ
の日付についての分類の表示はなされておらず、又、次
の月の作業表の作成にあたつて、先月の日付の分類の表
示は必要ない。
作業表の作成者は、この第1の表示領域18に表示され
たビル名をみながら、かつ、前述の諸条件を勘案しなが
ら、マウス16dを用いて順次ビル名を日付別、巡回作業
員別に割り突けてゆく。例えば、図示の例では、ビルB1
〜B7の巡回保守が3月1日に巡回作業員aに割り当てら
れ、ビルB8〜B12の巡回保守が3月1日に巡回作業員b
に割り当てられている。この場合、ビルB1,B2,B3,B6,B7
は2人作業であるので、同地域のビルB1,B2,B3に対して
巡回作業員aの外に他の巡回作業員が割り付けられ、他
の同地域ビルB6,B7に対しても巡回作業員aの外に他の
巡回作業員が割り当てられることになる。なお、前述し
たように、表示領域18に表示されたビル名は、それが割
り付けられる毎に表示領域18から消去され、それ以降に
表示されているビル名の表示が順次繰り上げられてゆ
く。このようにして完成した作業表はセンタ15に送ら
れ、この作業表に基づいて記憶部15aのデータが書き換
えられる。そして書き換えられたデータは次の月の第1
の表示領域18に表示されるべきデータとなる。
尚、このような割り付け作業において、新しく顧客と
なつたビルや、前述の2ケ月に1回、3ケ月に1回の巡
回保守を行なうビルについては今月のデータに入らない
ものがある。これらのビルについては、第1の表示領域
18、第2の表示領域20以外の空いている領域、例えば第
1の表示領域18の上の部分に表示しておく手段をとるこ
とができる。又、表示領域20は入力部16cのキーを用
い、周知の技術で自由にスクロールさせることができ
る。
このように本実施例は、第1の表示領域に日付毎、地
域毎、2人作業、1人作業毎に分類されたビル名が配列
され、これに基づいて割り付けが行なわれるので、割り
付け作業の手間と時間を大幅に軽減することができ、か
つ、割り付けられたビル名は順次第1の表示領域から消
されるので、割り付け洩れを確実に防止することができ
る。又、従来のものに比べ、ボードのように広い場所を
とらず、かつ、銘板の落下や紛失の恐れはない。
尚、2人作業、1人作業毎に分類して表示するのは必
ずしも必要ではなく、作業表作成者が他のデータに基づ
いて分類することもできる。又、上記実施例の説明で
は、巡回作業員の巡回不可能日および指定日のあるビル
名を割り付ける例について説明したが、いずれか一方の
みを割り付けるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、予め登録された
作業員の勤休情報に基づいて第2の表示領域に表示され
た作業表の該当欄に各作業員の巡回不能日時を自動的に
表示させ、あるいは、巡回作業日が顧客により指定され
た作業日指定作業が予め登録された作業日指定情報に基
づいて、当該顧客ビル名を当該指定日に作業すべき作業
員に自動的に割り付けて第2の表示領域の作業表の該当
欄に表示させると共に、第1の表示領域に順次表示され
た顧客ビル名の中から所望の顧客ビル名が選択され、作
業表の所望欄に表示させる指示が為された時に、当該顧
客ビル名を第1の表示領域に表示すべき顧客ビル名から
削除し、第2の表示領域に表示された作業表の該当欄に
表示させるようにしたので、各作業員に対する所定期間
内の巡回保守作業の割付作業の手間と時間を大幅に低減
でき、巡回保守作業の割付漏れを確実に防止できると共
に、作業員の巡回不能日時および作業日指定作業の作業
表への割付作業の手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るビル巡回保守作業表作成
装置のシステム構成図、第2図は第1図の表示部の表示
内容を示す平面図、第3図は勤休指定を割り付ける表示
内容の平面図、第4図は顧客指定を割り付ける表示内容
の平面図、第5図は従来のビル巡回保守作業表を作成す
る割り当てボードの平面図である。 15……センタ、15a……記憶部、15b……センタ側送受信
装置、16……営業所、16a……営業所側送受信装置、16b
……表示部、16c……入力部、16d……マウス、18……第
1の表示領域、20……第2の表示領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 明男 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社内 (72)発明者 下妻 和夫 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社内 (72)発明者 馬渕 浩三 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日立エレベータサービス株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−175071(JP,A) 特開 平1−122254(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業現場を巡回して保守作業に当たる複数
    の作業員の名称と所定期間内の作業日とが縦横に配列さ
    れ、それぞれの交差箇所に当該作業員が保守作業に当た
    る作業現場の顧客ビル名が表示される作業表を作成する
    ビル巡回保守作業表作成装置において、 前記期間内の日単位で大分類され、さらに所在地毎に小
    分類された全ての作業現場の顧客ビル名を記憶する全ビ
    ル名記憶手段と、 該全ビル名記憶手段から読み出された前記顧客ビル名が
    前記大分類および前記小分類に従って順次表示される第
    1の表示領域並びに前記作業表が表示される第2の表示
    領域を有した表示手段と、 前記第1の表示領域に表示された前記顧客ビル名の中か
    ら所望の顧客ビル名が選択され、前記作業表の所望欄に
    表示させる指示が為された時に、当該顧客ビル名を前記
    第1の表示領域に表示すべき顧客ビル名から削除すると
    共に、前記第2の表示領域に表示された前記作業の該当
    欄に表示させる巡回顧客ビル割付手段とを有し、 かつ、予め登録された作業員の勤休情報に基づいて前記
    第2の表示領域に表示された前記作業表の該当欄に各作
    業員の巡回不能日時を自動的に表示させる巡回不能日時
    表示制御手段 および巡回作業日が顧客により指定された作業日指定作
    業が予め登録された作業日指定情報に基づいて、当該保
    守作業が行われる前記顧客ビル名を当該指定日に作業す
    べき作業員に自動的に割り付けて前記第2の表示領域に
    表示された前記作業表の該当欄に表示させると共に、当
    該顧客ビル名を前記第1の表示領域に表示すべき顧客ビ
    ル名から削除する作業日指定作業表示制御手段の中、何
    れかの手段を有したことを特徴とするビル巡回保守作業
    表作成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0671290B2 (ja) * 1987-11-06 1994-09-07 株式会社日立ビルシステムサービス ビル監視装置
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