JPH10105617A - ビル巡回保守作業表作成装置 - Google Patents

ビル巡回保守作業表作成装置

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JPH10105617A
JPH10105617A JP9221581A JP22158197A JPH10105617A JP H10105617 A JPH10105617 A JP H10105617A JP 9221581 A JP9221581 A JP 9221581A JP 22158197 A JP22158197 A JP 22158197A JP H10105617 A JPH10105617 A JP H10105617A
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building
work
customer
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patrol
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JP9221581A
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English (en)
Inventor
Akira Tanabe
明 田名部
Shuichi Fujimori
秀一 藤森
Satoshi Yamazaki
智 山崎
Akio Nakano
明男 中野
Kazuo Shimotsuma
和夫 下妻
Kozo Mabuchi
浩三 馬渕
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 割当ボードや銘板を使用することなく、巡回
保守作業の割り付け作業を容易かつ確実に行なうことが
できるビル巡回保守作業表作成装置を提供する。 【解決手段】 作業表作成者は営業所16の入力部16
cを操作して表示部16bに1ケ月分の巡回保守作業予
定の顧客ビルの作業日毎、地域毎、二人作業および独り
作業毎に区分された配列を第1の表示領域18に表示さ
せると共に、作業日と作業員を対応付けた作業表を第2
の表示領域20に表示させ、第1の表示領域18に表示
された顧客ビルの配列の中から所望の顧客ビルを選択し
てマウス16dで指示入力し、第2の表示領域20に表
示された作業表の所定の作業日と作業員に対応付けられ
た所定欄をマウス16dで指示入力すると、第1の表示
領域18に表示された顧客ビルの配列の表示から当該顧
客ビルが削除され、第2の表示領域20に表示された作
業表の当該欄に当該顧客ビルが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビル管理において保守契
約が結ばれている顧客ビルの点検等を行なうために作業
員を定期的に巡回させる場合の巡回保守作業表を予め作
成するのに用いられるビル巡回保守作業表作成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル(建物)内にはエレベータ
ー、エスカレーターをはじめとする多種多様の設備が備
えられている。これらの設備に故障が生じると、ビルの
居住者やビルを出入りする人に多くの支障を来す。従っ
て、これら設備は相当程度厳格な保守が必要となる。と
ころで、これらビル設備の保守は専門的な知識をもつ人
でなければ不可能であり、このため各ビルではこれら設
備の保守を専門とする保守会社と契約し、設備の保守を
委託するようになっている。当該保守会社では顧客の要
望に応えるため、専門の作業員を顧客ビルに定期的に巡
回させ、設備の点検、修理、整備等のサービスを提供し
ている。このような定期的巡回を行なうためには、予め
巡回すべきビル及び巡回日を各作業員に割り当てねばな
らない。従来、この割り当ては、営業所の壁面に揚げら
れた割当ボードに表示することにより行なわれていた。
このボードの表示を図により説明する。
【0003】第5図は従来の割当ボードの表示内容説明
図である。同図において、1は磁性体より成る割当ボー
ド、2は割当ボード1上の「月」表示部を示す。3は
「日」表示部、4は「曜日」表示部であり、これらは割
当ボード1に横列に配置されている。5は巡回作業員の
氏名を表示する氏名表示部であり、割当ボード1に縦列
に配置されている。7は「日」表示部3と氏名表示部5
とで位置が特定されるビル名表示部である。8は内部に
磁石を有し表面にビル名が表示されているビル銘板、9
