JP3083742B2 - 表計算方法 - Google Patents

表計算方法

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JP3083742B2
JP3083742B2 JP07256600A JP25660095A JP3083742B2 JP 3083742 B2 JP3083742 B2 JP 3083742B2 JP 07256600 A JP07256600 A JP 07256600A JP 25660095 A JP25660095 A JP 25660095A JP 3083742 B2 JP3083742 B2 JP 3083742B2
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、罫線表示による集
計表や数表を作成する表計算ソフトウエアの表計算用表
構造及び表計算方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータを用いた表計算
ソフトウエアにより各種の表計算が行われている。従来
の表計算ソフトウエアで用いる表構造は、行・列毎に夫
々同じ個数の矩形の箱(セル)を持ったマトリクス構造
となっている。例えば図17に示すように行順を数字、
列順をアルファベットで表すとして、1〜6行、A〜D
列からなる6行4列のマトリクス構造を用い、マトリク
スの各要素には計算に用いられる各種データや計算結果
が入るようになっている。
【0003】マトリクスの各要素が矩形の箱に対応して
おり、図17では例えば第2行第2列の箱B2にはデー
タ10が格納されている。第2行の各箱のデータの合計
の結果を第2行第4列の箱D2に表示させようとすれ
ば、箱D2で例えばSUM(A2:C2)のように式を
定義することにより、箱D2には結果35が格納されて
表示されるようになっている。
【0004】また、作成した表に対して行或は列を追加
したり削除したりすることもでき、例えば列Aと列Bと
の間に1列挿入すると自動的にB列以降の列の順番がシ
フトされて、結果は第5列に第1列から第4列までの総
和が表示されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表計算ソフトウエアではn行m列のマトリクス構造でデ
ータを持たせるため、行同士、列同士ではそれぞれ同じ
個数の箱を持つことを前提としており、例えば図18に
示すような表を作成して表計算を行わせるようにはでき
ていない。図18に示した表と図17の表との相違は、
図18が従来の表計算ソフトウエアで使用されるn行m
列のマトリクス構造を有さず、各行及び各列毎に箱の個
数が異なる非正規に区切られている表構造を有している
点にある。また、図18では一つの箱の中に斜罫線を引
いて箱を分割し、分割された2つの領域にそれぞれデー
タを表示させている点でも図17の表と相違している。
【0006】この図18で示すような表を使用して表計
算したいという表計算ソフトウエア利用者の要求は決し
て少なくなく、特に漢字等を使用して文字を縦書きにも
横書きにもさせて表示させた表を多用する我が国及び他
の漢字使用圏の国々での要求は大きいといえる。
【0007】図18の表を用いた場合のデータ格納及び
表計算は、例えば「4月度」の「ガス」と「電気」の料
金をそれぞれの箱に入力してその合計した結果を「ガ
ス」、「電気」の箱に隣接する大きい箱に格納し、それ
と「その他」に入力した料金データとを足して「合計」
欄に記載し、さらに各月の「合計」を累計して、図中
「5月」と「6月」の最下欄にあるように斜罫線の上側
には当月の合計を、下側には累計を表示できるようにす
る必要がある。
【0008】このように図18に示すような表は一般に
よく利用されるものであるにもかかわらず、従来の表計
算ソフトウエアでは図18のような非正規の表構造の表
に対して表計算を行わせることができない。従って、今
日このような表を作成して表示させたり印刷させたりす
るには、予めワードプロセッサ等を用いて枠や罫線を作
成し、作業者が手計算或は電卓等の補助計算機の助けを
借りて必要な計算を行った後、作成した表中の所定位置
に単に計算結果を埋め込んでやるという作業をせざるを
得ないのが現状である。
【0009】以上の点に鑑み、発明者達は図18のよう
な表による表計算に関連する先行技術調査を行い以下に
示す文献を発見した。特開平2−148170号公報の
表構造化方式では、行同士及び列同士でそれぞれ同じ個
数の枠をもつ定形型の表構造を採らず、行同士、列同士
で異なる個数の枠をもつ非定形型の表構造が開示されて
