JPH04242856A - 保守作業表作成装置 - Google Patents

保守作業表作成装置

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JPH04242856A
JPH04242856A JP3010394A JP1039491A JPH04242856A JP H04242856 A JPH04242856 A JP H04242856A JP 3010394 A JP3010394 A JP 3010394A JP 1039491 A JP1039491 A JP 1039491A JP H04242856 A JPH04242856 A JP H04242856A
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桑原 政行
Kozo Mabuchi
浩三 馬渕
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は保守作業表作成装置に係
り、特に設備機器が設置されているビルの巡回保守作業
日と担当作業員名とを割り振る保守作業表作成作業を行
なう保守作業表作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルにはそのビルの居住者やビルの利用
者のために、エレベータ、マンコンベアーなど各種の設
備機器が設置されている。これらの設備機器が故障する
と、居住者の日常生活に支障が生じビルの使用者にもビ
ル使用上で多くの障害がもたらされるので、これらの設
備機器にはかなり厳格な定期保守作業が必要である。そ
してこれらの設備機器の保守作業には専門的な知識が必
要なので、各ビルでは設備機器の保守を行なう保守会社
と契約して、ビルに設置された設備機器の定期保守点検
作業を委託している。
【0003】このような委託を受けた保守会社は顧客の
要望に応えるために、専門の技術を習得した作業員に顧
客ビルを定期的に巡回させ、定期的な設備機器の保守点
検、故障の修理或いは設備機器の調整を行なわせている
。このような巡回サービスを効率的に行なうためには、
保守会社の営業所では管轄する巡回すべき顧客ビル名と
巡回日及び時間とをその営業所に所属する各作業員に予
め割り振ることが必要である。従来、この割り振り作業
は、図6に示すように営業所の壁面に架けた日付ボード
1の所定位置に、顧客ビルの銘板8、作業員の銘板5、
勤務状態を示す銘板9,10などを磁石で吸着させて位
置させ、その位置を最適で効率的に巡回サービスが行わ
れるように調整することにより行なつていた。
【0004】このように日付ボード1を用いる方法では
、外部からの振動によつて日付ボード1自体が壁面から
外れて各銘板の位置がずれたり、日付ボード1の近くを
通る人の身体の一部が各銘板に触れてその位置がずれる
ことがあり、表示の信頼性に問題があつた。さらに割り
振る作業自体が経験が豊富な職員が、長時間を要さねば
できないものであつた。何故経験豊富な職員が長時間を
要すかというと、第1に巡回保守作業の作業効率を考慮
して、できるだけ同一地域の顧客ビルをまとめて巡回す
るように検討する必要があるからである。第2のエレベ
ータの修理のように作業員が二名必要な作業もあり、そ
の判断を適確にして二名の作業員を同日に同一ビルに割
り振りをする必要があり、第3に各作業員の勤務計画(
休暇、会議、出張等)を事前に把握して割り振りを行な
う必要があるからである。
【0005】第4に顧客ビル側からの作業日の指定があ
つた場合は、その指定を優先して他の巡回作業を調整し
なければならないことがあり、第5に標準のビル管理契
約は月に二回であるが、ビルによつては二ヵ月に一回或
いは三ヵ月に一回という契約をすることがあるので、先
月は不要であつたビル銘板を洩らすことなく割り振らね
ばならないからである。第6に前回の巡回保守作業が予
定通りに行なわれなかつた顧客ビルや、翌月の巡回保守
作業が前倒にされた顧客ビルが存在する場合にはこれら
に誤りなく対処する必要があり、第7に設備機器の修理
の要求が発生した場合も、そのビル単独のサービスはで
きる限り避け、他のビルの修理点検作業も合わせ済ませ
て効率的に作業を進める必要があるからである。
【0006】第8にビルの設備機器には年一度の法定検
