JPH06251007A - 表データ入力装置 - Google Patents

表データ入力装置

Info

Publication number
JPH06251007A
JPH06251007A JP5057887A JP5788793A JPH06251007A JP H06251007 A JPH06251007 A JP H06251007A JP 5057887 A JP5057887 A JP 5057887A JP 5788793 A JP5788793 A JP 5788793A JP H06251007 A JPH06251007 A JP H06251007A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
data
input frame
heading
frame table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5057887A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Yoshihiro Shin
吉浩 申
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP5057887A priority Critical patent/JPH06251007A/ja
Publication of JPH06251007A publication Critical patent/JPH06251007A/ja
Priority to US08/545,545 priority patent/US5537633A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting
    • G06F40/177Editing, e.g. inserting or deleting of tables; using ruled lines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力漏れ等のミスが少なく、無駄な入力を要
しない、効率のよい見出し項目列と対応する要素データ
の組の入力を行なうことのできる表データ入力装置を提
供する。 【構成】 入力枠表生成手段1で入力枠表のひな型やパ
ラメータの設定により入力枠表を生成し、入力枠表保持
手段2に保持させる。表データ入力手段3では、入力枠
表保持手段2に保持されている入力枠表をもとに、ユー
ザが表データを入力し、入力枠の位置情報とともに、入
力データ保持手段4に保持する。組生成手段5では、入
力枠表保持手段2に保持されている入力枠表と、入力デ
ータ保持手段4に保持されている表データをもとに、見
出し項目の列と対応する要素データの組を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表データ入力装置、特
に、表の見出し項目と要素データの組を生成する際の入
力を支援する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】表は複雑な情報を整理して読者に伝達す
る手段として広く用いられてきた。電子化された装置に
よって文書作成が行なわれるようになった現在でも、表
が文書の重要な構成部品であることに変わりはない。
【0003】DTP(Desk Top Publis
hing)、ワードプロセッサなどの文書作成および編
集装置は、必ずといって良いほど表作成機能を備えてい
る。これら従来の表作成機能における表の作成方法に
は、大別してWYSIWYG(What You Se
e Is What You Get)方式とコマンド
埋め込み方式の2つがある。
【0004】WYSIWYG方式は、従来からDTPや
ワードプロッセサの多くで用いられている。WYSIW
YG方式の特徴は、罫表を画面上に表示し、表示された
罫表中の項目枠に、対応する項目内容を埋めて行くこと
により表を作成するという点にある。ここで、罫表とは
罫線より構成される枠であり、項目枠とは隣接する縦横
の罫線によって囲まれる長方形領域のことを指す。例え
ば、特開平3−206552号公報等に記載されている
入力方法がこの方式にあたる。以下、この方式に従っ
て、ユーザが表を作成する手順を述べる。
【0005】まず、罫表の概形を決定する。ここで、罫
表の概形とは罫線の絶対的な位置や罫線間の絶対的な間
隔は未定のままで、罫線同士の相対的な位置関係のみが
定まった罫表を示す。罫表の概形を決定する際には、見
出し項目群とデータ項目群の対応関係を入力すべき項目
全体にわたって調べ、どのように罫線を引けば必要かつ
十分な見出し項目枠とデータ枠(併せて項目枠と呼ぶ)
を持つ罫表を作成できるかを考えなければならない。
【0006】次に、決定した罫表の概形を基に、ユーザ
がシステムを介して罫表を作成する。罫表を作成する方
法としては、罫表の列や行に対して分割、転記、削除等
の操作を繰り返す方法と、罫表に対して罫線の追加、削
除、長さの変更等の操作を繰り返す方法などがある。
【0007】最後に、作成された罫表の各項目枠内に見
出し項目あるいはデータを入力し、表が完成する。
【0008】コマンド埋め込み方式は、LaTeXのt
abular環境やroffなどで用いられており、項
目内容の文字列、項目間の境界を表す制御記号、罫線の
描画を指示するコマンドが混在するテキストとして表を
表現する方式である。図2は、LaTeXによる表の表
現の一例の説明図である。制御記号「&」は、行内の項
目間の境界を表す。LaTeXのプログラムは、制御記
号「&」を垂直罫線の描画を指示するコマンドと解釈し
て、「&」をはさむ両側の項目内容の間に垂直な罫線を
引く。制御記号「\\」は行の終わりを表し、コマンド
「\hline」および「\cline」は水平線の描
画を指示する。罫線の位置をユーザが指定することも可
能であるが、指定されない場合は装置が自動的に計算す
る。
【0009】この方式に従って、ユーザが表を作成する
場合には、まず、罫表の概形を決定する。そして、決定
した罫表概形を基に項目内容の文字列、制御記号、コマ
ンドを規則にしたがって入力して行く。入力が終了した
ら、フォーマッタを起動し、レイアウトを構成する。こ
の手順により、表が形成されることになる。
【0010】上述のいずれの方法によっても、ユーザは
まず罫表の概形を決定し、その後、表を実際に作成する
という手順をとる。しかしながら、上述の方法には次の
ような問題点がある。
【0011】まず、論理的な編集ができないという問題
がある。上述のように表の作成を行なうとき、表に対し
て行なえる編集は、列や行を単位とした削除、追加等で
ある。これらは、あくまでも表のレイアウト上での編集
であり、論理的な編集は不可能である。図3、図4は見
出し項目の追加の一例の説明図である。例えば、図3に
示すように、列見出しにおいて、親見出し「A」、
「B」の下にそれぞれ子見出し「あ」、「い」がある。
このような表に、子見出しの項目「う」を追加すること