いる。そこでは、非定形型の表の中に仮想線を想定する
ことにより、行同士、列同士で夫々同じ個数の枠をもつ
定形型の表構造を仮定し、枠の有無情報、枠の連結情報
を登録して定形型の表構造と同一の手法で表構造化デー
タを作成する技術が開示されている。しかしながら、こ
の特開平2−148170号公報は、予め印刷された非
定形の表をスキャナ等により読み取ることを前提として
おり、読み取られて既に存在する表を構成する罫線デー
タから表構造を規定する表構造化データを作成するので
あって、コンピュータ等の表示装置を用いて表を作表し
て表計算を行わせるものではない。従って、作成した表
に対して行或は列を追加したり削除したりするための編
集や、具体的なデータの入力或は表計算方法等について
何等開示していない。
【0010】また、特開平5−20340号公報には、
スプレッドシート内のセルに斜罫線を引くことが開示さ
れているが、これは斜罫線の表示方法を単に示している
だけで斜罫線を用いた表計算方法には言及していない。
【0011】このように従来の技術では、図18に示す
表のような見やすく解りやすい表を作成して且つ容易に
表計算を行わせたいという需要者の強い要望が有るにも
かかわらず、十分な解決手段を提供することができずに
今日に至っているというのが現状である。
【0012】本発明の目的は、見やすく解りやすい表を
作成して表計算を行わせること、つまり表作成の自由度
を高めつつ、表計算を容易に行うことができる表計算用
表構造及び表計算方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、大きさの異
なる複数の箱が形成された非正規な表のための表データ
構造であって、各箱に入力される情報を格納する入力情
報格納手段と、入力情報格納手段とは別に、各箱の表中
での位置と入力領域の大きさを規定するための座標情報
を格納する座標情報格納手段とを備えていることを特徴
とする表データ構造によって達成される。
【0014】また上記目的は、大きさの異なる複数の箱
が形成された非正規な表の表計算用表構造であって、各
箱に入力される情報を格納する入力情報格納手段と、入
力情報格納手段とは別に、各箱の表中での位置と入力領
域の大きさを規定するための座標情報を格納する座標情
報格納手段とを備えていることを特徴とする表計算用表
構造によって達成される。
【0015】さらに上記目的は、上記の表計算用表構造
において、上記座標情報は、複数の箱を形成している縦
横の全ての罫線を延長させて形成されるマトリクス構造
の要素で定義されることを特徴とする表計算用表構造に
よって達成される。
【0016】またさらに上記目的は、上述の表計算用表
構造において、各箱は、1又は2以上の座標情報により
表中での位置と入力領域の大きさが規定されていること
を特徴とする表計算用表構造によって達成される。
【0017】又上記目的は、箱番号が付されて行方向又
は列方向のいずれか一方向に並んだ大きさの異なる複数
の箱に入力された情報に対して表計算をする表計算方法
であって、複数の箱を形成している縦横の全ての罫線を
延長させて形成されるマトリクス構造の要素でもって各
箱の位置及び大きさを規定する座標情報を用意し、座標
情報に当該座標情報で規定される箱の箱番号を格納し、
表計算中に同一の箱番号が格納された複数の座標情報が
出現した場合はその中の一以外は計算から除外すること
を特徴とする表計算方法によって達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る表計算用表構造及び
表計算方法の実施の形態として以下に図1乃至図9を用
いて説明する。一例として図1に示すような非正規な表
構造を有する表を作成するものとする。図1の表は、箱
番号[1]〜[7]までの7個の大きさの異なる箱で構
成されている。
【0019】この大きさの異なる箱番号[1]〜[7]
の箱には、箱情報として原則として夫々の箱に1つのデ
ータ或は計算式が文字情報として格納される。箱情報
は、図2に示すように文字情報を格納する入力情報格納
手段であるとともに、当該箱を描く罫線の線種等を示す
罫線情報や、当該箱の色等を示す状態情報等をも格納し
ている。箱情報のうち文字情報以外のものは本発明を説
明する上では直接関係ないのでこれらについての説明は
省略する。
【0020】表示装置上に表示させた表の所定の箱内に
データ又は計算式を入力するには、入力データがどの箱
の文字情報として格納されるかを識別するために、各箱
の領域を規定する座標情報を用いる必要がある。本発明
の実施の形態においては、図1に対応して図3に示すよ
