JPH03211699A - ビル巡回保守作業表作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はビル巡回保守作業表作成装置に関する。

［従来の技術］ 近年、ビル内にはエレベータ、ニスカレータをはじめと
する多種多様の設備が備えられている。

これらの設備に故障が生じると、ビルの居住者やビル内
に出入りする人に多くの支障をきたすことになる。従っ
て、これらの設備は相当程度厳格な保守が必要となる。

ところで、これらビル設備の保守は専門的な知識をもつ
人でなければ不可能であり、このため、各ビルではこれ
らのビル設備の保守を専門とする保守会社と契約し、！
２備の保守を委託するようになっている。当該保守会社
では顧客の要望に答えるため、専門の作業員を顧客ビル
に定期的に巡回させ、設備の点検、修理、ＩＩ備等のサ
ービスを提供している。このような定期的な巡回を行う
ためには、予め巡回すべきビル名および巡回日を各作業
員に割り当てなければならない、従来、この割り当ては
、営業所の壁面に掲げられていたボードに表示すること
により行なわれていた。それについて第３図から説明す
る。

磁性体より成るボード１の上部には、月表示部２があり
、日付表示部３と、曜日表示部４がボード１の横列に配
置されている。その縦列には作業員の氏名を表示する氏
名表示部５が配置されている６日付表示部３と氏名表示
部５とで特定されるビル名表示部７には、内部に磁石を
有し表面に顧客ビル名が表示されているビル銘板８、同
じく内部に磁石を有し表面に休暇と表示されている休暇
銘板９．および同じく内部に磁石を有し表面に会議と表
示されている会議銘板１０が、それぞれ着脱自在に張り
付けられている。

営業所を巡回する作業員はボード１を見ることにより自
己の巡回ビルを知ることができる０例えば作業員ａは、
３月１日月曜日にビルＢ１〜Ｂ７を巡回保守すればよい
ことが分かり、また、３月３１日水曜日には、会議銘板
１０がビル名表示部７の上部に付着されているので午前
中は会議があり、午後にビルＢ１〜Ｂ４を巡回保守すれ
ばよいことが分かる。ここで、作業員ａは、ビルＢ、〜
Ｂ、のビル銘板８が付着されている作業員すと共に、二
人で巡回作業を行うことになる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のビル巡回保守作業表作成装置は上述のように構成
さ九たため、ボード１に大きな振動が与えられて各銘板
８〜１０が落下したり、ボード１自体が壁面から外れた
り、その近辺を通る人が触れてしまい各銘板８〜ｌＯを
落としたり、ということがしばしば生じ、信頼性に欠け
ることが考えられる。さらに上述した割り当て自体、経
験豊富な職員でなければならず、しかも長時間を要する
という問題もあった。そのような理由について以下に説
明する。

まず第１の理由として、この巡回保守作業は同−地域毎
に巡回した方が作業効率が良いため、できるだけ同一地
域のビルを巡回できるよう割り当てなければならない、
第２の理由として１巡回保守作業によっては例えばエレ
ベータの修理のように二人の作業員が必要なものもある
ため、同一日に同一ビルを割り当てなければならない、
第３の理由として、各作業員のｆ！１Ｍ計画（休暇、会
議。

出張等）を事前に把握して割り当てることが必要となる
。第４の理由として、顧客ビル側で作業日を指定してく
ることがあり、その場合優先的に割り当てなければなら
ない、第５の理由として、ビル管理契約は一般に月二回
が標準となっているが、二ケ月あるいは三ケ月に一回と
いう契約もあるため、前月不用であったビル銘板を洩ら
さないよう個別管理をして割り当てる必要がある。第６
の理由として、前回の巡回保守が予定通りになされなか
ったり、翌月の巡回保守が前倒しになされたりという予
定外の事情により優先的に割り当てる必要が生じる。第
７の理由として、修理、対策作業のためだけに単独でビ
ルを巡回すると作業効率が悪いので他のビルの修理、対
策の各台帳と比較して割り当てなければならない、第８
の理由として。

ビル設備は年−回の法定検査が定められており。

期限内に実施されるよう検査台帳と突き合わせながら割
り当てる必要がある。第９の理由として、作業内容によ
って高度な技術力を要する作業があり、資格や経験を有
する作業員が割り当てられねばならない、第１０の理由
として１作業時間は個々のビル設備によって異なるため
１作業員の一日の許容実働時間内に収まるよう勘案しな
がら割り当てる必要がある。

本発明の目的は、ボードや各種の銘板を使用することな
く、容易に割り当て作業を行なうことができるビル巡回
保守作業表作成装置を提供するにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は上記目的を達成するために、センタ内に顧客ピ
ル名を記憶する記憶部を設け、営業所内に、顧客ビル名
を順次表示する第１の表示領域および作業員名とその作
業員の巡回日毎に巡回すべきビル名を表示する第２の表
示領域を備えた表示部と、第１の表示領域に表示されて
いるビル名のうち第２の表示領域の該当−に任意のビル
名を表示させる入力手段と、１１客ビル毎の作業に要す
る時間を加算する演算部と、その結果を表示する表示手
段とを有して構成したことを特徴とする。

