JPH04117939A

JPH04117939A - 内視鏡

Info

Publication number: JPH04117939A
Application number: JP2331921A
Authority: JP
Inventors: Takayasu Miyagi; 隆康宮城
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1990-05-17
Filing date: 1990-11-28
Publication date: 1992-04-17
Anticipated expiration: 2014-12-06
Also published as: US5179935A; JP2987452B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は手元側での操作により、直線化できる可撓部を
設けた内視鏡に関する。

［従来技術］近年、細長の挿入部を挿入することにより、体腔内を観
察したり、必要に応じて処置具を挿入して治療処置のて
きる内視鏡が広く用いられるようになった。

内視鏡は湾曲駒を軸体で連結して湾曲部を構成し、湾曲
部の先端にその先端を固定したアングルワイヤを手元側
で引くことにより、湾曲をかけられる様にしている。ま
た湾曲部後端の最終駒には任意の方向に屈曲自在の挿入
部可撓管が接続されており、屈曲した体腔内にも挿入で
きるようになっている。しかし、例えば、大腸Ｓ字状結
腸部の様な反転湾曲している様な臓器では、上記のよう
な構造では臓器を直線化して、挿入するのは困難であり
、その挿入が不可能になってしまうケースもある。

このため実公千１２２６４１公報では、第１の湾曲部の
後に湾曲駒と軸体とからなる第２湾曲部の先端駒にその
後端が操作部内で固定されたコイルパイプ先端を固定し
、第２湾曲部にある程度の腰を与えてその結果、第２湾
曲部の部分が体腔壁に良く沿うようになり内視鏡の挿入
を助長するようにしている。

［発明が解決しようとする問題点１上記実公平１．−２２６４１公報に開示された従来例は
、湾曲のきついＳ字状の体腔内経路を越えて挿入する場
合、第１９図に示すように屈曲部ａでは、第１湾曲部２
０１の後方の第２湾曲部２０２が体腔壁に良く沿い、挿
入に支障をきなさない。

しかし、屈曲部すでは、可撓管２０３がうまく体腔壁に
沿わず、無理に内視鏡を押しても、矢印の方向Ｃに体腔
壁を押すだけで、挿入できないばかりでなく、患者に苦
痛を与えることになるという欠点があった。

本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、Ｓ字
状結腸のように屈曲した経路内にもスムーズに挿入でき
る内視鏡を提供することを目的とする。

［問題点を解決する手段及び作用］本発明では挿入部の先端構成部の後方に形成した湾曲部
と、該湾曲部の手元側に形成され、手元側での操作によ
り、直線化可能な可撓部とを設けることにより、８字結
腸等のように挿入が難しい部位に挿入する場合には、可
撓部を直線化して、挿入し易い状態にしてスムーズに挿
入できるようにしている。

［実施例］以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図ないし第４図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の構造を示す縦断面図、第２図は第１図
のＡ−Ａ線断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ線断面図、
第４図は第１実施例の動作説明図である。

第１図に示すように第１実施例の内視鏡１は、細長の挿
入部２と、この挿入部２の後端に形成された大幅の操作
部３と、この操作部３の側方がら外部に延出されたユニ
バーサルコード４とから構成され、このユニバーザルコ
ード４の端部にはスコープコネクタ５が取イ」けである
。

上記挿入部２は、硬性の先端構成部６と、この先端構成
部６に隣接して湾曲自在となる湾曲部７と、この湾曲部
７後端付近に形成された直線化可能な可撓部つと、この
可撓部の後端がら操作部３の前端まで延びる可撓性の可
撓管部８とがら構成される。

上記先端構成部６は、先端構成部材１１に図示しない対
物光学系等及びＣＯＤ等が取付けられている。この先端
構成部材１１の後端には湾曲部１２が固着され、この湾
曲部１２にリベット１３により次段の湾曲部１４が左右
方向に回動自在に連結されている。この湾曲部１４には
、次段の湾曲部１５が回動自在に連結されているという
具合で、２方向又は４方向に回動自在となる多数の湾曲
部１６□　１７．・・が挿入部２の長手方向に連結され
て湾曲部７を形成している。