査が義務付けられており、検査台帳と突き合わせながら
期限内に必要な保守点検作業を行なわねばならず、第9
に作業の内容によつては、資格や経験を考慮して作業員
を割り振らねばならず、第10にそれぞれの設備機器に
より異なる必要作業時間を把握して一日の許容実働時間
内に収まるように作業員の割り振りを行なう必要がある
からである。
【0007】図4及び図5は前述したような従来のこの
種の保守作業表の作成における表示の信頼性と割り振り
作業自体の困難性の問題を解決するために、本願と同一
の出願人により提案されている保守作業表作成装置を説
明する図で、図4は全体の構成を示すブロツク図、図5
は表示部の説明図である。図4に示すように、契約した
顧客ビルのデータ処理を総括的に行なうセンタ11には
、顧客ビルのデータを記憶する記憶部11aとこの記憶
部11aに接続された送受信装置11bとが設けてある
。一方営業所12は送受信装置12a、制御部12e、
表示部12b及びマウス12dを具備した入力部12c
を備えていて、送受信装置12aを制御部12eに接続
してあり、この制御部12eには表示部12dを接続し
てあり、表示部12dには入力部12cを接続してある
。そして、前記送受信装置11bと前記送受信装置12
aとが、電話回線13で互いに接続してある。前記営業
所12には管轄する顧客ビルを担当する必要数の作業員
が配置されていて、それぞれ担当する顧客ビルの設備機
器の保守が行なわれる。
【0008】センタ11の記憶部11aには、顧客ビル
のデータが地域ごと、設備機器の種類に対応する必要作
業員数(一人作業二人作業別)ごとその他必要な内容に
対応して分類記憶されている。営業所12からのデータ
要求信号によつて、前記記憶部11aからその月の保守
作業表の作成に必要な顧客ビル名のデータが電話回線1
3を介して営業所12に伝送され、図5に示すように第
1の表示領域14に顧客ビル名が表示される。
【0009】営業所12の保守作業表作成者は、第1の
表示領域14に表示される顧客ビル名を入力部12cの
マウス12dを用いて、第2の表示部15に電気的に移
送表示していく。図5に示すように第2の表示部15は
縦方向にその営業所に所属する作業員名が表示された欄
が、横方向にその月の各日の欄が設けてある。例えばビ
ル名B1を作業員aの3月1日の巡回作業に割り振る場
合には、第1の表示領域14のビル名B1をマウス12
dで指示し、次いで作業員aと日付で特定された欄をマ
ウス12dで指定する。この操作によつて第1の表示領
域14のビル名B1が消えて第2の特定された欄にビル
B1が表示される。
【0010】このような操作が順次繰り返して行なわれ
、その月の顧客ビルの巡回保守作業表が作成される。 保守作業表が完成すると、この保守作業表から作業内容
データを除いた全データが、電話回線13介してセンタ
11に電送され、記憶部11aに記憶される。このよう
にして、センタ11の記憶部11aには一ヵ月間の顧客
ビルの保守作業データが、日付、地域別に分類されて記
憶されることになる。この顧客ビルの保守作業データと
必要な追加データに基づいて、次の月の保守作業データ
が作成される。
【発明が解決しようとする課題】前述した提案に係る保
守作業表作成装置によると、マウス12dを用いて表示
部12bの第2の表示領域15に保守作業を行なうべき
顧客ビル名を、日付と作業員名に対応付けて簡単に割り
振り、安定に表示することができる。この顧客ビルの巡
回保守作業においては、作業員の巡回地域が偏ることな
く分散していることが、突発事故の発生時に最寄りの地
域を巡回中の作業員を速やかに現場に向かわせるために
必要である。しかし、提案に係る保守作業表作成装置の
表示部12bからは、作業員の巡回地域の偏りを読み取
ることはできない。
【0011】本発明は前述したような提案に係る保守作
業表作成装置に鑑みてなされたものであり、その目的は
表示部の表示で作業員の保守作業のための巡回地域の偏
りを判断することができる保守作業表作成装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、データの処理を総括して行なうセンタに設
けられ、顧客データを記憶する記憶部と、営業所に設け
られ、顧客ビル名を表示する第1の表示領域及び作業員
名に対応して巡回日と対象ビル名を表示する第2の表示
領域を具備する表示部と、前記第1の表示領域に表示さ