を考える。このとき、従来の編集方法では、親見出し
「A」、「B」の下に1列づつ、新たに2列を追加し
て、図4に示すような表を得る。このとき、項目「う」
の追加が2列の追加に結びつくことは、表の作成者が考
え、2列の追加の処理を行なわなければならない。
【0012】また、レイアウトの変更が難しいという問
題もある。表の罫表の形状や項目同士の相対位置に関わ
るレイアウトを変更しようとすると、作成者が表を最初
から書き直さなければならず、非常に手間のかかるもの
であった。
【0013】図5は、一般的な表の説明図である。表
は、見出し欄とデータ欄から構成される。見出し欄に現
れる項目を見出し項目という。また、データ欄に現れる
データを要素データと呼ぶ。通常、文書中に現れる多く
の表は、見出し項目の組合せと要素データとの対応関係
を表現するものである。見出し項目の組み合わせを見出
し項目列と呼ぶ。ある特定の行と特定の列が交差するデ
ータ欄に記載された要素データは、該行中に現れる見出
し項目列と該列中に現れる見出し項目列を併せた見出し
項目列に対応する。単一行および単一列に複数の見出し
項目が現れることもありうる。例えば、図3に破線で示
した行及び列では、行見出し項目B,Fおよび列見出し
項目b,iを併せた見出し項目列(B,F,b,i)
と、要素データ「12」が対応する。
【0014】上述した従来の作表手順の問題に対して、
見出し項目列と対応する要素データの組が与えられたな
らば、論理的な編集が可能である。また、見出し項目列
と対応する要素データの組から、自動的に様々なレイア
ウトの表を作成することができ、レイアウトの変更を容
易に行なうことが可能となる。このような見出し項目列
と対応する要素データの組を入力する方法としては、次
の2つの方法が考えられる。
【0015】まず、見出し項目と対応するデータの各組
を 見出し項目1,見出し項目2,・・・見出し項目n,要
素データ のような形式で、組の数だけキーボード等より入力する
方法が考えられる。1つの見出し項目は、複数のデータ
に対応することが多い。そのため、この入力の方法で
は、同じ見出し項目を複数回入力しなければならず、入
力の効率が悪い。図6は、従来の表のデータ入力方法の
説明図である。例えば、図6の表を作成するに当たって
見出し項目と対応するデータの組を入力する場合を考え
る。この場合、 A,C,1 A,D,3 B,C,2 B,D,4 と入力しなければならない。ここでは、各見出し項目
A,B,C,Dをそれぞれ2回ずつ入力している。ま
た、入力すべき見出し項目と対応するデータの組のう
ち、どの見出し項目と対応するデータの組まで入力した
かを、作成者が記憶しておかなければならない。そのた
め、入力漏れや重複して入力する等のミスが発生しやす
いという問題がある。
【0016】もう一つの方法として、従来の作表形式、
すなわちWYSIWYG方式や,コマンド埋め込み方式
によって表を作成し、そこから見出し項目と対応するデ
ータの組を抽出する方法も考えられる。この方法では、
一度、表を作成するため、作表する際に表のレイアウト
の詳細まで定めなくてはならない。しかし、このレイア
ウト情報は、抽出される見出し項目とデータの組には含
まれないので、無駄となってしまうという問題がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、入力漏れ等のミスが少な
く、無駄な入力を要しない、効率のよい見出し項目列と
対応する要素データの組の入力を行なうことのできる表
データ入力装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、表データ入力
装置において、表形式の入力枠表を生成する入力枠表生
成手段と、前記入力枠表を保持する入力枠表保持手段
と、該入力枠表保持手段に保持されている前記入力枠表
に基づき見出し項目および要素データ等の表データを入
力する表データ入力手段と、入力された表データを保持
する入力データ保持手段と、前記入力枠表保持手段に保
持されている前記入力枠表に基づき前記入力データ保持
手段に保持されている表データから複数の見出し項目よ
りなる見出し項目列と要素データの組を生成する組生成
手段を有することを特徴とするものである。
【0019】
【作用】本発明によれば、データ入力に用いるための表
形式の入力枠表を入力枠表生成手段により生成し、生成
された入力枠表を基に、表データ入力手段により見出し
項目及び要素データ等の表データを入力することができ
るので、詳細な表のレイアウトを作成することなく、表
データの入力ができるとともに、入力枠表を生成した時
点で見出し項目の関係を把握することができるので、重
複して見出し項目を入力する必要がない。そのため、効
率のよい入力を行なうことができるようになる。また、
表形式で入力して行くことができるので、入力漏れ等の
ミスを軽減することができる。また、組生成手段によ
り、入力した表データから自動的に見出し項目列と要素
データの組を作成することができるので、ユーザは表形
式での入力を行なうだけで、入力したときの表の形式に
とらわれることなく、論理的な編集の可能な表のデータ
構造を有した入力結果を得ることができる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の表データ入力装置の一実施
例を示すブロック構成図である。図中、1は入力枠表生
成手段、2は入力枠表保持手段、3は表データ入力手
段、4は入力データ保持手段、5は組生成手段である。
【0021】入力枠表生成手段1は、入力枠表を生成す
る手段である。入力枠表とは、見出し項目や要素データ
等の表データが入力される入力枠からなる表のことであ
る。この入力枠表は、データの入力に用いるだけである
ので、細かなレイアウトなどの設定は不要であり、各デ
ータの論理的な関係が分かるような表を生成する。生成
する方法としては、種々の方法を用いることができる。
例えば、タブレットやマウス、ライトペンといったポイ
ンティングデバイスで、入力枠表の形を指定する方法
や、紙面等に描いた入力枠表を画像読取装置で読み取っ
て入力枠表を形を指定する方法も考えられる。また、い
くつかのパラメータを与えるだけで入力枠表が形成でき
るようなひな型を、1つまたは複数個用意しておき、ひ
な型に対してパラメータを指定する方法も考えられる。
【0022】入力枠表保持手段2は、入力枠表生成手段
1で生成した入力枠表を保持し、生成した入力枠表に対
して操作を行なう手段である。保持する入力枠表は、複
数であっても良い。また、保持する入力枠表への操作と
しては、例えば、入力枠の追加、削除、細分等が考えら
れる。
【0023】表データ入力手段3は、入力枠表の入力枠
に見出し項目や要素データ等の表データを入力するため
の手段である。入力する際には、どの入力枠表のどの入
力枠に入力するかを指定できる。入力する方法として
は、例えば、入力枠ごとに固有の識別子を割り振り、識
別子とその入力枠に入力する表データの組をキーボード
