JP3857791B2 - 熱交換器用タンク - Google Patents

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    • Y10T29/4935Heat exchanger or boiler making
    • Y10T29/49389Header or manifold making

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジエータ,インタークーラ,ヒーターコア等の熱交換器の構成部材である熱交換器用タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラジエータ,インタークーラ等の熱交換器として、例えば、実開平3−31068号公報に開示されるものが知られている。
図9は、この公報に開示される熱交換器を示すもので、この熱交換器では、タンク本体1が、アルミニウムの押し出し成形により形成され、タンク本体1のコア部2側には、チューブ穴1aが形成されている。
【0003】
コア部2は、チューブ3とコルゲートフィン4とを交互に積層して形成されており、タンク本体1とコア部2との間には、両面にろう材層を形成したアルミニウムのクラッド材からなる板材5が介在されている。
そして、タンク本体1のチューブ穴1aに、チューブ3の端部を挿入し、タンク本体1とコア部2とを仮組した状態で、ろう付け炉内において熱処理することにより、板材5のろう材層が溶融し、タンク本体1のチューブ穴1aにチューブ3がろう付けされる。
【0004】
一方、従来、タンク本体に取付部材をろう付けした熱交換器用タンクとして、例えば、特開平2−25693号公報に開示されるものが知られている。
図10は、本願出願前に考案されたこの種の熱交換器用タンクを示すもので、この熱交換器用タンクでは、タンク本体6が、アルミニウムの押し出し成形により、横断面矩形形状に形成されている。
【0005】
そして、タンク本体6の取付面6aには、タンク本体6側の面にろう材層を形成したアルミニウムのクラッド材からなる取付ブラケット7の本体部7aがろう付けされ、タンク本体6の取付面6aに隣接する隣接面6bに、取付ブラケット7に形成される足部7bがろう付けされている。
また、取付ブラケット7には、突出部7cが形成されている。
【0006】
図11は、上述した熱交換器用タンクの車体側への取付構造の要部を示すもので、取付ブラケット7の突出部7cが、マウントゴム8を介して、車体側取付ブラケット9の一側に形成される貫通穴9aに挿入支持されている。
そして、車体側取付ブラケット9の他側が、ボルトBにより車体側のアッパーレールLに固定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図9に示した従来の熱交換器では、タンク本体1を、アルミニウムの押し出し成形により形成しているため、タンク本体1のチューブ穴1aに、チューブ3の端部を確実にろう付けするためには、タンク本体1とコア部2との間に、ろう材層を形成したアルミニウムのクラッド材からなる板材5を介在し、板材5のろう材層からのろう材をチューブ穴1a側に供給する必要があり、コア部2の構造が複雑になり製造コストが増大するという問題があった。
【0008】
すなわち、タンク本体1を、アルミニウムの押し出し成形により形成する場合には、タンク本体1にろう材層を形成することが非常に困難であるため、図9に示したように、ろう材層を形成したアルミニウムのクラッド材からなる板材5等を別途使用してろう材を確保する必要が生じる。
一方、図10に示した本願出願前の熱交換器用タンクでは、タンク本体6と取付ブラケット7のろう付け時に、取付ブラケット7の本体部7aが、タンク本体6の取付面6aから浮き上がり、ろう付け不良が発生するという問題があった。
【0009】
そこで、従来、ろう付けの前に、取付ブラケット7の本体部7aを、タンク本体6の取付面6aに、スポット溶接Sあるいは点付け溶接により仮止めすることが行われているが、この場合には、多大な溶接工数が必要になるという問題が生ずる。
【0010】
本発明は、かかる従来の問題を解決したもので、タンク本体にろう材層を容易,確実に形成することができるとともに、タンク本体に取付ブラケットを容易,確実に仮止めすることができる熱交換器用タンクを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項の熱交換器用タンクは、横断面矩形形状のタンク本体を一枚の板材を折曲して形成するとともに、前記板材の一方の端部と他方の端部とを前記一方の端部が外側に位置するように重ねて相互に接合し、前記一方の端部が位置する面と反対側面に、インレットパイプまたはアウトレットパイプを配置し、且つ前記一方の端部が位置する面と反対側面との間の側面の前記一方の端部から離れた方の側面にチューブ穴を形成してなることを特徴とする。
【0013】
