JPH04138579U - 熱交換器のブラケツト取付構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッダーパイプに対するブラケットの位置決
めと仮止めないしは取付けを、合理的かつ容易に行な
う。 【構成】 樋状のエンドプレート４とタンクプレート５
とを設け、エンドプレート４の両端部外面に、タンクプ
レート５の両端部内面を接合して、ヘッダーパイプ２，
３を構成する。ヘッダーパイプ２，３の周面に一対の係
合片１７，１８を有するブラケット１６を取り付ける。
タンクプレート５の接合部７，７の少なくとも一方に凸
部１５ａまたは１５ｂを外側へ突設し、凸部１５ａまた
は１５ｂに係合可能な係合手段２０，２１，２２を設け
たブラケット１６を設ける。上記一対の係合片１７，１
８に内側へ作用する弾性を付与し、エンドプレート４の
端部に重合したタンクプレート５の接合部７外面の所定
位置に、前記凸部１５ａまたは１５ｂと係合手段２０，
２１，２２とを介して、少なくとも一方の係合片１７ま
たは１８を保持し、他方の係合片１７または１８を他方
の接合部７の外面に圧接させる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、ヘッダーパイプに対するブラケットの位置決めと仮止めないしは取 付けを、合理的かつ容易に行なえるようにした熱交換器のブラケット取付構造に 関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のブラケットは、例えば実開昭６３ー１４２５８５号、特開平２ ー１４２５８５号、同２ー２１７１６０号のように、ヘッダーパイプの周面に取 り付けられ、その取付けに際しては、治具等を用いてブラケットをヘダーパイプ の所定位置に位置決めし、これをリベットやクリップを用い、或いは一部を溶接 する等して仮止め後、これを例えばろう付け炉に搬入して、ブラケットをヘッダ ーパイプにろう付けしていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、この従来の取付け法では、ブラケットの位置決めに治具等を要し、ま たブラケットをヘッダーパイプに仮止めする手段として、リベットやクリップを 使用し、或いは一部を溶接する等していたため、各種の工具や部品を要するうえ に、この種の作業に手間が掛かって生産性が悪い、という問題があった。

【０００４】 本考案はこのような問題を解決し、ヘッダーパイプに対するブラケットの位置 決めと仮止めないし取付けを合理的かつ容易に行なえ、この種作業の生産性を向 上できるようにした熱交換器のブラケット取付構造を提供することを目的とする

【０００５】

【課題を解決するための手段】

このため、本考案の熱交換器のブラケット取付構造は、樋状のタンクプレート とエンドプレートとを設け、エンドプレートの両端部外面に、タンクプレートの 両端部内面を接合してヘッダーパイプを構成し、該ヘッダーパイプの周面に一対 の係合片を有するブラケットを取り付けた熱交換器のブラケット取付構造におい て、タンクプレートの接合部の少なくとも一方に凸部を外側へ突設し、該凸部に 係合可能な係合手段を設けたブラケットを設けるとともに、上記一対の係合片に 内側へ作用する弾性を付与し、エンドプレートの端部に重合したタンクプレート の接合部外面の所定位置に、前記凸部と係合手段とを介して少なくとも一方の係 合片を保持し、かつ他方の係合片を他方の接合部の外面に圧接させ、これら一対 の係合片を介して、ブラケットをタンクプレートの所定位置に確実かつ容易に保 持させるとともに、重合時のエンドプレートとタンクプレートとを挟圧させ、ヘ ッダーパイプに対するブラケットの位置決めと仮止めないし取付けを合理的かつ 容易に行なえ、この種作業の生産性を向上できるようにしたことを特徴としてい る。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案を車両用空調装置に装備するコンデンサに適用した図示実施例に ついて説明すると、図１乃至図４において１は熱交換器であるコンデンサで、一 対のヘッダーパイプ２，３が左右に配設され、このうちヘッダーパイプ２の上部 に後述の冷媒入口管が接続され、ヘッダーパイプ３の下部に後述の冷媒出口管が 接続されている。