から入力する方法や、ディスプレイに入力枠表を表示
し、ライトペンやキーボードの操作を通じて、表示され
た入力枠中に表データを入力する方法等が考えられる。
【0024】入力データ保持手段4は、少なくとも、表
データ入力手段3によって入力された表データと、その
表データがどの入力枠に入力されたのかを保持する手段
である。入力データ保持手段4に保持される表データ
は、入力枠表保持手段2に保持される入力枠表との対応
により、表形式で入力されたデータと見なせるので、そ
こから見出し項目と対応する要素データの組を生成する
ことができる。
【0025】組生成手段5は、入力枠表中の各入力枠の
相対位置と、各入力枠に入力された表データから、見出
し項目列と対応する要素データの組を生成する装置であ
る。生成する方法としては、例えば、表データ入力手段
3で入力された表データから、要素データとなるべき枠
に入力された表データを要素データとし、それに対して
その枠の上、もしくは、下、左、右にある見出し項目と
なるべき枠に入力された表データを見出し項目として対
応させればよい。要素データに対応させる見出し項目
は、複数であっても良い。生成された見出し項目列と対
応する要素データの組の情報は、例えば別の表生成装置
などによって利用され、ユーザの所望する表が生成され
る。このとき、別の表生成装置に対する入力が、見出し
項目列と対応する要素データの組という構造的な情報で
あるので、別の表生成装置における負荷を軽減すること
ができるとともに、種々の形態の表を作成することが可
能となる。
【0026】表の枠のうち、要素データとなるべき枠
と、見出し項目となるべき枠を区別する方法は、作成者
がどちらかを指定しても良いし、自動的に判別しても良
い。自動的に判別する方法としては、例えば、入力枠表
の形態を判別することが考えられる。図7乃至図9は、
表の見出し項目枠の判別の説明図である。入力枠表が、
例えば図7に示すように、表の左上に切り欠きがある場
合には、その切り欠きの右および下に存在する枠は見出
し項目の枠である。また、図8に示すように、表の左上
に斜線が引かれた枠がある場合、その右および下に存在
する枠は見出し項目の枠である。さらに、図9に示すよ
うに、表中に縦横共に種類の異なる罫線が1本ずつ引か
れている場合、2つの罫線によって4分される表の罫線
中、右上の領域と、左下の領域に存在する枠は見出し項
目の枠である。このようにして、入力枠表から、見出し
項目、要素データを識別し、見出し項目列と要素データ
の組を生成することができる。
【0027】また、上述の方法と同様にして、要素デー
タとそれ対応する見出し項目列を求めるが、さらに入力
枠表がいくつかの見出し項目を保持し、その見出し項目
を求めた見出し項目列に加えた結果の見出し項目列に要
素データを対応させたものを生成することもできる。さ
らに、入力枠表生成手段1により入力枠表を生成する際
に見出し項目の領域と要素データの領域を決め、入力枠
表の情報にこの領域の情報を付加しておき、この領域の
情報を参照することにより、見出し項目と要素データを
区別するように構成することもできる。
【0028】本発明の表データ入力装置の一実施例にお
ける動作を説明する。まず、入力枠表生成手段1で入力
枠表を生成する。生成された入力枠表は、入力枠表保持
手段2に保持される。次に、表データ入力手段3を用い
て、入力枠表の各入力枠に見出し項目及び要素データ等
の表データを入力する。表データ入力手段3によって入
力された表データと、各表データがどの入力枠に入力さ
れたかが入力データ保持手段4に保持される。次に、組
生成手段5が入力データ保持手段4に保持される表デー
タと、入力枠表保持手段2に保持される入力枠表に基づ
き、見出し項目列と対応する要素データの組を生成す
る。
【0029】図10は、本発明の表データ入力装置の一
実施例における第1の具体例のブロック構成図である。
図中、図1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。11は入力枠表ひな型保持手段、12は入力枠
表形状パラメータ指定手段である。この第1の具体例で
は、入力枠表生成手段1は、入力枠表ひな型保持手段1
1、入力枠表形状パラメータ指定手段12を有し、入力
枠表ひな型保持手段11に保持される入力枠表のひな型
をもとに、入力枠表形状パラメータ指定手段12で指定
されるパラメータによって定まる入力枠表を生成する。
【0030】入力枠表ひな型保持手段11は、表データ
を入力する入力枠表のひな型を保持する。この入力枠表
のひな型を保持することにより、入力枠表の生成のため
に必要な情報の入力を減少させることができる。図11
は、入力枠表のひな型の説明図である。図中のMV,M
H,NH1 ,・・・,NHMV,NV1 ,・・・,NVMH
は入力枠表の形状を定めるパラメータであり、入力枠表
形状パラメータ指定手段12により指定される。パラメ
ータMVは、列見出しの階層の数が指定される。すなわ
ち、親見出しと子見出しの2層により列見出しが構成さ
れるのであれば、パラメータMVは2となる。同様に、
パラメータMHは、行見出しの階層の数が指定される。
パラメータNHi は、i番目の層の見出しの個数が指定
される。例えば、NH1 が2で、NH2 が2であれば、
親見出しが2つあり、それぞれの親見出しの下に子見出
しが2つずつあることを示している。同様に、パラメー
タNVi は、i番目の層の見出しの個数が指定される。
このように、入力枠表のひな型を基に、少数のパラメー
タを指定するだけで入力枠表を生成することができる。
生成された入力枠表は、入力枠表保持手段2に保持され
る。なお、図11の各矩形は入力枠であり、表データ入
力手段3によって見出し項目及び要素データ等の表デー
タが入力される。
【0031】入力枠表生成手段1で生成された入力枠表
は、2つの部分を有している。図12は、入力枠表の概
略説明図である。図12に示すように、入力枠表は、見
出し項目部と、要素データ部の2つの部分に分けられ
る。見出し項目部の入力枠に入力されたデータは見出し
項目となり、要素データ部の入力枠に入力されたデータ
は要素データとなる。ユーザは表データを入力する際、
通常の表を作成する場合と同様に、要素データとなるべ
き表データと、要素データの上、または左の見出し項目
部に、その要素データに対応する見出し項目となるべき
表データを入力する。
【0032】図13は、見出し項目の入力の説明図であ
る。入力枠表は、図11に示したように、いくつかの入
力枠の繰り返しという形をなしている。そのため、最上
層の入力枠、すなわち、列見出しの場合にはいちばん上
の入力枠、行見出しの場合にはいちばん左の入力枠につ
いては、それぞれ独立した見出し項目が設定される。そ
れ以外の見出し項目となる入力枠へ入力される表データ
は、繰り返される入力枠が同じ見出し項目となるよう
に、入力の補完を自動的に行なう。例えば、図13の列
見出しに示すように、親見出しの下に3つの子見出しが
存在し、この親見出しと3つの子見出しの組が2回繰り
返されている。このとき、列見出し中の親見出し