うな座標情報を用いている。この座標情報は、図1にお
ける[1]〜[7]の箱を形成している縦横の全ての罫
線を延長させることにより形成した番号1〜3の3行と
アルファベットA〜Dの4列とのマトリクス構造を構成
し、各マトリクスの要素を個々の座標情報としたもので
ある。図3に示すように例えば第1行第1列の座標情報
は(A1)のように表すものとする。
【0021】図4に示す各座標情報格納手段には、その
座標情報により規定される箱の箱番号が格納される。座
標情報格納手段は、箱番号以外にも複数の座標情報で1
つの箱が規定される場合の他の座標情報との連結を示す
連結情報、及び表示装置の表示領域上の位置を示す位置
情報等を含んでいる。
【0022】例えば、座標情報(A1)には箱番号
[1]が格納されており、そして箱番号[1]の箱は他
の座標情報に規定されないので座標情報(A1)の連結
情報は空である。座標情報(A2)、(A3)、(B
2)、(B3)の箱番号には箱番号[5]が共通して格
納され、当該各座標情報の連結情報には、連結する他の
座標情報の番号が格納される。
【0023】即ち、座標情報と箱情報との関係は、 座標情報 箱情報 (A1) −> [1] (B1) −> [2] (C1) −> [3] (D1),(D2) −> [4] (A2),(B2),(A3),(B3) −> [5] (C2),(C3) −> [6] (D3) −> [7] のように多対1対応となっている。
【0024】例えば表示装置に表示された表の箱番号
[1]の箱の領域内にデータが入力されると、箱番号
[1]の箱を規定する座標情報(A1)の位置情報によ
り、箱番号[1]の箱に入力があったことが認識され、
箱番号[1]の箱情報に当該入力されたデータが文字情
報として格納される。
【0025】また例えば、箱番号[5]の箱の領域内に
データが入力されると、箱番号[5]の箱を規定する座
標情報(A2)、(A3)、(B2)、(B3)の少な
くともいずれかの位置情報により、箱番号[5]の箱に
入力があったことが認識され、箱番号[5]の箱情報に
当該入力されたデータが文字情報として格納される。
【0026】このように本発明は、大きさの異なる複数
の箱が形成された非正規な表において、各箱の箱情報と
は別に、当該箱の表中の位置と入力領域の大きさを規定
する座標情報を備えるようにした点に特徴を有してい
る。
【0027】従って、図1の表において例えば、箱番号
[1]の箱を行方向の幅はそのままで列方向に伸長させ
て座標情報(A2)を包含する位置まで広げたとすると
(図5参照)、座標情報と箱情報との関係は、 座標情報 箱情報 (A1),(A2) −> [1] (B1) −> [2] (C1) −> [3] (D1),(D2) −> [4] (B2),(A3),(B3) −> [5] (C2),(C3) −> [6] (D3) −> [7] のようになるが、これはどの箱情報の内容をも変化させ
ずに、所定の箱の位置と大きさだけを変更したことを示
している。
【0028】また、例えば図6に示すように、箱番号
[2]、[5]の箱と箱番号[3]、[6]の箱との間
に列を1列挿入するような場合には、挿入された1列の
箱番号を[8]とすると、図7に示すように箱番号
[8]の座標情報として(C1),(C2),(C3)
が用いられ、それ以降の座標情報の列の順番をシフトす
るようにしている。
【0029】座標情報と箱情報との関係は、 座標情報 箱情報 (A1) −> [1] (B1) −> [2] (C1),(C2),(C3) −> [8] (D1) −> [3] (E1),(E2) −> [4] (A2),(B2),(A3),(B3) −> [5] (D2),(D3) −> [6] (E3) −> [7] のようになるが、これは挿入された箱(箱番号[8]の
箱)以外の箱情報の内容を変化させずに、挿入された箱
の位置と大きさ、及び箱の挿入により位置変更のあった
箱の位置だけを変更することができたことを意味してい
る。
【0030】このように本発明は、各箱の箱情報とは別
に、当該箱の表中の位置と入力領域の大きさを規定する
座標情報を備えるようにしたので、大きさの異なる複数
の箱が形成された非正規な表であっても、各箱に容易に
データを入力することができ、また各箱の大きさを変更
したり、或は新たな箱を追加したり挿入したりすること
が容易になるだけでなく、そのような処理をしても各箱
の文字情報(データ)に何等の影響を与えることがない
という利点を有している。
【0031】次に本発明の表計算用表構造を用いた表計
算方法について図8及び図9を用いて説明する。上述の
ように本発明の表計算用表構造を有する表にあっては、