は同じく内部に磁石を有し表面に「休暇」が表示されて
いる休暇銘板、10は同じく内部に磁石を有し表面に
「会議」が表示されている会議銘板を示す。これらビル
銘板8、休暇銘板9および会議銘板10は磁石により割
当ボード1に着脱自在に取り付けられている。
【0004】営業所の各巡回作業員は割当ボード1を見
ることにより自分が巡回すべきビルとその巡回日時を知
ることができる。例えば、巡回作業員aは3月1日には
ビルB1 〜B7 を巡回保守すればよいことが判り、又、
3月31日には会議銘板10が上部に付着されているか
ら、午前中は会議であり、午後に顧客ビルB1 〜B4
巡回保守すればよいことが判る。なお、同一日に同一顧
客ビルB1 〜B4 のビル銘板8が巡回作業員bの欄にも
付着しているから、顧客ビルB1 〜B4 の巡回保守は巡
回作業員bと共に行なわれることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の割当ボード
1を用いた巡回の割り付けは割当ボード1自体が壁から
外れたり、割当ボード1に大きな振動が与えられた場
合、各銘板8,9,10が割当ボード1から外れて落下
したり、割当ボード1の近辺を通る者が銘板8,9,1
0に触れてこれを落下させるという事態がしばしば生じ
るため、信頼性に欠けるという問題があった。さらに上
記巡回作業の割付自体、経験豊富な職員でなければ行な
うことができず、しかも、割付作業に長時間を要すると
いう問題もあった。この問題が生じる理由を以下に説明
する。
【0006】まず第1の理由として、巡回保守作業は同
一地域毎に巡回した方が作業員の作業効率が良いため、
できるだけ同一地域の顧客ビルを巡回できるように考慮
し割り付けなければならない。第2の理由として、巡回
保守作業の作業内容によっては2人でなければ実施でき
ない作業(エレベータの修理等)もあるため、その場合
必ず2名を同一日に同一顧客ビルに割り付けなければな
らない。第3の理由として、巡回作業員の勤務計画(休
暇、出張、会議等)を事前に把握しておき、その計画に
沿って巡回保守が可能な日を作業日に割り付けなければ
ならない。第4の理由として、顧客より巡回保守作業日
を指定された場合は優先的に当該ビル銘板8をその指定
日に割り付けねばならない。第5の理由として、ビル管
理契約は一般には月2回の保守が標準となっているが、
中には2ヶ月に1回、3ヵ月に1回の巡回保守という契
約があるため、前月には無かったビル銘板8を使用する
ことが必要となるが、前月不使用であったため今月うっ
かりしてその銘板8の割付を洩らしてしまう虞があり、
このように巡回保守が洩れると契約不履行となるため洩
らさぬよう個別管理して割り付けなければならない。
【0007】第6の理由として、前回の巡回保守が予定
通りできなかった顧客ビル、翌月の巡回保守を都合によ
り前倒しで実施しなければならない顧客ビルをこれらの
事情に応じて優先的に割り付けなければならない。第7
の理由として、修理、対策作業を行なう場合そのための
みに単独で顧客ビルを巡回するのは作業効率が悪いた
め、他の巡回保守作業日に合わせてこれを実施するよう
にしている。そのため、修理、対策各々の台帳から当該
顧客ビルの巡回保守作業日にこれらを割り付けねばなら
ない。第8の理由として、ビル設備は年1回の法定検査
が定められており、保守点検作業が期限内に実施される
よう検査台帳と突き合わせながら法定検査を割り付けね
ばならない。第9の理由として、巡回保守作業の作業内
容によっては高度な技術力を有する必要のある作業もあ
るため、その作業の場合は必ずその資格、経験を有する
巡回作業員を割り付けなければならない。第10の理由
として、巡回保守作業の作業時間は個々の顧客ビルのビ
ル設備、機種等により異なるため、巡回作業員の1日の
許容実働時間内に収まるよう勘案しながら保守作業を割
り付けなければならない。
【0008】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、割当ボードや銘板を使用することなく、巡
回保守作業の割り付け作業を容易かつ確実に行なうこと
ができるビル巡回保守作業表作成装置を提供するにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、定期的に行うことが定められた保守作業を
行うために所定期間内に巡回すべき顧客ビル名を記憶す
る記憶手段と、この記憶手段に記憶された顧客ビル名を
読み出して順次顧客ビル名の配列として表示する第1の
表示領域並びに巡回作業日毎に巡回すべき顧客ビル名と