れている顧客ビル名を前記第2の表示領域に移行表示さ
せる電気的入力手段とを備えた保守作業表作成装置にお
いて、前記表示部に表示された顧客ビル名の存在地域を
抽出する地域抽出手段と、この地域抽出手段で抽出され
た地域の近接地域を通報する近接地域通報手段とを有す
る構成となつている。
【0013】
【作用】このように構成されているので、表示部に表示
された顧客ビル名の存在地域が地域抽出手段で抽出され
、近接地域通報手段によつて抽出された存在地域の近接
地域が保守作業表作成者に通報される。このようにして
保守作業表作成者は、表示部から地域抽出手段で抽出さ
れた顧客ビルの存在地域の近接地域の通報を受け取つて
、作業員の保守作業のための巡回地域の偏りを判断する
ことができる。
【実施例】以下本発明の一実施例を図面(図1〜図3)
を参照して説明する。ここで図1は実施例の表示部の説
明図、図2は実施例の構成を示すブロツク図、図3は実
施例の動作を示すフローチヤートである。
【0014】実施例では図2に示すように営業所12の
制御部12eに、地域比較回路27と色彩付加回路28
とが接続してあり、地域比較回路27と色彩付加回路2
8の出力端子をそれぞれ表示部12bに接続してある。 実施例のその他の部分の構成は、既に図4を参照して説
明した提案に係る保守作業表作成装置と同一である。こ
の実施例において、制御部12eと地域比較回路27と
が発明の地域抽出手段を構成し、制御部12eと色彩付
加回路28とが発明の近接地域通報手段を構成している
【0015】次に実施例の動作を図3を参照して説明す
る。実施例におけるマウス12dを用いての第1の表示
領域14から第2の表示領域15への顧客ビル名データ
の移送は既に図4及び図5を参照して説明した提案に係
る保守作業表作成装置の場合と同様にして行なわれる。 図3のステツプS1において、保守作業表作成での割り
振り時の作業者の順番をi、各作業者における割り振り
ビルの順番をnとしてi=1n=1の初期設定をする。 次いでステツプS2に進んで制御部12eによつて、最
初の作業者へのビル名の割り振りが完了したか否か、図
1で作業員aへのビル名B1〜B9の割り振りが完了し
たかどうかの判定が行なわれる。ステツプS2の判定が
YESで、作業員aへの割り振りが完了するとステツプ
S3に進んでi+1として、作業員bへの割り振りに入
る。
【0016】次いでステツプS4において、i+1番目
の作業員である作業員bへの割り振りの1番目(n=1
)のビル名B10の割り振りが完了したか否かの判定が
行なわれ、ステツプS4の判定がYESであるとステツ
プS5に進む。ステツプS5では制御部12eと地域比
較回路27によつて、ビル名B10と作業員aへの既割
り振りのビル名B1〜B9との地域コードの比較が行な
われる。ここで地域コードとは3桁の数字よりなり、高
位桁は市、区を中位桁は町、村を下位桁は丁目、番地を
表している。ステツプS5ではビル名B10の地域コー
ドの上位桁を作業員aに割り振られたビル名B1〜B9
の地域コードの上位2桁と順次比較する処理が行なわれ
る。そして、ステツプS6においてビル名B10の地域
コード上位2桁とビル名B1〜B9の地域コード上位2
桁が重複しているか否かの判定が行なわれる。
【0017】ステツプS6の判定がNOで地域コード上
位2桁で重複がなく、地域に接近がない場合にはステツ
プS8に進んで第i+1番目の作業員bへの割り振りが
完了したか否かの判定が行なわれ、ステツプS8の判定
がNOであると、ステツプS9でn+1とされてビル名
B11に対して前述のステツプS4〜ステツプS6の処
理が行なわれる。例えばステツプS6の判定で、ビル名
B11の地域コードがビル名B5の地域コードと重複し
ていると判断されると、ステツプS7において制御部1
2eと色彩付加回路28によつて、これらのビル名B1
1、B5の表示が図1に黒点で示すように赤色表示Rで
行なわれる。ステツプS8の判定がYESであると、ス
テツプS10に進んで全ての作業員及びビル名に対して
割り振りが完了したかどうかの判定が行なわれる。ステ
ツプS10の判定がNOであるとステツプS3に戻つて
例えば作業員cに対する処理が行なわれる。
【0018】このようにして、実施例によると保守作業
表作成者は、表示部12bでの赤色表示Rを確認するこ
