JP4098407B2 - 熱交換器用タンクへのパイプ取付構造 - Google Patents

熱交換器用タンクへのパイプ取付構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱交換器のタンク本体にパイプ部材を連結するための熱交換器用タンクへのパイプ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、熱交換器のタンク本体にパイプ部材を連結するための熱交換器用タンクへのパイプ取付構造として、例えば、実開昭60−2195号公報に開示されるものが知られている。
図8は、この公報に開示される熱交換器用タンクへのパイプ取付構造を示すもので、この取付構造では、ラジエータのタンク本体1の側面に、バーリング加工によりパイプ穴1aが形成されている。
【0003】
そして、パイプ穴1aに、パイプ部材2が嵌挿され、パイプ部材2の先端が、補強プレート3を介してタンク本体1の内面に固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造では、タンク本体1の側面に、パイプ穴1aを形成し、このパイプ穴1aにパイプ部材2を嵌挿しているため、タンク本体1の高さ寸法Hとして、パイプ部材の外径Dより充分に大きい寸法が必要になり、タンク本体1を小型化することが困難になるという問題があった。
【0005】
本発明は、かかる従来の問題を解決したもので、タンク本体の高さを従来より大幅に低減することができる熱交換器用タンクへのパイプ取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造は、断面矩形状の熱交換器のタンク本体にパイプ部材を連結するための熱交換器用タンクへのパイプ取付構造において、前記パイプ部材の側面に、前記タンク本体の両側側面を、前記タンク本体におけるコア部側と反対側から挟持する切欠部を形成するとともに、前記パイプ部材の前記切欠部に沿って前記タンク本体の外面に当接する突出部を形成し、前記突出部を前記タンク本体に接合してなることを特徴とする。
【0008】
(作用)
請求項1の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造では、タンク本体の両側側面を挟持してパイプ部材の切欠部が装着され、パイプ部材の切欠部に形成される突出部がタンク本体に接合される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
図1は、本発明の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造の第1の実施形態を示しており、図において符号11は、ラジエータのタンク本体を示している。
このタンク本体11は、断面矩形状をしており、アルミニウムの押し出し成形により形成されている。
【0010】
タンク本体11の下面11aには、チューブ穴11bが形成され、このチューブ穴11bにチューブ13の端部が嵌挿されている。
なお、このチューブ13側に、チューブ13と図示しないコルゲートフィンを積層してラジエータのコア部14が形成される。
タンク本体11の上面11cには、図2および図3に示すように、切欠部15が形成されている。
【0011】
この切欠部15は、タンク本体11の長手方向に対して垂直方向に沿って形成されている。
そして、切欠部15は、タンク本体11の上面11cを矩形状に切り欠いて形成される一対の縁部15aと、タンク本体11の両側面11dを半円状に切り欠いて形成される凹部15bとを有している。
【0012】
また、凹部15bには、円弧状の突起部15cが形成されている。
そして、この切欠部15に、円筒状のパイプ部材17の外周の一側が嵌合されている。
このパイプ部材17は、冷却水をタンク本体11内に流入、あるいはタンク本体11から流出するために配置され、先端には、ホースを接続するためのホース止め部18が形成されている。
【0013】
このパイプ部材17は、アルミニウムのクラッド材からなり、外周面にろう材層が形成され、内周面に犠牲腐食層が形成されている。
パイプ部材17の側面には、図4に示すように、タンク本体11の切欠部15に開口する穴部17aが形成されている。
また、パイプ部材17の穴部17aの両側には、スリット状の切欠溝17bが形成されている。
【0014】
この切欠溝17bには、タンク本体11の凹部15bに形成される突起部15cが嵌挿されている。
パイプ部材17の後端は、図1に示すように、アルミニウムからなるパッチエンド21により密閉されている。
そして、図3に示すように、タンク本体11に形成される半円状の凹部15bの半径R1は、パイプ部材17の外径の1/2の値とされている。
【0015】
また、凹部15bに形成される突起部15cの半径は、凹部15bの半径R1より小さい半径R2とされている。
さらに、切欠部15の一対の縁部15aは、タンク本体11の両側面11dに形成される凹部15bの半径R1と同一の半径の円弧状とされている。
そして、切欠部15の一対の縁部15aは、タンク本体11の両側面11dに形成される凹部15bの両側に段差を生じることなく接続されている。
【0016】
上述した熱交換器用タンクへのパイプ取付構造では、パイプ部材17にパッチエンド21を装着した状態で、パイプ部材17の切欠溝17bにタンク本体11の切欠部15の突起部15cを嵌挿することにより、パイプ部材17がタンク本体11の切欠部15に仮止めされる。
そして、この状態で、非腐食性フラックスを塗布し、熱処理を行うことにより、パイプ部材17の外周が、タンク本体11の縁部15aおよび凹部15bにろう付けされ、突起部15cが切欠溝17bにろう付けされる。
【0017】
また、同時に、パイプ部材17にパッチエンド21がろう付けされる。
以上のように構成された熱交換器用タンクへのパイプ取付構造では、タンク本体11におけるラジエータのコア部14と反対側となる上面11cに沿って、タンク本体11の長手方向に垂直方向に切欠部15を形成し、この切欠部15にパイプ部材17の外周を接合したので、タンク本体11にパイプ部材17を挿入する必要がなくなり、タンク本体11の高さHを従来より大幅に低減することができる。