請求項の熱交換器用タンクは、請求項記載の熱交換器用タンクにおいて、前記タンク本体の前記チューブ穴が形成される側面と反対側の側面に、取付ブラケットの本体部をろう付けするとともに、前記一方の端部を前記タンク本体の外側に沿って延在させ、この延在部を前記取付ブラケットの本体部と足部との間に挟持してなることを特徴とする。
【0014】
請求項の熱交換器用タンクは、請求項記載の熱交換器用タンクにおいて、前記板材は、前記タンク本体の外周面となる側にろう材層の形成されるアルミニウムのクラッド材からなることを特徴とする。
【0017】
( 作用 )
請求項の熱交換器用タンクでは、タンク本体における一方の端部の反対側面に、インレットパイプまたはアウトレットパイプの取付穴が形成される。また、横断面矩形形状のタンク本体が板材を折曲して形成される。
請求項の熱交換器用タンクでは、板材の端部が、取付ブラケットの本体部がろう付けされるタンク本体の取付面に隣接する隣接面の外側に沿って延在され、この延在部が取付ブラケットの本体部と足部との間に挟持され、これにより取付ブラケットがタンク本体に仮止めされる。
【0018】
請求項の熱交換器用タンクでは、タンク本体を形成する板材が、タンク本体の外周面となる側にろう材層の形成されるアルミニウムのクラッド材により形成される。そして、板材のろう材層により、取付ブラケットの本体部および足部がタンク本体にろう付けされる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の熱交換器用タンクの第1の実施形態を示しており、この実施形態では、本発明がラジエータのタンクに適用される。
この実施形態では、タンク本体11が、横断面矩形形状の筒状に形成されている。
【0020】
そして、タンク本体11が、図3に示すように、板材12をロール成形により順次折曲することにより形成されている。
この実施形態では、板材12には、アルミニウムのクラッド材が用いられ、タンク本体11の外側となる面にろう材層Rが形成され、タンク本体11の内側となる面に、面腐食を起こすための犠牲腐食材層Gが形成されている。
【0021】
そして、板材12の一方の端部11aは、タンク本体11の他方の端部11bに沿って延在され、この延在部が、他方の端部11bにろう付けされている。
タンク本体11の一面には、図2に示すように、長手方向に間隔を置いてチューブ穴11cが形成されている。
このタンク本体11は、後述するラジエータの上側のタンク10に対応するもので、チューブ穴11cが形成される面と反対側の面には、フィラーネック19の取り付け用の取付穴19aが形成され、フィラーネック19がろう付けされている。
【0022】
また、一方の端部11aと反対側の面には、インレットパイプ17用の取付穴17aが形成され、インレットパイプ17がろう付けされている。
さらに、タンク本体11の両端には、アルミニウムからなる端板13が嵌挿され、ろう付けされている。
上述した熱交換器用タンクは、例えば、図4に示すように、ラジエータのコア部16の両側に組み付けられる。
【0023】
すなわち、コア部16は、外面にろう材層の形成されるチューブ14とコルゲートフィン15とを積層し、両端にレインフォース18を設けてなる。
コア部16の上側には、板材12を折曲し、チューブ穴11c,フィラーネック19用の取付穴19a,インレットパイプ17用の取付穴17aを形成し、一方の端部11aを他方の端部11bに重ねて仮止めされた状態の上側のタンク本体11が、フィラーネック19,外面にろう材層がクラッドされるインレットパイプ17および端板13を仮止めした状態で配置され、タンク本体11のチューブ穴11cにチューブ14が嵌挿されている。
【0024】
一方、コア部16の下側には、板材12を折曲し、チューブ穴11c,アウトレットパイプ17A用の取付穴17aを形成し、一方の端部11aを他方の端部11bに重ねて仮止めされた状態の下側のタンク本体11が、外面にろう材層がクラッドされるアウトレットパイプ17Aおよび端板13を仮止めした状態で配置され、タンク本体11のチューブ穴11cにチューブ14が嵌挿されている。
【0025】
そして、このようにして仮組されたラジエータに、非腐食性フラックスを塗布し、ろう付け炉内に収容し、熱処理することにより各部材が一体ろう付けされる。
すなわち、この時のタンク本体11のろう材層Rの溶融とチューブ14のろう材により、チューブ穴11cにチューブ14がろう付けされ、また、タンク本体11の端部11a,11bが相互にろう付けされ、さらに、他の部品もろう付けされる。
【0026】
以上のように構成された熱交換器用タンクでは、筒状のタンク本体11を、ろう材層Rの形成されるアルミニウムのクラッド材からなる板材12を折曲して形成し、板材12の一方の端部11aをタンク本体11の他方の端部11bに沿って延在させ、この延在部を他方の端部11bにろう付けしたので、タンク本体11にろう材層Rを容易,確実に形成することができる。
【0027】