「A」、「B」はそれぞれ独立して入力される。子見出
しについては、親見出しの下に3つの子見出しが繰り返
されているので、例えば、入力枠1に「あ」を入力した
場合、自動的に入力枠2に「あ」が入力されるように、
入力の補完が行なわれる。
【0033】表データ入力手段3で入力された表データ
は、入力データ保持手段4に保持される。入力データ保
持手段4では、表データ入力手段3によって入力された
表データとともに、各表データがどの入力枠に入力され
たのかを保持する。
【0034】組生成手段5は、入力データ保持手段4に
保持される表データにもとづき、要素データ部に入力さ
れたすべての表データについて、入力枠表保持手段2中
の入力表枠を参照しながら、表データの上または左に存
在する見出し項目部の表データをすべて選び出す。そし
て、選び出された見出し項目部の表データを見出し項目
の列とし、要素データ部の表データを要素データとし
て、見出し項目列と対応する要素データの組を作成す
る。
【0035】図14は、要素データに対応する見出し項
目の説明図である。上述の表データ1が表データ2の上
に存在するとは、表データ1が入力された入力枠の中央
から上方へ直線を引いたときに、表データ2が入力され
た入力枠を先の直線が通過することをいう。図14で
は、表データ「b」から情報へ直線を引くと、表データ
「B」と、表データ「C」の枠を直線が通過するので、
表データ「B」、表データ「C」は、表データ「b」の
上に存在するといえる。表データ1が表データ2の左に
存在するということも同様にして定められる。図14で
は、表データ「E」は、表データ「b」の左に存在する
といえる。
【0036】組生成手段5の動作を図15、図16を例
に説明する。図15は、表データ入力手段3により入力
された入力枠表の第1の例の説明図、図16は、組生成
手段5によって作成された見出し項目列と対応する要素
データの組の図15に対応した例を示す説明図である。
図15に示すように、列見出しは、親見出し「B」と子
見出し「C」,「D」が入力されており、行見出しは、
見出し「E」,「F」が入力されている。また、要素デ
ータ欄には、要素データ「b」,「c」,「e」,
「f」が入力されている。組生成手段5では、各要素デ
ータについて、対応する見出し項目を選び出す。すなわ
ち、要素データ「b」について、まずその上に存在する
見出し項目部の表データを探し、見出し項目「B」,
「C」を得る。また、左に存在する見出し項目部の表デ
ータを探し、見出し項目「E」を得る。得られた見出し
項目の列(B,C,E)と、要素データ「b」を対応さ
せ、組を作成する。このようにして、要素データ
「c」,「e」,「f」についても同様に組を作成す
る。作成された見出し項目列と対応する要素データの組
は、図16に示すようになる。
【0037】図17,図18は、本発明の表データ入力
装置の一実施例における第1の具体例の動作を示すフロ
ーチャートである。上述の図15に示したような入力枠
表を生成し、表データを入力し、図16に示すような見
出し項目と対応する要素データの組を作成する場合の処
理例を説明する。
【0038】まず、S31において、入力枠表形状パラ
メータ指定手段12で、各パラメータをMV=2,NH
1 =1,NH2 =2,MH=1,NV1 =2に指定す
る。S32において、入力枠表生成手段1は入力枠表ひ
な型保持手段11に保持されている入力枠表ひな型を基
に、S31指定されたパラメータに沿った形状を持つ入
力枠表を生成する。S33では、S32で生成された入
力枠表を入力枠表保持手段2に保持させる。
【0039】S34において、入力枠表保持手段2に保
持されている入力枠表に、表データ入力手段3を用い
て、ユーザが表データを入力する。図15は入力例であ
る。S35では、入力された表データを、どの入力枠に
入力されたのかという情報と共に、入力データ保持手段
4に保持する。そして、処理Aで見出し項目と対応する
要素データの組を作成する。
【0040】処理Aを説明する。図18に移り、S36
において、入力データ保持手段4に保持されている表デ
ータの中から、まだ対応が生成されていない要素データ
部の表データを1つ選ぶ。S37において、S36で選
ばれた表データの上または左に存在する見出し項目部の
表データをすべて選び出す。図15の入力例において
は、例えば図14のように、要素データ部の表データ
「b」の上にある見出し項目部の表データ「B」,
「C」,左にある見出し項目部の表データ「E」を選
ぶ。そして、S38において、S37で選ばれた表デー
タを見出し項目の列とし、S36で選ばれた表データを
要素データとして、見出し項目と対応するデータの組を
生成する。図15、図14に示した例では、見出し項目
の列を(B,C,E)とし、要素データをbとしてこの
2つを対応付けし、図16のように、見出し項目と対応
する要素データの組(B,C,E)→bを生成する。S
39において、入力データ保持手段に存在する、要素デ
ータ部の表データをすべて選んだか否かを判定し、まだ
選んでいない要素データ部の表データが存在する場合に
は、S36へ戻り、見出し項目と対応する要素データの
組の作成を続ける。以上の処理をすべての要素データ部
の表データに対して行なうことにより、図16に示した
見出し項目と対応する要素データの組が生成される。
【0041】図19は、入力枠表の第2の例の説明図で
ある。上述の例では、図15に示したような入力枠表を
用いて表データの入力を行なったが、これに限らず、ユ
ーザは入力しやすい入力枠表を生成させて、表データの
入力を行なえばよい。例えば、図19に示した入力枠表
は、表の形態は違うが、組生成手段5で生成される見出
し項目列と対応する要素データの組は、図15に示した
入力枠表を用いた場合と同じであり、図16に示したよ
うな組のデータを得ることができる。
【0042】図20は、別の表の形態の説明図、図21
は、組生成手段で生成された見出し項目列と対応する要
素データの組の図20に対応した例を示す説明図であ
る。図20に示した表は、列見出しの部分が、独立した
見出し「A」と、親見出し「B」と子見出し「C」,
「D」からなる見出しとにより構成されている。このよ
うな見出しの構成は、図11に示した入力枠表のひな型
では、直接、表現することができない。なぜなら、独立
した見出し「A」のブロックと、見出し「B」,
「C」,「D」からなるブロックが同じ形でないからで
ある。しかし、このような表の表データも、2つの部分
に分けることにより、図11に示した入力枠表のひな型
を用いて入力を行なうことができる。図22、図23
は、入力枠表の第3、第4の例の説明図である。図22
のように、見出し「A」の列の部分と、図23のよう
に、見出し「B」,「C」,「D」の列の部分とに分け
て入力枠表を生成させ、それぞれの入力枠表について、
表データの入力を行なえばよい。そして、2つの入力枠
表により入力された表データから、見出し項目列と対応
する要素データの組をそれぞれ生成し、生成された組の
データを一緒にする。これにより、図20に示した表の