最先端の湾曲部１２には、４本の湾曲用ワイヤ１８　ｕ
　、　１．８　ｄ　、　１８　ｒ　、　１８　Ｎの先端
が４方向にろう付すされており（第１図では」１下方向
のワイヤー、８ｕ、］、８ｄのみを示す。）後端は操作
部３内でラック１つに固定され、このラック１つは図示
しないアングルノブに連結されたピニオン２１と噛合し
ている。従って、アングルノブを回動することにより、
一対のワイヤー８ｕ、１８ｄを進退して上又は下方に湾
曲できる。他の一対のワイヤー、８ｒ、１８ρについて
も同様の構成であり、従って、操作部３側からの操作に
より、湾曲部７を上下方向及び左右方向の４方向に自由
に湾曲することがてきるようになっている。湾曲部７の
最終の湾曲部は中口金２２に連結され、この中口金２２
にはリベット１３を介して湾曲部２３が回動自在に連結
され、この湾曲部２３には次段の湾曲部２４が回動自在
に連結されるという具合で、湾曲部７の場合と同様に２
方向又は４方向に回動自在となる湾曲部２５，２６．　
　・・２７が回動自在に連結して、可撓部９が形成され
ている。この可撓部９の最終の湾曲部２７は可撓管２８
の前端の接続口金２９と連結されている。

上記湾曲部７及び可撓部つともに、湾曲部１２゜１４、
・・・、２７の外周はブレード３１で被覆され、該ブレ
ード３１はさらにゴムデユープ３２で被覆されている。

尚、ブレード３１はその前端及び後端がそれぞれ湾曲部
１２．２７に半田付けで固定され、且つ中口金２２とも
半田付けで固定されている。

上記中口金２２には、４本の直線化操作用のワイヤ（以
下、直線化ワイヤと略記）３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３
３ｄの先端が、路上下及び左右方向にろう付けされてお
り（第１図では上下方向の直線化ワイヤ３３ａ、３３ｂ
のみ示ず。）、その後端は操作部３内の直線化部材３４
は形成した孔３５を通して、鎖孔３５よりも径の大きい
ス１〜ツバ部材３６に接着されており、鎖孔３５から抜
けない構造にしである。また、通常は、第１図に示すよ
うに、操作部３内でストッパ部材３６と直線化部材３４
は十分な間隔が保たれており、可撓部９が４方向に湾曲
しても、ス１〜ツバ部材３６は直線化部材３４と当接し
ない。従って、通常は可撓部９は、直線化ワイヤ３３ａ
、３３ｂからの制限を受けないで屈曲できるようにしで
ある。

上記直線化部材３４は、図示しない直線化ノブに連結さ
れたビニオン３７と噛合するラック部３８が設けてあり
、このピニオン３７の回動により、直線化部材３４を後
方に移動可能にしである。この直線化部材３４を後方に
移動することにより、ストッパ部材３６を後方に押して
直線化ワイヤ３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３３ｄを引っば
り、可撓部９を直線化できるようにしである。

ところで、挿入部２内を挿通される湾曲操作用ワイヤ１
−８　ｕ　、　］、　８　ｄ　、　１．８　ｒ　、　　
１８　Ｂは、可撓管２８内及び可撓部９内ではそれぞれ
ガイドコイル３つ内を挿通して保護され、該ガイドコイ
ル３つはその先端が中口金２２に、後端は操作部３内で
固定されている。つまり、ガイドコイル３９は挿入部２
の基端から可撓部９内まで湾曲操作用ワイヤ１８　ｕ　
、　　］、　８　ｄ　、　　１．８　ｒ　、　　１．８
　（Ｊをガイドし、先端が中口金２２に固定されている
。

また、直線化ワイヤ３３ａ、３３ｂ、３３ｃ。

３３ｄは、可撓管２８内においてガイド材４０で保護さ
れており、このガイド材４０はその先端が接続口金２９
に固定され、後端が操作部３内で固定されている。つま
り、ガイド材４０は挿入部２の基端から可撓管２８の前
端より少し前方位置まで直線化ワイヤ３３ａ、３３ｂ、
３３ｃ　　３３ｄをガイドし、先端が接続口金２９に固
定されている。