【0018】
すなわち、上述した取付構造では、必要によりタンク本体11の高さHを、パイプ部材の外径Dより小さくすることが可能になり、レイアウト上の制限を低減することができ、また、タンク本体11の重量を低減することができる。
また、上述した取付構造では、パイプ部材17の切欠溝17bにタンク本体11の突起部15cを嵌挿することにより、パイプ部材17をタンク本体11に仮止めするようにしたので、パイプ部材17をタンク本体11に容易に仮止めすることができる。
【0019】
図5は、本発明の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造の第2の実施形態を示している。
なお、この実施形態において、第1の実施形態と同一の部材には同一の符号を付し詳細な説明を省略する。
この実施形態では、パイプ部材23の側面に、図6に示すような矩形状の切欠部25が形成されている。
【0020】
この切欠部25は、図5に示すように、タンク本体27の両側面27aを挟持するように形成されている。
そして、切欠部25の外周に沿って垂直突出部25aおよび水平突出部25bが一体形成されている。
垂直突出部25aの内側は、図5に示すように、タンク本体27の両側面27aに当接されている。
【0021】
また、水平突出部25bの内側は、図7に示すように、タンク本体27の上面27cに当接されている。
また、タンク本体27の上面27cには、パイプ部材23の切欠部25に開口する穴部27dが形成されている。
上述した熱交換器用タンクへのパイプ取付構造では、パイプ部材23にパッチエンド21を装着した状態で、タンク本体27の両側面27aを挟持してパイプ部材23の切欠部25を装着することにより、パイプ部材23がタンク本体27に仮止めされる。
【0022】
そして、この状態で、非腐食性フラックスを塗布し、熱処理を行うことにより、パイプ部材23の切欠部25の外周に形成される垂直突出部25aおよび水平突出部25bが、タンク本体27の両側面27aおよび上面27cにろう付けされる。
また、同時に、パイプ部材23にパッチエンド21がろう付けされる。
【0023】
以上のように構成された熱交換器用タンクへのパイプ取付構造では、タンク本体27の両側側面27aを挟持してパイプ部材23の切欠部25を装着し、パイプ部材23の垂直突出部25aおよび水平突出部25bをタンク本体27に接合したので、タンク本体27にパイプ部材23を挿入する必要がなくなり、タンク本体27の高さを従来より大幅に低減することができる。
【0024】
さらに、タンク本体27の両側面27aを挟持してパイプ部材23の切欠部25を装着するようにしたので、パイプ部材23をタンク本体27に容易に仮止めすることが可能になる。
なお、上述した第2の実施形態では、パイプ部材23の切欠部25の外周に垂直突出部25aおよび水平突出部25bを形成した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、切欠部の縁部をタンク本体に直接ろう付けしても良い。
【0025】
また、上述した実施形態では、ラジエータに本発明を適用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、コンデンサ等の熱交換器に広く適用することができる。
さらに、上述した実施形態では、上下方向に間隔をおいてタンク本体が配置されるラジエータに本発明を適用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、左右方向に間隔をおいてタンク本体が配置されるラジエータにも適用することができる。
【0026】
また、上述した実施形態では、ラジエータの上側に配置されるタンク本体に本発明を適用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、ラジエータの下側に配置されるタンク本体にも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造では、タンク本体の両側側面を挟持してパイプ部材の切欠部を装着し、パイプ部材の切欠部に沿って形成される突出部をタンク本体に接合したので、タンク本体にパイプ部材を挿入する必要がなくなり、タンク本体の高さを従来より大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】図1のタンク本体を示す上面図である。
【図3】図1のタンク本体を示す側面図である。
【図4】図1のパイプ部材を示す斜視図である。
【図5】本発明の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造の第2の実施形態を示す断面図である。
【図6】図5のパイプ部材を示す斜視図である。
【図7】図5のパイプ部材をタンク本体に当接した状態を示す上面図である。
【図8】従来の熱交換器用タンクへのパイプ取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
11 タンク本体
11c 上面
14 コア部
15 切欠部
17 パイプ部材
17a 穴部
23 パイプ部材
25 切欠部
27 タンク本体
27a 側面

Claims (1)

  1. 断面矩形状の熱交換器のタンク本体(27)にパイプ部材(23)を連結するための熱交換器用タンクへのパイプ取付構造において、
    前記パイプ部材(23)の側面に、前記タンク本体(27)の両側側面(27a)を、前記タンク本体(27)におけるコア部(14)側と反対側から挟持する切欠部(25)を形成するとともに、前記パイプ部材(23)の前記切欠部(25)に沿って前記タンク本体(27)の外面に当接する突出部(25a,25b)を形成し、前記突出部(25a,25b)を前記タンク本体(27)に接合してなることを特徴とする熱交換器用タンクへのパイプ取付構造。
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