従って、タンク本体を、アルミニウムの押し出し成形により形成する場合のように、ろう材層を形成したアルミニウムのクラッド材からなる板材等を別途使用してろう材を確保する必要がなくなり、タンク本体11のチューブ穴11cにチューブ14の端部を容易,確実にろう付けすることができる。
【0028】
また、上述した熱交換器用タンクでは、タンク本体11における一方の端部11aの反対側面に、インレットパイプ17またはアウトレットパイプ17Aの取付穴17aを形成したので、タンク本体11の高さを、インレットパイプ17またはアウトレットパイプ17Aの直径に近い寸法にすることができる。
図5は、本発明の熱交換器用タンクの第2の実施形態を示しており、この実施形態では、横断面矩形形状のタンク本体20の角部20aにおいて、板材12Aの直角に折曲される一方の端部20bと他方の端部20cとが重ねられており、この角部20aにおいて板材12Aの端部20b,20cが相互にろう付けされている。
【0029】
この熱交換器用タンクにおいても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、タンク本体20の角部20aにおいて、板材12Aの一方の端部20bと他方の端部20cとを重ね、相互にろう付けするようにしたので、応力の集中する角部20aの強度を増大することができ、角部20aに亀裂等が発生するおそれを低減することができる。
【0030】
図6および図7は、本発明の熱交換器用タンクの第3の実施形態を示しており、図において符号21は、ラジエータのタンク本体を示している。
このタンク本体21は、板材23をロール成形により横断面矩形形状に折曲して形成されている。
そして、タンク本体21の取付面21aには、取付ブラケット25の本体部25aがろう付けされている。
【0031】
また、タンク本体21の取付面21aに隣接する隣接面21bには、取付ブラケット25に一体形成される足部25bがろう付けされている。
取付ブラケット25には、ピン部材27の凸部27aが嵌挿される貫通穴25cが形成されている。
【0032】
ピン部材27は、取付ブラケット25にろう付けされており、上方に向けて突出する突出部27bが形成されている。
そして、この実施形態では、タンク本体21を形成する板材23の端部が、タンク本体21の隣接面21bの外側に沿って延在され、延在部21cが形成されている。
【0033】
この延在部21cは、取付ブラケット25の本体部25aと足部25bとの間に挟持されている。
取付ブラケット25の本体部25aは、タンク本体21の隣接面21bに対向する面21dに沿って延在され、折曲部25dが形成されている。
取付ブラケット25の足部25bは、図7に示すように、取付ブラケット25の突出部27bの両側を垂直に折曲した垂直部25eの先端に一体形成されており、タンク本体21の延在部21cの端面に沿って折曲されている。
【0034】
この実施形態では、タンク本体21を形成する板材23は、タンク本体21の外周面となる側にろう材層の形成されるアルミニウムのクラッド材により形成されている。
また、取付ブラケット25を形成する板材は、外側面にろう材層の形成されるアルミニウムのクラッド材により形成されている。
【0035】
なお、図6において、タンク本体21の取付面21aに対向する面21eには、コア部29を構成するチューブ31の端部が嵌挿されている。
図8は、上述した熱交換器用タンクの車体側への取付構造の要部を示すもので、取付ブラケット25の突出部27bが、マウントゴム33を介して、車体側取付ブラケット35の一側に形成される貫通穴35aに挿入支持されている。
【0036】
そして、車体側取付ブラケット35の他側が、ボルト37により車体側のアッパーレール39に固定されている。
上述した熱交換器用タンクでは、タンク本体21の取付面21a側から取付ブラケット25が押圧され、これにより、タンク本体21の延在部21cを挟持して、取付ブラケット25の本体部25aと足部25bとが位置され、取付ブラケット25がタンク本体21に仮止めされる。
【0037】
そして、この状態で、熱処理炉内に収容され、ラジエータの各部が一体ろう付けされ、タンク本体21の取付面21aに取付ブラケット25の本体部25aがろう付けされ、隣接面21bに足部25bがろう付けされる。
以上のように構成された熱交換器用タンクでは、横断面矩形形状のタンク本体21を形成する板材23の端部を、タンク本体21の取付面21aに隣接する隣接面21bの外側に沿って延在し、この延在部21cを取付ブラケット25の本体部25aと足部25bとの間に挟持して、取付ブラケット25をタンク本体21に仮止めするようにしたので、タンク本体21に取付ブラケット25を容易,確実に仮止めすることができる。
【0038】
また、上述した熱交換器用タンクでは、タンク本体21を形成する板材23のろう材層により、取付ブラケット25の本体部25aおよび足部25bをタンク本体21にろう付けするようにしたので、タンク本体21に取付ブラケット25を容易,確実にろう付けすることができる。