形態により入力を行なった場合と同じ、図21に示すよ
うな見出し項目列と対応する要素データの組を得ること
ができる。
【0043】図24、図25は、複数の入力枠表に分け
て入力を行なう場合の動作を示すフローチャートであ
る。まず、S41において、入力枠表形状パラメータ指
定手段12でパラメータを指定する。S42において、
入力枠生成手段1は、入力枠表ひな型保持手段11に保
持されている入力枠表ひな型を基に、パラメータで指定
された形状を有する入力枠表を生成する。S43におい
て、入力枠表保持手段2は、S42で生成された入力枠
表を保持する。S44において、入力枠表保持手段2に
保持されている入力枠表に、表データ入力手段3を用い
て表データを入力する。S45において、入力された表
データを、どの入力枠に入力されたのかという情報と共
に、ひとまとめにして入力データ保持手段4に保持す
る。そして、S46において、すべてのデータを入力し
たかを判定し、まだ入力が終了していない場合、すなわ
ち、別の入力枠表でさらに入力を行なう場合には、S4
1へ戻り、次の入力枠表の設定と表データの入力を続け
る。入力が終了すると、処理Bへ進む。処理Bでは、ま
ず、図25のS47において、入力データ保持手段に保
持されている入力データの中から、対応が生成されてい
ない入力枠表ごとのまとまりを1つ選ぶ。そして、S4
8において、S47で選択したまとまりの中から、まだ
対応が生成されていない要素データ部の表データを1つ
選ぶ。S49において、S48で選ばれた表データの上
または左に存在する見出し項目部の表データをすべて選
び出す。S50において、S49で選ばれた表データを
見出し項目の列とし、S48で選ばれた表データを要素
データとして、見出し項目列と対応するデータの組を生
成する。S51において、S47で選択した1まとまり
の中の要素データ部の表データをすべて選んだか否かを
判定し、選んでいない表データがある場合には、S48
へ戻り次の表データに対する組の生成を行なう。1まと
まりの中の表データの選択がすべて終了すると、S52
に進む。S52では、入力データ中のまとまりをすべて
選んだか否かを判定し、選んでいないまとまりがある場
合には、S47へ戻り、次のまとまりを選択して処理を
続行する。すべてのまとまりについて選択されると処理
が終了する。
【0044】上述の処理を図22、図23の2つの入力
枠表を用いて入力する場合を例にして説明する。まず、
図22に示したような入力枠表を生成させるため、図2
4のS41において、入力枠表形状パラメータ指定手段
12でパラメータをMV=1,NH1 =2,MH=1,
NV1 =1に指定する。S42で入力枠表を生成し、S
43で生成された入力枠表を保持し、S44で保持され
た入力枠表に表データ入力手段3を用いて表データを入
力する。入力された表データは、S45で入力枠表ごと
に1まとめにして入力データ保持手段4に保持される。
【0045】S46において、まだすべてのデータを入
力した訳ではないので、新たな入力枠表への入力を行な
うため、S41へ戻り、処理を続ける。今度は図23に
示すような入力枠表を生成させ、入力を行なう。S41
で入力枠表形状パラメータ指定手段12でパラメータを
MV=2,NH1 =1,NH2 =2,MH=1,NV1
=2に指定する。S42乃至S45において、入力枠表
を生成し、表データの入力が行なわれ、入力された表デ
ータをひとまとめにして入力データ保持手段4に保持さ
れる。S46において、すべての表データを入力したの
で、処理Bに移り、組生成手段5は組を生成する。
【0046】S47において、1まとまりの入力された
表データを選択する。例えば、後で入力された入力枠表
の表データを選択することができる。S48乃至S51
において、図15の場合と同様に見出し項目の列と対応
する要素データの組を生成する。S52において、まだ
選択していない1まとまりの入力された表データが残っ
ているので、S47に戻り、処理を続ける。こんどは先
に入力された入力枠表の表データを選択する。そして、
S48乃至S51において、見出し項目の列と対応する
要素データの組を生成する。S52において、すでに2
つの入力枠表について処理を行なったので、入力処理を
終了する。これにより、図21に示すようなの見出し項
目列と対応する要素データの組が生成される。
【0047】図26は、入力枠表の第5の例の説明図で
ある。図20に示すような表を入力する別の方法とし
て、図26に示す入力枠表を生成させ、表データの入力
を行なう方法もある。図26における列見出しは、親見
出しの下に3つの子見出しが配置されたブロックが2つ
並んだ形態を有している。すなわち、図11に示す入力
枠表のひな型を用いることができる。そして、図20の
独立した列見出し「A」の列は、図26の親見出し
「A」のブロックの子見出しに何も入力されていない列
のみを用いて入力すればよい。また、図20の親見出し
「B」に対応する列は、子見出しに何も入力されていな
い列を用いずに、子見出し「C」,「D」の入力されて
いる列を用いて入力すればよい。入力のない枠について
は、組生成手段5において無視される。そのため、例え
ば要素データ欄の表データ「a」に対応する見出し項目
は、「A」と「E」となる。また、表データ「b」に対
応する見出し項目は、「B」,「C」,「E」となる。
これにより、図26のような入力枠表を用いても、図2
1に示すような見出し項目列と要素データの組を得るこ
とができる。
【0048】図27は、本発明の表データ入力装置の一
実施例における第2の具体例のブロック構成図である。
図中、図10と同様の部分には同じ符号を付して説明を
省略する。13は入力枠表ひな型選択手段である。この
第2の具体例では、入力枠表生成手段1は、入力枠表ひ
な型保持手段11、入力枠表形状パラメータ指定手段1
2、入力枠表ひな型選択手段13を有する。入力枠表ひ
な型保持手段11は、複数の入力枠表のひな型を保持す
る。例えば、上述の図11で示される入力枠表のひな型
と、図28で示される入力枠表ひな型を含むリストを保
持することができる。図28は、別の入力枠表のひな型
の説明図である。図11に示した入力枠表のひな型と
は、行見出しの最下欄に独立した行見出し欄を有してい
る点で表の形式が異なる。また、図20で示したような
表を入力枠表とするような入力枠のひな型をひな型の1
つとして入力枠表ひな型保持手段11に保持させること
もできる。入力枠表選択手段13は、入力枠表ひな型保
持手段11に保持されている入力枠表のひな型のうち
の、どのひな型を使用するかを指定する。入力枠表生成
手段1では、この入力枠表選択手段13で選択された入
力枠表のひな型、及び、入力枠表形状パラメータ指定手
段12で指定されるパラメータに基づいて、入力枠表が
生成される。
【0049】この第2の具体例のように、複数の表の形
態の入力枠表を保持しておくことにより、ユーザが所望
の入力枠表の形態で表データの入力を行なうことができ
るようになる。
【0050】上述の第2の具体例の動作を説明するが、