これらガイドコイル３９及びガイド材４０は、両端の固
定部以外は、径方向にフリーであり、他の内蔵物に入り
込めるので大径化には至らない。

上記挿入部２内には、実際には第２図に示すようにワイ
ヤー　８　ｕ　、　１．８　ｄ　、　１８　ｒ　、　１
８　ｆＪの他に２木のライトガイド４．１　、４　］、
　、鉗子チャンネルチューブ４２、像伝送ゲーブル４３
．４３、送気デユープ４４、送水チューブ４５が挿通さ
れている。又、１３−Ｂ線断面で示す第３図の部分では
、さらにワイヤ３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３３ｄが挿通
されている。

尚、ワイヤー８ｕ等及びワイヤ３３ａ等はワイヤ受け４
６によって挿通される位置がガイドされている。

尚、可撓部９の長さは、例えば３５■〜４５■に設定さ
れている。

尚、湾曲部７及び可撓部９を覆うゴムチューブ３２の硬
度は、湾曲部７よりも可撓部９の方が硬く、例えばその
硬度は湾曲部７では４５°、可撓部９では７０°であり
、また肉厚も湾曲部７と可撓部９とで異なり、例えば湾
曲部７では０．５ｍｍ、可撓部９では０．７胴に設定し
である。

このように構成された第１．実施例の作用を第４図の使
用例を参照して以下に説明する。

例えば第４図に示すように、大腸のような体腔５１の深
部側に内視鏡１の挿入部２を挿入する場合、第４図（ａ
）のように体腔５１のＳ字状屈曲部５２の屈曲に応じて
、挿入部２の先端側の湾曲部７を湾曲して深部側に挿入
すると、この第４図（ａ）に示すように先端側は、この
Ｓ字状屈曲部５２の深部に挿入てき湾曲部７の後方の可
撓部９がＳ字状屈曲部５２の急峻な屈曲部分に当接する
と、このままま挿入部２を前方に押す操作を行っても、
当接した内壁を押すのみで挿入が困難になる。しかし、
この第１実施例では、操作部３の直線化ノブを操作して
ワイヤ３３ａ、３３ｂ、３３ｃ、３３ｄを引っばり、可
撓部９を直線状にすることにより、Ｓ字状屈曲部５２も
直線状にされて第４図（ｂ）に示すようになる。この状
態にして、挿入部２を前方に繰り出す操作を行うことに
より、スム−ズに深部側に挿入てきることになる。

この第１実施例によれば、湾曲部７の後方部分に、手元
側の操作により直線化できる可撓部９を設けであるので
、Ｓ字状に屈曲した体腔内でも直線化の操作を行うこと
により、容易に挿入することができる。

上記第１実施例では、アングルノブ、直線化ノブを手で
回転することにより、各ピニオン２１゜３７を回転させ
て湾曲あるいは直線化するようにしであるが、操作部３
内にモータを内蔵し、このモータへの電力の供給をＯＮ
、ＯＦＦするスイッチを設けて、このモータのトルクで
各ピニオンを回転させるようにしても良い。

第５図は本発明の第２実施例における挿入部２の先端側
を示す。

この第２実施例は、上記第１実施例において、湾曲部７
と直線化可能な可撓部９との間に、可撓管部８′を形成
したものである。この可撓管部８′は、例えば１０ｃ程
度である。その他は、第１実施例と同様の構成であり、
その作用効果も第１実施例と同様のものとなる。

第６図は本発明の第３実施例における挿入部２の先端側
の構成を示す。

この第３実施例は、第１実施例において、直線化可能な
可撓部９と可撓管部８との間に第２の湾曲部７′を設け
たものである。この第２の湾曲部７′の長さは例えば８
０■である。その他の構成は第１実施例と同様であり、
又、作用効果も第１実施例とほぼ同様のものとなる。

第７図は本発明の第４実施例の内視鏡５１の構成を示す
。

第１実施例の内視鏡１では直線化可能な可撓部９が、湾
曲部２３，２４，２５．・・・、２７とブレド３１とゴ
ムデユープ３２とを用いて構成されているが、この第４
実施例の内視鏡５１では、直線化可能な可撓部９が、可
撓管部８と同様の構成である。つまり、この直線化可能
な可撓部９が、湾曲管構造から蛇管構造にしたものであ
り、可撓部９は可撓管２８′で被覆されている。この可
撓管２８′の先端は中口金２２で固定され、後端は接続
口金２９で固定されている。