表計算方法も従来とは異なる。それは、1又は複数の座
標情報が箱の位置及びに大きさを規定していることか
ら、逆に複数の座標情報が同一の箱情報を有しており、
従って従来の計算をそのまま利用したのでは、同一の箱
情報の文字情報を重複して演算してしまう可能性が生じ
るからである。
【0032】本発明の表計算用表構造のような非正規の
表構造に対しては、従来の表計算ソフトウエアにおける
がごとく、例えば第2行の総和を計算するようなSUM
(A2:E2)等の計算式を用いるには特殊な処理が必
要である。図8のような従来の表構造と同様の表構造、
つまり正規の表構造を本発明に基づいて作成した場合に
は従来の表計算と同様問題はなく、SUM(A2:E
2)=A2+B2+C2+D2+E2として第2行の総
和を求めることができる。
【0033】しかしながら、図9に示す表の第2行のよ
うに3つの箱に左から数値5,3,1がそれぞれ入力さ
れている場合においては、座標情報(B2),(C
2),(D2)に格納された箱番号は同じ[7]である
から対応する文字情報の3が重複している。
【0034】従って、本発明の実施の形態においては、
複数の座標情報の箱番号が同一である行或は列に対して
する総和等の各種演算に、従来よりなじみの深いSUM
(A2:E2)等の式をユーザが使用できるように、箱
番号が同一の座標情報が後に重複して出現した場合は演
算から除外するようにしている。
【0035】以上説明した本発明の実施の形態に基づ
き、以下に具体的な適応例としての実施例と従来の技術
による比較例とを示す。
【0036】[実施例1]図10(a)は本発明による
非正規の箱を有する表の一例を示している。箱番号
[7]の箱情報の文字情報には式SUM(A2:B2)
が格納され、表計算結果として15(A2+B2=5+
10=15)が表示される。また、箱番号[8]の箱情
報の文字情報には式SUM(A3:B3)が格納され、
表計算結果として18(A3+B3=8+10=18)
が表示される。このように、現実に表示されている箱の
箱情報にデータなどの文字情報を持たせ、箱情報とは別
に表計算は専ら座標情報により行わせることにより非正
規の箱構造の表に対して容易に表計算を行わせることが
できるようになる。
【0037】[比較例1]一方、従来の表計算ソフトウ
エアによる表計算では図10(b)に示すように、箱B
2にのみ数値10を入力したとすると、箱C3での行方
向の総和は、手計算によるか、或はSUM(A3,B
2)のような煩雑な処理をしなければならない。あるい
は図10(b)のように、箱B2、B3夫々に同一の数
値10を入力することも考えられるが、この場合は行方
向の計算はできても、B列における列方向の総和を計算
するには同一の数値の重複演算を避けるために処理が煩
雑になってしまうし、作成された表の箱B3には意味の
ない値が表示されているので表としての利用価値が減殺
されてしまう。
【0038】[実施例2]図11(a)、(b)は本発
明を用いた第2の実施例を示す図である。図11(a)
において、箱番号[3]の箱情報には、箱番号[1]と
箱番号[2]に入力された数値の最小値を入れる演算式
Min(A1:B1)が文字情報として格納されてい
る。箱番号[5]の箱情報には、箱番号[1]と箱番号
[4]に入力された数値の最小値を入れる演算式Min
(A2:B2)が文字情報として格納されている。
【0039】実施例1で示したように本発明ではこれら
の演算は問題なく行える。このとき、図11(b)に示
すようにA列とB列との間に1列追加してできた箱番号
[6]、[7]の箱にそれぞれ数値10、15を入力し
たとしても、列の挿入により右にシフトした箱番号
[3]、[5]の文字情報は、従来の方法と同様にして
それぞれMin(A1:C1)、Min(A2:C2)
に変更されて、それぞれの箱に正しい演算結果10、1
5をそれぞれ表示することができる。
【0040】[比較例2]一方従来の表計算ソフトウエ
アによる表計算では図11(c)に示すように、箱C2
でA1とB2だけの比較をする限定的な式Min(A
1,B2)を定義せざるを得ず、従って列挿入後に限定
的に定義した式を改めて定義しなおさなければ、正しい
結果を得ることができないという煩雑さがある。
【0041】次に本発明の第2の実施の形態を図12及
び図13を用いて説明する。本実施の形態は、箱内に斜
罫線を引き、その上部、下部を夫々独立した箱として取
り扱うことができるようにしたものである。斜罫線等1
つの箱を分割し、その分割した領域を夫々独立した箱と
して取り扱うことを可能にするものを「デリミタ」と呼
ぶこととする。図12に示した通り、斜罫線の傾きはど