最初に入力枠表ひな型選択手段13により、入力枠表ひ
な型保持手段11に保持されている複数の入力枠表のひ
な型のうちから1つを選択する点が違うのみである。ひ
な型が選択されたあとの処理は、第1の具体例の動作と
同じである。
【0051】例えば、図28に示した入力枠表のひな型
が選択され、図29に示すような入力枠表により表デー
タの入力がなされた場合には、図30に示すような見出
し項目と対応する要素データの組が作成される。ここ
で、図29は、表データ入力手段3により入力される入
力枠表の第6の例の説明図、図30は、組生成手段で生
成された見出し項目列と対応する要素データの組の図2
9に対応した例を示す説明図である。このときの処理
は、まず、入力枠表ひな型選択手段13で、図28で示
される入力枠表ひな型を選択する。また、入力枠表形状
パラメータ指定手段12で、各パラメータをMV=1,
NH1 =2,MH=2,NV1 =2,NV2=2に指定
する。ひな型の選択と、パラメータの指定により決定さ
れる入力枠表が生成され、これに基づき、図29に示す
ように、表データ入力手段3で表データが入力される。
最後に、組生成手段5において、生成された入力枠表
と、入力された表データに基づいて、図30に示すよう
な見出し項目列と対応する要素データの組を作成する。
【0052】図31は、本発明の表データ入力装置の一
実施例における第3の具体例のブロック構成図である。
図中、図10と同様の部分には同じ符号を付して説明を
省略する。21は細分指定手段である。この第3の具体
例では、入力枠表保持手段2中に、細分指定手段21を
有している。細分指定手段21は、入力枠表保持手段2
に保持される入力枠表に対して、細分を行なう入力枠、
細分する方向、幾つに細分するかを指定する手段であ
る。指定された入力枠は、指定された方向に、指定され
た個数に分割される。
【0053】図32は、入力枠表の第7の例の説明図、
図33は細分指定した後の入力枠表の説明図である。こ
の細分指定手段21を用いることにより、前述した図2
0に示すような表の入力を、この表の形態で行なうこと
ができる。まず、図32に示した入力枠表を生成する。
この入力枠表は、入力枠表形状パラメータ指定手段12
でパラメータとしてMV=1,NH1 =2,MH=1,
NV1 =2に指定すればよい。この状態で、表データ
「a」,「b」は入力することができる。しかし、入力
枠1及び入力枠2はそれぞれ表データ「b」,「c」お
よび「e」,「f」を入力したいが、枠が1つずつしか
存在しない。そのため、細分指定手段21によって、細
分する入力枠として入力枠1,2を指定し、細分する方
向として横方向を、細分する個数として2を指定する。
これにより、入力枠1及び入力枠2の細分が行なわれる
とともに、見出し項目欄が生成され、図33に示すよう
な入力枠表を得ることができる。このように入力枠を細
分した入力枠表を用いることにより、図20に示すよう
な表データの入力を行なうことができる。
【0054】このように、細分指定手段を有する構成と
することにより、複雑な入力枠表であっても、簡単な入
力枠表から徐々に複雑な入力枠表に変更して行くことが
可能になる。それとともに、例えば図22、図23のよ
うに、複数の入力枠表により入力する場合に比べ、同一
の見出し項目を複数回入力することを避けられ、入力の
手間が削減できる。
【0055】図34は、入力枠の細分を行なう場合の動
作を示すフローチャートである。S61において、入力
枠表形状パラメータ指定手段12でパラメータを指定す
る。S62において、入力枠表保持手段2は、入力枠表
ひな型保持手段11に保持されている入力枠表ひな型を
基に、パラメータで指定された形状を有する入力枠表を
生成し、S63において、生成された入力枠表を入力枠
表保持手段2に保持する。S64において、入力枠表保
持手段2に保持された入力枠表に対し、表データ入力手
段3を用いて、ユーザは表データを入力する。S65に
おいて、入力された表データを、入力データ保持手段4
に保持する。
【0056】そして、S66において、細分を行なうか
否かを決定し、細分を行なう場合には、S67に進み、
細分の処理を行なう。S67において、細分指定手段2
1によって、細分する領域、細部の方向、分割の個数を
指定する。S68において、入力枠表保持手段2は、細
分指定手段21で指定された形状に、指定された入力枠
を細分する。細分後は、S64に戻り、表データの入力
を続ける。S66において、細分を行なわない場合に
は、処理Aに移り、見出し項目列と対応する要素データ
の組を生成する。この処理Aは、図18と同じであるの
で説明を省略する。
【0057】この具体例3においても、上述の具体例2
のように、入力枠表ひな型保持手段11に複数のひな型
を保持させ、入力枠表ひな型選択手段13を設けてひな
型を選択する構成とすることも、もちろん可能である。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、表データの入力を表形式の入力枠表に対して
行なうことができるので、従来のように見出し項目の列
とデータをそれぞれ入力する方法に比べて、見出し項目
を入力する回数が少なくて済むとともに、見出し項目の
組の数だけ入力枠が揃えられるので、入力し忘れるとい
うことが少なくなり、重複して入力されることがなくな
るという効果がある。
【0059】また、入力の際に用いる入力枠表は、実際
に入用とする表形式でなくともよく、単に入力の便宜上
用いるだけのものであるから、細かなレイアウト等を指
定する必要はない。さらに、入力枠表の生成は、入力枠
表のひな型を持つ場合には、いくつかのパラメータの設
定を行なうのみであるから、非常に簡単に入力枠表を生
成することができ、ユーザの負担を軽減することができ
る。ひな型を複数保持する場合には、入力枠表を選択す
ることができるので、さらに入力が易しくなる。また、
入力枠表は、表データを入力しやすい形式で生成すれば
よく、所望の表の形態とは違った形態で入力を行なった
り、複雑な形態の表ではいくつかの入力枠表に分けて入
力を行なうこともできる。さらに、入力枠の細分が行な
える場合には、簡単な形状の入力枠表から細分を繰り返
していくことで、徐々に複雑な形状の入力枠表を構成で
き、形状指定が易しくなる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の表データ入力装置の一実施例を示す
ブロック構成図である。
【図2】 LaTeXによる表の表現の一例の説明図で
ある。
【図3】、
【図4】 見出し項目の追加の一例の説明図である。
【図5】 一般的な表の説明図である。
【図6】 従来の表のデータ入力方法の説明図である。
【図7】〜
【図9】 表の見出し項目枠の判別の説明図である。
【図10】 本発明の表データ入力装置の一実施例にお
ける第1の具体例のブロック構成図である。
【図11】 入力枠表のひな型の説明図である。
【図12】 入力枠表の概略説明図である。
【図13】 見出し項目の入力の説明図である。