その顧客ビルで保守作業に当る作業員の名称を対応付け
て表示する作業表が表示される第2の表示領域を具えた
表示手段と、前記第1の表示領域に表示された顧客ビル
名の配列の中から所望の顧客ビル名が選択され、所定の
巡回作業日において所定の作業員が巡回すべき顧客ビル
名として指示された時、前記第1の表示領域に表示され
ている当該顧客ビル名を削除すると共に前記第2の表示
領域の該当する個所に表示させる顧客ビル割付手段とを
有したことを特徴とする。
【0010】
【作用】記憶手段は定期的に行うことが定められた保守
作業を行うために所定期間内に巡回すべき顧客ビル名を
記憶している。作業表作成者は記憶手段に記憶されてい
る顧客ビル名を読み出させて表示部の第1の表示領域に
顧客ビル名の配列として表示させる。そして、第1の表
示領域に表示された顧客ビル名の配列を見ながら、これ
ら顧客ビル名を所定の巡回作業日において所定の作業員
が巡回すべき顧客ビル名として順次選択指示すると、顧
客ビル割付手段は第1の表示領域に表示されている当該
顧客ビル名を削除すると共に第2の表示領域に表示され
た作業表の該当欄に該顧客ビル名を順次割り付けて行
く。従って、作業表への巡回作業日毎、各作業員毎の顧
客ビル名の割付けと同時に、第1の表示領域に表示され
た顧客ビル名の配列の中から作業表作成者により選択指
示された顧客ビル名は消去され、その後に表示された顧
客ビル名が繰上げ表示されて行く。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。第1図は本発明の実施例に係るビル巡回
保守作業表作成装置のシステム構成図である。同図にお
いて、15は契約された顧客ビルのデータ処理を総括し
て行なうセンタである。センタ15内には記憶部15a
および送受信装置15bが設けられている。センタ15
内にはさらに他の諸装置が設置されているが、それらの
図示は省略する。16はセンタ15に所属する多数の営
業所の1つを示す。17はセンタ15と営業所16とを
結ぶ通信回線である。
【0012】各営業所16には必要数の巡回作業員が配
置され、これら巡回作業員により自営業所が担当する顧
客ビルの保守、管理が行なわれる。営業所16にはセン
タ15との通信を行なう送受信装置16a、巡回作業員
の割り付けを行なう際に表示される表示部16b、表示
部16bの表示操作を行なうためのキーボード等の入力
部16c、および表示部16bに表示された事項に従っ
て指示入力を行なうためのマウス16dが設置されてい
る。
【0013】次に、本実施例の動作を第2図,第3図お
よび第4図を参照しながら説明する。第2図は表示部1
6bに表示された表示内容を示す説明図である。同図に
示すように、表示部16bには第1の表示領域18と第
2の表示領域20が設けられている。第1の表示領域1
8には営業所16が担当する顧客ビルB1 ,B2 ,……
n ,……名が順次表示される。これらのビル名やその
配列については後述する。第2の表示領域には、横方向
に日付(および曜日)が、縦方向に当営業所に所属する
巡回作業員名(a,b,c,……)がそれぞれ配置され
た作業表が各月毎に表示される。営業所の作業表作成者
は、第1の表示領域18に表示されたビル名を見て、前
述の種々の諸条件を勘案しながらビル名を各巡回作業員
に割り付けて行くことになる。この作業表の作成作業に
ついては後述する。
【0014】始めに、第1の表示領域18に表示される
ビル名について説明する。最初、センタ15では予め与
えられているデータに基づいて、ビル名を、顧客ビルが
存在する地域毎、巡回作業員を2人必要とする顧客ビル
毎および1人必要とする顧客ビル毎に分類する。この場
合、巡回保守作業は1つの顧客ビルに付き月2回行なう
のが標準であること、又、作業内容は2人作業と1人作
業が交互に行なわれることを考慮し、同一ビル名を2人
作業と1人作業の両方に分類しておく。そして、このよ
うに分類されたビル名の配列を記憶部15aに記憶す
る。
【0015】営業所16はセンタ15の記憶部15aに
記憶された上記ビル名の配列を通信回線17を介して受
信し、表示部16aの第1の表示領域18に表示させ
る。作業表作成者は第1の表示領域18に表示されたビ
ル名を第2の表示領域に表示された作業表の日付および
巡回作業員毎に割り付けて行く。この割り付けはマウス
16dを用いて行なわれる。例えば、顧客ビルB1 に巡
回作業員aの1日の巡回作業を割り付ける場合には、第
1の表示領域18に表示されている顧客ビルB1名をマ
ウス16dで指示し、次に、巡回作業員aと日付「1