【０００７】 ヘッダーパイプ２，３は実質的に同一に構成され、これはアルミニウムブレー ジングシートを樋状に成形した、一対のエンドプレート４とタンクプレート５と からなり、これらを向き合わせて端部を重合し、その接合部７，７の内面をろう 付けして構成している。

【０００８】 エンドプレート４，４の相対する周面には複数の切欠孔８が形成され、これら の孔８に扁平なチューブ９が挿入されていて、これらチューブ９の間に放熱フィ ン１０が配設されている。 ヘッダーパイプ２，３の上下端部はキャップ１１，１２で閉塞され、またその 内部は複数の仕切板１３，１４で区画されていて、チューブ９内を移動する冷媒 を上方から左右に蛇行させて下方へ移動可能にしている。

【０００９】 タンクプレート５の両端部には前述の接合部７，７が外側に屈曲形成され、そ の内面をエンドプレート４の外端部に重合しており、また接合部７，７の同高位 置には凸部１５ａ，１５ｂが突設されていて、該凸部１５ａ，１５ｂにブラケッ ト１６が取付けられている。

【００１０】 ブラケット１６は、アルミニウム板またはアルミニウムブレージングシートを 略コ字形断面に成形して構成され、その相対する一対の係合片１７，１８に、内 側に作用する適当な弾性を保有させている。

【００１１】 係合片１７，１８の基端部にはボルト挿通孔１９が形成され、その先端側は外 側へ屈曲されて拡開され、この拡開部の一方の係合片１７に、凸部１５ａと嵌合 可能な係合手段としての係合孔２０が形成されている。 また、拡開部の他方の係合片１８には、凸部１５ｂと係合可能な係合手段とし ての切欠孔２１が側方に開口され、その開口縁部の先端側に係合手段としての係 合突起２２，２２が内側に突設されていて、凸部１５ｂの内端部と係合可能にさ れている。

【００１２】 図５および図６は上記ブラケット１６の他の実施例を示し、前述の実施例と対 応する構成部分には同一の符号を用いている。 このうち、図５に示すブラケット１６は、係合孔２０を矩形に形成する代わり に、係合孔２０の口径を中間部から基端部に亙って漸増させ、該孔２０と凸部１ ５ａとの嵌合に自由度を与えて、それらの嵌合の融通性を持たせるようにした点 を特徴にしている。

【００１３】 図６に示すブラケット１６は、係合孔２０の代わりに切欠孔２１を形成し、ま た係合片１８の切欠孔２１を省略して係合突起２２，２２のみ設け、切欠孔２１ を凸部１５ａに係合させるとともに、凸部１５ｂを省略して、係合突起２２，２ ２を接合部７の端部に係合させ、タンクプレート５とブラケット１６の構成の簡 潔化と、ブラケット１６の仮止め作業の容易化を図るようにした点を特徴にして いる。

【００１４】 図７乃至図１０はブラケット１６の他の実施例を示し、前述の実施例と対応す る構成部分には同一の符号を用いている。 このうち、図７および図８に示すブラケット１６は、係合片１７，１８を重合 し、これを熱交換器１の両端部の斜め前方または後方に突出させて、当該位置で の熱交換器１の取付けに応じられるようにするとともに、接合部７の上下位置に 一対の凸部１５ａ，１５ｂを近接配置し、これらに応じて係合孔２０と切欠孔２ １とを各一対づつ設けて、ブラケット１６の仮止めの強化と、位置決めの精密性 を向上させるようにした点を特徴にしている。

【００１５】 また、図９および図１０に示すブラケット１６は、係合片１７，１８を別部材 で構成し、その加工の容易化を図るとともに、係合片１７，１８の基端部を重合 して、これを熱交換器１の両端部の斜め前方または後方に突出させ、当該位置で の熱交換器１の取付けに応じられるようにしている。 そして、この実施例では図７および図８のブラケット１６に比べて、係合孔２ ０と切欠孔２１とを近接配置し、中間位置の係合突起２２を共用させて、構成の 簡潔化を図るようにした点を特徴にしている。