上記可撓管２８′の内側には第１実施例と同様にガイド
コイル３９で保護された湾曲用ワイヤ１８ｕ、・・が挿
通されると共に、ガイド材４０で被覆されていない直線
化ワイヤ３３ａ、・・・が挿通されている。この実施例
では、可撓管２８′内の直線化ワイヤ３３ａ、・・・は
ワイヤ受け４６でガイドしていない。その他の構成は第
１実施例と同様である。この実施例は第１実施例と同様
の効果を有すると共に、第１実施例よりも簡単な構成で
同様の効果を得ることができる。

第８図は本発明の第５実施例における挿入部２の先端側
の構成を示す。

この第５実施例は、第４実施例において、湾曲部７と直
線化可能な可撓部９との間に第２の可撓管部８′を設け
たものである。その他の構成は第４実施例と同様であり
、又、作用効果も第４実施例とほぼ同様のものとなる。

第９図は本発明の第６実施例における挿入部２の先端側
の構成を示す。

］３この第６実施例は、第４実施例において、直線化可能な
可撓部９と可撓管部８との間に第２の湾曲部７′を設け
たものである。その他の構成は第４実施例と同様であり
、又、作用効果も第４実施例とほぼ同様のものとなる。

尚、第１図等では、電子式内視鏡について説明したが、
ファイバスコープにも適用できることは明らかである。

ところで、第１０図（ａ）　、　（ｂ）に示す電子内視
鏡６０は、操作部６１を形成する操作部本体６２の側面
にアングルノブ６３が設けられ、その周囲にスイッチ部
６４、送気送水ボタン６５が、頂部側にはキー）・ツブ
６６ａ、６６ｂ、６６ｃを有するスイッチ部６６が設け
である。又、アングルノブ６３の反対側の側面がらユニ
バーサルコード６７が延出されている。

操作部本体６２の下方にはグリップ部６８が形成され、
さらにその下方に挿入部６９が形成されている。

」１記操作部本体６２とスイッチ部６６との間には銘版
７１が固定部材７２で抜は止めされて取イ」けられてい
る。

この銘版７１は、第１１図に示すように銘版７１の半径
方向内側に突出する突出片７１ａに対し、その内側の異
形Ｏリング７３の銘版付勢部７３ａ（拡大図参照）によ
り、銘版７１を上方且つ外側に付勢して、銘版７１の突
出片７１ａをスイッチカバー受け７４に押し付け、銘版
７１を確実に固定している。又、この異形Ｏリング７３
は操作部本体６２とスイッチカバー受け７４との間の球
形部７３１）（拡大図参照）にて水密機能も保持してい
る。

つまり、異形Ｏリング７３は、水密機能と銘版７１の付
勢機能との両機能を有しているので、部品点数を削減で
き、且つ組付は性の向上も実現している。

尚、スイッチカバー受け７４の」二部側には、スイッチ
カバー７５がＯリングを介して水密的に取付けられてい
る。このスイッチカバー７５の例えば３箇所にキートッ
プ６６ａ、６６ｂ、６６ｃが取付（Ｊられ、その内側に
それぞれスイッチ７６ａ７６ｂ、７６ｃが取付けである
。

尚、第１１図の拡大図では、取付は前の異形Ｏリング７
３の形状を点線で示している。

又、例えば第１２図（ａ）に示すようにキートップ８１
を設けたスイッチカバー８２をスイッチカバー受け８３
に取付ける場合、同図（ｂ）に示すように、スイッチカ
バー８２の内周面に凸部８２ａを複数設け、一方スイッ
チ力バー受け８３の外周面に前記凸部８２ａに嵌合する
凹部８３ａを複数設け、これら凹凸部での接着剤による
接着固定の際の接着面積を広くして、強固にスイッチカ
バー８２を固定するようにしている。

尚、キートップ８１の内側にはキースイッチ８４が設け
である。又、第１１図の場合と同様に、スイッチカバー
８２とスイッチカバー受け８３との間には水蜜用Ｏリン
グが介装され、操作部本体８５と銘版８６との間には異
形Ｏリング８７が介装されている。