日」で特定された領域をマウス16dで指定する。これ
により、第1の表示領域18の顧客ビルB1名が消え、
第2の表示領域20の当該指定領域に顧客ビルB1 名が
表示される。即ち、顧客ビルB1 名の表示が第1の表示
領域18から第2の表示領域20の特定個所へ移動せし
められる。
【0016】なお、顧客ビル名B1 が消えると、次の顧
客ビルB2 名以降のビル名の表示が順次1つずつ繰り上
げ表示される。このようにして、作業表作成者は他の前
述の諸条件を考慮しながら今月分の作業表を作成してゆ
く。作業表が完成すると、営業所16は完成した作業表
の中、巡回作業員を除くデータを通信回線17を介して
センタ15へ送り、センタ15は記憶部15aに、さき
に記憶したビル名に代えてこれを記憶する。これにより
記憶部15aには1ヶ月間の巡回作業に関するビル名の
配列が、日付、地域毎に分類されて記憶されることにな
る。
【0017】次に、次の月(今月)の作業表を作成する
動作を説明する。作業表作成者は今月の作業表を作成す
る前処理として、巡回作業員の今月の巡回不可能日時お
よび各顧客ビルの中、巡回日又は巡回週が指定されてい
る顧客ビルに関する情報を記録する。この記録は次のよ
うにして行なわれる。まず、巡回作業員の巡回不可能日
時については、作業表作成者又は他の人が各巡回作業員
の今月の勤務予定を記録する。この記録は入力部16c
を操作して表示部16bに第3図に示す勤務予定表を表
示させ、日付毎、各巡回作業員a〜x毎に勤務予定を入
力することにより行なわれる。同図では、勤務予定とし
て「会議」「年休」「教育(技術研修等)」の3つの例
が表示部16bの勤務予定欄22に示されているが、こ
れに限らず、その他種々の勤務予定が表示される。例え
ば、巡回作業員cについてみると、2日に会議があり、
30日に教育の予定があるので、これらの日は巡回不可
能日となる。この例の場合、これを記録するには、マウ
ス16dで勤務内容欄23の「会議」の項を指定入力
し、次いで、マウス16dで巡回作業員cの「2日」に
対応する欄を指定入力すると、同図に図示の如く、巡回
作業員cの勤務予定欄22に「会議」が記録される。
「教育」等の勤務予定も同様にして記録される。記録が
終了すると、入力部16dを操作してこの記録をセンタ
15に伝送させる。
【0018】次に、巡回日または巡回週が指定されてい
る顧客ビルの作業指定日の記録について説明する。作業
表作成者は入力部16cを操作して、表示部16bに第
4図に示す作業指定内容表示画面を表示させる。この作
業指定内容表示は第4図に示すように、顧客ビルの管理
番号、顧客ビルの略称名、その顧客ビルに対する巡回保
守頻度(巡回作業の態様)、当該顧客から指定された指
定週、指定曜日、指定日の項目から成っている。
【0019】例えば、顧客ビルB1 の顧客が巡回日とし
て毎月第2週と第4週の木曜日を指定してきた場合の記
録について説明する。記録者は入力部16cを操作し
て、管理番号の項に顧客ビルB1 の管理番号を、続いて
ビル略称名に顧客ビルB1 の名称(略称)を入力する。
次に、マウス16dにより、作業月の項の「毎月」、指
定週の項の「第2週」および「第4週」ならびに指定曜
日の項の「木」を指定する。なお、マウス16dにより
指定された個所は着色等の表示がなされ、これにより指
定の確認が行なわれる。
【0020】このようにして顧客ビルの作業指定日の記
録が終了すると、記録は入力部16dの操作によりセン
タ15に伝送される。また、上述の記録動作の説明は契
約時以外に巡回日指定が為された顧客ビルについての作
業指定日の記録であり、ビル巡回日指定が契約時になさ
れた場合については、その契約データに基づいて既にセ
ンタ15の他の記憶部に記録されている。
【0021】上述のように、巡回作業員の今月の勤務予
定の記録および顧客ビルの巡回作業指定日の記録は記録
者の入力部16cの操作により、予めセンタ15の他の
記憶部に記憶される。センタ15では、上記のように先
月の作業表に基づき記憶部15aに日付、地域毎に配列
されたビル名が記憶されるが、この記憶内容は今月の作
業表作成前に、予めセンタ15の他の記憶部に記憶され
ているデータに基づいて、さらに次の月(今月)の2人
作業、1人作業に細分類される。
【0022】そして、センタ15は他の記憶部に記録さ
れている巡回作業員の勤務予定のデータおよび巡回日が
指定されている顧客ビルの作業指定日のデータに基づい
て、これらを第2の表示領域20の作業表の該当個所に
割り付けるための処理を行なう。なお、上述の作業表の
該当個所に割り付ける処理を行なう場合に、巡回作業員