［作用］ 本発明によるビル巡回保守作業表作成装置は上述の如く
構成したため、ＩＩ客ビルを割り当てる作成者は、まず
、記憶部に記憶されている全原客ビル名を引き出して表
示部の第１の表示領域に表示し、その表示されたビル名
を見ながら第２の表示領域における各作業員に入力手段
を用いて順次割り当てることができる。このとき、演算
部により顧客ビル毎の作業に要する時間が加算されてゆ
き。

その結果が表示手段により表示されるので１作業員の許
可実働時間を超えて割り当てることがなくなると共に、
他の作業員とのつりあいも考慮して作成できる。それに
よって、顧客ビルの割り当てがより効率よく容易になる
と共に、ボードのように場所をとったり、各種の銘板の
落下等により誤表示したりすることがなくなる。

［実施例］ 以下本発明の一実施例を図面から説明する。

第１図はビル巡回保守作業表作成装置のシステム構成図
である。

契約された顧客ビルのデータ処理を嘴括して行なうセン
タ１５内には、他の諸装置と共に記憶部１５ａおよび送
受信装置１５ｂが設けられている。

このセンタ１５には、電話回線１７を介して多数の営業
所１６が接続されている。営業所１６には、送受信装置
１６ａ、第１と第２の表示領域を有する表示部１６ｂ、
この操作を行なうキーボード等の入力部１６ｃとマウス
１６ｄからなる入力手段１６ｅ、そして顧客ビル毎の作
業に要する時間を加算する演算部１６ｆが設置されてい
る。このような営業所１６には、それぞれ必要数の作業
員が配置され、これらの作業員により各営業所が担当す
る顧客ビルの保守および管理が行なわれている。

次に１本実施例の動作を第２図に示す表示部の表示内容
平面図を参照しながら説明する。

第１の表示領域１８と第２の表示領域２０とでなる表示
部１６ｂを図示する。

まず第１の表示領域１８には営業所１６が担当するビル
Ｂ、、Ｂ、、・・・・・・Ｂｎ、・・・・−・が順次表
示される。これらのビル名やその配列については後述す
る。

第２の表示領域２０には、各月毎、に横方向に日付と曜
日が配置され、縦方向に当営業所に所属する作業員名ａ
、ｂ・・・・・・が配置された柵が表示されている。営
業所の作業表作成者は、第１の表示領域１８に表示され
たビル名を見ながら、また前述したような種々の条件を
勘案しながら顧客ビルを割り当ててゆくことになる。こ
の作成作業については後述する。

ここで、第１の表示領域１８に表示されるビル名につい
て説明する。まず、センタ１５では予め与えられている
データに基づいて、顧客ビルが存在する地域毎、および
前述したように作業員を２人必要とするビルまた１人で
よいビル毎に分類する。

この場合、巡回保守は一つのビルにつき月２回行なうの
がａＳである二と、また作業内容は２人作業と１人作業
が交互に行なわれることを考慮し。

同一ビル名を２人作業と１人作業の両方に分類しておく
、この分類によるビル名を記憶部１５ａに記憶する。営
業所１６は通信回線１７を介してセンタ１５の記憶部１
５ａに記憶されたビル名を表示部１６ａの第１の表示領
域１８に表示する。

作業表作成者は表示されたビル名を第２の表示領域２０
の日付および作業員毎に該当欄に割り当ててゆく、これ
はマウス１６ｄを用いて行なわれる０例えばビルＢ１を
作業員ａの３月１日の巡回作業に割り当てる場合には、
第１の表示領域１８に表示されているビル名Ｂ１をマウ
ス１６ｄで指示し１次に１作業員ａと日付で特定された
欄をマウス１６ｄで指定する。これにより、第１の表示
領域１８のビル名Ｂ１が消えて当該欄にビル名Ｂ１が表
示される。この当該価には、スケール表示部２０ｂと加
算時間表示部２０ｃからなる表示手段２０ａが備えられ
ている。ビル名Ｂ−が第２の表示領域２０に割り当てら
れると、ＰｉＬ算部１６ｆでは、記憶部１５ａに記憶さ
れている作業時間と顧客面談時間を加算して加算時間表
示部２０ｃに表示し、１日における時間の割り合いをス
ケール表示部２０ｂに表示する。

例えば、ビル名Ｂ１の作業時間が８０分、顧客面談時間
が１０分、ビル名Ｂ２の作業時間が５０分、顧客面談時
間が５分、以下ビル名Ｂ、（６０分、１０分）、ビル名
Ｂ４（７０分、１０分）、ビル名Ｂ、（６０分、１０分
）、ビル名Ｂｓ（ｓ。