又、例えば第１０図におけるスイッチ部６４の構造は第
１３図のようになっている。

この図に示すように、基板９１にスイッチ９２が取付け
られている。スイッチ９２を構成するステム９３が上方
に突出され、このステム９３をカップ状のゴム部材９４
で覆うようにして、」二、横（ななめ）方向から押して
も、ステム９２の下端が下方に移動してスイッチＯＮで
きるようにしである。

操作部本体６２の開口に固定される取付は部材９５は、
回転対称であり、この取付は部材９５を介してゴム部材
９４を容易に取付けられるようにしている。また、ゴム
部材９４の全周にわたり、突起部９４．　ａを設（すで
あるので、取付は部材９５にて組付けることにより、こ
の突起部９４ａに圧接する操作部本体６２の開口壁面と
で水密を確保できるようにしである。

第１４図は、レーザガイド光色可変内視鏡］０１を示す
。

この内視鏡１．０１の先端部に設けた対物レンズ１、０
２により、被写体１０３の光学像がＣＣＤ　１０４に結
像され、光電変換されて、ＣＣＵ　１．０５に入力され
、信号処理されてモニタ１０６に内視鏡像を表示する。

光源１０７は、第１５図（ａ）　、　（ｂ）　、　（ｃ
）に示すように、Ｒ，Ｇ、Ｂ光を順次出射し、図示しな
いライトガイドを介して被写体１０３を照明する。

内視鏡１０１のチャンネル１０８内には、レーザ光源１
０９からのレーザ光を導光するファイバ１１１が挿通さ
れ、先端面からレーザ光を出射する。

この撮像システム１１２では、第１５図（ｄ）に示ずよ
うにＲ，Ｇ、Ｂ光の照明後にＣＣＤドライブ信号（読取
り信号）を出力して、ＣＣＤ１０４に蓄積された画像信
号を読出すが、例えばレーザ光源１０９からレーザガイ
ド光としてのレーザ光照射を第１５図（ｅ）　、　（ｆ
）　、　（（＋）に示ずようにＲ光、Ｇ光、Ｂ光に同期
して照射するようにすると、モニタ画面上での照射スボ
ッｌ−光１１３は赤色緑色、青色に表示されることにな
る。又、１５図（ｅ）　、　（ｆ）　、　（（＋）を組
合わせると、任意の色で表示できるようになる。

つまり、レーザガイド光の照射タイミングを変えること
により、モニタ画面上でのスボッ１〜光１１３を任意の
色で表示させることができる。

従って、モニタ１０６に表示されるスボッ）・光（ガイ
ド光〉１１３を種々の情報で変えるようにすることが有
用となる。

この種々の情報で変える例としては、例えば、１）レー
ザ出力を色の変化で表現する。

２）レーザ照射時間を色の変化で表現する。

３）レーザ照射エネルギーを色の変化で表現する。

４〉被写体までの距離を色の変化で表現する。

この他に利用しても良い。

第１６図は湾曲部を構成する第１の（先端）湾曲部１１
１−を示ず。従来は、湾曲部内のワイヤ受けと第１湾曲
駒におけるワイヤ固定部とは回転方向のずれがないよう
に設計されているのに対し、第１６図に示すものでは、
第１の湾曲部１］］の例えばＲ，Ｌ方向のワイヤ固定部
１１２を第１ピン１１３の関節軸（湾曲軸）１１４と干
渉しない１つ位置に例えば角度αだけずらして設けている。尚、点線
てワイヤ受け１１５を示しである。

このようにすることにより、従来例では例えばＲ，Ｌ方
向に対するワイヤを湾曲部の後端側からワイヤ受けの中
を通してくると、最後の第１湾曲部のワイヤ固定部へワ
イヤを挿入する際、第１ピンの関節軸の頭に引っかかっ
てワイヤの組付は作業性か良くなかったが、このように
することにより解消できる。

第１７図はワイヤのガイド部材を示す。

従来例では、湾曲部の一部を軸方向に凹部状に形成して
、その四部状部分にワイヤを挿通させるようにしていた
が、その場合には駒の製造に対し、精密なプレス加工が
必要で、コストが嵩むという欠点があったので、第１７
図のようにするとコストを低減化できる。