を指定するには例えば、巡回作業員の中、職務上の上位
者からまたは経験豊富な者から順に指定して行く等の方
法を採用すれば良い。
【0023】巡回作業員の勤務予定および顧客ビルの作
業指定日が割り付けられた状態で、営業所16の作業表
作成者が今月の作業表を作成するため、センタ15の記
憶部15aに記憶されているビル名の配列を呼び出す
と、それらのビル名の配列が表示部16bの第1の表示
領域18に表示され、かつ、巡回作業員の巡回不可能日
および作業指定日が指定されたビル名が当該日の所定の
巡回作業員に割り付けられた作業表が第2の表示領域2
0に表示される。
【0024】第2図に示す例では、表示部16bの第1
の表示領域18に顧客ビルB1 ,B2 ,……Bn ,……
名の配列および第2の表示領域20の作業表の該当欄に
それぞれ作業指定日が指定された顧客ビルB3 ,B4
7 ,B8 名や「年休」等の巡回作業員の勤務予定の表
示が既に表わされている。なお、第2の表示領域20の
作業表に表示されている作業指定日が指定されたビル名
は第1の表示領域18のビル名の配列には表示されな
い。
【0025】また、第2図では図示されていはいない
が、第1の表示領域18のビル名の配列の表示では、地
域が異なるビル名の配列間が二重線で区分けされ、2人
作業と1人作業のビル名の配列間が太線で区分けされて
いる。例えば、顧客ビルB1 〜B5 は同一地域に分類さ
れ、その中、顧客ビルB1 〜B3 は2人作業、顧客ビル
4 ,B5 は1人作業というように分類される。なお、
このビル名の配列は実際には日付順に配列されている
が、この日付についての区分表示は為されておらず、
又、次の月の作業表の作成に当たっては先月の日付の区
分表示は必要ない。
【0026】作業表の作成者は第1の表示領域18に表
示されたビル名の配列を見て、前述の諸条件を勘案しな
がら、マウス16dを用いて巡回保守作業すべきビル名
を作業日の日付毎に順次、巡回作業員別に割り付けて行
く。図示の例では、顧客ビルB1 〜B7 の巡回保守作業
が3月1日の日付の巡回作業員aに割り付けられ、顧客
ビルB8 〜B12の巡回保守作業が3月1日に巡回作業員
bに割り付けられている。
【0027】この場合は顧客ビルB1 〜B3 ,B6 ,B
7 での保守作業は2人作業なので、同地域の顧客ビルB
1 〜B3 に対して巡回作業員aの外に他の巡回作業員が
割り付けられ、他の同地域の顧客ビルB6 ,B7 に対し
ても巡回作業員aの外に他の巡回作業員が割り付けられ
ることになる。なお、前述したように、第1の表示領域
18に表示されたビル名は、それが割り付けられる毎に
第1の表示領域18のビル名の配列から消去され、それ
以下に表示されているビル名の表示が順次繰り上げられ
て行く。このようにして完成した作業表はセンタ15に
送られ、この作業表に基づいて記憶部15aのデータが
書き換えられる。そして書き換えられたデータは次の月
の第1の表示領域18のビル名の配列に表示されるべき
基データとなる。
【0028】ところで、新しく顧客となった顧客ビル
や、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回の巡回保守を行なう契
約の顧客ビルについては、上述の割り付け作業において
今月の第1の表示領域18のビル名の配列に表示される
べきデータに入らないものがある。これらの顧客ビルの
表示については、第1の表示領域18や第2の表示領域
20以外の空いている領域、例えば第1の表示領域18
の上の部分に表示しておくようにしても良い。また、第
2の表示領域20に表示される作業表は入力部16cの
キー操作により前後の月の作業表に順送りできるように
しても良い。
【0029】このように本実施例では、第1の表示領域
18に日付毎、地域毎、2人作業毎、1人作業毎に分類
されたビル名が配列され、これに基づいて第2の表示領
域20に表示される作業表への巡回保守作業すべきビル
名の割り付けが行なわれるので、割り付け作業の手間と
時間を大幅に軽減することができ、かつ、割り付けられ
たビル名は順次第1の表示領域18のビル名の配列から
消されるので、割り付け洩れを確実に防止することがで
きる。又、従来のものに比べ、割当ボードのように広い
場所をとらず、かつ、銘板の落下や紛失の虞れはない。
【0030】尚、2人作業毎、1人作業毎にビル名を分
類して表示することは必ずしも必要ではなく、作業表作
成者が他のデータに基づいて分類することもできる。
又、上記実施例の説明では、巡回作業員の巡回不能日お
よび作業指定日のある顧客ビルを自動的に割り付ける場