ちらでもよく任意である。図12において、斜罫線を引
いてない状態のときの箱番号を[1]、[2]、
[3]、[4]とすると、箱番号[3]の箱に斜罫線を
引いてできた新たな上部箱の箱番号を[3]、下部箱の
箱番号を[3']とする。同様に、箱番号[4]の箱に
斜罫線を引いてできた新たな上部箱の箱番号を[4]、
下部箱の箱番号を[4']とする。
【0042】このときの座標情報と箱情報は、 座標情報 箱情報 上下箱情報 (A1) −> [1] (B1) −> [2] (A2U) −> [3] −> [3] (A2L) −> [3'] (B2U) −> [4] −> [4] (B2L) −> [4'] となる。
【0043】このとき箱情報の内容は図13に示すよう
に、先の図2の内容に加えて、斜線が引かれたことを示
す斜線情報、斜線上下部の上部箱情報及び下部箱情報が
追加される。あらたに形成される上部箱情報及び下部箱
情報はそれぞれ図2に示した内容を有することになる。
【0044】このようにすることにより、斜罫線が引か
れた箱に対しても箱番号に対して座標情報と独立した箱
情報を与えることができ、第1の実施の形態で説明した
のと同様の表計算用表構造及び表計算方法を実現できる
ようになる。
【0045】以上説明した本発明の第2の実施の形態に
基づき、以下に具体的な適応例としての実施例と従来の
技術による比較例とを示す。
【0046】[実施例3]図14(a)は行方向に並ん
だ箱に斜罫線を引いた表を示しており、箱番号[1]の
箱の数値10と斜罫線で区切られた上部箱番号[2]の
箱の数値5とを足した値15を下部箱番号[2']の箱
に表示させ、下部箱番号[2']の箱の値15と次の箱
の上部箱番号[3]の箱の数値5とを足した値20を下
部箱番号[3']に表示させたものである。
【0047】下部箱番号[2']の下部箱情報に格納さ
れた計算式は、SUM(A1,B1U)であり、下部箱
番号[3']の下部箱情報に格納された計算式は、SU
M(B1L,C1U)である。
【0048】[比較例3]一方従来の表計算ソフトウエ
アによる表計算では斜罫線を引くことが不可能であり、
代替手段として図14(b)に示すように、上下2列の
箱を用意して表計算を行うことにならざるを得ず計算結
果の表からデータを視覚的、直感的に把握するには困難
を伴う。
【0049】[実施例4]図15(a)は列方向に並ん
だ箱に斜罫線を引いた表を示しており、箱番号[1]の
箱の数値10と斜罫線で区切られた上部箱番号[2]の
箱の数値5とを足した値15を下部箱番号[2']の箱
に表示させ、下部箱番号[2']の箱の値15と次の箱
の上部箱番号[3]の箱の数値5とを足した値20を下
部箱番号[3']に表示させたものである。
【0050】下部箱番号[2']の下部箱情報に格納さ
れた計算式は、SUM(A1,A1U)であり、下部箱
番号[3']の下部箱情報に格納された計算式は、SU
M(A2L,A3U)である。
【0051】[比較例4]比較例3と同様に従来の表計
算ソフトウエアによる表計算では斜罫線を引くことが不
可能であり、もしも図15(b)に示すように、箱A3
とA4、箱A5とA6を組として表計算を行ったとして
も、得られた表からデータを視覚的、直感的に把握する
のはほとんど不可能である。
【0052】以上の説明で明らかなように、本発明によ
れば先に示した図18のような表を作表して表計算させ
ることが容易に行うことができるようになる。
【0053】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、本発明によれば、複数の座
標情報で一つの箱を規定し、その箱が箱情報として独立
に文字情報を格納しておくことができるので、図16
(a)の箱に示すように、座標情報(A1)、(A2)
で表される箱内に「基本料」の文字を縦書きで表示させ
ることも可能である。従来の方法では、図16(b)に
示すように「本」の文字のためだけに新たな箱を形成す
る必要が生じ、結果として1行挿入することになってし
まう。
【0054】また本発明の第1及び第2の実施の形態で
の座標情報、箱情報、及び上下箱情報における各情報の
格納方法及び格納形態は上述に限られず種々の変形が可
能である。例えば、上述では説明の都合上、斜罫線を引
いた場合に箱情報と上箱情報とで重複した情報の格納を
生じているが、上箱情報を箱情報に包含させて簡素化さ
せることももちろん可能である。
【0055】なお、上記実施の形態では表構造及び表計
算について説明したが、本発明は、「計算」を含まない