分、５分）とする、＊ずビル名Ｂ、が第２の表示領域２
０内の当該−に割り当てられると、加算時間表示部２０
ｃに９０分と表示し、スケール表示部２０ｂに１日の許
容実働時間に対する比率約２０％分をスケール表示（〉
記号）とする０次にビル名Ｂ３が割り当てられると、加
算時間表示部２０ｃに１４５分と表示し、スケール表示
部２０ｂに比率約３０％分をスケール表示する。以下、
他の作業員とのつりあい等を考慮しながら、Ｂ３〜Ｂ、
を割り当てて行く、ビル名Ｂ６まで割り当てると。

加算時間表示部２０ｃは４２０分となり、スケール表示
部２０ｂは約９０％分のスケール表示となる。

こうして作業表が完成すると、営業所１６は完成した作
業表のうち作業を除くデータを通信回線１７を介してセ
ンタ１５へ送り、センタ１５は記憶部１５ａに、先に記
憶したビル名に代えてこれらを記憶する。これにより記
憶部１５ａには１ケ月間の作業に関するビル名が、日付
、地域毎に分類されて記憶されることになる。

ところで１次の月の作業表を作成する動作について説明
する。センタ１５では、上述したように先月の作業表に
基づき記憶部１５ａに日付また地域毎にビル名を記憶す
るが、この記憶内容は今月の作業表の作成前に予めセン
タ１５の他の記憶部のデータに基づいて１次の月に巡回
するビル名。

例えば、２ケ月に１回のビル名、３ケ月に１回のビル名
を取り替え、さらに２人作業か１人作業かで細分する。

この状態で、営業所１６の作業表作成者が次の月の作業
表を作成するため、センタ１５の記憶部１５ｇのビル名
の配列を呼び出すと、それらビル名が第２図の第１の表
示領域１８に示すように表示される０図面では、地域毎
の分類が二重線２２で１人数による分類が太線２１で示
すされている。

例えば、ビル名Ｂ、〜Ｂ１．は同一地域に分類され。

そのうちビル名Ｂ１３〜Ｂ□、は２大作業、ビル名Ｂ、
、〜Ｂ１．は１人作業となっている。なお、この配列は
実際には日付雇に配列されているが、この日付について
の分類の表示は必要ない０作業表の作成者はこの第１の
表示領域１８に示されたビル名を見ながら、入力手段１
６ｅにより順次割り当てて行く、こうして完成した作業
表はセンタ１５に送られ、記憶部１５ａのデータが書き
変えられ、次の日の第１の表示領域１８のデータとなる
。

なお、新しく顧客となったビルは第１の表示領域１８の
先頭に裏付して意識付けし、また前述した隔日実施のビ
ルについては保守のない月には表示せずに格納しておく
。

このように本実施例は、第１の表示領域１８に日付毎、
地域毎、２人または１人作業毎に分類されたビル名が配
列され、これに基づいて割り当てが行なわれるので１作
業時間を大幅に軽減でき。

また割り当てが済むとそのビル名が第１の表示領域１８
から消去されるので１割り当て洩れを防止することがで
きる。さらに従来のボード１のように広い場所をとるこ
とがなく、各種の銘板が落下したり紛失したりすること
がない。

また、それぞれ顧客ビル毎の作業時間を加算すると共に
１作業員の１日の許容実働時間と比較しながら割り当て
られるので１作業員間のつり合いのとれた無理のない作
業表を作成することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、顧客ビル名を第１の表示
領域に表示し、これを見ながら第２の表示領域に割り当
て、顧客ビル毎に要する時間を加算して表示するように
したため、作業時間を大幅に軽減すると共に１作業員の
各作業量のつり合いを考慮することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるビル巡回保守作業表作
成装置のシステム構成図、第２図は第１図における表示
部の表示状況を示す平面図、第３図は従来のビル巡回保
守作業表の一例を示す平面図である。 １５・・・・・・センタ、１５ｍ・・・・・・記憶部、
１６・・・・・・営業所、１６ｂ・・・・・・表示部、
１６ｅ・・・・・・入力手段。 １６ｆ・・・・・・演算部。 図 １５：ｔンク １５ａ艷椿郷 １６ｔｔｐｆｒ 第２ 図 １６ｂ゛老ネ郁 １６ｅ゛λ力呼葭 ）〔５ｆ二會ＩＶ１？

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）センタ内に顧客ビル名を記憶する記憶部を設け、
   営業所内に、上記顧客ビル名を順次表示する第１の表示
   領域および作業員名とその作業員の巡回日毎に巡回すべ
   きビル名を表示する第２の表示領域を備えた表示部と、
   上記第１の表示領域に表示されているビル名のうち上記
   第２の表示領域の該当欄に任意のビル名を表示させる入
   力手段と、上記ビル毎の作業に要する時間を加算する演
   算部と、その結果を表示する表示手段とを有して構成し
   たことを特徴とするビル巡回保守作業表作成装置。