第１７図（ａ）に示すように、（湾曲）駒１２１に、例
えば４角形状の切欠き１２２を設け、同図（ｌ〕）に示
すようにリング状のガイド部材１２３を駒１２１の内周
側にろう付は等で固着している。

この場合、第１７図（Ｃ）に示すように、切欠き１２２
をガイド部材］２３が適当にはまる形状にしても良い。

このようにすると、任意法めが簡単で組立が容易になる
。又、第１７図（ｄ）に示すように駒１２１の肉厚がガ
イド部材１２３の肉厚より大きくして内腔の拡大を可能
にしなり、細径化を可能とするようにしても良い。又、
第１７図（ｅ）に示すように切欠き１２２を駒１２１の
軸方向全長にわたって設け、パイプ状のガイド部材１２
３を固着するようにしても良い。（尚、この場合には、
ワイヤがガイド部材１２３からはずれないならば第１７
図（ｆ）又は（ｇ）に示すように、ガイド部材１２３の
一部を切欠いた形状にしても良い。

第１８図はワイヤ受は部の長さを長くとれるようにした
湾曲部における湾曲部］３１を示す。

従来は、湾曲部とワイヤ受けのろう付けによる固着は、
隣接する湾曲部と接続するための耳部の絞り部分を避け
た内周面の弧上において行われていた。この場合には、
湾曲部上のワイヤ受けが固着される部分では「軸方向長
さ一耳部十プレス加玉代」−ワイヤ受け」の関係がある
。軸方向の長さが所定の長さに決まっている場合、耳部
の径を容易に小さくするわけにはいかず、ワイヤ受けを
短くせざるを得ない。よって、ワイヤ受けの摩耗が激し
くなるのに対し、第１８図に示すものは耳部部分をプレ
スするのでなく長手方向全てプレスして、長平方向にプ
レス加工代を設けることなく平面状のプレス部１３２を
形成してワイヤ受け１．３３を固着するようにしている
。このようにすると、プレス加工代を省略でき、隣接す
る関節の耳部の径に左右されないで、長いワイヤ受けに
することができる。尚、比較のため点線は従来例の場合
でのプレス加工部分１３２′及びワイヤ受け１３３′を
示す。

［発明の効果］以上述べたように本発明によれば、直線化可能な可撓部
を設けであるので、手元側での操作で直線化することに
より、屈曲した体腔内等への挿入を容易に行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第４図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の構造を示す縦断面図、第２図は第１図
のｌ−Ａ線断面図、第３図は第１図のＢ−Ｂ線断面図、
第４図は第１実施例の動作説明図、第５図は本発明の第
２実施例の主要部を示す側面図、第６図は本発明の第３
実施例の主要部を示す側面図、第７図は本発明の第４実
施例の構造を示す縦断面図、第８図は本発明の第５実施
例の主要部を示す側面図、第９図は本発明の第６実施例
の主要部を示す側面図、第１０図は電子内視鏡の操作部
周辺を示す側面図、第１１図はスイッチ部の構造を示す
断面図、第１２図（ａ）は第１０図の他のスイッチ部の
概略断面図、第１２図（１））は同図（ａ）のＣ−Ｃ線
断面図、第１３図は第１０図のスイッチ部の構造を示す
概略説明図、第１４図はレーザガイド光色可変の内視鏡
を示ず梧成図、第１．５図は第１４図の動作説明図、第
１６図は湾曲部の第１湾曲駒を示す断面図、第１７図は
ワイヤ受けの固定部の構造を示す説明図、第１８図はワ
イヤ受を設けた湾曲部を示ず断面図、第１９図は従来例
の欠点を説明する説明図である。１・・・内視鏡　　　　　　　２・・・挿入部３・・・
操作部　　　　　　　６　・先端構成部７・・・湾曲部
　　　　　　　８・・・可撓管部９・・・可撓部　　　
　　　　２２・・中口金３３ａ、３３ｂ・・・直線化ワ
イヤ

Claims

【特許請求の範囲】挿入部の先端側に形成した湾曲部と、該湾曲部の手元側
に形成した可撓管部とを有する内視鏡において、前記湾曲部よりも手元側に、手元側の操作によって、直
線化可能な可撓部を設けたことを特徴とする内視鏡。