【図14】 要素データに対応する見出し項目の説明図
である。
【図15】 表データ入力手段により入力される入力枠
表の第1の例の説明図である。
【図16】 組生成手段によって作成された見出し項目
列と対応する要素データの組の図15に対応した例を示
す説明図である。
【図17】、
【図18】 本発明の表データ入力装置の一実施例にお
ける第1の具体例の動作を示すフローチャートである。
【図19】 表データ入力手段により入力される入力枠
表の第2の例の説明図である。
【図20】 表の別の形態の説明図である。
【図21】 組生成手段で生成された見出し項目列と対
応する要素データの組の図20に対応した例を示す説明
図である。
【図22】、
【図23】 表データ入力手段により入力される入力枠
表の第3、第4の例の説明図である。
【図24】、
【図25】 複数の入力枠表に分けて入力を行なう場合
の動作を示すフローチャートである。
【図26】 表データ入力手段により入力される入力枠
表の第5の例の説明図である。
【図27】 本発明の表データ入力装置の一実施例にお
ける第2の具体例のブロック構成図である。
【図28】 別の入力枠表のひな型の説明図である。
【図29】 表データ入力手段により入力される入力枠
表の第6の例の説明図である。
【図30】 組生成手段で生成された見出し項目列と対
応する要素データの組の図29に対応した例を示す説明
図である。
【図31】 本発明の表データ入力装置の一実施例にお
ける第3の具体例のブロック構成図である。
【図32】 表データ入力手段により入力される入力枠
表の第7の例の説明図である。
【図33】 細分指定した後の入力枠表の説明図であ
る。
【図34】 入力枠の細分を行なう場合の動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 入力枠表生成手段、2 入力枠表保持手段、3 表
データ入力手段、4入力データ保持手段、5 組生成手
段、11 入力枠表ひな型保持手段、12入力枠表形状
パラメータ指定手段、13 入力枠表ひな型選択手段、
21 細分指定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表形式の入力枠表を生成する入力枠表生
    成手段と、前記入力枠表を保持する入力枠表保持手段
    と、該入力枠表保持手段に保持されている前記入力枠表
    に基づき見出し項目および要素データ等からなる表デー
    タを入力する表データ入力手段と、入力された表データ
    を保持する入力データ保持手段と、前記入力枠表保持手
    段に保持されている前記入力枠表に基づき前記入力デー
    タ保持手段に保持されている表データから複数の見出し
    項目よりなる見出し項目列と要素データの組を生成する
    組生成手段を有することを特徴とする表データ入力装
    置。
JP5057887A 1993-02-23 1993-02-23 表データ入力装置 Pending JPH06251007A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5057887A JPH06251007A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 表データ入力装置
US08/545,545 US5537633A (en) 1993-02-23 1995-10-19 Table data entering device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5057887A JPH06251007A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 表データ入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06251007A true JPH06251007A (ja) 1994-09-09

Family

ID=13068507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5057887A Pending JPH06251007A (ja) 1993-02-23 1993-02-23 表データ入力装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5537633A (ja)
JP (1) JPH06251007A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041344A (ja) * 2000-07-27 2002-02-08 Casio Comput Co Ltd ファイル作成システム及び記録媒体
JP2003050792A (ja) * 2001-08-08 2003-02-21 Dainippon Printing Co Ltd 表組みパターン指定方法
JP2005242587A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Fuji Xerox Co Ltd クロス表作成のためのプログラム及び方法及び装置
CN104050154A (zh) * 2014-06-27 2014-09-17 国家电网公司 数据录入方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3114421B2 (ja) * 1993-03-12 2000-12-04 富士ゼロックス株式会社 表作成装置
US5729730A (en) * 1995-03-28 1998-03-17 Dex Information Systems, Inc. Method and apparatus for improved information storage and retrieval system
JP3083742B2 (ja) * 1995-10-03 2000-09-04 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレ−ション 表計算方法
US6396005B2 (en) 1998-06-15 2002-05-28 Rodgers Technology Center, Inc. Method and apparatus for diminishing grid complexity in a tablet
US20020138512A1 (en) * 2000-11-17 2002-09-26 William Buresh Flexible form and window arrangement for the display of medical data
JP2005216203A (ja) * 2004-02-02 2005-08-11 Mantaro Yajima 表フォーマットデータ処理方法並びに表フォーマットデータ処理装置