合の例について説明したが、いずれか一方のみを自動的
に割り付けるようにしても良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、保
守作業を行うために所定期間内に巡回すべき複数の顧客
ビル名を記憶し、顧客ビル名を読み出して順次顧客ビル
名の配列として表示する第1の表示領域並びに作業表が
表示される第2の表示領域を具えた表示手段と、第1の
表示領域に表示された顧客ビル名の配列の中から所望の
顧客ビル名が選択され、所定の巡回作業日において所定
の作業員が巡回すべき顧客ビル名として指示された時、
第1の表示領域に表示されている当該顧客ビル名を削除
すると共に第2の表示領域の該当する個所に表示させる
ようにしたので、巡回保守作業の割付作業を容易にかつ
割付け洩れ無く確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】〔第1図〕本発明の実施例に係るビル巡回保守
作業表作成装置のシステム構成図
【図2】〔第2図〕第1図の表示部の表示内容を示す説
明図
【図3】〔第3図〕勤務予定表の内容を示す説明図
【図4】〔第4図〕作業指定内容表示画面の表示内容を
示す説明図
【図5】〔第5図〕従来のビル巡回保守作業表が表示さ
れる割当ボードの表示内容説明図
【符号の説明】
15 センタ 15a 記憶部 15b,16a 送受信装置 16 営業所 16b 表示部 16c 入力部 16d マウス 18 第1の表示領域 20 第2の表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 明男 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日 立エレベータサービス株式会社内 (72)発明者 下妻 和夫 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日 立エレベータサービス株式会社内 (72)発明者 馬渕 浩三 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 日 立エレベータサービス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定期間内の巡回作業日毎に、巡回すべ
    き顧客ビル名とその顧客ビルで定期的に行うことが定め
    られた保守作業に当る複数の作業員の名称を対応付けて
    表示する作業表を作成するビル巡回保守作業表作成装置
    において、前記保守作業を行うために前記期間内に巡回
    すべき複数の顧客ビル名を記憶する記憶手段と、該記憶
    手段に記憶された顧客ビル名を読み出して順次顧客ビル
    名の配列として表示する第1の表示領域並びに前記作業
    表が表示される第2の表示領域を具えた表示手段と、前
    記第1の表示領域に表示された顧客ビル名の配列の中か
    ら所望の顧客ビル名が選択され、所定の巡回作業日にお
    いて所定の作業員が巡回すべき顧客ビル名として指示さ
    れた時、前記第1の表示領域に表示されている当該顧客
    ビル名を削除すると共に前記第2の表示領域の該当する
    個所に表示させる顧客ビル割付手段とを有したことを特
    徴とするビル巡回保守作業表作成装置。
JP9221581A 1997-08-18 1997-08-18 ビル巡回保守作業表作成装置 Pending JPH10105617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9221581A JPH10105617A (ja) 1997-08-18 1997-08-18 ビル巡回保守作業表作成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008009628A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Promise Co Ltd 回収業務管理システム及び回収業務管理方法

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JP2008009628A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Promise Co Ltd 回収業務管理システム及び回収業務管理方法

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