なお、上述した実施形態では、ラジエータのタンクに本発明を適用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、インタークーラ,コンデンサ,ヒーターコア等の熱交換器用タンクにも適用することができる。
【0039】
また、上述した実施形態では、タンク本体をロール成形により形成した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、プレス成形により形成しても良い。
さらに、上述した第3の実施形態では、取付ブラケット25を形成する板材に、外側面にろう材層の形成されるアルミニウムのクラッド材を用いた例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、単なるアルミニウムの板材を用いても良い。
【0041】
以上述べたように、請求項の熱交換器用タンクでは、タンク本体における一方の端部の反対側面に、インレットパイプまたはアウトレットパイプの取付穴を形成したので、タンク本体の高さを、インレットパイプまたはアウトレットパイプの直径に近い寸法にすることができる。
【0042】
請求項の熱交換器用タンクでは、横断面矩形形状のタンク本体を形成する板材の端部を、タンク本体の取付面に隣接する隣接面の外側に沿って延在し、この延在部を取付ブラケットの本体部と足部との間に挟持して、取付ブラケットをタンク本体に仮止めするようにしたので、タンク本体に取付ブラケットを容易,確実に仮止めすることができる。
請求項の熱交換器用タンクでは、タンク本体を形成する板材のろう材層により、取付ブラケットの本体部および足部をタンク本体にろう付けするようにしたので、タンク本体に取付ブラケットを容易,確実にろう付けすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器用タンクの第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の熱交換器用タンクを示す分解斜視図である。
【図3】図1の熱交換器用タンクのタンク本体の成形方法を示す説明図である。
【図4】図1の熱交換器用タンクをコア部に仮組した状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の熱交換器用タンクの第2の実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明の熱交換器用タンクの第3の実施形態を示す断面図である。
【図7】図6の熱交換器用タンクを示す斜視図である。
【図8】図6の熱交換器用タンクの車体側への取付構造を示す断面図である。
【図9】従来の熱交換器を示す斜視図である。
【図10】従来の熱交換器用タンクを示す斜視図である。
【図11】従来の熱交換器用タンクの車体側への取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11,20,21 タンク本体
11a,11b,20b,20c 端部
12,12A,23 板材
17 インレットパイプ
17a 取付穴
17A アウトレットパイプ
20a 角部
21a 取付面
21b 隣接面
21c 延在部
25 取付ブラケット
25a 本体部
25b 足部
R ろう材層

Claims (3)

  1. 横断面矩形形状のタンク本体(11,20,21)を一枚の板材(12,12A,23)を折曲して形成するとともに、前記板材(12,12A,23)の一方の端部(11a,20b)と他方の端部(11b,20c)とを前記一方の端部(11a,20b)が外側に位置するように重ねて相互に接合し、前記一方の端部(11a,20b)が位置する面と反対側面に、インレットパイプ(17)またはアウトレットパイプ(17A)を配置し、且つ前記一方の端部(11a,20b)が位置する面と反対側面との間の側面の前記一方の端部(11a,20b)から離れた方の側面にチューブ穴(11c)を形成してなることを特徴とする熱交換器用タンク。
  2. 請求項1記載の熱交換器用タンクにおいて、
    前記タンク本体(21)の前記チューブ穴(11c)が形成される側面と反対側の側面に、取付ブラケット(25)の本体部(25a)をろう付けするとともに、前記一方の端部(11a,20b)を前記タンク本体(21)の外側に沿って延在させ、この延在部(21c)を前記取付ブラケット(25)の本体部(25a)と足部(25b)との間に挟持してなることを特徴とする熱交換器用タンク。
  3. 請求項2記載の熱交換器用タンクにおいて、
    前記板材(23)は、前記タンク本体(21)の外周面となる側にろう材層の形成されるアルミニウムのクラッド材からなることを特徴とする熱交換器用タンク。
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