【００１６】 図１１乃至図１３は本考案の他の実施例を示し、前述の実施例と対応する構成 部分には同一の符号を用いている。 この実施例に示すブラケット１６は、上述のような熱交換器１の取付け用のブ ラケットではなく、導管取付け用のブラッケットであって、その主要部の構成は 前述の実施例と実質的に同一である。

【００１７】 したがって、この実施例のブラケット１６は、ボルト挿通孔１９が不要になり 、代わりに該孔１９の形成スペースを湾曲形成して、これをタンクプレート５の 外周面に沿わせてろう付けし、その湾曲部の一端に係合孔２０を形成する一方、 湾曲部の他端に一対の係合突起２２を内側に突設し、これを接合部７の端部に係 合可能に設ける。したがって、この場合には凸部１５ｂが省略される。

【００１８】 そして、湾曲部の他端部を延設し、この延設部２３の先端に湾曲状の導管保持 部２４を設け、該保持部２４の弾性によって出口側の冷媒導管２５を挟持させる ようにしている。 もちろん、上記ブラケット１６を入口側の冷媒導管２６に適用することも可能 であり、また導管保持部２４を省略し、代わりに延設部２３の先端に別設の導管 保持用金具を取り付けるようにしてもよい。

【００１９】 図１４および図１５は上記導管取付け用ブラッケットの他の実施例を示し、前 述の実施例と対応する構成部分には同一の符号を用いている。 このうち、図１４に示すブラケット１６は、係合孔２０の代わりに一対の切欠 ２６を側方に開口し、これを接合部７に突設した一対の凸部１５ｂに係合させる ようにしている。

【００２０】 また、図１５に示すブラケット１６は、係合突起２２の代わりに係合孔２０を 形成するとともに、前記切欠２６，２６の代わりに一対の係合突起２２を内側に 突設して、接合部７の端部と係合させるようにしている。

【００２１】 なお、以上の実施例ではタンクプレート５をブレージングシートで成形し、ブ ラケット１６をろう材を被覆していないアルミニウム板のベア材で成形している が、この反対に構成することも可能である。

【００２２】

【作用】

このように構成した本考案のブラケット取付構造は、ヘッダーパイプ２，３を 構成するエンドプレート４とタンクプレート５のうち、外側に位置するタンクプ レート５の一方または両方の接合部７の所定位置に、凸部１５ａ，１５ｂをプレ ス成形等によって突設する。

【００２３】 また、アルミニウムベア材またはブレージングシートをプレス成形して、ブラ ケット１６を略コ字形断面に形成し、その一対の係合片１７，１８に内側に作用 する適当な弾性を与えて、前記タンクプレート５の接合７，７を挟持可能にする とともに、係合片１７，１８の先端部に前記凸部１５ａ，１５ｂの有無に応じて 、係合孔２０、切欠孔２１、係合突起２２等をプレス成形する。

【００２４】 例えば、図１乃至図４に示す実施例では、接合部７，７の双方に凸部１５ａ， １５ｂを形成しているため、凸部１５ａに嵌合する係合孔２０を係合片１７の先 端に設け、凸部１５ｂに係合する切欠孔２１を係合片１８の先端に形成し、該切 欠孔２１の開口縁に、接合部７の端部と係合可能な係合突起２２，２２を設けて いる。

【００２５】 また、図６に示す実施例では、係合片１７の先端には係合孔２０の代わりに切 欠孔２１を形成し、係合片１８の先端には切欠孔２１を省略して係合突起２２， ２２のみ設けて、一方の接合部７に凸部１５ａだけを設けたタンクプレート５に 対応させている。