とにより或る作業員に割り振られたビルが他の作業員に
割り振られたビルと地域的に接近していることを簡単に
把握することができる。このため赤色表示Rを確認した
保守作業表作成者は、他の条件も配慮して可能であれば
直ちに割り振りの変更を行なつて、複数の作業員の割り
振り地域が偏らないように調整する。このようにするこ
とにより、複数の作業員を広範囲の地域に分散させてど
の地域で緊急自体が発生しても、その地域を巡回中の作
業員を直ちに現場に向かわせることができるように効率
的な作業が行なわれる保守作業表を作成することができ
る。
【0019】なお、実施例では近接地域を同一の色彩で
表示することにより、近接地域の通報を行なうものを説
明したが、本発明は実施例に限定されるものでなく、例
えば対応するビル名を網掛け表示したり、ビル名を点滅
させ同時にブザーを鳴らすようにすることもできる。
【0020】
【発明の効果】本発明では営業所の表示部に表示された
顧客ビル名の存在地域が地域抽出手段によつて抽出され
、この地域抽出手段で抽出された地域の近接地域が近接
地域通報手段によつて保守作業表作成者に通報されるの
で、各作業員への保守対象ビルの割り振りの地域的偏り
を避け、各作業員を広地域に分散巡回させてどの地域で
の緊急事態の発生にも迅速に対応できる保守作業表を作
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の表示部の構成を示す説明図
である。
【図2】本発明の一実施例の全体構成を示すブロツク図
である。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチヤート
である。
【図4】従来提案されている保守作業表作成装置の構成
を示すブロツク図である。
【図5】従来提案されている保守作業表作成装置の表示
部の構成を示す説明図である。
【図6】従来の保守作業表の作成に用いられる日付ボー
ドの説明図である。
【符号の説明】
11    センタ 11a  記憶部 11b  送受信装置 12    営業所 12a  送受信装置 12b  表示部 12c  入力部 12d  マウス 12e  制御部 27    地域比較回路 28    色彩付加回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  データの処理を総括して行なうセンタ
    に設けられ、顧客ビルのデータを記憶する記憶部と、営
    業所に設けられ、顧客ビル名を表示する第1の表示領域
    及び作業員名に対応して巡回日と対象ビル名とを表示す
    る第2の表示領域を具備する表示部と、前記第1の表示
    領域に表示されている顧客ビル名を前記第2の表示領域
    に移行表示させる電気的入力手段とを備えた保守作業表
    作成装置において、前記表示部に表示された顧客ビル名
    の存在地域を抽出する地域抽出手段と、この地域抽出手
    段で抽出された地域の近接地域を通報する近接地域通報
    手段とを有することを特徴とする保守作業作成装置。
  2. 【請求項2】  近接地域通報手段が近接地域にある顧
    客ビル名を同一の色彩で表示する色彩付加回路を具備し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の保守作業表作
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8593294B2 (en) 2010-09-21 2013-11-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Data transfer apparatus
CN113689772A (zh) * 2021-08-25 2021-11-23 中铁建工集团有限公司 一种融合esp8266模块系统的智慧楼宇数字沙盘建模方法及沙盘

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CN113689772B (zh) * 2021-08-25 2023-08-15 中铁建工集团有限公司 一种融合esp8266模块系统的智慧楼宇数字沙盘建模方法及沙盘

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