表作成、表作成及びデータ入力等についてももちろん適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】非正規な箱構造を有する表を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における箱情報を説明する
図である。
【図3】本発明の実施の形態における座標情報を説明す
る図である。
【図4】本発明の実施の形態における座標情報を説明す
る図である。
【図5】本発明の実施の形態による表計算用箱構造及び
表計算を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態による表計算用箱構造及び
表計算を説明する図である。
【図7】本発明の実施の形態による表計算用箱構造及び
表計算を説明する図である。
【図8】本発明の実施の形態による表計算用箱構造及び
表計算を説明する図である。
【図9】本発明の実施の形態による表計算用箱構造及び
表計算を説明する図である。
【図10】本発明の第1の実施例と従来技術の比較例と
を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例と従来技術の比較例と
を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態による表計算用箱
構造及び表計算を説明する図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態による表計算用箱
構造及び表計算を説明する図である。
【図14】本発明の第3の実施例と従来技術の比較例と
を示す図である。
【図15】本発明の第4の実施例と従来技術の比較例と
を示す図である。
【図16】本発明の応用例と従来技術の比較例とを示す
図である。
【図17】従来の表計算用箱構造及び表計算を説明する
図である。
【図18】理想的な表を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−148170(JP,A) 特開 平8−161306(JP,A) 特開 平4−555(JP,A) 特開 平3−259375(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 19/00 G06F 17/21 - 17/27

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱番号が付されて行方向又は列方向のいず
    れか一方向に並んだ大きさの異なる複数の箱に入力され
    た情報に対して表計算をする表計算方法であって、 前記複数の箱を形成している縦横の全ての罫線を延長さ
    せて形成されるマトリクス構造の要素でもって前記各箱
    の位置及び大きさを規定する座標情報を用意し、 前記座標情報に前記座標情報で規定される箱の箱番号を
    格納し、 表計算中に同一の箱番号が格納された複数の前記座標情
    報が出現した場合はその中の一以外は計算から除外する
    ことを特徴とする表計算方法。
  2. 【請求項2】前記大きさの異なる複数の箱に新たな箱を
    挿入する段階と、 前記新たな箱の位置及び大きさを規定する座標情報を用
    意する段階と、 前記新たな箱の挿入に伴って位置変更のあった箱の座標
    情報に規定されている位置情報を修正する段階と、 を更に含む請求項1の表計算方法。
  3. 【請求項3】行方向又は列方向のいずれか一方向に並ん
    だ複数の箱に入力された情報に対して表計算をする表計
    算方法であって、 第1の箱の中にはデリミタを有しておらずの第1の数字
    が登録されており、第2の箱の中にはデリミタが存在
    し、該デリミタを挟んだ両側に第2の数字と第3の数字
    とが登録されているときに、 前記第1の数字を前記第1の箱の箱番号と関連付けて格
    納し、 デリミタが存在することを示す情報と、前記第2の数字
    及び前記第3の数字にアクセスするための情報とを前記
    第2の箱の箱番号と関連付けて格納し、 前記第1の箱と第2の箱に対する表計算中に前記デリミ
    タが存在することを示す情報が出現した場合は、前記第
    2の箱に隣接する第3の箱の中であって、前記第3の箱
    の中にあるデリミタを挟んだ一方に前記第1の数字と前
    記第2の数字の計算結果を登録し、前記第3の箱の中に
    あるデリミタを挟んだ他の一方に前記第1の数字と前記
    第3の数字の計算結果を登録することを特徴とする表計
    算方法。
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