【００２６】 したがって、接合部７，７に対する係合片１７，１８の位置決め手段と仮止め 手段は、前述の手段およびその組み合わせに必ずしも限定されるものではない。

【００２７】 こうして、取り揃えたタンクプレート５とブラケット１６を用いて、ブラケッ ト１６を位置決めし、仮止めする場合、これを図１乃至図４に示す実施例で説明 する。 先ず、一対のエンドプレート４とタンクプレート５を用意し、エンドプレート ４の両端部をタンクプレート５の接合部７，７の内面に挿入して、これを図示の ように組み付ける。

【００２８】 このような状況の下で、図３のようにブラケット１６をタンクプレート５の外 側から嵌め込み、先ず係合孔２０を凸部１５ａに嵌合して、係合片１７の一端を 位置決めした後、該凸部１５ａを支点に係合片１８の先端を若干拡開させて、切 欠孔２１を凸部１５ｂの側方から差し込み、該孔２１を十分に押し込んで、係合 突起２２，２２を凸部１５ｂの基端部に近接する接合部７の端部に係合させる。

【００２９】 このようにすると、係合孔２０と凸部１５ａとの嵌合によって、係合片１７の 一端が保持され、また切欠孔２１が凸部１５ｂと係合して、係合片１８の一端が 保持され、更に係合突起２２，２２が接合部７の端部に係合することで、係合片 １８の抜け止め効果が得られる。

【００３０】 しかも、係合片１７，１８は内側に作用する適当な弾性を保有しているから、 それらの先端部が接合部７，７に圧接し、タンクプレート５に対する保持力を強 化するとともに、接合部７，７の内面がエンドプレート４の両端部外面を内側に 押圧し、両者が緊密に密着することで、エンドプレート４とタンクプレート５の 仮止め強度が強化される。

【００３１】 このように本考案は、ヘッダーパイプ２，３の所定位置に確実かつ強固にブラ ケット１６を組み付けられ、またこの組み付けによって、ヘッダーパイプ２，３ を構成するエンドプレート４とタンクプレート５との仮止め強度を強化し得るか ら、従来のような治具等の位置決め用部材を要せず、しかも両プレート４，５を 保持するクリップ等の仮止め部材が不要になって、これらを駆使した従来の煩雑 な作業から解消され、この種の作業を容易かつ迅速に行なえる。

【００３２】 こうして、エンドプレート４とタンクプレート５、およびブラケット１６を仮 止め後、ヘッダーパイプ２，３の上下にキャップ１１，１２を嵌合し、またエン ドプレート４，４に形成した切欠孔８，８にチューブ９を差し込み、かつそのチ ューブ９の間に介在させ、これらをクリップ等の適手段で仮止め後、これをろう 付け炉に搬入して、所定箇所をろう付けする。

【００３３】 すなわち、上記ろう付けによって、エンドプレート４とタンクプレート５とが 、接合部７，７内面を介してろう付けされ、また係合片１７，１８の先端部と接 合部７，７とが、接合部７，７の外面を介してろう付けされ、同時に凸部１５ａ と係合孔２０とが、凸部１５ａの周面全域を介してろう付けされ、かつ凸部１５ ｂと切欠孔２１とが、それらの接触面を介してろう付けされる。 また、図７、図９、図１２の場合は、上記の他に係合片１７または１８がタン クプレート５の外面を介して、該プレート５にろう付けされる。

【００３４】 そして、これらのろう付け後、熱交換器１を炉から搬出し、使用したクリップ を取り外す場合でも、ヘッダーパイプ２，３およびブラケット１６周辺には、ク リップを使用していないから、その分取り外し作業の手間が軽減される。

【００３５】 こうして、ろう付けされたブラケット１６は、図１乃至図１０に示す実施例の 場合、ボルト挿通孔１９と、熱交換器１を設置する側の取付金具（図示略）とに 、ボルトを差し込み、これをナット等で緊締することで、使用される。 また、図１１乃至図１５に示す実施例の場合、導管保持部２４に導管２５を嵌 め込み、これを挟持することで使用される。