US20080046808A1 (en) * 2006-08-15 2008-02-21 International Business Machines Corporation Method and apparatus for visualizing multidimensional data sets using expandable grids with hierarchically-labeled axes
WO2014045320A1 (ja) * 2012-09-21 2014-03-27 富士通株式会社 制御プログラム、制御方法および制御装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721793B2 (ja) * 1983-04-12 1995-03-08 カシオ計算機株式会社 表処理装置
US5091868A (en) * 1988-05-09 1992-02-25 Westcorp Software Systems, Inc. Method and apparatus for forms generation
JPH01297770A (ja) * 1988-05-26 1989-11-30 Hitachi Ltd 画像ファイリング装置のタイトル情報入力用帳票作成方法及び画像ファイリング方法
FR2633413B1 (fr) * 1988-06-22 1994-07-08 Bull Sa Procede pour la generation de fenetres de dialogue visualisables sur l'ecran d'un systeme informatique et dispositif pour mettre en oeuvre ce procede
JPH03206552A (ja) * 1989-10-17 1991-09-09 Sharp Corp 表示処理システム
US5367619A (en) * 1990-04-27 1994-11-22 Eaton Corporation Electronic data entry system employing an expert system to facilitate generation of electronic data forms with complex interrelationships between fields and subforms
US5241464A (en) * 1990-08-17 1993-08-31 Moore Business Forms, Inc. Desktop forms order system
JP2708956B2 (ja) * 1990-11-27 1998-02-04 株式会社日立製作所 保守巡回作業表作成装置
JPH05303531A (ja) * 1991-01-31 1993-11-16 Fields Software Group Inc 電子書式処理システム及び方法
US5307262A (en) * 1992-01-29 1994-04-26 Applied Medical Data, Inc. Patient data quality review method and system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002041344A (ja) * 2000-07-27 2002-02-08 Casio Comput Co Ltd ファイル作成システム及び記録媒体
JP2003050792A (ja) * 2001-08-08 2003-02-21 Dainippon Printing Co Ltd 表組みパターン指定方法
JP2005242587A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Fuji Xerox Co Ltd クロス表作成のためのプログラム及び方法及び装置
JP4501459B2 (ja) * 2004-02-25 2010-07-14 富士ゼロックス株式会社 クロス表作成のためのプログラム及び方法及び装置
CN104050154A (zh) * 2014-06-27 2014-09-17 国家电网公司 数据录入方法
CN104050154B (zh) * 2014-06-27 2017-11-14 国家电网公司 数据录入方法

Also Published As

Publication number Publication date
US5537633A (en) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1607524B (zh) 校对多个可变数据文档的方法及计算机装置
CN105723358B (zh) 用于交互式站点与应用的自动转换的系统和方法
JP4065545B2 (ja) レイアウト制御方法及び装置とそのプログラム
KR100725889B1 (ko) 가변 데이터 문서들의 생성 및 편집을 위한 사용자인터페이스
JPH06251007A (ja) 表データ入力装置
US20090313538A1 (en) Design generating apparatus, design generation method, and storage medium storing design generation program
JP3114421B2 (ja) 表作成装置
JP4804241B2 (ja) 印刷データ生成装置、印刷データ生成方法、及びコンピュータプログラム
JPH0363756A (ja) 文書編集装置
JP2002133360A (ja) 表計算処理におけるセルのレイアウトによる入出力方法及びそのプログラムを記録した記録媒体
JPH0827792B2 (ja) 文書編集方法
JP2009238215A (ja) データ処理装置及びデータ処理方法
JPH0384661A (ja) 文書作成装置
JPH04278634A (ja) 木生成システム及び方法
JP3613920B2 (ja) 表作成装置及び表作成方法
JP2007108994A (ja) レイアウト編集装置およびレイアウト編集プログラム
JPS6375964A (ja) 表作成方式
CN117933187A (zh) 网上自动编辑排版设计方法及其系统
JP2833203B2 (ja) 表作成処理装置
JPH11126226A (ja) 帳票作成装置及び記憶媒体
JP2002358297A (ja) 表組み作成プログラム、表組み指定方法および編集レイアウト装置
Rosenstein Display Management in an Integrated Office
AU2004203112A1 (en) User Interface for Creation and Editing of Variable Data Documents
JPH08297682A (ja) 図形情報編集方法
JPH04320567A (ja) 文書編集システムにおける文書割付け処理過程表示装置