【００３６】

【考案の効果】

本考案の熱交換器のブラケット取付構造は以上のように、タンクプレートの接 合部の少なくとも一方に凸部を外側へ突設し、該凸部に係合可能な係合手段を設 けたブラケットを設けるとともに、上記一対の係合片に内側へ作用する弾性を付 与し、エンドプレートの端部に重合したタンクプレートの接合部外面の所定位置 に、前記凸部と係合手段とを介して少なくとも一方の係合片を保持し、かつ他方 の係合片を他方の接合部の外面に圧接させたから、従来のような位置決め用の治 具等を要することなく、一対の係合片を介して、ブラケットをタンクプレートの 所定位置に確実かつ容易に保持させることができる。 また、本考案では一対の係合片を介して、重合時のタンクプレートとエンドプ レートとを挟圧できるから、ブラケットを介してタンクプレートとエンドプレー トとを仮止めでき、従来のようなクリップ等を要することなく、この種の作業を 合理的かつ容易に行なえ、その生産性を向上できる等の実用的な効果がある。

【提出日】平成４年７月２４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００３２

【補正方法】変更

【補正内容】

【００３２】 こうして、エンドプレート４とタンクプレート５、およびブラケット１６を仮 止め後、ヘッダーパイプ２，３の上下にキャップ１１，１２を嵌合し、またエン ドプレート４，４に形成した切欠孔８，８にチューブ９を差し込み、かつそのチ ューブ９の間に、放熱フィン１０を介在させ、これらをクリップ等の適手段で仮 止め後、これをろう付け炉に搬入して、所定箇所をろう付けする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す正面図である。

【図２】本考案の要部を示す斜視図である。

【図３】本考案の要部を分解して示す斜視図である。

【図４】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図である。

【図５】本考案に適用したブラケットの他の実施例を示
す斜視図である。

【図６】本考案に適用したブラケットの別の実施例を示
す斜視図である。

【図７】本考案の他の実施例の要部を示す断面図であ
る。

【図８】図７の実施例に適用したブラケットの斜視図で
ある。

【図９】本考案の別の実施例の要部を示す断面図であ
る。

【図１０】図９の実施例に適用したブラケットの斜視図
である。

【図１１】本考案の更に他の実施例を示す断面図であ
る。

【図１２】図１１のＢーＢ線に沿う断面図である。

【図１３】図１１の実施例に適用したブラケットの斜視
図である。

【図１４】図１１の実施例に適用するブラケットの他の
形態を示す斜視図である。

【図１５】図１１の実施例に適用するブラケットの別の
形態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 熱交換器 ２，３ ヘッダーパイプ ４ エンドプレート ５ タンクプレート ７ 接合部 １５ａ，１５ｂ 凸部 １６ ブラケット １７，１８ 係合片 ２０，２１，２２ 係合手段

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【手続補正書】

【提出日】平成４年７月２４日

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図３

【補正方法】変更

【補正内容】

【図３】

【手続補正３】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図４

【補正方法】変更

【補正内容】

【図４】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 樋状のタンクプレートとエンドプレート
   とを設け、エンドプレートの両端部外面に、タンクプレ
   ートの両端部内面を接合してヘッダーパイプを構成し、
   該ヘッダーパイプの周面に一対の係合片を有するブラケ
   ットを取り付けた熱交換器のブラケット取付構造におい
   て、タンクプレートの接合部の少なくとも一方に凸部を
   外側へ突設し、該凸部に係合可能な係合手段を設けたブ
   ラケットを設けるとともに、上記一対の係合片に内側へ
   作用する弾性を付与し、エンドプレートの端部に重合し
   たタンクプレートの接合部外面の所定位置に、前記凸部
   と係合手段とを介して少なくとも一方の係合片を保持
   し、かつ他方の係合片を他方の接合部の外面に圧接させ
   たことを特徴とする熱交換器のブラケット取付構造